JP2017021882A - 再生制御装置、再生制御方法及び再生制御用プログラム - Google Patents

再生制御装置、再生制御方法及び再生制御用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】聴取される楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができ、楽曲の内容等に対応した様々な関連情報をユーザに提供することが可能な再生制御装置を提供する。
【解決手段】再生されるべき楽曲を特定する楽曲特定部1と、特定された楽曲に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該楽曲の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定するタイミング特定部2と、を備える。特定された楽曲の再生と共に、特定された再生タイミングにより関連情報が再生されるように制御する。
【選択図】図3

Description

本願は、再生制御装置、再生制御方法及び再生制御用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、例えばユーザにより特定された再生情報の再生を制御する再生制御装置及び再生制御方法並びに当該再生制御用のプログラムの技術分野に属する。
近年、いわゆるインターネットラジオ等として、ラジオ放送される番組と同等の内容をインターネット等のネットワークを介して取得し、これを聴取することが行われている。また一般のラジオ放送の場合、ディスクジョッキーのトークの間には楽曲が流されることが多く、この点は上記インターネットラジオ等でも同様である。ここで上記インターネットラジオ等では、それを介して初めて聴取する楽曲が多くあるのが通常であり、この場合、当該新たな楽曲に関連する関連情報を知りたいという要求がある。この場合の関連情報とは、例えばその楽曲を実演しているアーティストに関する情報、その楽曲自体の歌詞等の情報、その楽曲の起源(ルーツ)となる音楽を示す情報、又はその楽曲が作られた際のエピソードを示す情報等が挙げられる。
このような関連情報を提供する先行技術として、例えば下記特許文献1に記載されている技術がある。この特許文献1に記載されている技術では、楽曲の関連情報を取得すると共に、楽曲中の歌詞の始まりから終わりまでの間で楽曲の関連情報の紹介を行うことが可能なタイミングを判断し、当該判断されたタイミングで楽曲の関連情報の紹介を行う構成とされている。
特開2006−048808号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術や、一般のインターネットラジオ等の仕組みにおいて想定されている関連情報は、例えば音楽コンテンツの供給元がそのアーティストや楽曲の関連情報を固定の文言等を用いて予めサーバに蓄積しておいたものである。そして、当該楽曲及び関連情報を取得して再生する端末装置側では、当該サーバから固定の文言等を取得し、これを関連情報として再生する構成とされている。よってこの場合、提供される関連情報には元々サーバに蓄積されている以外のものが含まれないため、関連情報としてのバリエーションが少なく、それを視聴するユーザが飽きてしまうという問題点があった。より具体的には、同一のアーティストの楽曲や同一の楽曲を聴く度に、同一の関連情報が再生されることとなり、関連情報として極めて画一的となってしまうという問題点もあった。更に、関連情報の提供元となる例えば音楽会社等によっては、関連情報としての内容にその音楽会社等の独自性(偏り)が出てしまうという問題点もあった。
そこで本願は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、聴取される楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができると共に、楽曲の内容等に対応した様々な関連情報をユーザに提供することが可能な再生制御装置及び再生制御方法並びに当該再生制御用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、再生されるべき再生情報を特定する情報特定手段と、前記特定された再生情報に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定するタイミング特定手段と、前記特定された再生情報の再生と共に、前記関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御する制御手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、再生されるべき再生情報を特定する情報特定工程と、前記特定された再生情報に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定するタイミング特定工程と、前記特定された再生情報の再生と共に、前記関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御する制御工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の再生制御装置として機能させる。
実施形態に係る再生制御装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る楽曲再生システムの概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る楽曲再生システムの細部構成を示すブロック図であり、(a)は実施例に係る関連情報サーバ及び関連情報データベースの構成を例示する図であり、(b)は実施例に係る端末装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る楽曲データベース等の内容を例示する図であり、(a)は当該楽曲データベースの内容を例示する図であり、(b)は実施例に係る楽曲関連情報テーブルの内容を例示する図であり、(c)は実施例に係るPOI(Point of Interest)連携関連情報テーブルの内容を例示する図である。 実施例に係る楽曲再生処理を示すフローチャートである。 実施例に係る楽曲の再生タイミングと関連情報の再生タイミングとの関係等を示す図であり、(a)は当該関係の一例を示す図であり、(b)は地図と共にPOI情報が表示される場合を例示する図である。
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態に係る再生制御装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る再生制御装置Sは、情報特定手段1と、タイミング特定手段2と、制御手段3と、を備えて構成されている。このとき、情報特定手段1、タイミング特定手段2及び制御手段3は、全てが一つの再生制御装置内に備えられている必要はなく、例えば、情報特定手段1及びタイミング特定手段2が図示しないサーバ装置内に備えられており、当該サーバ装置とインターネット等のネットワークを介して接続されている図示しない端末装置内に制御手段3が備えられていてもよい。
この構成において情報特定手段1は、再生されるべき再生情報を特定する。この場合の再生情報とは、例えば楽曲情報や、動画又は静止画等の画像情報が該当し得る。
そしてタイミング特定手段2は、情報特定手段1により特定された再生情報に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定する。このとき上記関連情報とは、例えば再生情報が楽曲情報である場合における当該楽曲情報の起源を示す情報、当該楽曲情報を演奏するアーティストに関連する情報等である。
そして制御手段3は、情報特定手段1により特定された再生情報の再生と共に、関連情報がタイミング特定手段2により特定された再生タイミングで再生されるように制御する。
以上説明したように、実施形態に係る再生制御装置Sの動作によれば、再生されるべき再生情報に関連する関連情報の再生タイミングを、再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングとして特定する。そして、再生情報の再生と共に、当該特定された再生タイミングで関連情報が再生されるように制御する。よって、再生情報に関連する関連情報が、再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングで当該再生情報の再生と共に再生されるので、その再生情報に対するユーザの興味をより喚起することができる。また、再生情報に関連した様々な関連情報をユーザに提供することができる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図6を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、インターネット等のネットワークに接続された端末装置において楽曲を再生して聴取する場合の当該再生制御に対して実施形態を適用した場合の実施例である。
また、図2は実施例に係る楽曲再生システムの概要構成を示すブロック図であり、図3は当該楽曲再生システムの細部構成を示すブロック図であり、図4は実施例に係る楽曲関連情報テーブル等の内容を例示する図である。更に、図5は実施例に係る楽曲再生処理を示すフローチャートであり、図6は実施例に係る楽曲の再生タイミングと関連情報の再生タイミングとの関係等を示す図である。このとき図3では、図1に示した実施形態に係る再生制御装置Sにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該再生制御装置Sにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。
図2に示すように、実施例に係る楽曲再生システムSSは、それぞれがユーザに操作される端末装置T1、端末装置T2、…、端末装置Tn(nは自然数)と、プレイリストサーバPSと、楽曲コンテンツサーバMSと、関連情報サーバCSと、上記端末装置T1、上記端末装置T2、…、上記端末装置Tn、上記プレイリストサーバPS、上記楽曲コンテンツサーバMS及び上記関連情報サーバCSを相互にデータの授受が可能に接続するインターネット等のネットワークNWと、を含んで構成されている。また、プレイリストサーバPSにはプレイリスト情報関連データベース(図2において「プレイリスト情報DB」と示す)PSBが接続されており、楽曲コンテンツサーバMSには楽曲データベース(図2において「楽曲DB」と示す)MSBが接続されており、更に関連情報サーバCSには関連情報データベース(図2において「関連情報DB」と示す)CSBが接続されている。なお以下の説明において、端末装置T1、端末装置T2、…、端末装置Tnについて共通の事項を説明する場合には、これらを纏めて単に「端末装置T」と称する。また端末装置Tの具体例としては、例えばネットワークNWに接続可能ないわゆるスマートフォンやパーソナルコンピュータ或いはナビゲーション装置等が該当する。
この構成において、プレイリスト情報データベースPSBには、端末装置Tにおいてユーザの指定により再生される楽曲を組み合わせた任意のプレイリスト(再生リスト)が蓄積されている。この場合のプレイリストには、一又は複数の楽曲のそれぞれについての楽曲名を示すデータ、それを演奏するアーティストの氏名又は名称を示すデータ、及びそれが含まれているアルバムの名称を示すデータが含まれている。これらに加えて一の楽曲に対応するプレイリストには、その楽曲の構成(即ち、当該楽曲の部分としての、イントロ、間奏、アウトロそれぞれの区間)を秒単位、或いはデジタルデータとしてのサンプル数で予め示した楽曲解析データも含まれている。そしてプレイリストサーバPSは後ほど詳述するように、いずれかの端末装置Tからの楽曲の要求に基づいて、当該要求された楽曲を含むプレイリストをプレイリスト情報データベースPSB内において検索し、当該要求を送信してきた端末装置TにネットワークNWを介して送信する。
次に楽曲データベースMDBには、いずれかの端末装置Tにおいて再生される上記楽曲の本体となる楽曲データが当該楽曲ごとに蓄積されている。この楽曲データは、端末装置Tにおいて実際に再生されるべきオーディオデータそのものである。そして楽曲コンテンツサーバMSは後ほど詳述するように、いずれかの端末装置Tからの楽曲データの要求に基づいて、当該要求された楽曲データを楽曲データベースMSB内において検索し、当該要求を送信した端末装置TにネットワークNWを介して送信する。
一方関連情報データベースCSBには後ほど詳述するように、いずれかの端末装置Tにおいて再生される上記楽曲に関連する情報が、実施例に係る関連情報として蓄積されている。この場合の関連情報は、各楽曲が端末装置Tにおいて再生される際に同時に再生される情報であり、その楽曲を聴取するユーザにとって有益な関連情報である。関連情報として具体的には、その楽曲の出自(起源)を示すデータ、その楽曲を演奏するアーティストに関連するデータ、或いはその楽曲又はアーティストに関連する地点又は施設の位置を示すデータ等が含まれている。そして関連情報サーバCSは後ほど詳述するように、いずれかの端末装置Tからいずれかの楽曲の要求が為されたとき、その要求に対応した関連情報を関連情報データベースCSB内において検索し、当該要求を送信した端末装置TにネットワークNWを介して送信する。
他方いずれかの端末装置Tは、ユーザによる楽曲の指定に基づき、当該指定に対応した楽曲を含むプレイリストを上記プレイリストサーバPSからネットワークNWを介して受信し、また当該楽曲の楽曲データを楽曲コンテンツサーバMSからネットワークNWを介して受信する。これらに加えて端末装置Tは、当該楽曲に関連する関連情報を関連情報サーバCSからネットワークNWを介して受信する。そして当該端末装置Tでは、受信したプレイリストに基づき、受信した楽曲データを再生すると共に、当該再生に合わせて、受信した関連情報を再生する。以上の各端末装置Tにおける処理については、後ほど詳述する。
次に、実施例に係る関連情報サーバCS及び端末装置T等について、図3及び図4を用いてその構成等を具体的に説明する。
先ず図3(a)に示すように、関連情報データベースCSBは、関連情報本体である楽曲関連情報テーブルTB1と、POI連携関連情報テーブルTB2と、を含んでいる。これら楽曲関連情報テーブルTB1及びPOI連携関連情報テーブルTB2については、後ほどそれぞれ詳述する。
一方関連情報サーバCSは図3(a)に示すように、CPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる処理部5と、インターフェース6と、マウス等のポインティングデバイス及びキーボード等を含む操作部7と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ8と、により構成されている。また処理部5は、楽曲特定部1と、タイミング特定部2と、関連特定部4と、により構成されている。このとき、楽曲特定部1、タイミング特定部2及び関連特定部4のそれぞれは、処理部5を構成するCPU等のハードウェアロジック回路により実現されるものであってもよいし、実施例に係る楽曲再生処理に相当する後述のフローチャートに相当するプログラムを処理部5が読み出して実行することにより、ソフトウェア的に実現されるものであってもよい。そして、楽曲特定部1が実施形態に係る情報特定手段1の一例に相当し、タイミング特定部2が実施例に係るタイミング特定手段2の一例に相当する。また、関連特定部4が本願に係る「関連情報特定手段」の一例に相当し、処理部5が本願に係る「言語検出手段」の一例に相当する。
以上の構成においてインターフェース6は、処理部5の制御の下、ネットワークNWを介した処理部5と関連情報サーバCS等との間のデータの授受を制御する。また操作部7は、関連情報サーバCSにおける処理内容等を指定するための操作が当該操作部7において実行されると、当該操作に対応する操作信号を生成して処理部5に出力する。これにより処理部5の楽曲特定部1は、いずれかの端末装置Tから要求された楽曲を特定する。一方関連特定部4は、楽曲特定部1により特定された楽曲に関連する関連情報を、当該楽曲の再生前又は再生後、或いは当該楽曲の部分(イントロ、間奏又はアウトロの部分)、のいずれかに対応させて特定する。この関連情報には、再生される楽曲に関連する地点情報としてのPOI情報が含まれている。この場合の関連情報とPOI情報との関連付けは後述するように、上記POI連携関連情報テーブルTB2に記述されている。そしてタイミング特定部2は、上記楽曲のイントロ等のいずれかに対応させて、関連特定部4により特定された関連情報及びPOI情報の再生タイミングを特定する。その後処理部5は、特定された関連情報及びPOI情報を、インターフェース6を介して、当該関連情報が関連する楽曲を再生する端末装置Tに送信する。なお、上記の関連情報サーバCSにおける一連の処理において必要な情報等は、ディスプレイ8に表示され、当該関連情報サーバCSのユーザ(例えば、楽曲再生システムSSの管理者等)に報知される。
他方各端末装置Tは図3(b)に示すように、CPU、ROM及びRAM等からなる制御部3と、インターフェース10と、例えばHDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等からなる記録部11と、操作ボタン又はタッチパネル等を含む操作部12と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ13と、スピーカ14と、により構成されている。また制御部3は、同期制御部30と、デコーダ31及び34と、楽曲プレーヤ32と、TTS(Text to Speech)部33と、関連情報プレーヤ35と、により構成されている。このとき、同期制御部30、デコーダ31及び34、楽曲プレーヤ32、TTS部33及び関連情報プレーヤ35のそれぞれは、制御部3を構成するCPU等のハードウェアロジック回路により実現されるものであってもよいし、実施例に係る楽曲再生処理に相当する後述のフローチャートに相当するプログラムを制御部3が読み出して実行することにより、ソフトウェア的に実現されるものであってもよい。そして、制御部3が実施形態に係る制御手段3の一例及び本願に係る「検出手段」の一例にそれぞれ相当し、ディスプレイ13が本願に係る「告知手段」の一例に相当する。
以上の構成において、端末装置Tにおいて再生が所望される楽曲が操作部12における操作により指定されると、当該要求された楽曲を含むプレイリストの送信要求がインターフェース10及びネットワークNWを介してプレイリストサーバPSに送信され、これに対応したプレイリストが当該プレイリストサーバPSから送信(返信)されてくる。次に制御部3は、当該送信されてきたプレイリストに対応する楽曲データ及び関連情報の送信要求を、インターフェース10及びネットワークNWを介して、それぞれ楽曲コンテンツサーバMS及び関連情報サーバCSに送信する。これらにより当該楽曲データ及び関連情報が楽曲コンテンツサーバMS及び関連情報サーバCSからそれぞれ送信されてくると、先ず同期制御部30が当該楽曲データにおける再生時間をカウントする。更にデコーダ31にその楽曲データを出力する。これによりデコーダ31は当該楽曲データを復号し、例えば操作部12における再生開始操作に対応させて楽曲プレーヤ32により必要な再生処理を施し、スピーカ14から上記楽曲として放音させる。一方これらと並行して同期制御部30は、上記カウントしている楽曲の再生時間に合わせて、受信した関連情報をTTS部33に出力する。そしてTTS部33は、関連情報に含まれているテキスト部分を音声化し(即ち読み上げて)、例えばMP3(MPEG1 Audio Layer 3)フォーマットによりデコーダ34に出力する。これによりデコーダ34は、当該音声化データを復号し、関連情報プレーヤ35により必要な再生処理を施して、スピーカ14から放音させる。このとき制御部3は、実際に再生された関連情報を識別するための関連情報IDを含む再生履歴データを記録部11に不揮発性に記録する。なお、関連情報がディスプレイ13に表示されるべき上記POI情報を含んでいる場合、当該POI情報は制御部3によりディスプレイ13上に例えば地図と共に表示される。なおこの場合の地図に対応する地図データは、例えば記録部11に予め記録されているものを用いてもよいし、図示しない地図サーバからネットワークNWを介して取得してもよい。また、受信した楽曲データ及び関連情報は、次回の再生処理に備えて記録部11に一時的に記録しておいてもよい。
次に、実施例に係る楽曲データベースMSB、並びに関連情報データベースCSB内の楽曲関連情報テーブルTB1及びPOI連携関連情報テーブルTB2の構成等について、具体的に図4を用いて説明する。
先ず図4(a)に例示するように、楽曲データベースMSBには、各楽曲を他の楽曲から識別するための楽曲ID50に関連付けて、当該楽曲ID50により識別される楽曲の楽曲データが記録されているネットワークNW上の位置を示すURL(Uniform Resource Locator)等が、コンテンツID51として記録されている。この場合のコンテンツID51は、上記楽曲データがネットワークNW上の図示しないサーバ等に蓄積されている場合は上記URLである。また、当該楽曲データが例えば楽曲データベースMSB自体に記録されている場合、上記コンテンツID51は楽曲データベースMSBにおける当該楽曲データの記録位置を示すデータとなる。
次に図4(b)に例示するように、実施例に係る楽曲関連情報テーブルTB1では、上記楽曲ID50と、各関連情報を他の関連情報から識別するための関連情報ID60と、が関連付けられて記録されている。そして当該楽曲ID50には、当該楽曲ID50により識別される楽曲の楽曲情報として、当該楽曲の楽曲名51、当該楽曲を演奏するアーティストの氏名又は名称を示すアーティスト名52、当該楽曲が含まれているアルバムのアルバム名53、及び当該楽曲が洋楽か邦楽かを示す洋楽/邦楽データ54が関連付けられて記録されている。これに対して関連情報ID60には、種別61、データ出所種別62、フォーマット63、有効期限64、登録日65、広告66、適合時間帯67、適合天気68、適合気分69等、及び当該関連情報ID60により識別される関連情報の実体であるコンテンツ70が、関連付けられて記録されている。
このとき種別61は、当該関連情報ID60により識別される関連情報がどのような種類の情報であるかを示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報が楽曲にまつわる関連情報である場合に種別61は「1」と記述され、当該関連情報がその楽曲を演奏するアーティストにまつわる関連情報である場合に種別61は「2」と記述され、当該関連情報が既定のSNS(Social Network Service)内で例えばファンにより投稿された関連情報である場合に種別61は「3」と記述され、当該関連情報が日本語以外の言語の歌詞を有する場合におけるその意味にまつわる関連情報である場合に種別61は「4」と記述される。
次にデータ出所種別62は、当該関連情報ID60により識別される関連情報の出所を示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報の出所が楽曲を提供するレコード会社である場合にデータ出所種別62は「1」と記述され、当該関連情報の出所が音楽事務所である場合にデータ出所種別62は「2」と記述され、当該関連情報の出所が音楽出版社である場合にデータ出所種別62は「3」と記述され、当該関連情報の出所が上記レコード会社、音楽事務所及び音楽出版社以外の所定の音楽関係者である場合にデータ出所種別62は「4」と記述され、当該関連情報の出所が上記アーティスト本人である場合にデータ出所種別62は「5」と記述され、当該関連情報の出所が上記SNS等を介した一般人である場合にデータ出所種別62は「6」と記述される。
次にフォーマット63は、当該関連情報ID60により識別される関連情報のフォーマット(様式)を示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報がMP3フォーマットの音声情報として出力される場合にフォーマット63は「MP3」と記述され、当該関連情報が画像情報である場合にフォーマット63は「jpg」等と記述され、当該関連情報がテキスト情報である場合にフォーマット63は「txt」等と記述される。
次に有効期限64は、当該関連情報ID60により識別される関連情報の有効期限(関連情報として端末装置Tに供給される期間の終期)を示すデータである。具体的に例えば、当該関連情報が将来の情報(例えばテレビ番組への出演情報等)である場合には、その関連情報が有効(即ちユーザにとって有意義)なのは有効期限64として記述されている日時までであり、従って、当該有効期限64として具体的な期限を記述して、関連情報としての有効/無効を処理部5において判断する。
次に登録日65は、当該関連情報ID60により識別される関連情報が関連情報データベースCSBに登録(記録)された日付を示すデータである。そして、当該登録部65を基準とした時間軸において、当該関連情報が現在から予め設定された閾値期間より前の古い関連情報であるか、或いは当該閾値期間内の新しい関連情報であるかを、処理部5において判断する。なお以下の説明において、当該古い関連情報を「過去(大)」の関連情報と称し、当該新しい関連情報を「過去(小)」の関連情報と称する。
次に広告66は、当該関連情報ID60により識別される関連情報に、その楽曲に関連する店舗、(他の)新作のリリース、ライブ公演等の広告内容が含まれるか否かを示すデータである。そして当該広告が含まれている場合に、予め設定された広告フラグを広告66として設定する。この場合に処理部5は、上記広告フラグが設定されている関連情報は、当該広告としてのクライアントに相当する端末装置Tに対して他の関連情報に優先して送信する。
次に適合時間帯67は、当該関連情報ID60により識別される関連情報が再生されるのが好適な一日のうちの時間帯を示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報が再生されることが終日好適である場合に適合時間帯67は「1」と記述され、当該関連情報が朝の時間帯に再生されることが好適である場合に適合時間帯67は「2」と記述され、当該関連情報が昼の時間帯に再生されることが好適である場合に適合時間帯67は「3」と記述され、当該関連情報が夜の時間帯に再生されることが好適である場合に適合時間帯67は「4」と記述される。
次に適合天気68は、当該関連情報ID60により識別される関連情報が再生されるのが好適な天気を示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報が再生されることがいずれの天気でも好適である場合に適合天気68は「1」と記述され、当該関連情報が晴の時に再生されることが好適である場合に適合天気68は「2」と記述され、当該関連情報が曇りの時に再生されることが好適である場合に適合天気68は「3」と記述され、当該関連情報が雨の時に再生されることが好適である場合に適合天気68は「4」と記述され、当該関連情報が雪の時に再生されることが好適である場合に適合天気68は「5」と記述される。
最後に適合気分69は、当該関連情報ID60により識別される関連情報が再生されるのが好適なユーザの状態を示すデータである。具体的には例えば、当該関連情報が再生されることが通常の状態のユーザに好適である場合に適合気分69は「1」と記述され、ユーザが元気な時に当該関連情報が再生されることが好適である場合に適合気分69は「2」と記述され、ユーザが疲労感を感じている時に当該関連情報が再生されることが好適である場合に適合気分69は「3」と記述され、ユーザが眠気を催している時に当該関連情報が再生されることが好適である場合に適合気分69は「4」と記述され、ユーザが悲しんでいる時に当該関連情報が再生されることが好適である場合に適合気分69は「5」と記述される。
以上の図4(b)に例示する楽曲関連情報テーブルTB1の内容は、関連情報サーバCSから必要な関連情報を端末装置Tに送信する際に処理部5により参照され、実際に送信される関連情報が特定される。
次に図4(c)に例示するように、実施例に係るPOI連携関連情報テーブルTB2には、上記関連情報ID60に関連付けて、当該関連情報ID60により識別される関連情報に関連する地点又は施設の位置を示す緯度データ75及び経度データ76が記録されている。そしてこれら緯度データ75及び経度データ76が関連情報の一部として端末装置Tに送信されることにより、当該端末装置Tにおいて、緯度データ75及び経度データ76により位置が示される地点又は施設を、同時に送信されている関連情報に関連するPOI情報として例えばディスプレイ13に地図と共に表示することが可能となる。
次に、端末装置T及び関連情報サーバCSを中心とした実施例に係る楽曲再生処理について、具体的に図5及び図6を用いて纏めて説明する。
対応するフローチャートを図5に示すように、先ずいずれかの端末装置Tにおいて再生すべき楽曲を含むプレイリストが操作部12における操作により要求されると、当該端末装置Tの制御部3は、当該プレイリストの要求を示すプレイリスト要求を、当該プレイリストを識別するための例えばプレイリストIDと共にプレイリストサーバPSに送信する(ステップS1)。次に、プレイリストサーバPSは、当該プレイリスト要求を受信すると(ステップS15)、要求されているプレイリストに含まれる楽曲の情報として、楽曲ごとに上記楽曲名を示すデータ、上記アーティストの氏名又は名称を示すデータ、上記アルバムの名称を示すデータ及び上記楽曲解析データを含むプレイリストをプレイリスト情報データベースPSBにおいて検索し、当該検索されたプレイリストを元の端末装置Tに返信する(ステップS16)。
その後プレイリストサーバPSは、例えばその電源スイッチがオフとされる等により実施例に係る楽曲再生処理を終了するか否かを判定し(ステップS17)、当該楽曲再生処理を終了する場合は(ステップS17;YES)そのまま当該楽曲再生処理を終了し、一方当該楽曲再生処理を継続する場合は(ステップS17;NO)、上記ステップS15に戻って新たなプレイリスト要求を待機する。
次に上記プレイリストを受信した(ステップS2)端末装置Tの制御部3は次に、上記楽曲解析データにより示されている関連情報の再生タイミング(例えば楽曲のイントロ、間奏又はアウトロのタイミング、或いは、当該楽曲の再生前又は再生後)を判定する。更に制御部3は、受信したプレイリストに含まれる当該楽曲の楽曲データの要求(楽曲ID50を含む)と、当該楽曲に関連する関連情報の要求を、それぞれ楽曲コンテンツサーバMS及び関連情報サーバCSに送信する(ステップS3及びステップS4)。なおこのステップS4において制御部3は、当該楽曲の楽曲名、アルバム名及びーティスト名それぞれを示すデータに加えて、記録部11に記録されている上記再生履歴データ(関連情報ID60等を含む)、及び当該端末装置Tを使用しているユーザの状況を示す状況データ(より具体的には、例えば当該ユーザの位置(即ち端末装置Tの位置)を示す位置データ、そのユーザの嗜好を示す嗜好データ、或いはそのユーザの気分を示す気分データ等)を上記関連情報の要求に含ませて送信する。このとき、上記位置データは例えば端末装置Tに備えられている例えばGPS(Global Positioning System)により検出された位置データを用いることができる。また上記嗜好データ及び気分データは、例えばそのユーザが予め入力しておいたその嗜好及び気分をそれぞれ示す嗜好データ及び気分データを用いることができる。なお、上記状況データの取得方法の他の例としては、例えば、図示しないカメラを使って撮像されたユーザの表情、又は当該表情の変化により検出/取得する方法や、そのユーザの音声を認識して検出/取得する方法が挙げられる。
次に、例えばその電源スイッチがオンとされた以降に上記楽曲データの要求の送信を待機している楽曲コンテンツサーバMSは、当該楽曲データの要求を受信すると(ステップS20)、要求されている楽曲データを楽曲ID50を用いて楽曲データベースMSBにおいて検索し、当該検索された楽曲データを元の端末装置Tに返信する(ステップS21)。これにより当該端末装置Tの制御部3は、当該送信された楽曲データを受信し(ステップS5)、例えば記録部11に一時的に記録する。なおその後に楽曲コンテンツサーバMSは、例えばその電源スイッチがオフとされる等により実施例に係る楽曲再生処理を終了するか否かを判定し(ステップS22)、当該楽曲再生処理を終了する場合は(ステップS22;YES)そのまま当該楽曲再生処理を終了し、一方当該楽曲再生処理を継続する場合は(ステップS22;NO)、上記ステップS20に戻って新たな楽曲データの要求を待機する。
他方、例えばその電源スイッチがオンとされた以降に上記関連情報の要求の送信を待機している関連情報サーバCSの関連特定部4及びタイミング特定部2は、当該関連情報の要求を受信すると(ステップS25)、要求されている関連情報(対応するPOI情報を含む)を関連情報データベースCSBにおいて検索し、当該検索された関連情報を元の端末装置Tに返信する(ステップS26)。これにより当該端末装置Tの制御部3は、当該送信された関連情報を受信し(ステップS6)、例えば記録部11に一時的に記録する。なおその後に関連情報サーバCSは、例えばその電源スイッチがオフとされる等により実施例に係る楽曲再生処理を終了するか否かを判定し(ステップS27)、当該楽曲再生処理を終了する場合は(ステップS27;YES)そのまま当該楽曲再生処理を終了し、一方当該楽曲再生処理を継続する場合は(ステップS27;NO)、上記ステップS25に戻って新たな関連情報の要求を待機する。
ここで、関連情報サーバCSにおける上記ステップS26について、より具体的に説明する。
(ア)第1例
即ち上記ステップS26として関連情報サーバCSの楽曲特定部1は、受信した(ステップS25)関連情報の要求に含まれている上記楽曲名、アーティスト名及びアルバム名により当該楽曲を特定する。そして関連特定部4は、上記楽曲名、アーティスト名及びアルバム名をそれぞれ示すデータをキーとして、関連情報データベースCSB内の楽曲関連情報テーブルTB1内を検索する。その際に関連特定部4は、以下の優先度に基づいて端末装置Tに送信すべき関連情報を検索する。
より具体的に関連特定部4は、「優先度1」として、関連情報の要求に含まれている上記再生履歴データに基づき、当該ユーザが操作する端末装置Tにおいて過去に再生されていない関連情報を優先的に選択し、その端末装置Tにおいて一度再生されたことがある関連情報は除外して関連情報を検索する。
次に「優先度2」として関連特定部4は、関連情報の要求に含まれている上記状況データにより示されるユーザの状況や属性に対応した関連情報を、例えば上記適合気分69及び適合時間帯67を参照して検索する。
次に「優先度3」として関連特定部4は、関連情報の要求に含まれている楽曲名、アルバム名及びーティスト名それぞれを示すデータに基づき、それに合致する楽曲ID50に関連付けられている関連情報ID60により識別される関連情報を検索する。この関連情報としては、例えば過去のリリース年、そのプロデューサー/作詞家/作曲家等を示す情報が挙げられる。
次に「優先度4」として関連特定部4は、関連情報の要求に含まれているアーティスト名を示すデータに基づき、そのアーティストの関連情報を、時間軸で上記過去(大)の関連情報、上記過去(小)の関連情報、及び未来の関連情報の三つに分類し、それらに属する関連情報を検索する。より具体的に、上記過去(大)のアーティストの関連情報としては例えば、「○○年代に活躍した人」、「××出身」、メンバー情報、デビュー年、実績(例えば曲「▲▲」ヒット等)それぞれを示す関連情報が考えられる。また上記過去(小)のアーティストの関連情報としては、例えば芸能ニュースのような、「先週○○フェスに出演」、「××○が発覚」、「□□を公表」、「バンドが再結成」等を示す関連情報が挙げられる。更に上記未来のアーティストの関連情報としては、例えば「○月来日公演」、「来週テレビ出演」といった関連情報が挙げられる。
次に「優先度5」として関連特定部4は、上記SNSにより得られた情報及びその属性に基づき、例えば、ファンの声やその属性、或いは多くのファンが共感した情報等といった関連情報が挙げられる。
最後に「優先度6」として関連特定部4は、関連する上記楽曲が洋楽であった場合に、その歌詞の意訳や解説に関する情報を検索する。
なおその他の優先度及びその順番としては、例えば、
・関連情報の種別順(楽曲、アルバム又はアーティストにより並び替え)
・登録日時順(例えば最新順に並び替え。図4(b)の登録日65参照。)
・関連情報としての出所種別の優先度順(例えば、優先度1;そのアーティスト本人からの情報→優先度2;一般人からの情報→優先度3;音楽出版社からの情報→優先度4;音楽事務所からの情報→優先度5;レコード会社からの情報、等。図4(b)のデータ出所種別62参照。)
・SNS等を介した投稿情報の優先度順(例えば、優先度1;同じ性別の人からの情報→優先度2;同じ年代の人からの情報→優先度3;同じ居住地域の人からの情報、等)
・SNS等を介した投稿内容の種別の優先度順(例えば、優先度1;出演番組情報→優先度2;イベント情報→優先度3;アーティスト情報→優先度4;楽曲情報→優先度5;アルバム情報→優先度6;プロデューサー情報→優先度7;作詞家情報→優先度8;作曲家情報、等)
・SNS等を介した投稿内容の優先度順(例えば、優先度1;ユーザの音声そのもの→優先度2;テキストデータ、等)
・SNS等を介した投稿内容の人気度順
等が挙げられる。
(イ)第2例
また、上記ステップS26における関連情報の検索の他の例として関連特定部4は、例えば、「コンテンツの再生履歴に応じて関連情報の種別を決定する(以下、例Iと称する)」、「ユーザの状況に応じて関連情報の種別を決定する(以下、例IIと称する)」、「端末装置Tにおけるウェブ検索の内容に応じて関連情報の種別を決定する(以下、例IIIと称する)」或いは、「チケット購入用アプリケーションやSNS等の登録情報、端末装置Tの記録部11に記録されている楽曲に応じて関連情報の種別を決定する(以下、例IVと称する)」といった方法を用いて関連情報を検索してもよい。
このとき、上記例Iの場合に具体的には、例えば、端末装置Tにおける楽曲等のコンテンツの再生回数が予め設定された閾値より多ければある種別Aの関連情報を検索し、当該コンテンツの再生回数が当該閾値よりも少なければ他の種別Bの関連情報を検索する、といった方法が考えられる。次に上記例IIの場合に具体的には、端末装置Tを使用するユーザの位置データ、スケジュール、日時、時間帯、季節、イベント、シチュエーション、天気、気分、年齢又は性別等に応じて関連情報の種別を決めて検索する、といった方法が考えられる。次に上記例IIIの場合に具体的には、端末装置Tにおいて再生する楽曲等のコンテンツに関する情報をウェブで検索している履歴が当該端末装置Tに記録されている場合には、検索履歴よりもより詳しい関連情報を検索する、といった方法が考えられる。最後に上記例IVの場合に具体的には、上記チケット購入用アプリケーションやSNS等に「お気に入り」アーティストが登録されている場合に、端末装置T内に記録されている楽曲の楽曲情報と連携することで、当該登録しているアーティストを検索する際に、実施例に係る関連情報として、ライブチケットの発売情報や、来日情報等が検索される、といった方法が考えられる。
(ウ)第3例
更に、上記ステップS26における関連情報の検索の更に他の例として関連特定部4及びタイミング特定部2は、楽曲におけるイントロ、間奏及びアウトロそれぞれの部分ごとに、関連情報の優先度を設定して当該関連情報を検索するように構成することができる。なお上記「イントロ」には、楽曲再生開始直後のイントロの他に、楽曲が再生される前の時間を含む。このとき、楽曲の再生開始前に関連情報を再生する場合とは、例えば、対応する楽曲解析データをプレイリストサーバPSから取得して参照した結果、楽曲の構成としてイントロが殆ど無い場合や、歌詞の歌い出しと同時に楽曲自体が始まる場合等が挙げられる。また上記「アウトロ」には、楽曲再生終了直前のアウトロの他に、楽曲が再生された後の時間を含む。このとき、楽曲の再生開始後に関連情報を再生する場合とは、例えば、上記楽曲解析データを参照した結果、楽曲の構成としてアウトロが殆ど無い場合等が挙げられる。
即ち、楽曲のイントロと並行して再生される関連情報としては、歌詞部分が始まる前に、ユーザへなぜこの曲を流す(レコメンドする)のかの説明としての関連情報や、なぜこの曲がレコメンドされたのかの説明を聴取してその理由を知って納得するための関連情報が検索される。そして、この場合の優先度について、その例1としては、「ユーザの状況や属性」を優先度1とし、「楽曲情報や属性」を優先度2とすることが考えられる。この場合のユーザの状況や属性とは、ユーザの状況や位置(場所)及び属性のことであり、上記例1の優先度1に該当する具体的な関連情報としては、ユーザが軽井沢をドライブしている状況であるときに、関連情報として、「軽井沢は〇〇(アーティスト名)が来日した際はよく訪れました」といった関連情報が挙げられる。また上記例1の優先度2に該当する具体的な関連情報としては、当該優先度2の楽曲情報や属性に対応させて、「〇〇(アーティスト名)の×年の作品で全米□週ナンバー1となった△○(曲名)です」といった関連情報が挙げられる。また、その例2としては、「ユーザの状況や属性」を優先度1とし、「楽曲の説明や属性」を優先度2とすることが考えられる。この場合のユーザの状況や属性とは、ユーザのスケジュール(例えば「通勤中」)/日時/時間帯(例えば「朝」、「夜」等)/季節(例えば「初夏」又は「初秋」等)/イベント(例えば「卒業シーズン」等)/シチュエーション(例えば「ドライブ中」等)/天気(例えば「雨の日」等)/気分(例えば「悲しい気分」等)それぞれの属性のことであり、上記例2の優先度1に該当する具体的な関連情報としては、「これから一週間が始まります。テンションが上がる曲です。」、「一日お疲れ様でした。クールダウンする曲です。」、「○月○○日は○○(アーティスト名)の命日です。」といった関連情報が挙げられる。また上記例2の優先度2に該当する具体的な関連情報としては、当該優先度2の楽曲の説明や属性に対応させて、「○○(アーティスト名)の×年の作品で△○(曲名)です」といった関連情報が挙げられる。
更に、楽曲のイントロと並行して再生される関連情報の他の例としては、ユーザへ興味関心を促すために、(芸能ニュースのような)比較的新しい(即ち上記過去(小))の関連情報や、初めて出会うアーティストの場合に、そもそもこのアーティストは誰?の疑問を解消するための関連情報が検索される。そして、この場合の優先度の例としては、「アーティスト情報(過去(小))」を優先度1とし、「アーティスト情報(過去(大))」を優先度2とすることが考えられる。そして、上記優先度1に該当する具体的な関連情報としては、上記アーティスト情報(過去(小))に合わせて、「○○が発覚しました○(アーティスト名)です」、「○○フェスに出演しました○(アーティスト名)です」といった関連情報が挙げられる。また、上記優先度2に該当する具体的な関連情報としては、上記アーティスト情報(過去(大))に合わせて、「○○(アーティスト名)は、×年代に活躍した人、○出身の4人組バンドで、○△でブレイクしました」といった関連情報が挙げられる。
一方、楽曲の間奏と並行して再生される関連情報としては、ユーザが楽曲の1番を聴き終えて、曲の雰囲気を把握した上で補足する内容の関連情報が検索される。この場合、楽曲が洋楽以外であれば、ファンの声やその属性を優先度1として関連情報を検索し、その結果として具体的には、例えば、「○○(ファンA)さんの投稿です。当時、試合の前によく聴いていた思い出の曲。」といった関連情報が挙げられる。また楽曲が洋楽である場合、優先度1としてはその歌詞の意訳や属性が優先され、具体的には「この曲は、港で船を眺めてたそがれる男を歌った曲です」といった関連情報が検索され、更に優先度2としてはファンの声や属性が上記洋楽以外の場合と同様に優先され、具体的には「○○(ファンA)さんの投稿です。当時、試合の前によく聴いていた思い出の曲。」といった関連情報が挙げられる。
最後に、楽曲のアウトロと並行して再生される関連情報としては、ユーザがその楽曲をほぼ聴き終えて、関心を持った場合に、例えばテレビジョン放送の番組宣伝のように、アーティストの未来に関する内容の関連情報が検索される。この場合、例えばイベント情報や属性が優先度1として優先され、具体的には、「○○(アーティスト名)は、○○月に来日公演が決定!チケット発売は×月△日から。」、「○○(アーティスト名)は、○月×日のテレビ番組に出演します。」といった関連情報が挙げられる。
なお、上記イントロ、間奏及びアウトロそれぞれについて共通のテーマの下で検索した関連情報の例としては、楽曲再生前用関連情報としては「軽井沢は○○(歌手名)が来日した際はよく訪れました」なる関連情報が挙げられる。また、イントロ用関連情報としては「○○の×年の作品で○(曲名)です」なる関連情報が挙げられ、間奏用関連情報としては「この曲は、港で船を眺めている人を歌った曲です」なる関連情報が挙げられる。更に、アウトロ用関連情報としては「○○ファンの×□さんからのメッセージで、この曲は部活の試合前によく聴いていた思い出の曲、との事です。」なる関連情報が挙げられ、楽曲再生後用関連情報として「来月7月20日に□□テレビで○○特集が放映される予定です。」なる関連情報が挙げられる。
次に、以上説明した関連情報サーバCSによる検索の結果として種々の関連情報が送信されてくると(ステップS6)、端末装置Tの制御部3は、例えば操作部12における操作を確認することにより、楽曲の再生を開始するか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定において未だ再生の開始が指示されていない場合(ステップS7;NO)、制御部3は当該指示を待機する。一方ステップS7の判定において楽曲の再生を開始する場合(ステップS7;YES)、制御部3は、受信している(ステップS5参照)楽曲データの上記デコーダ31及び楽曲プレーヤ32を用いた再生を行うのと並行して(ステップS8)、受信している(ステップS6参照)各関連情報の再生タイミングが到来したか否かを監視する(ステップS9)。この場合、例えば楽曲のイントロ用の関連情報が受信されている場合はそのイントロの開始を監視し、また楽曲の間奏用の関連情報が受信されている場合はその間奏の到来を監視することになる。ステップS9の監視において当該再生タイミングが到来していない場合(ステップS9;NO)、制御部3は引き続き監視を継続し、一方当該再生タイミングが到来した場合(ステップS9;YES)、制御部3は当該到来した再生タイミングにおいて再生すべき関連情報のTTS部33、デコーダ34及び関連情報プレーヤ35を用いた再生を行う(ステップS10)。その後制御部3は、受信している全ての関連情報についての再生が終了しているか否かを判定し(ステップS11)、終了していない関連情報がある場合は(ステップS11;NO)、当該再生がされていない関連情報についての再生を開始すべく上記ステップS9の監視に移行する。他方ステップS11の判定において全ての関連情報の再生が完了している場合(ステップS11;YES)、このときには楽曲の再生自体も完了していることになるので(上記ステップS8参照)、制御部3は次に、例えばその電源スイッチがオフとされる等により実施例に係る楽曲再生処理を終了するか否かを判定し(ステップS12)、当該楽曲再生処理を終了する場合は(ステップS12;YES)そのまま当該楽曲再生処理を終了し、一方当該楽曲再生処理を継続する場合は(ステップS12;NO)、上記ステップS1に戻って新たな楽曲要求を行う。
以上説明した実施例に係る楽曲再生処理が行われた場合、図6(a)に例示するように、楽曲の再生と並行して、例えばその再生前、イントロ、間奏、アウトロ及び再生後において、それぞれの部分に対応して検索された関連情報の内容(コンテンツ70。図4(b)参照。)が音声化されて読み上げられることになる。なお、関連情報内に上記POI情報が含まれている場合、制御部3は、当該POI情報に関連する地図MPを図6(b)に例示するように端末装置Tのディスプレイ13に表示すると共に、上記POI情報に対応する地点を指し示す態様で、図6(b)に例示するような関連情報80乃至関連情報83を文字として表示する。
このとき、各POI情報により示されている地点又は施設に案内するための案内情報を報知するように構成すれば、ユーザにとってより有益な情報の提供となる。より具体的には、例えば、軽井沢をドライブしている時に、○○○×××(歌手名)の楽曲を再生しており、それに対応して「軽井沢は○○○×××が来日した際によく訪れました」、「○○○×××の××年の作品で△○(曲名)です」といった関連情報が再生されているとする。その時、ディスプレイ13には図6(b)に例示するような地図及び関連情報80等が表示されるが、例えば○○○×××ゆかりの地点又は施設から自車の現在位置までの距離が予め設定された一定距離以内となったときに、新たな関連情報として、「○○○×××がよく食べたフランスパンのお店が近くにあります」等を音声ガイドとして再生するように構成するのが好適である。
以上それぞれ説明したように、実施例に係る動作によれば、再生されるべき楽曲に関連する関連情報を当該楽曲の部分(イントロ等)等に対応させて特定し、当該関連情報の再生タイミングを当該部分等に対応させて特定する。そして、楽曲の再生と共に、当該特定された再生タイミングにより関連情報が再生されるように制御する。よって、楽曲に関連する関連情報が、当該楽曲の部分等に対応した再生タイミングで当該楽曲の再生と共に再生されるので、その楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができる。また、楽曲に対応した様々な関連情報をユーザに提供することができる。より具体的には、例えば楽曲やアルバムやアーティストの関連情報を再生することでユーザの音楽知識を増やすことができ、更に同じアーティストや同じ楽曲を聴く際も、異なる関連情報が再生されることでユーザを飽きさせないことができる。更にまた、再生される楽曲と共に関連情報を再生することで、ユーザが知らない楽曲であってもその楽曲に対する興味を湧かせることができる。
また、関連情報に対して既定されている優先度に応じて関連情報を特定するので、簡易な処理にて関連情報を特定することができる。
更に、楽曲の部分等が楽曲のイントロ、間奏又はアウトロであり、楽曲にそれぞれ関連した複数の異なる関連情報を、再生前又は再生後の楽曲、或いはそのイントロ、間奏又はアウトロ、のいずれかに対応させて特定するので、その特定結果を用いて関連情報を再生することで、多岐に渡る関連情報をユーザに提供してその楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができる。
更にまた、イントロの再生時間が予め設定されたイントロ閾値時間より短いか殆どない場合でも、イントロに対応する楽曲の紹介を内容とする関連情報を楽曲の再生前のタイミングに再生されるように制御することで、イントロが短いか又は殆どない楽曲であっても、その楽曲に対するユーザの興味を喚起することができる。
また、アウトロの再生時間が予め設定されたアウトロ閾値時間より短いか殆どない場合でも、アウトロに対応する楽曲の紹介を内容とする関連情報を楽曲の再生後のタイミングに再生されるように制御することで、アウトロが短いか又は殆どない楽曲であっても、その楽曲に対するユーザの興味を喚起することができる。
更に、日本語以外の歌詞の楽曲である場合、当該楽曲の日本語による訳又は日本語による解説である関連情報を再生すれば、日本語以外の歌詞の楽曲が再生される場合でも、その楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができると共に、その楽曲に対応した様々な関連情報をユーザに判り易く提供することができる。
更にまた、関連情報の再生に当たり、関連情報に対応するPOI情報を表示することで、当該関連情報が関連する楽曲に対するユーザの興味をより喚起することができると共に、その楽曲に対応した有益な関連情報を例えば移動中のユーザに判り易く提供することができる。
また、関連情報に関連する地点又は施設に案内するための案内情報を更に表示することで、より有益な情報を例えば移動中のユーザに提供することができる。
なお上述した実施例においては、楽曲と共に再生済みの関連情報を除外して他の関連情報を特定する構成としたが、これ以外に、楽曲と共に再生済みの当該関連情報の再生に係る優先度を、他の関連情報(即ち未再生の関連情報)の優先度に対して相対的に下げるようにして特定するように構成してもよい。
また上述した実施例において、複数の関連情報を同時再生する場合に、関連情報を楽曲と同時(混合)再生する際、動画内を流れるテキストのように、複数の関連情報を重ねて、或いは多少時間をずらして、同時再生するように構成してもよい。この場合にTTS部33は、同時再生される関連情報それぞれの音声が聴取可能となるように、例えば周波数の重ならない合成音声を用いて各関連情報の読み上げ(音声化)を行うように構成するのが好適である。この場合、複数の関連情報それぞれについて複数の異なるキャラクタを使用するように構成してもよい。
また、上述した実施例の構成に加えて、再生中の楽曲に対してユーザが興味を抱いているか否かを検出し、当該興味が抱かれていると検出された場合に、関連する関連情報を楽曲のアウトロに対応させて特定し、その関連情報がアウトロ内の再生タイミングで再生されるように制御するように構成してもよい。なおこの場合に、ユーザが興味を抱いているか否かの検出は、例えば上記カメラを使って撮像された表情又はその変化により検出する方法や、音声認識による検出方法が考えられる。このような構成によれば、再生された楽曲に興味を抱くユーザに対してその最後の部分で関連情報を再生するので、その楽曲の印象をユーザに定着させることができる。
更に上述した実施例では楽曲を再生してこれを聴取する場合に実施形態を適用したが、これ以外に、例えば画像又は動画像を再生情報として再生し、これに関連する関連情報を合わせて再生する場合に実施形態を適用してもよい。
更にまた、図5に示したフローチャートに相当するプログラムを、光ディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係る処理部5又は制御部3として機能させることも可能である。
1 対象特定手段(楽曲特定部)
2 タイミング特定手段(タイミング特定部)
3 制御手段(制御部)
4 関連特定部
S 再生制御装置
SS 楽曲再生システム
T、T1、T2、Tn 端末装置
MS 楽曲コンテンツサーバ
PS プレイリストサーバ
MSB 楽曲データベース
PSB プレイリスト関連情報データベース
CS 関連情報サーバ
CSB 関連情報データベース
TB1 楽曲関連情報テーブル
TB2 POI連携関連情報テーブル

Claims (10)

  1. 再生されるべき再生情報を特定する情報特定手段と、
    前記特定された再生情報に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定するタイミング特定手段と、
    前記特定された再生情報の再生と共に、前記関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする再生制御装置。
  2. 請求項1に記載の再生制御装置において、
    前記再生情報は再生されるべき楽曲情報であり、
    前記再生中の前記再生タイミングは当該楽曲情報のイントロ、間奏又はアウトロのタイミングであり、
    前記タイミング特定手段は、前記特定された楽曲情報にそれぞれ関連した複数の異なる前記関連情報の前記再生タイミングとして、前記楽曲情報の再生前又は再生後、或いは前記イントロ、前記間奏又は前記アウトロ、のいずれかのタイミングを特定することを特徴とする再生制御装置。
  3. 請求項2に記載の再生制御装置において、
    前記再生情報に基づき、当該再生情報と共に再生する前記関連情報であって、いずれかの前記再生タイミングごとに当該関連情報に対して予め設定されている優先度に応じて当該関連情報を特定する関連情報特定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記特定された関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御することを特徴とする再生制御装置。
  4. 請求項3に記載の再生制御装置において、
    前記関連情報特定手段は、前記イントロの再生時間が予め設定されたイントロ閾値時間より短い場合に、当該イントロを含む前記楽曲情報の紹介を内容とする前記関連情報を、前記再生情報と共に再生される前記関連情報として特定し、
    前記タイミング特定手段は、前記再生時間が前記イントロ閾値時間より短い場合に、前記再生タイミングとして前記楽曲情報の前記再生前のタイミングを特定し、
    前記制御手段は、前記再生時間が前記イントロ閾値時間より短い場合に、前記紹介を内容とする前記関連情報が前記再生前の前記再生タイミングで再生されるように制御することを特徴とする再生制御装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の再生制御装置において、
    前記関連情報特定手段は、前記アウトロの再生時間が予め設定されたアウトロ閾値時間より短い場合に、当該アウトロを含む前記楽曲情報の紹介を内容とする前記関連情報を、前記再生情報と共に再生される前記関連情報として特定し、
    前記タイミング特定手段は、前記アウトロの再生時間が前記アウトロ閾値時間より短い場合に、前記再生タイミングとして前記楽曲情報の前記再生後のタイミングを特定し、
    前記制御手段は、前記アウトロの再生時間が前記アウトロ閾値時間より短い場合に、前記紹介を内容とする前記関連情報が前記再生後の前記再生タイミングで再生されるように制御することを特徴とする再生制御装置。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の再生制御装置において、
    前記特定された楽曲情報に対してユーザが興味を抱いていることを検出する検出手段を更に備え、
    前記タイミング特定手段は、前記興味が抱かれていると検出された場合に、前記特定された関連情報の再生タイミングとして前記アウトロのタイミングを特定し、
    前記制御手段は、前記興味が抱かれていると検出された場合に、前記楽曲情報の再生と共に、前記関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御することを特徴とする再生制御装置。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の再生制御装置において、
    前記特定された楽曲情報が日本語以外の歌詞の楽曲情報であるかを検出する言語検出手段を更に備え、
    前記関連情報特定手段は、前記日本語以外の歌詞の前記楽曲情報であることが検出された場合、当該楽曲情報に関連する関連情報として、当該楽曲情報の日本語による訳又は日本語による解説である前記関連情報を特定することを特徴とする再生制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の再生制御装置において、
    前記関連情報を再生する際、当該関連情報に関連する地図上の地点又は施設を示す地理情報を告知する告知手段を更に備えることを特徴とする再生制御装置。
  9. 再生されるべき再生情報を特定する情報特定工程と、
    前記特定された再生情報に関連する関連情報の再生タイミングとして、当該再生情報の再生前又は再生後或いは再生中のいずれかのタイミングを特定するタイミング特定工程と、
    前記特定された再生情報の再生と共に、前記関連情報が前記特定された再生タイミングで再生されるように制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とする再生制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の再生制御装置として機能させることを特徴とする再生制御用プログラム。
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