JP2012533466A - 漁船および漁獲方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、船首と、船首の反対側の船尾と、船底とを有する多胴型漁船に関するものである。この船は、組み合わせて作動可能に接続された一対の離間したポンツーンを備える。船は、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、船の船首近くの第1のゲートを備える。船は、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、船の船尾近くの第2のゲートを備える。船は、船の船底の近くで、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された第3のゲートを備える。第1のゲートと、第2のゲートと、第3のゲートと、一対のポンツーンとにより、魚を捕獲するためのエンクロージャを形成する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、船に関するものである。特に、本発明は、漁船およびそれを用いた漁獲方法に関する。本明細書に記載の漁船および方法は、網なし漁、あるいは浮き魚漁と呼んでもよい。
関連出願の相互参照
本出願は、2009年7月20日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願番号61/271,223の利益を主張するものである。その優先権を主張し、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、2009年7月20日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願番号61/271,223の利益を主張するものである。その優先権を主張し、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。
魚を捕獲するための多くのさまざまな種類の漁船およびシステムがある。しかしながら、一部の用途では、改良された漁船およびそれを用いた漁獲方法が必要である。
本発明の目的は、改良された漁船およびそれを用いた漁獲方法を提供することである。
そこで、船首と、船首と反対側の船尾と、船底とを有する多胴型漁船を提供する。この船は、作動可能に接続された一対の離間したポンツーンを備える。船は、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、船の船首近くの第1のゲートを備える。船は、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、船の船尾近くの第2のゲートを備える。船は、船の船底の近くで、一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された第3のゲートを備える。第1のゲートと、第2のゲートと、第3のゲートと、一対のポンツーンとにより、魚を捕獲するためのエンクロージャを形成する。
さらに、漁獲用の漁船を提供する。この船は、船体内部と、この船体内部および周囲の水に連通する開口部とを有する中空の船体を備える。船は、上記開口部に隣接するゲートを備える。このゲートは、開くことで、船体に少なくとも部分的に水が進入することを可能にするように構成されている。これにより、船はより多く沈水するようになる。船は、船体内部に魚を引き寄せる手段を備える。上記ゲートは、選択的に閉じて、上記魚を捕獲するように構成されている。
さらに、双胴型漁船のための漁獲方法を提供する。船は、船首と、船首の反対側の船尾と、船底と、一対のポンツーンとを有する。当該方法は、第1のゲート、第2のゲート、および第3のゲートを備える漁船であって、これらのゲートを、船首、船尾、船底にそれぞれ隣接させて、一対のポンツーンの間で選択的に位置決め可能かつ展開可能である、漁船を構成することを含む。これによりエンクロージャが形成される。当該方法は、一対のポンツーンの間で、第1のゲート、第2のゲート、および第3のゲートのうち少なくとも1つを位置決めすること、および展開させることを含む。当該方法は、上記ゲートのうち1つが少なくとも部分的に開いている間に、魚を引き寄せるため、餌と光のうち1つを上記ゲートのうち上記1つに隣接させて配備することを含む。当該方法は、エンクロージャ内で上記魚が捕獲されるように、一対のポンツーンの間で、上記ゲートのうち上記1つを除くゲートを位置決めすること、および展開させることを含む。
本発明は、その好ましい実施形態について、単なる例として、添付の図面を参照して以下で行われる説明によって、より容易に理解されるであろう。
図1を参照すると、漁船50が示されている。図2に示すように、本実施形態における船50は、一対の細長いポンツーンを備える多胴船であり、この例では、船の左舷47に配置されたポンツーン54と、第1のポンツーン54から離間したポンツーン56とを備える。ポンツーン56は船の右舷49に配置されており、右舷49は左舷47の反対側にある。ポンツーン54、56は、これらのポンツーンの間に位置する空間88を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
再び図1を参照すると、船50は、デッキ55と、その上に設けられて船50を制御および操舵するためのコックピット52とを備えている。図4に最もよく示されているように、船50は、一対のモータ51を有しており、これらは船50を推進する一対のプロペラ53にそれぞれ作動可能に接続されて、それを駆動する。一対のプロペラ53は、船50の船尾58において、ポンツーン54、56上にそれぞれ配置されている。プロペラ53、モータ51、および船50の関連する舵取り機構は、すべて当業者によく知られている通常のものである。従って、それらについてのさらに詳細な説明は行わない。船外モータなど他の推進手段で置き換えることもできる。
図6に船50の上面を示している。図7は、船50の端断面図であり、ポンツーン54、56が少なくとも部分的に中空であり、それぞれ内部120、122を有していることを示している。
図1、2、4、および7は、低抵抗モードにある船50を示しており、このとき、ポンツーンは実質的に水より上に引き上げられている。
船50は、ポンツーン内の水63の量、ひいては船50が水61に浸かる程度を選択的に制御するための一対のバラスト制御機構121、123を備えている。図7は、浮揚モードにある一対のバラスト制御機構121、123を示している。
バラスト制御機構121、123は、一対のポンツーンを選択的に水61に沈めるための手段を有しており、それは、この例では、モータ駆動の一対のフランジ124、126の形態をしている。例として図8に最もよく示されているように、フランジ126は、この例では模式的に示すモータ128であるアクチュエータに作動可能に接続されている。モータ128は、この例では、ポンツーン56に取り付けられている。フランジ126およびモータ128は、フランジ126を図7および8に示す閉位置から図9および10に示す開位置に選択的に動かすことができるように構成されている。フランジ126は、ポンツーン56の側部の開口部129に密閉可能に広がるような形状になっている。
開位置では、開口部129は露出しており、このため、矢印33で示すように水61がポンツーン56の内部122に進入することができる。このように、フランジ126が開位置にあるときには、水61がポンツーン56の内部122につながる。ポンツーン56は、その内部122に連通する通路127を有し、これは水61から上方に離間してデッキ55に隣接する位置にあり、これにより、水61が内部122を満たすにつれて、ポンツーン56の内部122から空気が出ていくことが可能である。こうして、船50のバラストが増加して、船は、矢印137で示すように、図9で見て下向きに沈んで、だんだん沈水していく。図9は、沈水モードにある一対のバラスト制御機構121、123を示している。
船50のオペレータが船50の沈水の程度に満足したら、フランジ126をモータ128により駆動して、図7および8に示す閉位置にフランジ126を戻す。これにより、開口部129は塞がれる。このような位置にあるフランジ126は、ポンツーン56内への水61の進入を阻止する。
ポンツーン54のフランジ124、そのモータ130、開口部131、および通路135は、ポンツーン56の同等の構成要素と実質的に同様に機能するので、詳細な説明は行わない。
図9を参照すると、バラスト制御機構121、123は、さらに、ポンツーン54,56の内部120、122にそれぞれ配置された一対のバラスト・ポンプ136、138を有している。バラスト・ポンプ136、138は、船50の船底74の近くに配置されている。導管140、142が、それぞれポンプ136、138に作動可能に接続されて、それぞれ開口部144、146まで延びている。開口部144、146は、この例ではデッキ55に隣接した位置にあって、水61から離間しており、外気と連通している。
このため、稼働時に、ポンプ136、138を駆動して、それぞれ水63を、ポンツーン54、56の内部120、122から、導管140、142を介して開口部144、146へ、ひいては船50の外へ送ることができる。フランジ124、126が閉位置にあるときに、そのようにポンプ136、138を作動させると、バラストを選択的に減少させることができ、これにより、図1、2、4および7に示すように船50が再び低抵抗モードになるまで浮力を増加させることができる。
つぎに、船50のゲートについて説明する。図3に最もよく示されているように、船50は、この例では第1の外側ゲート68である第1のゲートを備えている。この例では、第1の外側ゲート68は、網70と、この例では矩形フレーム72であるフレームとを有している。網70の大きさは、捕獲する魚や海洋生物の種類に応じて決めることができる。フレーム72は、網70に接続されて、それを適切な位置に保持している。フレーム72は、図2に示すように、船50の頂上部76に隣接して配置可能な上端部73を有している。再び図3を参照して、フレーム72は、上端部73の反対側に下端部75を有し、一対の離間したフレーム部77が上端部73と下端部75との間に延びて、それらの双方に接続している。
図2を参照して、船50は、船50の船首62近くに配置された第1のゲート機構60を備えている。第1のゲート機構60は、この例ではブラケット64、66である一対の離間した垂直サポートを有しており、これらは図2で見ると垂直である。ブラケット64、66は、この例では、船50の船底74から船50の頂上部76に向かって延びている。ブラケット64は、船の左舷47に沿ってこれに隣接して配置されて、ポンツーン54に接続されている。ブラケット66は、船の右舷49に沿ってこれに隣接して配置されて、ポンツーン56に接続されている。ブラケット64、66は、図6に最もよく示されているように、チャネル、すなわちU字型断面を有している。ブラケット64、66は、第1の外側ゲート68を摺動可能に受け取るような形状になっており、ゲートを受け取るためのスロット67、69をそれぞれ有している。
第1のゲート機構60は、図1および2に最もよく示されているように、この例では船50の頂上部76に配置されている横材78を有している。図6では、ブラケット64、66の断面形状が見えるようにするため、横材78を省略している。図2に示すように、横材78は、ブラケット64、66の間に延びて、これらの双方に接続されている。
図12を参照して、一対の滑車80が、横材78に取り付けられている。船50は、ロープを備え、それは、この例では一端で第1の外側ゲート68のフレーム72の上端部73に接続されている2本のロープ82のセットである。ロープ82は、一対の滑車80を通っている。
ロープ82が引き上げられるか、あるいは巻き取られると、第1の外側ゲート68がブラケット64、66に沿って摺動し、図12に示す位置から図2に示す完全上昇位置まで上に引き上げられる。例えば、船が漁を行っていないとき、および/または最初に漁の目的地まで移動するときには、船の抵抗を減らすため、完全上昇位置にあることが望ましい。
ロープ82が選択的に解放されると、矢印84、86で示すように、第1の外側ゲート68が、図11および12で見て下向きに降下して、図12に示す完全下降位置に達する。完全下降位置では、第1の外側ゲート68の下端部75が、船50の船底74に隣接して、ポンツーン54、56の間に延在する。つまり、図2に示すように、第1の外側ゲート68は、空間88への開口部83に広がり、この開口部83は船の船首62において一対のポンツーン54、56の間にある。このようにして、空間88内にいる魚類などが船50の船首62にある開口部83を通ってそこから抜け出すことを阻止するように、網70が配置される。
図4を参照すると、船50は、船の船尾58近くに第2のゲート機構90を備えている。第2のゲート機構90は、船50の頂上部76から船50の船底74まで延びる一対の離間したブラケット94、96を有している。第2のゲート機構90は、船50の頂上部76に沿って配置された横材98を有し、これはブラケット94、96の間に延びて、これらに接続されている。船50は、この例では第2の外側ゲート100である第2のゲートを備え、これは、フレーム102と、フレーム102に取り付けられてこれにより適切な位置に保持されている網104とを有している。
図1および4の両方を参照すると、一対の離間した滑車106が横材98に取り付けられている。2本のロープ108のセットが、滑車106を通って、第2の外側ゲート100にそのフレーム102を介して作動可能に接続している。第2のゲート機構90および第2の外側ゲート100は、その構成および機能が、第1のゲート機構60および第1の外側ゲート68と実質的に同様であり、このため、さらに詳しい説明は行わない。
船50は、例えば図4に示すように、この例では第3の外側ゲート110である第3のゲートを備えている。ゲート110は、単一かつ一体の壁部材を有している。しかしながら、他の実施形態において、例として、例えば図3のゲート68に示すような、網を取り囲んでこれを適切な位置に保持するフレーム部を有していてもよい。第3の外側ゲート110は、図4に示す位置で船50の頂上部76に向かって延在し、第1の端部112を有している。図4では、第3の外側ゲート110を完全上昇位置で示している。第3の外側ゲートは、第1の端部112と反対側に第2の端部114を有している。第3の外側ゲート110の第2の端部114は、船50の船底74に隣接して、また、この例ではポンツーン56に隣接して配置されている。第3の外側ゲート110は、ポンツーン54、56の間に位置する開口部115に広がってこれを覆うように成形されている。開口部115は、船底74近くで船50の全長に沿って広がっている。この例では、ゲート110は、船首62と船尾58との間の船の略全長に渡って広がっている。
船50は、第3のゲート機構116を備えており、これは、この例ではアクチュエータを有しており、アクチュエータは、この例では図5に模式的に示すモータ117である。モータ117は、ポンツーン56に取り付けられて、第3の外側ゲート110の第2の端部114において第3の外側ゲート110に作動可能に接続されている。モータ117は、図13に矢印118で示すように、図4で見ると左に、第3の外側ゲート110を下向きに選択的に回転させるように構成されている。
図14は、完全下降位置にある第3の外側ゲート110を示している。第3の外側ゲート110は、ポンツーン54、56の間で船50の船底74の開口部115の全体に広がり、第3の外側ゲート110の端部112はポンツーン54に当接している。このようにして、完全下降位置にある第3の外側ゲート110は、空間88内にいる魚類などが、図14で見ると下向きに、今は閉鎖されている開口部115を通って空間88の外に抜け出し、船50からいなくなることを阻止している。
第3の外側ゲート110は、例えば、船が漁を行っていないとき、および/または最初に漁の目的地まで移動するときには、図4に示す完全上昇位置まで、図14で見ると上向きに、同様に引き上げてよい。完全上昇位置にある第3の外側ゲート110は、この例ではポンツーン56に当接し、これにより船の抵抗を減らすように構成されている。
このように、低抵抗モードにある船50を図1〜7に示しており、このとき、図7に最もよく示されるように、それぞれのポンツーン54、56の内部120、122には、水がないか、あるいは比較的少量の水しかない。このモードは、ポンツーン54、56による抵抗が比較的小さいので、漁が開始される前に船50が漁の目的地まで移動しているときに、望ましい。
以上のことから、このような第1のゲート機構60、第2のゲート機構90、および第3のゲート機構116は選択的に開放することができ、これは、第1のゲート、第2のゲート、第3のゲートのうち少なくとも1つを選択的に開放または作動させる手段と言ってよい。
完全下降位置にある、第1の外側ゲート68、第2の外側ゲート100、および第3の外側ゲート110は、ポンツーン54、56と共に、空間88の周囲にエンクロージャを形成しており、これは、その中に掛かった魚類などの捕獲、保持、保管を助けるものである。
以下、船50での漁獲作業について説明する。漁を開始するためには、この例では、図9に示すようにフランジ124、126を開位置に動かすことにより、船50を少なくとも部分的に沈水させる。部分的に沈水させたときの船50を、図9および11に示している。
つぎに第1の外側ゲート68および第3の外側ゲート110を作動させて、この場合、それらが、図12および14にそれぞれ示すように完全下降位置になるまで、図11および13にそれぞれ示すように降下させる。
図15は、ゲート68、110を完全に降下させた船50の部分断面側面図である。この例では、船50は、この例では餌用ポンプ148であるポンプと、餌150とを備えている。餌用ポンプ148は、この例ではデッキ55に接続されて、この例では第2の外側ゲート100に隣接して配置されている。餌用ポンプ148は、船50に隣接する水の中に、より具体的には第2の外側ゲート100および空間88に隣接させて、餌150を投入するように構成されている。餌150と魚152は、第3の外側ゲート110と、デッキ55と、ポンツーン56で示すようなポンツーンとの間で、船の船尾58近くに位置する開口部85を通り抜けて、空間88に入ることができる。魚152は、餌150に引き寄せられて、第1の外側ゲート68と、第3の外側ゲート110と、ポンツーン56で示すようなポンツーンとにより構成されるエンクロージャ内に、捕捉されることになる。第2の外側ゲート100を、図15および16に示すように選択的に降下させてよく、これにより、魚152が船50の空間88内に閉じ込められる。その後、船50は、魚を、効果的には冷えた、新鮮な、さらに/または生きた状態に水の中で保ちながら、港または予定の市場に戻り得る。
代替案として、抵抗を減らすために、図9に示すようなバラスト・ポンプ136、138を作動させて、ポンツーン54、56内に含まれる水を排出させることにより、船のバラストを低減させることができ、これにより、船50は低抵抗モードに戻される。この場合、そこに捕獲されている魚は、水の中に浸かったままであっても、そうでなくてもよい。水を空間88から排出させてもよい。
図17は、第2の実施形態による多胴船の簡略化した部分断面側面図である。図1の実施形態と類似の部分は、“.1”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.1は、餌用ポンプと餌の使用に代えて、船が複数の照明器具157を備えていることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものである。この例では、照明器具157は、デッキ55.1の底に取り付けられて、第1の外側ゲート68.1、第3の外側ゲート110.1、および第2の外側ゲート100.1によって少なくとも部分的に囲まれた空間88.1に面するように配置されている。照明器具157は、空間88.1に向けて光155を注ぎ、この光155により空間を少なくとも部分的に照らす。魚152は、光155に引き寄せられて、泳いで開口部85.1を通って空間88.1内に入り、そしてその後、魚152を閉じ込めるために、第2の外側ゲート110.1を閉じてよい。
図18は、第3の実施形態による多胴船の簡略化した部分断面側面図である。図1の実施形態と類似の部分は、“.2”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.2は、餌用ポンプと餌の使用に代えて、魚152を引き寄せるのに役立てるため、この例では追加の船156である追加の浮体を採用していることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものである。追加の船156は、その上に取り付けられた照明器具158を備えている。照明器具158は、光160を空間88.2に向けて注ぎ、その少なくとも一部が開口部85.2を通って空間に達するように、構成されている。これにより、空間88.2が少なくとも部分的に照らされる。魚152は、光160に引き寄せられて、泳いで開口部85.2を通って空間88.2内に達し、これらは、第2の外側ゲート100.2を降下させることにより、完全に閉じ込めてよい。
図19〜21は、第4の実施形態による船の端断面図である。図1の実施形態と類似の部分は、“.3”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.3は、それが多胴型カタマランではなく船体159を有する単胴船であることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものである。また、第3の外側ゲートはなく、船50.3の略全長に沿って船50.3の船底74.3に広がる固定の底壁162を有している。バラスト制御機構121.3、123.3は、前述のように、選択的に船を図20に示すように少なくとも部分的に沈水させるように調整可能なフランジ124.3、126.3によって、作動する。船50.3の第1の外側ゲート(図示せず)と第2の外側ゲート(図示せず)、および、その餌および/または照明を用いる漁獲作業は、先の実施形態に関して説明したようなものであるので、さらに詳しい説明は行わない。図21に示すように魚152を捕獲したら、バラスト・ポンプ136.3、138.3を作動させて、矢印156で示すように、船50.3の船体内部154から外へ選択的に水を送り出すことができる。これによって、船のバラストが低減し、船は、矢印158で示すように、図21で見ると上向きに、低抵抗モードに向けて上昇する。
図22〜24は、第5の実施形態による多胴船を示しており、図22および24は、その簡略化した部分断面側面図であり、図23はその部分概略底面図である。図1の実施形態と類似の部分は、“.4”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.4は、1つの第3の外側ゲート110に代えて、軸方向に回転可能な複数のゲート160が設けられていることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものである。
ゲート160の各々は、枢動ロッド164に接続された壁部162を有している。この例では、壁部162は中央で枢動ロッド164に接続されているが、このことは必須ではない。図23を参照すると、枢動ロッド164は、それぞれ軸受165に接続されており、これらの軸受は、この例ではポンツーン54.4内に取り付けられている。ゲート160の各々は、それぞれモータ166に作動可能に接続されている。モータ166を模式的に示している。モータ166は、この例ではポンツーン56.4に取り付けられている。モータ166は、枢動ロッド164を介して、壁部162を選択的に作動、つまり回転させてよい。
図22および23は、ゲート160を閉位置で示している。このモードでは、空間88.4内に掛かった魚は、ゲート160を通り抜けることを阻止される。図24は、完全な開位置にあるゲート160を示している。漁を行うときには、この例では第2の外側ゲート100.4に隣接した水の中に、餌150.4を投入してもよく、餌は、その後、漂って空間88.4内に入る。効果的なことに、この実施形態では、船50.4の船尾58.4近くの開口部85.4と、船50.4の船底74.4近くの開口部115.4と、その両方を通じて、魚152が空間88.4に入ることができる。このことによって、魚152を船50.4の中に捕獲することが、より容易となる。船50.4の中に十分な魚152が捕獲されたら、図22および23に示すように、ゲート160を閉位置に戻して、第2の外側ゲート100.4を作動させる、すなわち完全下降位置まで降下させる。
図25〜31は、第6の実施形態による多胴船を示している。図1の実施形態と類似の部分は、“.5”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.5は、内部ゲート機構168と、複数の内部ゲートを備えていることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものであり、この例では3つのゲート171、173、175を示している。内部ゲートは、魚押し込みゲートと呼んでよい。内部ゲート機構168は、この例では一対の離間した垂直サポート174、176である収納レセプタクルを備えており、それは、この例では図26に関して垂直である。サポート174は、船の左舷47近くに配置されて、ポンツーン54.5に接続されている。サポート176は、船の右舷49近くに配置されて、ポンツーン56.5に接続されている。この例では、内部ゲート機構168のサポート174、176は、第2のゲート機構90.5のブラケット94.5、96.5と、それぞれ一体である。この例では、一対の餌用ポンプ148.5が、図26に最もよく示されているように船の頂上部76.5近くで、サポート174、176にそれぞれ作動可能に接続されている。餌用ポンプ148.5は、第2の外側ゲート100.5に隣接させて餌を選択的に放出するように構成されている。
サポート174、176は、内部ゲート171、173、175を摺動可能に受け取るような形状になっている。図26は、完全上昇位置にある内部ゲート171、173、175を示している。
図27に最もよく示されているように、内部ゲート機構168は、この例ではデッキ55.5を貫通して延びる細長いスロット178であるアパーチャを備えている。細長スロット178は、必要に応じて内部ゲート171、173、175の各々が個別にその中を通り抜けることが可能な形状となっている。スロット178は、船50.5が選択的に取り囲むことができる空間88.5と連通している。
図28および29を参照して、内部ゲート機構168は一対の離間したブラケット188、190を有し、これらは、この例では内部ゲート171、173、175を摺動可能に受け取るものである。ブラケット188は、ポンツーン56.5に作動可能に接続されて、デッキ55.5に隣接している。ブラケット190は、ポンツーン54.5に作動可能に接続されて、デッキ55.5に隣接している。ブラケット188、190は、図27に示す細長スロット178をちょうど通り過ぎたところから、この例では第1の外側ゲート68.5に隣接するところまで延びている。図30に最もよく示されているように、ブラケット188、190は、この例では断面が略U字形である。
一例による内部ゲート171の端面を図30に示している。内部ゲート171は、この例では網179を有し、さらに、この例では網179に接続されてこれを適切な位置に保持する矩形フレーム180であるフレームを有している。この例では、フレーム180は、船の頂上部に隣接させて配置可能な上端部182を有している。フレーム180は、この例では離間した突起部192、194である一対の接続部を備えている。この例では、突起部192、194は、フレーム180の上端部182の両端に沿って配置されている。フレーム180は、この例では上端部182に接続されてそこから延出しているアイ191であるウインチ・コネクタを備えている。ブラケット188、190は、突起部192、194をそれぞれ摺動可能に受け取るような形状になっている。フレーム180は、上端部182の反対側に下端部184を有している。フレーム180は、上端部182と下端部184との間に延在して双方に接続している一対の離間した側部186を有している。
内部ゲート機構168は、図27、28、および29に示すようにウインチ196を備えており、さらに、内部ゲート171、173、175に選択的に接続されてこれらを位置決めするためのロープ198を備えている。ロープ198は、図30と図28の組み合わせで示すように、内部ゲート171のアイ191に接続可能である。ロープ198は滑車200を通っており、この滑車は、図28で見てデッキ55.5から下方に延びる突出部202により支持されている。ロープ198は、この例では、ウインチ196に巻回される前にさらに別の滑車204を通っている。ウインチは、それ自体、当業者に知られているものであり、このため、さらに詳しい説明は行わない。
図27を参照すると、漁獲のための稼働時には、第1の外側ゲート68.5および第3の外側ゲート110.5が、図1〜16に示す船50について説明したのと略同様にして、その完全下降位置にされる。餌用ポンプ148.5により、開口部85.5に隣接する水の中に餌150.5が投入され、魚が餌150.5に引き寄せられて、開口部85.5を通り抜け、船の空間88.5内にある程度閉じ込められた状態になる。ロープ198を内部ゲート171のアイ191に接続する。内部ゲート171を、細長スロット178に位置合わせし、矢印206で示すように、図27で見て下向きに降下させる。
つぎに図28を参照すると、これは完全下降位置にある内部ゲート171を示している。ウインチ196が矢印208で示すように駆動され、これにより、ロープ198は巻き取られて、図28で見て空間88.5内で左側に少なくとも部分的に動く。図30を参照すると、突起部192、194が、ブラケット188、190にそれぞれ位置合わせされて、これらにより摺動可能に受け取られる。こうして、内部ゲート171は、ウインチ196の作動により、ブラケット188、190に沿って摺動する。このように、内部ゲート171は、複数の区画210、212、214で、図31に示すように魚を区分するように機能することができる。1つの内部ゲート171が所望の位置に配置されると、図31で見てゲート171の左側の魚が、第1の外側ゲート68.5と、第3の外側ゲート110.5と、内側ゲート171と、ポンツーン56.5との間で、区画210内に閉じ込められる。漁を再開することができ、そして、船50.5の空間88.5がすべて取り囲まれるまで、さらなる内部ゲート173、175を例えばさらなるロープを用いて順に降下させることができ、最後に、第2の外側ゲート100.5を完全下降位置まで降下させて、これにより開口部85.5を塞ぐ。
図25〜31に示すような、内部ゲート機構168および内部ゲート171、173、175を備える船50.5は、捕獲した魚を例えば区画210内でまとめてぎっしり詰めた状態にすることを可能にするという利点をもち、これによって、さらなる魚の捕獲のために使用可能な残りの空間が最大化される。船50.5は、このようにして、1回の出漁で捕獲することができる魚の数が増加するという利点を提供し得る。また、船50.5は、船のユーザが、分離しなければ互いに妨害したり、危害を加えたり、あるいは共食いの恐れのある、異なる獲物や種類の異なる魚を分離することを可能にするという利点をもつ。
図32は、第7の実施形態による多胴船を示している。図1の実施形態と類似の部分は、“.6”を付加して同様の番号とし、同様に機能する。船50.6は、フレームと網に代えて、その第1の外側ゲート68.6で例示されるゲートが連続壁216を有していることを除いて、図1〜16に示す船50と実質的に同じものである。同様に、第2の外側ゲートも、フレームと網に代えて、壁部を有してもよい。
本明細書で記載される発明の範囲内で多くの変形が可能であることは、当業者であれば理解できるであろう。本明細書で記載する様々な実施形態において、餌および/または照明器具のあらゆる組み合わせを採用してよい。例えば、本開示は、餌を第2の外側ゲート100に隣接させて放出するために、これに隣接して餌用ポンプ148を配置することを教示している。これに加えて、さらに/または、これに代えて、餌用ポンプ148を第1の外側ゲート68に隣接して配置してよい。この場合、魚が入ってくる間、第2の外側ゲートを閉じたままとするか、あるいは、魚が入る間、第1の外側ゲートと第2の外側ゲートの両方を開いたままとし、その後、魚を捕獲するために両方のゲートを閉じるか、どちらかとしてよい。上記の構成はいずれも、さらに多くの魚を引き寄せるための照明器具といくつでも組み合わせてよい。
さらに別の変形例では、例えばそこを通して餌を放出するためのアパーチャをデッキ55に設けることにより、あるいは、例えば空間88内に餌用ポンプ148が配置されるように餌用ポンプ148をデッキ55に取り付けることにより、餌を空間88内に直接放出してよい。さらに別の変形例では、そのような餌の放出構成を、前段落で提示したものと組み合わせてよく、さらに/または、さらに多くの魚を引き寄せるための照明器具構成といくつでも組み合わせてよい。
船体内部154に魚を引き寄せるための手段は、餌と餌用ポンプのこれらの構成およびその他の構成、および/または照明器具の構成のものとしてよい。
上記実施形態では、第1のゲート機構、第2のゲート機構、および内部ゲート機構は、それぞれ第1の外側ゲート、第2の外側ゲート、および内部ゲートを受け取るためのブラケットを有するが、これに代えて、ゲートのフレーム自体をブラケットのような形状とし、これをゲート機構のフレーム部を介してゲート機構に摺動可能に取り付けてもよい。
第1のゲート機構60、第2のゲート機構90、および内部ゲート機構168では、一対のブラケットについて述べているが、これに代えて、同じ効果を得るのに機構ごとに1つのブラケットのみ用いることができる。
ブラケットの代わりに、一連のローラを用いて、ゲートを閉位置から開位置に操作することができる。
内部ゲート機構168は、代替案として、船尾ではなく船の船首に向けて配置してもよい。さらに別の代替案では、船は、船首と船尾の近くにそれぞれ配置される一対の離間した内部ゲート機構を、その中に取り付けられて船首および/または船尾からの摺動が可能である複数の内部ゲートと共に、備えてもよい。
アイ191は、それ自体、必須のものではない。例えば、ロープ198を結び付けることにより、例えばフレーム180の上端部182に接続することができる。
図22〜24に示す軸方向に回転可能な複数のゲート162は、横方向に配置されて、各々が一方のポンツーンから他方のポンツーンまで延びるように取り付けられている。代替案では、軸方向に回転可能な複数のゲートを長手方向に配置して、ポンツーンに平行に延びるように取り付けてもよい。つまり、ゲートは、それぞれに船の船首から船の船尾に向かって延びるように配置してもよい。船首と船尾のどちらか一方に隣接する横材が、ポンツーンにまたがるように延在し、その上の取り付けられた複数の軸受を備えてもよい。同様に、船首と船尾のうちの他方に隣接するさらに別の横材が、ポンツーンにまたがるように延在し、その上の取り付けられた複数のモータを備えてもよく、これらのモータは、そのように配置された複数のゲートを選択的に作動または回転させるためのものである。
図22〜24に示す軸方向に回転可能な複数のゲート162は、図19〜21に示す単胴船50.3と組み合わせることができる。さらに別の変形例では、軸方向に回転可能なゲート162を、フランジ124.3、126.3とモータ130.3、128.3が不要になったことを除いて図19〜21に示すものと類似している単胴船と組み合わせてもよい。これは、ゲート162が、必要に応じて、船を選択的に一部沈水させるように、船の内部への水の取り込みを選択的に調整可能な場合があるためである。さらに別の代替案では、第1のゲート機構と第2のゲート機構をさらに除くことができ、この場合、魚は、船の内部に放出された餌および/または光のいずれかに引き寄せられて、軸方向に回転可能なゲートを通って選択的に船の内部に入る。
図19〜21に示す船50.3のさらに別の変形例では、フランジ121.3、123.3の代わりに、船50.3は、図1〜16で述べたような第3の外側ゲートを採用してもよく、これは、部分的に開くように選択的に駆動されて、水61が船体内部154に入ることを可能とし、これにより、漁獲のために船を降下させる。
図22〜24に示す実施形態の変形例では、餌の代わりに、および/または、餌に加えて、照明器具を用いてもよく、これは、例えば図17および18に示すように、やはり魚を引き寄せるためのものである。また、壁部162の代わりに、図3に示すものに類似した、フレームとその間に広がる網とを有する複数のゲートを用いてもよい。
船の様々な実施形態のいずれにおいても、必要に応じて、ならびに/または、さらなるバラスト制御および/もしくは安全が求められる場合に、浮揚デバイスをさらに設計に組み込んでもよい。
上記の説明では魚の捕獲について開示したが、当然のことながら、本明細書に記載の漁船は、クジラ、イカ、エビ、イワシ、サバなどを含む、商業的関心および/または科学的関心の対象である多くの他の種類の海洋生物を捕獲するのに用いることもできる。
第1のゲート機構60と第1の外側ゲート68、第2のゲート機構90と第2の外側ゲート100、および第3のゲート機構116と第3の外側ゲート110は、既存の漁船および/または既存のカタマラン船に組み込み可能なものであってよい。
一例において、船は、50メートルの長さと25メートルの幅を有し、ポンツーンが図2に関してデッキ55から下方に20メートルの距離まで延びてもよい。あるいは、船は、例えば300メートルの長さと150メートルの幅を有してもよい。これらの寸法は、単なる例として提示されるにすぎない。
上記で提示した詳細の多くは、単なる例であって、発明の範囲を限定するものではなく、発明の範囲は以下の請求項に基づいて決められるべきであることは、当業者であれば理解できるであろう。
Claims (19)
- 船首と、船首の反対側の船尾と、船底とを有する多胴型漁船であって、
作動可能に接続された一対の離間したポンツーンと、
前記一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、当該船の前記船首の近くにある第1のゲートと、
前記一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された、当該船の前記船尾の近くにある第2のゲートと、
当該船の前記船底の近くで、前記一対のポンツーンの間の空間に選択的に広がるように構成された第3のゲートと、を備え、
前記第1のゲートと、前記第2のゲートと、前記第3のゲートと、前記一対のポンツーンとにより、魚を捕獲するためのエンクロージャを形成している、船。 - 前記エンクロージャに魚が入ることができるように、前記第1のゲート、前記第2のゲート、前記第3のゲートのうち少なくとも1つを選択的に開放する手段をさらに備える、請求項1に記載の船。
- 前記第1のゲート、前記第2のゲート、および前記第3のゲートが周囲の水から少なくとも部分的に取り除かれている開位置から、魚が前記エンクロージャから抜け出ることを阻止する閉位置に、前記第1のゲート、前記第2のゲート、および前記第3のゲートを選択的に動かす手段を備える、請求項1に記載の船。
- 魚を引き寄せるため、餌を水の中に選択的に放出するように構成された餌用ポンプをさらに備える、請求項1に記載の船。
- 選択的に光を発する照明器具をさらに備え、該照明器具は、前記エンクロージャを少なくとも部分的に照らすように位置付けられている、請求項1に記載の船。
- 前記一対のポンツーンは少なくとも部分的に中空であり、
当該船は、前記一対のポンツーン内に配置された一対のバラスト・ポンプをさらに備え、この一対のバラスト・ポンプは、前記一対のポンツーン内への水の送り込み、およびそこからの水の送り出しを選択的に行うように構成されており、これにより当該船の浮力を制御する、請求項1に記載の船。 - 前記一対のポンツーンを水の中に選択的に沈める手段を備え、
当該船がより多く沈水されるにつれて前記エンクロージャの大きさが増加し、これにより、魚をその中に捕獲することができる空間が増加する、請求項1に記載の船。 - 前記第1のゲートを取り付けると共に、選択的に降下させるための第1のゲート機構をさらに備え、
前記第1のゲート機構は、当該船の前記船首の近くに配置されており、
前記第1のゲートと前記第1のゲート機構のうちの一方は、細長いフレーム部を有し、前記第1のゲートと前記第1のゲート機構のうちの他方は、前記細長フレーム部を受け取るような形状の細長いブラケットを有し、前記第1のゲートは、前記第1のゲート機構に摺動可能に取り付けられており、
前記細長フレーム部と前記ブラケットのうちの一方は、前記第1のゲートが水の外にでている完全上昇位置から、前記第1のゲートが前記一対のポンツーンの間の空間を当該船の前記船首近くで塞いでいる完全下降位置まで、前記第1のゲートが動くことができるように、配置されている、請求項1に記載の船。 - 前記第2のゲートを取り付けると共に、選択的に降下させるための第2のゲート機構をさらに備え、
前記第2のゲート機構は、当該船の前記船尾の近くに配置されており、
前記第2のゲートと前記第2のゲート機構のうちの一方は、細長いフレーム部を有し、前記第2のゲートと前記第2のゲート機構のうちの他方は、前記第2のゲートと前記第2のゲート機構のうちの前記一方の前記細長フレーム部を受け取るような形状の細長いブラケットを有し、前記第2のゲートは、前記第2のゲート機構に摺動可能に取り付けられており、
前記第2のゲート機構は、前記第2のゲートが水の外にでている完全上昇位置から、当該船の前記船尾近くで前記第2のゲートが前記一対のポンツーンの間の空間に広がる完全下降位置まで、前記第2のゲートが動くことができるように、配置されている、請求項8に記載の船。 - 前記第3のゲートは、軸方向に回転可能な複数のゲートと、これらに作動可能に接続された複数のモータとを含んでおり、
前記複数のモータは、前記複数のゲートを選択的に開閉するように構成されている、請求項1に記載の船。 - 当該船は双胴船である、請求項1に記載の船。
- 前記エンクロージャを、捕獲された魚をその中に含む部分に選択的に区分するように構成された複数の内部ゲートをさらに備え、これにより、そのような捕獲された魚をぎっしり詰めた状態にする、請求項1に記載の船。
- 前記一対のポンツーンの間に広がるデッキと、内部ゲートと、この内部ゲートを取り付けると共に選択的に降下させるための内部ゲート機構とをさらに備え、
前記内部ゲートは、前記デッキと、前記第3のゲートと、前記一対のポンツーンとの間の空間に広がる形状になっており、
前記内部ゲート機構と前記内部ゲートのうちの一方は、前記エンクロージャに隣接して配置されて前記船首と前記船尾との間に少なくとも部分的に延びる、ブラケットと接続部のうちの一方を有し、前記内部ゲート機構と前記内部ゲートのうちの他方は、前記ブラケットと前記接続部のうちの他方を有し、
前記ブラケットは、前記接続部を受け取るような形状になっており、これにより、前記内部ゲートは摺動可能に前記内部ゲート機構に取り付け可能である、請求項1に記載の船。 - 漁獲用の漁船であって、
船体内部と、この船体内部および周囲の水に連通する開口部とを有する、中空の船体と、
前記開口部に隣接するゲートであって、開くことで、前記船体に少なくとも部分的に水が進入することを可能にするように構成されており、これにより、当該船はより多く沈水するようになる、ゲートと、
前記船体内部に魚を引き寄せる手段と、を備え、
前記ゲートは、選択的に閉じて前記魚を捕獲するように構成されている、漁船。 - 魚を引き寄せる前記手段はポンプを有し、該ポンプは、前記開口部に隣接する水の中に餌を投入するように配置されている、請求項14に記載の漁船。
- 魚を引き寄せる前記手段は、前記船体内部を少なくとも部分的に照らすように構成された照明を有している、請求項14に記載の漁船。
- 魚を引き寄せる前記手段は照明を有し、これは、魚を引き寄せるために当該船の外部を少なくとも部分的に照らすように構成され、さらに、光を前記船体内部に向かって徐々に動かして、その中に魚を誘導するように構成されている、請求項14に記載の漁船。
- 魚を引き寄せる前記手段は、前記船体内部を少なくとも部分的に照らすように構成された照明をさらに有している、請求項15記載の漁船。
- 船首と、船首の反対側の船尾と、船底と、一対のポンツーンとを有する双胴型漁船のための漁獲方法であって、
第1のゲート、第2のゲート、および第3のゲートを備える前記漁船であって、これらのゲートを、該船の前記船首、前記船尾、前記船底にそれぞれ隣接させて、前記一対のポンツーンの間で選択的に位置決め可能かつ展開可能であり、これによりエンクロージャが形成される、前記漁船を構成することと、
前記一対のポンツーンの間で、前記第1のゲート、前記第2のゲート、前記第3のゲートのうち少なくとも1つを位置決めすること、および展開させることと、
前記ゲートのうち1つが少なくとも部分的に開いている間に、魚を引き寄せるため、餌と光のうち1つを前記ゲートの前記1つに隣接させて配備することと、
前記エンクロージャ内で前記魚が捕獲されるように、前記一対のポンツーンの間で、前記ゲートのうち前記1つを除くゲートを位置決めすること、および展開させることと、を含む方法。
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