JP2013015467A - シャシーダイナモメータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャシーダイナモメータ31は被試験車両の車輪の前後いずれか一方の車輪を載置する固定側のローラ32と、他方の車輪を載置する移動側のローラ33と、該移動側のローラの移動に追従させてピット開口部の位置を移動させるピットカバー装置51と、を備えている。移動側のローラの下方には、固定側のローラに接近させたときに、これら移動側のローラと固定側のローラの間を垂下したのち、略直角に折り曲げられたピットカバー装置51のカバー本体部54の先端部を収容するカバー収容部59を設けた。
【選択図】図1
Description
(1)図13に示すように、ピットカバー25の先端を折り返してチェーン26で吊り上げるようにしたシャシーダイナモメータは、ピットカバー25の先端を折り返してチェーン26で吊り下げるために、ある程度の幅を有するピットカバー収納スペースを必要とする。特に、軽自動車やコンパクトカーのようにホイルベースの短い試験車両に適用する場合は、ローラ21とローラ22の間隔が非常に狭くなる。さらに、駆動輪用のローラ21と従動輪用のローラ22等の両サイドに車輪のセンタリング装置やトルクを測定するためのロードセルやアーム等が配置されている場合には、ピットカバー25を折り返すためのスペースを取るのが難しいという問題点があった。ピットカバー25を折り返すためのピットカバー収納スペースを取るのが難しい場合には、ピットカバー25を垂直に吊り下げた侭の状態でその下端部を収容するピットカバー収納部をピット1の下部に設ければよいが、ピット1の下部に上記のようなピットカバー収納部を設けることができない場合が多々ある。
(2)図11(A)に示したように、案内レール13を、断面略コ字状のリップ溝形鋼(C形鋼)で形成していたために、案内レール13を、図10に示すように、折り曲げるためには、折り曲げ部分の曲率半径Rをある程度大きくする必要があり、このような案内レール13を使用するためにはスペース的な制約を受ける。
上記固定側のローラに接近させた上記移動側のローラの下方位置に、上記移動側のローラと固定側のローラの間を垂下して略直角に折り曲げられた上記ピットカバー装置のカバー本体部の先端部を収容するカバー収容部を設けたことを特徴とする。
上記ガイドレールは、上記カバー本体部をピットの上部を覆った状態に支持する第1のレール部と、上記移動側のローラと固定側のローラの間に配置されていて上記移動側のローラを固定側のローラ側に移動させたときにカバー本体部の垂下をガイドする第2のレール部と、該2のレール部に連続し上記カバー本体部の先端部を上記カバー収容部内に導く第3のレール部と、を備えていることを特徴とする。
(2)請求項2のシャシーダイナモメータは、第1のレール部によりカバー本体部でピットを覆った状態に維持し、第2のレール部によりカバー本体部を、移動側のローラを固定側のローラの間において垂下させ、第3のレール部によりカバー本体部の先端部を略直角に曲げて、移動側のローラの下方に設けたカバー収容部に収容することができる。
(3)請求項3のシャシーダイナモメータは、細長い平板状の鋼板等を略コ字状に折り曲げることにより容易に形成することができる。また、上記従来のガイドレールにC形鋼を使用していたものに較べてコーナー部を小さな曲率で折り曲げることができる。
(4)請求項4のシャシーダイナモメータは、ガイドレールを、第1のレール部と、第2,第3のレール部と、に2分割したので、請求項3の第1〜第3のレール部を一体に形成したものに較べてピットへの組み付けが容易になる。
(5)請求項5のシャシーダイナモメータは、移動側のローラを固定側のローラから離間する方向に移動させたときに第1の滑車は、第1のレール部の外面上を転動してカバー本体部を上記第1のレール部の外面上に載置した状態でピットの上部に引き出す。また、上記移動側のローラを固定側のローラに接近する方向に移動させると、カバー本体部は、移動側のローラと固定側のローラの間を第2のレール部に沿って垂下して行く。そして、カバー本体部の先端が第3のレール部の位置に移動して来ると、第2の滑車は、第3のレール部の内面上に載り、該内面を転動してカバー本体部を第3のレール部に吊り下げた状態で移動させ、かつ支持する。
(6)請求項6のシャシーダイナモメータは、第1の滑車をリンク手段の軸に回転自在に取付け、第2の滑車をピットカバー板にブラケットで回転自在に取り付けたので、リンク手段の軸に第1の滑車を設けた既存のカバー本体部に第2の滑車を付設するという簡単な構成で本願のカバー本体部を形成することができる。(7)請求項7のシャシーダイナモメータは、移動側のローラを固定側のローラに接近させたときに第3のレール部に位置する複数のピットカバー板に第2の滑車を設けたので、第2の滑車の数を必要最小限に抑えて、効果的にカバー本体部を上記第3のレール部に吊り下げて支持することができる。
(8)請求項8のシャシーダイナモメータは、細長い平板状の鋼板またはT字鋼を使用したので、これを切断したり、折り曲げることによりガイドレールを容易かつ安価に形成することができる。
図1,図2に示すように、移動側のローラ33が固定側のローラ32に最も接近した状態から、図3に示すように、移動側のローラ33を固定側のローラ32から離間する方向に移動させると、図8に示すように、第1のレール部56aの外面56d上を第1の滑車55aが転動して、カバー本体部54は、第1のレール部56a上に載った状態でピット34の上部を覆う方向に移動する。
32…固定側のローラ
33…移動側のローラ
34…ピット
35…固定台
36…移動台
37…ピット開口部(ピット穴)
41…車両センタリング装置
42…ロードセル
43…アーム
51…ピットカバー装置
52…ピットカバー板
53…リンク部
54…カバー本体部
55…滑車
55a…第1の滑車
55b…第2の滑車
56…ガイドレール
57…リンク部の軸
58…ブラケット
59…カバー収納部
Claims (8)
- 被試験車両の車輪の前後いずれか一方の車輪を載置する固定側のローラと、他方の車輪を載置する移動側のローラと、該移動側のローラの移動に追従させてピット開口部の位置を移動させるピットカバー装置と、を備えたシャシーダイナモメータにおいて、
上記固定側のローラに接近させた上記移動側のローラの下方位置に、上記移動側のローラと固定側のローラの間を垂下して略直角に折り曲げられた上記ピットカバー装置のカバー本体部の先端部を収容するカバー収容部を設けたことを特徴とするシャシーダイナモメータ。 - 上記ピットカバー装置は、多数のピットカバー板,これらピットカバー板を連結するリンク手段,移動用の滑車を備えたカバー本体部と、上記カバー本体部の移動をガイドするガイドレールと、を備え、
上記ガイドレールは、上記カバー本体部をピットの上部を覆った状態に支持する第1のレール部と、上記移動側のローラと固定側のローラの間に配置されていて上記移動側のローラを固定側のローラ側に移動させたときにカバー本体部の垂下をガイドする第2のレール部と、該2のレール部に連続し上記カバー本体部の先端部を上記カバー収容部内に導く第3のレール部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のシャシーダイナモメータ。 - 上記ガイドレールは、上記第1〜第3のレール部が連続して略コ字状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のシャシーダイナモメータ。
- 上記ガイドレールは、上記第1のレール部と第2のレール部の間は不連続に、上記第2のレール部と第3のレール部は、互いに連続する略L字状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のシャシーダイナモメータ。
- 上記移動用の滑車は、上記移動側のローラを上記固定側のローラから離間する方向に移動させたときに上記第1のレール部の外面上を転動してカバー本体部を上記第1のレール部の外面上に引き出す第1の滑車と、上記移動側のローラを上記固定側のローラに接近する方向に移動させた時に、上記第3のレール部の内面上を転動して上記カバー本体部を上記第3のレール部に吊り下げる第2の滑車と、からなることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
- 上記第1の滑車は、上記連結するリンク手段の軸に回転自在に取付けられ、上記第2の滑車は、上記ピットカバー板にブラケットにより回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
- 上記第2の滑車は、上記移動側のローラを上記固定側のローラに接近させたときに少なくとも上記第3のレール部に位置する複数のピットカバー板に設けられていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
- 上記ガイドレールは、細長い平板状の鋼板またはT字鋼を折り曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
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JP2011149622A JP5830985B2 (ja) | 2011-07-06 | 2011-07-06 | シャシーダイナモメータ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018034070A (ja) * | 2017-12-12 | 2018-03-08 | 株式会社ディ・ライト | 遊技機 |
CN114166519A (zh) * | 2020-09-10 | 2022-03-11 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 底盘测功机 |
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EP1849935A2 (en) * | 2006-04-26 | 2007-10-31 | Truck Training Center Italy S.R.L. | Automatic covering element particularly for pits of mechanical workschops and the like |
-
2011
- 2011-07-06 JP JP2011149622A patent/JP5830985B2/ja active Active
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