JP2012531470A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 一般式（Ｉ）：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   で示されるエステルの混合物であって、Ｒ _１が９個以上の炭素原子を含有するアルキル基である一般式（Ｉ）で示されるエステルを、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて１０重量％以下含んでなるエステル混合物。
2. Ｒ_１が７〜９個の炭素原子を含有するアルキル基である、請求項１に記載のエステル混合物。
3. Ｒ _１が９個以上の炭素原子を含有するアルキル基である一般式（Ｉ）で示されるエステルを、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて５重量％以下含んでなる、請求項１または２に記載のエステル混合物。
4. Ｒ_２が１２個および／または１４個の炭素原子を含有するアルキル基である式（Ｉ）で示されるエステルの総量が、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて、６０重量％以上、好ましくは７０重量％以上である、請求項１〜３のいずれかに記載のエステル混合物。
5. 分岐エステルの量が、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて、１０重量％以下、好ましくは５重量％以下、最も好ましくは１重量％以下である、請求項１〜４のいずれかに記載のエステル混合物。
6. 一般式（Ｉ）：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   で示されるエステル混合物の製造方法であって、得られるエステル混合物が、Ｒ_１が９個以上の炭素原子を含有するアルキル基である一般式（Ｉ）で示されるエステルを、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて１０重量％以下含有するような比で、炭素酸または炭素酸混合物：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   をアルコールまたはアルコール混合物：
   

   

   ［式中、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   と反応させる方法。
7. エステル交換触媒の存在下での、一般式（Ｉ）：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   で示されるエステル混合物の製造方法であって、得られるエステル混合物が、Ｒ_１が９個以上の炭素原子を含有するアルキル基である一般式（Ｉ）で示されるエステルを、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて１０重量％以下含有するような比で、炭素酸メチルエステルまたは炭素酸メチルエステル混合物：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   をアルコールまたはアルコール混合物：
   

   

   ［式中、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   と反応させる方法。
8. 一般式（Ｉ）：
   

   

   ［式中、Ｒ_１は５〜１１個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Ｒ_２は８〜１８個の炭素原子を含有するアルキル基である。］
   で示されるエステルの混合物を０．１〜９５重量％含んでなる化粧用組成物および／または医薬用組成物であって、混合物が、Ｒ_１が９個以上の炭素原子を含有するアルキル基である一般式（Ｉ）で示されるエステルを、式（Ｉ）で示されるエステルの総量に基づいて１０重量％以下含んでなる組成物。
9. 請求項１〜５のいずれかに記載のエステル混合物の、化粧用組成物および／または医薬用組成物の製造のための、または化粧用組成物および／または医薬用組成物における使用。
10. 油成分および／または可溶化剤としての、請求項９に記載の使用。