JP2013006614A - デキャッパのキャップ取り外し方法およびデキャッパ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器4を把持して供回りを防止するグリッパ12と、キャップ2を保持して回転させるチャック16と、チャック16を回転させるサーボモータ18と、このモータ18の駆動軸とチャック16との間に介装された緩衝構造と、チャック16を上昇させる昇降手段20とを備えており、キャップ2を開栓方向に回転させつつ、チャック16を、キャップ2の回転によりキャップ2がネジ4aに沿って上昇していく速度とほぼ同じか、やや遅い速度で上昇させることによりキャップ2を容器4から取り外す。
【選択図】図1
Description
0<Vh≦Vc ……(1)
Vh:チャック上昇速度[mm/s]
Vc:キャップ離脱速度[mm/s]
つまり、昇降手段20によって、開栓方向への回転に伴うキャップ2の離脱速度と等しいか、もしくは、それよりも遅い速度で、キャップ2を保持しているチャック16を上昇させる。
但し、チャック16がキャップ2を保持した際の緩衝量が、容器4の隣り合うネジ山の距離よりも小さいことが条件である。
p>y
y:チャックのネジ落ち直前の緩衝量[mm]
p:容器の隣り合うネジ山の距離(ピッチ)[mm]
すなわち、Vh=Vcの時、容器4のネジ4aの上端4aaをキャップ2のネジ2aの下端2aaが越えると(図4は容器4のネジ4aの上端4aaをキャップ2のネジ2aの下端2aaが越える直前の状態を示す)、前記緩衝量yだけキャップ2が落下する。この落下する緩衝量yよりも容器4のネジ4aのピッチpが大きければ、キャップ2が落下したことにより緩衝量が0になる。その後は、容器4のネジ4aとキャップ2のネジ2aとは干渉することなくキャップ2が離脱される。しかしながら、ネジのピッチpが緩衝量yよりも小さい場合には、キャップ2が落下した後、再び干渉した状態(キャップ2のネジ2aの下面が容器4のネジ4aの上面に押し付けられた状態)になるため、その後もキャップ2のネジ2aが容器4のネジ4aに載った状態で移動し、再度、容器4のネジ4aの上端4aaをキャップ2のネジ2aの下端2aaが越えて落下することになる。なお、本発明が成立するするためには前記(1)式が満たされる必要があるが、特に、Vh=Vcであることが好ましい。
Vc=L×Vr ……(2)
Vr:キャップの回転速度[r/s]
L:キャップを1回転させたときの軸方向の移動量(リード)[mm]
キャップが1回転する時間をT1[s]とすると、
T1=1回転/Vrとなり、
前記(2)式から
Vr=Vc/L
1/Vr=L/Vcより、
T1=L/Vcとなる。
一方、チャックがyだけ上昇する時間Tyは、
Ty=y/Vhとなる。
キャップが1回転する間(T1)に、チャックは緩衝量分(y)だけ上昇している必要があるので、Ty≦T1となり、これより、
y/Vh≦L/Vcとなって、
Vc≦LVh/yとなる。 ……(3)
従って、前記(1)式および(3)式から
0<Vh≦Vc≦LVh/y(但し、L>y)……(4)
の関係を導き出すことができる。
L=npとなり、
Vc=np×Vrとして表すことができる。
キャップが1/n回転する時間を、Tm[s]とすると、
Tm=1/n×1/Vrとなる。
ここから、
T1/n=p/Vcとなる。
キャップが1/n回転する間(Tm)に、チャックは緩衝量分(y)だけ上昇している必要があるので、
Ty≦T1/nとなる。これにより、
y/Vh≦p/Vcとなって、
Vc≦pVh/yとなる。
ゆえに、
0<Vh≦Vc≦pVh/y(但し、p>y)……(5)
の関係を導き出すことができる。
1条ネジの場合には、リード(L)とピッチ(p)は等しいので、1条ネジを含めて同様の関係が成立する(前記(4)式参照)。
なお、図5は容器4およびキャップ2ともに2本のネジ山4a、2aを備えている2条ネジの一例を示すものである。2条ネジの場合には、リード(L)がピッチ(p)の2倍になっている。また、前記実施例では、昇降手段20がキャッピングヘッド14を昇降させているが、容器4を昇降させるようにしてもよい。
2a キャップのネジ
4 容器
4a 容器のネジ
6 デキャッパ
12 容器把持手段(グリッパ)
16 キャップ保持手段(チャック)
18 回転手段(回転用サーボモータ)
20 昇降手段
Claims (3)
- キャップが巻き締められた容器から、キャップを取り外すデキャッパのキャップ取り外し方法において、
容器の供回りを阻止した状態で、容器に巻き締められたキャップを開栓方向へ回転させるとともに、開栓方向への回転に伴うキャップの離脱速度と等しい、もしくは、それよりも遅い速度でキャップを容器から相対的に上昇させ、容器とキャップのネジの係合が外れるまで回転と上昇を継続することを特徴とするデキャッパのキャップ取り外し方法。 - 容器を把持する把持手段と、キャップを保持する保持手段と、この保持手段を回転させる回転手段とを備え、キャップを保持した保持手段をキャップの開栓方向へ回転させて、キャップが巻き締められている容器からキャップを取り外すデキャッパにおいて、
前記保持手段を前記把持手段に対して相対的に昇降させる昇降手段を備え、前記把持手段によって容器の供回りを阻止した状態で、回転手段により容器に巻き締められたキャップを開栓方向へ回転させるとともに、前記昇降手段により、開栓方向への回転に伴うキャップの離脱速度と等しい、もしくは、それよりも遅い速度でキャップを容器から相対的に上昇させてキャップを取り外すことを特徴とするデキャッパ。 - 前記保持手段は、緩衝構造を介して回転手段に連結され、前記昇降手段は、この緩衝構造を介して保持手段を昇降させることを特徴とする請求項2に記載のデキャッパ。
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JP2011140491A JP2013006614A (ja) | 2011-06-24 | 2011-06-24 | デキャッパのキャップ取り外し方法およびデキャッパ |
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2011
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