JP2013013191A - ステーター及びそのステーターを使用するモーター並びにインシュレーター - Google Patents

ステーター及びそのステーターを使用するモーター並びにインシュレーター Download PDF

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Abstract

【課題】モーターのステーターに巻かれるワイヤーが巻き崩れるおそれがなく、温度センサーを収納可能なセンサー室を備えるインシュレーターを提供する。
【解決手段】ステーターコアのティースに装着される胴11と、胴11の端の周囲に立設されるとともに少なくとも胴側の壁13bを残して形成されてセンサーを収納可能なセンサー室13aを備える鍔13と、胴側の壁13bの一部に形成されてセンサー室13aを胴側の空間に連通させる開口13cと、を含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、ステーター及びそのステーターを使用するモーター並びにインシュレーターに関する。
モーターのステーターには、絶縁被膜されたワイヤー(銅線)が巻かれている。ワイヤーは、通電時のジュール熱によって発熱する。その熱が非常に高温になると、絶縁破壊が生じるなどして、絶縁被膜の絶縁性能を維持できないおそれがある。そこで、ワイヤーの温度を監視して、通電量を制限する。
ワイヤーの温度を監視するための温度検出素子を備えたモーターに関して特許文献1が公知である。特許文献1では、インシュレーターのひとつの鍔に溝が形成されている。そしてその溝に温度センサーを取り付ける。その上からワイヤーを巻きつける。このような構造であるので、ワイヤーの温度が温度センサーによって検出される。
特開2008−306886号公報
しかしながら、特許文献1では、温度センサーが取り付けられていないインシュレーターにも、溝が設けられている。したがって、温度センサーが取り付けられていない溝の上に巻かれたワイヤーが、巻き崩れるおそれがある。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、本発明の目的は、モーターのステーターに巻かれるワイヤーが巻き崩れるおそれがなく、温度センサーを収納可能なセンサー室を備えるインシュレーターを提供することである。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明によるインシュレーターのひとつの態様は、ステーターコアのティースに装着される胴を含む。そして、前記胴の端の周囲に立設されるとともに少なくとも胴側の壁を残して形成されてセンサーを収納可能なセンサー室を備える鍔と、前記胴側の壁の一部に形成されて前記センサー室を胴側の空間に連通させる開口と、をさらに含むことを特徴とする。
この態様によれば、胴の端の周囲に立設される鍔には、少なくとも胴側の壁を残して形成されてセンサーを収納可能なセンサー室が備えられる。このように構成されるので、胴の周囲に巻かれたワイヤーは、胴側の壁でガイドされる。したがって、温度センサーの有無が巻き崩れ発生の原因になることがなく、すなわちワイヤーの巻き崩れが誘引されない。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本発明によるステーターの第1実施形態に用いるインシュレーターを示す図であり、背面から見た斜視図である。 図2は、インシュレーター上半体を示す図である。 図3は、温度センサーが収納された状態のインシュレーター上半体を示す図である。 図4は、インシュレーター下半体を示す斜視図である。 図5は、ステーターコアにインシュレーターを装着する様子を示す斜視図である。 図6は、ステーターコアにインシュレーターが装着された状態を示す斜視図である。 図7は、ステーターコアにインシュレーターが装着された状態を示す図である。 図8は、本発明によるステーターの第1実施形態を示す斜視図である。 図9は、第1実施形態の作用効果を説明する図である。 図10は、24個の分割ステーターをあわせることで1つのステーターを形成した状態を示す図である。 図11は、本発明によるステーターの第2実施形態を示す平断面図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるステーターの第1実施形態に用いるインシュレーターを示す図であり、背面から見た斜視図である。
インシュレーター10は、胴11と、前鍔12と、後鍔13と、を含む。なお本実施形態のインシュレーター10は、上半体10−1と下半体10−2とからなる二体品である。
胴11は、上半体10−1の胴部11−1と下半体10−2の胴部11−2とからなる。胴11は、後述されるように、ステーターコアのティースの周囲に装着される。そのため胴11の形状は、ステーターコアのティースの形状に沿うように角筒形である。そして後述されるように胴11の周囲にワイヤーが巻かれる。
前鍔12は、胴11の前端の周囲に立設される。前鍔12は、上半体10−1の前鍔部12−1と下半体10−2の前鍔部12−2とからなる。
後鍔13は、胴11の後端の周囲に立設される。後鍔13は、前鍔12とともに、胴11の周囲に巻かれるワイヤーの位置を規制する。後鍔13は、上半体10−1の後鍔部13−1と下半体10−2の後鍔部13−2とからなる。後鍔13は、少なくとも胴側の壁を残して形成されたセンサー室13aを備える。図1には、温度センサー20がセンサー室13aに収納された様子が示されている。
図2は、インシュレーター上半体を示す図であり、図2(A)は背面を含む斜視図、図2(B)は正面を含む斜視図である。
インシュレーター上半体10−1は、胴部11−1と、前鍔部12−1と、後鍔部13−1と、を含む。
後鍔部13−1には、図2(B)に示されるように、少なくとも胴側の壁13bを残して形成されたセンサー室13aを備える。胴側の壁13bの一部には、センサー室13aを胴側の空間に連通させる開口13cが形成されている。そして図2(A)に示されるように、開口13cの付近では、後鍔部13−1が肉抜きされて、後鍔部13−1の厚さが薄くなっている。すなわち開口13cの付近では、後鍔部13−1の背面の一部が形成されている。後述の通り、この背面13dに、インシュレーター下半体10−2のタブ13eが接面する。
図3は、温度センサーが収納された状態のインシュレーター上半体を示す図であり、図3(A)は背面を含む斜視図、図3(B)は正面を含む斜視図である。
温度センサー20が必要な場合には、温度センサー20は、センサー室13aに収納される。なお温度センサー20は、センシング部21が先端側(図3の下側)に設けられている。そして、このセンシング部21が、開口13cから露出するように収納される。
図4は、インシュレーター下半体を示す斜視図である。
インシュレーター下半体10−2は、胴部11−2と、前鍔部12−2と、後鍔部13−2と、を含む。
後鍔部13−2には、上方に向けて凸のタブ13eが形成される。このタブ13eが、図1に示されるように、インシュレーター上半体10−1の背面に接面する。
図5は、ステーターコアにインシュレーターを装着する様子を示す斜視図である。
電磁鋼板を積層することでステーターコア30を形成しておく。またインシュレーター上半体10−1には、センサー室13aに温度センサー20を収納しておく。そして、ステーターコア30に対して、上下から、インシュレーター上半体10−1及びインシュレーター下半体10−2をかぶせる。
図6は、ステーターコアにインシュレーターが装着された状態を示す斜視図である。
上述のように、ステーターコア30に対して、上下から、インシュレーター上半体10−1及びインシュレーター下半体10−2をかぶせると、図6に示されるようになる。
図7は、ステーターコアにインシュレーターが装着された状態を示す図であり、図7(A)は、インシュレーターのセンサー室を含む縦断面図、図7(B)は、インシュレーターのセンサー室の開口を含む平断面図である。
ステーターコア30にインシュレーター10が装着された状態では、温度センサー20のセンシング部21は、インシュレーター10の全高の中心付近に位置することとなる。そして温度センサー20の上側は、ステーターコア30に当接する。これに対して、温度センサー20のセンシング部21の付近は、インシュレーター下半体のタブ13eに当接することとなる。このため、温度センサー20のセンシング部21がタブ13eに押される。そして本実施形態では、開口13cにおけるセンサー室13aの奥行きDip、すなわち開口13cからタブ13eまでの距離が、温度センサー20のセンシング部21の直径diaよりも小である。そのため、タブ13eに押された温度センサー20のセンシング部21が、開口13cから胴側の空間に露出することとなる。
なお図7(B)に示されるように、インシュレーター10の後鍔13は、ステーターコアのヨークに当接する背面とワイヤーに当接する面とのなす角度が略30度であって、外側ほど肉厚が徐々に厚くなる。
図8は、本発明によるステーターの第1実施形態を示す斜視図である。
ステーターコア30の上下から、インシュレーター上半体10−1及びインシュレーター下半体10−2がかぶせられた状態(図6に示された状態)に対して、インシュレーターの胴11にワイヤー40を巻く。これによって本発明によるステーター1の第1実施形態が完成する。
図9は第1実施形態の作用効果を説明する図であり、図9(A)はインシュレーターの胴の周りにさらにワイヤーが巻かれた状態を示す縦断面の一部を拡大した図であって図7(A)にさらにワイヤーが巻かれた状態であり、図9(B)はインシュレーターの胴の周りにさらにワイヤーが巻かれた状態を示す平断面図であって図7(B)にさらにワイヤーが巻かれた状態であり、図9(C)はインシュレーターの胴の周りにさらにワイヤーが巻かれているが、温度センサーを除いた状態を示す縦断面の一部を拡大した図である。
本実施形態では、胴側の壁13bを残して形成されたセンサー室13aが、後鍔13に設けられている。そして、胴側の壁13bの一部にのみ、センサー室13aを胴側の空間に連通させる開口13cが形成されている。このように構成されているので、胴11の周囲に巻かれたワイヤーは、胴側の壁13bでガイドされる(図9(A)(B))。したがって、温度センサーの有無が巻き崩れ発生の原因になることがない。すなわち、温度センサーの有無が巻線レイアウトに影響しないので、ワイヤーを巻く工程の管理条件を変える必要がなく、製造コストを安価に抑えることができる。
温度センサー20は、後鍔13の胴側の壁13bを残して形成されたセンサー室13aに収納される。したがって、温度センサーを保持のための専用部品を必要としない。上述の特許文献1では、巻線テンションで温度センサーを保持するので、温度センサーの有無によって、ワイヤーを巻く工程の管理条件を変える必要がある。これに対して、本実施形態によれば、巻線テンションによらずに温度センサーを保持できる。したがって、温度センサーの有無によって、ワイヤーを巻く工程の管理条件を変える必要がなく、製造コストを安価に抑えることができる。
また本実施形態以外の何らかの方法によってスロットに温度センサーを取り付けては、ワイヤーの占積率が低下してモーターの性能が落ちてしまう。占積率を低下させないために、平角線を使用しては、製造コストが上昇する。また温度センサーを取り付けるためのスペースを確保するためにモーターが大型になってしまう。本実施形態によれば、このような課題も解決できる。
図9(A)に示されているように、温度センサー20のセンシング部21の付近は、インシュレーター下半体のタブ13eに当接する。そして本実施形態では、開口13cにおけるセンサー室13aの奥行きDipが、温度センサー20のセンシング部21の直径diaよりも小である。このため、温度センサー20のセンシング部21がタブ13eに押されて、開口13cから胴側の空間に露出する。そして、温度センサー20のセンシング部21がワイヤー40に押し付けられる。このように、温度センサー20のセンシング部21がタブ13eに押されてワイヤー40に押し付けられるので、センサーの検出精度が向上する。すなわち、温度センサー20が、ワイヤー40の温度を正確に検出できるのである。
なお、ワイヤーで生じた熱は、ステーターコア30からハウジングへと逃げる。したがって、ステーターコア30から遠い、インシュレーターの胴に巻かれた外周側のワイヤーの温度が最も高い。
本実施形態では、図9(B)に示されているように、温度センサー20のセンシング部21は、インシュレーターの胴に巻かれた最外周のワイヤー40に接触する。このように構成すれば、ワイヤーの最高温度部分の温度を検出できる。したがって、絶縁破壊などが生じないようにワイヤーへの通電量を確実に制限できる。ゆえに、絶縁被膜による絶縁性能を維持できるのである。
また本実施形態では、図9(B)に示されるように、インシュレーター10の後鍔13は、ステーターコアのヨークに当接する背面とワイヤー40に当接する面とのなす角度が略30度であって、外側ほど肉厚が徐々に厚くなる。そして、ワイヤー40がその面に沿って並ぶこととなる。このようにすることで、隣接するすべてのワイヤーが等しく最短距離に配置されることとなり、スロット内が最も密となるようにワイヤーを巻くことができる。したがって、丸線を使用する場合でも平角線相当の高占積率を実現できる。ゆえに高占積率なモーターを安価に実現できるのである。
さらに本実施形態では、インシュレーター下半体10−2のタブ13eは、図9(C)に示されるように、開口13cの口径高さよりも、高い。すなわち、開口からステーターコア30のヨークを見ようとしても、タブ13eが存在するので、直接目視することはできない。このタブ13eが絶縁壁としての機能を果たす。そのため、タブ13eが無ければ、絶縁距離は、破線矢印で示されるように短いが、本実施形態ではタブ13eが存在するので、絶縁距離は、実線矢印で示されるように長くなる。したがって、絶縁性能を確保するために必要以上にセンサー室13aを大形にして占積率を低下させてしまうことを回避できる。
また本実施形態のインシュレーター10は、上述のように、後鍔13に、少なくとも胴側の壁13bを残して形成されたセンサー室13aを備える。すなわち、後鍔13の胴側の壁13bは、残っている。そして、胴側の壁13bの一部にのみ、センサー室13aを胴側の空間に連通させる開口13cが形成されている。このように構成されているので、胴11の周囲に巻かれたワイヤーは、胴側の壁13bでガイドされる。したがって、温度センサーの有無が巻き崩れ発生の原因になることがない。図10では、24個の分割ステーターをあわせることで1つのステーターを形成している。このようなステータにおいては、少なくとも1つの分割ステーターに巻かれたワイヤーの温度が測定されればよい。本実施形態のインシュレーター10を使用すれば、1つのインシュレーターに温度センサーを収納し、他の23個のインシュレーターには温度センサーを収納しなくてよい。このような場合であっても、同一のインシュレーターを使用してもワイヤーが巻き崩れるおそれがない。なお性能と製造コストとを考慮して、24個中2つ以上に温度センサーを収納してもよい。
このように、本実施形態のインシュレーター10を使用すれば、温度センサーの有無が巻線レイアウトに影響しないので、ワイヤーを巻く工程の管理条件を変える必要がなく、製造コストを安価に抑えることができる。
(第2実施形態)
図11は、本発明によるステーターの第2実施形態を示す平断面図である。
この第2実施形態では、図11に示されるように、インシュレーター10の前鍔12及び後鍔13は、ワイヤー40に当接する面が段状である。段差Hiが、ワイヤーの半径rとほぼ等しい。
このように構成すれば、隣接するすべてのワイヤーが等しく最短距離に配置されることとなり、スロット内が最も密となるようにワイヤーを巻くことができる。したがって、丸線を使用する場合でも平角線相当の高占積率を実現できる。ゆえに高占積率なモーターを安価に実現できるのである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
たとえば、上記においては、上半体と下半体とからなる二体品であるインシュレーター10を例示して説明したが、一体構造品であってもよい。またインシュレーターをステーターコアに、嵌め込んで組み付けても、インサートモールドによって組み付けてもよい。
また上記説明においては、温度センサー20のセンシング部21は、インシュレーターの胴に巻かれた最外周のワイヤー40に接触する。このように構成することで、ワイヤーの最高温度部分の温度を検出できる。しかしながら、このような構成に限られない。他部品とのレイアウトなどによっては、もっと内側のワイヤーと接触するようにしてもよい。そのようにしても相応の効果が得られる。種々の要求性能や要求条件を適宜考慮して決めればよい。同様に、上記説明においては、後鍔13にセンサー室13aを形成したが、前鍔12に形成してもよい。
さらに、ワイヤーとして、丸線だけでなく平角線を用いてもよい。
さらにまた、上記説明では、24個の分割ステーターをあわせることで1つのステーターを形成しているが、分割数はこれに限られないし、分割タイプでなく、複数のティースが形成された円環タイプの一体型にも適用することができる。
また上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 ステーター
10 インシュレーター
10−1 インシュレーター上半体
10−2 インシュレーター下半体
11 胴
12 前鍔
13 後鍔
13a センサー室
13b 胴側の壁
13c 開口
13d 背面
13e タブ13e
20 温度センサー
21 センシング部
30 ステーターコア
40 ワイヤー

Claims (8)

  1. ステーターコアのティースに装着される胴と、
    前記胴の端の周囲に立設されるとともに少なくとも胴側の壁を残して形成されてセンサーを収納可能なセンサー室を備える鍔と、
    前記胴側の壁の一部に形成されて前記センサー室を胴側の空間に連通させる開口と、
    を含むインシュレーター。
  2. ステーターコアと、
    前記ステーターコアのティースに装着される胴、その胴の端の周囲に立設されるとともに少なくとも胴側の壁を残して形成されたセンサー室を備える鍔、胴側の壁の一部に形成されてセンサー室を胴側の空間に連通させる開口、を含むインシュレーターと、
    前記インシュレーターの胴に巻かれるワイヤーと、
    前記インシュレーターのセンサー室に収納されるとともに、前記開口からセンシング部が露出して前記ワイヤーに接触する温度センサーと、
    を含むステーター。
  3. 請求項2に記載のステーターにおいて、
    前記温度センサーのセンシング部は、前記インシュレーターの胴に巻かれた外周側のワイヤーに接触する、
    ステーター。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のステーターにおいて、
    前記インシュレーターの鍔は、前記胴のヨーク側の端に立設されるとともに、前記胴側の壁に対向してステーターコアのヨークに当接するように設けられて前記開口からヨークを直接目視できないようにするヨーク側の壁をさらに備える、
    ステーター。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のステーターにおいて、
    前記開口におけるセンサー室の奥行きは、前記温度センサーのセンシング部の直径よりも小である、
    ステーター。
  6. 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のステーターにおいて、
    前記インシュレーターの鍔は、ステーターコアのヨークに当接するとともに、ステーターコアのヨークに当接する面とワイヤーに当接する面とのなす角度が略30度であって、外側ほど肉厚が徐々に厚くなる、
    ステーター。
  7. 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のステーターにおいて、
    前記インシュレーターの鍔は、ステーターコアのヨークに当接するとともに、断面が段状であって、ワイヤーの直径分外側ほど、ワイヤーの半径分肉厚が厚くなる、
    ステーター。
  8. 請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載のステーターを使用するモーター。
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