JP2013010399A - パイプハーネスの車体取付構造 - Google Patents

パイプハーネスの車体取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013010399A
JP2013010399A JP2011143465A JP2011143465A JP2013010399A JP 2013010399 A JP2013010399 A JP 2013010399A JP 2011143465 A JP2011143465 A JP 2011143465A JP 2011143465 A JP2011143465 A JP 2011143465A JP 2013010399 A JP2013010399 A JP 2013010399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
vehicle body
body panel
pipe
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011143465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5729166B2 (ja
Inventor
Tadashi Fujiki
匡 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2011143465A priority Critical patent/JP5729166B2/ja
Priority to PCT/JP2011/075581 priority patent/WO2013001670A1/ja
Publication of JP2013010399A publication Critical patent/JP2013010399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5729166B2 publication Critical patent/JP5729166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • B60R16/0222Grommets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】パイプハーネスの車体パネルへの取り付けを省スペースで行える。
【解決手段】金属パイプの前端部に樹脂製円筒体からなるフロントリテーナを嵌合固定し、フロントリテーナの前端開口から車室側に電線を引き出す一方、フロントリテーナの後端に連続して環状のゴムシール材を金属パイプに外嵌すると共に、該ゴムシール材の後端に連続して、金属パイプに加締め固定される円筒部と該円筒部の前端外周からボルト穴を穿設した固定部を外径方向に突設した金属製のブラケットを取り付け、車体パネルの貫通穴にフロントリテーナを貫通させて後端側のゴムシール材を貫通穴の内周面に押し当ててシールし、かつブラケットのボルト穴に通すボルトで車体パネルに締結固定し、金属パイプをブラケットを介して車体パネルにアース接続および固定している。
【選択図】図2

Description

本発明はパイプハーネスの車体取付構造に関し、詳しくは、車両に配索する電線を金属パイプに挿通したパイプハーネスの車体パネルへの取り付けを省スペースで行うものである。
従来、ハイブリッド自動車または電気自動車のバッテリとインバータとの間やインバータとモータとの間を複数本の電線で接続しており、床下等の直線領域では前記電線をシールド用の金属パイプに挿通したパイプハーネスを配索している(特開2006−312409号公報参照)。
図4に示すように、前記パイプハーネス100は車室外Xと車室Yを仕切る車体パネル110に取り付けられ、金属パイプ102に挿通した複数本の電線101を車体パネル110に設けた貫通穴111に貫通させて車室Yに配線している。貫通穴111に挿通する電線101に対する防水性や防塵性の確保や金属パイプ102の固定、アース接続のために、ゴムシール材106を固定した金属製のブラケット103を金属パイプ102の前端近傍に取り付け、該ブラケット103を車体パネル110に固定している。
具体的には、金属製のブラケット103は、金属パイプ102の外周面に加締め固定する小径筒部104と、小径筒部104に連続し内周面にゴムシール材106を固定した拡径筒部105と、該拡径筒部105の前端から外径方向に突設した固定部107とからなり、固定部107にはボルト締結のためのボルト穴108が穿設されていると共に、前記拡径筒部105に内嵌固定したゴムシール材106の大径側前端面には環状のシールリップ部106aを突設している。複数本の電線101が挿通される金属パイプ102の前端近傍の外周面に前記ブラケット103の小径筒部104を加締め固定し、車体パネル110のボルト穴112に連通する固定部107のボルト穴108にボルトBを通して締結することによってブラケット103と車体パネル110とを固定している。このようなブラケット103と車体パネル110との固定により、金属パイプ102の車体パネル110への固定ならびにアース接続が可能となると共に、ゴムシール材106前端面のシールリップ部106aが貫通穴111周囲の車体パネル110に押し当てられて、金属パイプ102の前端開口から引き出される電線101を貫通する貫通穴111のシール性を確保している。
特開2006−312409号公報
しかし、前記のようなゴムシール材106を貫通穴111の周囲の車体パネル110面に押し当てて貫通穴111をシールする面シール構造では、一定のシール性を確保するために、貫通穴111の開口面積を電線101を挿通する金属パイプ102の断面積の5倍程度にまで大きくする必要がある。したがって、パイプハーネス100の車体パネル110への取り付けに要するスペースが大きくなり、パイプハーネス100の取り付け可能な箇所が限定されてしまうという問題がある。
本発明は、車両に配索する電線を金属パイプに挿通したパイプハーネスの車体パネルへの取り付けを省スペースで行えることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車両に配索する電線をシールド用の金属パイプに挿通したパイプハーネスの車体取付構造であり、
前記金属パイプの車体接続側の前端部に樹脂製円筒体からなるフロントリテーナを嵌合固定し、該フロントリテーナの前端開口から車室側に配線される前記電線を引き出す一方、前記フロントリテーナの後端に連続して環状のゴムシール材を前記金属パイプに外嵌すると共に、該ゴムシール材の後端に連続して、前記金属パイプの外周に加締め固定される円筒部と該円筒部の前端外周からボルト穴を穿設した固定部を外径方向に突設した金属製のブラケットを取り付け、
車体パネルに穿設した貫通穴に前記フロントリテーナを貫通させて前記ゴムシール材を前記貫通穴の内周面に押し当ててシールし、かつ前記ブラケットのボルト穴に通すボルトで前記車体パネルに締結固定し、前記金属パイプをブラケットを介して車体パネルにアース接続および固定しているパイプハーネスの車体取付構造を提供している。
車両に配索する電線を金属パイプに挿通したパイプハーネスの車体パネルへの取付構造として、前記のように、樹脂製円筒体からなるフロントリテーナを前記金属パイプの前端部に嵌合固定している。また、前記フロントリテーナの後端に連続して環状のゴムシール材を前記金属パイプに外嵌し、車体パネルに固定されると共に前記金属パイプに加締め固定される金属製のブラケットと前記フロントリテーナとの間に前記ゴムシール材を保持する構成としている。よって、前記フロントリテーナを車体パネルの貫通穴に貫通させ、後端側の前記ゴムシール材を貫通穴の内周面に押し当てて貫通穴をシールする軸シール構造とすることができ、高いシール性を保持しながら、貫通穴の開口面積を金属パイプの断面積と同程度にまで低減することができる。したがってパイプハーネスを省スペースで取り付けることができ車体パネルへの取り付け箇所が制限されにくくなるため、配索経路をより自由に設定することができる。
また、前記のように車体パネルに穿設する貫通穴の開口面積を小さくできるため、金属パイプを車体パネルに固定、アース接続するための前記ブラケットの固定部も小型化できる。さらに、前記円筒形状のフロントリテーナは比較的安価な樹脂成形品であり、該フロントリテーナの後端に連続して外嵌するゴムシール材も小型の環状ゴム材であるため、製造コストを抑えることができる。
なお、前記ゴムシール材の外周面には、車体パネルの貫通穴の内周面に密着状態で押し当てられる環状のシールリップ部を複数並列して突設していることが好ましい。
また、本発明では、前記フロントリテーナを前記ゴムシール材の前端面に押し当てていると共に、前記ブラケットの固定部の内周側を前記ゴムシール材の後端面に押し当てて、前記ゴムシール材の位置決めを行っている。
前記のように、ゴムシール材を前記フロントリテーナとブラケットの固定部との間に保持して前後押し当て状態で位置決めすることにより、前記ゴムシール材の軸線方向の位置ズレを防止し該ゴムシール材の脱落を防止することができる。よって、貫通穴の高いシール性を保持することができる。
前記フロントリテーナは前端側で折り返し状に形成した内側周壁と外側周壁とからなり、前記内側周壁と外側周壁との間に前記金属パイプの前端部が差し込まれる挿入空間が形成されていると共に、前記内側周壁には少なくとも一対の弾性係止片が対向位置に形成され、該弾性係止片の外面には前記金属パイプの前端部に設けた被係止部に係合する係止部が設けられていることが好ましい。
前記のように、前端側で折り返し状とした前記フロントリテーナの内側周壁と外側周壁との間の挿入空間に金属パイプの前端部が差し込まれることで、金属パイプの端末エッジの露出を防止することができる。よって、前記金属パイプに挿通される電線が該パイプの端末エッジに当接して損傷することが防止される。
また、フロントリテーナの内側周壁に少なくとも1対の弾性係止片を対向して形成することによって、外面に係止部を設けた前記弾性係止片を内方に撓ませながら金属パイプの前端部がフロントリテーナの前記挿入空間に容易に差し込まれ、前記係止部と金属パイプの被係止部との係合により前記弾性係止片が弾性復帰することにより、前記金属パイプにフロントリテーナをしっかりと嵌合固定することができる。
前述したように、本発明では、樹脂製円筒体からなるフロントリテーナを前記金属パイプの前端部に嵌合固定している。また、前記フロントリテーナの後端に連続して環状のゴムシール材を前記金属パイプに外嵌し、車体パネルに固定されると共に前記金属パイプに加締め固定される金属製のブラケットと前記フロントリテーナとの間に前記ゴムシール材を保持する構成としている。よって、前記フロントリテーナを車体パネルの貫通穴に貫通させ、後端側の前記ゴムシール材を貫通穴の内周面に押し当てて貫通穴をシールする軸シール構造とすることができ、高いシール性を保持しながら、貫通穴の開口面積を金属パイプの断面積と同程度にまで低減することができる。したがってパイプハーネスを省スペースで取り付けることができ車体パネルへの取り付け箇所が制限されにくくなるため、配索経路をより自由に設定することができる。
また、前記のように車体パネルに穿設する貫通穴の開口面積を小さくできるため、金属パイプを車体パネルに固定、アース接続するための前記ブラケットの固定部も小型化できる。さらに、前記円筒形状のフロントリテーナは比較的安価な樹脂成形品であり、該フロントリテーナの後端に連続して外嵌するゴムシール材も小型の環状ゴム材であるため、製造コストを抑えることができる。
本発明の実施形態におけるパイプハーネスを示す斜視図である。 (A)は図1のパイプハーネスを車体パネルに取り付けたときのA−A線断面図であり、(B)は図1のパイプハーネスを車体パネルに取り付けたときのB−B線断面図である。 (A)〜(D)はパイプハーネスの組み立て手順を示す説明図である。 従来例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の実施形態を示している。本実施形態では、電気自動車またはハイブリッド自動車(図示せず)のモータ〜インバータ〜バッテリ間の3本または2本の高圧電線2(以下、電線2という)を用い、これらの電線2を集束してアルミニウム系等の金属からなるシールド用の金属パイプ3に挿通したパイプハーネス1を床下領域に配索している。前記パイプハーネス1を、車室外Xと車室Yとを仕切る車体パネル20に取り付け、貫通穴21を通して金属パイプ3に挿通する電線2を車室Y側に引き出している。
具体的には、パイプハーネス1は、図1および図2に示すように、断面円形の金属パイプ3の車体接続側の前端部3aに樹脂製円筒体からなるフロントリテーナ4を嵌合固定していると共に、該フロントリテーナ4の後端に連続して環状のゴムシール材9を金属パイプ3に外嵌し、さらに前記ゴムシール材9の後端に連続して金属製のブラケット11を金属パイプ3に取り付けている。フロントリテーナ4を車体パネル20の貫通穴21に貫通させ、後端側のゴムシール材9を貫通穴21の内周面に押し当てることで貫通穴21を軸シールする構造とし、金属パイプ3の前端部3aにフロントリテーナ4を嵌合固定することにより、金属パイプ3に挿通し車室Y側に配線する電線2をフロントリテーナ4の前端開口4aより引き出している。
前記ブラケット11は、金属パイプ3の外周に加締め固定される円筒部12と、該円筒部12の前端から外径方向に突設される固定部13とから構成している。固定部13には、車体パネル20のボルト穴22に連通するボルト穴14を穿設し、パイプハーネス1を車体パネル20に取り付ける際、ボルト穴14にボルトBを通して固定部13と車体パネル20とを締結固定する構造としている。これにより、円筒部12および固定部13とからなるブラケット11を介して金属パイプ3が車体パネル20に固定されアース接続される。
一方、金属パイプ3の前端部3aに取り付ける樹脂製円筒体のフロントリテーナ4は、前端側で折り返し状に形成した内側周壁5と外側周壁6とからなり、内側周壁5と外側周壁6との間には金属パイプ3の前端部3aが差し込まれる挿入空間7を形成している。また内側周壁5には、周方向に所定幅をあけて後端側から軸線方向に連続する一対のスリット8を設け、該一対のスリット8で挟まれた細幅部分を弾性係止片5aとしている。弾性係止片5aを対向位置に1対設け、弾性係止片5aの外面には金属パイプ3の前端部3aに設けた被係止穴3a−1に係合する係止部5a−1を突設していると共に、前記外側周壁6を弾性係止片5aの両側位置で分断し、弾性係止片5aの外面側のみ外側周壁6で覆われないようにしている。
また、フロントリテーナ4とブラケット11との間に配置する環状のゴムシール材9は、前端面9aにフロントリテーナ4の外側周壁6の後端面を押し当てると共に後端面9bにブラケット11の固定部13の内周側を押し当てることで、金属パイプ3に外嵌したゴムシール材9が軸線方向に位置ズレすることなく保持されるようにしている。ゴムシール材9は、金属パイプ3に密着して外嵌できる内径を有し、ゴムシール材9の外面には車体パネル20の貫通穴21の内周面に密着状態で押し当てられるシールリップ部10を複数並列して突設している。
以下、パイプハーネス1の組み立てならびに該パイプハーネス1の車体パネル20への取り付けについて説明する。
図3(A)に示すように、パイプハーネス1は電線2を挿通する金属パイプ3、金属製のブラケット11、ゴムシール材9、フロントリテーナ4を備え、金属パイプ3の所定位置に、金属パイプ3に取り付けるブラケット11の円筒部12の後端位置を保持する環状の凸部3bを設けている。まず、円筒部12の後端が前記凸部3bに当接するようにブラケット11を配置し、円筒部12を金属パイプ3の外周に加締め固定することにより金属パイプ3にブラケット11を取り付ける[図3(B)]。
ついで、ゴムシール材9の後端面9bがブラケット11の固定部13の内周側に押し当てられるように、ゴムシール材9を金属パイプ3に外嵌する[図3(C)]。
引き続き、ゴムシール材9の前端面9aにフロントリテーナ4の外側周壁6の後端面が押し当てられるように、フロントリテーナ4を金属パイプ3の前端部3aに取り付ける[図3(D)]。この際、図2に示すように、金属パイプ3の前端部3aがフロントリテーナ4の内側周壁5と外側周壁6との間の挿入空間7に差し込まれ、内側周壁5の弾性係止片5aの外面に突設した係止部5a−1が金属パイプ3の前端部3aに設けた被係止穴3a−1に係合することでフロントリテーナ4が金属パイプ3の前端部3aに嵌合固定される。前記構成のフロントリテーナ4を金属パイプ3の前端部3aに取り付けることで金属パイプ3の端末エッジの露出が防止され、金属パイプ3に挿通される電線2が端末エッジに当接して損傷することが防止される。
最後に、金属パイプ3に電線2を挿通し、車室Y側に配線する電線2をフロントリテーナ4の前端開口4aより引き出すことにより、パイプハーネス1の組み立てが完了する(図1)。
前記パイプハーネス1の車体パネル20への取付けは、パイプハーネス1前端のフロントリテーナ4を車体パネル20の貫通穴21に貫通させ、後端に連続するゴムシール材9のシールリップ部10を貫通穴21の内周面に押し当てて貫通穴21をシールすると共に、ブラケット11の固定部13に設けたボルト穴14にボルトBを通して固定部13と車体パネル20とをボルト締結することにより、パイプハーネス1の車体パネル20への取り付けが完了する[図2(A)]。
前記のように、本実施形態では、樹脂製円筒体からなるフロントリテーナ4を金属パイプ3の前端部3aに嵌合固定している。また、前記フロントリテーナ4の後端に連続して環状のゴムシール材9を金属パイプ3に外嵌し、車体パネル20に固定されると共に金属パイプ3に加締め固定される金属製のブラケット11と前記フロントリテーナ4との間にゴムシール材9を保持する構成としている。よって、フロントリテーナ4を車体パネル20の貫通穴21に貫通させ、後端側のゴムシール材9を貫通穴21の内周面に押し当てて貫通穴21をシールする軸シール構造とすることができ、高いシール性を保持しながら、貫通穴21の開口面積を金属パイプ3の断面積と同程度にまで低減することができる。したがってパイプハーネス1を省スペースで取り付けることができ、車体パネル20への取り付け箇所が制限されにくくなるため、配索経路をより自由に設定することができる。
また、前記のように車体パネル20に穿設する貫通穴21の開口面積を小さくできるため、金属パイプ3を車体パネル20に固定、アース接続するためのブラケット11の固定部13も小型化できる。さらに、前記円筒形状のフロントリテーナ4は比較的安価な樹脂成形品であり、該フロントリテーナ4の後端に連続して外嵌するゴムシール材9も小型の環状ゴム材であるため、製造コストを抑えることができる。
1 パイプハーネス
2 電線
3 金属パイプ
3a 前端部
4 フロントリテーナ
4a 前端開口
9 ゴムシール材
11 ブラケット
12 円筒部
13 固定部
14 ボルト穴
20 車体パネル
21 貫通穴
B ボルト

Claims (3)

  1. 車両に配索する電線をシールド用の金属パイプに挿通したパイプハーネスの車体取付構造であり、
    前記金属パイプの車体接続側の前端部に樹脂製円筒体からなるフロントリテーナを嵌合固定し、該フロントリテーナの前端開口から車室側に配線される前記電線を引き出す一方、前記フロントリテーナの後端に連続して環状のゴムシール材を前記金属パイプに外嵌すると共に、該ゴムシール材の後端に連続して、前記金属パイプの外周に加締め固定される円筒部と該円筒部の前端外周からボルト穴を穿設した固定部を外径方向に突設した金属製のブラケットを取り付け、
    車体パネルに穿設した貫通穴に前記フロントリテーナを貫通させて前記ゴムシール材を前記貫通穴の内周面に押し当ててシールし、かつ前記ブラケットのボルト穴に通すボルトで前記車体パネルに締結固定し、前記金属パイプをブラケットを介して車体パネルにアース接続および固定しているパイプハーネスの車体取付構造。
  2. 前記フロントリテーナを前記ゴムシール材の前端面に押し当てていると共に、前記ブラケットの固定部の内周側を前記ゴムシール材の後端面に押し当てて、前記ゴムシール材の位置決めを行っている請求項1に記載のパイプハーネスの車体取付構造。
  3. 前記フロントリテーナは前端側で折り返し状に形成した内側周壁と外側周壁とからなり、前記内側周壁と外側周壁との間に前記金属パイプの前端部が差し込まれる挿入空間が形成されていると共に、前記内側周壁には少なくとも一対の弾性係止片が対向位置に形成され、該弾性係止片の外面には前記金属パイプの前端部に設けた被係止部に係合する係止部が設けられている請求項1または請求項2に記載のパイプハーネスの車体取付構造。
JP2011143465A 2011-06-28 2011-06-28 パイプハーネスの車体取付構造 Active JP5729166B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011143465A JP5729166B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 パイプハーネスの車体取付構造
PCT/JP2011/075581 WO2013001670A1 (ja) 2011-06-28 2011-11-07 パイプハーネスの車体取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011143465A JP5729166B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 パイプハーネスの車体取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013010399A true JP2013010399A (ja) 2013-01-17
JP5729166B2 JP5729166B2 (ja) 2015-06-03

Family

ID=47423607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011143465A Active JP5729166B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 パイプハーネスの車体取付構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5729166B2 (ja)
WO (1) WO2013001670A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228064A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Kubota Corp 管継手用押輪および管継手
JP2006303376A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド導電路
JP2007032813A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Togo Seisakusho Corp 管接続構造
JP2010143436A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Honda Motor Co Ltd 車両の配線構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228064A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Kubota Corp 管継手用押輪および管継手
JP2006303376A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド導電路
JP2007032813A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Togo Seisakusho Corp 管接続構造
JP2010143436A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Honda Motor Co Ltd 車両の配線構造

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013001670A1 (ja) 2013-01-03
JP5729166B2 (ja) 2015-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9605774B2 (en) Clamp
US9302635B2 (en) Waterproof cover
US11623551B2 (en) Vehicle seat
CN103415969B (zh) 护线套的密封结构
US20150000974A1 (en) Routing structure of wire harness and method for forming said routing structure
JP5333165B2 (ja) グロメット
JP2013070483A (ja) ワイヤハーネスの端末防水構造
JP2013009527A (ja) グロメット
US20200313344A1 (en) Connector and conduction path
US8895860B2 (en) Grommet
US10300868B2 (en) Grommet and wire harness
JP2016005405A (ja) グロメットの組付け構造
US9397414B2 (en) Hole mounting device of panel for vehicle
JP5729166B2 (ja) パイプハーネスの車体取付構造
JP2017100570A (ja) 車両用音響装置
JP5316861B2 (ja) 車両用スピーカ装置
KR20190004229A (ko) 밀봉 장치
JP5765101B2 (ja) グロメット
KR101314109B1 (ko) 그로멧
WO2023047998A1 (ja) グロメットユニット及び止水構造
WO2017163801A1 (ja) グロメット
US20240153676A1 (en) Grommet unit and wire harness
JP2014129005A (ja) 車体内部構造
JP2013038981A (ja) グロメット
US20240132001A1 (en) Grommet and wire harness

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5729166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150