JP2013017141A - 画像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データの記憶容量を大幅に増加させることなく、興趣性のある画像の再生を行うことができる画像再生装置を提供する。
【解決手段】画像再生装置は、記録媒体に記録された電子的な画像データに対応する画像を表示装置に表示する画像再生装置において、上記画像が顔を有する被写体像を含むか否かを判断する顔検出処理部230と、該顔検出処理部230によって上記画像が顔を有する被写体像を含むと判断された場合に、該画像から被写体像を切り出す画像処理を行う被写体像切り出し部311と、被写体像をそれぞれ含む互いに異なる複数枚の合成画像を作成する画像合成部313と、該複数枚の合成画像を順次切り換えて所定時間ずつ表示部に表示させるシーケンスコントローラとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、被写体を撮影した電子的な画像データに基づき画像を再生する画像再生装置に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラのように、被写体を撮影した画像データに基づき画像を再生する画像再生装置が広範囲に普及している。これに伴い、オリジナルの画像をユーザの操作に従って単に再生するだけでなく、画像に種々の加工を施して再生したり、一連の画像を切り換えながら所定時間ずつ順次自動表示(スライドショーと呼ばれる)するといった様々な楽しみ方も広がっている。
例えば、特許文献1には、画像データに基づいて画像を原画像として第1ディスプレイに表示すると共に、第1ディスプレイに表示される原画像を使用して作成した合成画像を第2ディスプレイに表示する携帯用画像合成装置が開示されている。
また、特許文献2には、背景用の静止画像と被写体切抜き動画像とを合成して被写体合成画像の合成動画を生成する画像合成装置が開示されている。
特開2005−12459号公報 特開2010−233001号公報
しかしながら、単なる静止画の合成画像を普通に再生したり、スライドショーで再生したりするだけでは、ユーザは、繰り返し見ているうちにいずれ飽きてくる。そのため、より興趣性のある画像の再生が望まれる。一方、静止画に動画を合成した合成画像を再生するためには、元となる動画の撮影及び記録が必要となる。このため、画像データの記録に必要な記憶容量が増えてメディアを圧迫してしまうという問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データの記憶容量を大幅に増やすことなく、興趣性のある画像の再生を行うことができる画像再生装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像再生装置は、記録手段に記録された電子的な画像データに対応する画像を表示装置に表示する画像再生装置において、前記画像が顔を有する被写体像を含むか否かを判断する被写体判断手段と、前記被写体判断手段によって前記画像が前記被写体像を含むと判断された場合に、前記画像から前記被写体像を切り出す画像処理を行う被写体像切り出し手段と、前記被写体像をそれぞれ含む互いに異なる複数枚の合成画像を作成する画像合成手段と、前記複数枚の合成画像を順次切り換えて所定時間ずつ前記表示装置に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする。
上記画像再生装置は、前記複数枚の合成画像の各々に配置される前記被写体像の表示位置座標を算出する座標演算手段をさらに備え、前記画像合成手段は、前記表示位置座標に基づいて、前記被写体像の表示位置が段階的に変化する複数枚の合成画像を作成することを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記画像合成手段は、前記複数の合成画像において、前記被写体像の表示位置座標が画面の上方から下方に移動するのに伴い、前記被写体像を拡大させることを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記画像合成手段は、前記複数枚の合成画像において、前記被写体像の前記顔以外の色を変化させることを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記記録手段は、飾り絵又は背景のテンプレート画像に対応する画像データを記録し、前記画像合成手段は、前記テンプレート画像を用いて前記複数枚の合成画像を作成することを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記記録手段は、前記画像に付加された付加情報であって、前記画像が撮影された際の撮影条件を含む付加情報を記録し、前記付加情報に基づいて、前記画像がストロボ撮影されたか否かを判定するストロボ撮影判定手段をさらに備え、前記制御手段は、前記画像がストロボ撮影された場合に、前記画像合成手段に対して前記複数枚の合成画像を作成させる制御を行うことを特徴とする。
上記画像再生装置は、前記付加情報に基づいて、顔を有する被写体及び夜景の撮影に適した撮影モード又はポートレートの撮影に適した撮影モードで撮影されたか否かを判定する撮影モード判定手段をさらに備え、前記制御手段は、前記画像が前記顔を有する被写体及び夜景の撮影に適した撮影モード又は前記ポートレートの撮影に適した撮影モードで撮影された場合に、前記画像合成手段に対して前記複数枚の合成画像を作成させる制御を行うことを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記記録手段は、前記画像に付加された付加情報であって、前記画像が撮影された際の撮影条件を含む付加情報を記録し、前記付加情報に基づいて、前記記録手段に記録された画像から所定の検索条件を満たす画像を検索する画像検索手段と、前記画像検索手段によって検索された画像の内から所定の条件を満たす第2の画像を選択し、該第2の画像から飾り画像を切り出す飾り画像切り出し手段とをさらに備え、前記画像合成手段は、前記被写体判断手段によって顔を有する被写体像を含むと判断された第1の画像と、前記飾り画像とを用いて前記複数枚の合成画像を作成することを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記検索条件は、前記第1の画像と撮影日が同じであることと、前記第1の画像と撮影場所が同じであることと、前記第1の画像に含まれる前記被写体像に関連する人物情報が付加されていることとの内の少なくとも1つであることを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記制御手段は、前記被写体像の被写体距離が第1の基準距離よりも近いか否かを判定し、前記画像検索手段は、前記被写体距離が前記第1の基準距離よりも近い場合に検索を行うことを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記第2の画像は、被写体距離が前記第1の基準距離以上、且つ第2の基準距離以下の画像であることを特徴とする。
上記画像再生装置は、前記画像検索手段によって検索された画像の内から、前記合成画像の背景とする背景画像を選択する背景画像選択手段をさらに備え、前記背景画像選択手段は、前記画像検索手段によって検索された画像の内に被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像が含まれる場合、該被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像を前記背景画像として選択し、前記画像検索手段によって検索された画像の内に被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像が含まれない場合、前記第1の画像を前記背景画像として選択することを特徴とする。
上記画像再生装置は、前記複数枚の合成画像の各々に配置される前記飾り画像の表示位置座標であって、時間と共に変化する表示位置座標を算出する座標演算手段をさらに備えることを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記座標演算手段は、前記飾り画像の被写体距離に応じて、時間的に前後して表示される合成画像間における前記飾り画像の表示位置座標の移動量を変化させることを特徴とする。
上記画像再生装置において、前記飾り画像は顔を有する被写体像であり、前記座標演算手段は、前記飾り画像の顔の向きに応じて前記表示位置座標の移動方向を決定することを特徴とする。
上記画像再生装置は、撮影レンズを介して被写体を撮影して電子的な画像データを取得する撮像手段と、撮影指示を行うレリーズ手段とをさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、被写体像をそれぞれ含む互いに異なる複数枚の合成画像を作成し、これらを順次切り換えて所定時間ずつ表示装置に表示させるので、画像データの記憶容量を大幅に増やすことなく、興趣性のある画像の再生を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像再生装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す画像再生装置を背面側から示す斜視図である。 図3は、図1に示す画像処理回路の一部の構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示す画像再生装置の動作を示すフローチャートである。 図5は、図1に示す画像再生装置の再生動作を示すフローチャートである。 図6は、図1に示す画像再生装置のスライド処理の動作を示すフローチャートである。 図7は、画像処理回路に読み込まれた画像の例を示す模式図である。 図8Aは、合成画像における被写体像の配置例を説明する模式図である。 図8Bは、合成画像における被写体像の配置例を説明する模式図である。 図8Cは、合成画像において被写体像の衣服の色を変化させる例を説明する模式図である。 図8Dは、合成画像に合成されるテンプレート画像の例を示す模式図である。 図9は、合成画像の表示例を示す模式図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る画像再生装置が備える画像処理回路の一部の機能を示すブロック図である。 図11は、実施の形態2に係る画像再生装置のスライド処理の動作を示すフローチャートである。 図12は、画像処理回路に読み込まれた画像の例を示す模式図である。 図13は、画像における被写体像の写り方と被写体距離との関係を説明する図である。 図14は、リストから検索された風景画像の例を示す模式図である。 図15は、リストから検索された遠距離画像及び中距離画像の例を示す模式図である。 図16Aは、合成画像における被写体像の配置例を説明する模式図である。 図16Bは、合成画像における被写体像の配置例を説明する模式図である。 図17は、被写体像の移動方向の決定方法を説明する模式図である。 図18は、合成画像の表示例を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像再生装置であるデジタルカメラ(以下、単にカメラという)の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1に示すカメラの外観を背面側から示す斜視図である。
図2に示すように、カメラ1は、別体で構成された交換レンズ100及びカメラ本体200を備え、交換レンズ100を介して被写体を撮影した画像をカメラ本体200において記録する。交換レンズ100はカメラ本体200の前面のマウント開口部(不図示)に着脱自在となっている。
カメラ本体200の上面には、撮影を指示するためのレリーズ釦10と、パワースイッチ20と、撮影モードを設定するモードダイヤル11とが配置されている。
レリーズ釦10は、半押しすることより第1レリーズスイッチがオンすると共に、さらに押し込んで全押しすることにより第2レリーズスイッチがオンする2段階スイッチとなっている。カメラ1は、第1レリーズスイッチのオンにより、焦点検出、撮影レンズのピント合わせ、被写体輝度の測光等の撮影準備動作を行い、第2レリーズスイッチのオンにより、後述する撮像素子221の出力に基づいて、被写体像の画像データの取り込みを行う撮影動作を実行する。
モードダイヤル11により設定可能な撮影モードとしては、通常の撮影モードの他、人物等の被写体及び夜景の撮影に適した夜景モード(被写体を撮影するためにストロボ発光すると共に、夜景を撮影するために露光時間を長く設定するモード)、動きの激しい被写体の撮影に適したスポーツモード、風景撮影用の風景モード、ポートレートモード(被写体の瞳にキャッチライトを入れたり、美白効果を出すためにストロボ発光するモード)、被写体を短時間で連続的に撮影する連写モードといった各種の撮影モード等が用意されている。
パワースイッチ20は、カメラ本体200や交換レンズ100のパワー供給を制御するためのパワースイッチレバーに連動している。パワースイッチ20がオン状態になると、カメラ1全体に電源が供給され、カメラ1が動作を開始する。一方、パワースイッチ20がオフ状態になると、カメラ1は低消費電流モード(スリープモードともいう)での動作状態に入る。この低消費電流モードでは、後述するシーケンスコントローラ227は低消費電流で駆動され、スイッチ検知回路253等の回路以外には電源が供給されない。
カメラ本体200の背面には、表示部26及び該表示部26上に重ねて設けられたタッチパネル12と、拡大釦13a、縮小釦13b、再生釦14、スライドショーモードオン釦15、スライドショーモードオフ釦16、編集釦17、十字釦18、決定釦19を含む操作釦群とが配置されている。タッチパネル12及び操作釦群13a〜19は、外部からの操作に応じて、所定の指示や情報に対応する信号を入力する操作入力手段に相当する。
表示部26は、TFT(薄膜トランジスタ)等のアクティブ素子を用いた液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)といった表示パネルによって実現され、被写体像のライブビュー表示、記録済みの撮影画像の再生表示、メニュー画面の表示等、種々の画像や情報を表示する。なお、実施の形態1において、表示部26はカメラ本体200の背面に配置されるが、撮影者が観察できる位置であれば、背面に限らず配置することができる。また、ライブビュー表示とは、撮像素子221から出力された画像信号に基づいて表示される被写体像の観察用の動画(ライブビュー画像)表示のことである。
タッチパネル12は、表示部26に表示される情報に基づいてユーザの指やタッチペン(スタイラス)等の物体が自身に接触(タッチ)した位置を検出し、このタッチ位置及びタッチの軌跡に応じた操作信号を入力する。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等がある。実施の形態1においては、いずれの方式のタッチパネルを適用しても良い。
拡大釦13aは、表示部26に表示される画像を拡大させる指示信号を入力するための操作釦であり、縮小釦13bは、表示部26に表示される画像を縮小させる指示信号を入力するための操作釦である。
再生釦14は、再生モードへの移行、及び再生モードからの抜出を指示する指示信号を入力するための操作釦である。
スライドショーモードオン釦15は、再生モードにおいて、一連の静止画を切り換えながら所定時間ずつ順次自動表示するスライドショーを開始する指示信号を入力するための操作釦である。スライドショーモードオフ釦16は、スライドショーを終了する指示信号を入力するための操作釦である。
編集釦17は、後述する顔検出処理部230によって検出された顔を有する被写体(人物)に対し、名前や属性等の情報(以下、人物情報という)をユーザが編集するモードに移行する指示信号を入力するための操作釦である。
十字釦18は、上釦18a、下釦18b、左釦18c、右釦18dを含み、表示部26に表示されたカーソルやポインタ等を上下左右に移動させる指示信号を入力するための操作釦である。
決定釦19は、十字釦18等によって選択された項目を決定する指示信号を入力するための操作釦である。
なお、表示部26に表示されたカーソルやポインタを操作する操作部材としては、タッチパネル12及び十字釦18以外にも、トラックボール、タッチパッド、ポインティングスティック等の種々のポインティングデバイスを用いることができる。これらのポインティングデバイスは、カメラ1に設けても良いし、カメラ1に対して外付けにしても良い。
図1に示すように、交換レンズ100をカメラ本体200に装着した状態のとき、通信接点300において両者は電気的に接続される。カメラ本体200内のマウント開口部の近傍には、着脱検知スイッチ259が設けられており、交換レンズ100とカメラ本体200の装着状態を検知する。
交換レンズ100内には、焦点調節及び焦点距離調節用の撮影レンズ101a、101bを含む撮影光学系101と、開口量を調節するための絞り103が配置されている。この内、撮影光学系101は光学系駆動機構107に駆動されて、その位置調節がなされる。また、絞り103は絞り駆動機構109に駆動されて、その位置調節がなされる。
光学位置検出機構105は、撮影光学系101の位置を検出して、撮影光学系101の焦点調節レンズ位置(ピント位置)及びズーム位置を検出し、さらに、ピント位置から被写体距離を取得すると共にズーム位置から焦点距離を取得する。また、交換レンズ100の周囲には、回動自在な距離環112が設けられている。この距離環112の回動方向(操作方向)及び回動量(操作量)は、エンコーダ110によって検出される。
光学位置検出機構105、光学系駆動機構107、絞り駆動機構109、及びエンコーダ110の各々は、通信接点300を介してカメラ本体200に接続されたレンズコントローラ111に接続されている。レンズコントローラ111は、例えばCPUによって実現され、光学系駆動機構107に対する駆動制御を介してピント合わせ及びズーム駆動を制御すると共に、絞り駆動機構109に対する駆動制御を介して絞り値を制御する。
また、レンズコントローラ111は、光学位置検出機構105によって取得された焦点調節レンズ位置及び焦点距離に関するレンズ情報をカメラ本体200に送信する。具体的には、交換レンズ100内(又はレンズコントローラ111内)に内蔵された電気的書き換え可能な不揮発性メモリ(図示せず)に、交換レンズ100の焦点距離情報(ズームレンズの場合には、最短焦点距離情報及び最長焦点距離情報)、被写体距離情報、開放絞り値、最小絞り値、撮影可能距離範囲(最至近距離を含む)、レンズの色バランス情報、収差情報、オートフォーカス(AF)に関する情報、装着されたレンズの種類(マクロレンズ、テレコンバータ等)といったレンズ情報が記憶される。なお、レンズ情報は、これらの情報の他、絞り103の絞り状態(開放絞り状態又は絞り込み状態)、距離環112の操作状態(操作方向及び操作量)といった交換レンズ100の状態に関する情報や、絞り駆動機構109による絞り103の絞り込み完了や絞り開放完了、光学系駆動機構107によるレンズ駆動完了の情報といった交換レンズ100の操作状況に関する情報も含む。レンズコントローラ111は、不揮発性メモリに記憶されたこれらのレンズ情報を、通信接点300を介してカメラ本体200に送信する。
カメラ本体200内における撮影光学系101の光軸上(即ち、撮影光路上)には、露光時間制御及び撮像素子221の遮光用のフォーカルプレーンタイプのシャッタ203が配置されている。シャッタ203の動作は、シャッタ駆動機構213によって駆動制御される。被写体の方向から入射し、撮影光学系101によって形成された被写体像に対応する光束は、交換レンズ100とカメラ本体200とが結合するマウント開口部を介してカメラ本体200の方向に導かれ、シャッタ203が開いたタイミングでカメラ本体200内に入射する。
シャッタ203の後方(撮影光学系101とは反対側の方向)には、撮像素子ユニット290が配置されている。撮像素子ユニット290は、防塵フィルタ205、赤外カットフィルタ209、光学的ローパスフィルタ210、及び撮像素子221を、撮影光学系101側からこの順で配置して一体的に構成したユニットであり、塵埃が侵入しないように密封されたパッケージに収納されている。このような撮像素子ユニット290は、ブレ補正駆動機構292により、撮影光学系101の光軸と直交するXY平面内において2次元的に変位される。
防塵フィルタ205は、カメラ本体200のマウント開口部や本体内部において発生した塵埃が撮像素子221や光学素子に付着することにより、塵埃の影が被写体像に写し込まれて見苦しい画像となることを防止する。
防塵フィルタ205の周縁部の全周又は一部には、防塵フィルタ駆動回路211に接続された圧電素子207が固着されている。圧電素子207は、防塵フィルタ駆動回路211の駆動信号に基づいて、防塵フィルタ205を所定周波数の超音波で振動させる。防塵フィルタ205が超音波で振動することにより、防塵フィルタ205の前面に付着した塵埃が除去される。
赤外カットフィルタ209は、被写体像に対応する光束から赤外光成分をカットする。また、光学的ローパスフィルタ210は、被写体光束から高周波成分を取り除く。
撮像素子221は、撮影光学系101によって結像された光束を光電変換して、アナログ画像信号を生成する。本実施形態1においては、撮像素子221として、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の2次元固体撮像素子が使用される。
また、カメラ本体200は、撮像素子221において生成されたアナログ画像信号を処理する撮像素子駆動回路223、前処理回路225、コントラストAF回路226、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)262、内蔵ストロボ充電・発光回路281、ブレ補正駆動機構292、アクチュエータ駆動回路294、ブレ検出部297、及びGPS(Global Positioning System)受信ユニット299を備える。
撮像素子駆動回路223は、入出力回路239から出力された制御信号に従って、撮像素子221において生成されたアナログ画像信号を読み出し、このアナログ画像信号を増幅すると共に、アナログデジタル変換(AD変換)等の信号処理を行う。
前処理回路225は、撮像素子駆動回路223において信号処理が施された画像信号に対しライブビュー表示のための画素間間引処理等、種々の前処理を行う。
コントラストAF回路226は、前処理回路225から出力された画像信号の高周波成分(コントラスト信号)を抽出する。コントラスト信号を抽出する画像の範囲は、シーケンスコントローラ227によって制御され、例えば、AFターゲット、撮影画面全体、又は拡大表示領域等の領域に対して抽出が行われる。抽出されたコントラスト信号はシーケンスコントローラ227に出力される。
ASIC262は、データバス261と、このデータバス261に接続されたシーケンスコントローラ(本体側コントローラ)227、画像処理回路229、圧縮伸張回路231、ビデオ信号出力回路233、SDRAM制御回路237、入出力回路239、通信回路241、記録媒体制御回路243、フラッシュメモリ制御回路247、スイッチ検知回路253とを含む。なお、図1においてはコントラストAF回路226をASIC262の外側に設けているが、ASIC262内に設けても良い。
シーケンスコントローラ227は、例えばCPUによって実現され、カメラ本体200の各部の動作を制御する。具体的には、シーケンスコントローラ227は、フラッシュメモリ249に記憶されているプログラムに従って、カメラ1全体の動作を制御する。また、シーケンスコントローラ227は、上述したように、コントラストAF回路226からコントラスト信号を入力し、レンズコントローラ111を介して撮影光学系101の自動焦点調節の制御を行う。さらに、シーケンスコントローラ227は、時計機能を内蔵しており、この時計機能により、画像をスライドショーで再生する際のコマ送りの制御、その他の制御を行うと共に、第2レリーズスイッチがオンされたタイミング(即ち撮影時)における日時情報(撮影日時情報)を、対応する画像データに付加して記録媒体245aに記録する。
画像処理回路229は、前処理回路225から出力され、データバス261を介して入力されたデジタル画像信号(画像データ)に対し、デジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、ライブビュー表示用処理といった各種画像処理を施し、画像データの輝度分布や彩度の判定を行う。
また、画像処理回路229は、画像データに対応する画像から人物や動物等の被写体の顔をパターンマッチング処理等により検出する顔検出処理部230を有する。この顔検出処理部230は、人物や動物といった顔を有する被写体像が画像に含まれるか否かを判断する被写体判断手段である。
さらに、画像処理回路229は、記録媒体245aに記録されている画像を用いてスライドショー用の複数の合成画像を作成する処理を行う。
図3は、画像処理回路229の内、スライドショー用の合成画像の作成に関連する機能を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理回路229は、顔検出処理部230に加えて、被写体像切り出し部311と、座標演算部312と、画像合成部313とを備える。被写体像切り出し部311は、スライドショーにより再生される画像に顔を有する被写体像が含まれると判断された場合に、当該画像から被写体像を切り出す画像処理を行う。座標演算部312は、各合成画像に配置される被写体像の表示位置座標を算出する。画像合成部313は、算出された表示位置座標に基づき、切り出された被写体像をそれぞれ含む互いに異なる複数枚の合成画像を作成する。
画像処理回路229により複数枚の合成画像が作成された際に、シーケンスコントローラ227は、これらの合成画像を順次切り換えながら所定時間ずつ表示部26に表示させることにより、画像をアニメーションのように表示する制御を行う。
なお、上記顔検出処理部230及び被写体像切り出し部311〜画像合成部313は、専用のハードウェアを用いて実現しても良いし、合成画像作成プログラムをCPUに読み込むことにより実現しても良い。
圧縮伸張回路231は、SDRAM238に記憶された画像データをJPEG、TIFF等の形式で圧縮する。なお、画像圧縮はJPEG、TIFFに限らず、他の圧縮方法を適用しても良い。
ビデオ信号出力回路233は、表示部駆動回路235を介して表示部26に接続される。ビデオ信号出力回路233は、SDRAM238又は記録媒体245aに記憶された画像データを、表示部26(及び/又はファインダ内液晶モニタ)に表示するためのビデオ信号に変換する。
SDRAM238は、SDRAM制御回路237を介してデータバス261に接続されている。SDRAM238は、画像処理回路229によって画像処理された画像データ又は圧縮伸張回路231によって圧縮された画像データを一時的に記憶するバッファメモリである。
入出力回路239は、防塵フィルタ駆動回路211、シャッタ駆動機構213、及び撮像素子駆動回路223に接続され、データバス261を介してシーケンスコントローラ227等の各回路とデータの入出力を制御する。
通信回路241は、データバス261と接続されると共に、通信接点300を介してレンズコントローラ111と接続されている。通信回路241は、レンズコントローラ111とシーケンスコントローラ227その他の各回路との間のデータの送受信や制御命令の送信等の通信を行う。
記録媒体制御回路243は、記録媒体リーダーライター245に接続されており、記録媒体245aへの画像データ等の記録と再生の制御を行う。記録媒体リーダーライター245は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)、又はメモリスティック(登録商標)等のように、書き換え可能でカメラ本体200に対して着脱自在な記録媒体245aが装填可能となるように構成される。その他、記録媒体制御回路243を、マイクロドライブ(登録商標)などのハードディスクユニットや無線通信ユニットを接続可能に構成してもよい。
フラッシュメモリ制御回路247は、フラッシュメモリ(Flash Memory)249に接続される。フラッシュメモリ249は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、カメラの動作を制御するためのプログラムや、制御用の調整値等を記憶する。シーケンスコントローラ227は、フラッシュメモリ249に記憶されたプログラムや調整値等に従ってデジタルカメラの制御を行う。
スイッチ検知回路253は、レリーズ釦10、モードダイヤル11、タッチパネル12、操作釦群13a〜19、パワースイッチ20、及び着脱検知スイッチ259に接続され、これらの各部のスイッチ状態を検知し、或いはこれらの各部から入力された入力信号を受け付けて、データバス261を介して各部に送信する。なお、パワースイッチ20がオフ状態になると、パワースイッチ20以外の操作部材の動作はいずれも検出されない。
ブレ補正駆動機構292は、駆動源として圧電素子駆動モータ等からなるアクチュエータを備え、撮像素子ユニット290を撮影光学系101の光軸と直交するXY平面内において2次元的に変位することにより、画像におけるブレを防止する。
内蔵ストロボ充電・発光回路281には、メインコンデンサ283、並びにキセノン(Xe)管及び反射傘を含む発光部285が接続されている。内蔵ストロボ充電・発光回路281は、シーケンスコントローラ227の制御の下で、メインコンデンサ283を充電すると共に、第2レリーズスイッチがオンされたタイミングで放電して電圧を発光部285に供給することにより、カメラ1が撮影する視野領域に向けて補助光(ストロボ光)を照射する。
この際に、シーケンスコントローラ227は、発光部285の発光タイミングに対応する画像データに、ストロボ発光の有無に関するストロボ撮影情報を付加して記録媒体245aに記録する。
なお、発光部285においては、キセノン管の代わりにLED(Light Emitting Diode)等の照明部材を用いても良い。
アクチュエータ駆動回路294は、ブレ補正駆動機構292内のアクチュエータを駆動する。
ブレ検出部297は、ジャイロを利用した角速度センサ297a、及び角速度検出回路297bを含むブレ検出部297を有する。角速度センサ297aは、カメラ本体200に生じたブレに応じたブレ信号を出力する。角速度検出回路297bは、角速度センサ297aから出力されたブレ信号を増幅すると共にAD変換し、シーケンスコントローラ227に出力する。
シーケンスコントローラ227は、ブレ検出部297によって検出されたブレ信号に基づき、カメラ本体200のブレを打ち消すブレ制御信号をアクチュエータ駆動回路294に出力し、ブレ補正駆動機構292内のアクチュエータに対する駆動信号を出力させる。これによりアクチュエータが駆動し、撮像素子221が撮影光学系101の光軸と直交する方向に移動する。その結果、カメラ本体200に加えられたブレが打ち消され、画像の劣化が防止される。なお、このような手ブレ補正の方式は、撮像素子シフト方式と呼ばれる。
GPS受信ユニット299は、地上の物体の位置を測位する測定手段であるGPSを構成する複数のGPS衛星から送信されてくる衛星の軌道情報を受信し、この受信した軌道情報に基づいて、カメラ1の装置位置情報を取得する。この装置位置情報は、経度及び緯度情報である。シーケンスコントローラ227は、撮影時における装置位置情報をGPS受信ユニット299から取得し、撮影位置情報として対応する画像データに付加して記録媒体245aに記録する。
次に、実施の形態1に係るカメラの動作を、図4を参照しながら説明する。図4は、シーケンスコントローラ227によるパワーオンリセット後のカメラ1の動作を示すフローチャートである。カメラ本体200にバッテリが装填され、又は外部電源が接続されると、図4に示す動作がスタートする。
まず、ステップS01において、カメラ1は、パワースイッチ20がオンであるか否かを判定する。パワースイッチ20がオンである場合(ステップS01:Yes)、カメラ本体200及び交換レンズ100内の各機構や各回路等への電源供給が開始される(ステップS02)。一方、パワースイッチ20がオフである場合(ステップS01:No)、カメラ1は、低消費電力の状態であるスリープ状態となる(ステップS12)。なお、このスリープ状態は、パワースイッチ20のオフからオンによって解除される。
ステップS03において、カメラ1は、レンズ情報を取得する。具体的には、シーケンスコントローラ227が、レンズコントローラ111から通信回路241を介して、光学位置検出機構105によって検出された撮影光学系101の焦点位置情報、焦点距離情報、被写体距離情報、至近側焦点距離・長焦点側焦点距離、開放絞り値、焦点距離毎の露出補正値、周辺光量の補正値(シェーディング)、周辺の色補正値、及び歪曲収差補正値といった交換レンズ100の固有情報を含むレンズ情報を取得する。この際、中間リング、テレコンバータなどのレンズに関わるアクセサリーに関する情報を、これらのアクセサリーの装着の有無を含めて取得しても良い。
ステップS04において、カメラ1は、動作モード及びパラメータの設定を行う。具体的には、カメラ本体200が、モードダイヤル11によって設定された撮影モード、ISO感度、操作釦群13a〜19を用いてマニュアル設定されたシャッタ速度、絞り値等の情報に基づいて、撮影条件の読み込みを行う。
続くステップS05において、カメラ1は、測光及び露光量の演算を行う。詳細には、カメラ1は、撮像素子221の出力に基づいて被写体輝度を求め、この被写体輝度を用いて撮影モード及び撮影条件に従って適正露光となるシャッタ速度や絞り値等の露光制御値を算出する。
ステップS06において、カメラ1は、ライブビュー表示を行う。具体的には、画像処理回路229が、撮像素子221から出力された画像信号を取り込んで所定の画像処理を施すことにより、一定の微小な時間間隔で連続的に再生される表示用の画像データを生成する。表示部26は、この表示用の画像データに対応する画像(ライブビュー画像)を表示する。
ステップS07において、カメラ1は、再生スイッチがオンされたか否かを判定する。即ち、再生釦14に連動する再生スイッチ信号が検出されたか否かが判定される。再生スイッチがオンされた場合(ステップS07:Yes)、カメラ1は、記録媒体245aに記録されている画像データに対応する画像を表示部26に再生して表示する(ステップS20)。
一方、再生スイッチがオンされない場合(ステップS07:No)、又はステップS20の再生動作が終了した場合、カメラ1は、メニュースイッチがオンされたか否かを判定する(ステップS08)。即ち、スライドショーモードオン釦15に連動するメニュースイッチ信号が検出されたか否かが判定される。
メニュースイッチがオンされた場合(ステップS08:Yes)、カメラ1はメニュー設定を行う(ステップS30)。詳細には、カメラ1は、メニュースイッチのオンに応じて、ISO感度、ホワイトバランス、マニュアルフォーカス(MF)モード、オートフォーカス(AF)モード、防振モード等の種々の設定用の画面を表示部26に表示する。カメラ1は、このような画面(タッチパネル12)に対するタッチや、十字釦18及び決定釦19に対する操作により入力された指示信号に応じて、種々のモードやパラメータの設定を行い、設定されたモードを各部に実行させる。例えば、防振モードが設定された場合、ライブビュー動作中及び撮影動作時に防振動作が実行される。
一方、メニュースイッチがオンされない場合(ステップS08:No)、又はステップS30のメニュー設定が終了した場合、カメラ1は、第1レリーズスイッチ(1Rスイッチ)がオンされたか否かを判定する(ステップS09)。具体的には、レリーズ釦10の半押しによる第1レリーズスイッチ信号が検出されたか否かが判定される。
第1レリーズスイッチがオンされた場合(ステップS09:Yes)、カメラ1は撮影を実行する(ステップS40)。具体的には、カメラ1は、例えばAFモードに設定されている場合、コントラストAFによって撮影光学系101のピント合わせを行い、測光及び露出演算により適正露光となる露出制御値の演算を行う。そして、レリーズ釦10の全押しにより第2レリーズスイッチがオンされた際に露出動作を行い、撮影によって取得された静止画の画像データを記録媒体245aに記録する。この際、設定中の撮影モード、焦点距離情報、被写体距離情報、ストロボ撮影情報、シャッタースピード、絞り値、撮影日時情報、撮影位置情報等の情報も、画像データと関連付けて記録される。或いは、これらの情報(以下、付加情報ともいう)を、例えばExif(Exchangeable Image File Format)情報として記録しても良い。
一方、第1レリーズスイッチがオンされない場合(ステップS09:No)、又は、ステップS40の撮影が終了した場合、カメラ1は、パワースイッチ20がオンであるか否かを判定する(ステップS10)。パワースイッチ20がオンである場合(ステップS10:Yes)、動作はステップS05に戻る。一方、パワースイッチ20がオフされた場合(ステップS10:No)、カメラ1はパワーオフモードとなり、電源供給が停止する(ステップS11)。その後、動作はステップS12に移行する。
次に、カメラ1の再生動作(ステップS20)について、図5を参照しながら説明する。図5は、カメラ1の再生動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、カメラ1は、記録媒体245aに記録された画像データを読み出す。このとき、カメラ1は、最新の撮影画像に対応する画像データを読み出す。
続くステップS202において、カメラ1は、読み出した画像データに対応する画像を表示部26に表示する。
ステップS203において、顔検出処理部230は、表示部26に表示された画像から顔を検出し、検出した各顔の周囲に顔検出枠を重ねて表示する。なお、検出対象の顔は、人物の他、犬や猫等の動物の顔であっても良い。
ステップS204において、カメラ1は、十字釦18が操作されたか(十字釦18から操作信号か入力されたか)否かを判定する。十字釦18が操作された場合(ステップS204:Yes)、カメラ1は、表示部26に表示する画像を変更する(ステップS205)。具体的には、カメラ1は、十字釦18の内の上釦18aから信号が入力された場合、10コマ前の画像に対応する画像データを記録媒体245aから読み出す。また、下釦18bから信号が入力された場合、10コマ後の画像に対応する画像データを記録媒体245aから読み出す。また、左釦18cから信号が入力された場合、1コマ前の画像に対応する画像データを記録媒体245aから読み出す。さらに、右釦18dから信号が入力された場合、1コマ後の画像に対応する画像データを記録媒体245aから読み出す。その後、カメラ1の動作はステップS202に戻る。
一方、十字釦18が操作されない場合(ステップS204:No)、カメラ1は、拡大釦13a又は縮小釦13bが操作されたか否かを判定する(ステップS206)。拡大釦13a又は縮小釦13bが操作された場合(ステップS206:Yes)、カメラ1は、表示部26に表示する画像の表示範囲を変更する(ステップS207)。具体的には、カメラ1は、拡大釦13aから信号が入力された場合、表示部26に表示されている画像の表示範囲を中央部の所定範囲に縮小し、該所定範囲を表示部26に拡大表示する。一方、カメラ1は、縮小釦13bから信号が入力された場合、表示部26に表示される画像の範囲を外周側の所定範囲に拡大し、該所定範囲を表示部26に縮小表示する。このとき、既に表示部26に画像が等倍表示されている場合には、カメラ1は、サムネイル画像を複数枚並べて(例えば、2行2列、3行3列、4行4列等に配置)表示するインデックス画像表示することとしても良い。さらに、カメラ1は、十字釦18からの信号を検出した場合、検出した釦(上釦18a、下釦18b、左釦18c、右釦18d)の向きに応じて、表示部26に表示される画像の表示範囲を移動させる。その後、カメラ1の動作はステップS202に戻る。
拡大釦13a又は縮小釦13bが操作されない場合(ステップS206:No)、カメラ1は、スライドショーモードオン釦15が操作されたか否かを判定する(ステップS208)。スライドショーモードオン釦15が操作された場合(ステップS208:Yes)、カメラ1は、記録媒体245aに記録されている画像データに基づいてスライドショーを開始する(ステップS209)。
一方、スライドショーモードオン釦15が操作されることなく(ステップS208:No)、編集釦17が操作された場合(ステップS210:Yes)、カメラ1は、表示部26に表示中の画像において検出された顔を有する被写体(人物)に関する人物情報を編集するモードに移行する(ステップS211)。このモードにおいて、ユーザは、タッチパネル12上で所望の顔検出枠にタッチすることにより編集対象とする人物を選択し、タッチパネル12、十字釦18、決定釦19等の操作釦を用いて、選択した人物の名前や属性等を編集することができる。編集された人物情報は、当該画像に対応する画像データの付加情報として記録される。なお、編集釦17が再度操作されると、カメラ1の動作はステップS202に戻る。
その後、再生釦14が操作された場合(ステップS212:Yes)、カメラ1の動作はメインルーチンに戻る。一方、再生釦14が操作されない場合(ステップS212:No)、カメラ1の動作はステップS202に戻る。
次に、スライド処理(ステップS209)について詳細に説明する。図6は、カメラ1のスライド処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS221において、シーケンスコントローラ227は、スライドショーにおいて1コマの画像を表示する時間をユーザに入力させる。具体的には、カメラ1は、ユーザに対し、例えば2秒〜10秒の範囲の表示時間をタッチパネル12、十字釦18、決定釦19等により入力するよう促すメッセージを含む表示時間の入力画面を表示部26に表示させる。或いは、シーケンスコントローラ227は、デフォルトで設定された表示時間(例えば5秒間)を変更する場合にのみ、ユーザに表示時間を入力させるようにしても良い。
ステップS222において、画像処理回路229は、記録媒体245aに記録されている画像データを読み込む。なお、スライドショーモードに移行した直後は、表示部26に表示中の画像に対応する画像データが読み込まれる。実施の形態1においては、一例として、図7の(a)に示す画像P1の画像データが読み込まれたものとする。画像P1は、夜景の背景及び人物像Sb1、Sb2を含む。
ステップS223において、顔検出処理部230は、読み込んだ画像P1に対して顔検出処理を施す。なお、この際、ステップS203において実行した顔検出処理の結果をそのまま取り込んでも良い。
ステップS224において、シーケンスコントローラ227は、画像P1から顔が検出されたか否かを判定する。顔が検出された場合(ステップS224:Yes)、シーケンスコントローラ227は、さらに、画像P1の付加情報を参照して、当該画像P1が夜景モード又はポートレートモードで撮影されたか否かを判定する(ステップS225)。
画像P1が夜景モード及びポートレートモードのいずれでも撮影されなかった場合(ステップS225:No)、シーケンスコントローラ227は、さらに、画像P1の付加情報を参照して、画像P1がストロボ発光を伴って撮影(ストロボ撮影)されたか否かを判定する(ステップS226)。
画像P1が夜景モード又はポートレートモードで撮影された場合(ステップS225:Yes)、又は画像P1がストロボ撮影された場合(ステップS226:Yes)、画像処理回路229は、検出された顔を有する被写体像(人物像)の位置を推定して被写体像の切り出しを行う(ステップS227)。
より詳細には、被写体像切り出し部311は、検出された顔とコントラストが連続する領域を公知のエッジ検出処理等により抽出し、図7(a)に示すように、人物像Sb1、Sb2の輪郭線C1、C2を検出する。そして、この輪郭線C1、C2において画像の切り出しを行うことにより、図7(b)に示すように、人物像Sb1、Sb2の各々を分離して取得する。なお、図7(a)及び(b)においては、識別を容易にするため、人物像Sb1、Sb2の外周と輪郭線C1、C2とを離して描いているが、実際には両者はほぼ一致する。
ここで、夜景モード若しくはポートレートモードで撮影された画像、又はストロボ撮影された画像から被写体像を切り出すのは、これらの画像においては被写体像と背景画像とのコントラストが明確であり、比較的容易且つ正確に被写体像の切り出しを行うことができるからである。なお、被写体像を切り出すか否かの判定(ステップS225、S226)は、他の撮影条件(撮影モード)に基づいて行っても良い。或いは、画像の撮影条件によらず、顔検出された全ての被写体像を切り出すようにしても良い。この場合、ステップS225及びS226は省略される。
ステップS228において、シーケンスコントローラ227は、ステップS221において入力された表示時間から、スライドショーの1コマの画像に対して作成される合成画像の枚数を算出する。例えば、表示時間が3.0秒であり、合成画像の更新周期が1.0秒である場合、合成画像の枚数は3.0/1.0=3枚と算出される。なお、合成画像の更新周期は、例えば0.5秒〜1.0秒程度の範囲で予め設定されている。
ステップS229において、座標演算部312は、ステップS227において切り出された被写体像を合成画像に配置する際の表示位置座標を算出する。表示位置座標は、合成画像の枚数に応じて決定される。例えば、合成画像の枚数が3枚である場合、時間と共に変化する3箇所の表示位置座標が算出される。被写体像の配置例については後述する。
ステップS230において、画像合成部313は、ステップS229において算出された最初の被写体像の表示位置座標に基づき被写体像に対する重なり処理を実行して、合成画像を作成する。この際に、画像合成部313は、被写体像の表示位置座標に応じて、合成する被写体像の大きさを決定する。
以下、座標演算部312及び画像合成部313により決定される被写体像の配置例について説明する。
(1−1)被写体像を遠く(画面の奥側)から近く(画面の手前側)に移動させる場合
例えば、人物像Sb1が遠くから徐々に近づいてくるようなアニメーション表示を行う場合、座標演算部312は、図8Aに示すように、画面の上方から下方に向け(即ち、Y方向に向け)、合成画像の枚数(3枚)に応じて段階的(t1、t2、t3)に変化する人物像Sb1の表示位置座標を算出する。この場合、画像合成部313は、人物像Sb1の大きさを、Y方向における位置に応じて段階的に拡大させる(人物像Sb1’、Sb1’’)。これにより、人物像Sb1が遠く(画面の奥側)から近く(画面の手前側)に近づく様子を表現することができる。なお、この際に、人物像Sb1をY方向だけでなく、X方向にも併せて移動させても良い。
(1−2)被写体像をX方向に沿って移動させる場合
例えば、人物像Sb2がX方向に移動するようなアニメーション表示を行う場合、座標演算部312は、図8Bに示すように、X方向に向かって段階的に変化する人物像Sb2の表示位置座標を算出する。この場合、画像合成部313は、人物像Sb2の大きさを、Y方向における位置に応じて拡大又は縮小しても良い。例えば、人物像Sb2を画面上方に配置する場合には縮小し、人物像Sb2を画面下方に配置する場合には拡大する。それにより、遠近感を表現することができる。図8Bにおいては、人物像Sb2を、図7よりも若干縮小して画面の上方に配置している。
座標演算部312は、このような人物像Sb1、Sb2の表示位置座標を、予めデフォルトで設定された1種類の移動パターンに従って算出しても良いし、スライドショーモードに移行する毎にユーザに所望の移動パターンを入力又は選択させ、入力又は選択された移動パターンに従って算出しても良い。或いは、予め用意された複数の移動パターンの内からランダム又は優先順位をつけて移動パターンを選択し、この移動パターンに従って表示位置座標を算出しても良い。
なお、この際に、画像合成部313は、人物像Sb1、Sb2の大きさだけでなく、人物像Sb1、Sb2の顔以外の色(例えば、衣服の色)を変化させても良い(図8C参照)。なお、図8Cにおいては、衣服の色の違いを網掛けの模様の違いによって表現している。
また、この際に、画像合成部313は、予め記録媒体245aに記録されているテンプレート画像を読み込んで、合成画像の素材として用いても良い。テンプレート画像としては、空や海といった背景画像、太陽や雲といった背景の飾り絵画像、帽子や傘といった人物像Sb1、Sb2と共に移動させる飾り絵画像、犬や猫といった人物像Sb1、Sb2とは独立に移動させる飾り絵画像がある。このようなテンプレート画像は、題材毎にまとめて予め記録しておくことができる。
例えば図8Dは、太陽の飾り絵画像A1を、合成画像の枚数に応じて段階的に(例えば角度θずつ)回転させる例を示している。
図9は、画像合成部313が作成した合成画像の表示例を示す模式図である。図9に示す合成画像CP1は、最初に作成される合成画像の例であり、図8A〜図8Dに示す最初の段階t1における人物像Sb1、Sb2、及び飾り絵画像A1が重ねられている。
ステップS231において、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーを、ステップS221において入力された表示時間に設定してスタートさせる。
ステップS232において、シーケンスコントローラ227は、ステップS230において作成された合成画像を表示部26に表示させる。
ステップS233において、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーが終了したか否かを判定する。表示タイマーが終了していない場合(ステップS233:No)、画像合成部313は、ステップS229において算出された次の被写体像の表示位置座標に基づき被写体像に対する重なり処理を実行して、合成画像を作成する(ステップS234)。この際に、画像合成部313は、ステップS230と同様に、被写体像の表示位置座標に応じて、合成する被写体像の大きさを決定する。また、画像合成部313は、併せて、被写体像の顔以外の色を変化させても良いし、テンプレート画像をさらに重ねても良い。図9に示す合成画像CP2は2番目に作成される合成画像の例であり、図8A〜図8Dに示す段階t2における人物像Sb1’、Sb2、Sb1−2、Sb2−2、及び飾り絵画像A1が重ねられている。
このような処理(ステップS232〜S234)を表示タイマーが終了するまで繰り返し実行することにより合成画像が順次作成され、所定の時間間隔(例えば1.0秒間)で更新されて表示部26に表示される。図9に示す合成画像CP3は3番目に作成される合成画像の例であり、図8A〜図8Dに示す段階t3における人物像Sb1’’、Sb2、Sb1−3、Sb2−3、及び飾り絵画像A1が重ねられている。
ここで、合成画像の作成(ステップS230、S234)を順次行うのは、画像のコマが送られてから(即ち、ステップS222において画像データを読み込んでから)最初の合成画像が表示されるまでに要する時間を短縮するためである。
ステップS233において表示タイマーが終了した場合(ステップS233:Yes)、シーケンスコントローラ227は、表示部26に表示する画像を1コマ進める(ステップS235)。
ステップS236においてスライドショーモードオフ釦16の操作があった場合(ステップS236:Yes)、カメラ1の動作はメインルーチンに戻る。一方、スライドショーモードオフ釦16の操作がない場合(ステップS236:No)、カメラ1の動作はステップS222に戻る。なお、スライドショーモードの解除は、モードダイヤル11の操作等、スライドショーモードオフ釦16に対する操作以外でなされるようにしても良い。
また、ステップS224において、画像から顔が検出されない場合(ステップS224:No)、又は、画像がストロボ撮影されていない場合(ステップS226:No)、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーをステップS221において入力された表示時間に設定してスタートする(ステップS237)。
ステップS238において、シーケンスコントローラ227は、読み込んだ画像データに基づく画像をそのまま表示部26に表示させる。この画像表示は、表示タイマーが終了するまで継続する(ステップS239:No、ステップS238)。
ステップS239において表示タイマーが終了した場合(ステップS239:Yes)、カメラ1の動作はステップS235に移行する。
以上説明したように、実施の形態1によれば、カメラ1に記録された静止画像を用いて被写体が段階的に変化する複数枚の合成画像を作成し、これらを更新しながら画像をアニメーションとして表示するので、画像データの記憶容量を大幅に増やすことなく興趣性のあるスライドショーを行うことが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図10は、実施の形態2に係る画像再生装置が備える画像処理回路229’の内、スライドショー用の合成画像の作成に関連する機能を示すブロック図である。図10に示すように、画像処理回路229’は、顔検出処理部230と、被写体像切り出し部311と、座標演算部312と、記録画像検索部321と、飾り画像切り出し部322と、背景画像選択部323と、画像合成部324とを備える。この内、顔検出処理部230、被写体像切り出し部311、及び座標演算部312の機能については、実施の形態1と同様である。
なお、実施の形態2に係る画像再生装置全体の構成については、図1及び図2に示すカメラ1と同様である。また、実施の形態2に係る画像再生装置全体の動作及び再生動作については、図4及び図5に示すものと同様である。
図11は、実施の形態2に係る画像再生装置におけるスライド処理(図5のステップS209)の動作を示すフローチャートである。
ステップS208に続くステップS241において、シーケンスコントローラ227は、1コマの画像を表示する時間をユーザに入力させる。
ステップS242において、画像処理回路229’は、記録媒体245aに記録されている画像データを読み込む。なお、スライドショーモードに移行した直後は、表示部26に表示中の画像に対応する画像データが読み込まれる。実施の形態2においては、一例として、図12に示す画像P2に対応する画像データが読み込まれたものとする。画像P2は、風景の背景及び人物像Sb3を含む。以下において、ステップS242において読み込んだ画像データに対応する画像を主画像と呼ぶ。
ステップS243において、シーケンスコントローラ227は、記録媒体245aに、主画像P2以外にも複数の画像が記録されているか否かを判定する。
複数の画像が記録されている場合(ステップS243:Yes)、顔検出処理部230は、主画像P2に対して顔検出処理を施す(ステップS244)。なお、検出対象の顔は、人物の他、犬や猫等の動物の顔であっても良い。また、この際、ステップS203において実行した顔検出処理の結果をそのまま取り込んでも良い。
ステップS245において、シーケンスコントローラ227は、主画像P2から顔が検出されたか否かを判定する。顔が検出された場合(ステップS245:Yes)、シーケンスコントローラ227は、検出した顔を有する被写体までの距離(被写体距離)が所定の基準距離(例えば、2m)よりも近いか(即ち、近距離であるか)否かを判定する(ステップS246)。
ここで、図13に示すように、画像内における被写体の写り方は、撮影時の焦点距離及び被写体距離に応じて変化する。例えば、被写体距離が近距離であり、且つ、そのときの被写体に焦点が合っている場合(以下、このような画像を近距離画像という)、図13(a)に示すように、被写体(顔F1)は、画像内の広い範囲に大きく写る。また、被写体距離が中距離の範囲(例えば、2m〜4m)内であり、且つ、そのときの被写体に焦点が合っている場合(以下、このような画像を中距離画像という)、図13(b)に示すように、被写体(顔F2)の大きさは近距離画像の場合よりも小さくなり、画像の上下方向のやや中心よりに写る。さらに、被写体距離が遠距離の範囲(例えば、4m〜16m)内であり、且つ、そのときの被写体に焦点が合っている場合(以下、このような画像を遠距離画像という)、図13(c)に示すように、被写体(顔F3)の大きさは中距離画像の場合よりも小さくなり、画像の上下方向における中心付近の狭い範囲に小さく写る。
ステップS244において検出された顔F1〜F3の顔の周囲の破線で示した枠は、顔を検出した範囲を示す枠であり、この枠の範囲のピクセル数(即ち、面積)を算出することにより、画像に写った被写体までの距離を推定することができる。
主画像P2の被写体距離が近距離である場合(ステップS246:Yes)、記録画像検索部321は、主画像P2の付加情報と、記録媒体245aに記録されている他の画像の付加情報とに基づいて、主画像と同じ日に撮影された画像を検出してリストを作成する(ステップS247)。これにより、主画像P2とテーマ(撮影日)を共通にする画像が抽出される。
続くステップS248において、記録画像検索部321は、主画像P2の付加情報と、記録媒体245aに記録されている他の画像の付加情報とに基づいて、主画像P2と同じ撮影位置情報を有する画像を検索してリストを作成する。これにより、主画像P2とテーマ(撮影場所)を共通にする画像が抽出される。なお、画像を検索する際の撮影位置情報はピンポイントで同一でなくても良く、例えば、主画像P2の撮影位置から数m〜数km圏内の領域において撮影された画像を撮影位置情報に基づいて抽出し、抽出した画像の緯度、経度情報をリストアップするようにしても良い。
さらに、ステップS249において、記録画像検索部321は、主画像P2の付加情報と、記録媒体245aに記録されている他の画像の付加情報とに基づいて、主画像P2と同じ人物情報を有する画像を検索してリストを作成する。これにより、主画像P2内の被写体が写る他の画像が抽出される。なお、人物情報としては、主画像P2内に写った被写体本人に関する人物情報の他、本人と集団行動を共にした人物からなる特定のグループに含まれる複数の人物情報を参照しても良い。
ステップS250において、背景画像選択部323は、ステップS237〜S249において作成されたリストから風景画像を検索する。より詳細には、背景画像選択部323は、各画像の付加情報(被写体距離情報)に基づいて、リストから略無限遠(被写体距離が例えば16m以上)の画像を抽出する。なお、略無限遠の画像がリストに複数含まれる場合には、ランダムに抽出することとしても良い。その他の方法として、各画像の付加情報として記録されている撮影時のモードが「夜景モード」、「風景(遠景)モード」であることを検索キーにして風景画像を抽出しても良い。
リストに風景画像が含まれている場合(ステップS251:Yes)、背景画像選択部323は、抽出した風景画像を合成画像の背景として選択する(ステップS252)。実施の形態2においては、一例として、図14に示す背景画像Bが背景として選択されたものとする。
この場合、ステップS253において、被写体像切り出し部311は、主画像内P2から検出された顔を有する被写体像を切り出す。これは、風景画像に対し、主画像から検出された被写体像を合成するためである。具体的には、主画像P2から人物像Sb3の輪郭線C3を検出し、この輪郭線C1において切り出しを行うことにより、主画像P2を背景P2’と人物像Sb3とに分離する。なお、図12においては、識別を容易にするため、人物像Sb1の外周と輪郭線C3とを離して描いているが、実際には両者はほぼ一致する。
一方、リストに風景画像が含まれていない場合(ステップS251:No)、背景画像選択部323は、主画像P2をそのまま背景として選択する(ステップS254)。
ステップS255において、飾り画像切り出し部322は、リストに含まれる画像の内から、各画像の付加情報(被写体距離情報)を参照して、遠距離画像及び中距離画像を検索する。
ステップS256において、顔検出処理部230は、ステップS255において検索された遠距離画像及び中距離画像に対して顔検出処理を施す。なお、検出対象の顔は、人物の他、犬や猫等の動物の顔であっても良い。
ステップS257において、飾り画像切り出し部322は、遠距離画像及び中距離画像から顔検出された被写体像を飾り画像として切り出す。なお、被写体像の切り出し方法については、ステップS253と同様である。実施の形態2においては、図15に示す遠距離画像P3から人物像Sb4、Sb5が切り出され、中距離画像P4から人物像Sb6が切り出されたものとする。
ステップS258において、シーケンスコントローラ227は、ステップS241において入力された表示時間から、スライドショーの1コマの画像に対して作成される合成画像の枚数を算出する。例えば、表示時間が3.0秒であり、合成画像の更新周期が1.0秒である場合、合成画像の枚数は3.0/1.0=3枚と算出される。
ステップS259において、座標演算部312は、ステップS257において切り出した飾り画像を合成画像に配置する際の表示位置座標を算出する。表示位置座標は、合成画像の枚数に応じて決定される。例えば、合成画像の枚数が3枚である場合、各飾り画像に対して時間と共に変化する3箇所の表示位置座標が算出される。以下、飾り画像の配置例について説明する。
(2−1)飾り画像が遠距離画像である場合
例えば、遠距離画像P3から切り出した人物像Sb4、Sb5がX方向に移動するようなアニメーション表示を行う場合、座標演算部312は、図16Aに示すように、合成画像の枚数(3枚)に応じて段階的(t1、t2、t3)に変化する人物像Sb4、Sb5の表示位置座標を算出する。このとき、Y方向における位置については、遠近法によりこれらの人物像Sb4、Sb5が遠くに見えるよう、画面の上方に人物像Sb4、Sb5を配置する。
(2−2)飾り画像が中距離画像である場合
例えば、中距離画像P4から切り出した人物像Sb6が−X方向に移動するようなアニメーション表示を行う場合、座標演算部312は、図16Bに示すように、合成画像の枚数に応じて段階的に変化する人物像Sb6の表示位置座標を算出する。このとき、Y方向における位置については、遠近法により人物像Sb6が人物像Sb4、Sb5よりも手前側に見えるように、画面の中ほどに人物像Sb6を配置する。
ここで、人物像Sb4、Sb5と人物像Sb6との遠近感をさらに表現するために、時間的に前後して表示される合成画像間において、遠距離の人物像Sb4、Sb5の移動量(即ち、単位時間当たりの移動量)dを、中距離の人物像Sb6の移動量dよりも小さくすると良い。
また、合成画像における被写体像の移動方向を、被写体像の顔の向きに応じて決定しても良い。この場合、例えば図17(a)及び(b)に示すように、人物像Sb7の顔が向いている方向にその人物像Sb7を移動させるようにする。人物像Sb7の顔の向きは、例えば、顔検出処理部230が検出した顔における目や鼻や口の位置(顔の輪郭の中心軸に対して左右いずれに寄っているか)を判定することにより判別することができる。その他、主要被写体が画面の左寄り、右寄りのどちらかに偏って写っているかを検出して、被写体像の顔の向きを判断することも可能である。主要被写体が正面を向いていない写真の場合、例えば左寄りに主要被写体を置いて撮影するときには、主要被写体の顔を右方向に向けさせることが多い。特に主要被写体が人物の場合には、構図のスペースの広い方に視線が向いていると安定感がある。このように、写真の構図や、撮影法を取り入れて顔の向きを判断することもできる。
ステップS260において、画像合成部324は、ステップS259において算出された最初の飾り画像の表示位置座標に基づき、背景画像、主画像P2から切り出した被写体像、及び飾り画像に対する重なり処理を実行して、合成画像を作成する。
図18は、画像合成部324が作成した合成画像の表示例を示す模式図である。図18に示す合成画像CP4は、最初に作成される合成画像の例であり、背景画像Bに対して主画像P2から切り出された人物像Sb3が固定位置に重ねられ、ここに、図16A及び図16Bに示す最初の段階t1における人物像Sb4〜Sb6が重ねられている。
なお、この際に、画像合成部324は、実施の形態1と同様に、飾り画像のY方向における表示位置座標に応じて飾り画像を拡大又は縮小しても良い。また、実施の形態1と同様に、飾り画像である人物像の衣服の色を変えたり、同じ座標位置で回転させるといった種々のバリエーションを加えても良い。
ステップS261において、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーをステップS241において入力された表示時間に設定してスタートさせる。
ステップS262において、シーケンスコントローラ227は、ステップS260において作成された合成画像を表示部26に表示させる。
ステップS263において、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーが終了したか否かを判定する。表示タイマーが終了していない場合(ステップS263:No)、画像合成部324は、次の飾り画像の表示位置座標及び大きさに基づき、背景画像、主画像P2から切り出した被写体像、及び飾り画像に対する重なり処理を実行して、合成画像を作成する(ステップS264)。図18に示す合成画像CP5は、2番目に作成される合成画像の例であり、人物像Sb3が重ねられた背景画像Bに対し、図16A及び図16Bに示す段階t2における人物像Sb4〜Sb6が重ねられている。
このような処理(ステップS262〜S264)を表示タイマーが終了するまで繰り返し実行することにより合成画像が順次作成され、所定の時間間隔(例えば1.0秒間)で更新されて表示部26に表示される。図18に示す合成画像CP6は、3番目に作成される合成画像の例であり、人物像Sb3が重ねられた背景画像Bに対し、図16A及び図16Bに示す段階t3における人物像Sb4〜Sb6が重ねられている。
ステップS263において表示タイマーが終了した場合(ステップS263:Yes)、シーケンスコントローラ227は、表示部26に表示する画像を1コマ進める(ステップS265)。
ステップS266においてスライドショーモードオフ釦16の操作があった場合(ステップS266:Yes)、カメラ1の動作はメインルーチンに戻る。一方、スライドショーモードオフ釦16の操作がない場合(ステップS266:No)、カメラ1の動作はステップS242に戻る。なお、スライドショーモードの解除は、モードダイヤル11の操作等、スライドショーモードオフ釦16に対する操作以外でなされるようにしても良い。
また、ステップS243において記録媒体245aに複数の画像が記録されていない場合(ステップS243:No)、ステップS245において顔が検出されなかった場合(ステップS245:No)、又は、ステップS246において被写体距離が近距離でなかった場合(ステップS246:No)、シーケンスコントローラ227は、表示タイマーをステップS241において入力された表示時間に設定してスタートする(ステップS267)。
ステップS268において、シーケンスコントローラ227は、読み込んだ画像データに基づく画像をそのまま表示部26に表示させる。この画像表示は、表示タイマーが終了するまで継続する(ステップS268:No、ステップS268)。
ステップS268において表示タイマーが終了した場合(ステップS268:Yes)、カメラ1の動作はステップS265に移行する。
以上説明したように、実施の形態2によれば、撮影日時情報、撮影位置情報、人物情報といった付加情報に基づいて、主画像と関連する画像を検索してリストにより関連付け、関連する画像の内、遠距離画像及び中距離画像から飾り画像を切り出して、主画像に対するアニメーションの飾りとするので、画像データの記憶容量を大幅に増やすことなく興趣性のあるスライドショーを行うことが可能となる。
なお、上記実施の形態2においては、付加情報に基づき、主画像と関連する画像をカメラ1が自動で抽出しているが、ユーザが所望の画像をマニュアルで選択するようにしても良い。また、主画像とする画像は、人物像が写った近距離画像に限定されず、例えば、ユーザ所望のオブジェが写った画像や、マクロ撮影された画像や、ペットが写った画像を主画像として用いても良い。
以上説明した実施の形態1及び2においては、画像再生装置1をデジタルカメラとして説明したが、本発明は、例えば一眼デジタルスチールカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等の撮影機能を備えた各種電子機器や、デジタルフォトフレームのように画像再生機能を有する表示装置に適用することができる。
1 カメラ
10 レリーズ釦
11 モードダイヤル
12 タッチパネル
13a 拡大釦
13b 縮小釦
14 再生釦
15 スライドショーモードオン釦
16 スライドショーモードオフ釦
17 編集釦
18 十字釦
18a 上釦
18b 下釦
18c 左釦
18d 右釦
19 決定釦
20 パワースイッチ
26 表示部
100 交換レンズ
101 撮影光学系
101a、101b 撮影レンズ
105 光学位置検出機構
107 光学系駆動機構
109 絞り駆動機構
110 エンコーダ
111 レンズコントローラ
112 距離環
200 カメラ本体
203 シャッタ
205 防塵フィルタ
207 圧電素子
209 赤外カットフィルタ
210 光学的ローパスフィルタ
211 防塵フィルタ駆動回路
213 シャッタ駆動機構
221 撮像素子
223 撮像素子駆動回路
225 前処理回路
226 コントラストAF回路
227 シーケンスコントローラ
229、229’ 画像処理回路
230 顔検出処理部
231 圧縮伸張回路
233 ビデオ信号出力回路
235 表示部駆動回路
237 SDRAM制御回路
239 入出力回路
241 通信回路
243 記録媒体制御回路
245 記録媒体リーダーライター
245a 記録媒体
247 フラッシュメモリ制御回路
249 フラッシュメモリ
253 スイッチ検知回路
259 着脱検知スイッチ
261 データバス
281 内蔵ストロボ充電・発光回路
283 メインコンデンサ
285 発光部
290 撮像素子ユニット
292 ブレ補正駆動機構
294 アクチュエータ駆動回路
297 ブレ検出部
297a 角速度センサ
297b 角速度検出回路
299 GPS受信ユニット
300 通信接点
311 被写体像切り出し部
312 座標演算部
313 画像合成部
321 記録画像検索部
322 飾り画像切り出し部
323 背景画像選択部
324 画像合成部

Claims (16)

  1. 記録手段に記録された電子的な画像データに対応する画像を表示装置に表示する画像再生装置において、
    前記画像が顔を有する被写体像を含むか否かを判断する被写体判断手段と、
    前記被写体判断手段によって前記画像が前記被写体像を含むと判断された場合に、前記画像から前記被写体像を切り出す画像処理を行う被写体像切り出し手段と、
    前記被写体像をそれぞれ含む互いに異なる複数枚の合成画像を作成する画像合成手段と、
    前記複数枚の合成画像を順次切り換えて所定時間ずつ前記表示装置に表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像再生装置。
  2. 前記複数枚の合成画像の各々に配置される前記被写体像の表示位置座標を算出する座標演算手段をさらに備え、
    前記画像合成手段は、前記表示位置座標に基づいて、前記被写体像の表示位置が段階的に変化する複数枚の合成画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 前記画像合成手段は、前記複数の合成画像において、前記被写体像の表示位置座標が画面の上方から下方に移動するのに伴い、前記被写体像を拡大させることを特徴とする請求項2に記載の画像再生装置。
  4. 前記画像合成手段は、前記複数枚の合成画像において、前記被写体像の前記顔以外の色を変化させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像再生装置。
  5. 前記記録手段は、飾り絵又は背景のテンプレート画像に対応する画像データを記録し、
    前記画像合成手段は、前記テンプレート画像を用いて前記複数枚の合成画像を作成することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  6. 前記記録手段は、前記画像に付加された付加情報であって、前記画像が撮影された際の撮影条件を含む付加情報を記録し、
    前記付加情報に基づいて、前記画像がストロボ撮影されたか否かを判定するストロボ撮影判定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像がストロボ撮影された場合に、前記画像合成手段に対して前記複数枚の合成画像を作成させる制御を行うことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  7. 前記付加情報に基づいて、顔を有する被写体及び夜景の撮影に適した撮影モード又はポートレートの撮影に適した撮影モードで撮影されたか否かを判定する撮影モード判定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像が前記顔を有する被写体及び夜景の撮影に適した撮影モード又は前記ポートレートの撮影に適した撮影モードで撮影された場合に、前記画像合成手段に対して前記複数枚の合成画像を作成させる制御を行うことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  8. 前記記録手段は、前記画像に付加された付加情報であって、前記画像が撮影された際の撮影条件を含む付加情報を記録し、
    前記付加情報に基づいて、前記記録手段に記録された画像から所定の検索条件を満たす画像を検索する画像検索手段と、
    前記画像検索手段によって検索された画像の内から所定の条件を満たす第2の画像を選択し、該第2の画像から飾り画像を切り出す飾り画像切り出し手段と、
    をさらに備え、
    前記画像合成手段は、前記被写体判断手段によって顔を有する被写体像を含むと判断された第1の画像と、前記飾り画像とを用いて前記複数枚の合成画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  9. 前記検索条件は、前記第1の画像と撮影日が同じであることと、前記第1の画像と撮影場所が同じであることと、前記第1の画像に含まれる前記被写体像に関連する人物情報が付加されていることとの内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項8に記載の画像再生装置。
  10. 前記制御手段は、前記被写体像の被写体距離が第1の基準距離よりも近いか否かを判定し、
    前記画像検索手段は、前記被写体距離が前記第1の基準距離よりも近い場合に検索を行うことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像再生装置。
  11. 前記第2の画像は、被写体距離が前記第1の基準距離以上、且つ第2の基準距離以下の画像であることを特徴とする請求項10に記載の画像再生装置。
  12. 前記画像検索手段によって検索された画像の内から、前記合成画像の背景とする背景画像を選択する背景画像選択手段をさらに備え、
    前記背景画像選択手段は、
    前記画像検索手段によって検索された画像の内に被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像が含まれる場合、該被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像を前記背景画像として選択し、
    前記画像検索手段によって検索された画像の内に被写体距離が前記第2の基準距離よりも遠い画像が含まれない場合、前記第1の画像を前記背景画像として選択することを特徴とする請求項11に記載の画像再生装置。
  13. 前記複数枚の合成画像の各々に配置される前記飾り画像の表示位置座標であって、時間と共に変化する表示位置座標を算出する座標演算手段をさらに備えることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  14. 前記座標演算手段は、前記飾り画像の被写体距離に応じて、時間的に前後して表示される合成画像間における前記飾り画像の表示位置座標の移動量を変化させることを特徴とする請求項13に記載の画像再生装置。
  15. 前記飾り画像は顔を有する被写体像であり、
    前記座標演算手段は、前記飾り画像の顔の向きに応じて前記表示位置座標の移動方向を決定することを特徴とする請求項13又は14に記載の画像再生装置。
  16. 撮影レンズを介して被写体を撮影して電子的な画像データを取得する撮像手段と、
    撮影指示を行うレリーズ手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の画像再生装置。
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