JP2013012107A - ネットワーク家電機器及びファームウェア書換え方法 - Google Patents

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和宏 黒山
Yoshishige Yoshikawa
嘉茂 吉川
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Abstract

【課題】ファームウェア書換え中の家電機器の誤動作を防止し、また、家電機器のセンサ類への影響を防ぐ。
【解決手段】サーバと通信を行う通信ユニット101と、通信ユニット101を介してファームウェアの更新を行う更新ユニット102と、家電機器の所定の回路104を遮断する回路遮断手段103を備え、ファームウェアの更新を行う際に、通信ユニット101は回路遮断手段103によりファームウェア更新時に更新ユニット102に接続されている所定の回路104を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して所定のサーバに接続され、サーバから更新用のファームウェアをダウンロードしてファームウェアを書換えるネットワーク家電機器及びファームウェア書換え方法に関するものである。
従来、この種のネットワークを介してサーバから家電機器本体内のマイクロコンピュータ(以後「マイコン」と記載)のファームウェアの書換えを行う場合に、例えば、特許文献1に示すように、宅外の外部サーバから一旦、宅内のローカルサーバにファームウェアのデータを保存してから更新するように構成することや、例えば、特許文献2に示すように、家電機器内のファームウェアが更新できない場合に、強制的に更新モードに切替えるなどいくつかの提案がなされている。
特開2005−236795号公報 特開2003−288226号公報
一般的な構成として、ネットワークを介してサーバからマイコンのファームウェアを更新する場合に、家電機器のマイコンは、通常時に動作しているファームウェアではなく、ファームウェアを格納しているフラッシュメモリを書換えるための書換え専用のブートプログラムに動作を切替える。
このため、家電機器のマイコンは、ファームウェア書換え中、一時的に通常時に動作しているファームウェアとは異なるプログラムで動作するため、通常時とは違った動作状態となる。このような一時的な動作状態によって、例えばファームウェア書換え中の期間、ポートの入出力や信号レベルが通常時と異なる状態になった場合に、家電機器に備わっているヒータやコンプレッサやモータなどの負荷が誤動作することや、温度や湿度や照度などの計測を行うセンサ類へ誤った信号を送ってしまうことによる障害などが懸念されることになる。
前記の課題を解決するために、本発明のネットワーク家電機器は、ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアを書換える家電機器であって、前記サーバと通信を行う通信ユニットと、通信ユニットを介してファームウェアの更新を行う更新ユニットと、家電機器の所定の回路を遮断する回路遮断手段を備え、ファームウェアの更新を行う際に、前記通信ユニットは前記回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断するように構成する。
本発明のネットワーク家電機器は、回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断することで、家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
実施の形態1におけるネットワーク家電機器の構成図 実施の形態1におけるネットワーク家電機器の回路構成例の図 実施の形態1における更新モード切替手段を備えたネットワーク家電機器の構成図 実施の形態1における更新モード切替手段を備えたネットワーク家電機器の回路構成例の図 実施の形態1における更新完了通知手段を備えたネットワーク家電機器の構成図 実施の形態1における更新完了通知手段を備えたネットワーク家電機器の回路構成例の図 実施の形態1におけるネットワーク家電機器の動作フローの図
第1の発明は、ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアを書換える家電機器であって、前記サーバと通信を行う通信ユニットと、通信ユニットを介してファームウェアの更新を行う更新ユニットと、家電機器の所定の回路を遮断する回路遮断手段を備え、ファームウェアの更新を行う際に、通常時に家電機器の制御を行っている更新ユニットとは完全に独立して、通信ユニットが前記回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断することができるようになるので、ファームウェア更新時に、家電機器の備えている負荷の誤動作を防ぐことや、家電機器の備えているセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
第2の発明は、第1の発明の更新ユニットは、ファームウェアを更新するための更新モード切替手段を備え、通信ユニットはファームウェアの更新を行う際に、前記回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断すると共に、前記更新モード切替手段により前記更新ユニットを更新モードに切替えることで、ファームウェア更新時は必ず所定の回路を遮断することができるので、より確実に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
第3の発明は、第1または第2の発明に加えて、更新ユニットが、ファームウェアの更新が正常に完了したことを通信ユニットに伝える更新完了通知手段を備えることで、通信ユニットは、更新完了通知手段により正常に更新が完了したことを確認してから、回路遮断手段により遮断している回路を解除することで、より安全に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
第4の発明は、第1から第3のいずれか1つの発明の回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、モータやコンプレッサを動作させるインバータや、電気により熱を発生させるヒータなどの電流が多く流れる負荷の回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポートが不定な状態になっても、家電機器に備えている負荷の誤動作を防ぐことができるようになる。
第5の発明は、第1から第3のいずれか1つの発明の回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、通信ユニット及び更新ユニット以外の電源回路とすることで、ファームウェア更新時に電源回路から発生するノイズによる影響を低減することができるようになる。
第6の発明は、第1から第3のいずれか1つの発明の回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、家電機器のセンサ回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポ
ートが不定な状態になっても、家電機器に備えているセンサへの影響を防ぐことができるようになる。
第7の発明は、第1から第6のいずれか1つの発明の通信ユニットは、特定小電力無線、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信によってサーバと接続することで、安全性を確保しながら、無線で遠隔からのファームウェアの更新を行うことができるようになる。
第8の発明は、ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアを書換えるファームウェア書換え方法であって、前記サーバと通信を行い更新するファームウェアを受信する段階と、前記サーバから受信するファームウェアで、家電機器内のファームウェアを更新する段階と、ファームウェアの更新を行う際に、家電機器の所定の回路を遮断する段階を含むことで、家電機器のファームウェア更新時に、家電機器の備えている負荷の誤動作を防ぐことや、家電機器の備えているセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
第9の発明は、第8の発明に加えて、家電機器のファームウェアを更新する更新モードへ切替る段階を含み、ファームウェアの更新を行う際に、所定の回路を遮断すると共に、更新モードへ切替えることで、ファームウェア更新時は必ず所定の回路を遮断することができるので、より確実に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
第10の発明は、第8または第9の発明に加えて、ファームウェアの更新が正常に完了したことを確認してから、遮断している回路を解除する段階を含むことで、より安全に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明におけるネットワーク家電機器について、図1〜図7を用いて説明する。
図1は第1の発明のネットワーク家電機器100の構成を示している。ネットワーク家電機器100は、ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアの書換えを行う。前記サーバと通信を行う通信ユニット101と、前記通信ユニット101を介してファームウェアの更新を行う更新ユニット102と、家電機器の所定の回路を遮断する回路遮断手段103を備え、ファームウェアの更新を行う際に、通常時に家電機器の制御を行っている更新ユニットとは完全に独立して、前記通信ユニット101が前記回路遮断手段103によりファームウェア更新時に前記更新ユニット102に接続されている所定の回路104を遮断することで、ファームウェア更新時に、家電機器の備えている負荷の誤動作を防ぐことや、家電機器の備えているセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。なお、本実施の形態で説明するネットワーク家電機器は、エアコンや冷蔵庫や洗濯機や電子レンジや炊飯器など一般的な家庭で使用される家電機器であり、ヒータやコンプレッサやモータなどの負荷、温度センサや湿度センサや照度センサなどのセンサ類をそれぞれの家電機器の形態に合わせて有しているものとする。
次にネットワーク家電機器100の各構成要素について説明する。ここで図2はネットワーク家電機器100の構成例の1つを示している。
通信ユニット101は、家電機器の更新するファームウェアをダウンロードするためのサーバと通信を行うユニットであり、通信機能を有したマイコンや通信用のLSIで構成される。サーバとの通信は、LANや電力線などを利用した有線による通信、あるいはWifiやBluetooth(登録商標)や特定小電力無線やNFC(Near Field Communication)などを利用した無線通信であり、サーバとの通信が可能な構成であれば構わない。また、通信ユニット101は、更新ユニット102と家電機器内で接続され、シリアル通信などによって通信ユニット101と更新ユニット102は通信することで、サーバからダウンロードしたファームウェアを更新するように構成される。なお、ネットワーク家電機器100は、通常の動作時、通信ユニット101を介して、例えば外部のサーバと通信を行うことで、ネットワークを介した遠隔操作などのネットワークサービスを実施することができる。なお、NFC(Near Field Communication)を利用することで通信ユニット101に供給される電源を、通信相手となる外部機器からの電波により伝送される電力によって動作させるように構成することも可能である。
更新ユニット102は、ネットワーク家電機器100の家電機器のモータやコンプレッサやヒータなどの負荷の制御や、操作パネルの表示や、ユーザ操作入力の受付や、温度センサや湿度センサや照度センサなどのセンサ類からのデータ取得などを行うCPUとメモリから構成する家電機器に搭載されているマイコンである。また、メモリとしてはフラッシュメモリなどの書換え可能なメモリにファームウェアを記録することで、一度書き込んだファームウェアを後から書換えが可能なマイコンにすることで、ファームウェアの書換えが可能な構成とすることができる。なお、ネットワーク家電機器100の更新ユニット102は、操作パネルの表示など機能毎に複数のマイコンで構成して、更新が必要な更新ユニットのみフラッシュメモリを搭載するなどの構成にすることも可能である。
回路遮断手段103は、電気回路を遮断することが可能なリレーやMOSFETなどの電子部品であり、遮断する回路の電圧及び電流値に応じた部品を選定する。また、ファームウェアの更新のためのみに本電子部品を使用するのではなく、通常使用時に安全性を確保するための部品として利用しているリレーやMOSFETなどの電子部品と共用することで、より安価に構成することが可能となる。
所定の回路104は、更新ユニット102と接続されているネットワーク家電機器100のモータやコンプレッサやヒータ等の負荷に繋がるパワー系回路、通信ユニット及び更新ユニット以外の電源回路、温度センサや湿度センサや照度センサ等のセンサ類に接続しているセンサ回路など、通常動作時に更新ユニット102が制御を行っている回路あるいは、ファームウェア更新時に不要となる回路である。所定の回路104を遮断することにより、ファームウェア更新時に、負荷の誤動作を防ぐことや、センサ類への障害や、ノイズの発生などを防止することができるようになる。
図2の構成例では、家電マイコンである更新ユニット102を更新する場合に、通信ユニット101は、通信経路を介してサーバからの更新用のファームウェアを更新ユニット102に送る前に、回路遮断手段103のリレーにより、所定の回路104である圧縮機モータの制御回路及び圧縮機モータへの回路を遮断する例を示している。
このように構成することで、通常動作時に更新ユニット102により制御されている所定の回路104を、更新ユニット102とは独立な通信ユニット101により遮断することができるので、家電機器の備えている負荷の誤動作を防ぐことや、家電機器の備えているセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
次に、図3は第2の発明のネットワーク家電機器300の構成を示している。前記ネットワーク家電機器100の構成に加えて、更新ユニット102のファームウェアを更新するための更新モード切替手段305を備え、通信ユニット101はファームウェアの更新を行う際に、回路遮断手段103によりファームウェア更新時に更新ユニット102に接続されている所定の回路104を遮断すると共に、更新モード切替手段305により更新ユニット102を更新モードに切替えることで、ファームウェア更新時は必ず所定の回路104を遮断するように構成する。
ここで、更新モード切替手段305は、更新ユニット102のファームウェアを更新するためのモードに切替えるための信号線や回路構成であり、例えば、更新ユニット102をファームウェア書換えのモードに切替えるために、通信ユニット101から信号線である更新モード切替手段305の状態を設定することで、更新ユニット102は、通常の動作状態から、ファームウェアの書換えが可能な状態に切替える。
図4の構成例に示すように、通信ユニット101は、更新ユニット102のファームウェアを書き換えるために更新モード切替手段305により更新モードに切替えると共に、回路遮断手段103のリレーにより所定の回路104を遮断することにより、ファームウェア更新中は必ず回路遮断を行うように構成することができるようになる。すなわち、ファームウェア更新中は、確実に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
次に、図5は第3の発明のネットワーク家電機器500の構成を示している。前記ネットワーク家電機器100またはネットワーク家電機器300に加えて、更新ユニット102が、ファームウェアの更新が正常に完了したことを通信ユニット101に伝える更新完了通知手段505を備えることで、通信ユニット101は、更新完了通知手段505により正常に更新が完了したことを確認してから、回路遮断手段103により遮断している回路を解除する。
ここで、更新完了通知手段505は、更新ユニット102のファームウェアを更新が完了したことを、通信ユニット101に通知するための信号線や回路構成であり、例えば、更新ユニット102のファームウェアの更新完了を通知するために、更新ユニット102から通信ユニット101へ信号線である更新完了通知手段505を設定することで、通信ユニット101は、ファームウェアの書換えが完了したことを認識することで、回路遮断手段103を解除することができるようになる。
図6の構成例に示すように、更新ユニット102は、ファームウェアの更新が完了したタイミングで更新完了通知手段505により、更新ユニット102へ通知を行うことで、通信ユニット101は、更新完了通知手段505により正常に更新が完了したことを確認してから、回路遮断手段103により遮断している回路を解除することで、より安全に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
また、第4の発明の回路遮断手段103にて遮断する所定の回路104は、モータやコンプレッサを動作させるインバータや、電気により熱を発生させるヒータなどの電流が多く流れる負荷の回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポートが不定な状態になっても、家電機器に備えている負荷の誤動作を防ぐことができるようになる。
また、第5の発明の回路遮断手段103にて遮断する所定の回路104は、通信ユニット101及び更新ユニット102以外の電源回路とすることで、ファームウェア更新時に電源回路から発生するノイズによる影響を低減することができるようになる。
また、第6の発明の回路遮断手段103にて遮断する所定の回路104は、家電機器のセンサ回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポートが不定な状態になっても、家電機器に備えているセンサへの影響を防ぐことができるようになる。
第7の発明の通信ユニット101は、特定小電力無線、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの無線通信によってサーバと接続することで、安全性を確保しながら、無線で遠隔からのファームウェアの更新を行うことができるようになる。
次に、ネットワーク家電機器500がサーバからファームウェアをダウンロードして更新を行う流れについて、図7のネットワーク家電機器の動作フローの図を用いて説明する。
ステップS701から動作は開始する。ステップS701では、通信ユニット101はサーバとの通信を行う。次にステップS702では、前記ステップS701による通信により、通信ユニット101はサーバからのファームウェアの書換え要求があるか判断する。ファームウェアの書換え要求がある場合はステップS703に動作を移行する。ファームウェアの書換え要求が無い場合は、ステップS701に動作を戻す。次にステップS703では、回路遮断手段103により、所定の回路104を遮断する。ここで所定の回路とは、モータやコンプレッサを動作させるインバータや、電気により熱を発生させるヒータなどの電流が多く流れる負荷の回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポートが不定な状態になっても、家電機器に備えている負荷の誤動作を防ぐことができるようになる。また、所定の回路104は、通信ユニット101及び更新ユニット102以外の電源回路とすることで、ファームウェア更新時に電源回路から発生するノイズによる影響を低減することができるようになる。また、所定の回路104は、家電機器のセンサ回路とすることで、ファームウェア更新時の家電マイコンのポートが不定な状態になっても、家電機器に備えているセンサへの影響を防ぐことができるようになる。
次に、ステップS704では、更新モード切替手段305により更新ユニット102をファームウェア書換え可能なモードに変更する。ここで更新モード切替手段305として更新ユニット102に備えているモード切替の端子であることや、更新ユニット102を更新モードにするためのクロック速度、特殊端子の設定などの条件が設定可能な回路構成である。次にステップS705では、サーバからのファームウェアを通信ユニット101が受信して、更新ユニット102のファームウェアを書き換える。ファームウェアの書換え方法としては、通信ユニット101に一旦すべてのファームウェアをダウンロードしてから書き換える方法と、ファームウェアを所定の単位(例えば256バイトなど)毎にダウンロードして、ファームウェアを順次書き換える方法があり、どちらの方法であっても構わない。ステップS706では更新ユニット102のファームウェアが書換え完了した場合はステップS707に移行し、ファームウェアの書換えが完了していない場合はステップS705に戻りファームウェアの書換えを続ける。ステップS707では、更新完了通知手段505により、通信ユニット101にファームウェア更新の完了を通知する。ステップS708では、通信ユニット101が、前記ステップS707の完了通知を受信するので、回路遮断手段103による所定の回路104の遮断を解除する。
このような動作の流れにより、ファームウェア更新時に、家電機器の備えている負荷の誤動作を防ぐことや、家電機器の備えているセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
次に、第8の発明のファームウェアを受信する段階は、通信ユニット101でファームウェアを受信する構成であり、ファームウェアを更新する段階は、更新ユニット102の
ファームウェアを更新する構成であり、所定の回路を遮断する段階は、回路遮断手段103にて、所定の回路104を遮断する構成である。
また、第9の発明の更新する更新モードへ切替る段階は、更新モード切替手段305にて、更新ユニット102をファームウェアの更新が可能なモードに切替える構成である。
また、第10の発明の遮断している回路を解除する段階は、更新完了通知手段505にて、通信ユニット101が回路遮断手段103の解除を行う構成である。
このような段階で構成することにより、第8から第10の発明のファームウェア書換え方法により、ファームウェア更新時に、所定の回路を遮断することができるので、家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになる。
以上のように、本発明にかかるネットワーク家電機器及びファームウェア書換え方法は、ファームウェア更新時に、所定の回路を遮断することができるので、より確実に家電機器の誤動作を防ぐことや、家電機器のセンサ類への影響を防ぐことができるようになるので、ネットワーク機能を有する一般家庭及び業務用の家電機器に利用することができる。
100、300、500 ネットワーク家電機器
101 通信ユニット
102 更新ユニット
103 回路遮断手段
104 所定の回路
305 更新モード切替手段
505 更新完了通知手段
1304 付加機能

Claims (10)

  1. ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアを書換える家電機器であって、前記サーバと通信を行う通信ユニットと、通信ユニットを介してファームウェアの更新を行う更新ユニットと、家電機器の所定の回路を遮断する回路遮断手段を備え、ファームウェアの更新を行う際に、前記通信ユニットは前記回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断するネットワーク家電機器。
  2. 前記更新ユニットは、ファームウェアを更新するための更新モード切替手段を備え、前記通信ユニットはファームウェアの更新を行う際に、前記回路遮断手段によりファームウェア更新時に前記更新ユニットに接続されている所定の回路を遮断すると共に、前記更新モード切替手段により前記更新ユニットを更新モードに切替える請求項1に記載のネットワーク家電機器。
  3. 前記更新ユニットが、ファームウェアの更新が正常に完了したことを前記通信ユニットに伝える更新完了通知手段を備え、前記通信ユニットは、前記更新完了通知手段により正常に更新が完了したことを確認してから、前記回路遮断手段により遮断している回路を解除する請求項1または請求項2に記載のネットワーク家電機器。
  4. 前記回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、モータやコンプレッサを動作させるインバータや、電気により熱を発生させるヒータなどの電流が多く流れる回路である請求項1〜3に記載のネットワーク家電機器。
  5. 前記回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、前記通信ユニット及び前記更新ユニット以外の電源回路である請求項1〜3に記載のネットワーク家電機器。
  6. 前記回路遮断手段にて遮断する所定の回路は、家電機器のセンサ回路である請求項1〜3に記載のネットワーク家電機器。
  7. 前記通信ユニットは、特定小電力無線、無線LAN、zigbee、bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信によってサーバと接続する請求項1〜6に記載のネットワーク家電機器。
  8. ネットワークを介して所定のサーバに接続され、前記サーバから更新用のファームウェアをダウンロードして家電機器内のファームウェアを書換えるファームウェア書換え方法であって、前記サーバと通信を行い更新するファームウェアを受信する段階と、前記サーバから受信するファームウェアで、家電機器内のファームウェアを更新する段階と、ファームウェアの更新を行う際に、家電機器の所定の回路を遮断する段階を含むファームウェア書換え方法。
  9. さらに、家電機器のファームウェアを更新する更新モードへ切替る段階を含み、ファームウェアの更新を行う際に、所定の回路を遮断すると共に、更新モードへ切替える請求項7に記載のファームウェア書換え方法。
  10. さらに、ファームウェアの更新が正常に完了したことを確認してから、遮断している回路を解除する段階を含む請求項8または請求項9に記載のファームウェア書換え方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016081292A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America ネットワーク対応の家電機器
JP2018146178A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 シャープ株式会社 冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法、およびプログラム

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