JPS63149286A - 観光船 - Google Patents

観光船

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JPS63149286A
JPS63149286A JP61296203A JP29620386A JPS63149286A JP S63149286 A JPS63149286 A JP S63149286A JP 61296203 A JP61296203 A JP 61296203A JP 29620386 A JP29620386 A JP 29620386A JP S63149286 A JPS63149286 A JP S63149286A
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JP
Japan
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hull
show
deck
show space
water
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Pending
Application number
JP61296203A
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Inventor
Takeshi Hayashi
武 林
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Priority to US07/130,300 priority patent/US4854256A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B35/44Floating buildings, stores, drilling platforms, or workshops, e.g. carrying water-oil separating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B35/44Floating buildings, stores, drilling platforms, or workshops, e.g. carrying water-oil separating devices
    • B63B2035/4426Stationary floating buildings for human use, e.g. floating dwellings or floating restaurants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多数の観光客を乗船させて、船体内に設けら
れた海面のショースペースを水面上又は水中から観覧す
る多目的双胴観光船に間する。
[従来の技術] 海面で行われる各種の海面ショーを、船上から観覧した
り、渦潮等を見せる観光船は公知であり、多用されてい
る。
ところが、従来の観光船は、左右何れか片側の舷側から
しか観覧できない。この為、多数の観客が一方の舷側に
集まって船体が傾き、すこぶる危険な状態になり易く、
又、片方の舷側からでないと、観覧できないので同時に
多数の観光客が海上ショーを充分に楽しむことができな
い。
又、第21図に示すように、漁船で網を揚げる状態を観
覧する場合、あるいは海女が潜水する様子を観光船から
見る洋上潜水ショーを観覧する場合、あるいは又、海上
でのシンクロナイズドスイミング等の水泳を観る観光船
も、片側に観光客が集まって危険であり、多数の者が楽
しく観覧出来ない欠点があった。
全国の海や湖の観光地に於て、海面上あるいは海面に近
い水中で行われるほとんど総ての観光ショーが、最も楽
しい状態で、しかも多数の観光客が安全に観覧できる観
光船の実用化が切望されている。
本発明はこれを実現することを目的に開発されたもので
、本発明の重要な目的は、双胴の船殻とこれを連結する
複数の連結部材とでもって、船体内に周囲が囲まれたシ
ョースペースを形成し、このショースペース内で演じら
れるショーを観る観覧甲板を船殻に設けることによって
、停止あるいは移動する海上ショーを、多数の観光客が
安全に、しかも楽しく観覧できる多目的な用途の観光船
を提供するにある。
又、本発明の他の重要な目的は、海上に安価にプールや
遊技スペースができる多目的観光船を提供するにある。
[従来の問題点を解決する為の手段] 観光船は、互いに離されて平行に配設され、かつ縦長状
に形成された左右一対の船殻と、両船殻問を連結して船
殻とて周囲が囲まれたショースペースを船体の中央に形
成する複数の連結部材よりなる船体を構成している。シ
ョースペースを形成する船殻にショースペースを観る観
覧甲板が設けられており、この観覧甲板からショースペ
ースを観覧する。
[作用効果] この発明の観光船は、双胴の船殻と、この船殻を連結す
る連結部材とで、周囲が囲まれたショースペースを船体
内に設けており、かつ、ショースペースを形成する、船
殻に観覧甲板を設けている。
このショースペース内で、各種のショーを演じ、観覧甲
板からショーを観覧する。水上スキーやイルカ等の海上
で移動するショー物体は、船体を一緒に移動して観覧す
る。ショースペースを観る観覧甲板は、両側から海上シ
ョーを観覧できる。船殻と連結部材とで、周囲が囲まれ
て閉鎖されたショースペースを形成し、閉鎖スペース内
で安全に数々の海上ショーができる。
ショースペース内で、海上を移動しない1418げやシ
ンクロナイズトスイミング等のショーをする場合、停船
して観光客は観覧甲板から観て楽しむ。
何れの使用状態に於ても、ふたつの船殻が連結された船
体は、観客が観覧甲板に集中的に集まっても、船体の傾
きを少なく出来る。
[好ましい実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図に示す多目的双胴観光船は、左右一
対の船殻1と、この船殻lを連結して周囲が囲まれたシ
ョースペース3を形成する連結部材2とを備える。
両船殻1は、少ない抵抗で海上を走行できるように、全
体の形状が縦長状で、平面形状に於て船首が先細り状に
形成されて、船尾部分に自走用の推進手段を備えている
左右の船殻lは、問にショースペース3が設けられるよ
うに、互いに離されて平行に配設されている。両船殻l
の閏隔は、船殻1の全長と海上のショー内容を考慮して
決定されるが、通常2〜30メートル、好ましくは、4
〜10メートルの範囲に調整される。
船殻lの全長は、図に示すように、連結部材2の連結位
置から船首と船尾の両方に突出するように、例えば、全
長が10〜100メートルに形成される。
船首と船尾の両方が連結部材2の連結位置から突出する
船体は、観覧甲板4の一部に観覧者が集合したときの、
船体の傾きを特に減少して船体の安定性を著しく向上で
きる特長がある。というのは、長い船殻1はそれ自体の
浮力が大きくなるので、左右いずれか一方の船殻1に観
覧者が集まっても船殻1が大きく沈むことがなく、船体
全体の左右の傾きを減少できる。
又、前方又は後方のいずれか片方の連結部材2に観覧者
が集まると、船体は前後に傾くが、連結部材2から前後
に突出する船殻1によって、前後の傾きも著しく減少で
きる。
更に、船殻1は、第4図に示すように、海上のショーを
、水中からも観覧できる水中窓5と、船殻lの喫水線を
調整する為の、バラストタンク6および給排水手段(図
示せず)とを備えている。
水中窓5は、喫水線が上昇したときに、言い替えれば、
船殻lの沈降状態に於て、水中に潜没し、喫水線が降下
して船殻lが浮上する状態のときに水面上に浮上する位
置に設けられ、かつ、両船殻1の間に設けられたショー
スペース3内のショーが見えるように、船殻lの相対向
する内側に設けられている。この水中窓5は、船殻lの
開口部が、ガラス等の透明板で、水密に開基された構造
が使用される。
バラストタンク6の容積は、これに給水した状態で、水
中窓5が喫水縁下の水中に潜没できる大きさに決定され
ている。給排水手段(図示せず)は、バラストタンク6
に連結された水ポンプで、バラストタンク6に海水を給
水し、又、バラストタンク6から排水する。バラストタ
ンク6が船殻1の喫水線より上方に設けられたものは、
バラストタンク6から自然流下させて排水できる。従っ
て、この場合、バラストタンク6の排水路を船殻外に閉
口するだけで、水ポンプを使用せずに排水できる。
バラストタンク6は、第4図に示すように、好ましくは
船殻lの外側に配設される。この構造によると、バラス
トタンク6がショースペース3を見るのに邪魔にならず
、船殻lの内側の全面から広くショーを鑑賞できる。
船殻1は、好ましくは、第1図と第4図とに示すように
、上下に複数段の観覧甲板4が設けられる。複数段の観
覧甲板4は、多数の観覧者がショースペース3内の海上
ショーがよく見えると共に、海上ショーを、上からもあ
るいは下からも、好きな角度で楽しく観覧できる。
水面上に設けられた下段の観覧甲板4は、船殻の喫水線
を第4図に示すように上昇させた状態で、水面より多少
高くなる程度に決定され、上段の観覧甲板は、海上ショ
ー全体を上から見おろすことができる高さに決定され、
水中窓5から海上ショーを見る水面下の観覧甲板4は、
船殻lの沈降位置で水中に設けられる。
船殻1は、これが浮上した状態で連結部材2を水面上に
配設でき、下面が水面上に浮上する高さを有する。
連結部材2は、両側に平行に配設された船殻1を連結し
て一体構造の船体とし、船体内にショースペース3を設
けている。この連結部材2は、第5図と第6図に示すよ
うに、船殻1の間に沿ってショースペース3内に、海上
浮上物7を浮かせたままの状態で、簡単に案内でき、し
かも走行時の走波抵抗が少なくなるように、海面から所
要の高さだけ上に離されている。
第5図に示すように、前後両方の連結部材2を、海面か
ら同一の高さに配設する場合、海上浮上物7は船体の前
後両方向から簡単にショースペース3内に案内できる。
第6図に示すように、船体の一方から海上浮上物7をシ
ョースペース3内に案内する場合、一方の連結部材の高
さH6を、もう一方の連結部材の高ざH2に比べて高く
、即ち、H,>)(2の状態に配列することも可能であ
る。
又、連結部材2は、船体1の浮上位置に於て海面から離
されて位置し、船体の沈降位置に於て、底部が水中に位
置することも可能である。
第1図に示すように、連結部材2は、船殻1の観覧甲板
4に連結して・複数段の観覧甲板4が設けられている。
連結部材2と船殻1の観覧甲板4が、同一平面に連結し
て、しかもショースペース3の全周に設けられたものは
、観覧者がショースペース3の周囲を一周できて、最も
便利に使用できる。
第2図と第3図とに示す観光船は、ショースペース3内
で水上スキーをしてこれを周囲から観覧する状態を示す
。この場合スキーヤ−の牽引ロー18を船首側連結部材
2の中央に結び、船体が所定のスピードで走行して牽引
ロー18をスキーヤ−が持ってショースペース内で水上
スキーのプレイをし、プレイを観覧甲板4から鑑賞する
。スキーヤ−は、ショースペース内で色々の演技を行い
、これを観覧甲板から鑑賞する。
・ また、図示しないが、連結部材を3セツト配設して
、船殻の間に2つのショースペースを設けることも可能
である。この構造は、大型の船体に数百Å以上の収容が
必要な場合に適用される。
第4図と第5図とに示す観光船を使用して、ショースペ
ース3内で観光用の網場作業をする方法は、養殖網9と
船体のいずれか一方又は両方を移動させて、養殖網9を
相対的に矢印Aの方向に移動させる。養殖網9は連結部
材2の下をくぐり抜けさせて両船ml及び連結部材2で
囲まれるショースペース内へ収容する。次いで揚網時は
、第4図と第7図とに示すように、観覧甲板4の高さを
低くして水面近くにする為と、養殖w49を固定するた
めにもバラストタンク6に給水して船体の喫水を深くす
る。
揚網作業が終了すれば、バラストタンク6を排水して船
体を浮上させ、養殖網9をショースペース3から引き出
して船体から切り離す。
観光客は、揚網ショーを観覧甲板4に於て、海面近くと
、全体を見渡す高い位置と、網中で遊泳する魚の状態と
を水中から観覧できる・ショースペース3内に引き込ま
れる養殖網9は、上端閉口邪の周囲にフロー)10が設
けられ、これを海上に浮設させた状態で、連結部材2の
下を通ってショースペース3内に案内する。揚網は、第
4図に示すように、作業者が養殖tI49のフロート上
の作業台11で、あるいは観覧甲板4からもできる。
揚網時に、第7図に示すように、網中の魚を透明の吸入
管12で、吸い揚げると、観光客は揚魚状態を特に楽し
く観察できる。透明の吸入管12は、魚ポンプ(図示せ
ず)の吸入側に連結されて、水と一緒に魚を吸入する。
吸入管12は中間が吊下部材で吊り上げられて、網中の
魚を上方に吸い揚げる。
第6図は、ショースペース内に、水面に浮上する水上ブ
ール13を案内する使用例を示す。上方が開口された水
上ブール13は、それ自体で浮上するフロート14を備
え、前述の養殖網9と同様にショースペース3内に案内
される。この水上ブール13は、内部に水と活魚とが収
納されており、水上ブール3内に観光客が入って活魚を
掴み取りし、観覧甲板からその状態を見て楽しむ。
第8図に示す使用例は、船殻1と連結部材2とで囲まれ
たショースペース3内に網21を張り、網21中で水泳
、波遊び、活魚の掴み取り等をし、観覧甲板4からこれ
を観覧する。w421は、内部で遊ぶ人々が安全なよう
に、周囲の全体がショースペース3周りの船殻lと連結
部材2とに連結され、網目は、水は通過するが、人体は
通過しない網目で、更に人体が載っても破損しない充分
な強度のものが使用される。
この使用状態は、船体を走行させることによって、網内
に流入する水流や波等で地上の流水ブールでは得られな
い雰囲気で楽しく安全に水と戯れることができ、又、こ
の状態を周囲から観覧して、水の中の者と観覧するもの
両方が楽しく遊ぶことができる。
更に、陸地から離れて美しい水の海上で楽しく遊ぶこと
ができるにもかかわらず、周囲全体が囲まれたショース
ペース3内で水遊びするので、外部に流れ出す心配がな
く、又充分に監視できて安全に水遊びできる特長が実現
でき、又、船体の走行スピードを変え、あるいは走行場
所を変更することによって、流水の速さや波の大きさが
調整でき、安全で多目的にしかも楽しく使用できる特長
が実現できる。この使用状態は、網が破れない限り、非
常に安全なスポーツでありながらスリルが楽しめる。
又、前記網の代わりに水の通過しないキャンパスシート
を張設したものは、人体が直接水に触れないので、冬期
でも実施することができ、波によって動揺するシート上
で遊ぶことができる(水上トランポリン)。
更に又、本発明の観光船は、ショースペース内で、イル
カやシャチ等の水中、水上ショーを楽しく周囲から観察
できる。
第8図に示す観光船は、ショースペース3の上方閏日部
が操舵甲板15で閉塞されている。操舵甲板15は、天
窓等の遮光手段16を備えており、憂悶は天窓を開放す
ることにより、ショースペース3内に採光、及び換気す
る。夜間航行時は天窓等の遮光手段16を閉止して、照
明17を点灯し、ショースペース3から上方に光が漏れ
て、操舵室18より後方の視界を妨げないようにする。
従って、操舵室18は操舵甲板15より上方に配設され
ている。又、操舵甲板15に、雨水が通過しない非通水
性の板材を使用するなら、雨天時に天窓等を閉めて、シ
ョースペース3内に雨水の侵入を防止できる。従って、
この構造によると、晴雨、昼夜にかかわりなく海上ショ
ーを楽しむことができ、又、夜間安全に航行できる。
第9図と第1θ図はショースペース3を更に有効に利用
する具体例を示す。これ等の図面に示される観光船は、
船殻lと連結部材2とで囲まれるショースペース3の水
面上に開閉自在な中間甲板19が設けられている。
第9図に示される中間甲板19は、中央で2分割され、
それぞれが水平の姿勢から下方に傾動できるように、回
動ビン20を介して船殻」の内側に装着されている。こ
の中間甲板19は、駆動手段(図示せず)によって、水
平の姿勢と垂直の姿勢に傾動される。
航行中は、中間甲板19を第9図の実線で示すように水
平に張設して、収容等の用途に使用し、海上ショーをす
るときには鎖線で示すように、垂直にして水中に降下し
てショースペース3を開放する。
第1O図の中間甲板19は、それ自体が水平にスライド
してショースペース3を開閉している。
この中間甲板19は、船体の前後に2分割されており、
それぞれが連結部材2の下方に出入自在に収納されてい
る。
この中間甲板19により、ショースペース3を全て閉塞
することも、また、一部を閉塞して、収容又は作業の為
の甲板として使用し、他をショースペースとして多目的
に使用することが出来る。
更に、第11図と第12図とに示す示す観光船は、両船
殻lが強固に連結でき、しかも便利に使用できるように
、連結部材2が連結フレーム2Aと連結甲板2Bとから
なる。連結部材2は、左右の船殻を波浪等の外部よりの
衝撃に耐える強固なフレーム構造とする必要がある。連
結フレーム2Aはこのことを実現する為に、強固なフレ
ームと構造に構成されている。連結甲板2Bは、連結フ
レーム2Aよりも薄い板状で、下方に移動自在に中間甲
板19が設けられている。
この構造によると、両船殻1が強固に連結できると共に
、中間甲板19を連結部材2の上面に接近して配設でき
る。従って、中間甲板19を閉じた状態では、中間甲板
19と連結部材2上面の観覧甲板とを同一レベル近くに
でき、又、中間甲板19が上方にあって、走行時にこれ
に波が当たつ走行抵抗が増大するのを防止できる。
第13図と第14図とに、水平面内で移動してショース
ペース3を開閉する中間甲板19の移動構造の具体例を
示す。この図に示される中間甲板19は、下面の4隅に
走行用の車輪39を備え、両側4隅に横ずれを防止する
ガイド車輪40が設けられている。各中間甲板19には
チェーンやワイヤー等の牽引線材41の端が連結され、
この牽引線材41は、ショースペース3の両側に水平に
配設されたシャフト42に取り付けられたチェーンホイ
ール43に掛けられている。シャフト42は反転可能な
原動6144に駆動される。
原動機44が実線の方向にシャフト42を回転させると
、中間甲板19は閉子され、反対に鎖線の方向に回転さ
れると、中間甲板19は閏かれる。
中間甲板19は、図示しないが、油圧モーターや油圧シ
リンダー等によって、第12図の実線で示す閏いた位置
と、鎖線で示す閉じた位置とに水平平行移動させること
も可能である。
第15図に別の構造の観光船を示す。この観光線は、観
覧甲板4Aの内側に沿って鉛直の区画壁38が設けられ
ている。区画壁38は通水性がなく、万一船体が傾斜し
た場合にも、船殻への浸水を防止して船体の安全を保つ
。即ち、この図に於ては、区画壁38より右側(ショー
スペース方向)は、船体の外側という概念で、区画壁3
8により左側の船体内部Rへの浸水を防止し、安全を確
保できる。
更に、この図に於て、中間甲板19がスライドして除か
れた部分に出来たスペースも、観覧甲板4Bとすること
が出来る。従って、この観光船は、何段もの高さが異な
る観覧甲板を設けることが出来る。
第16図ないし第20図に、洋上で各種のショーを連続
的に演じるのに使用できる海上浮上物7を示す。この海
上浮上物7は、長尺構造体で、前後両端部に浮タンク2
2が設けられたパイプ等のフレーム構造で、複数の小間
が平面的に構成され、両舷側部も所定の深度で鉛直下方
に浸水するフレーム構造とする。第17図、第18図お
よび第19図に示すように、線材によってターンバック
ル23て締結して固定し、前後の浮タンク22によって
、水面上に一部が浮上し、露出した海上浮上物としてい
る。
この連結式の海上浮上物7は、その幅がショースペース
の幅より多少狭く形成され、両船殻lの中間部へまたぐ
形状でショースペースに乗り入れ、区画された各小間を
、船殻1のショースペースに対応させ、各種のショーや
ゲームを次々と演するようにしたものである。
第16図、第17図および第18図に示す海上浮上物7
は、いけす網24、揚げ網25、ブール26、もぐり1
127、小いけす網28が縦に並べられている。
この海上浮上物7の使用方法は、いけす網24に蓄養し
た活魚をあらかじめ、揚げw425へ移しておき、これ
をショースペース内に引き込んで、揚げ網25を使用し
て揚網し、次に船体を少し前進させてブール26の上面
が開口するようにショースペースに対応させ、活魚の手
掴み等のブールショーを演する。その後、更に船殻を前
進させて、もぐり網27を使用する。もぐり網27は、
ダイビング用の網で、素もぐり等のゲームやショーを演
するものであるが、人体が通過しない網と、模擬海底2
9によって、区画されたエリアであり、非常に安全であ
る。
もぐり網27は、第20図に示すように、素もぐりダイ
ビングに使用する網によって区画されたスペースである
模擬海底29を構成する潜降底は、密閉された中空状に
形成して、給排気管30より、排気弁31を介して空気
を排出することにより給排水口32より海水を流入させ
て沈設し、空気源(図示せず)より、給気弁33を開い
て潜降底に圧縮空気を圧入して海水を給排水口32より
排出して浮上させ(一点鎖線の位置)模擬海底29の保
守をする。
もぐり網27は、船殻1に設けられた水中窓から内部を
美しく見ることができる。
この連結式の海上浮上物7は、双胴の船殻1がまたぐ形
で乗り入れるので、上面からアンカーローブを係留した
のでは、船殻とアンカーローブが接触してプロペラ等に
巻き付くおそれがある。従って、第19図のように、浮
タンク22から、舷側フレーム34の下をくぐらせて、
アンカーロー135を延長し、遠隔海底にアンカー36
により係留する。
いけす網24、揚げ網25、ブール26、もぐり網27
、小いけす!1128は、上端が開口され、上端開口部
がフレーム又はフロートに連結されている。
ブール26は、上方開口の箱形に形成され、周縁にフロ
ート37が設けられて海上に浮上され、1綽がフレーム
に連結されている。
この海上浮上物7は、アンカー36を上げて移動できる
。従って船でもって所要の位置に曳航し、あるいはこれ
を移動して両船殻1のショースペースに案内することも
できる。
第17図と第18図とに示す海上浮上物7は、5区画さ
れているが、更に多くの区画を設けて色々のショーを行
い、あるいはこれより少ない区画でショーを行うことも
可能である。
海上浮上物7には、前述のショー以外のものも採用でき
る。例えば、網中に種々の魚を入れた海中水族館として
使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す観光船の斜視図、第2
図および第3図はこの発明の実施例を示す観光船の平面
図および縦断面図、第4図ないし第8図は使用状態の一
例を示す断面図及び断面斜視図、第9図および第10図
はンヨースペースに中間甲板を有する実施例を示す断面
図、第11図および第12図は他の実施例を示す観光船
の平面図および垂直断面図、第13図および第14図は
中間甲板の開閉構造を示す平面図および側面図、第15
図は他の実施例を示す観光船の一部断面図、第16図は
観光船と海上浮上物の他の実施例を示す斜視図、第17
図と第18図は海上浮上物の一例を示す平面図および側
面図、第19図は第17図と第18図に示す海上浮上物
の係留状態を示す断面図、第20図はもぐり網を示す断
面図、第21図は従来の観光船の使用状態を示す断面図
である。 1・・船殻、       2・・連結部材、3・・シ
ョースペース、  4・・観覧甲板、5・・水中窓、 6・・バラストタンク、 7・・海上浮上物、    8・・牽引ローブ、9・・
養殖網、     10・・フロート、11・・作業台
、     12・・吸入管、13・・水上ブール、 
  14・・フロート、15・・操舵甲板、    1
6・・遮光手段、17・・照明、      18・・
操舵室、19・・中間甲板、    20・・回動ビン
21・・網、       22・・浮タンク、23・
・ターンバックル、24・・いけす網、25・・揚げ網
、     26・・ブール、27・・もぐり網、  
  28・・小いけす網、29・・模擬海底、    
30・・給排気管、31・・排気弁、     32・
・給排水口、33・・給気弁、 34争・舷側フレーム、 35・・アンカーロープ 36・・アンカー、37・・
フロート、    38・・区画壁、39・・車輪、 
     40・・ガイド車輪、41・・牽引線材、 
   42・・シャフト、43・番チェーンホイール、 44・・原動機。 第1図 ^ハ 第2図 第3図 wcA図 第5図 第7図 第9図 第  10  図 第  11  図 第  12 図 第  15  図 第19図 第20図 第21図 〜”−++”” 手続補正書(自発) 昭和62年 2月 7日 昭和61年 特 許 願第296203号7gガナ ト
クシクケンチルトシムヤチロウペザイ予ンアザ!ツイチ
ョウ住 所徳島県鳴門市撫養町ノF財天字三・ノ井丁部
番地の3氏  名(名称)    林   武 4、代理人 明    細    書 1、発明の名称 観光船 2、特許請求の範囲 (1)互いに離されて平行に配設され、かつ縦長状に形
成された左右一対の船殻と、両船殻間を連結して船殻と
で周囲が囲まれ起ショースペーユ炙”   1−5 す
る複数の連結部材よりなる船体を構成し、少なくとも船
殻にショースペースを観る観覧甲板が設けられており、
観覧甲板からショースペースを観覧するように構成され
たことを特徴とする観光船。 (2)船体がバラストタンクを備える特許請求の範囲第
1項記載の観光船。 (3)ショースペースに対向する船殻の内側に、透明板
にてなる水中窓が開口され、この水中窓は船殻の喫水降
下位置に於て水面下に潜没する特許請求の範囲第2項記
載の観光船。 (4)バラストタンクは、給水状態に於て連結部材の底
部が水面下に潜没する容積に構成されている特許請求の
範囲第2項記載の観光船。 (5)ショースペースが、水は通過するが、人体は通過
しない網材の底を有する特許請求の範囲第1項記載の観
光船。 (6)一方の連結部材底面の水面からの高さが、他方の
連結部材の水面からの高さより高く形成された特許請求
の範囲第1項記載の観光船。 (7)ショースペースの上方開口部が、操舵甲板で閉塞
されている特許請求の範囲第1向記載の観 −先般。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は、多数の観光客を乗船させて、船体内に設けら
れた海面のショースペースを水面上又は水中から観覧す
る多目的双胴観光船に関する。 [従来の技術] 海面で行われる各種の海面ショーを、船上から観覧した
り、渦潮等を見せる観光船は公知であり、多用されてい
る。 ところが、従来の観光船は、左右何れか片側の舷側から
しか観覧できない。この為、多数の観客が一方の舷側に
集まって船体が傾き、すこぶる危険な状態になり易く、
又、片方の舷側からでないと、観覧できないので同時に
多数の観光客が海上ショーを充分に楽しむことができな
い。 又、第21図に示すように、漁船で網を揚げる状態を観
覧する場合、あるいは海女が潜水する様子を観光船から
見る洋上潜水ショーを観覧する場合、あるいは又、海上
でのシンクロナイズドスイミング等の水泳を観る観光船
も、片側に観光客が集まって危険であり、多数の者が楽
しく観覧出来ない欠点があった。 全国の海や湖の観光地に於て、海面上あるいは海面に近
い水中で行われるほとんど総ての観光ショーが、最も楽
しい状態で、しかも多数の観光客が安全に観覧できる観
光船の実用化が切望されている。 本発明はこれを実現することを目的に開発されたもので
、本発明の重要な目的は、双胴の船殻とこれを連結する
複数の連結部材とでもって、船体内に周囲が囲まれたシ
ョースペースを形成し、このショースペース内で演じら
れるショーを観る観覧甲板を船殻に設けることによって
、停止あるいは移動する海上ショーを、多数の観光客が
安全に、しかも楽しく観覧できる多目的な用途の観光船
を提供するにある。 又、本発明の他の重要な目的は、海上に安価にプールや
遊技スペースができる多目的観光船を提供するにある。 [従来の問題点を解決する為の手段] 観光船は、互いに離されて平行に配設され、かつ縦長状
に形成された左右一対の船殻と、両船殻間を連結して船
殻とで周囲が囲まれたショースペースを船体の中央に形
成する複数の連結部材よりなる船体を構成している。シ
ョースペースを形成する船殻にショースペースを観る観
覧甲板が設けられており、この観覧甲板からショースペ
ースを観覧する。 [作用効果コ この発明の観光船は、双胴の船殻と、この船殻を連結す
る連結部材とで、周囲が囲まれたショースペースを船体
内に設けており、かつ、ショースペースを形成す五船殻
に観覧甲板を設けている。 このショースペース内で、各種のショーを演じ、観覧甲
板からショーを観覧する。水上スキーやイルカ等の海上
で移動するショー物体は、船体を一緒に移動して観覧す
る。ショースペースを観る観覧甲板は、両側から海上シ
ョーを観覧できる。船殻と連結部材とで、周囲が囲まれ
て閉鎖されたショースペースを形成し、閉鎖スペース内
で安全に数々の海上ショーができる。 ショースペース内で、海上を移動しない網揚げやシンク
ロナイズトスイミング等のショーをする場合、停船して
観光客は観覧甲板から観て楽しむ。 何れの使用状態に於ても、ふたつの船殻が連結された船
体は、観客が観覧甲板に集中的に集まっても、船体の傾
きを少なく出来る。 [好ましい実施例コ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図ないし第3図に示す多目的双胴観光船は、左右一
対の船殻1と、この船殻1を連結して周囲が囲まれたシ
ョースペース3を形成する連結部材2とを備える。 両船殻lは、少ない抵抗で海上を走行できるように、全
体の形状が縦長状で、平面形状に於て船首が先細り状に
形成されて、船尾部分に自走用の推進手段を備えている
。 ゛ ■−會八へ壕 1−+ 左右の船殻1は、間にショースペース3が設けられるよ
うに、互いに離されて平行に配設されている。両船殻1
の間隔は、船殻lの全長と海上のショー内容を考慮して
決定されるが、通常2〜30メートル、好ましくは、4
〜10メートルの範囲に調整される。 船殻1の全長は、図に示すように、連結部材2の連結位
置から船首と船尾の両方に突出するように、例えば、全
長が10〜100メートルに形成される。 船首と船尾の両方が連結部材2の連結位置から突出する
船体は、観覧甲板4の一部に観覧者が集合したときの、
船体の傾きを特に減少して船体の安定性を著しく向上で
きる特長がある。というのは、長い船殻1はそれ自体の
浮力が大きくなるので、左右いずれか一方の船殻lに観
覧者が集まっても片1辺船殻1が大きく沈むことがなく
、船体全体の左右の傾きを減少できる。 又、前方又は後方のいずれか片方の連結部材2に観覧者
が集まると、船体は前後に傾くが、連結部材2から前後
に突出する船殻lによって、前後の傾きも著しく減少で
きる。 更に、船殻1は、第4図に示すように、海上のショーを
、水中からも観覧できる水中窓5と、船殻1の喫水線を
調整する為の、バラストタンク6および給排水手段(図
示せず)とを備えている。 水中窓5は、喫水線が上昇したときに、言い替えれば、
船殻1の沈降状態に於て、水中に潜没し、喫水線が降下
して船殻1が浮上する状態のときに水面上に浮上する位
置に設けられ、かつ、両船殻lの開に設けられたショー
スペース3内のショーが見えるように、船殻1の相対向
する内側に設けられている。この水中窓5は、船殻lの
開口部が、ガラス等の透明板で、水密に閉塞された構造
が使用される。 バラストタンク6の容積は、これに給水した状態で、水
中窓5が喫水縁下の水中に潜没できる大きさに決定され
ている。給排水手段(図示せず)は、バラストタンク6
に連結された水ポンプで、バラストタンク6に海水を給
水し、又、バラストタンク6から排水する。バラストタ
ンク6が船殻1の喫水線より上方に設けられたものは、
バラストタンク6から自然流下させて排水できる。従っ
て、この場合、バラストタンク6の排水路を船殻外に開
口するだけで、水ポンプを使用せずに排水できる。 バラストタンク6は、第4図に示すように、好ましくは
船殻lの外側に配設される。この構造によると、バラス
トタンク6がショースペース3を見るのに邪魔にならず
、船殻1の内側の全面から広くショーを鑑賞できる。 船殻1は、好ましくは、第1図と第4図とに示すように
、上下に複数段の観覧甲板4が設けられる。複数段の観
覧甲板4は、多数の観覧者がショースペース3内の海上
ショーがよく見えると共に、海上ショーを、上からもあ
るいは下からも、好きな角度で楽しく観覧できる。 水面上に設けられた下段の観覧甲板4は、船殻の喫水線
を第4図に示すように上昇させた状態で、水面より多少
高くなる程度に決定され、上段の観覧甲板は、海上ショ
ー全体を上から見おろすことができる高さに決定され、
水中窓5から海上ショーを見る水面下の観覧甲板4は、
船殻1の沈降位置で水中に設けられる。 船殻lは、これが浮上した状態で連結部材2を水面上に
配設でき、下面が水面上に浮上する高さを有する。 連結部材2は、両側に平行に配設された船殻1を連結し
て一体構造の船体とし、船体内にショースペース3を設
けている。この連結部材2は、第5図と第6図に示すよ
うに、船殻1の間に沿ってショースペース3内に、海上
浮上物7を浮かせたままの状態で、簡単に案内でき、し
かも走行時の走波抵抗が少なくなるように、海面から所
要の高さだけ上に離されている。 第5図に示すように、前後両方の連結部材2を、海面か
ら同一の高さに配設する場合、海上浮上物7は船体の前
後両方向から簡単にショースペース3内に案内できる。 第6図に示すように、船体の一方から海上浮上物7をシ
ョースペース3内に案内する場合、一方の連結部材の高
さHlを、もう一方の連結部材の高さH2に比べて高く
、即ち、H,>H2の状態に配列することも可能である
。 又、連結部材2は、船体lの浮上位置に於て海面から離
されて位置し、船体の沈降位置に於て、底部が水中に位
置することも可能である。 第1図に示すように、連結部材2は、船殻1の観覧甲板
4に連結して、複数段の観覧甲板4が設けられている。 連結部材2と船殻1の観覧甲板4が、同一平面に連結し
て、しかもショースペース3の全周に設けられたものは
、観覧者がシヨースベース3の周囲を一周できて、最も
便利に使用できる。 第2図と第3図とに示す観光船は、ショースペース3内
で水上スキーをしてこれを周囲から観覧する状態を示す
。この場合スキーヤ−の牽引ローブ8を船首側連結部材
2の中央に結び、船体が所定のスピードで走行して牽引
ローブ8をスキーヤ−が持ってショースペース内で水上
スキーのプレイをし、プレイを観覧甲板4から鑑賞する
。スキーヤ−は、ショースペース内で色々の演技を行い
、これを観覧甲板から鑑賞する。 また、図示しないが、連結部材を3セツト配設して、船
殻の間に2つのショースペースを設けることも可能であ
る。この構造は、大型の船体に数百Å以上の収容が必要
な場合に適用される。 第4図と第5図とに示す観光船を使用して、ショースペ
ース3内で観光用の網場作業をする方法は、養殖1i1
9と船体のいずれか一方又は両方を移動させて、養殖網
9を相対的に矢印Aの方向に移動させるa養殖WJ9は
連結部材2の下をくぐり抜けさせて両船殻l及び連結部
材2で囲まれるショースペース内へ収容する。次いで揚
網時は、第4図と第7図とに示すように、観覧甲板4の
高さを低くして水面近くにする為と、養殖網9を固定す
るためにもバラストタンク6に給水して船体の喫水を深
くする。 揚網作業が終了すれば、バラストタンク6を排水して船
体を浮上させ、養殖網9をショースペース3から引き出
して船体から切り離す。 観光客は、揚網ショーを観覧甲板4に於て、海面近くと
、全体を見渡す高い位置と、網中で遊泳 5する魚の状
態とを水中から観覧できる。 ショースペース3内に引き込まれる養殖網9は、上端開
口部の周囲にフC2−)10が設けられ、これを海上に
浮設させた状態で、連結部材2の下を通ってショースペ
ース3内に案内する。揚網は、第4図に示すように、作
業者が養殖IM9のフロート上の作業台11で、あるい
は観覧甲板4からもできる。 揚網時に、第7図に示すように、網中の魚を透明の吸入
管12で、吸い揚げると、観光客は揚魚状態を特に楽し
く観察できる。透明の吸入管12は、魚ポンプ(図示せ
ず)の吸入側に連結されて、水と一緒に魚を吸入する。 吸入管12は中間が吊下部材で吊り上げられて、網中の
魚を上方に吸い揚げる。 第6図は、ショースペース内に、水面に浮上する水上ブ
ールI3を案内する使用例を示す。上方が間口された水
上ブール13は、それ自体で浮上するフロート14を備
え、前述の養殖網9と同様にショースペース3内に案内
される。この水上ブール13は、内部に水と活魚とが収
納されており、水上ブール3内に観光客が入って活魚を
掴み取りし、観覧甲板からその状態を見て楽しむ。 第8図に示す使用例は、船殻1と連結部材2とて囲まれ
たショースペース3内にw421を張り、網21中で水
泳、波遊び、活魚の掴み取り等をし、観覧甲板4からこ
れを観覧する。網21は、内部で遊ぶ人々が安全なよう
に、周囲の全体がショースペース3周りの船B1と連結
部材2とに連結され、網目は、水は通過するが、人体は
通過しない網目で、更に人体が載っても破損しない充分
な強度のものが使用される。 この使用状態は、船体を走行させることによって、網内
に流入する水流や波等で地上の流水ブールでは得られな
い雰囲気で楽しく安全に水と戯れることができ、又、こ
の状態を周囲から観覧して、水の中の者と観覧するもの
両方が楽しく遊ぶことができる。 更に、陸地から離れて美しい水の海上で楽しく遊ぶこと
ができるにもかかわらず、周囲全体が囲まれたショース
ペース3内で水遊びするので、外部に流れ出す心配がな
く、又充分に監視できて安全に水遊びできる特長が実現
でき、又、船体の走行スピードを変え、あるいは走行場
所を変更することによって、流水の速さや波の大きさが
調整でき、安全で多目的にしかも楽しく使用できる特長
が実現できる。この使用状態は、網が破れない限り、非
常に安全なスポーツでありながらスリルが楽しめる。 又、前記網の代わりに水の通過しないキャンパスシート
を張設したものは、人体が直接水に触れないので、冬期
でも実施することができ、波によって動揺するシート上
で遊ぶことができる(水上トランポリン)。 更に又、本発明の観光船は、ショースペース内で、イル
カやシャチ等の水中、水上ショーを楽しく周囲から観察
できる。 第8図に示す観光船は、ショースペース3の上方開口部
が操舵甲板15で閉塞されている。操舵甲板15は、天
窓等の遮光手段16を備えており、昼間は天窓を開放す
ることにより、ショースペース3内に採光、及び換気す
る。夜間航行時は天窓等の遮光手段16を閉止して、照
明17を点灯し、ショースペース3から上方に光が漏れ
て、操舵室18より後方の視界を妨げないようにする。 従って、操舵室18は操舵甲板15より上方に配設され
ている。又、操舵甲板15に、雨水が通過しない非通水
性の板材を使用するなら、雨天時に天窓等を閉めて、シ
ョースペース3内に雨水の侵入を防止できる。従って、
この構造によると、晴雨、昼夜にかかわりなく海上ショ
ーを楽しむことができ、又、夜間安全に航行できる。 第9図と第10図はショースペース3を更に有効に利用
する具体例を示す。これ等の図面に示される観光船は、
船殻1と連結部材2とで囲まれるショースペース3の水
面上に開閉自在な中間甲板19が設けられている。 第9図に示される中間甲板19は、中央で2分割され、
それぞれが水平の姿勢から下方に傾動できるように、回
動ビン20を介して船殻lの内側に装着されている。こ
の中間甲板19は、駆動手段(図示せず)によって、水
平の姿勢と垂直の姿勢に傾動される。 航行中は、中間甲板19を第9図の実線で示すように水
平に張設して、収容等の用途に使用し、海上ショーをす
るときには鎖線で示すように、垂直にして水中に降下し
てショースペース3を開放する。 第10図の中間甲板19は、それ自体が水平にスライド
してショースペース3を開閉している。 この中間甲板19は、船体の前後に2分割されており、
それぞれが連結部材2の下方に出入自在に収納されてい
る。 この中間甲板19により、ショースペース3を全
て閉塞することも、また、一部を閉塞して、収容又は作
業の為の甲板として使用し、他をショースペースとして
多目的に使用することが出来る。 更に、第11図と第12図とに示す示す観光船は、両船
殻lが強固に連結でき、しかも便利に使用できるように
、連結部材2が連結フレーム2Aと連結甲板2Bとから
なる。連結部材2は、左右の船殻を波浪等の外部よりの
衝撃に耐える強固なフレーム構造とする必要がある。連
結フレーム2Aはこのことを実現する為に、強固なフレ
ームと構造に構成されている。連結甲板2Bは、連結フ
レーム2Aよりも薄い板状で、下方に移動自在に中間甲
板19が設けられている。 この構造によると、両船殻lが強固に連結できると共に
、中間甲板19を連結部材2の上面に接近して配設でき
る。従って、中間甲板19を閉じた状態では、中間甲板
19と連結部材2上面の観覧甲板とを同一レベル近くに
てき、又、中間甲板19が上方にあって、走行時にこれ
に波が当たつ走行抵抗が増大するのを防止できる。 第13図と第14図とに、水平面内で移動してショース
ペース3を開閉する中間甲板19の移動構造の具体例を
示す。この図に示される中間甲板19は、下面の4隅に
走行用の車輪39を備え、両側4隅に横ずれを防止する
ガイド車輪40が設けられている。各中間甲板19には
チェーンやワイヤー等の牽引線材41の端が連結され、
この牽引線材41は、ショースペース3の両側に水平に
配設されたシャフト42に取り付けられたチェーンホイ
ール43に掛けられている。シャフト42は反転可能な
原動機44に駆動される・原動機44が実線の方向にシ
ャフト42を回転させると、中間甲板19は閉子され、
反対に鎖線の方向に回転されると、中間甲板19は開か
れる。 中間甲板19は、図示しないが、油圧モーターや油圧シ
リンダー等によって、第12図の実線で示す開いた位置
と、鎖線で示す閉じた位置とに水平平行移動させること
も可能である。 第15図に別の構造の観光船を示す。この観光線は、観
覧甲板4Aの内側に沿って鉛直の区画壁38が設けられ
ている。区画壁38は通水性がなく、万一船体が傾斜し
た場合にも、船殻への浸水を防止して船体の安全を保つ
。即ち、この図に於ては、区画壁38より右側(ショー
スペース方向)は、船体の外側という概念で、区画壁3
8により左側の船体内部Rへの浸水を防止し、安全を確
保できる。 更に、この図に於て、中間甲板19がスライドして除か
れた部分に出来たスペースも、観覧甲板4Bとすること
が出来る。従って、この観光船は、何段もの高さが異な
る観覧甲板を設けることが出来る。 第16図ないし第20図に、洋上で各種のショーを連続
的に演じるのに使用できる海上浮上物7を示す。この海
上浮上物7は、長尺構造体で、前後両端部に浮タンク2
2が設けられたパイプ等のフレーム構造で、複数の小間
が平面的に構成され、両舷側部も所定の深度で鉛直下方
に浸水するフレーム構造とする。第17図、第18図お
よび第19図に示すように、線材によってターンバック
ル23で締結して固定し、前後の浮タンク22によって
、水面上に一部が浮上し、露出した海上浮上物としてい
る。 この連結式の海上浮上物7は、その幅がショースペース
の幅より多少狭く形成され、両船殻1の中間部へまたぐ
形状でショースペースに乗り入れ、区画された各小間を
、船殻lのショースペースに対応させ、各種のショーや
ゲームを次々と演するようにしたものである。 第16図、第17図および第18図に示す海上浮上物7
は、いけす網24、揚げ網25、ブール26、もぐり網
27、小いけす網28が縦に並べられている。 この海上浮上物7の使用方法は、いけす1!424に蓄
養した活魚をあらかじめ、揚げ網25へ移しておき、こ
れをショースペース内に引き込んで、揚げ網25を使用
して揚網し、次に船体を少し前進させてブール26の上
面が開口するようにショースペースに対応させ、活魚の
手掴み等のブールショーを演する。その後、更に船殻を
前進させて、もぐり網27を使用する。もぐり網27は
、ダイビング用の網で、素もぐり等のゲームやショーを
演するものであるが、人体が通過しない網と、模擬海底
29によって、区画されたエリアであり、非常に安全で
ある。 もぐり網27は、第20図に示すように、素もぐりダイ
ビングに使用する網によ1て区画されたスペースである
。 模擬海底29を構成する潜降底は、密閉された中空状に
形成して、給排気管30より、排気弁31を介して空気
を排出することにより給排水口32より海水を流入させ
て沈設し、空気R(図示せず)より、給気弁33を開い
て潜降底に圧縮空気を圧入して海水を給排水口32より
排出して浮上させ(一点鎖線の位置)模擬海底29の保
守をする。 もぐり網27は、船殻lに設けられた水中窓から内部を
美しく見ることができる。 この連結式の海上浮上物7は、双胴の船殻1がまたぐ形
で乗り入れるので、上面からアンカーローブを係留した
のでは、船殻とアンカーローブが接触してプロペラ等に
巻き付くおそれがある。従って、第19図のように、浮
タンク22から、舷側フレーム34の下をくぐらせて、
アンカーローブ35を延長し、遠隔海底にアンカー36
により係留する。 いけす網24、揚げ網25、ブール26、もぐり[27
、小いけす網28は、上端が開口され、上端間口部がフ
レーム又はフロートに連結されている。 ブール26は、上方間口の箱形に形成され、周縁にフロ
ート37が設けられて海上に浮上され、上縁がフレーム
に連結されている。 この海上浮上物7は、アンカー36を上げて移動できる
。従って船でもって所要の位置に曳航し、あるいはこれ
を移動して両船殻lのショースペースに案内することも
・ 第17図と第18図とに示す海上浮上物7は、5区画さ
れているが、更に多くの区画を設けて色々のショーを行
い、あるいはこれより少ない区画でショーを行うことも
可能である。 海上浮上物7には、前述のショー以外のものも採用でき
る。例えば、網中に種々の魚を入れた海中水族館として
使用することもできる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す観光船の斜視図、第2
図および第3図はこの発明の実施例を示す観光船の平面
図および縦断面図、第4図ないし第8図は使用状態の一
例を示す断面図及び断面斜視図、第9図および第10図
はショースペースに中間甲板を有する実施例を示す断面
図、第11図および第12図は他の実施例を示す観光船
の平面図および垂直断面図、第13図および第14図は
中間甲板の間開構造を示す平面図および側面図、第15
図は他の実施例を示す観光船の一部断面図、第16図は
観光船と海上浮上物の他の実施例を示す斜視図、第17
図と第18図は海上浮上物の一例を示す平面図および側
面図、第19図は第17図と第18図に示す海上浮上物
の係留状態を示す断面図、第20図はもぐり網を示す断
面図、第21図は従来の観光船の使用状態を示す断面図
である。 l・・船殻、       2・・連結部材、3・・シ
ョースペース、  4・・観覧甲板、5・・水中窓、 6・・バラストタンク、 7・・海上浮上物、    8・・牽引ローブ、9・・
養殖網、     10・・フロート、11・・作業台
、     12・・吸入管、13・・水上ブール、 
  14・・フロート、15・・操舵甲板、    1
6・・遮光手段、17・・照明、      18・・
操舵室、19・・中間甲板、    20・・回動ビン
21・・網、       22・・浮タンク、23・
・ターンバックル、24・・いけす網、25・・揚げ網
、     26・・ブール、27・・もぐり網、  
  28・・小いけす網、29・・模擬海底、    
30・・給排気管、31・・排気弁、     32・
・給排水口、33・・給気弁、 34・・舷側フレーム、 35・・アンカーユニff  36−−アンカー、37
・・フロート、    38・・区画壁、−39・・車
輪、      40・・ガイド車輪、41・・牽引線
材、    42・・シャフト、43・・チェーンホイ
ール、 44・・原動機。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに離されて平行に配設され、かつ縦長状に形
    成された左右一対の船殻と、両船殻間を連結して船殻と
    で周囲が囲まれたショースペースを船体の中央に形成す
    る複数の連結部材よりなる船体を構成し、少なくとも船
    殻にショースペースを観る観覧甲板が設けられており、
    観覧甲板からショースペースを観覧するように構成され
    たことを特徴とする観光船。
  2. (2)船体がバラストタンクを備える特許請求の範囲第
    1項記載の観光船。
  3. (3)ショースペースに対向する船殻の内側に、透明板
    にてなる水中窓が閉口され、この水中窓は船殻の喫水降
    下位置に於て水面下に潜没する特許請求の範囲第2項記
    載の観光船。
  4. (4)バラストタンクは、給水状態に於て連結部材の底
    部が水面下に潜没する容積に構成されている特許請求の
    範囲第2項記載の観光船。
  5. (5)ショースペースが、水は通過するが、人体は通過
    しない網材の底を有する特許請求の範囲第1項記載の観
    光船。
  6. (6)一方の連結部材底面の水面からの高さが、他方の
    連結部材の水面からの高さより高く形成された特許請求
    の範囲第1項記載の観光船。
  7. (7)ショースペースの上方開口部が、操舵甲板で閉塞
    されている特許請求の範囲第1向記載の観光船。
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