JP2013002398A - 排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排ガスの圧力損失を抑制しつつ排気浄化触媒の端面全体に添加剤を噴射することができる排気浄化装置を提供する。
【解決手段】排気浄化装置は、エンジンの排気ポートに接続される排気路34と、この排気路に設けられた排気浄化用触媒と、添加剤を噴射して排気浄化用触媒に添加剤を供給するインジェクタ35と、インジェクタから噴射された添加剤が通過する添加剤通過部とを備え、添加剤通過部には、少なくとも、インジェクタの噴射孔47に対向する位置から、排気浄化用触媒に向かって旋回した螺旋状の溝部51が設けられており、インジェクタから噴射された添加剤が螺旋状の溝部に沿って旋回する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気浄化装置に関する。
自動車等に搭載されるエンジン、特にディーゼルエンジンから排出される排気ガス中には、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)や、微粒子状物質(PM:Particulate Matter)等が多く含まれている。このため、一般的には、エンジンから排出される排気ガスが通過する排気通路に、例えば、上記物質を分解(還元等)するために三元触媒などの排ガス浄化触媒や、PMを捕捉するためのパティキュレートフィルタ等を設け、排気ガスができるだけ無害化された状態で大気中に放出されるようにしている。
また、ディーゼルエンジンの内燃機関から排出される排気ガス中のNOxを浄化するために、選択還元式のNOx触媒を備えた排気浄化装置が知られている(特許文献1参照)。かかる排気浄化装置では、NOxを除去するための技術として、NOx触媒の上流側で排気通路内に還元剤を噴射し、排気ガスと還元剤とを混合させた上でNOx触媒に流入させ、排気ガス中のNOxを窒素などに分解して放出している。
国際公開第2008/111254号パンフレット(図1、請求項1〜3等)
上記構成では、還元剤拡散手段を備えることで還元剤を拡散させてNOx触媒の端面に付着させているが、排気通路を流れる排気ガスもこの還元剤拡散手段を通過することで拡散してしまう。これにより、排気通路での圧力損失が大きくなり、所望の出力を得ることができないという問題がある。なお、このような問題はNOx触媒における還元剤拡散手段に限定されず、酸化触媒等の排気浄化触媒でも生じるものである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、排ガスの圧力損失を抑制しつつ排気浄化触媒の端面全体に添加剤を噴射することができる排気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明の排気浄化装置は、エンジンの排気ポートに接続される排気路と、この排気路に設けられた排気浄化用触媒と、添加剤を噴射して前記排気浄化用触媒に添加剤を供給するインジェクタと、前記インジェクタから噴射された前記添加剤が通過する添加剤通過部とを備え、前記添加剤通過部には、少なくとも前記インジェクタの噴射孔に対向する位置から、前記排気浄化用触媒に向かって旋回した螺旋状の溝部が設けられていることを特徴とする。
本発明では、少なくとも前記インジェクタの噴射孔に対向する位置から、前記排気浄化用触媒に向かって旋回した螺旋状の溝部が設けられていることで、インジェクタから噴射された添加剤のみが螺旋状の溝部により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失が小さいので所望の出力を得ることができる。
前記溝部は、上流側から下流側に向かって漸次幅が広くなるように形成されていることが好ましい。このように構成されていることで、より旋回流を形成しやすい。
前記溝部は、上流側から下流側に向かって漸次深さが深くなっていることが好ましい。このように構成されていることで、より旋回流を形成しやすい。
前記添加剤通過部には、筒状部材が設けられ、前記溝部が前記筒状部材の内壁面に形成されていることが好ましい。このように構成されていることで、排気路自体の形状を変化させることなく溝部を形成することができる。
前記筒状部材は、前記排気路の前記インジェクタ側の内壁面に、該筒状部材の外壁面が沿うように設けられていることが好ましい。このように構成されていることで、インジェクタから噴射された添加剤が排気路と筒状部材との間に入り込むことがない。また、この場合において前記筒状部材は、前記排気路の前記インジェクタと対向する側の内壁面に、該筒状部材の外壁面が上流側から下流側に向かって漸近するように設けられていることが好ましい。このように構成されていることで、添加剤が全て筒状部材に流入され、より添加剤の旋回流を形成しやすい。
前記インジェクタが、噴射される前記添加剤にアシストエアを吹き付けて該添加剤を気体状とするアシストエア導入部を有することが好ましい。このように構成されていることで、添加剤が液体であったとしても、気体状とすることができ、溝部により旋回流を形成することが可能である。
本発明の排気浄化装置によれば、排ガスの圧力損失を抑制しつつ排気浄化触媒の端面全体に添加剤を噴射することができる。
排気浄化装置の概略構成を示す模式図である。 第1実施形態の排気浄化装置の要部を示す断面図である。 排気浄化装置の要部での添加剤の噴射状態を説明する断面図である。 第2実施形態の排気浄化装置の要部を示す断面図である。 第3実施形態の排気浄化装置の要部を示す断面図である。 第4実施形態にかかる筒状部材を示す断面図である。 第5実施形態にかかる筒状部材を示す断面図である。 第6実施形態の排気浄化装置の要部を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る排気浄化装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、排気浄化装置10は、複数の排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとを有し、これら複数の排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとは、車両に搭載される多気筒ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)11の排気管(排気通路)12に設けられている。
エンジン11は、シリンダヘッド13とシリンダブロック14とを有し、シリンダブロック14の各シリンダボア15内には、ピストン16が往復移動自在に収容されている。そして、このピストン16とシリンダボア15とシリンダヘッド13とで燃焼室17が形成されている。なお、ピストン16は、コンロッド18を介してクランクシャフト19に接続されており、ピストン16の往復運動によってクランクシャフト19が回転するようになっている。
またシリンダヘッド13には吸気ポート20が形成され、この吸気ポート20には吸気マニホールド21を含む吸気管(吸気通路)22が接続されている。また、吸気ポート20には、吸気弁23が設けられておりこの吸気弁23によって吸気ポート20が開閉されるようになっている。また、シリンダヘッド13には、排気ポート24が形成され、この排気ポート24には、排気ポート25を含む排気管(排気通路)12が接続されている。なお、排気ポート24には排気弁26が設けられており、吸気ポート20と同様に、排気ポート24はこの排気弁26によって開閉されるようになっている。そして、これら吸気管22及び排気管12の途中には、ターボチャージャ27が設けられ、排気管12のターボチャージャ27の下流側には、排気浄化装置10を構成する排気浄化用触媒及び排気浄化用フィルタが介装されている。
ターボチャージャ27は、図示しないタービンと、このタービンに連結されたコンプレッサとを有し、エンジン11からターボチャージャ27内に排気ガスが流れ込むと、排気ガスの流れによってタービンが回転し、このタービンの回転に伴ってコンプレッサが回転して吸気管22の一部である吸気管28からターボチャージャ27内に空気を吸い込んで加圧するようになっている。そして、ターボチャージャ27で加圧された空気は、吸気管22の一部である吸気管29を介してエンジン11の各吸気ポート20に供給される。
なお、シリンダヘッド13には、各気筒の燃焼室17内に燃料を直噴射する電子制御式の燃料噴射弁30が設けられており、この燃料噴射弁30には、図示しないコモンレールから所定の燃圧に制御された高圧燃料が供給されるようになっている。
本実施形態では、ターボチャージャ27の下流側の排気管12に、排気浄化用触媒であるディーゼル酸化触媒(以下、単に酸化触媒と称する)31及びNOxトラップ触媒32と、排気浄化用フィルタであるディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter:以下、DPFと称する)33とが上流側から順に配されている。また、ターボチャージャ27と酸化触媒31との間の排気管12の一部を構成する排気路34には、添加剤(還元剤)である燃料(軽油)を排気路34内に噴射するインジェクタ35が添加剤噴射部36を介して設けられている。
酸化触媒31は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造の担体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属が担持されてなる。酸化触媒31では、排気ガスが流入すると、排気ガス中の一酸化窒素(NO)が酸化されて二酸化窒素(NO)が生成される。また、酸化触媒31における酸化反応が起こるには、酸化触媒31が所定温度以上に加熱されている必要があるため、酸化触媒31は可及的にエンジン11に近い位置に配されていることが好ましい。酸化触媒31がエンジン11の熱によって加熱され、エンジン始動時等であっても、比較的短時間で酸化触媒31を所定温度以上に加熱することができるからである。
NOxトラップ触媒32は、例えば、酸化アルミニウム(AL)からなるハニカム構造の担体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属が担持されると共に、吸蔵剤としてバリウム(Ba)等のアルカリ金属、あるいはアルカリ土類金属が担持されてなる。そして、NOxトラップ触媒32では、酸化雰囲気においてNOx、すなわち、酸化触媒31で生成されたNO、また酸化触媒31で酸化されずに排気ガス中に残存するNOを一旦吸蔵し、例えば、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を含む還元雰囲気中において、NOxを放出して窒素(N)等に還元する。
また酸化触媒31で生成されたNOの多くはNOxトラップ触媒32によって吸着・分解(還元)され、吸着・分解されなかった残りのNOはDPF33での反応により浄化されるようになっている。
通常、エンジン11から排出される排気ガスの大部分はNOが占めておりHCの量は極めて少ないため、NOxトラップ触媒32内が酸化雰囲気となり、NOxトラップ触媒32ではNOxが吸着されるのみで吸着されたNOxが分解(還元)されることはない。このため、NOxトラップ触媒32に所定量のNOxが吸着されると、ターボチャージャ27と酸化触媒31との間の排気路34に固定されたインジェクタ35から添加剤である燃料(軽油)が噴射されるようになっている。これにより、燃料が混合された排気ガスが酸化触媒31を通過してNOxトラップ触媒32に供給され、NOxトラップ触媒32内が還元雰囲気となり、吸着されたNOxが分解(還元)される。なおNOxトラップ触媒32は、窒素酸化物(NOx)と同様に硫黄酸化物(SOx)も吸蔵すると共に分解(還元)している。
DPF33は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造のフィルタであり、DPF33内には、例えば、上流側端部が開放され下流側端部が閉塞された排気ガス通路37と下流側端部が開放され上流側端部が閉塞された排気ガス通路38とが交互に配列されている。そして、排気ガスは、まず上流側端部が開放された排気ガス通路37に流入し、隣接する排気ガス通路37との間に設けられた多孔質の壁面から下流側端部が開放された排気ガス通路38に流入して下流側に流出し、この過程において排気ガス中の微粒子状物質(PM)が、壁面に衝突したり吸着されたりして捕捉される。
捕捉されたPMは、排気ガス中のNOによって酸化(燃焼)されCOとして排出される。すなわち、DPF33では、排気ガスを浄化して、PMなどの排出量を大幅に低減できるようになっている。また、PMが燃焼されることで、DPF33の性能がある程度再生される。
通常は、上述したようにNOxはNOxトラップ触媒32で吸着されるため、DPF33に供給される排気ガス中のNOの量は少なく、DPF33にはPMが徐々に堆積されていく。そして、DPF33に所定量のPMが堆積すると、排気路34に固定されているインジェクタ35から所定量の燃料が噴射されるようになっている。
この場合に、インジェクタからの燃料は、本実施形態では後述するように幅広部に設けられた螺旋状の溝部により旋回流を形成し、これにより拡散される。上述したように排気ガスに燃料が拡散した状態で混合され、NOxトラップ触媒32にまんべんなく付着し吸着されたNOxが十分に還元される。排気ガスに含まれているNOx(NO)はNOxトラップ触媒32で吸着されずにDPF33に供給される。これにより、DPF33におけるPMの燃焼が促進されるようになっている。
なお、これら酸化触媒31、NOxトラップ触媒32及びDPF33の上流側近傍及びDPF33の下流側近傍には、それぞれ排気温センサ39が設けられており、これら複数の排気温センサ39によって、酸化触媒31、NOxトラップ触媒32及びDPF33に流入する排気ガスの温度と、酸化触媒31、NOxトラップ触媒32及びDPF33から排出される排気ガスの温度を検出している。さらに、酸化触媒31及びDPF33の上流側近傍には、排気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサ40が設けられている。また、車両には、図示しないが電子制御ユニット(ECU)が設けられており、このECUには、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が備えられている。そして、このECUが、上記各センサからの情報に基づいて、エンジン11及び排気浄化装置10の総合的な制御を行っている。
図2は、本実施形態に係る排気浄化装置の要部を示す拡大断面図である。排気管12の一部である排気路34は、図2中図示しないターボチャージャに接続する中空の上流側部材41と、上流側部材41に接続されている触媒保持部材42とから構成されている。触媒保持部材42には、固定部材43を介して酸化触媒31が設けられている。
上流側部材41について詳細に説明する。上流側部材41は、ターボチャージャ側の一端である流入口44が図2中上向きに開口し、酸化触媒31側の他端の流出口45は図2中下向きに開口している。
排ガスが流入する流入口44は、触媒保持部材42と径が同一となるように形成された排ガスが流出する流出口45よりも内径が狭い。即ち、上流側部材41は、排ガスが流入する流入口44と、流入口44と内径が略同一である流入部と、流入部に接続され、下流側に向かって徐々に内径が広がる幅広部46とからなる。幅広部46の流入口44とは逆側の端部である流出口45は、触媒保持部材42と径が略同一となるように構成されている。
また、上流側部材41には、流入口44と内径が略同一である流入部に添加剤噴射部36が連通(開口)して設けられている。本実施形態では、添加剤噴射部36は排気路34を構成する幅広部46に連通している。本実施形態では、この添加剤噴射部36と幅広部46とから燃料通過部(添加剤通過部)50が構成されている。
添加剤噴射部36にはインジェクタ35が設けられている。インジェクタ35を添加剤噴射部36を介して設けることで、インジェクタ35が直接高温の排気ガスの主流に接触することを防止できる。インジェクタ35は、噴射孔47から添加剤としての燃料(軽油)を噴射する。本実施形態では、インジェクタ35には、アシストエアを導入するためのアシストエア導入部48が設けられており、これによりインジェクタ35は噴射孔47から燃料を噴射すると同時にアシストエアを噴射することができ、液状の添加剤である燃料を気化させることができる。即ち、本実施形態のインジェクタ35はエアアシスト付インジェクタである。
インジェクタ35から噴射された燃料は、添加剤噴射部36を通過する。そして、流入口44から流入した排気ガスの主流とインジェクタ35から噴射され添加剤噴射部36を通過した燃料とは、上流側部材41の幅広部46で混合される。つまり、燃料は燃料通過部50を通過し、酸化触媒31に接触する。本実施形態では、後述するように燃料は拡散されて酸化触媒31の上流側の端面全面に接触することができる。
ここで、本実施形態では、幅広部46の内壁には、一つの螺旋状の溝部51が形成されている。溝部51は、その始点が幅広部46の内壁面のうち、インジェクタ35の噴出孔に対向する位置を始点として設けられている。溝部51は、この始点から、幅広部46の内壁面に沿って下流側に向かって螺旋状となるように形成されて、幅広部46の内径が漸次拡大している部分の端部とこの螺旋状の溝部51とが交差する位置を終点としている。即ち、溝部51は、この始点と終点との間を内壁面全体に亘って螺旋状となるように形成されている。
本実施形態では、この螺旋状の溝部51により、噴射された燃料は、図3に示すように溝に沿って旋回し、溝部51を通過すると排気路内で旋回流Rを形成する。このように燃料が旋回流Rを形成することで、燃料が十分に拡散し、酸化触媒31の端面全面に燃料が接触することができる。
さらに、幅広部46の内壁に螺旋状の溝部51が形成されていることで、排ガス流れ自体を旋回させることがなく、圧力損失が小さい。即ち、このように幅広部46の内壁に螺旋状の溝部51が形成されていることで、インジェクタ35から噴射された燃料のみが螺旋状の溝部により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路34を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失を抑制することができるので所望の出力を得ることができる。
次に、第2実施形態について説明する。
図4に示すように、第2実施形態では、螺旋状の溝部61が筒状部材62の内壁面に設けられている点が第1実施形態とは異なる。第2実施形態の排気路34は、内径が略一定であるストレート状の排気管となっている。なお、本実施形態では省略したが、上流側部材と触媒保持部材とは第1実施形態と同様に別体である。
排気路34には、筒状部材62が設置されている。筒状部材62は、中空部63を有しており、中空部63は、上流側(インジェクタ35側)から下流側(酸化触媒31側)に向けて漸次内径が広くなるように構成されている。そして、この中空部63の内径の変化に合わせて筒状部材62の外形も上流側から下流側に向かって漸次外径が大きくなるように構成されている。即ち、筒状部材62は中空部を備えた円錐台状の形状である。
筒状部材62は、フランジ部64を備え、このフランジ部64は排気路34に設けられた開口65に嵌合し、排気路34の排気路側フランジ部66に図示しない固定部材により固定されて排気路34に設けられている。
この筒状部材62が設けられた位置は、筒状部材62がなければインジェクタ35から噴射された燃料が通過する燃料通過部に設けられている。従って、噴射された燃料は添加剤噴射部36を通過後、排気路34の一部を通過して筒状部材62の中空部63を通過する。即ち、本実施形態では、添加剤噴射部36と筒状部材62と排気路34の一部により燃料通過部が構成されている。
そして、この筒状部材62の内壁全面に一つの螺旋状の溝部61が設けられている。このように、本実施形態では、排気路34そのものに溝部を設けるのではなく、溝部61を設けた筒状部材62を別体として設けることで、排気路34自体に加工を施すことなく簡易に溝部61を形成することができる。
螺旋状の溝部61は、筒状部材62の上流側の内壁面端部に始点が形成され、かつ下流側の内壁面端部に終点が形成されている。筒状部材62は、溝部61の始点がインジェクタ35の噴射孔と対向するように設けられている。即ち、インジェクタ35から噴射された燃料は、筒状部材62の溝部61の始点に到達する。そして、燃料は溝部61に沿って旋回することで旋回流を形成し、これにより、実施形態1と同様に酸化触媒31の端面全面に燃料が接触することができる。
このように、本実施形態においても、インジェクタ35から噴射された燃料のみが螺旋状の溝部61により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路34を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、排気の圧力損失を抑制できるので所望の出力を得ることができる。
本発明の第3の実施形態について説明する。
図5に示すように、第3の実施形態では、筒状部材71が添加剤噴射部36内に設けられている点が第2実施形態とは異なる。本実施形態では、筒状部材71は、第2実施形態における筒状部材62(図4参照)と同一の構成を有している。即ち、筒状部材71の中空部72には螺旋状の溝部73が形成されている。溝部73は、その始点は筒状部材71の内壁面端部のインジェクタ35側に設けられ、かつその終点は筒状部材71の内壁面端部の排気路34側に設けられている。
また、筒状部材71は、排気路34にフランジ部74を有している。このフランジ部74が添加剤噴射部36内部に延設された排気路側延設部75と接合されて筒状部材71は添加剤噴射部36内に固定されている。この場合に、筒状部材71の溝部73の始点がインジェクタ35の噴射孔47に対向するように、筒状部材71を固定し設けている。
このように構成された本実施形態では、インジェクタ35から噴射された燃料は、筒状部材71の溝部73に沿って旋回することで、筒状部材71を通過した後でも旋回流を形成し、拡散しやすい。特に、添加剤噴射部36に筒状部材71を設けることで、噴射されてすぐに溝部73に接触して旋回を開始でき、より大きな旋回を形成しやすく、これにより酸化触媒31の端面全面に燃料が接触することが可能である。かつ、添加剤噴射部36に筒状部材71を設けることで、排気路34の形状に与える影響を最小限とすることができる。
このように、本実施形態においても、インジェクタ35から噴射された燃料のみが螺旋状の溝部73により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路34を直進することができる。これにより還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失が小さいので所望の出力を得ることができる。
本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、図6に示すように螺旋状の溝部81が、始点から終点に向かって溝部81のピッチが広くなるように筒状部材82の内壁に形成されている点が実施形態2、3とは異なる。なお、図6において排気路等は省略されているが、実施形態2、3と同様に添加剤噴射領域において溝部の始点がインジェクタの噴射孔と対向するように設置されていればよい。
筒状部材82の溝部81は、実施形態2、3の筒状部材と同様に、始点がインジェクタ側(内径が狭い開口側)に形成されると共に終点が酸化触媒側(内径の広い開口側)に設けられている。そして、この溝部81の幅は、始点から終点に向かって漸次広くなるように形成されている。即ち、図6に示すように、始点側の溝部81の幅Wは、終点側の溝部81の幅Wよりも狭い。
本実施形態では、このように溝部81の幅が始点から終点に向かって広くなっていることにより、他の実施形態よりも旋回流が発生しやすい。即ち、噴射された燃料は溝部81に沿って旋回していると気化されて体積が膨張するが、本実施形態のように溝部81の幅が始点から終点に向かって広くなるように構成することで、溝部81の体積が増えて溝部81から燃料がはみ出すことがない。その結果、旋回流が発生しやすく、より酸化触媒の端面全面に燃料が接触しやすい。
従って、本実施形態の筒状部材82を用いた場合においても、インジェクタから噴射された燃料のみが螺旋状の溝部81により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失が小さいので所望の出力を得ることができる。
本発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態では、図7に示すように筒状部材85に螺旋状の溝部86の深さが始点から終点に向かってより深くなるように形成されている点が実施形態2、3とは異なる。なお、図7において排気路等は省略されているが、実施形態2、3と同様に添加剤噴射領域において溝部の始点がインジェクタと対向するように設置されていればよい。
筒状部材85の溝部86は、実施形態2、3の筒状部材と同様に、始点がインジェクタ側(内径が狭い開口側)に形成されると共に終点が酸化触媒側(内径の広い開口側)に設けられている。そして、この溝部86の深さは、始点から終点に向かって漸次深くなるように形成されている。
本実施形態では、このように溝部86の深さが始点から終点に向かって深くなっていることにより、他の実施形態よりも旋回流が発生しやすい。即ち、噴射された燃料は溝部86に沿って旋回していると気化されて体積が膨張するが、本実施形態のように溝部86の深さが始点から終点に向かって深くなるように(始点での溝部の深さH<終点での溝部の深さH)構成することで、溝部86の体積が増えて燃料が溝部86からはみ出すことがない。その結果、旋回流が発生しやすく、より酸化触媒の端面全面に燃料が接触しやすい。
従って、本実施形態の筒状部材85を用いた場合においても、インジェクタから噴射された燃料のみが螺旋状の溝部86により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失が小さいので所望の出力を得ることができる。
特に第4、第5の実施形態では、溝部81、86の体積を上流側から下流側へ向けて増大させることで、より旋回流を形成しやすく構成しているため好ましいものである。
本発明の第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態では、第2の実施形態とは、筒状部材91が偏心している点が異なっている。即ち、筒状部材91の中心線(筒状部材91の深さ方向に一致する)Lが、排気路34の上流から下流側に向かって排気路34のインジェクタ35に対向する面に対して漸次近接するように筒状部材91は構成されている。筒状部材91は、本実施形態では、設置時に筒状部材91と排気路34のインジェクタ35側の面との間がなるべく離間しないように構成されている。この場合の筒状部材91は、断面視(図8中)においてインジェクタ35側の壁面は排気路34に平行であり、かつ、対向する壁面はインジェクタ側へ傾斜するように構成された円錐台状である。このような筒状部材91は、上述した各実施形態と同様に螺旋状の溝部92が中空部93の内壁面に形成されている。
このように筒状部材91が一方向に偏るように構成されていることで、即ち、筒状部材91の中心線Lが排気路に対して一方向に傾いていることで、インジェクタ35から噴射された燃料は、実施形態2の場合よりも本実施形態の筒状部材91が始点とインジェクタ35の噴射孔との距離が短くすることができ、燃料は実施形態2と比較して早く筒状部材91内に導入される。このように構成されていることで、筒状部材91の始点に噴射された燃料が到達できないことを抑制することができる。これにより、燃料がより旋回流を形成しやすく、燃料の分散性が向上する。
また、インジェクタ35側の筒状部材91と排気路34との間の距離が短いために、インジェクタ35から噴射された燃料が筒状部材91と排気路34との間に回り込むことがなく、インジェクタ35から噴射された燃料でより効率よく旋回流を形成することが可能である。
従って、本実施形態においても、インジェクタ35から噴射された燃料のみが螺旋状の溝部92により旋回して旋回流を形成することができ、かつ、排ガス自体は排気路を直進することができる。これにより、還元作用を十分に得ることができると共に、圧力損失が小さいので所望の出力を得ることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
実施形態2〜6では筒状部材に溝部を設けたが、これに限定されない。実施形態2〜6にあるようなストレート状の排気路34であっても第1実施形態と同様に排気路34自体に溝部を設けても良い。また、実施形態1に示す排気路34の溝部51が設けられている幅広部に筒状部材を嵌め込んでも良い。
筒状部材の形状は限定されない。その内壁面に螺旋状の溝部を形成することができれば筒状部材の形状は中空部を有する直方体でもよい。
各実施形態における溝部については、少なくともインジェクタ35の噴射孔に対向する位置に溝部が設けられていれば、この位置を始点としていなくてもよい。例えば、このインジェクタ35の噴射孔に対向する位置を通過すれば、溝部の始点はより上流から始まっていても良い。
また、上述した実施形態ではエアアシスト付インジェクタを用いて説明したが、添加剤として気化されたものを噴射する場合には、エアアシスト付ではないインジェクタを用いてもよい。
上述した実施形態では、筒状部材71は、フランジ部74により添加剤噴射部36に固定されているが、これに限定されない。例えば排気路側延設部75や添加剤噴射部36に溶接により直接固定されていてもよい。
また、上述の実施形態3では、排気浄化装置10として、排気管12に、排気浄化用触媒である酸化触媒31及びNOxトラップ触媒32と、排気浄化用フィルタであるDPF33とを、上流側から酸化触媒31、NOxトラップ触媒32、DPF33の順で配置した例を挙げたが、これら排気浄化用触媒及び排気浄化用フィルタの配置及び種類は特に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、NOxを分解(還元)する排気浄化用触媒として、燃料(軽油)を還元剤としてNOxを分解(還元)するNOxトラップ触媒を例示したが、これに限定されず、例えば、排気ガス中のNOxを選択的に触媒に吸着させ、還元剤としてアンモニアあるいは尿素をインジェクタから噴射してNOxを分解(還元)する、いわゆるSCR(Selective Catalytic Reduction)等であってもよい。
なお、本実施形態では、酸化触媒31に燃料を供給するシステムに本発明を適用したが、排気管に備えたNOxトラップ触媒に燃料を供給するシステムにも本発明を適用することができる。この場合、NOxトラップ触媒の上流側の排気管に設置した燃料噴射弁から、NOxトラップ触媒に燃料を適切に流入させることができ、NOxトラップ触媒に吸蔵されたNOxやSOxを効率よく還元除去することができる。また、燃料以外にも、尿素水(還元剤)や他の添加剤を排気管内に噴射供給するシステムにも本発明を適用することができる。
本発明は、排気ガスからNOx等の物質を除去(削除)する排気浄化装置を利用するもの、例えば自動車製造分野で利用することができる。
10 排気浄化装置
11 エンジン
12 排気管
27 ターボチャージャ
31 酸化触媒
32 NOxトラップ触媒
34 排気路
35 インジェクタ
36 添加剤噴射部
41 上流側部材
42 触媒保持部材
43 固定部材
44 流入口
45 流出口
47 噴射孔
51 溝部

Claims (7)

  1. エンジンの排気ポートに接続される排気路と、この排気路に設けられた排気浄化用触媒と、添加剤を噴射して前記排気浄化用触媒に添加剤を供給するインジェクタと、前記インジェクタから噴射された前記添加剤が通過する添加剤通過部とを備え、
    前記添加剤通過部には、少なくとも前記インジェクタの噴射孔に対向する位置から、前記排気浄化用触媒に向かって旋回した螺旋状の溝部が設けられていることを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記溝部は、上流側から下流側に向かって漸次幅が広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 前記溝部は、上流側から下流側に向かって漸次深さが深くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記添加剤通過部には、筒状部材が設けられ、前記溝部が前記筒状部材の内壁面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  5. 前記筒状部材は、前記排気路の前記インジェクタ側の内壁面に、該筒状部材の外壁面が沿うように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の排気浄化装置。
  6. 前記筒状部材は、前記排気路の前記インジェクタと対向する側の内壁面に、該筒状部材の外壁面が上流側から下流側に向かって漸近するように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の排気浄化装置。
  7. 前記インジェクタが、噴射される前記添加剤にアシストエアを吹き付けて該添加剤を気体状とするアシストエア導入部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
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