JP2013000443A - 便座ヒータ - Google Patents
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Abstract
【課題】既設の座椅子タイプの便器の便座に装着することができ、快適に使用することができる便座ヒータを提供することである。
【解決手段】座椅子タイプの便器の便座1に沿って配置される便座ヒータ2である。便座ヒータ2は、横断面が略C字形状の筐体3と、面形状のヒータ部材6と、裏カバー7を有する。筐体3の内部には、ヒータ部材6が配置される。さらに筐体3の内部に裏カバー7が装着される。そのため、ヒータ部材6は筐体3と裏カバー7によって挟持される。筐体3には、開口縁4,5が設けられており、筐体3を弾性変形させることにより開口縁4,5の間隔を拡げ、便座ヒータ2を便座1に装着する。
【選択図】図3
【解決手段】座椅子タイプの便器の便座1に沿って配置される便座ヒータ2である。便座ヒータ2は、横断面が略C字形状の筐体3と、面形状のヒータ部材6と、裏カバー7を有する。筐体3の内部には、ヒータ部材6が配置される。さらに筐体3の内部に裏カバー7が装着される。そのため、ヒータ部材6は筐体3と裏カバー7によって挟持される。筐体3には、開口縁4,5が設けられており、筐体3を弾性変形させることにより開口縁4,5の間隔を拡げ、便座ヒータ2を便座1に装着する。
【選択図】図3
Description
本発明は、既設の座椅子タイプの便器の便座に装着することができる便座ヒータに関する。
昨今の座椅子タイプの便器は、電気ヒータを備えた製品が主流を占め、便座の温度を体温に近い温度に設定することができ、非常に快適に用を足すことができる。しかし、電気ヒータが損傷したり、便座の裏面が熱により変色した場合、便座全体を取り替える必要があった。
そこで、既設の便器に装着することができる便座用暖房装置が発案され、このような便座用暖房装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている便座用暖房装置は、便座上に発熱体を載置し、便座と発熱体とを固定用テープで一体的に固定する構成を有している。
特許文献1に開示されている便座用暖房装置では、発熱体が直に人の足や臀部に密着する。そのため、発熱体の温度調整を微妙に調整しなければ、加熱が不足したり、逆に加熱しすぎると、利用者が不快な思いをすることとなる。また、特許文献1に開示されている便座用暖房装置では、発熱体を便座に対して固定用テープで固定するので、固定用テープが人の足や臀部に密着し、足や臀部に固定用テープの形がついてしまう。
そこで本発明は、既設の座椅子タイプの便器の便座に装着することができ、快適に使用することができる便座ヒータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、座椅子タイプの便器の便座に装着する便座ヒータであって、弾性変形可能に構成された熱伝導性を有する筐体と、ヒータ部材とを有し、前記筐体は、便座の上面側を覆うと共に弾性により便座の下面に係合して便座に対して装着可能であり、前記ヒータ部材は、筐体と便座の間に配置されることを特徴とする便座ヒータである。
請求項1の発明では弾性変形可能に構成された熱伝導性を有する筐体が、便座の上面側を覆うと共に便座の下面に係合して便座に対して弾性により装着可能である。そして便座と筐体の間にはヒータ部材が配置されるので、ヒータ部材によって筐体は加熱可能である。よって、筐体を昇温させることができる。また、便座に装着された筐体は、弾性変形させることによって便座から取り外すことができる。よって、ヒータ部材や筐体のメンテナンスを容易に実施することができる。さらに、請求項1の発明では、ヒータ部材が人の足や臀部に直に触れることがなく、安全である。
本発明の便座ヒータは、既設の便座に対して着脱可能である。よって、便器或いは便座を改造する、又は、取り替えることなく便座を快適な温度に設定することができる。また、本発明の便座ヒータは便座に対して弾性により装着しているために容易に取り外しでき、メンテナンスも容易である。さらに、ヒータ部材が直に人に触れることがなく、安全である。
以下では、本発明の便座ヒータの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本発明が制限して理解されるべきではない。
便座1は、図1(a)に示すように平面視で略C字形状を呈している。便座1の横断面は、図1(b)に示すように扁平な略四角形形状を呈している。すなわち便座1は、上面1a、側面1b,1c、下面1dを有する。
図1(a),(b)に示す便座1に装着する本発明の便座ヒータ2は、図2(a)に示すような構成を有している。すなわち、便座ヒータ2は、筐体3,ヒータ部材6,裏カバー7を備えている。
以下、便座ヒータ2の構成を順に説明する。
筐体3は、横断面が略C字形状を呈する薄板状の部材である。筐体3の厚みは、例えば0.5〜1.5mm程度である。また、筐体3は、図1(a)に示す便座1の二点鎖線Bで示す部位から先端部8に至る長さを有しており、便座1における二点鎖線Bで示す部位から先端部8までを覆うことができる。すなわち図1(a)に破線で示すように、筐体3は平面視して円弧形状を呈しており、便座1に沿っている。また筐体3は、図2(a)に示すように断面視して下方が開口しており、開口縁4,5を有している。
筐体3は、PMMA(ポリメチルメタアクリレート樹脂)やPP(ポリプロピレン)等の対薬品性に優れた素材で、射出成形や真空成形によって構成されている。筐体3は、便座1の左右の部位に各々装着される。すなわち、筐体3は、左右対称形状に2種類製造される。図1(a)では、そのうちの右側部分のみを破線で仮想的に示している。
ヒータ部材6は面形状を呈しており、筐体3の内側(裏面)に密着するように配置される。ヒータ部材6としては、薄くて柔軟性を有するマイクロチューニングヒータや、カーボンヒータ、シリコンラバーヒータ等を採用するのが好ましい。
また、ヒータ部材6の電源としては、一般家庭用の商用電源や電池を採用することができる。商用電源を採用する場合には、図示しない電気配線によってヒータ部材6と商用電源(図示せず)とが接続される。また、人体感知センサを設けるか、もしくは有線式又は無線式の操作装置により、ヒータ部材6への電力の供給のON/OFFや電力の供給量の増減を加減することができる。
最後に裏カバー7は、ヒータ部材6を筐体3に固定する部材である。すなわち裏カバー7は、筐体3の内側(裏面側)に固定することができる平板状の部材である。裏カバー7を筐体3に装着する際には、筐体3の開口縁4,5の間隔を広げる。その結果、開口縁4,5の間に裏カバー7を通過させることができ、さらに開口縁4,5を元の位置に戻すと、裏カバー7は筐体3の内部で挟持される。また、図示していないが、筐体3の内側に、複数の突起を設けておき、裏カバー7の縁をこれらの突起に係合させることにより、裏カバー7を筐体3の内側に固定することも可能である。そして、筐体3と裏カバー7によって、内部空間10が形成される。
裏カバー7は、耐水性,絶縁性,断熱性,及びクッション性を有する素材で形成されている。裏カバー7は単一の素材で構成してもよいが、複数の素材を積層した構造であっても差し支えない。そして、ウレタン等の断熱性を有する素材で断熱層を形成することも可能である。
前述のヒータ部材6は、裏カバー7によって筐体3の内面(裏面)に密着するように固定される。そして、ヒータ部材6の熱は、断熱性を有する裏カバー7よりも、熱伝導性が良好の筐体3側へ優先的に伝達され、筐体3が昇温する。筐体3の上面は、座面部9(図3)を構成し、人の足や臀部が直に触れる部位である。
以上説明した構成を有する便座ヒータ2が、便座1に装着される。その際、筐体3の開口縁4,5の間隔を筐体3の弾性力に抗して拡げ、内部空間10に便座1を収容する。その結果、図3に示す状態となる。すなわち、間隔が拡がった開口縁4,5の間を便座1が通過し、その後筐体3の弾性によって開口縁4,5の間隔が元に戻り、開口縁4,5が便座1の下面1dに係合し、便座ヒータ2は便座1に安定して固定される。
図3に示す状態では、便座1の上面が裏カバー7の下面と密着し、便座1の側面1b、1cの一部又は全部が筐体3の側部内面に当接し、便座1の下面の両端に開口縁4,5が係合している。この状態でヒータ部材6の電源を投入すると、ヒータ部材6の熱は、裏カバー7によって遮断されて便座1側へは伝達されにくく、筐体3の上面側(座面部9)へ優先的に伝達される。よって、効率よく座面部9を昇温させることができる。
尚、この場合、筐体3は座面部9を形成する材質を熱伝導性が良好なものとし、開口縁4,5を形成する材質を弾性が大なるものとして同時成形、二色成形等により形成しても良い。
また、便座1又は便座ヒータ2を清掃等のメンテナンスする際には、筐体3の開口縁4,5の間隔を拡げ、便座1から便座ヒータ2を容易に取り外すことができる。
1 便座
2 便座ヒータ
3 筐体
4 筐体の開口縁
5 筐体の開口縁
6 ヒータ部材
7 裏カバー
9 座面部
2 便座ヒータ
3 筐体
4 筐体の開口縁
5 筐体の開口縁
6 ヒータ部材
7 裏カバー
9 座面部
Claims (1)
- 座椅子タイプの便器の便座に装着する便座ヒータであって、
弾性変形可能に構成された熱伝導性を有する筐体と、ヒータ部材とを有し、
前記筐体は、便座の上面側を覆うと共に便座の下面に弾性により係合して便座に対して装着可能であり、
前記ヒータ部材は、筐体と便座の間に配置されることを特徴とする便座ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136230A JP2013000443A (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 便座ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136230A JP2013000443A (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 便座ヒータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013000443A true JP2013000443A (ja) | 2013-01-07 |
Family
ID=47669643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011136230A Withdrawn JP2013000443A (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 便座ヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013000443A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104257319A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 暖式坐便装置 |
CN104257320A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 暖式马桶系统 |
CN104257321A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 马桶座圈加热装置 |
-
2011
- 2011-06-20 JP JP2011136230A patent/JP2013000443A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104257319A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 暖式坐便装置 |
CN104257320A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 暖式马桶系统 |
CN104257321A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-01-07 | 卢秋华 | 马桶座圈加热装置 |
CN104257320B (zh) * | 2014-10-22 | 2017-02-01 | 卢秋华 | 暖式马桶系统 |
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Legal Events
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