JP2004272564A - 情報提示装置および情報提示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】個々のユーザが階層構造を参照して辿ってゆくだけで、目的情報に対して簡単かつ迅速にアクセスできるようにする。
【解決手段】ユーザ17が階層をアクセスする度に、そのユーザ17の階層毎のアクセス頻度を計算し直し、その計算結果をアクセス頻度ベクトル蓄積部12に蓄積する。ユーザ17から階層構造の表示要求があった場合は、その表示要求したユーザに関連する個人ビューを階層構造表示部15で生成する。例えば、表示要求を行ったユーザが最もよくアクセスする階層をトップ階層に持ってきて表示したり、ユーザのアクセス頻度ベクトルを用いて、各階層に該当するアクセス頻度を視覚化するようにする。ユーザは、階層構造の中から目的情報にアクセスしたい場合は、元の階層構造とこれに付加された個人ビューを参照ことにより、簡単に目的情報まで辿り付くことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報提示装置および情報提示方法に関し、より詳しくは、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおける情報提示装置および情報提示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフィスなどでは、複数のユーザが共用する情報を階層構造を使って管理する情報管理システムが用いられている。例えば、図8は、従来の共用情報を階層構造で管理する場合の表示画面例を示したもので、(a)は、フォルダツリー81で管理する場合の図、(b)は、ハイパーリンク82で管理する場合の図である。図8(a),(b)に示すように、共用情報は複数のユーザが使用するため、ユーザが必要とする情報傾向に応じてアクセス頻度がそれぞれ異なってくる。このため、膨大な共用情報を階層構造を使って管理しても、ユーザが所望の情報へ辿りつくまでに何段階か階層を選択していく必要があった。
【0003】
例えば、この種の従来例としては、アクセス頻度の高いファイル順にランキング表示を行うと共に、アクセス頻度は低いが、重要度の高いものを上位にランキングできるようにして、ユーザの意図を優先的に考慮できるようにしたものがあった(特許文献1参照。)。
【0004】
また、アクセス頻度に応じて情報の人気度を提示するものがあった(特許文献2参照。)。
【0005】
さらに、Webページのアクセス頻度に応じて3次元表現を含む表示形式情報を自動生成してネットワーク加入者に表示するものがあった(特許文献3参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−49330号公報
【特許文献2】
特開平9−91308号公報
【特許文献3】
特開平11−195028号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の情報提示装置にあっては、共用情報を階層構造で管理する場合、各ユーザが共用情報の中から自分の目的とする情報を簡単に早く見つけられるように支援することが求められている。これを1ユーザの立場から見ると、以下の▲1▼〜▲6▼の特徴を持っている。▲1▼自分と無関係の情報も数多く格納されているが、普段は幾つかの特定階層(フォルダやリンク)中の情報しかアクセスしないことが多い。▲2▼階層の分け方やフォルダ(あるいはリンク)の命名法については、組織的に決めたり、他の人が付けたりすることが多いので、自分の好みに合わないと慣れないことがある。特に、初めて階層構造にアクセスするユーザにとってはなお更アクセスし難い。▲3▼異なるサブツリーに似た階層(フォルダやリンク)名を付けたりすることがある。例えば、図9は、従来の共用情報をフォルダツリーで管理して表示する場合の図であり、フォルダツリー93の中が階層構造で区分され、サブツリー名(テーマ管理92)に似た階層名(30一般管理91)が付けられることがある。▲4▼知らないうちに階層構造が変化(ノードや階層が増えたり、消えたり)したり、新たな情報が増えたりすることがある。▲5▼情報によっては、頻繁にアクセスするのではなく、たまに(期末、期首)しかアクセスしないものもある。▲6▼情報の分類の仕方によって、階層が深くなったり、1階層に含まれる情報が多くなったりすることがある。
【0008】
このように、階層構造で管理されている共用情報には、上記のような特徴があるため、アクセスするユーザにとって以下に述べるような課題が考えられる。すなわち、上記▲1▼と▲6▼の特徴からは、目的情報まで辿り着く途中に、自分に関係の無い階層(フォルダやリンク)を余計に辿らざる得ないという問題が生じる。
【0009】
また、上記▲2▼と▲6▼の特徴からは、一つの階層に沢山の情報が格納されていると、一目で目的情報を特定するのが難しいという問題が生じる。
【0010】
さらに、上記▲2▼〜▲4▼および▲5▼の特徴からは、目的のフォルダ(あるいはリンク)の名前の判別し難くなったり、うろ覚えになることから、階層構造の中で迷子になり易くなるという問題が生じる。
【0011】
また、上記の特許文献1については、階層構造とは別の表示として、アクセス頻度の高いファイル順、あるいは、アクセス頻度は低くても重要度の高いものをファイル一覧にランキング表示するため、これによってアクセス頻度の高いものや重要度の高いファイルが何であるかは判るが、そのファイルが階層構造との関係でどこに位置付けられるのかが判別できないという点で問題があった。
【0012】
さらに、上記の特許文献2については、アクセス頻度によって情報の人気度を提示するもので、全てのユーザに対して同じ人気度情報が提示される。このため、ユーザ全体でどの情報に何回アクセスがあったかというアクセス頻度について知ることはできるが、ユーザ毎にアクセス傾向がそれぞれ異なっているため、階層構造を利用して各ユーザが目的情報を辿る際の参考にはなりえないという問題があった。
【0013】
また、上記の特許文献3については、Webページのアクセス頻度に応じて3次元表現を含む表示形式情報を自動生成して、それをネットワーク加入者に表示するものである。このため、Webページのアクセス頻度、アドレスのタイプ別、あるいは、アクセス頻度に応じた大きさなどを表示することは可能であるが、対象がアドレスを有するネットワーク資源に関するものである上、各ユーザの利用する共用情報が階層構造のどこに位置付けされるのかといった点まで把握することは困難であり、階層構造を利用して目的の情報まで辿る際の参考にならないという問題があった。
【0014】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、ユーザが階層構造の各階層にアクセスする頻度に応じて、当該ユーザに対して階層構造に付加した個人ビューを提供することにより、個々のユーザが階層構造を参照するだけで、目的情報に対して簡単かつ迅速にアクセスすることのできる情報提示装置および情報提示方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおける情報提示装置であって、前記共用情報を蓄積して管理する共用情報蓄積手段と、各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて前記共用情報蓄積手段に蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示する階層構造表示手段と、を備え、前記階層構造表示手段によって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報を見ながら情報検索を行うことを特徴とする。
【0016】
この請求項1の発明によれば、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおいて、共用情報蓄積手段に共用情報を蓄積して管理を行い、階層構造表示手段によって各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて共用情報蓄積手段に蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求したユーザの利用情報も併せて表示するようにし、階層構造表示手段によって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報とを見ながら情報検索が行えるため、各ユーザは階層構造を参照するだけで、自分が共用情報に対して過去にどのようなアクセス傾向を持っていたかを階層構造の中で位置付けることが可能となり、より簡単に迷うことなく自分の目的情報まで辿り着くことができる。
【0017】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の情報提示装置において、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとるアクセス頻度統計手段と、前記アクセス頻度統計手段による統計結果を蓄積するアクセス頻度情報蓄積手段と、をさらに備え、前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、ユーザ個人の利用状況を示す表示を生成し、提示する階層構造と共に表示することを特徴とする。
【0018】
この請求項2の発明によれば、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセス頻度統計手段によりアクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとり、アクセス頻度情報蓄積手段に統計結果を蓄積し、階層構造表示手段は、そのアクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいてユーザ個人の利用状況を示す表示を生成して、階層構造と共に表示するため、ユーザと目的階層別にとったアクセス頻度の統計に基づいて、素早く目的階層まで辿り着くことができる上、アクセス頻度の統計処理をベースにするので、容易に実現することができる。
【0019】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の情報提示装置において、前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、前記階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示することを特徴とする。
【0020】
この請求項3の発明によれば、階層構造表示手段は、アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示するため、簡単な操作だけで素早く目的階層に辿り着くことができ、自分とは無関係な階層を見る必要がないので、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0021】
また、請求項4にかかる発明は、請求項2に記載の情報提示装置において、前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする。
【0022】
この請求項4の発明によれば、階層構造表示手段は、アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を階層構造に付加して視覚化したため、階層構造の中に自分が過去にアクセスした頻度が表示されているので、これを参照しながら目的階層まで素早く簡単に辿り着くことができ、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0023】
また、請求項5にかかる発明は、請求項2に記載の情報提示装置において、各ユーザが所属するグループ情報、あるいは、各グループを構成するメンバーのユーザ情報のうち、少なくとも一方の情報を蓄積して管理するグループ情報蓄積手段と、前記グループ情報蓄積手段の蓄積情報の生成や修正を行うと共に、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定するグループ判定手段と、をさらに備え、前記アクセス頻度統計手段によって前記ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとり、前記階層構造表示手段によって各階層毎のアクセス頻度の合計を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする。
【0024】
この請求項5の発明によれば、グループ情報蓄積手段によって各ユーザが所属するグループ情報と各グループを構成するメンバーのユーザ情報の少なくとも一方の情報を蓄積して管理し、グループ判定手段によってグループ情報蓄積手段の蓄積情報の生成や修正を行い、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定し、アクセス頻度統計手段によってユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとって、階層構造表示手段により各階層毎のアクセス頻度の合計を階層構造に付加して視覚化したため、アクセス傾向が比較的近い、ユーザの所属するグループ内でのアクセス頻度が判るので、新しい情報源の発見を促進すると共に、初心者でもグループのアクセス頻度を頼りに容易に階層構造を辿ることができる。
【0025】
また、請求項6にかかる発明は、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおける情報提示方法であって、前記共用情報を蓄積して管理を行う共用情報蓄積ステップと、各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示する階層構造表示ステップと、を含み、前記階層構造表示ステップによって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報を見ながら情報検索を行うことを特徴とする。
【0026】
この請求項6の発明によれば、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおいて、共用情報蓄積ステップで共用情報を蓄積して管理を行い、階層構造表示ステップで各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示し、提示された階層構造とユーザ個人の利用情報とを見ながら情報検索が行えるため、各ユーザは階層構造を参照するだけで、自分が共用情報に対して過去にどのようなアクセス傾向を持っていたかを階層構造の中で位置付けることが可能となり、より簡単に迷うことなく自分の目的情報まで辿り着くことができる。
【0027】
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の情報提示方法において、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとるアクセス頻度統計ステップと、統計をとったアクセス頻度の統計結果を蓄積するアクセス頻度情報蓄積ステップと、をさらに含み、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、ユーザ個人の利用状況を示す表示を生成し、提示する階層構造と共に表示することを特徴とする。
【0028】
この請求項7の発明によれば、アクセス頻度統計ステップでは、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとり、アクセス頻度情報蓄積ステップでその統計結果を蓄積し、その蓄積されたアクセス頻度情報に基づいてユーザ個人の利用状況を示す表示を生成して、階層構造と共に表示するため、ユーザと目的階層別にとったアクセス頻度の統計に基づいて、素早く目的階層まで辿り着くことができる上、アクセス頻度の統計処理をベースにするので、容易に実現することができる。
【0029】
また、請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の情報提示方法において、前記階層構造表示ステップは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、前記階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示することを特徴とする。
【0030】
この請求項8の発明によれば、階層構造表示ステップでは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示するため、簡単な操作だけで素早く目的階層に辿り着くことができ、自分とは無関係な階層を見る必要がないので、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0031】
また、請求項9にかかる発明は、請求項7に記載の情報提示方法において、前記階層構造表示ステップは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする。
【0032】
この請求項9の発明によれば、階層構造表示ステップでは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を階層構造に付加して視覚化したため、階層構造の中に自分が過去にアクセスした頻度が表示されているので、これを参照しながら目的階層まで素早く簡単に辿り着くことができ、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0033】
また、請求項10にかかる発明は、請求項7に記載の情報提示方法において、各ユーザが所属するグループ情報、あるいは、各グループを構成するメンバーのユーザ情報のうち、少なくとも一方の情報を蓄積して管理するグループ情報蓄積ステップと、その蓄積情報の生成や修正を行うと共に、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定するグループ判定ステップと、をさらに含み、前記ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとり、その各階層毎のアクセス頻度の合計を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする。
【0034】
この請求項10の発明によれば、グループ情報蓄積ステップで各ユーザが所属するグループ情報と各グループを構成するメンバーのユーザ情報の少なくとも一方の情報を蓄積して管理し、グループ判定ステップでは、その蓄積情報の生成や修正を行って、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーの判定を行い、ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとって、その各階層毎のアクセス頻度の合計を階層構造に付加して視覚化したため、アクセス傾向が比較的近い、ユーザの所属するグループ内でのアクセス頻度が判るので、新しい情報源の発見を促進すると共に、初心者でもグループのアクセス頻度を頼りに容易に階層構造を辿ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報提示装置および情報提示方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0036】
(実施の形態1)
本発明が適用されるのは、共用情報をフォルダツリーやハイパーリンク(上述の図8(a),(b)を参照)などを使って階層構造で管理する情報管理システムに関するものについてである。本実施の形態1では、例えば社内における共用情報を一括管理する情報管理システムを構築し、社員は各端末(パーソナルコンピュータ)からLAN等を介して共用情報に自由にアクセスできるようにした場合を例にあげて説明する。
【0037】
図1は、本実施の形態1にかかる情報提示装置10の概略構成を示す図である。図1の情報提示装置10は、アクセス頻度統計手段としてのアクセス頻度統計部11、アクセス頻度情報蓄積手段としてのアクセス頻度ベクトル蓄積部12、グループ判定手段としてのグループ判定部13、グループ情報蓄積手段としてのグループテーブル蓄積部14、階層構造表示手段としての階層構造表示部15、および、共用情報蓄積手段としての共用情報蓄積部16などを備えている。そして、この情報提示装置10に対して、共用情報を利用するユーザ17から階層構造の表示要求を行うと、元の階層構造に加えて、少なくとも当該ユーザ17の階層毎のアクセス頻度に関する個人ビューを生成し、これらの情報をユーザ17に対して提示するものである。
【0038】
アクセス頻度統計部11は、ユーザ17が階層構造の表示要求を出す度に起動され、階層構造に対してユーザ17からアクセスがあると、階層構造表示部15を介して、何というユーザ(UserID)が、どの階層(階層ID)にアクセスしたかの情報を受け取ると、アクセス頻度ベクトル蓄積部12からそのユーザのベクトルを取り出して、該当する階層のアクセス頻度をインクリメント(+1)する。そして、このベクトルをアクセス頻度ベクトル蓄積部12へ戻すことで、アクセス頻度の統計結果がアクセス頻度ベクトル蓄積部12に蓄積される。
【0039】
アクセス頻度ベクトル蓄積部12は、各ユーザ毎にアクセス頻度ベクトルを蓄積すると共に、それらの管理を行っている。
【0040】
グループ判定部13は、外部入力あるいはアクセス頻度ベクトル蓄積部12によって起動される。例えば、外部入力があった場合は、外部入力の結果をそのままグループテーブル蓄積部14に反映させる。また、外部入力がない場合は、アクセス頻度ベクトル蓄積部12に格納されているベクトルを利用して、各ユーザの所属するグループの算出を行うようにする。図2は、グループテーブル蓄積部に蓄積され管理されるグループテーブルの一例を示したもので、(a)はユーザが所属するグループを表す所属グループテーブル21の図、(b)はグループを構成するメンバーを表すグループメンバーテーブル22の図である。グループテーブル蓄積部14には、図2(a),(b)に示したような2つのテーブルが蓄積され、管理されている。そして、グループ判定部13は、この図2(a),(b)に示したグループテーブルの生成や修正を行っている。
【0041】
階層構造表示部15は、基本的にはユーザ17からの階層構造の表示要求によって起動され、元の階層構造と、本発明の特徴である個人ビューを生成してユーザ17に表示するものである。元の階層構造を表示する場合は、共用情報蓄積部16に格納されている共用情報を利用することで、階層構造が生成される。また、個人ビューを表示する場合は、グループテーブル蓄積部14からユーザ本人の所属する各グループのメンバーリスト(図2(a),(b)の所属グループテーブル21とグループメンバーテーブル22の両方を使用)を入手し、アクセス頻度ベクトル蓄積部14からユーザ本人、およびメンバーリスト全員のベクトルを取り出す。そして、これらの情報をベースとして、ユーザ本人の個人ビューが生成される。
【0042】
共用情報蓄積部16は、従来からある情報管理システムの一部分として存在しており、元の階層構造を構成する共用情報を蓄積して、管理するものである。
【0043】
本実施の形態1にかかる情報提示装置は、以上のように構成されており、以下の手順に従って処理が行われる。
【0044】
図3は、本来の階層構造を変更して個人ビューを生成する場合の階層構造の表示例であり、(a)は本来の階層構造を示す図、(b)は個人ビュー付きの階層構造を示す図である。図4は、本来の階層構造を変更せずに個人ビューを付加した階層構造を示す図である。図5は、本実施の形態1のメインルーチンを説明するフローチャートであり、図6は、図5におけるグループ判定処理のサブルーチンを説明するフローチャートである。
【0045】
まず、図1および図5に示すように、各ユーザ17が階層(ここでは、フォルダであるが、ハイパーリンクによる階層の場合はリンクとなる)をアクセスする度に、そのユーザ(i)の階層毎のアクセス頻度ベクトルV(i)=(li1, li2,…lim)における該当フォルダ(あるいは、リンク)のアクセス頻度を計算し直す(例えば、1を増やす)ようにする(ステップS500)。ここでは、lij は、階層lij におけるアクセス頻度を表している。このアクセス頻度の計算結果は、アクセス頻度ベクトル蓄積部12に蓄積される(ステップS501)。なお、このステップS501においてグループ判定処理を行う場合の動作については、後で説明する。
【0046】
続いて、ステップS502において、任意のユーザ(i)から階層構造の表示要求の有無が判定され、表示要求があった場合は、その表示要求したユーザに関連する個人ビューを階層構造表示部15で生成するようにする(ステップS503)。表示要求が無い場合は、上記ステップS500に戻って上記処理が繰り返される。
【0047】
個人ビューの生成処理については、例えば、図3に示すように、表示要求を行ったユーザが最もよくアクセスする階層をトップ階層に持ってきて表示することができる。つまり、アクセス頻度ベクトル(li1, li2, …lim )の内、最も大きな上位K個(ここでは、K=3とする)の階層(フォルダあるいはリンク)をルート階層と並びに表示する。この際、図3(b)に示すように、図3(a)に示した本来の階層構造31はそのまま表示し、さらに、K個の階層を同じ階層で並べると見苦しい場合は、K個の中でアクセス頻度が上位M個(ここでは、M=1とする)以外の階層を一つ下の階層に折り畳んだ上で、図3(b)のように表示する(ステップS504)。ここで、上記したKとMとは、それぞれのシステムにおいて予め定めた任意の閾値であり、この値に限定されない。
【0048】
また、上記図5のステップS503において、要求のあったユーザに関連した個人ビューを生成する別の表示例としては、このユーザのアクセス頻度ベクトルを用いて、各階層に該当するアクセス頻度を視覚化することもできる。例えば、図4に示すように、元の階層構造31の各フォルダ名の隣に、ユーザ本人のアクセス頻度の数値を表示したり(図中の★付数字42,43,44,45,46に相当)、図示していないがフォルダ名をアクセス頻度に応じて色分けすることで一目で識別できるようにしたり、図示していないがフォルダ名の隣にアクセス頻度に比例したカラバーを表示するようにしても良い。さらに、この場合、本人のアクセス頻度だけでなく、本人の所属するグループ内の他のユーザのアクセス頻度も視覚化するようにしても良い(例えば、図4中の☆付数字41に相当)。こうすることで、アクセス傾向が比較的近い、同じグループ内でのファイルのアクセス頻度が一目で判るので、新しい情報源の発見を促進したり、初心者でもグループにおけるアクセス頻度を頼りに階層構造を辿って、目的情報に容易にアクセスすることができる。なお、ここでは、所属する各グループの皆のアクセス頻度の合計を☆印の右隣にそれぞれ列挙したが、これ以外の表示形態を採用しても勿論良い。
【0049】
また、ユーザが所属するグループの判定処理については、図6に示すように、外部入力(予め手動によるシステム入力)、または、アクセス頻度ベクトルの蓄積によって起動され(ステップS600)、外部入力の場合はグループテーブル蓄積部14に蓄積され、アクセス頻度ベクトルの場合は、蓄積されたベクトルからユーザの所属するグループが算出される(ステップS601)。すなわち、アクセス頻度ベクトルをクラスタリングする結果に応じて、自動的に特定することができる。
【0050】
このようにして、グループ判定処理を行うことにより、グループテーブルの生成および修正が行われ(ステップS602)、その適正なグループ判定結果に基づいて、図4に示すように、本人の所属するグループ内の他のユーザのアクセス頻度を正しく視覚化することができる。
【0051】
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2においてフォルダツリーで共用情報を管理する場合に図3と図4で示す2種類の個人ビューを同時に提供して支援するようにした階層構造を示す図である。この実施の形態2の情報提示装置の構成についても、上記実施の形態1の図1と同じであるが、個人ビューを生成処理する際に(図5のステップS503)、2種類の個人ビューを生成して元の階層構造に付加した点に特徴がある。
【0052】
本実施の形態2では、図7に示すように、階層構造が多層化されて階層が深くなっていることから、自分の目的フォルダまで辿るのに、途中で数多くの無関係のフォルダを辿らざるを得ないため(8回程度クリックする必要がある)、ユーザに対して2種類の個人ビューを提供することにより、状況に応じて最も効率良く目的ファイルまで辿ることができる。
【0053】
例えば、本実施の形態2における図7の階層構造表示欄72には、階層構造を変更する個人ビュー(図3)と、変更しない個人ビュー(図4)の2種類の個人ビューが提供されている。階層を変更する個人ビュー32とは、このユーザが最もよくアクセスするアクセス頻度の高い階層(★7、★5など)を元の階層構造31とは別にトップ階層に持ってきてまとめて表示している。このため、ユーザは、個人ビュー32だけを見て選択すればよいため、選択する階層の数が少なくて済み(1回のクリック)、簡単に目的フォルダまで辿り付くことができる。
【0054】
また、変更しない個人ビュー74,75とは、元の階層構造31の該当箇所に自分(あるいは、同じグループ)のアクセス頻度を★付数字を付加することで表示している。ここでは、さらにユーザと同じグループメンバーのアクセス頻度についても表示している(図中の☆付数字)。このように、元の階層構造31に付加されたアクセス頻度表示を頼りにすることで、目的フォルダまで迷わず辿ることができると共に、新しい情報源の発見を促進することができる。
【0055】
以上述べたように、本実施の形態1および2によれば、各階層に対するユーザからのアクセス頻度の統計をとって、ユーザ毎のアクセス状況を示した個人ビューを生成するようにしたため、容易に実現することが可能である。
【0056】
また、本実施の形態1および2によれば、元の階層構造から少なくとも本人がアクセスしたアクセス頻度の高い階層を取り出して、個人ビューとしてまとめて表示するようにしたので、ユーザが余計な階層を辿ることなく目的階層に早く辿り着くことができる。
【0057】
さらに、本実施の形態1および2によれば、元の階層構造の個々の階層の近辺にアクセス頻度を付加した個人ビューを提供したため、この個人ビューを頼ってロケーション(location)で目的情報の在処を覚えることが可能となり、ユーザは、元の階層構造を使って効率よく辿ることができる。
【0058】
また、本実施の形態1および2によれば、本人の個人ビューだけではなく、ユーザと同じグループに属する他のユーザの個人ビューも提供するようにしたため、本人の個人ビューだけでは得られなかった新たな情報源の発見を促進することが可能となり、初心者であっても階層構造を効率よく辿れるような支援が可能となる。
【0059】
なお、上記実施の形態では、主にフォルダツリーに関する実施例を中心に説明したが、ハイパーリンクを用いた階層構造についても同様に考えることができ、上記例と同様に好適な効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおいて、共用情報蓄積手段に共用情報を蓄積して管理を行い、階層構造表示手段によって各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて共用情報蓄積手段に蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求したユーザの利用情報も併せて表示するようにし、階層構造表示手段によって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報とを見ながら情報検索が行えるので、各ユーザは階層構造を参照するだけで、自分が共用情報に対して過去にどのようなアクセス傾向を持っていたかを階層構造の中で位置付けることが可能となり、より簡単に迷うことなく自分の目的情報まで辿り着くことができる。
【0061】
また、請求項2にかかる発明によれば、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセス頻度統計手段によりアクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとり、アクセス頻度情報蓄積手段に統計結果を蓄積し、階層構造表示手段は、そのアクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいてユーザ個人の利用状況を示す表示を生成して、階層構造と共に表示するので、ユーザと目的階層別にとったアクセス頻度の統計に基づいて、素早く目的階層まで辿り着くことができる上、アクセス頻度の統計処理をベースにすることから、容易に実現することができる。
【0062】
また、請求項3にかかる発明によれば、階層構造表示手段は、アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示するので、簡単な操作だけで素早く目的階層に辿り着くことができ、自分とは無関係な階層を見る必要がないことから、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0063】
また、請求項4にかかる発明によれば、階層構造表示手段は、アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を階層構造に付加して視覚化したので、階層構造の中に自分が過去にアクセスした頻度が表示されていることから、これを参照しながら目的階層まで素早く簡単に辿り着くことができ、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0064】
また、請求項5にかかる発明によれば、グループ情報蓄積手段によって各ユーザが所属するグループ情報と各グループを構成するメンバーのユーザ情報の少なくとも一方の情報を蓄積して管理し、グループ判定手段によってグループ情報蓄積手段の蓄積情報の生成や修正を行い、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定し、アクセス頻度統計手段によってユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとって、階層構造表示手段により各階層毎のアクセス頻度の合計を階層構造に付加して視覚化したので、アクセス傾向が比較的近い、ユーザの所属するグループ内でのアクセス頻度が判ることから、新しい情報源の発見を促進すると共に、初心者でもグループのアクセス頻度を頼りに容易に階層構造を辿ることができる。
【0065】
また、請求項6にかかる発明によれば、複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおいて、共用情報蓄積ステップで共用情報を蓄積して管理を行い、階層構造表示ステップで各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示し、提示された階層構造とユーザ個人の利用情報とを見ながら情報検索が行えるので、各ユーザは階層構造を参照するだけで、自分が共用情報に対して過去にどのようなアクセス傾向を持っていたかを階層構造の中で位置付けることが可能となり、より簡単に迷うことなく自分の目的情報まで辿り着くことができる。
【0066】
また、請求項7にかかる発明によれば、アクセス頻度統計ステップでは、階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとり、アクセス頻度情報蓄積ステップでその統計結果を蓄積し、その蓄積されたアクセス頻度情報に基づいてユーザ個人の利用状況を示す表示を生成して、階層構造と共に表示するので、ユーザと目的階層別にとったアクセス頻度の統計に基づいて、素早く目的階層まで辿り着くことができる上、アクセス頻度の統計処理をベースにするので、容易に実現することができる。
【0067】
また、請求項8にかかる発明によれば、階層構造表示ステップでは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示するので、簡単な操作だけで素早く目的階層に辿り着くことができ、自分とは無関係な階層を見る必要がないことから、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0068】
また、請求項9にかかる発明によれば、階層構造表示ステップでは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を階層構造に付加して視覚化したので、階層構造の中に自分が過去にアクセスした頻度が表示されていることから、これを参照しながら目的階層まで素早く簡単に辿り着くことができ、階層構造の中で迷子にならずに済む。
【0069】
また、請求項10にかかる発明によれば、グループ情報蓄積ステップで各ユーザが所属するグループ情報と各グループを構成するメンバーのユーザ情報の少なくとも一方の情報を蓄積して管理し、グループ判定ステップでは、その蓄積情報の生成や修正を行って、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーの判定を行い、ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとって、その各階層毎のアクセス頻度の合計を階層構造に付加して視覚化したので、アクセス傾向が比較的近い、ユーザの所属するグループ内でのアクセス頻度が判ることから、新しい情報源の発見を促進すると共に、初心者でもグループのアクセス頻度を頼りに容易に階層構造を辿ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1にかかる情報提示装置の概略構成を示す図である。
【図2】グループテーブル蓄積部に蓄積され管理されるグループテーブルの一例を示したもので、(a)はユーザが所属するグループを表す所属グループテーブルの図、(b)はグループを構成するメンバーを表すグループメンバーテーブルの図である。
【図3】本来の階層構造を変更して個人ビューを生成する場合の階層構造の表示例であり、(a)は本来の階層構造を示す図、(b)は個人ビュー付きの階層構造を示す図である。
【図4】本来の階層構造を変更せずに個人ビューを付加した階層構造を示す図である。
【図5】本実施の形態1のメインルーチンを説明するフローチャートである。
【図6】図5のグループ判定処理におけるサブルーチンを説明するフローチャートである。
【図7】フォルダツリーで共用情報を管理する場合に図3と図4で示した2種類の個人ビューを同時に提供して支援するようにした階層構造を示す図である。
【図8】従来の共用情報を階層構造で管理する場合の表示画面例を示したもので、(a)は、フォルダツリーで管理する場合の図、(b)は、ハイパーリンクで管理する場合の図である。
【図9】従来の共用情報をフォルダツリーで管理して表示する場合の図である。
【符号の説明】
10 情報提示装置
11 アクセス頻度統計部
12 アクセス頻度ベクトル蓄積部
13 グループ判定部
14 グループテーブル蓄積部
15 階層構造表示部
16 共用情報蓄積部
21 所属グループテーブル
22 グループメンバーテーブル
31 元の階層構造
32 個人ビュー

Claims (10)

  1. 複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおける情報提示装置であって、
    前記共用情報を蓄積して管理する共用情報蓄積手段と、
    各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて前記共用情報蓄積手段に蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示する階層構造表示手段と、
    を備え、前記階層構造表示手段によって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報を見ながら情報検索を行うことを特徴とする情報提示装置。
  2. 階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとるアクセス頻度統計手段と、
    前記アクセス頻度統計手段による統計結果を蓄積するアクセス頻度情報蓄積手段と、
    をさらに備え、前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、ユーザ個人の利用状況を示す表示を生成し、提示する階層構造と共に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、前記階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示することを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
  4. 前記階層構造表示手段は、前記アクセス頻度情報蓄積手段に蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
  5. 各ユーザが所属するグループ情報、あるいは、各グループを構成するメンバーのユーザ情報のうち、少なくとも一方の情報を蓄積して管理するグループ情報蓄積手段と、
    前記グループ情報蓄積手段の蓄積情報の生成や修正を行うと共に、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定するグループ判定手段と、
    をさらに備え、前記アクセス頻度統計手段によって前記ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとり、前記階層構造表示手段によって各階層毎のアクセス頻度の合計を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
  6. 複数のユーザが共用する共用情報を階層構造で管理する情報管理システムにおける情報提示方法であって、
    前記共用情報を蓄積して管理を行う共用情報蓄積ステップと、
    各ユーザからの階層構造の表示要求に基づいて蓄積された共用情報を階層構造で表示すると共に、少なくとも表示要求を行ったユーザの利用情報を併せて表示する階層構造表示ステップと、
    を含み、前記階層構造表示ステップによって提示された階層構造とユーザ個人の利用情報を見ながら情報検索を行うことを特徴とする情報提示方法。
  7. 階層構造で管理されている共用情報に対してユーザからアクセスがあると、アクセスしたユーザと目的階層に関する情報を受け取ってアクセス頻度の統計をとるアクセス頻度統計ステップと、
    統計をとったアクセス頻度の統計結果を蓄積するアクセス頻度情報蓄積ステップと、
    をさらに含み、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、ユーザ個人の利用状況を示す表示を生成し、提示する階層構造と共に表示することを特徴とする請求項6に記載の情報提示方法。
  8. 前記階層構造表示ステップは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザからのアクセス頻度が一定数以上の階層を取り出し、前記階層構造とは別の個人用階層にまとめて表示することを特徴とする請求項7に記載の情報提示方法。
  9. 前記階層構造表示ステップは、蓄積されたアクセス頻度情報に基づいて、表示要求したユーザの各階層毎のアクセス頻度を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする請求項7に記載の情報提示方法。
  10. 各ユーザが所属するグループ情報、あるいは、各グループを構成するメンバーのユーザ情報のうち、少なくとも一方の情報を蓄積して管理するグループ情報蓄積ステップと、
    その蓄積情報の生成や修正を行うと共に、表示要求したユーザが所属するグループのメンバーを判定するグループ判定ステップと、
    をさらに含み、前記ユーザが所属するグループのメンバーの各階層毎のアクセス頻度の統計をとり、その各階層毎のアクセス頻度の合計を前記階層構造に付加して視覚化することを特徴とする請求項7に記載の情報提示方法。
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