JP2013016202A - 位置対応リスト作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 音楽再生端末が所定の位置に移動した際に、目的とする音楽を再生することが可能な音楽再生端末に用いるための、位置対応リストを作成する位置対応リスト作成システムを提供する。
【解決手段】 位置対応リスト作成システムは、管理サーバと利用者端末により構成され、利用者端末から管理サーバにアクセスして地図情報を表示させ、地図上の位置と自身が保有する楽曲を指定して、緯度・経度と楽曲が対応付けられた位置対応リストが作成される。位置対応リストを有する音楽再生端末は、通常再生リストに従って楽曲を選択して楽曲データを取り出して(S13)再生し(S14)、これを繰り返すが、GPS機能から位置情報を取得すると(S3)、位置対応リストを検索し(S4)、位置情報に対応する楽曲識別情報を送信(S5)、受信し(S15)、再生中の楽曲をフェードアウトした後(S16)、位置情報に対応する楽曲を再生する(S13、S14)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、音楽を再生する音楽再生端末において用いられる、位置情報と楽曲を対応付けて記録した位置対応リストを作成する位置対応リスト作成システムに関する。
以前より、記録媒体に音楽データを記録しておき、携帯して音楽を再生することが可能な携帯型の音楽再生端末が利用されている。最近では、携帯電話端末に、音楽再生機能が組み込まれたものも利用されるようになってきている。
携帯型の音楽再生端末では、記録された音楽を順番に再生するだけでなく、指定した順序に従って再生したり、ランダムに再生したりするなど、様々な順序で再生することが可能である。また、GPS(Global Positioning System)機能を用いて音楽再生端末の位置情報を取得し、位置情報に対応した音楽を再生する技術も提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−241924号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、位置情報に応じて作成したキーワードを用いて、楽曲を検索するものであるため、キーワードが的確に作成されないと、利用者が満足する楽曲が再生されない場合がある。このため、「ある場所に着いたときに、この曲を聴きたい」というような利用者の要望に応えることが難しいという問題がある。
上記のような点に鑑み、本発明は、音楽再生端末が所定の位置に移動した際に、目的とする音楽を再生することが可能な音楽再生端末に用いるための、位置対応リストを作成する位置対応リスト作成システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、位置情報と楽曲を対応付けて記録した位置対応リストを作成する位置対応リスト作成システムであって、指定された位置に対応する地図を表示する地図提示手段と、前記提示された地図上の位置が指定された場合に、指定された位置に対応する位置情報を認識する指定位置認識手段と、前記指定した位置に対応する楽曲を指定する楽曲指定手段と、前記指定位置認識手段が認識した位置情報と前記指定された楽曲を対応付けて前記位置対応リストに記録する位置対応リスト記録手段を有する位置対応リスト作成システムを提供する。
本発明の位置対応リスト作成システムによれば、地図上で指定された位置に対応する位置情報を認識し、指定された楽曲と対応付けて位置対応リストに記録するようにしたので、位置情報と楽曲を対応付けた位置対応リストの作成を直感的に行うことが可能となる。
本発明によれば、地図上で指定された位置に対応する位置情報を認識し、指定された楽曲と対応付けて位置対応リストに記録するようにしたので、位置情報と楽曲を対応付けた位置対応リストの作成を直感的に行うことが可能となる。
本発明に係る位置対応リスト作成システムの構成図である。 利用者端末100に表示される画面の様子を示す図である。 位置対応リストの一例を示す図である。 位置対応リストを利用した音楽再生端末の一実施形態を示す機能ブロック図である。 位置対応リストを利用した音楽再生端末の処理動作を示すフローチャートである。 管理サーバ200により公開された情報を表示した画面を示す図である。
(1.1.位置対応リスト作成システムの構成)
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る位置対応リスト作成システムの一実施形態の構成図である。図1において、100は利用者端末、200は管理サーバ、210は記憶手段、220は地図提示手段、230は指定位置認識手段、240は位置対応リスト記録手段、250は情報登録手段、260は情報提供手段である。
利用者端末100は、インターネット等のコンピュータネットワークを介して管理サーバ200とデータの送受信が可能な端末装置であり、楽曲指定手段、位置対応リスト作成手段としての機能を有する。現実には、インターネット接続可能なパーソナルコンピュータに専用の位置対応リスト作成プログラムを組み込むことにより実現される。また、利用者端末100の記憶装置には、利用者自身が収集した楽曲データが記録されているとともに、そのタイトル、作詞・作曲者、演奏・歌唱者等の付随情報が記録されている。管理サーバ200は、本発明に係る位置対応リスト作成システムの中心的な役割を果たすサーバコンピュータであり、記憶手段210、地図提示手段220、指定位置認識手段230、位置対応リスト記録手段240、情報登録手段250、情報提供手段260を有する。本実施形態では、管理サーバ200は、Webサーバとしての機能も備えており、利用者端末100からアクセスがあった場合に、Webページを送信する。
記憶手段210は、管理サーバ200を実現するサーバコンピュータに内蔵または接続されたハードディスク等の記憶装置であり、管理サーバ200の処理により生じる様々な情報を記憶する。地図提示手段220は、利用者端末100からの要求に応じて、所定地域の所定範囲の地図を利用者端末100に対して提示する。地図提示手段220による地図提示機能は、既にインターネット上で行われている電子地図の提供サービスと同じであり、公知の技術により実現される。指定位置認識手段230は、利用者端末100により指定された地図上の位置を認識し、緯度・経度の位置情報に変換する。位置対応リスト記録手段240は、利用者端末100から受信した位置対応リストを記憶手段210に記憶させる。
(1.2.位置対応リスト作成システムの処理動作)
次に、図1に示した位置対応リスト作成システムの処理動作について説明する。利用者は、利用者端末100において、位置対応リスト作成プログラムを起動させると、図2(a)に示すような全体画面が表示される。位置対応リスト作成プログラムが起動すると、利用者端末100は、記憶装置にアクセスして、楽曲の詳細情報を取得し、一覧形式にして、画面下の楽曲リスト表示部に表示させる。また、利用者端末100は、管理サーバ200にアクセスする。管理サーバ200は、利用者端末100からアクセスがあると、地図表示のための初期画面を提示する。管理サーバ200から地図表示初期画面を取得し、画面右上の地図表示部に表示させる。画面左上の楽曲詳細表示部には、初期状態では、何も表示されていないが、楽曲リスト表示部に表示された楽曲の中から1つを選択すると、選択された楽曲の詳細情報を、記憶装置から取得して表示する。
利用者端末100では、図2(a)に示した全体画面で、地図表示部をダブルクリックすると、地図表示画面が表示される。地図表示画面については、上述のように、公知の電子地図提供サービスと同様にして行うことができる。例えば、管理サーバ200から提示された初期画面から住所指定、または地図上の位置指定により絞込みを行うことにより、所望の地域、所望の範囲の地図を表示させる。ある地域のある範囲について表示された地図表示画面の一例を図2(b)に示す。
図2(b)に示すように、地図表示画面には、地図上に矢印状のカーソルが表示されるとともに、スピーカを模したマーク(以下、「スピーカマーク」という)、アンテナを模したマーク(以下、「アンテナマーク」という)が表示される。スピーカマークは、その位置に情報記録媒体が設置されていることを示すマークであり、アンテナマークは、RFID等の情報記録媒体が内部に設置されている建物であることを示すマークである。
図2(b)のような地図が表示されたら、利用者は、画面に表示された地図上の位置を、カーソルを移動させることにより指定した後、楽曲リスト表示部に表示された楽曲の1つを選択する。すると、利用者端末100は、表示している地図の識別情報と、指定された地図上の相対的な位置を管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、利用者端末100から、地図の識別情報と、指定された地図上の相対的な位置を受信すると、これらの情報を基に、指定位置認識手段230が緯度・経度の位置情報に変換し、利用者端末100に送信する。
利用者端末100は、管理サーバ200から受信した位置情報を、選択済みの楽曲と対応付けて、位置対応リストに記録する。位置対応リストが作成されていない場合は、選択された楽曲識別情報、楽曲名、位置情報を対応付けた位置対応リストを新たに作成する。このようにして位置対応リストの更新が行われると、利用者端末100は、更新された位置対応リストを管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、利用者端末100から位置対応リストを受信すると、位置対応リスト記録手段240が、位置対応リストを記憶手段210に登録する。
一方、位置対応リスト作成システムでは、位置対応リストの作成と並行して、情報登録手段250が、選択された楽曲の地図上への登録を行う。具体的には、管理サーバ200は、利用者端末100で地図上で位置指定を行った際に、情報登録手段250が、指定された楽曲データを登録する。さらに、情報登録手段250は、コメント入力ウィンドウを作成して、利用者端末100に提示する。
利用者端末100において、利用者は、コメント入力ウィンドウに対して、キーボード等からコメントを入力する。その後、送信指示を行うと、利用者端末100は、入力されたコメントを、管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、情報登録手段250が、受信したコメントをその位置情報と対応付けて記録する。位置情報と対応付けて記録したコメントは、Webサーバ機能によりネットワーク上に公開される。
位置対応リスト作成システムでは、利用者端末100から管理サーバ200にアクセスして位置対応リストを作成する作業を行うだけで、同時に位置情報に対応したコメントを登録することができる。ただし、コメントを登録する処理は、必須ではないため、位置対応リストのみを作成するようにしても良い。
また、位置対応リスト作成システムでは、現実に情報記録媒体が設置されている場所を含む地図を表示する場合、地図提示手段220は、情報記録媒体が設置されていることを示すスピーカマークを図2(b)のように表示させる。このスピーカマークは、この場所に対応して所定の楽曲をダウンロードすることが可能であることも示している。
利用者端末100において、マウス等を利用して、このマークをクリックすると、楽曲名とともに、その楽曲をダウンロードするかどうかを問うウィンドウが表示される。これに対して、利用者が、ダウンロードする旨を指示すると、利用者端末100は、そのマークを特定する識別情報を管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、マーク識別情報を受信すると、情報提供手段260が、その楽曲識別情報に対応した楽曲を記憶手段210から抽出して、利用者端末100に送信する。
利用者端末100では、受信した楽曲データを登録するとともに、楽曲識別情報と、情報記録媒体を特定する媒体識別情報を対応付けて位置対応リストに記録する。さらに、利用者端末100は、位置対応リストを管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、位置対応リストを受信すると、位置対応リスト記録手段240が、位置対応リストを記憶手段210に記録する。
また、情報記録媒体が建物内に設置されている場合は、地図を表示する際、地図提示手段220は、情報記録媒体が内部に設置されている建物であることを示すアンテナマークを表示させる。
利用者端末100において、マウス等を利用して、アンテナマークをクリックすると、利用者端末100は、そのアンテナマークのマーク識別情報を管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、アンテナマークのマーク識別情報を受信すると、地図提示手段220が、そのマーク識別情報に対応する建物の内部図面を記憶手段210から抽出して、利用者端末100に送信する。
利用者端末100は、建物の内部図面を受信すると、これを地図上に重ねて表示する。建物の内部図面が表示された建物内部表示画面の一例を図2(c)に示す。この内部図面における情報記録媒体の設置位置には、情報記録媒体が設置されていることを示すスピーカマークが重ねて表示される。この後は、上記と同様にして、このマークをクリックすると、楽曲がダウンロードされ、位置対応リストが更新される。
以上のようにして、位置対応リスト作成システムにより作成された位置対応リストの一例を図3に示す。図3に示すように、位置対応リストには、楽曲識別情報に対応付けて楽曲名、位置情報が記録されている。位置対応リストでは、楽曲の再生順に記録されており、図3の例では、「0587」の楽曲には位置情報が記録され、「0611」の楽曲には媒体識別情報が記録されていることを示している。これは、所定の位置に到達したときに「0587」の楽曲が再生され、媒体識別情報“M001”を読み取ったときに、「0611」の楽曲が再生されることを意味している。
さらに、位置対応リスト作成システムでは、位置対応リストに時間帯を設定することも可能である。時間帯を設定する場合には、地図上での位置、および楽曲を選択した際に、時間帯を入力する。すると、利用者端末100は、入力された時間帯を楽曲と、位置情報に対応付けて記録する。また、利用者端末100は、入力された時間帯を位置情報とともに位置対応リスト作成システムに送信する。位置対応リスト作成システムでは、受信した時間帯の情報を楽曲識別情報と対応付けて記録する。
(2.1.音楽再生端末の構成)
次に、位置対応リストを利用した音楽再生端末について説明する。図4は、位置対応リストを利用した音楽再生端末の一実施形態を示す機能ブロック図である。図4において、10は記憶手段、20は位置情報取得手段、30は媒体識別情報読み取り手段、40は時計、50は位置対応手段、60は楽曲選択手段、70は楽曲再生手段である。
図4に示した音楽再生端末は、GPS機能、RFID読み取り手段、楽曲再生機能を有する市販の携帯電話機に専用のプログラムを組み込むことにより実現される。記憶手段10は、携帯電話機に内蔵のフラッシュメモリ等の記憶装置であり、位置対応リスト11、通常再生リスト12、楽曲データ13を記憶している。位置対応リスト11は、位置対応リスト作成システムで作成されたものであり、利用者端末100からダウンロードすることにより記憶手段10に記憶される。通常再生リスト12は、従来の音楽再生端末に搭載され、楽曲の再生順を定めたものである。
位置情報取得手段20は、音楽再生端末の位置情報を取得するものであり、GPS機能により実現される。媒体識別情報読み取り手段30は、記録媒体に記録された媒体識別情報を読み取るものであり、例えば、RFIDに記録された識別情報を読み取るRFID読み取り装置で実現される。時計40は、携帯電話機に内蔵の時計で実現される。
位置対応手段50は、位置情報取得手段20、媒体識別情報読み取り手段30、時計40から得られる情報を用いて、位置対応リスト11を参照し、再生すべき楽曲を特定する。楽曲選択手段60は、通常時は、通常再生リスト12を参照して取得した楽曲識別情報で、また、位置対応手段50から楽曲識別情報を取得したときには、その楽曲識別情報で、記憶手段10を検索して該当する楽曲データ13を記憶手段10から抽出する。楽曲再生手段70は、楽曲選択手段60により選択された楽曲を音声として出力するものであり、汎用の音楽再生機能により実現される。
(2.2.音楽再生端末の処理動作)
次に、音楽再生端末の処理動作について図5のフローチャートを用いて説明する。音楽再生端末では、音楽再生機能を従来の音楽再生端末と同様に機能させることができる。すなわち、記録順に再生したり、ランダムに再生したり、通常再生リストに従って再生したりすることができる。ここでは、前回まで通常再生リストに従って再生していた状態を例にとって説明する。
図5のフローチャートは、S1〜S5の位置情報取得機能とS11〜S16の再生制御機能に分けられる。まず、スイッチをONにして音楽再生端末の音楽再生機能を起動すると(S1)、位置情報取得機能と再生制御機能が起動する。再生制御機能においては、まず、楽曲選択手段60が、前回停止時点における楽曲およびその停止位置を取得する(S11)。次に、楽曲選択手段60は、取得した情報から楽曲を選択し(S12)、選択した楽曲データを記憶手段10から取り出し、楽曲再生手段70に渡す(S13)。そして、楽曲再生手段70は、楽曲選択手段60から受け取った楽曲データを再生する(S14)。1つの楽曲データの再生が終了したら、楽曲選択手段60が通常再生リスト12に記録された順序に従って次の楽曲データを取り出し(S13)、楽曲再生手段70は、楽曲選択手段60から受け取った楽曲データを再生する(S14)。このように再生制御機能では、位置情報を受け取らない限り通常再生リスト12に従った再生処理が行われる。
位置情報取得機能については、スイッチをONにして音楽再生端末の音楽再生機能を起動すると(S1)、楽曲選択手段60は、位置情報および媒体識別情報を待機する状態となる。一方、位置情報取得手段20は、GPS機能により定期的に緯度・経度の位置情報を取得しており、取得した位置情報を楽曲選択手段60に渡す。楽曲選択手段60は、位置情報取得手段20から位置情報を受け取ると(S3)、その位置情報で位置対応リスト11を参照し、取得した位置情報と一致する位置情報が、位置対応リスト11に存在するかどうかを判断する(S4)。取得した位置情報と、位置対応リスト11の位置情報が一致するかどうかは、完全一致する場合にのみ一致すると判断するように設定しておいても良いし、両者の差が所定の範囲内の場合に一致すると判断するように設定しておいても良い。取得した位置情報と一致する位置情報が位置対応リスト11に存在しない場合は、S3の待機状態に戻る。
取得した位置情報と一致する位置情報が位置対応リスト11に存在した場合は、楽曲選択手段60は、その位置情報に対応して記録された楽曲識別情報を取得し、楽曲選択手段60に渡す(S5)。再生制御機能側では、楽曲選択手段60が位置対応手段50から楽曲識別情報を受信すると(S15)、楽曲選択手段60は、楽曲再生手段70に、現在再生中の楽曲をフェードアウトして終了するように指示し、楽曲再生手段70は、その指示に従って現在再生中の楽曲をフェードアウトして終了する(S16)。続いて、楽曲選択手段60は、位置対応手段50から受信した楽曲識別情報に対応する楽曲データを記憶手段10から取り出し、楽曲再生手段70に渡す(S13)。これにより、現在位置に対応した楽曲が再生される(S14)。このように、位置情報取得手段20から取得した位置情報に対応する楽曲を再生することにより、利用者は、あらかじめ地図で設定した箇所に自身が到達した際に、設定しておいた楽曲を聴くことができる。
また、媒体識別情報読み取り手段30が記録媒体から媒体識別情報を読み取った場合は(S2)、媒体識別情報読み取り手段30は、読み取った媒体識別情報を位置対応手段50に渡す。位置対応手段50は、媒体識別情報読み取り手段30から取得した媒体識別情報で位置対応リスト11を参照し、取得した媒体識別情報と一致する媒体識別情報が、位置対応リスト11に存在するかどうかを判断する。取得した媒体識別情報と一致する媒体識別情報が位置対応リスト11に存在しない場合は、S2の待機状態に戻る。
取得した媒体識別情報と一致する媒体識別情報が位置対応リスト11に存在した場合は、楽曲選択手段60は、その媒体識別情報に対応して記録された楽曲識別情報を取得し、楽曲選択手段60に渡す(S5)。この後の処理は、位置情報を取得した場合と同じである。このように、媒体識別情報読み取り手段30から取得した媒体識別情報に対応する楽曲を再生することにより、利用者は、地図上にマークが存在した箇所に自身が到達し、そこに設置されているRFID等の記録媒体に、音楽再生端末を翳した際に、設定しておいた楽曲を聴くことができる。
さらに、位置対応リストに時間帯が設定されている場合は、位置対応手段50は、さらに位置対応リスト上の時間帯と、現在時刻を比較し、取得した位置情報と一致する位置情報が、位置対応リスト11に存在するかどうかに加えて、位置対応リストの時間帯に現在時刻が含まれているかどうかを判断する(S4)。そして、取得した位置情報と一致する位置情報が位置対応リスト11に存在し、かつ位置対応リスト11の時間帯に現在時刻が含まれていた場合は、楽曲選択手段60は、その位置情報に対応して記録された楽曲識別情報を取得し、楽曲選択手段60に渡す(S5)。これにより、位置だけでなく、時間帯に応じて再生する音楽を変更することが可能となる。
(3.管理サーバによる情報の公開)
管理サーバ200は、Webサーバの機能を有しており、位置対応リストを作成する際に登録された情報を地図情報と対応付けて外部に公開することが可能である。位置対応リストを作成する際に登録された情報としては、位置情報(緯度・経度)、楽曲識別情報、楽曲名、時間帯、登録者識別情報がある。これに加えて、登録者名、楽曲データ、コメントを登録することも可能である。
所定の端末装置からインターネットを介して外部から管理サーバ200にアクセスすると、管理サーバ200では、地図提示手段220が地図情報をアクセス元の端末装置に提供する。端末装置からは、公知の電子地図提供サービスと同様に所望の地域の所望の範囲の地図を表示させることができる。
そして、情報提供手段260が、表示させた範囲に含まれる位置情報(緯度・経度)で登録された楽曲情報が存在するかどうかを検索し、存在する場合には、その位置に対応する地図上に所定のマークを重ねて表示させる。さらに、該当した楽曲情報の中から過去の試聴人数が多いものを抽出し、その楽曲名と試聴人数を、試聴人数順に表示させる。このときの表示画面の状態を図6(a)に示す。
図6(a)に示すように、表示画面では、閲覧者が指定した所定範囲の地図が画面右側に表示される。また、地図上には、その範囲に含まれる位置情報を有する楽曲情報が存在する場合に、その位置に試聴人数の順位を示す数字が表示される。また、画面左側には、試聴人数の順位順に、楽曲名と試聴人数が表示される。したがって、画面右側の丸付き数字と画面左側の数字は対応している。
図6(a)に示した画面において、画面右側の丸付き数字をクリックすると、クリックされた画面上の位置を管理サーバ200内の指定位置認識手段230が認識し、それを緯度・経度の位置情報に変換する。さらに、管理サーバ200は、その位置情報を有する楽曲情報を特定した後、その楽曲情報に付随して登録された登録情報を端末装置に送信する。端末装置では、受信した登録情報を、クリックされた位置に表示する。この結果、端末装置には、図6(b)に示すような画面が表示される。
図6(b)の例では、登録情報のうち、楽曲名、登録者、時間帯が表示されている。画面に表示された「試聴してみる」の部分をクリックすると、端末装置は、楽曲識別情報とともに楽曲データを要求する信号を管理サーバ200に送信する。管理サーバ200では、情報提供手段260が、受信した楽曲識別情報に対応する楽曲データを記憶手段210から抽出して、端末装置に送信する。これにより、端末装置では、有料コンテンツの場合、クレジットカード、電子マネーなどにより、所定の購入手続きを行い、楽曲データのダウンロードが可能となる。また、表示された登録情報のうち、「試聴してみる」以外の部分がクリックされると、管理サーバ200は、登録情報の一部として登録されたコメントを記憶手段210から抽出し、端末装置に送信する。そして、端末装置は、受信したコメントを画面に表示する。このように、本実施形態における位置対応リスト作成システムでは、位置対応リスト作成のために指定された位置を利用して、一般の利用者に公開するための情報を登録することが可能となる。このように、位置対応リスト作成の際に作成者が登録した情報を、他の利用者が閲覧することにより、位置に対応した楽曲情報を複数の人数で共有することができる。
10・・・記憶手段
11・・・位置対応リスト
12・・・通常再生リスト
13・・・楽曲データ
20・・・位置情報取得手段
30・・・媒体識別情報読み取り手段
40・・・時計
50・・・位置対応手段
60・・・楽曲選択手段
70・・・楽曲再生手段
100・・・利用者端末
200・・・管理サーバ
210・・・記憶手段
220・・・地図提示手段
230・・・指定位置認識手段
240・・・位置対応リスト記録手段
250・・・情報登録手段
260・・・情報提供手段

Claims (5)

  1. 位置情報と楽曲を対応付けて記録した位置対応リストを作成する位置対応リスト作成システムであって、
    指定された位置に対応する地図を提示する地図提示手段と、
    前記提示された地図上の位置が指定された場合に、指定された位置に対応する位置情報を認識する指定位置認識手段と、
    前記指定した位置に対応する楽曲を指定する楽曲指定手段と、
    前記指定位置認識手段が認識した位置情報と前記指定された楽曲を対応付けて前記位置対応リストに記録する位置対応リスト作成手段と、
    を有することを特徴とする位置対応リスト作成システム。
  2. 前記位置対応リスト作成システムは、利用者が用いる端末装置である利用者端末と、前記利用者端末とデータの送受信が可能なサーバコンピュータである管理サーバにより構成され、
    前記利用者端末は、前記楽曲指定手段と、前記位置対応リスト作成手段を有し、
    前記管理サーバは、前記地図提示手段と、前記指定位置認識手段を有することを特徴とする請求項1に記載の位置対応リスト作成システム。
  3. 前記管理サーバは、前記提示された地図上の位置が指定された場合に、同時に登録された情報を提供する情報提供手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の位置対応リスト作成システム。
  4. 前記位置対応リスト作成システムは、
    位置情報と楽曲と、記録媒体を特定する媒体識別情報を対応付けて記録した位置対応リストと、
    位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    記録媒体から媒体識別情報を読み取る媒体識別情報読み取り手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報を用いて前記位置対応リストを参照し、対応する楽曲識別情報を取得する位置対応手段と、
    前記位置対応手段により取得された楽曲識別情報で特定される楽曲を選択する楽曲選択手段と、
    前記楽曲選択手段により選択された楽曲を再生する楽曲再生手段と、
    を有し、
    前記位置対応手段は、前記媒体識別情報読み取り手段により取得された媒体識別情報を用いて前記位置対応リストを参照し、対応する楽曲識別情報を取得する音楽再生端末、
    により利用される前記位置対応リストを作成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の位置対応リスト作成システム。
  5. 前記地図提示手段は、情報記録媒体が設置されている場所を示すマークを有する地図を提示するものであり、
    前記指定位置認識手段は、前記提示された地図上のマークの位置が指定された場合に、指定された位置に対応するマーク識別情報を認識するものであり、
    前記マーク識別情報に対応する楽曲を提供する情報提供手段をさらに有し、
    前記位置対応リスト作成手段は、前記マークに対応する媒体識別情報と、前記提供された楽曲を対応付けて前記位置対応リストに記録するものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の位置対応リスト作成システム。


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