JP2013005226A - 映像信号処理装置、その制御方法、及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の入力端子から入力する映像信号を合成して複数の映像信号に基づく映像を画面分割により表示するための映像信号を出力する映像信号処理装置において、どの入力端子に映像信号を入力しても映像信号を出力できるようにする。
【解決手段】所定の基準同期信号を用いて、入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の異なる領域に表示するための映像信号を出力する映像合成部と、入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定部と、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決部と、最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを基準同期信号として前記映像合成部へ入力する基準同期信号選択部と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】所定の基準同期信号を用いて、入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の異なる領域に表示するための映像信号を出力する映像合成部と、入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定部と、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決部と、最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを基準同期信号として前記映像合成部へ入力する基準同期信号選択部と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像信号処理装置、その制御方法、及び表示装置に関する。
複数の入力端子から入力する複数の映像信号に基づく複数の映像を画面分割により表示可能な画像表示装置がある。このような画像表示装置内では、各々の映像信号を個別に伝送し、表示部に出力する段階で表示部の仕様に合わせて複数の映像信号を合成し、画面分割表示のための映像信号を生成する映像合成処理が行われる。
この映像合成処理のために使用する基準同期信号として、特定の入力端子に入力された映像信号に付随した同期信号を用いる技術が知られている。
また、特許文献1には、複数の入力信号経路のうち選択された入力信号経路から同期信号が検出されない場合、順次、入力信号経路を切り換えていき、同期信号が検出されたら入力切り換え動作を停止することが開示されている。
しかしながら、上述した従来の技術では特定の入力端子に同期信号が入力されないと、映像合成処理が行えず、他の入力端子における映像信号入力の有無によらず画面分割表示できないため、ユーザはどの入力端子に映像信号を入力すべきか意識する必要があった。また、特許文献1の技術では、複数の入力端子から周波数の異なる同期信号が入力された場合に、映像合成処理に使用する適切な同期信号が選択されない場合があった。
本発明は、複数の入力端子から入力する映像信号を合成して複数の映像信号に基づく映像を画面分割により表示するための映像信号を出力する映像信号処理装置において、どの入力端子に映像信号を入力しても映像信号を出力できるようにすることを目的とする。
本発明は、映像信号を入力する複数の映像入力部と、所定の基準同期信号を用いて、前記映像入力部から入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の前記複数の映像入力部の各々に対応する領域に表示するための映像信号を出力する映像合成部と、前記映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づき、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決部と、前記多数決部により最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを基準同期信号として前記映像合成部へ入力する基準同期信号選択部と、を備える映像信号処理装置である。
本発明は、映像信号を入力する複数の映像入力部を有する映像信号処理装置の制御方法であって、所定の基準同期信号を用いて、前記映像入力部から入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合
成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の前記複数の映像入力部の各々に対応する領域に表示するための映像信号を出力する映像合成工程と、前記映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定工程と、前記判定工程による判定結果に基づき、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決工程と、前記多数決工程により最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを前記映像合成工程において用いる基準同期信号とする基準同期信号選択工程と、を備える映像信号処理装置の制御方法である。
成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の前記複数の映像入力部の各々に対応する領域に表示するための映像信号を出力する映像合成工程と、前記映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定工程と、前記判定工程による判定結果に基づき、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決工程と、前記多数決工程により最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを前記映像合成工程において用いる基準同期信号とする基準同期信号選択工程と、を備える映像信号処理装置の制御方法である。
本発明によれば、複数の入力端子から入力する映像信号を合成して複数の映像信号に基づく映像を画面分割により表示するための映像信号を出力する映像信号処理装置において、どの入力端子に映像信号を入力しても映像信号を出力できるようになる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1に係る映像信号処理装置の構成図である。本実施例の映像信号処理装置は、映像合成処理部100と表示部112からなる。
映像入力部101〜104は、外部の映像信号発生器からの映像信号及び同期信号(A〜D)を入力する入力端子である。
図1は、本発明の実施例1に係る映像信号処理装置の構成図である。本実施例の映像信号処理装置は、映像合成処理部100と表示部112からなる。
映像入力部101〜104は、外部の映像信号発生器からの映像信号及び同期信号(A〜D)を入力する入力端子である。
入力モード判定部105〜108は、映像入力部101〜104からの映像信号の入力の有無の判定、及び、映像信号の入力が有る場合には入力する映像信号の映像信号モードの判定を行う。ここで、映像信号モードとは、映像信号に付随する同期信号の周波数(水平同期周波数、垂直同期周波数、画素クロック周波数など)による映像信号の分類である。付随する同期信号の周波数が同一である映像信号は、その映像信号モードが同一である。
入力モード多数決部109は、入力モード判定部105〜108による映像信号モードの判定結果に基づき、何れの映像信号モードが最多数であったかを判定する。判定された映像信号モードは、付随する同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数に対応する映像信号モードである。
基準同期信号選択部110は、映像入力部101〜104から入力する同期信号A〜Dのうち、入力モード多数決部109により最多数と判定された映像信号モードに対応する同期信号のいずれかを、映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。
映像合成部111は、基準同期信号選択部110により選択された同期信号を用いて、表示部112の仕様(画素数、アスペクト比など)に合わせて複数の映像信号A〜Dを合成し、合成により生成した映像信号を表示部112へ出力する。映像合成部111は、表示部112の全表示領域を縦2分割、横2分割して、4つの分割領域の各々に映像入力部101〜104のそれぞれを割り当てる。映像合成部111は、各分割領域に対応する映像入力部から入力する映像信号A〜Dに基づく映像の縮小スケーリング映像が画面内の4つの分割領域に表示されるような映像信号を生成する。映像合成部111は、映像入力部への映像信号の入力の有無によらず、常に4分割表示画面の映像信号を生成する。映像合
成部111は、映像信号が入力されていない映像入力部に対応する分割領域をブランクとする映像信号を生成する。或いは、映像合成部111は、映像信号が入力されていない映像入力部に対応する分割領域に、入力端子名を示す文字列や所定の画像を表示する映像信号を生成しても良い。
成部111は、映像信号が入力されていない映像入力部に対応する分割領域をブランクとする映像信号を生成する。或いは、映像合成部111は、映像信号が入力されていない映像入力部に対応する分割領域に、入力端子名を示す文字列や所定の画像を表示する映像信号を生成しても良い。
表示部112は、映像合成部111から入力する映像信号に基づき映像を描画する。表示部112としては、液晶モニタやCRT(Cathode Ray Tube)など、どのような表示装置を用いても良い。
本実施例の映像合成処理部100による映像合成処理に用いられる基準同期信号の選択及び出力される画面分割表示例について図2を用いて説明する。図2において、各分割領域と映像入力部との対応関係は下記のようになっている。
・左上の分割領域:映像入力部101(映像信号A、同期信号A)
・右上の分割領域:映像入力部102(映像信号B、同期信号B)
・左下の分割領域:映像入力部103(映像信号C、同期信号C)
・右下の分割領域:映像入力部104(映像信号D、同期信号D)
・左上の分割領域:映像入力部101(映像信号A、同期信号A)
・右上の分割領域:映像入力部102(映像信号B、同期信号B)
・左下の分割領域:映像入力部103(映像信号C、同期信号C)
・右下の分割領域:映像入力部104(映像信号D、同期信号D)
図2(A)は、3つの映像入力部に映像信号が入力する場合の例を示す。入力モード判定部105〜108による判定結果は次のようであったとする。
・映像入力部101:入力無し
・映像入力部102:垂直同期信号60Hz
・映像入力部103:垂直同期信号60Hz
・映像入力部104:垂直同期信号50Hz
・映像入力部101:入力無し
・映像入力部102:垂直同期信号60Hz
・映像入力部103:垂直同期信号60Hz
・映像入力部104:垂直同期信号50Hz
入力モード多数決部109は、映像信号の入力が有る3つの映像入力部のうち2つの映像入力部から入力されている「垂直同期信号60Hz」を最多の映像信号モードと判定する。
基準同期信号選択部110は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号60Hz」に対応する同期信号B又はCのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択し、映像合成部111に対し選択した同期信号を与える。
よって、表示部112には、図2(A)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号B及びCが表示される。
基準同期信号選択部110は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号60Hz」に対応する同期信号B又はCのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択し、映像合成部111に対し選択した同期信号を与える。
よって、表示部112には、図2(A)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号B及びCが表示される。
図2(B)は、4つの映像入力部に映像信号が入力する場合の例を示す。入力モード判定部105〜108による判定結果は次のようであったとする。
・映像入力部101:垂直同期信号60Hz
・映像入力部102:垂直同期信号60Hz
・映像入力部103:垂直同期信号60Hz
・映像入力部104:垂直同期信号50Hz
・映像入力部101:垂直同期信号60Hz
・映像入力部102:垂直同期信号60Hz
・映像入力部103:垂直同期信号60Hz
・映像入力部104:垂直同期信号50Hz
入力モード多数決部109は、映像信号の入力が有る4つの映像入力部のうち3つの映像入力部から入力されている「垂直同期信号60Hz」を最多の映像信号モードと判定する。
基準同期信号選択部110は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号60Hz」に対応する同期信号A,B,又はCのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択し、映像合成部111に対し選択した同期信号を与える。
よって、表示部112には、図2(B)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号A,B,及びCが表示される。
基準同期信号選択部110は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号60Hz」に対応する同期信号A,B,又はCのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択し、映像合成部111に対し選択した同期信号を与える。
よって、表示部112には、図2(B)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号A,B,及びCが表示される。
本実施例の制御によれば、映像入力部101〜104のいずれかの端子に映像信号の入
力があれば、最多数の映像信号モードに対応する同期信号が映像合成部111による映像信号処理に与えられるので、どの入力端子に映像信号を入力しても画面分割表示ができる。従って、ユーザはどの入力端子に映像信号を入力すれば良いか意識する必要がないので、利便性が高くなる。
力があれば、最多数の映像信号モードに対応する同期信号が映像合成部111による映像信号処理に与えられるので、どの入力端子に映像信号を入力しても画面分割表示ができる。従って、ユーザはどの入力端子に映像信号を入力すれば良いか意識する必要がないので、利便性が高くなる。
(実施例2)
図3は、本発明の実施例2に係る映像信号処理装置の構成図である。本実施例の映像信号処理装置は、映像合成処理部200と表示部125からなる。
図3は、本発明の実施例2に係る映像信号処理装置の構成図である。本実施例の映像信号処理装置は、映像合成処理部200と表示部125からなる。
映像入力部113〜116は、外部の映像信号発生器からの映像信号及び同期信号(A〜D)を入力する入力端子である。
入力モード判定部117〜120は、映像入力部113〜116からの映像信号の入力の有無の判定、及び、映像信号の入力が有る場合には入力する映像信号の映像信号モードの判定を行う。
入力モード多数決部121は、入力モード判定部117〜120による映像信号モードの判定結果に基づき、何れの映像信号モードが最多数であったかを判定する。
入力モード変化監視部122は、入力モード判定部117〜120による映像信号モードの判定結果に基づき、映像入力部毎に、映像信号の入力の有無の変化(「無し」から「有り」への変化)を監視する。また、入力モード変化監視部122は、映像入力部毎に、入力する映像信号の映像信号モードの変化を監視する。そして、入力モード変化監視部122は、何れの映像入力部の変化が最後に検出されたか判断する。入力モード変化監視部122は、映像信号の入力がある映像入力部のうち、入力順が最後であった映像入力部を判定している。
基準同期信号選択部123は、映像入力部113〜116から入力する同期信号A〜Dのうちから、映像合成処理の基準同期信号として用いる同期信号を選択する。
基準同期信号選択部123は、入力モード多数決部121により最多数と判定された映像信号モードが1つの場合、当該最多数と判定された映像信号モードに対応する同期信号のいずれかを基準同期信号として選択する。
基準同期信号選択部123は、入力モード多数決部121により最多数と判定された映像信号モードが複数ある場合、入力モード変化監視部122により最後に変化が検出された映像入力部から入力する同期信号を基準同期信号として選択する。
基準同期信号選択部123は、入力モード多数決部121により最多数と判定された映像信号モードが1つの場合、当該最多数と判定された映像信号モードに対応する同期信号のいずれかを基準同期信号として選択する。
基準同期信号選択部123は、入力モード多数決部121により最多数と判定された映像信号モードが複数ある場合、入力モード変化監視部122により最後に変化が検出された映像入力部から入力する同期信号を基準同期信号として選択する。
映像合成部124は、基準同期信号選択部123により選択された同期信号を用いて、表示部125の仕様に合わせて複数の映像信号A〜Dを合成し、合成により生成した映像信号を表示部125へ出力する。映像合成処理の具体的な方法は実施例1と同様である。
表示部125は、映像合成部124から入力する映像信号に基づき映像を描画する。
本実施例の映像合成処理部200による映像合成処理に用いられる基準同期信号の選択及び出力される画面分割表示例について図4を用いて説明する。図4において、各分割領域と映像入力部との対応関係は実施例1と同様である。
図4(A)は、1つの映像入力部に映像信号が入力する場合の例を示す。入力モード判定部117〜120による判定結果は次のようであったとする(状態1)。
・映像入力部113:垂直同期信号50Hz
・映像入力部114:入力無
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:入力無
・映像入力部113:垂直同期信号50Hz
・映像入力部114:入力無
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:入力無
入力モード多数決部121は、映像入力部113から入力されている「垂直同期信号50Hz」を最多の映像信号モードと判定する。
入力モード変化監視部122は、映像入力部113が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが1つなので、基準同期信号選択部123は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号50Hz」に対応する同期信号Aを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号Aを映像合成部124に与える。
よって、表示部125には図4(A)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号Aが表示される。
入力モード変化監視部122は、映像入力部113が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが1つなので、基準同期信号選択部123は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号50Hz」に対応する同期信号Aを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号Aを映像合成部124に与える。
よって、表示部125には図4(A)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号Aが表示される。
図4(B)は、状態1に続いて、映像入力部116に新たに映像信号Dが入力した状態2を示す。入力モード判定部117〜120による判定結果は次のようであったとする。・映像入力部113:垂直同期信号50Hz
・映像入力部114:入力無
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:垂直同期信号60Hz
・映像入力部114:入力無
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:垂直同期信号60Hz
入力モード多数決部121は、映像入力部113から入力されている「垂直同期信号50Hz」と映像入力部116から入力されている「垂直同期信号60Hz」の2つを最多の映像信号モードと判定する。
入力モード変化監視部122は、映像入力部116が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが複数有るので、基準同期信号選択部123は、入力順が最後である映像入力部116からから入力する同期信号Dを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号Dを映像合成部124に与える。
よって、表示部125には図4(B)が示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号Dが表示される。
入力モード変化監視部122は、映像入力部116が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが複数有るので、基準同期信号選択部123は、入力順が最後である映像入力部116からから入力する同期信号Dを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号Dを映像合成部124に与える。
よって、表示部125には図4(B)が示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号Dが表示される。
図4(C)は、状態2に続いて、映像入力部114に新たに映像信号Bが入力した状態3を示す。入力モード判定部117〜120による判定結果は次のようであったとする。・映像入力部113:垂直同期信号50Hz
・映像入力部114:垂直同期信号50Hz
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:垂直同期信号60Hz
・映像入力部114:垂直同期信号50Hz
・映像入力部115:入力無
・映像入力部116:垂直同期信号60Hz
入力モード多数決部121は、映像入力部113及び116の2つの映像入力部から入力されている「垂直同期信号50Hz」を最多の映像信号モードと判定する。
入力モード変化監視部122は、映像入力部114が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが1つなので、基準同期信号選択部123は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号50Hz」に対応する同期信号A又はBのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号を映像合成部124に出力する。
よって、表示部125には図4(C)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号A及びBが表示される。
入力モード変化監視部122は、映像入力部114が入力順が最後と判定する。
両判定結果から、最多と判定される映像信号モードが1つなので、基準同期信号選択部123は、最多の映像信号モードである「垂直同期信号50Hz」に対応する同期信号A又はBのいずれかを映像合成処理に用いる基準同期信号として選択する。基準同期信号選択部123は、選択した同期信号を映像合成部124に出力する。
よって、表示部125には図4(C)に示すように基準同期信号に対応する映像信号モードと同一の映像信号モードの映像信号A及びBが表示される。
本実施例の制御によれば、映像信号の入力有無の変化や映像信号モードの変化を映像入力部毎に監視し、入力順で最後の映像信号に付随する同期信号を映像合成処理に用いる。
入力順が最後の映像信号は、ユーザが直近に端子に接続した映像信号発生器からの映像信号と考えられるため、ユーザが最も視聴したい映像である可能性が高い。本実施例によれば、生成される画面分割表示映像には、必ず、ユーザが直近に端子に接続した映像信号発生器からの映像信号に基づく映像が含まれるので、利便性が高くなる。
入力順が最後の映像信号は、ユーザが直近に端子に接続した映像信号発生器からの映像信号と考えられるため、ユーザが最も視聴したい映像である可能性が高い。本実施例によれば、生成される画面分割表示映像には、必ず、ユーザが直近に端子に接続した映像信号発生器からの映像信号に基づく映像が含まれるので、利便性が高くなる。
なお、映像合成処理部100(又は200)と表示部112(又は125)とは一体構成されていても良いし別体構成であっても良い。一体構成されている場合、映像合成処理部100(又は200)及び表示部112(又は125)を備える画像表示装置は、複数の映像入力端子から入力する映像信号を合成して生成した映像信号に基づく映像を表示する。別体構成されている場合、映像合成処理部100(又は200)を備える映像信号処理装置は、複数の映像入力端子と、少なくとも1つの映像出力端子と、を有し、映像入力端子から入力する映像信号を合成して生成した映像信号を映像出力端子から出力する。映像出力端子と外部の画像表示装置や映像記録装置とを映像信号ケーブルで接続することにより、映像信号処理装置の出力する画面分割表示映像の表示や記録が可能になる。
101〜104:複数映像入力部、105〜108:入力モード判定部、109、121:入力モード多数決部、110、123:基準同期信号選択部、111、124:映像合成部
Claims (4)
- 映像信号を入力する複数の映像入力部と、
所定の基準同期信号を用いて、前記映像入力部から入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の前記複数の映像入力部の各々に対応する領域に表示するための映像信号を出力する映像合成部と、
前記映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づき、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決部と、
前記多数決部により最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを基準同期信号として前記映像合成部へ入力する基準同期信号選択部と、
を備える映像信号処理装置。 - 映像入力部毎に、映像信号の入力の有無の変化及び入力する映像信号に付随する同期信号の周波数の変化を監視する変化監視部をさらに有し、
前記基準同期信号選択部は、前記多数決部により最多周波数と判定される周波数が複数ある場合、当該最多周波数と判定された周波数の同期信号の代わりに、前記変化監視部により最後に変化が検出された映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号を基準同期信号として前記映像合成部へ入力する請求項1に記載の映像信号処理装置。 - 請求項1又は2に記載の映像信号処理装置と、
前記映像合成部から出力される映像信号に基づく映像を表示する表示部と、
を備える表示装置。 - 映像信号を入力する複数の映像入力部を有する映像信号処理装置の制御方法であって、
所定の基準同期信号を用いて、前記映像入力部から入力する映像信号のうち付随する同期信号の周波数が前記基準同期信号の周波数と等しい一又は複数の映像信号を合成し、当該一又は複数の映像信号に基づく一又は複数の映像を画面内の前記複数の映像入力部の各々に対応する領域に表示するための映像信号を出力する映像合成工程と、
前記映像入力部から入力する映像信号に付随する同期信号の周波数を判定する判定工程と、
前記判定工程による判定結果に基づき、同期信号の周波数が同一である映像信号の数が最も多い周波数である最多周波数を判定する多数決工程と、
前記多数決工程により最多周波数と判定された周波数の同期信号のうちのいずれかを前記映像合成工程において用いる基準同期信号とする基準同期信号選択工程と、
を有する映像信号処理装置の制御方法。
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JP2011134365A JP2013005226A (ja) | 2011-06-16 | 2011-06-16 | 映像信号処理装置、その制御方法、及び表示装置 |
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JP2015126236A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | キヤノン株式会社 | 映像同期タイミング生成装置及び映像同期タイミング生成方法 |
JP2017072644A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | キヤノン株式会社 | 表示制御装置 |
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2011
- 2011-06-16 JP JP2011134365A patent/JP2013005226A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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