JP2013015181A - かしめ固定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】かしめ爪21が突出された第1部材2と、上記かしめ爪を係止させる係止部31が設けられた第2部材3とが、上記かしめ爪を上記係止部にかしめ加工することによって相互に固定されたかしめ固定装置であって、上記かしめ爪の上記係合部との対向面及び反対向面の少なくとも一方に、上記かしめ爪のかしめ加工時における塑性変形を助ける凹部22が、曲げられる線に沿って複数列設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
ベースとカバー間の隙間が不均一になると、隙間が大きい箇所にて気密性が十分に確保出来ず、防水構造を保持できない。そこで、HIDバラスト製造工程では、最大隙間もシール材にて充填できるようにシール材を多量に塗布して密着固定を確保することが行われている。かつ、ベースとカバーの形状バラつきを小さくすることで隙間バラつきの発生を抑えるようにしていた。一方で、板金固定において板金をかしめるための爪部に弱部を形成しスプリングバックを防ぐようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
図1〜図4は本発明の実施の形態1によるかしめ固定装置を説明する図であり、図1はかしめ固定装置としてのHIDバラスト用の基板ケースの要部を模式的に示す斜視図、図2は図1に示す第1部材と第2部材の固定構造を模式的に示す図、図3は第1部材のかしめ爪部の凹部形状とかしめ時折曲げ高さを説明する図、図4は図3に示す第1部材のかしめ爪部の正面図である。なお、図1は、組立時のかしめ加工前の状態を示している。図において、かしめ固定装置1は、周囲4方にそれぞれ複数のかしめ爪21が突設ないしは延出された第1部材としてのアルミ板金製の蓋状体であるカバー2と、かしめ爪21が係止される係止部31が形成された第2部材であるアルミダイカスト製の箱状のベース3と、後述するシール材5から構成されている。
ディンプル加工高さh1<接着剤塗布高さh2
となるように塗工すると、ベース3とカバー2組立後の接着剤高さh3は、ディンプル加工による突部23の高さh1と等しくなる。突部23の高さh1は任意の高さに設計可能なため、シール材5の厚みを自由に設定でき、シール材塗布量の最適化が図れる。なお、上記突部23はカバー2の上面全体に設け、あるいは頂面3bとの対向面にのみ設けるようにしてもよい。なお、カバー2の表面側にはディンプル加工による凹所231(図11に図示)が形成されている。なお、突部23の形状や加工方法は特に限定されるものではない。
図12は本発明の実施の形態2によるかしめ固定装置としてのHID基板ケースにおける第1部材と第2部材の固定構造を模式的に示す図である。なお、シール材については図示省略している。なお、この実施の形態2は、係止部31に対するかしめ爪21の反係止部側、即ち表面側にかしめ加工時に曲げられる線に平行に、複数列の溝状の凹部22を設けたものである。なお、凹部22の形状を例えば図5〜図10に例示された凹部22A〜22Dのように変更できるなど、その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。上記のような実施の形態2においては、かしめ加工時の変形の支点となる凹部22が、かしめ爪21の曲げの表面側に施されていることで、係止部31側に凹部を施した場合と比較して、鋭角にかしめ爪21を曲げることが可能である。
図13は、本発明の実施の形態3によるかしめ固定装置としてのHID基板ケースの要部を模式的に示す断面図である。なお、この実施の形態3は、シール部の突部をベース3の頂面3bに設けたものである。図において半球状など曲面状の突部33はベース3の頂面3bに沿ってディンプル加工によって設けられている。なお、突部33の形状や加工方法は特に限定されるものではない。例えば、ディンプル加工が困難な場合は、ダイキャスト成型時あるいはプレス成型時に頂面3bに沿って突部33が形成されるようにしても良い。その他の構成は実施の形態1と同様である。上記のように構成された実施の形態3においては、実施の形態1と同様の効果が得られるほか、シール部に設ける突部をケース側に加工することが困難な場合でも対応できるという利点がある。
図14は、本発明の実施の形態4によるかしめ固定装置としてのHID基板ケースを模式的に示す斜視図である。この実施の形態4は、例えばカバー2にかしめ爪を設けることが困難な場合などに対応できるようにしたもので、かしめ爪32はベース3に設けられている。なお、カバー2は有底箱状に形成されている。また、カバー2の外周面にはかしめ爪32の係止部が設けられている(図示省略)。ベース3は、例えばプレスによる板金加工によって形成される。その他の構成は実施の形態1と同様である。上記のように構成された実施の形態4においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
Claims (7)
- かしめ爪が突出された第1部材と、上記かしめ爪を係止させる係止部が設けられた第2部材とが、上記かしめ爪を上記係止部にかしめ加工することによって相互に固定されたかしめ固定装置であって、上記かしめ爪の上記係合部との対向面及び反対向面の少なくとも一方に、上記かしめ爪のかしめ加工時における塑性変形を助ける凹部が、曲げられる線に沿って複数列設けられていることを特徴とするかしめ固定装置。
- 上記凹部は、上記かしめ加工時に曲げられる線に沿ってドット状に列設された多数の曲面状の凹所からなることを特徴とする請求項1記載のかしめ固定装置。
- 上記ドット状の凹所は、大きさがランダムに形成されていることを特徴とする請求項2記載のかしめ固定装置。
- 上記凹部は、上記かしめ加工時に曲げられる線に沿って伸びるコルゲート状またはストライプ状の凹所が複数平行に設けられたものでなることを特徴とする請求項1記載のかしめ固定装置。
- 上記第2部材は開口部を有する箱状のベースからなり、上記係止部は上記ベースの外周部に、上記開口部の縁に沿う面に対して鋭角に形成された傾斜面からなり、上記第1部材は、上記開口部を塞ぐカバーからなり、かつ、上記開口部を形成する側壁の頂面と上記カバーとの間に水密を保持するシール材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のかしめ固定装置。
- 上記シール材が設けられる上記ベースの開口部を形成する側壁の頂面または上記カバーの上記開口部を形成する側壁の頂面との対向面に多数の突部が設けられていることを特徴とする請求項5記載のかしめ固定装置。
- 上記突部は、ディンプル加工によって形成されたものでなることを特徴とする請求項6記載のかしめ固定装置。
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JP2011147910A JP2013015181A (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | かしめ固定装置 |
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2011
- 2011-07-04 JP JP2011147910A patent/JP2013015181A/ja active Pending
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