JP2013008313A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの身体に装着されて使用される電気機器において、ユーザの身体に装着されているか否かを自動的に検出して、装着されていないときの消費電力を低減すること。
【解決手段】遠隔操作端末1を人差し指に装着して親指との接触/離間を行うと、交流電源13から印加用電極5,7を介して印加される電気信号の伝播態様は変化し、トロイダルコイル3と接触判定用電流センサ11とによって計測される電流値も変化する。コントローラ17は、このように変化する電流値に基づき、前記接触/離間を検出する。また、遠隔操作端末1が人差し指に装着されてさえいれば、一点鎖線で示す電気信号Aは伝播する。そこで、コントローラ17に内蔵された着脱判定部17aは、前記電気信号印加時に着脱判定用電流センサ15が検出する電流値を読み取って遠隔操作端末1が人差し指に装着されているか否かを検出し、非装着時には前記接触/離間の検出も禁止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザの身体に装着されて使用される電気機器に関する。
従来、ユーザの身体に装着されて使用される電気機器としては、指に装着されて使用される指輪状の身体装着型入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この身体装着型入力装置では、例えば当該身体装着型入力装置が装着された人差し指の先端と、その人差し指と同じ手の親指の先端とが接触して閉環状の閉じた導体路が形成された場合に、そのことを電気的に検出して、機器の操作等に応用することができる。
より具体的に説明すれば、前記身体装着型入力装置は、指の軸方向に沿って並列配置された、環状電極で構成される一対の印加用電極と、電流センサとを備え、電流センサが、前記一対の印加用電極に囲まれた領域の外部に設けられている。前記一対の印加用電極間には、交流信号が印加され、人差し指の先端と親指の先端とが接触すると、電流センサによる電流計測地点には、電流が流れる。一方、人差し指の先端と親指の先端とが接触していない場合には、電流センサによる電流計測地点に電流は流れない。前記身体装着型入力装置では、このような現象の発生を利用して、人差し指と親指とが接触しているか否かを判定する。そして、判定結果に従って、外部装置に対してコマンドを出力するのである。
特許4683148号公報
ところが、特許文献1に記載のような電気機器は、ユーザの身体に装着してからでなければ使用できず、ユーザの身体に装着されていないにも拘わらず前記一対の印加用電極に対する通電処理がなされると、徒に電力を消費してしまう。そこで、当該電気機器に電源スイッチを設けておき、身体に装着する際にユーザがその電源スイッチをONにし、身体から外すときに前記電源スイッチをOFFにすることも考えられる。しかしながら、その場合、操作が煩わしくなるばかりでなく、電源スイッチを設けた分だけ機器も大型化してしまう。
そこで、本発明は、ユーザの身体に装着されて使用される電気機器において、ユーザの身体に装着されているか否かを自動的に検出することによって、装着されていないときの消費電力を低減することを目的としてなされた。
前記目的を達するためになされた本発明は、ユーザの身体に装着されて使用される電気機器であって、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを検出する装着検出手段と、前記身体のうち、接触及び離間可能な2つの身体部位の身体表面を通じた接触によって閉環状の閉じた導体路が形成される身体部位の表面に、配置され、前記導体路が形成されているか否かを検出することにより前記2つの身体部位が接触しているか否かを検出する接触検出手段と、前記装着検出手段が前記装着されていないことを検出した場合、前記電気機器の動作モードを、前記装着検出手段が前記装着されていることを検出した場合に比べて消費電力の少ない動作モードに切り換えるモード切換手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明の電気機器では、接触検出手段は、ユーザの身体のうち、接触及び離間可能な2つの身体部位の身体表面を通じた接触によって閉環状の閉じた導体路が形成される身体部位の表面に配置されている。このため、前記2つの身体部位が接触して前記閉環状の閉じた導体路が形成されているか、前記2つの身体部位が離間して前記導体路が形成されていないかによって、接触検出手段における電気的な環境は変化する。そこで、接触検出手段は、前記導体路が形成されているか否かを検出することにより前記2つの身体部位が接触しているか否かを検出する。
また、装着検出手段は、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを検出し、装着されていないことが検出された場合、モード切換手段は、前記電気機器の動作モードを、前記装着検出手段が前記装着されていることを検出した場合に比べて消費電力の少ない動作モードに切り換える。このため、本発明では、ユーザの身体に装着されているか否かを装着検出手段を介して自動的に検出し、装着されていないときには、モード切換手段によって前記動作モードを切り換えることにより、当該電気機器の消費電力を低減することができる。
なお、前記装着検出手段は、前記身体に電流を印加する電流印加手段と、該電流印加手段によって印加された電流が前記身体の少なくとも一部に流れたことを検出する電流検出手段と、を備えたものであってもよい。その場合、電流印加手段によって印加された電流がユーザの身体の少なくとも一部に流れたか否かを、電流検出手段を介して検出することによって、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを良好に検出することができる。
そして、その場合、前記電流印加手段は、前記身体に前記導体路に沿って前記電流を印加し、前記接触検出手段は、前記電流印加手段によって印加された電流が前記導体路に沿って閉環状に流れたか否かに基づいて前記接触状態を検出してもよい。その場合、前記導体路に沿って電流印加手段が電流を印加すると、前記導体路が形成されていればその導体路に沿って当該電流が流れる。そこで、接触検出手段は、前記電流印加手段によって印加されて前記導体路に沿って閉環状に流れる電流を検出することで、前記導体路が形成されているか否か、すなわち前記2つの身体部位が接触しているか否かを、検出することができる。従って、この場合、装着検出手段と接触検出手段とで一部の構成(電流印加手段)を共用することにより、装置の構成を簡略化することができる。
また、前記装着検出手段は、当該電気機器の前記身体への装着時に当該身体に対向し、受光量に応じた信号を出力する受光手段を、備えたものであってもよい。その場合、受光手段は、当該電気機器の前記身体への装着時に当該身体に対向するので、当該装着時にはその受光手段の受光量が変化し、それに応じて受光手段が出力する信号も変化する。従って、この場合も、装着検出手段は、受光手段が出力する信号に基づいて、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを良好に検出することができる。また、この場合、受光手段が身体に密着していなくても電気機器が当該身体に装着されていることを検出可能で、検出精度が向上する。
そして、その場合、前記装着検出手段は、当該電気機器の前記身体への装着時に当該身体に対向し、当該身体に向けて光を照射する光源を、更に備え、前記受光手段は、前記光源から照射されて前記身体に反射された光を受光してもよい。その場合、前記装着時には、光源が前記身体に対向してその身体に向けて光を照射し、受光手段は前記光源から照射されて前記身体に反射された光を受光する。このため、当該装着時には、受光手段の受光量が増加し、それに応じて受光手段が出力する信号も変化する。従って、この場合、装着検出手段は、受光手段が出力する信号に基づいて、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを一層良好に検出することができる。
また、前記装着検出手段は、当該電気機器に加わる加速度を検出する加速度検出手段を、備えたことを特徴とするものであってもよい。その場合、電気機器の身体への装着時や、装着後にその電気機器が装着された身体部位が動いたときには、加速度検出手段が当該電気機器に加わる加速度を検出する。このため、装着検出手段は、加速度検出手段が検出した加速度に基づいて、当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを良好に検出することができる。
また、前記モード切換手段が前記消費電力の少ない動作モードに切り換える形態としては、種々の形態が考えられるが、前記装着検出手段が前記検出を行う周期、または、前記接触検出手段が前記検出を行う周期の、少なくともいずれか一方を切り換えてもよい。
また、前記モード切換手段は、前記接触検出手段に前記検出を行わせるか否かを切り換えてもよい。当該電気機器が前記身体に装着されていない場合は、前記導体路が形成されているか否かを検出する必要もないので、この場合、一層合理的に当該電気機器の消費電力を低減することができる。
また、前記2つの身体部位は同じ手の異なる2本の指であり、本発明の電気機器はいずれか一方の前記指に装着される指輪状に構成されてもよい。その場合、電気機器は、指輪状であるため装着が容易で、手の指の動作によって前記導体路を形成することができるので操作性にも優れている。
更に、本発明の電気機器は、前記接触検出手段の検出結果に対応した信号を操作対象に送信する送信手段を、備えてもよい。この場合、ユーザは、前記2つの身体部位を接触/離間させることで、所望の信号を操作対象に送信手段を介して送信することができるので、当該電気機器は身体装着型の操作端末として使用することができる。
第1実施例の遠隔操作端末の透過斜視図(a)及び電極等の配置態様を表す説明図(b)である。 その遠隔操作端末の概略断面図である。 その遠隔操作端末の回路構成を表すブロック図である。 その遠隔操作端末の使用例及び動作原理に関する説明図である。 その遠隔操作端末における計測系の等価回路図である。 その遠隔操作端末における処理を表すフローチャートである。 その遠隔操作端末を腕輪として使用する例を示した図である。 第2実施例の遠隔操作端末の回路構成を表すブロック図である。 その遠隔操作端末における処理を表すフローチャートである。 第3実施例の遠隔操作端末の回路構成を表すブロック図である。 その遠隔操作端末における処理を表すフローチャートである。 第4実施例の遠隔操作端末の接触検出処理に係る構成を表すブロック図(a)及び電極等の配置態様を表す説明図(b)である。 第6実施例の遠隔操作端末の接触検出処理に係る構成を表すブロック図(a)及び電極等の配置態様を表す説明図(b)である。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。
[第1実施例]
図1(a)は、本実施例の遠隔操作端末1の概略構成を表す透過斜視図であり、図1(b)は、遠隔操作端末1における電極等の配置態様を説明した図である。また、図2は、その遠隔操作端末1の概略断面図である。
図1に示すように、本実施例の遠隔操作端末1は、ユーザの指に装着されるものであり、環状のトロイダルコイル3と、環状電極で構成される一対の印加用電極5,7とが、装着される指の軸線に沿って互いに所定間隔空けられた状態で、並列配置されたものである。具体的に、トロイダルコイル3は、一対の印加用電極5,7に囲まれる領域Xの外部領域に配置される位置関係で、身体装置型入力装置1内に設けられている。
なお、図1(b)において、トロイダルコイル3は、一対の印加用電極5,7よりも指の先端側に配置されているが、一対の印加用電極5,7よりも指の根元側に配置されてもよい。すなわち、遠隔操作端末1を指に装着して使用するに当たって、遠隔操作端末1の向きは不問である。
これら一対の印加用電極5,7及びトロイダルコイル3は、遠隔操作端末1の外形を構成する環状体としての指輪本体10(図2)内に、指輪本体10とは絶縁された状態で設けられて、一体化されている。また、印加用電極5,7は、遠隔操作端末1が指に装着された際にユーザの身体表面(指表面)に接触するように、環の内側を向く内面が指輪本体10に対し露出された状態で、指輪本体10内に納められている。
また、トロイダルコイル3は、印加用電極5,7を通じた信号印加(電圧印加)により、当該遠隔操作端末1が装着される身体部位(指)の軸方向を流れる電流が発生させる磁場(磁束)を利用して、当該身体部位を軸方向に流れる電流を計測するためのものである。具体的に、トロイダルコイル3は、環状のコアにコイル(いずれも図示省略)が巻回された電流トランスを構成しており、電磁誘導により当該コイル両端に生じる電圧を後述の接触判定用電流センサ11(図3参照)で検出することにより、当該トロイダルコイル3に包囲された身体部位(指)を軸方向に流れる電流を計測する。
ここで、遠隔操作端末1の回路構成について、図3のブロック図を用いて説明する。図3に示すように、遠隔操作端末1は、前述のトロイダルコイル3及び印加用電極5,7の他に、前述の接触判定用電流センサ11と、交流電源13と、着脱判定用電流センサ15と、コントローラ17と、無線送信部19とを備えている。前述のように、接触判定用電流センサ11は、トロイダルコイル3の前記コイル両端に生じる電圧を検出する。また、交流電源13は、印加用電極5,7の間に交流信号(電流)を印加し、着脱判定用電流センサ15は、交流電源13と印加用電極7との間に流れる電流を検出する。
なお、これらの各種回路は、指輪本体10の内部に設けられていてもよく、指輪本体10の表面に飾り部分を模して設けられていてもよい。また、以下の説明において、一対の印加用電極5,7と交流電源13とをまとめて信号印加部91といい、トロイダルコイル3と接触判定用電流センサ11とをまとめて電流センサ92という場合がある。
ここで、電流センサ92が、前述のようにトロイダルコイル3を用いて構成されているのは、本実施例の遠隔操作端末1では、印加用電極5,7を通じて交流信号が印加されるためである。但し、印加用電極5,7間には、直流信号を印加してもよく、その場合、電流センサ92は、ホール素子を用いて構成することができる。具体的には、電流センサ92は、切れ目を有する環状のコアの当該切れ目に、ホール素子が配置されてなるセンサとすることができ、切れ目を構成するコアの両端間に生じる磁場がホール素子に作用することを利用して、前記身体部位(指)を軸方向に流れる電流を計測する構成にすることができる。
続いて、コントローラ17の動作を説明する前に、図4を用いて、遠隔操作端末1の動作原理を説明する。図4は、遠隔操作端末1の使用例及び動作原理を説明した図である。本実施例の遠隔操作端末1は、当該遠隔操作端末1が装着された指の先端部が、同一ユーザのその他の身体部位に接触/離間したことを検出するものである。
ここで、図4に示すように、遠隔操作端末1が、人差し指に装着された状態で、ユーザの身体運動により、同じ手の人差し指と親指とが接触/離間される場合を考える。この場合、人差し指と親指とが離間された状態では、印加用電極5,7間に交流信号を印加しても、その交流信号は、基本的に、印加用電極5,7に挟まれた身体部位(図1(b)に示される領域X)を流れるのみで、電流センサ92が計測する電流値はゼロになる。
一方、人差し指と親指とが接触した状態では、親指、人差し指、並びに、親指及び人差し指の根元で親指と人差し指とを結ぶ身体部位によって、閉環状の閉じた導体路が形成され、トロイダルコイル3は、親指と人差し指との接触点が介在した状態で電気的に印加用電極5,7と挟まれた状態となる。よって、トロイダルコイル3の計測地点には前記交流信号が流れて、電流センサ92の電流計測値(実効値)は、ゼロより大きい値となる。本実施例では、このような現象を利用して、電流センサ92が計測した電流値に基づき、ユーザの身体運動によって指が接触/離間したことを検出する。
なお、図5は、遠隔操作端末1における計測系の等価回路図である。但し、図5では、印加用電極5,7にて印加される交流信号が伝播する身体部位の抵抗を、説明を簡単にするため集中定数系で表現する。
具体的に、図5に示す抵抗R11は、印加用電極5と指との間の接触抵抗を表し、抵抗R12は、印加用電極7と指との間の接触抵抗を表す。また、抵抗R13は、印加用電極5,7に囲まれる領域X(図1(b)参照)に対応する身体部位表面の電気抵抗を表し、抵抗R14は、トロイダルコイル3による計測地点から印加用電極5までの身体部位表面の電気抵抗を表す。
この他、抵抗R15は、身体内部を通じて印加用電極5よりもトロイダルコイル3側に回りこみながら印加用電極5,7間を伝播する電気信号の当該伝播経路(身体内部)の電気抵抗を表し、抵抗R16は、印加用電極7から親指の先端までの身体部位の電気抵抗を表し、抵抗R17は、人差し指の先端からトロイダルコイル3の計測地点までの身体部位の電気抵抗を表す。また、スイッチSW1は、人差し指と親指との接触/離間を表現したものであり、電流計は、電流センサ92に対応する。
また、図5に示す一点鎖線は、人差し指と親指との接触/離間に拘らず、前記交流信号印加時には常に印加用電極5,7間を伝播する電気信号Aの流れを示したものであり、破線は、人差し指と親指とが接触した際に、印加用電極5,7間を伝播する電気信号Bの流れを示したものである。
本実施例の遠隔操作端末1を人差し指に装着して、親指との接触/離間を行うと、このように電気信号の伝播態様は変化し、電流センサ92にて計測される電流値も変化する。本実施例の遠隔操作端末1は、このように変化する電流値に基づき、ユーザの身体運動によって指が接触/離間したことを検出する。
すなわち、コントローラ17は、交流電源13に前記交流信号を印加させると共に電流センサ92が計測した電流値を読み取る接触検出処理を実行することによって、前記人差し指と親指との接触/離間を検出する。また、遠隔操作端末1が人差し指に装着されてさえいれば、交流電源13に前記交流信号を印加させたとき、前述のように、図3,図5に一点鎖線で示す電気信号Aは伝播する。そこで、コントローラ17に内蔵された着脱判定部17aは、前記交流信号印加時の着脱判定用電流センサ15が検出する電流値を読み取ることにより、遠隔操作端末1が人差し指に装着されているか否かを検出する。なお、コントローラ17はCPU,ROM,RAMを中心としたマイクロコンピュータとして構成され、着脱判定部17aも、後述のようにそのマイクロコンピュータによる処理として構成されている。但し、着脱判定部17aは独立した処理ユニットとしてもよい。
この他、コントローラ17は、無線送信部19を介して、前述のように指の接触/離間を検出した結果に基づいたコマンドを、外部装置(図示省略)に対する操作信号として送信する。すると、その外部装置は、例えば、遠隔操作端末1から入力されるコマンドに基づいて、バーチャル空間にて物を掴んだり離したりする映像信号を、表示画面を通じて出力することができる。
なお、交流電源13は、印加用電極5,7に挟まれた身体部位に交流信号を印加するものであり、定電圧駆動または定電流駆動されるものであれば、種々のものが適用できる。例えば、前記交流信号は、三角波にされてもよいし、正弦波、矩形波、ノコギリ波などにされてもよい。
また、接触判定用電流センサ11は、トロイダルコイル3に発生する電圧を検出するものであれば種々のものが適用できる。例えば、本願出願人が前述の特許文献1に示したように、トロイダルコイル3の両端に接続されて、その両端電圧を増幅した増幅信号を出力する差動増幅回路と、その差動増幅回路の出力信号(交流信号)を整流して直流信号に変換する整流器と、を備え、整流器からの出力信号を、デジタル値に変換した上で電流計測値として出力するものであってもよい。この場合、トロイダルコイル3の両端に生じる電圧の実効値が、そのトロイダルコイル3が装着される身体部位の軸方向に流れる電流計測値(実効値)に変換されて出力される。
次に、コントローラ17において周期的に繰り返し実行される周期割込処理について説明する。図6は、本実施例における周期割込処理を表すフローチャートである。なお、前記CPUは、前記ROMに記憶されたプログラムに基づいてこの処理を実行し、以下に説明するように、S1〜S3の処理が着脱判定部17aとしての処理に相当する。
図6に示すように、この処理では、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、交流電源13に前記交流信号を印加させる。続くS2では、着脱判定用電流センサ15が計測した電流値(着脱用電流)を検出する。更に続くS3では、その電流値が、前記電気信号Aの有無を判断するために予め設定された閾値以上であるか否かが判断される。そして、閾値以上である場合は(S3:Y)、処理はS5へ移行する。
S5では、前述のような指の接触/離間を検出するのに十分な比較的短い周期1が割込周期に設定され、続くS7にて、電流センサ92が計測した電流値に基づき前述のように指の接触/離間を検出する接触検出処理が実行され、処理が一旦終了する。すると、次の周期割込処理は前述の周期1が経過した後に実行される。
一方、着脱判定用電流センサ15が計測した電流値が閾値未満の場合は(S3:N)、処理はS9へ移行し、周期1よりも長い周期2が割込周期に設定され、処理が一旦終了する。この場合、接触検出処理(S7)は実行されることなく、周期割込処理が終了し、次の周期割込処理は前述の周期2が経過した後に実行される。
このように、本実施例では、着脱判定用電流センサ15が計測した電流値に基づいて遠隔操作端末1が装着されているか否かを自動的に検出している(S3)。そして、装着されていない場合は(S3:N)、接触検出処理(S7)を実行せず、周期割込処理によって前記交流信号が印加され着脱判定用電流センサ15による検出がなされる間隔(いわゆるスリープ間隔)も長くしている(S9)。従って、本実施例では、非装着時に無駄な電力消費がなされるのを抑制して、消費電力を良好に低減することができる。
更に、本実施例では、信号印加部91の構成を利用して前記装着されているか否かを検出しているので、装置の製造コストを一層良好に低減することができる。また更に、本実施例では、交流電源13が交流信号を印加している間に前記装着されているか否かの検出(S3)と接触検出処理(S7)とを同時に実行できるので、消費電力を一層低減することができる。
なお、以上には、遠隔操作端末1が装着された人差し指の先端部を、親指に接触/離間する例を説明したが、遠隔操作端末1が装着された人差し指の先端部は、親指に限らず、中指に接触させたり、他方の手のひらに接触させたり、胴体に接触させたりしてもよい。このような身体運動が行われても、トロイダルコイル3近辺においては、同様の電流変化が起こり、二つの身体部位間の接触/離間が検出されることになる。
すなわち、ユーザは、遠隔操作端末1を装着した身体部位よりも、末端側(指先側)の身体部位を、その他の身体部位に接触/離間することにより、当該遠隔操作端末1を利用して外部装置を操作することができる。
また、本実施例においては、遠隔操作端末1を指に装着するための指輪形状としたが、遠隔操作端末1は、大型化して腕に装着可能な腕輪形状とされてもよい。この場合には、図7に示すように、例えば、両手を繋ぐ動作及び離す動作により、外部装置を遠隔操作することが可能である。
[第2実施形態]
次に、図8は、第2実施例の遠隔操作端末21の回路構成を表すブロック図である。図8に示すように、この遠隔操作端末21は、着脱判定用電流センサ15の代わりに反射型フォトセンサ25を備え、着脱判定部27aの構成が着脱判定部17aと異なるコントローラ27を備えた点において、第1実施例の遠隔操作端末1と異なる。従って、以下では、第2実施例の遠隔操作端末21について、第1実施例と同一の構成部位には、第1実施例と同一の符号を付し、これら同一構成部位の説明を適宜省略する。
反射型フォトセンサ25は、当該遠隔操作端末21が装着された指との対向面(すなわち、トロイダルコイル3及び印加用電極5,7の中心軸側)に光源と受光素子とを備え、前記光源から照射されて指に反射された光を前記受光素子が受光して、その受光量に応じた信号をコントローラ27に出力する。このため、コントローラ27における周期割込処理は、図9のフローチャートに示すようになる。なお、以下に説明するように、S21〜S23の処理が着脱判定部27aとしての処理に相当する。
すなわち、図9に示すように、この処理では、先ず、S21にて、反射型フォトセンサ25の前記光源が発光され、続くS22では、その反射型フォトセンサ25の前記受光素子が出力する信号に基づき、その受光素子の受光量が検出される。前述のように、遠隔操作端末21が指に装着されている場合は、前記光源から照射されて指に反射された光を前記受光素子が受光するため、その受光量が大きくなる。
そこで、続くS23では、S22にて検出された受光量と前記反射光の有無を判断するために予め設定された閾値とが比較される。そして、受光量が閾値以上の場合は(S23:Y)、前記装着されていると判断されて処理は前述のS5へ移行し、受光量が閾値未満の場合は(S23:N)、前記装着されていないと判断されて処理は前述のS9へ移行する。
本実施例でも、非装着時に無駄な電力消費がなされるのを抑制して、消費電力を良好に低減することができる。更に、本実施例では、反射型フォトセンサ25を利用していることにより、その反射型フォトセンサ25が身体に密着していなくても前記身体に装着されていることを検出可能で、検出精度が向上する。また、本実施例において、反射型フォトセンサ25の光源は必ずしも必要ではない。すなわち、その場合、非装着時には前記受光素子にある程度の外光が入射するが、装着時には外光の入射が抑制される。従って、その場合は、前記閾値は外光の有無を判断するのに適した値に設定され、S23における判断も「受光量≦閾値」となる。
[第3実施形態]
次に、図10は、第3実施例の遠隔操作端末31の回路構成を表すブロック図である。図10に示すように、この遠隔操作端末31は、着脱判定用電流センサ15の代わりに加速度センサ35を備え、着脱判定部37aの構成が着脱判定部17aと異なるコントローラ37を備えた点において、第1実施例の遠隔操作端末1と異なる。従って、以下では、第3実施例の遠隔操作端末31について、第1実施例と同一の構成部位には、第1実施例と同一の符号を付し、これら同一構成部位の説明を適宜省略する。
加速度センサ35は、当該遠隔操作端末31に加わる加速度を計測する。すなわち、本実施形態では、遠隔操作端末31が身体に装着されているときは、その遠隔操作端末31が常に移動されて加速度が加わることを利用している。このため、コントローラ37における周期割込処理は、図11のフローチャートに示すようになる。なお、以下に説明するように、S31〜S34の処理が着脱判定部37aとしての処理に相当する。
すなわち、図11に示すように、この処理では、先ず、S31にて、電源投入時などのコントローラ37の初期化時に0に設定されるカウントが0であるか否かが判断される。カウントが0である場合は(S31:Y)、S32にて、遠隔操作端末31に加わる加速度が加速度センサ35を介して計測され、続くS33では、その加速度の変化量が計算される。更に、続くS34では、S33にて計算された加速度変化量が前記移動の有無を判断するために予め設定された閾値と比較される。そして、加速度変化量が閾値以上の場合は(S34:Y)、前記装着されていると判断されて処理は前述のS5へ移行し、加速度変化量が閾値未満の場合は(S34:N)、前記装着されていないと判断されて処理は前述のS9へ移行する。なお、S34にて加速度と閾値とを比較するのではなく加速度の変化量と閾値とを比較しているのは、重力加速度の影響を排除するためである。
また、本実施例では、前述のS5とS7との間にS36が挿入されており、このS36にてカウントが定数に設定される。この定数は、ユーザの身体の動きが一時的に停止したときに即座にS9の処理が実行されてしまうのを抑制するため、予め適宜の値に設定された自然数である。このため、加速度変化量が閾値以上で前記装着されていると判断された後は(S34:Y)、次の処理では、S31にてカウント>0と判断され(S31:N)、処理はS38へ移行する。S38では、カウントの値が1つデクリメントされた後、処理は前述のS7へ移行し、前述の接触検出処理が実行される。
そして、S31,S38,S7の処理が前記定数の回数だけ繰り返し実行された後、カウントが0となって(S31:Y)、前述のS32〜S34による前記装着されているか否かの検出が実行される。なお、指は比較的よく動かす身体部位であるので、S31,S38,S7の処理が前記定数の回数だけ繰り返し実行されるのに要する期間、すなわち周期1×定数は、周期2よりも短くてもよい。
本実施例でも、非装着時に無駄な電力消費がなされるのを抑制して、消費電力を良好に低減することができる。更に、本実施例では、加速度センサ35を利用したことにより、指の接触を伴わない手の動きを検出する機能(いわゆるジェスチャ認識機能)を遠隔操作端末31に持たせて、制御に応用することができる。
なお、遠隔操作端末が身体に装着されているか否かを検出するための構成としては、前記各実施例に記載の構成以外にも種々考えられる。例えば、ユーザの身体に触れたときにその体温を検出する温度センサ等を利用してもよい。また、指の接触/離間を検出するための構成としても、次のように種々考えられる。
[第4実施例]
図12(a)は、第4実施例の遠隔操作端末41のコントローラ47における接触検出処理に係る構成を表すブロック図であり、図12(b)は、その遠隔操作端末41の電極等の配置態様を表す説明図である。図12に示すように、この遠隔操作端末41は、トロイダルコイル3の代わりに円環状の計測用電極43を備えている。
また、本実施例は、印加用電極5,7のうち計測用電極43側の印加用電極5と、計測用電極43との間の電圧を電圧計測値Vとして検出する信号検出器48を備えている。そして、コントローラ47における前記接触検出処理は、次のように変化する。すなわち、信号検出器48から入力される電圧計測値Vが、予め定められた閾値を超えていると、指が接触していると判定し、電圧計測値Vが前記閾値以下であると、指が離間していると判定するのである。
[第5実施例]
また、図12と同様の回路において、信号検出器48は、印加用電極5と計測用電極43との間に生じる電圧(交流信号)に基づき、計測用電極43から入力される交流信号の、印加用電極5,7間に印加された交流信号に対する位相遅れ(即ち、遅れ方向を正値とした位相差)を計測してもよい。この場合、前記計測された位相遅れ計測値が、予め定められた閾値を超えていると、指が接触していると判定し、位相遅れ計測値が、閾値以下であると、指が離間していると判定することができる。
[第6実施例]
図13(a)は、第6実施例のコントローラ67における接触検出処理に係る構成を表すブロック図であり、図13(b)は、その第6実施例の電極等の配置態様を表す説明図である。図13に示すように、本実施例の遠隔操作端末61は、印加用電極5,7と同様の環状の電極75,77を備えている一方、トロイダルコイル3も計測用電極43も備えていない。
図13(a)に示すように、この遠隔操作端末61は、電極75,77間のインピーダンスを計測して、このインピーダンス計測値をコントローラ67に入力するインピーダンス計測部79を備えている。図13(b)に示すように、指が接触されている状態でインピーダンス計測部79により計測されるインピーダンスZonは、指の接触点を介さずに電気信号が伝播する電極75,77間の経路のインピーダンスZ1と、指の接触点を介して電気信号が伝播する電極75,77間の経路のインピーダンスZ2とを、並列接続したときのインピーダンスZ1・Z2/(Z1+Z2)に等しくなる(Zon=Z1・Z2/(Z1+Z2))。これに対し、指が離間している状態でインピーダンス計測部79により計測されるインピーダンスZoffは、前記インピーダンスZ1に等しくなる(Zoff=Z1)。
従って、指が離間されている状態でインピーダンス計測部79により計測されるインピーダンスZoffと、指が接触されている状態でインピーダンス計測部79により計測されるインピーダンスZonとの間には、不等式Zoff>Zonが成立する。そこで、コントローラ67における前記親指と人差し指との接触に係る判断は、次のような処理とすることができる。すなわち、インピーダンス計測部79から入力されるインピーダンス計測値が、予め定められた閾値を超えていると、指が離間していると判定し、インピーダンス計測値が、閾値以下であると、指が接触していると判定するのである。
[その他]
また、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、指の接触/離間を検出する接触検出手段としての構成は、前記各実施例の構成の他、前記特許文献1や特開2010−282345号公報において本願出願人が提案している各種構成を採用することができる。
また、前記各実施例では、非装着時には周期割込処理の周期を長くする(S9)と共に接触検出処理(S7)の実行を禁止しているが、いずれか一方のみによって消費電力を低減してもよい。また、装着されているか否かの検出処理(S1〜S3等)と接触検出処理(S7)とを独立した処理として実行した場合、いずれか一方のみの実行周期を長くすることによって消費電力を低減してもよい。
更に、非装着時に消費電力を低減する動作モードとしては、交流電源13の出力電圧を低下させる、当該遠隔操作端末にパイロットランプ等が設けられているときにそれを消灯するなど、種々の形態が考えられる。また、前記各実施例では操作対象へコマンドを無線出力するようにしたが、有線にてコマンドを出力する構成にされてもよい。但し、コマンドを無線出力する場合の方が、遠隔操作端末1〜61の操作性が向上する。
[発明との対応]
なお、前記実施形態において、「特許請求の範囲」に記載の電気機器は遠隔操作端末1〜61に対応する。また、装着検出手段は、着脱判定用電流センサ15及び着脱判定部17a及びS1〜S3の処理、反射型フォトセンサ25及び着脱判定部27a及びS21〜S23の処理、または、加速度センサ35及び着脱判定部37a及びS31〜S34の処理に対応する。更に、電流印加手段は信号印加部91に、電流検出手段は接触判定用電流センサ11に、それぞれ対応し、信号印加部91及び電流センサ92が接触検出手段に対応する。また、信号検出器48,インピーダンス計測部79も接触検出手段に対応する。更に、モード切換手段はS3、S23、またはS34の処理に、受光手段は反射型フォトセンサ25の受光素子に、光源は反射型フォトセンサ25の光源に、加速度検出手段は加速度センサ35に、送信手段は無線送信部19に、それぞれ対応する。
1,21,31,41,61…遠隔操作端末 3…トロイダルコイル
5,7…印加用電極 11…接触判定用電流センサ
13…交流電源 15…着脱判定用電流センサ
17,27,37,47,67…コントローラ 17a,27a,37a…着脱判定部
19…無線送信部 25…反射型フォトセンサ
35…加速度センサ 43…計測用電極
48…信号検出器 75,77…電極
79…インピーダンス計測部 91…信号印加部
92…電流センサ

Claims (10)

  1. ユーザの身体に装着されて使用される電気機器であって、
    当該電気機器が前記身体に装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記身体のうち、接触及び離間可能な2つの身体部位の身体表面を通じた接触によって閉環状の閉じた導体路が形成される身体部位の表面に、配置され、前記導体路が形成されているか否かを検出することにより前記2つの身体部位が接触しているか否かを検出する接触検出手段と、
    前記装着検出手段が前記装着されていないことを検出した場合、前記電気機器の動作モードを、前記装着検出手段が前記装着されていることを検出した場合に比べて消費電力の少ない動作モードに切り換えるモード切換手段と、
    を備えたことを特徴とする電気機器。
  2. 前記装着検出手段は、
    前記身体に電流を印加する電流印加手段と、
    該電流印加手段によって印加された電流が前記身体の少なくとも一部に流れたことを検出する電流検出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記電流印加手段は、前記身体に前記導体路に沿って前記電流を印加し、
    前記接触検出手段は、
    前記電流印加手段によって印加された電流が前記導体路に沿って閉環状に流れたか否かに基づいて前記接触状態を検出することを特徴とする請求項2項に記載の電気機器。
  4. 前記装着検出手段は、
    当該電気機器の前記身体への装着時に当該身体に対向し、受光量に応じた信号を出力する受光手段を、
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  5. 前記装着検出手段は、
    当該電気機器の前記身体への装着時に当該身体に対向し、当該身体に向けて光を照射する光源を、
    更に備え、
    前記受光手段は、前記光源から照射されて前記身体に反射された光を受光することを特徴とする請求項4に記載の電気機器。
  6. 前記装着検出手段は、
    当該電気機器に加わる加速度を検出する加速度検出手段を、
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  7. 前記モード切換手段は、前記装着検出手段が前記検出を行う周期、または、前記接触検出手段が前記検出を行う周期の、少なくともいずれか一方を切り換えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に電気機器。
  8. 前記モード切換手段は、前記接触検出手段に前記検出を行わせるか否かを切り換えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に電気機器。
  9. 前記2つの身体部位は同じ手の異なる2本の指であり、
    いずれか一方の前記指に装着される指輪状に構成されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気機器。
  10. 前記接触検出手段の検出結果に対応した信号を操作対象に送信する送信手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電気機器。
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