JP2013025700A - ファイル格納先候補決定装置、ファイル格納先候補の決定方法、ファイル格納先決定支援システム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 格納対象であるファイルの合理的な格納先候補を、効率よく決定する。
【解決手段】 ファイル格納先候補決定装置であって、記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集手段と、前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種のデータファイルを記憶装置(情報格納装置)に格納する技術分野に関する。
近年、コンピュータネットワークの発達により、大量のオンライン文書情報が溢れてきており、ファイルサーバ、Webサーバ、文書管理システム等に格納されている文書情報について、効率良く検索および整理が行えることが望まれている。
文書データの整理方法としては、記憶装置の内部に階層構造(ツリー構造)をなす複数のフォルダを保存し、それらフォルダ内の適当なフォルダに、格納対象である文書データを格納するのが一般的である。但し、このような整理方法は、複数人の間で情報を共有するシステムに適用する場合、利便性に問題がある。以下、この問題について説明する。
文書等の各種のデータファイル(以下、「ファイル」と略称する場合がある)を、情報処理装置においてどのようなファイルパス(以下、「パス」と略称する場合がある)に関連付けらたフォルダに格納すべきかを判断する技術が多数提案されている。また、このような技術の中には、文書データファイルが有する類似性等の特徴を元にその文書データファイルを分類(クラスタリング)する技術もある。ここで、このような技術の一例を概説する。
特許3669016号公報(特許文献1)は、文書群に付与されたキーワードおよび文書中の出現単語を手がかりとして用いることにより、規定の分類体系に依存せずに当該文書群を分類し、分類結果を階層的に整理する文書情報の分類手法を開示する。
特開平6−348755号公報(特許文献2)は、各カテゴリの標本文書内の単語を検出し、その検索の結果、唯一のカテゴリのみに出現した単語を、そのカテゴリのキーワードとして、分類用辞書に登録する。より具体的に、特許文献2に記載された技術は、分類対象である文書中の単語を検出すると共に、検出した単語と、分類用辞書に登録済みのキーワードとの一致数を検出し、一致数が最も多かったカテゴリを、当該文書の分類先であると判断する。
特開平1−188934号公報(特許文献3)は、複数の標本文書からキーワードを抽出すると共に、抽出した各キーワードの出現頻度を調べ、更に、カイ二乗計算等の複雑な計算によって当該各キーワードの各カテゴリへの貢献度を示す得点を算出することにより、得点表(分類用辞書)を作成する。即ち、特許文献3に記載された技術は、分類対象である文書からキーワードを抽出し、次いで、抽出した各キーワードに対応する得点を得点表を参照することによって取得する。そしてこの技術は、当該分類対象である文書のカテゴリ毎の得点を計算し、最も得点の多かったカテゴリを、当該文書の分類先であると決定する。
ここで、本願出願に先だって存在する関連技術としては、例えば以下の特許文献がある。
即ち、特開2010−170472号公報(特許文献4)は、アクセス頻度が高い順に複数のフォルダを順位付けし、順位の高いフォルダから順にユーザに提示する技術を提案する。
また、特開2008−234078号公報(特許文献5)は、格納先を決定すべきデータファイルに含まれる文字列を検索キーとして検索した結果に基づいて、そのデータファイルを格納すべき格納先をユーザに提示する技術を提案する。
また、特開2006−268598号公報(特許文献6)は、複数のデータファイル間においてコピー&ペースト操作の発生頻度が高い場合にそれらのデータファイルは関連性が高いと判断して、ユーザに提示する技術を提案する。
特許3669016号公報 特開平6−348755号公報 特開平1−188934号公報 特開2010−170472号公報 特開2008−234078号公報 特開2006−268598号公報
このように、上述した特許文献等において提案されている文書分類技術は、分類のための判断材料(分類用辞書や出現単語規則等)を元に分類を実施する。しかしながら、これらの文書分類技術では、分類のための判断材料を算出する際に、標本となる文書の時系列情報(文書自体の更新頻度、カレントパス内での更新度合い等が考慮されていないため、分類された文書等の情報の鮮度が判断材料に反映されない。
即ち、これらの文書分類技術では、更新が頻繁に行われるファイルや、そのようなファイルが格納されているフォルダに関連付けされたパス(換言すれば、頻繁に更新されるファイルやフォルダを配下に有するパス)と、更新が行われていないパスとが同様に取り扱われる。
このため、例えば、最近は誰も利用していないパスに関連付けされているフォルダに、今後頻繁に更新すべきファイルが格納されてしまい、係る更新すべきファイルをユーザが見つけることができなくなることがある。
また、例えば、テンプレートとして参照する用途なので普段は更新されるべきでないファイルが、更新が頻繁に行われているパスの配下にあるフォルダに格納されていたことにより、ユーザが気が付かない間に直接編集されてしまうこともある。
従って、格納対象のファイルは、用途に応じて適切な格納場所に格納されるべきである。特に、このことは、複数人間で大量の文書等のデータファイルが共有されるシステム環境において切実な問題である。
そこで、本発明は、格納対象であるファイルの合理的な格納先候補を、効率よく決定するファイル格納先候補決定装置等を提供することを主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係るファイル格納先候補決定装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、係るファイル格納先候補決定装置は、
記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集手段と、
前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定手段とを備える
ことを特徴とする。
また、本発明の他の見地として、上記の同目的を達成すべく、本発明に係るファイル格納先決定支援システムは、上記構成を備えるファイル格納先候補決定装置と、
前記ファイル格納先候補決定装置によって決定された格納先候補を提示する提示手段とを備える
ことを特徴とする。
更に、本発明の他の見地として、上記の同目的を達成すべく、本発明に係るファイル格納先候補の決定方法は、
記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を、情報処理装置を用いて収集し、
前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて、情報処理装置を用いて決定する
ことを特徴とする。
尚、同目的は、上記の各構成を有するファイル格納先候補決定装置、並びに対応する方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、格納対象であるファイルの合理的な格納先候補を、効率よく決定することができる。
本発明の第1の実施形態に係るファイル格納先候補決定装置の構成を例示するブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るファイル格納先決定支援システムの構成を例示するブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるアクティブ度データ8の作成手順を説明する図である。 本発明の第2の実施形態におけるアクティブ度データ8の更新処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における格納対象ファイルの格納先決定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態においてファイル格納先候補表示部4が表示する格納対象ファイルの選択画面を例示する図である。 本発明の第2の実施形態においてアクティブ度データに用途別に重み付け値を設定する設定画面を例示する図である。 本発明の第2の実施形態においてクライアント端末に表示される格納先候補の一覧画面を例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係るファイル格納先決定支援システムの構成を例示するブロック図である。 本発明の第3の実施形態における重要単語データ13の作成手順を説明する図である。 本発明の第3の実施形態における形態素解析の結果に基づくスコアの算出手順を説明する図である。 本発明の各実施形態に係るファイル格納先決定支援システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るファイル格納先候補決定装置の構成を例示するブロック図である。図1に示すファイル格納先候補決定装置31は、候補決定部32と、情報収集部33とを有する。
即ち、情報収集部33は、記憶領域41に格納されているファイル42(データファイル)を対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する。係るファイルの活性に関する情報とは、例えば、そのファイルに対する内容の更新(変更)、参照、削除、及び追加等の各種イベントの発生の度合いを表す。尚、記憶領域41は、例えば、図1に示す如く外部装置(例えばデータベースサーバ等)であっても、自装置に設けられたハードディスク装置等の各種の記憶装置(記憶デバイス)であってもよい。
候補決定部32は、格納対象ファイル34の格納先候補35を、情報収集部33によって収集された活性に関する情報に基づいて決定する。ここで、格納対象ファイル34は、記憶領域41に格納すべき文書や帳票等のファイル42(データファイル)である。
ここで、記憶領域41に格納されている複数のファイル42が、例えば、複数のフォルダ(図1には不図示)に分散して格納されている場合、情報収集部33は、係る活性に関する情報をフォルダ単位で収集し、候補決定部32は、格納対象ファイル34の格納先候補を、当該フォルダ単位で決定してもよい。そしてこの場合、候補決定部32は、情報収集部33によって種類別に収集されたイベントの度合いに基づいて、格納先候補を決定すればよい。この処理構成については第2及び第3の実施形態において詳述する。
このような本実施形態によれば、ファイル格納先候補決定装置31は、格納対象であるファイル34の合理的な格納先候補を、効率よく決定することができる。その理由は、情報収集部33によって収集された格納済みのファイル42の活性に関する情報を利用して、候補決定部32が、格納対象ファイル34の格納先候補35を決定できるからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする第2の実施形態について、図2乃至図11を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るファイル格納先決定支援システムの構成を例示するブロック図である。図2に示すファイル格納先決定支援システムは、クライアント端末1、ファイル整理管理装置2、及び情報格納装置3を有する。
クライアント端末1、ファイル整理管理装置2、及び情報格納装置3は、それぞれCPU(Central Processing Unit:図1には不図示)がソフトウェアプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって自装置のハードウェア資源の動作制御を司ることにより、後述する機能を実現する情報処理装置の一種である。但し、情報格納装置3は、データの記憶容量が大きな記憶装置として機能することとする。尚、これらの各装置のハードウェア構成例については、図12を参照して後述する。
以下の説明では、クライアント1に存在するローカルファイル(格納対象ファイル50、第1の実施形態における格納対象ファイル34に相当)を、情報格納装置3へ格納(記憶)する場合について説明する。
(クライアント1)
クライアント端末(以下、単に「クライアント」と略称する場合がある)1は、ファイル整理管理装置2及び情報格納装置3と通信可能なパーソナルコンピュータ等である。クライアント1は、例えば、自端末にて作成したデータファイル(ローカルファイル、格納対象ファイル50)を、情報格納装置3の適当なパスの配下にあるフォルダ内に格納(記憶)することを希望するユーザによって利用される。クライアント1は、図2に示すように、ファイル格納先候補表示部4、ファイル格納先要求処理部5、及びファイル格納要求処理部6を有する。
(ファイル整理管理装置2)
ファイル整理管理装置2は、上述した第1の実施形態におけるファイル格納先候補決定装置31の機能を含む。ファイル整理管理装置2は、例えば、クライアント1及び情報格納装置3と通信可能なサーバコンピュータ、或いはデータベースサーバ等である。ファイル整理管理装置2は、ファイル格納先候補決定部7、アクティブ度データ8、及び情報収集部9を含む。また、アクティブ度データ8は、Update(アップデート、更新)度10、Access(アクセス、参照)度11、及びTemporary(テンポラリ、追加、削除)度12を含む。このアクティブ度データ8は、ファイル毎の活性(アクティビティ)の度合いを表す(詳細は後述する)。
(情報格納装置3)
情報格納装置3は、上述した第1の実施形態における記憶領域41に対応する。情報格納装置3は、クライアント1及びファイル整理管理装置2と通信可能なデータベースサーバ等である。情報格納装置3は、本実施形態において、自装置内部に階層構造(ツリー構造)をなす複数のフォルダ(メインフォルダA乃至D、フォルダDA1、サブフォルダDAA乃至等DAH)を保存し、且つ個々のフォルダ内に各種のデータファイルを保持(記憶)する記憶装置(データベース)として機能する。
上記の構成を備える本実施形態に係るファイル格納先決定支援システムは、概略以下のように動作する。
即ち、ユーザは、クライアント1を用いて、格納対象ファイル50の格納先候補を要求したり、ファイルの格納を要求したりすることができる。ファイル整理管理装置2は、情報格納装置3が記憶しているファイルのパスやファイルの内容等を分析(調査)することにより、フォルダ毎のアクティブ度(Act)を算出し、その算出結果に基づいてファイル格納先候補を決定する。ここで、アクティブ度(Act)とは、フォルダに格納されている各ファイルの活性(アクティビティ)の度合いを、フォルダ単位で表す指標である(詳細は数1、図4等を参照して後述する)。
より具体的に、クライアント1のユーザは、情報格納装置3に格納したい格納対象ファイル50のファイル格納先候補の確認を、ファイル格納先候補表示部4を介して行い、その格納対象ファイルの格納候補として表示(提示、推薦)された候補の中から、何れかのパスを選択することができる。尚、ファイル格納先候補表示部4によって表示されるユーザインタフェース(マンマシンインタフェース)UIについては、図6を参照して後述する。
ファイル格納先要求処理部5は、ファイル格納先候補表示部4の機能を利用してユーザが選択した格納対象ファイル50を、ファイル整理管理装置2に対して提供すると共に、当該格納対象ファイル50の用途を表す情報を送信する。
ファイル整理管理装置2のファイル格納先候補決定部7は、クライアント1から入手した格納対象ファイル50及びその用途を表す情報に基づいて、アクティブ度を算出し、その算出結果に基づいてファイル格納先候補を決定する。ファイル格納先候補決定部7によって決定されたファイル格納先候補は、クライアント1に通知される。
ファイル整理管理装置2では、主に、ファイル格納候補を決定する処理と、アクティブ度Actを算出する処理の2つを行う。
即ち、ファイル整理管理装置2において、情報収集部9は、情報格納装置3に格納されている全てのファイル及びフォルダに関する情報(パス情報を含むメタ情報)を、例えば予め決められた所定の時間周期毎に取得すると共に、取得した情報に基づいて、アクティブ度データ8の算出処理を行う。その際、アクティブ度データ8は、Update度10、Access度11、及びTemporary度12なる3つの要素に基づいて算出される。尚、アクティブ度データ8の算出処理の詳細については後述する。
ファイル格納先候補決定部7は、係るファイル格納候補を決定する処理として、クライアント1から入手した格納対象ファイル50及びその用途を表す情報に基づいて、アクティブ度データ8を参照することにより、当該格納対象ファイルの用途に応じたこのマッチング処理を行う。そして、ファイル格納先候補決定部7は、係るマッチング処理の結果に基づいて、当該格納対象ファイルの用途に応じたファイル格納先候補を決定した後、係るファイル格納先候補を、クライアント1に送信する。尚、アクティブ度データ8を利用して行われるマッチング処理の具体的な方法ついては、図3乃至図7を参照して後述する。
クライアント1は、ファイル格納先要求処理部5を介してファイル格納先候補を入手することができる。そしてクライアント1は、ファイル格納処理部6を介して、ユーザによって選択された、情報格納装置3のパス配下のフォルダ内に、当該格納対象ファイル50を格納する。
(具体的な動作の説明)
次に、図2を参照して説明したファイル格納先決定支援システムにおいて行われるアクティブ度Actの算出手順、ファイル格納先候補の決定手順等について詳細に説明する。
まず、ファイル整理管理装置2において情報収集部9が行う、アクティブ度データ8(Update度10、Access度11、及びTemporary度12)の作成手順について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態におけるアクティブ度データ8の作成手順を説明する図である。情報格納装置3には、図3に概念的に示す如く複数のファイルがツリー構造をなした状態でフォルダに格納されている。これらのファイルは、フォルダに格納されている。即ち、図3に示す例では、親フォルダ“OS評価”に、“単体テスト”及び“ロングラン”なる子フォルダが関連付けされている。そしてこれらの子フォルダの中には、図3に例示する如く、Windows(登録商標)形式の帳票ファイルや文書ファイルが格納されている。また、“ロングラン”なる子フォルダには、更に“RHEL”なる孫フォルダが関連付けされている。
情報収集部9は、情報格納装置3に対して、アクセス可能なプロトコル(情報格納装置3が例えばファイルサーバであればSMB(Server Message Block)プロトコル)に従ってアクセスすることにより、情報格納装置3に格納されている全てのファイル及びフォルダに関して、パス情報を含むメタ情報を取得する。そして、情報収集部9は、今回(n回目)取得したメタ情報と、前回(n−1回目)取得したメタ情報とを比較する。図3に示す例においては、係る比較の結果として、子フォルダ“ロングラン”に、更新日付の変動は無いが参照日付に変動があったことが表されている。そして、係る子フォルダに格納されている(関連付けられている)文書ファイル“Linux負荷試験テスト.doc”に、更新日付の変動と、参照日付の変動とがあったことが表されている(但し、Linuxは登録商標)。
情報収集部9は、係る全てのファイル及びフォルダに関して同様な比較調査を行う。そして、情報収集部9は、比較調査の過程において、フォルダ単位で、以下に説明する各事象を計数すると共に、計数結果として、それぞれ該当する事象の計数を、Update度10、Access度11、及びTemporary度12に割り当てる。
即ち、Update度10は、更新がどれだけ頻繁に行われたかを表す度合いである。Update度10には、ファイルの更新と、フォルダの更新とが含まれる。そして情報収集部9は、ファイルの更新の有無を、調査対象であるファイルに関して今回取得したメタ情報と、前回取得したメタ情報とを比較することによって判断し、更新があった回数を計数する。同様に、情報収集部9は、フォルダの更新の有無についても判断と計数を行う。
Access度11は、参照がどれだけ頻繁に行われたかを表す度合いである。Access度11には、ファイルの参照と、フォルダの参照とが含まれる。そして情報収集部9は、ファイルの参照の有無を、調査対象であるファイルに関して今回取得したメタ情報と、前回取得したメタ情報の最終アクセス日時を比較することによって判断し、更新があった回数を計数する。同様に、情報収集部9は、フォルダの参照の有無についても判断及び計数を行う。
Temporary度12は、一時的な利用がどれだけ頻繁に行われたか表す度合いである。Temporary度12には、ファイルの追加及び削除を表す情報、そしてフォルダの追加及び削除を表す情報が含まれる。
図3に示す例がn回目(nは自然数)の調査結果と、(n−1)回目との調査結果とを比較した場合を説明しているので、この場合、アクティブ度データ8は、以下のようになる。
パスが「〜\OS評価\単体テスト」にて表される子フォルダ“単体テスト”の場合:
・Update度(Un)=0(0件)、
・Access度(An)=0(0件)、
・Temporary度(Tn)=0(0件)、
パスが「〜\OS評価\ロングラン」にて表される子フォルダ“ロングラン”の場合:
・Update度(Un)=1(1件)、
・Access度(An)=3(3件)、
・Temporary度(Tn)=2(2件)。
従って、上記2つの子フォルダを比較すると、子フォルダ“ロングラン”がよく利用されているフォルダであることが判る。
その後、情報収集部9は、nを、(N−M)からN(N>M)まで増やしていきながら、フォルダ単位で、各Un、An、Tnを積算する。ここで、Nは、これまで調査した回数である。Mは、数が大きい程、過去に遡って、且つ精細にアクティブ度Actを計算することができる半面、計算時間を要してしまう。このため、本実施形態では、例えば、ユーザが適宜設定可能な固有値とする(範囲:M<N−1)。また、本実施形態において、Nは2以上が前提である。即ち、本実施形態において、情報収集部9は、少なくとも2回、情報格納装置3に対して調査を実施する。このような情報収集部9によるアクティブ度データ8の作成手順は、以下の数1によって表すことができる。
(数1)
Figure 2013025700
数1において、
N:これまで調査した回数(N≧2)、
M:システムで設定する固有値(M<(N−1))。
情報収集部9は、上記の如く求めた最終的な値を、アクティブ度データ8(アクティブ度Act:Update度10、Access度11、及びTemporary度12)として保存する。
上述した如く所定時間毎に情報収集部9が行うアクティブ度データ8の更新処理を図4を参照して説明する。図4は、本発明の第2の実施形態におけるアクティブ度データ8の更新処理を示すフローチャートである。
情報収集部9は、情報格納装置3の中から確認対象とするフォルダを選択する(ステップS1)。そして情報収集部9は、確認対象とする当該フォルダに関して、上述した手順により、Update度(Un)、Access度(An)、及びTemporary度(Tn)を更新する(ステップS3)。情報収集部9は、情報格納装置3に格納されている全てのフォルダに対して個別にステップS1及びステップS2を行う(ステップS3)。そして、情報収集部9は、当該全てのフォルダに対して処理を終えた場合(ステップS3にてNO判定)には所定時間が経過するまで待機し(ステップS4)、その後再びステップS1から処理を再開する。
次に、ファイル整理管理装置2のファイル格納先候補決定部7がアクティブ度データ8を参照することによって格納対象ファイル50の格納先候補を決定する処理、そして、クライアント1のファイル格納先候補表示部4が当該格納先候補を表示するまでの一連の処理について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態における格納対象ファイルの格納先決定処理を示すフローチャートである。図6は、本発明の第2の実施形態においてファイル格納先候補表示部4が表示する格納対象ファイルの選択画面を例示する図である。
まず、クライアント1は、ユーザの所定の操作によって図6に例示するフォームを有する画面を表示する。この画面を利用して、ユーザは、格納対象ファイル50を指定すると共に、指定したファイルの用途を選択する。本実施形態において、ファイルの用途には、テンプレートファイル、更新共有用ファイル、及び一時保存ファイルという3種類の用途が用意されていることとする。図6に示す例では、「出荷判定帳票テンプレート_20110426.doc」という文書ファイルが格納対象ファイル50として選択され、その文書ファイルが「テンプレートファイル」という用途で情報格納装置3に格納される場合を示している。ユーザによる「決定」ボタン(ソフトウェアボタン)の操作に応じて、ファイル格納先要求処理部5は、当該選択画面にて選択された格納対象ファイル50及びその用途を表す情報を、ファイル整理管理装置2に送信する(ステップSA1)。
ここで、本実施形態における前提として、ファイル整理管理装置2には、上述した3種類の用途毎に、アクティブ度データ8(Update度10、Access度11、及びTemporary度12)に重み付けが行われていることとする。係る重み付け(重み付け値、重み付け係数)は、例えば、図7に例示するような画面を利用して、ファイル整理管理装置2の管理者、或いはクライアント1のユーザが予め登録(カスタマイズ)することができることとする。
図7は、本発明の第2の実施形態においてアクティブ度データに用途別に重み付け値を設定する設定画面を例示する図である。即ち、図7に例示する画面において、管理者(ユーザ)は、テンプレートファイル、更新共有用ファイル、及び一時保存ファイルという3種類の用途別に、Update度10、Access度11、及びTemporary度12に関する重み付け値を数値によって指定することができる。
より具体的に、例えば、用途が「テンプレートファイル」である場合、格納対象となるファイルの更新はあまり発生せず、参照が頻繁に発生することが予想される。そこで、用途がテンプレートファイルとして指定されるような格納対象ファイル50は、誤って内容の更新(改変)が行われることを防止すべく、参照のみが行われる傾向が高いフォルダに格納されるべきである。そこで、図7に例示する設定画面では、テンプレートファイルに関して、「Update度」の重みが「−2」、「Access度」の重みが「5」、「Temporary度」の重みが「1」に設定されている。
これに対して、用途が「更新共用ファイル」として指定されるような格納対象ファイル50は、複数ユーザ間で共用される際に、頻繁に内容が更新(改変)され、且つ参照も適宜行われることが予想される。このようなファイルは、更新の頻度が高く、且つ参照もある程度行われる傾向があるフォルダに格納されるべきである。そこで、図7に例示する設定画面では、用途が更新共用ファイルである場合に関して、「Update度」の重みが「5」、「Access度」の重みが「3」、「Temporary度」の重みが「1」に設定されている。
そして、用途が「一時保存ファイル」として指定されるような格納対象ファイル50は、更新(改変)は殆ど行わず、参照は散発的に発生する程度であるが、ファイルの新規登録(追加)及び削除自体は頻繁に発生することが予想される。このようなファイルは、更新の頻度が高く、且つ格納されているファイルの件数が頻繁に変化する傾向があるフォルダに格納されるべきである。そこで、図7に例示する設定画面では、用途が更新共用ファイルである場合に関して、「Update度」の重みが「−3」、「Access度」の重みが「1」、「Temporary度」の重みが「5」に設定されている。
再び図5を参照する説明に戻る。ファイル整理管理装置2には、上述した通り、用途別の重み付け値が登録されている。そこで、ファイル整理管理装置2において、ファイル格納先候補決定部7は、クライアント1から格納対象ファイル50及びその用途を表す情報を提供されるのに応じて、上記の如く予め登録された重み付け値の中から、当該用途に対応する重み付け値を選択する(ステップSB1)。次に、ファイル格納先候補決定部7は、上述した如く情報収集部9が所定時間毎に更新しているアクティブ度データ8(Update度10、Access度11、及びTemporary度12)を参照する(ステップSB2)。
そして、ファイル格納先候補決定部7は、ステップSB3において、マッチング処理により当該格納対象ファイル50の格納先候補を決定し、決定した格納先候補をクライアント1に提供する。即ち、係るマッチング処理として、ファイル格納先候補決定部7は、ステップSB1にて選択した重み付け値と、ステップSB2にて参照したアクティブ度データ8とに基づいて、情報格納装置3に格納されている全てのフォルダを対象として、個々のフォルダ単位でスコアを算出する。そして、ファイル格納先候補決定部7は、算出したスコアの高い順に並べ直し、最上位から所定の順位までのフォルダの所在を表すパス情報を、クライアント1に提供する。
ここで、スコアは、例えば、以下の式によって求めることができる。
スコア=Update度×(重み付け値)+Access度×(重み付け値)+Temporary度×(重み付け値)、
上記の式によって求められる具体的なスコアの例として、ステップSB1にて選択された重み付け値が上述した例における「テンプレートファイル」向けの−2:5:1である場合を考える。ステップSB2にて参照したUpdate度10、Access度11、及びTemporary度12が、あるフォルダに関して、順に2、26、4である場合、上記式によって求められるスコアは、130である。ステップSB3では、同様な手順によって全てのフォルダに関してスコアが算出された後、算出されたスコアが大きい順に並べられる。ここでは、スコアの大きな4つのフォルダが格納対象ファイル50の格納先候補として並べられた場合を以下に示す。
・第1候補:スコア=2×(−2)+26×5+4×1=130、
・第2候補:スコア=3×(−2)+22×5+6×1=110、
・第3候補:スコア=1×(−2)+17×5+10×1=93、
・第4候補:スコア=2×(−2)+12×5+4×1=60。
クライアント1において、ファイル格納先候補表示部4は、ファイル整理管理装置2のファイル格納先候補決定部7によってステップSB3にて提供された格納先候補に関する情報を、ファイル格納先要求処理部5を介して入手し、入手した情報に基づいて、図8に例示する画面をユーザに提示する(ステップSA2)。
図8は、本発明の第2の実施形態においてクライアント端末に表示される格納先候補の一覧画面を例示する図である。図8を参照すると、上述した4つの格納先候補となるフォルダが順にパス情報と共に表示され、ユーザが何れかを選択可能であることが判る。この例では、ユーザが第1候補をラジオボタンによって選択したあと、「決定」ボタン(ソフトウェアボタン)が操作されたとする。ファイル格納先候補表示部4は、ユーザによる選択操作を検出するのに応じて、選択されたフォルダのパス情報を、ファイル格納処理部6に渡す。ファイル格納処理部6は、情報処理装置3に対して、当該格納対象ファイル50を送信すると共に、当該選択されたフォルダのパス情報に従って当該格納対象ファイル50を格納するように指示する。
そして、情報処理装置3は、クライアント1から受信した当該格納対象ファイル50を、指定されたパス情報に対応するフォルダに格納する(ステップSC1)。
以上説明した第2の実施形態によれば、格納対象ファイル50の合理的な格納先を、ユーザが効率よく選択することを支援することができる。
即ち、本実施形態に係るファイル格納先決定支援システムによれば、情報格納装置3におけるデータファイルの更新、参照、追加、及び削除等の状況変化の度合い(アクティブ度)が調査される。これにより、係るファイル格納先決定支援システムによれば、格納対象ファイル50を格納するに際して、そのファイルの用途がユーザによって指定されるのに応じて、指定された用途に応じた選択先の候補が、用途別に予め登録された重み付け値とアクティブ度とに基づいて算出されるスコアに基づいて、当該ユーザに対して順位付けされた状態で提示(推薦)される。
即ち、本実施形態では、情報格納装置3における「アクティブ度(フォルダ単位での頻繁に利用されている度合い)」という指標が定期的に調査される。そして、本実施形態では、格納対象ファイル50を格納する際に、事前に調査しておいた「アクティブ度」と、その格納対象ファイル50の用途に従って、情報格納装置3の何れのパスによって特定されるフォルダに格納すればよいかについてユーザに対する支援が行われる。
従って、本実施形態によれば、ファイル整理管理装置2は、格納対象ファイル50の合理的な格納先候補を、効率よく決定することができる。そして、本実施形態に係るファイル格納先決定支援システムによれば、格納対象ファイル50の合理的な格納先を、ユーザが効率よく選択することができる。
即ち、本実施形態によれば、クライアント1のユーザは、格納対象ファイル50を格納すべきフォルダを容易に判断することができるので、情報格納装置3における無秩序なファイル格納状態の発生を回避することができる。また、本実施形態によれば、クライアント1のユーザは、新たなファイルを格納する際に、そのファイルに関連するフォルダで、かつファイル用途に応じた利用頻度に対応するフォルダに、当該ファイルを的確に格納し易くなる。その理由は、情報格納装置3に対して、各フォルダ内のファイルの利用頻度(アクティブ度)について定期的に調査を行い、その調査結果を考慮して、ファイルの用途に合わせた利用頻度に適合するフォルダをおすすめ格納先としてユーザに提示できるからである。
<第3の実施形態>
次に、上述した第2の実施形態に係るファイル格納先決定支援システムを基本とする第3の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した第2の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るファイル格納先決定支援システムの構成を例示するブロック図である。図9に示すファイル格納先決定支援システムは、ファイル整理管理装置2に、重要単語データ13を更に有することが第2の実施形態に係るファイル格納先決定支援システム(図2)と異なる。
即ち、本実施形態において、情報収集部9は、第2の実施形態において説明した如くアクティブ度データ8を生成(更新)する処理だけでなく、更に、後述する手順によって重要単語データ13を生成する。そして、ファイル格納先候補決定部7は、格納先候補を決定するに際して、アクティブ度データ8だけでなく、重要単語データ13をも参照する。
重要単語データ13を生成するに際して、情報収集部9は、アクティブ度データ8を作成する場合と同様に、情報格納装置3に格納されている全てのフォルダ及びファイルを調査対象とする。即ち、情報収集部9は、重要単語に関する情報を取得し、調査対象のフォルダの「フォルダ名」、そのフォルダに格納されているファイルの「ファイル名(拡張子除く)」、及び「ファイル内のテキストデータ」の3種類のデータを、フォルダ単位で取得し、取得したデータを基に形態素解析を実行する。これにより、情報収集部9は、まず、各フォルダ単位で、係る3種類のデータを、単語単位に分割する。尚、形態素解析自体は、現在では一般的な手法を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
そして情報収集部9は、以下の数2に基づいて、分割された各単語の関連度Rを計算する。ここで、関連度Rの計算は、注目する(調査対象の)フォルダ単位で、その1つのフォルダに含まれる単語毎に行う。
(数2)
Figure 2013025700
N:階層レベル(直下の場合、N=1)を表す。
図10は、本発明の第3の実施形態における重要単語データ13の作成手順を説明する図である。情報格納装置3には、第2の実施形態の場合(図3)と略同様に、図10に概念的に示す如く複数のファイルがツリー構造をなした状態でフォルダに格納されている。
例えば、図10に示すパスが「〜\OS評価\単体テスト」にて表される子フォルダ“単体テスト”の中には、「Windowsサーバテスト項目.xls」、「UTテスト(Windows)検査項目.xls」というファイル名の2つのファイルがある。情報収集部9は、係る子フォルダ“単体テスト”を調査対象のフォルダとする際、このフォルダ内の当該2つのファイル名を基に単語の分割を行い、分割によって得られた各単語の出現頻度を計算する。
例えば、図10において、子フォルダ“単体テスト”の場合、このフォルダ内の単語の出願頻度は、以下の通りである。
・テスト (2.0回)、
・Windows (2.0回)、
・項目 (2.0回)、
・検査 (1.0回)、
・UT (1.0回)、
・サーバ (1.0回)、
また、子フォルダ“ロングラン”の場合、このフォルダ内の単語の出願頻度は、以下の通りである。
・負荷 (2.0回)、
・Linux (1.0回)、
・週末 (1.0回)、
・検査 (1.0回)、
・試験 (1.0回)、
・テスト (1.0回)、
・RHEL (1.0回)、
情報収集部9は、同一階層に存在する各フォルダに関して上記の如く出願頻度を求めた後、係る出現頻度の単語毎の出現頻度の総数を、数2に示す通り、階層レベルNで除する。従って、親フォルダ“OS評価”が調査対象のフォルダの場合、N=2であるため、このフォルダ内の単語の出願頻度は、上記2つの子フォルダ“単体テスト”及び“ロングランテスト”における各単語の出現頻度が平均化されるので、以下の通りとなる。
・テスト (1.5回)、
・Windows (1.0回)、
・項目 (1.0回)、
・検査 (1.0回)、
・負荷 (1.0回)、
・UT (0.5回)、
・サーバ (0.5回)、
・Linux (0.5回)、
・週末 (0.5回)、
・試験 (0.5回)、
・RHEL (0.5回)。
そして、本実施形態において、ファイル格納先候補決定部7は、格納先候補を決定するに際して、以下の処理を行う。
図11は、本発明の第3の実施形態における形態素解析の結果に基づくスコアの算出手順を説明する図である。情報収集部9は、ファイル格納先候補決定部7がクライアント1から入手する格納対象ファイル50のファイル名(拡張子除く)に関しても形態素解析を行う。ファイル名「Windows2008R2負荷テスト.doc」に対する形態素解析の結果は、図11に示す如く、Windows、2008、R2、負荷、テストである。
次に、情報収集部9は、この格納対象ファイルのファイル名に対する形態素解析の結果と、先にフォルダ毎に調査した形態素解析の結果とを比較する。そして、情報収集部9は、フォルダ毎に一致した単語を検出する度に、その単語の出現頻度を加算することにより、フォルダ毎に形態素解析の結果に基づくスコアを算出する。情報収集部9は、このように算出したスコアを、重要単語データ13としてファイル整理管理装置2に格納する。
例えば、図11に示すように、フォルダ“単体テスト”に注目すると、ファイル名に対する形態素解析の結果と、当該フォルダに対する形態素解析の結果との間で一致する単語は、「Windows」と「テスト」である。そして、先の調査では、係る「Windows」と「テスト」なる単語に関して、出現頻度がそれぞれ“2.0”と求められている。従って、このフォルダ“単体テスト”に関する形態素解析の結果に基づくスコアは、4.0(=2.0+2.0)である。即ち、本実施形態では、第2の実施形態において説明したスコアに加えて、更に、形態素解析を利用した上記手順で算出する新たなスコアを判断要素として加える。この新たなスコアは、大きな値である程、ファイル名とフォルダの性質との関連度が大きいことを表すので、格納対象ファイル50に適した格納先候補(フォルダ)であることを表す。換言すると、算出したスコアが大きなフォルダは、格納対象ファイル50に類似するファイルが多く格納されているフォルダであることを表す。
そして本実施形態において、格納先候補決定部7は、重要単語データ13を参照することによって得られるスコアと、第2の実施形態と同様に求めたアクティブ度データ8に基づくスコアとを、例えば加算した値が大きな順に選ぶことにより、格納先候補を決定する。決定された格納先候補は、本実施形態においてもクライアント1においてユーザに提示される。
このような本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態における同様な効果に加えて、より精度の高い格納先候補をユーザに提示できるので、格納対象ファイル50の格納先をユーザが選択する操作を更に効率よく支援することができる。
尚、上述した第3の実施形態では、重要単語データ13の算出に関して形態素解析を利用する具体的な方法を記載したが、本発明はこの方法に限定されない。例えば、形態素解析を利用するのではなく、一般的な分類用辞書データや、企業等の組織毎に異なるであろう重要単語辞書情報に置き換えて、本機能を実現することも可能である。
尚、上述した各実施形態においては、説明の便宜上から、ファイルパスの階層構成を、所謂Windows系において用いられる記号“\”によって表現した。しかしながら、採用するOS(オペレーティングシステム)が例えばUNIXやLinux(何れも登録商標)等のOSの場合であれば記号“/”が用いられる。
また、上述した各実施形態においては、説明の便宜上から、クライアント1、ファイル整理管理装置2、及び情報格納装置3なる複数の装置によってファイル格納先決定支援システム(図1、図9)を構成した。しかしながら、上述した各実施形態を例に説明した本発明は係る構成には限定されず、これらの装置を物理的には1つまたは2つの情報処理装置を利用することにより、所謂、仮想マシン環境において実現してもよい。
尚、上述した第2及び第3の実施形態においては、ファイル整理管理装置2にて決定された格納先候補がクライアント1に提供され、最終的な選択はUI(図8)を介してユーザが行う構成であった。しかしながら上述した各実施形態を例に説明した本発明は係る構成には限定されず、最終的な格納先の決定を、クライアント1或いは他の装置が順位に従って自動的に決定してもよい。
ここで、上述した各実施形態におけるクライアント1、ファイル整理管理装置2、及び情報格納装置3の少なくとも何れかを実現可能なハードウェア資源の例について説明する。
図12は、本発明の各実施形態に係るファイル格納先決定支援システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。図12に示したコンピュータ1,2,3のハードウェアは、CPU101(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、通信インタフェース(I/F)104、ディスプレイ105、及びハードディスクドライブ(HD)106を備え、これらがバス107を介して接続された構成を有する。尚、図12に示したコンピュータがファイル整理管理装置2及び情報格納装置3として機能する場合、ディスプレイ105は常時設けられる必要はない。通信インタフェース104は、上述した各実施形態において、当該各コンピュータ間における通信を実現する一般的な通信手段である。このようなハードウェア構成において、CPU101は、コンピュータ1乃至3の全体の動作を司る。
そして、上述した第1乃至第3の実施形態を例に説明した本発明は、各実施形態において説明した機能(図1、図2、図5、図9)を実現可能なコンピュータ・プログラムを、コンピュータとしてのクライアント1、ファイル整理管理装置2、及び情報格納装置3としてのコンピュータ(図12)に対して供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、CPU101に読み出して実行することによって達成される。また、このコンピュータ内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(103)またはハードディスク装置(106)等の不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピーディスク(登録商標)やCD−ROM等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
尚、上述した各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した実施形態及びその変形例により例示的に説明した本発明は、以下には限られない。即ち、
(付記1)
記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集手段と、
前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定手段とを備える
ことを特徴とするファイル格納先候補決定装置。
(付記2)
前記記憶領域に格納されている複数のファイルが、複数のフォルダに分散して格納されており、
前記情報収集手段は、前記活性に関する情報を前記フォルダ単位で収集し、
前記候補決定手段は、前記格納対象ファイルの格納先候補を、前記フォルダ単位で決定する
ことを特徴とする付記1記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記3)
前記情報収集手段は、
前記活性に関する情報として、前記記憶領域に格納されているファイルに対する更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかの種類のイベントを収集する
ことを特徴とする付記2記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記4)
前記候補決定手段は、
前記情報収集手段によって種類別に収集されたイベントの度合いに基づいて、前記格納先候補を決定する
ことを特徴とする付記3記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記5)
前記候補決定手段は、
前記種類別に収集されたイベントの度合いと、前記格納対象ファイルの用途を表す情報とに基づいて、前記格納先候補を決定する
ことを特徴とする付記4記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記6)
前記格納対象ファイルの用途を表す情報は、
前記更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかのイベント毎に予め設定された重み付け値であって、
前記候補決定手段は、
前記収集されたイベントの度合いと、そのイベントに対する重み付け値との積を、前記種類別に求め、求めた積の総和が大きい順に、前記格納先候補として決定する
ことを特徴とする付記5記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記7)
前記情報収集手段は、
前記複数のフォルダに格納されているファイル名を形態素解析し、そのファイル名をなす単語別の出現頻度を求めると共に、前記格納対象ファイルのファイル名を形態素解析することによって得られる単語との類似性を求め、類似性が高いファイルが格納されているフォルダを、前記格納先候補として決定する
ことを特徴とする付記6記載のファイル格納先候補決定装置。
(付記8)
付記1乃至付記7の何れかに記載のファイル格納先候補決定装置と、
前記ファイル格納先候補決定装置によって決定された格納先候補を提示する提示手段とを備える
ことを特徴とするファイル格納先決定支援システム。
(付記9)
前記複数のフォルダは、前記記憶領域において階層構造をなすツリー状のパスによって個別に特定可能であって、
前記提示手段は、前記格納先候補となるフォルダを、前記パスによって提示する
ことを特徴とする付記8記載のファイル格納先決定支援システム。
(付記10)
前記格納対象ファイルの用途を表す情報を設定可能なユーザインタフェースを更に備える
ことを特徴とする付記8記載のファイル格納先決定支援システム。
(付記11)
記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を、情報処理装置を用いて収集し、
前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて、情報処理装置を用いて決定する
ことを特徴とするファイル格納先候補の決定方法。
(付記12)
前記記憶領域に格納されている複数のファイルを、複数のフォルダに分散して格納しておき、
前記活性に関する情報を収集する際に前記フォルダ単位で収集し、
前記格納対象ファイルの格納先候補を決定する際に、前記フォルダ単位で決定する
ことを特徴とする付記11記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記13)
前記活性に関する情報として、前記記憶領域に格納されているファイルに対する更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかの種類のイベントを収集する
ことを特徴とする付記12記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記14)
前記種類別に収集されたイベントの度合いに基づいて、前記格納先候補を決定する
ことを特徴とする付記3記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記15)
前記種類別に収集されたイベントの度合いと、前記格納対象ファイルの用途を表す情報とに基づいて、前記格納先候補を決定する
ことを特徴とする付記14記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記16)
前記格納対象ファイルの用途を表す情報は、
前記更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかのイベント毎に予め設定された重み付け値であって、
前記収集されたイベントの度合いと、そのイベントに対する重み付け値との積を、前記種類別に求め、求めた積の総和が大きい順に、前記格納先候補として決定する
ことを特徴とする付記15記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記17)
前記複数のフォルダに格納されているファイル名を形態素解析し、そのファイル名をなす単語別の出現頻度を求め、
前記格納対象ファイルのファイル名を形態素解析することによって得られる単語との類似性を求め、
類似性が高いファイルが格納されているフォルダを、前記格納先候補として決定する
ことを特徴とする付記16記載のファイル格納先候補の決定方法。
(付記18)
ファイル格納先候補決定装置として動作するコンピュータの動作制御のためのコンピュータ・プログラムであって、そのコンピュータ・プログラムにより、
記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集機能と、
前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定機能とを、前記コンピュータに実現させる
ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
上述した各実施形態を例に説明した本発明は、例えば、企業内におけるファイルサーバ、文書管理システム、イントラWebサーバ等に格納された各種の情報整理及び活用に適用することができる。
1 クライアント端末
2 ファイル整理管理装置
3 情報格納装置
4 ファイル格納先候補表示部
5 ファイル格納先要求処理部
6 ファイル格納要求処理部
7 ファイル格納先候補決定部
8 アクティブ度データ
9,33 情報収集部
10 Update度
11 Access度
12 Temporary度
13 重要単語データ
31 ファイル格納先候補決定装置
32 候補決定部
34,50 格納対象ファイル
35 格納先候補
41 記憶領域
42 ファイル(データファイル)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 通信インタフェース(I/F)
105 ディスプレイ
106 ハードディスクドライブ(HD)
107 バス

Claims (10)

  1. 記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集手段と、
    前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定手段とを備える
    ことを特徴とするファイル格納先候補決定装置。
  2. 前記記憶領域に格納されている複数のファイルが、複数のフォルダに分散して格納されており、
    前記情報収集手段は、前記活性に関する情報を前記フォルダ単位で収集し、
    前記候補決定手段は、前記格納対象ファイルの格納先候補を、前記フォルダ単位で決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のファイル格納先候補決定装置。
  3. 前記情報収集手段は、
    前記活性に関する情報として、前記記憶領域に格納されているファイルに対する更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかの種類のイベントを収集する
    ことを特徴とする請求項2記載のファイル格納先候補決定装置。
  4. 前記候補決定手段は、
    前記情報収集手段によって種類別に収集されたイベントの度合いに基づいて、前記格納先候補を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載のファイル格納先候補決定装置。
  5. 前記候補決定手段は、
    前記種類別に収集されたイベントの度合いと、前記格納対象ファイルの用途を表す情報とに基づいて、前記格納先候補を決定する
    ことを特徴とする請求項4記載のファイル格納先候補決定装置。
  6. 前記格納対象ファイルの用途を表す情報は、
    前記更新、参照、削除、及び追加のうち少なくとも何れかのイベント毎に予め設定された重み付け値であって、
    前記候補決定手段は、
    前記収集されたイベントの度合いと、そのイベントに対する重み付け値との積を、前記種類別に求め、求めた積の総和が大きい順に、前記格納先候補として決定する
    ことを特徴とする請求項5記載のファイル格納先候補決定装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載のファイル格納先候補決定装置と、
    前記ファイル格納先候補決定装置によって決定された格納先候補を提示する提示手段とを備える
    ことを特徴とするファイル格納先決定支援システム。
  8. 記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を、情報処理装置を用いて収集し、
    前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて、情報処理装置を用いて決定する
    ことを特徴とするファイル格納先候補の決定方法。
  9. 前記記憶領域に格納されている複数のファイルを、複数のフォルダに分散して格納しておき、
    前記活性に関する情報を収集する際に前記フォルダ単位で収集し、
    前記格納対象ファイルの格納先候補を決定する際に、前記フォルダ単位で決定する
    ことを特徴とする請求項8記載のファイル格納先候補の決定方法。
  10. ファイル格納先候補決定装置として動作するコンピュータの動作制御のためのコンピュータ・プログラムであって、そのコンピュータ・プログラムにより、
    記憶領域に格納されているファイルを対象として、そのファイルの活性に関する情報を収集する情報収集機能と、
    前記記憶領域に格納すべき格納対象ファイルの格納先候補を、前記活性に関する情報に基づいて決定する候補決定機能とを、前記コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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