JP2012530248A - 製品の成分濃度を判定して製品を識別及び分類する方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、製品の流れの中の、所定濃度の成分を含む適切な製品を、その成分を異常濃度で含む異常な製品に対して、識別及び分類するための方法であって、光線がこれらの製品に衝突し、これらの製品中の前記成分によるこの光線の吸光度が、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域で製品によって反射される光の強度を測定することにより検出され、それによって、前記吸光度に基づいて検出信号が生成され、前記検出信号が閾値を超える場合に製品は異常な製品として特定される、識別及び分類方法に関する。
Description
本発明は、好ましくは粒状の製品を最適に分類するための、特に所定濃度の成分を含む適切な製品を、前記成分を異常な濃度で含む異常な製品から識別及び分類するための方法に関する。この方法によれば、光線が、幅の広い製品流の中を移動する製品に衝突し、それらの製品によって反射される光の強度が測定されることにより、異常な製品から適切な製品を識別することを可能にする検出信号が生成される。これらの製品を分類するために、除去デバイスが、前記検出信号により制御され、それによりこの製品流から異常な製品を分離する。
現行の最新技術による既知の方法によれば、光線が製品の方向に配向され、これらの製品により散乱された、及び/又はこれらの製品により直接反射された光の強度が検出される。かかる検出により、製品の色又は構造に基づき製品を分類することが可能となる。かかる方法は、例えば米国特許第4634881号、米国特許第4723659号、又は米国特許第6864970号などの文献に記載されている。
これらの方法は、光線、特に380nm〜750nmの間の波長を有するレーザ光を利用し、製品により散乱又は直接反射された光が、製品に衝突する光線の波長に対する感度を有する検出器によって検出される。しかし、適切な製品と同一の色及び特に同一の構造を有する異常な製品を検出する必要がある場合には、これらの既存の方法は、正確な分類を行うには不十分なものとなる。したがって、例えばある緑色の合成材料から緑色の野菜類を識別することなどが困難となる。
米国特許第6734383号の文献は、クロロフィル又はアフラトキシンなどの製品中のいくつかの成分の存在が蛍光発光により検出される分類機械を説明している。実際、これらの成分は、ある特定の波長を有する光により励起される際には常に、別の波長を有する光を発する。
しかし、蛍光発光に基づく分類は、多くの成分において実施可能ではない。なぜなら、かかる蛍光発光は、多くの成分の場合において、分類を行うために利用される光の波長では生じず、或いは蛍光発光は、確実な製品の分類を達成するには微弱すぎるためである。
本発明は、確実に製品を識別することを可能にし、実質的に構造に依拠することなく、特に製品による光の散乱及び製品の色に依拠することなく製品を分類することを可能にする方法を提供することによって、これらの欠点を解消することを目的とする。さらに、本発明は、製品が非常に確実且つ正確に識別及び分類され得るように、適切な製品の検出信号と異常な製品の検出信号との間に大きな差異をもたらすことを可能にする。
このために、光線が製品に衝突され、それらの製品中の前記成分によるこの光線の吸光度が、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域でこれらの製品によって反射された光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づく検出信号が生成される。これにより、前記検出信号がある閾値を超える場合に、製品は異常な製品として特定されることとなる。
実質的に、前記吸光度は、前記成分がこの光線の光に対して吸光度ピークを有する前記光線の波長又は波長域にて検出される。
有利には、前記光線は、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域を有する。
本発明による方法の興味深い一実施例によれば、この光線は、少なくとも2つの異なる波長を有し、製品によるこの光線の吸光度は、これらの2つの異なる波長にて検出され、前記検出信号は、これらの波長での製品による光線の吸光度の変化に応じて生成される。
好ましくは、前記検出信号は、適切な製品及び異常な製品が前記成分による光線の実質的に同一の吸光度を示す、第1の波長で検出された光線の吸光度であって、適切な製品及び異常な製品が前記成分による異なる吸光度を有する、光線の第2の波長で検出されたその成分による吸光度と比較した、第1の波長で検出された光線の吸光度によって生成される。
本発明による方法の好ましい一実施例によれば、前記製品は、ほぼ単一の製品の厚さを有する幅広の流れの中を移動され、前記光線は、これらの製品を走査するように製品流の幅にわたって、且つ製品流の移動方向に対して横方向に移動される。
これらの製品の前記成分による光線の前記吸光度は、例えばインジウムガリウムヒ化物光検出器により検出される。
さらに、前記成分は、水、油、糖、タンパク、デンプン、セルロース、及び/又はニコチンから形成され得る。この成分が例えば水から形成される場合、製品による前記光線の吸光度は、好ましくは、760nm、970nm、1200nm、1450nm、1940nm、及び/又は1970nmの波長で検出されることとなる。
本発明の他の特色及び利点が、本発明による方法のいくつかの特定の実施例の以下の説明から明らかになろう。この説明は、もっぱら例として示され、いかなる意味においても特許請求される保護範囲を限定しない。以下において使用される参照数字は、添付の図面を参照したものである。
種々の図面において、同一の参照数字は、同一の又は類似の要素を指す。
本発明による方法により、製品中のある特定の成分の存在に応じて、これらの製品を識別又は分類することが可能となる。かかる成分は、例えば水、油、糖、タンパク、デンプン、セルロース、又はニコチンなどから構成されてもよい。ここで、適切な製品はある特定の濃度のこの成分を含むが、この成分を含まないか、又は異常な濃度でこの成分を含む製品は、分類の際に製品流から取り除かれることが必要な異常な製品と見なされる。
このように異常な製品を検出するためには、光線がこれらの製品に衝突され、これらの製品によって反射される光の強度が測定される。ここで、前記成分が吸光度ピークを有する波長を有する光線が選択される。したがって本発明の方法によれば、製品中の当該成分の存在又は不在が、当該波長又はこの波長を含む波長域での前記光線の吸光度を判定することにより検出される。これを目的として、反射光の強度又は吸収される光についての閾値が、例えば適切な製品中に存在する当該成分の最低濃度又は最高濃度などに応じて選択される。
ある製品により反射される光の強度が、所望の製品により反射される光の強度から逸脱し、したがって前記閾値を超えることが証明された場合には、この製品は異常な製品として識別され、製品流から取り除かれることとなる。
ある成分の吸光度ピークによって、この成分についての吸収スペクトルがその吸収スペクトル中の2つの連続する最小値間において最大値を有する波長又は波長域が理解される。したがって本発明によれば、ある成分による光線の吸光度は、吸光度ピークの最大値に対応する波長で、又はこのスペクトル中の前記連続する最小値間の波長で検出される。さらに、当該成分による光線の吸光度は、少なくとも主に前記連続する最小値間に位置する波長域において検出可能となる。ここで、この波長域は、好ましくは、しかし必須ではないが、吸光度ピークの最大値に対応する波長を含む。
本発明によれば、前記吸光度ピークは、900〜2500nmの波長域内において選択され、したがって反射光はこの域内において検出される。この波長域の選択により、その光の吸光度が製品の色によって影響されないことが確保される。実際、可視光内に位置する吸光度ピークが選択された場合には、光線の吸収及び反射は製品の色に大きく左右されることとなり、その結果、当該成分の濃度は光線の吸光度によって確実には検出され得なくなる。
したがって前記光線は、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域を有する。有利には、この光線の波長又は波長域は約1150nm〜2500nmの間である。
したがって、例えば約1450nmの波長を有する光線を利用することにより、例えば野菜などの水性製品と例えば合成材料などの非水性製品との間において区別を行うことが可能となる。この波長では、水性製品は光線を強度に吸収するが、非水性製品の場合には光線の吸収は実質的に生じない。
本発明による方法を適用するための分類機械の可能な一実施例が、図1に示される。この分類機械は振動テーブル1を備え、それによって、分類されるべき製品2が供給される。これらの製品は、適切な製品10及び異常な製品11を含む。前記振動テーブル1が振動することにより、製品2は落下プレート3へと誘導される。製品2は重力によって、実質的に全幅にわたって約1つの製品の厚さを有する幅広の製品流として落下プレート3の表面上を移動し、この落下プレート3の下方縁部にて落下プレート3を離れる。次に、製品2は、検出区域4を通過して製品流中を自由落下で移動するが、この検出区域4では、製品流にわたって横に移動する光線5によって走査される。
上記において既述したように、この光線5は、その成分の濃度、又は存在若しくは不在が、製品を適切な製品として識別するか、又は異常な製品として識別するかを決定づけるような、そのような成分の吸光度ピークに対応する波長を有する。
検出区域4においては、製品流は、製品流の全幅にわたって延びるバックグラウンド要素6上を移動する。バックグラウンド要素6は、光線5の経路中に製品2が存在しない場合には常に、製品流を走査する光線5が前記バックグラウンド要素6に衝突するように配置される。
検出区域4の下流では、製品流から製品2が、製品流中から異常な製品を取り除くことを可能にする除去デバイス7に沿って移動する。この除去デバイス7は、製品流に平行に、且つ製品流の移動方向9に対して横方向に延びる一列の圧縮空気弁8であって、互いに隣接するように配置された一列の圧縮空気弁8から構成される。圧縮空気弁8はそれぞれ、製品流に対して向けられたブロー・ノズルを備える。したがって、製品2が異常な製品11と見なされると、圧縮空気弁8はこの異常な製品11の位置に対応する位置において開口され、この異常な製品11はしたがって発生される圧縮空気流の作用によって製品流の外に吹き出されることとなる。したがって異常な製品11を実質的に含まない製品流10と、この製品流10から分離された、実質的に異常な製品11のみを含む流れとが形成される。
さらに、分類機械は、前記光線5を生成する検出デバイス12であって、前記検出区域4において製品2により反射される光を検出することを可能にする検出デバイス12を備える。
図2に概略的に示されるように、この検出デバイスは、900〜2500nmの波長を有する光線5を生成するための光源13を備える。この光源13は、好ましくはレーザ源から構成され、したがって900〜2500nmの間の波長を有するレーザ光を生成する。
光線5は、光源13の時点で、ミラー14を経由して、自体の中心軸16を中心として回転する多面ミラー15へと反射される。この多面ミラー15は、その外周部上に連続するミラー面17を有する。ここで、光線5は、多面ミラー15に衝突し、そのミラー面17を経由して、製品流及び前記バックグラウンド要素6へと配向される。多面ミラーが回転することにより、光線5は、矢印18により示されるように製品流の全幅にわたって移動し、したがって分類すべき製品2を走査する。
光線5が、分類すべき製品2に衝突すると、この光の少なくとも一部が矢印19により示されるように前記製品2により反射されることとなる。かように反射された光19は、多面ミラー15及びビーム分離器20を経由して検出器21へ送られる。
検出器21は、例えば約900nm〜2500nmの間の波長に対する感度を有するインジウムガリウムヒ化物光検出器から構成される。
本発明よる方法の興味深い一実施例によれば、前記光線は少なくとも2つの異なる波長を有し、製品による光線の吸光度が、これらの異なる波長にて検出される。次いで、検出信号が、これらの波長間における製品による光線吸光度の変化に応じて生成される。
これにより、光線の吸光度が単一の波長のみで検出される場合に比べて、適切な製品についての検出信号と異常な製品についての検出との間における差異を増大させることが可能となる。
特に、前記検出信号は、適切な製品及び異常な製品が前記成分による実質的に同一程度の光線の吸光度を示す、第1の波長で検出された吸光度を、適切な製品及び異常な製品が前記成分による異なる吸光度を示す、第2の波長で検出されたその成分による吸光度と比較することによって生成される。
前記成分が例えば水からなる場合、1335nmが、例えば第1の波長として選択されることとなる。この第1の波長では、光は、水性製品及び非水性製品に同様に吸収される。次いで、第2の波長が例えば1500nmに選択され、これによって、水性製品及び非水性製品についてのこの光の吸光度に明確な差異がもたらされる。
次いで、前記検出信号は、前記第1の波長で検出された吸光度又は強度と、前記第2の波長で検出された吸光度又は強度との間の差異を計算することによって、並びに前記第1の波長及び前記第2の波長で検出された吸光度又は強度の合計でこの差異を除算することによって興味深い態様で生成される。
以下の表は、想定される製品成分の吸光度ピークの最大値に対応する、ナノメートル表記された波長のいくつかの実例を示す。
結果として、製品に含まれる当該成分の濃度に応じてそれらの製品を分類するために、これらの波長、及び対応する吸光度ピークからの波長又は波長域を、本発明による方法において利用することが可能となる。
したがって、例えば水、糖、又は油などについての1つ又は複数の吸光度ピークに対して光線の吸光度を検出することにより、果実を、例えばその成熟度に応じて分類することが可能となる。ここで、この光線は、吸光度が検出されることとなる光の波長又は波長域に対応する波長又は波長域を有する光を含む。
例えば蠕虫又は任意の他の動物的要素が製品流から取り除かれなければならない場合には、タンパクについての吸光度ピークに対応する波長を含む光が利用されることとなり、この波長で反射された光の強度が検出されることとなる。したがって、製品流中のある製品について、この波長での反射光強度が所定値よりも下回ることが判明し、その結果として吸光度ピークが検出される場合には、この製品は、例えば蠕虫などの動物的要素を一般的に含む不適切な製品として、製品流から取り除かれることとなる。
さらに、光線は、場合によっては様々な波長を有するレーザ光線からなる、又はスーパコンティニューム光源により生成され得るレーザ光から構成されてもよい。
さらに、本発明による方法により、様々な成分についての吸光度ピークにて検出された吸光度に応じて検出信号を生成することが可能となる。したがって本発明による方法の興味深い一実施例によれば、例えば混合された種々の製品が分類され、不適切な製品が、この混合群から取り除かれなければならない。このような混合群は、例えば湿った甘味製品及び乾燥した非甘味製品などを含む。したがって、この混合群については、それらの製品による光線の吸光度は、水についての吸光度ピーク及び糖についての吸光度ピークにて検出される。水についての吸光度ピークでの製品による光線の吸光度が、ある特定の閾値を超え、さらには、糖についての吸光度ピークでの光線の吸光度が、逆方向において閾値を超える場合、この製品は、湿った且つ非甘味の製品であり、望ましくない製品として特定されることとなる。水及び糖についての前記吸光度ピークでの光線の吸光度の検出後に、乾燥し且つ甘味の製品と認められた製品は、やはり不適切な製品として特定される。
したがって検出信号は、分類されるべき製品の複数の成分についての吸光度ピークの波長又は波長域に対する製品による光線の吸光度の検出に応じて生成される。特に、吸光度ピークは、製品を分類する際に基礎とすることが望まれる各成分に対して選択され、それにより、それらの種々の成分について選択された吸光度ピークでの光線の吸光度が検出される。ここで、好ましくは、選択される吸光度ピークが、確実に重複しないか、又は最小限のみ重複するようになされる。
その結果、そのような場合には、光線は、検出されることとなる吸光度ピークの複数の波長又は波長域に対応する複数の波長又は波長域を有する。
当然ながら、本発明は、製品を識別及び分類するための方法並びに分類機械の上述した実施例に限定されない。
したがってこれらの製品は、製品流中において、例えば落下プレートが後に続く振動テーブルの代わりにコンベヤベルトなどによって検出デバイスへと供給されてもよい。
さらに、検出区域において製品流にわたって光線を移動させるために、回転多面ミラー以外の手段を使用することが可能である。例えば光線は、前後に移動するミラーに衝突することによって、製品流にわたって移動されてもよい。
さらに、光線は、900nm〜2500nmの域外の追加の波長を含む光をさらに含んでもよく、例えばさらに製品の色及び/又は構造などに応じても製品を分類するために、この追加の波長に対する感度を有する追加の検出器が用意される。
Claims (21)
- 製品の流れの中の、所定濃度の成分を含む適切な製品を、前記成分を異常濃度で含む異常な製品に対して識別及び分類するための方法において、
光線が前記製品に衝突し、そして前記製品中の前記成分による前記光線の吸光度が、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域で前記製品によって反射される光の強度を測定することにより検出され、前記吸光度に基づいて検出信号が生成され、それによって、前記検出信号が閾値を超える場合に製品が異常な製品として特定される
識別及び分類方法。 - 前記成分はタンパクから形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度のタンパクを含み、且つタンパクを異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約1018nm、1143nm、1187nm、1485nm、1690nm、1972nm、2055nm、2162nm、2265nm、2300nm、2345nm、又は2462nmの波長の光、或いは前記波長の中の少なくとも1つに対応する、タンパクに対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1に記載の方法。
- 前記成分は糖から形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度の糖を含み、且つ糖を異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約2080nmの波長の光、又は約2080nmの、糖に対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記成分はニコチンから形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度のニコチンを含み、且つニコチンを異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約1419nm又は2270nmの波長の光、或いは約1419nm又は2270nmの、ニコチンに対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1から3までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記成分はデンプンから形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度のデンプンを含み、且つデンプンを異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約918nm、979nm、1430nm、1700nm、1928nm、2100nm、2282nm、2320nm、又は2485nmの波長の光、或いは前記波長の中の少なくとも1つに対応する、デンプンに対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記成分は、油、特に植物油から形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度の油を含み、且つ油を異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約1161nm、1212nm、1387nm、1703nm、1722nm、1760nm、2142nm、2306nm、又は2342nmの波長の光、或いは前記波長の中の少なくとも1つに対応する、油に対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1から5までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記成分は水から形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度の水を含み、且つ水を異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約760nm、970nm、1190nm、1450nm、1550nm、又は1940nmの波長の光、或いは前記波長の中の少なくとも1つに対応する、水に対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1から6までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記成分はセルロースから形成され、前記適切な製品は、ゼロ濃度又は特定濃度のセルロースを含み、且つ水を異常濃度で含む前記異常な製品から識別され、前記光線は、約978nm、1363nm、1425nm、1460nm、1702nm、1825nm、2079nm、2103nm、2268nm、2335nm、2355nm、又は2480nmの波長の光、或いは前記波長の中の少なくとも1つに対応する、セルロースに対する吸光度ピークが識別可能である波長の光を含み、前記製品における前記光線の吸光度は、前記光線の前記波長で前記製品によって反射される前記光の強度を測定することにより検出され、それによって前記吸光度に基づいて前記検出信号が生成される、請求項1から7までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記吸光度は、前記成分が吸光度ピークを示す波長又は波長域で検出される、請求項1から8までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記光線は、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長又は波長域を有する、請求項1から9までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記製品は、ほぼ単一の製品の厚さを有する幅の広い流れの中において移動され、前記光線は、前記製品を走査するように、前記製品流の幅にわたって横に移動される、請求項1から10までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記光線は、少なくとも2つの異なる波長を有し、前記製品による前記光線の吸光度は、前記異なる波長にて検出され、前記検出信号は、前記波長での前記製品による前記光線の吸光度の変化に応じて生成される、請求項1から11までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記検出信号は、適切な製品及び異常な製品が前記成分による前記光線の実質的に同一程度の吸光度を示す、第1の波長で検出された吸光度を、適切な製品及び異常な製品が前記成分による異なる吸光度を示す、第2の波長で検出された前記成分による吸光度と比較することにより生成される、請求項12に記載の方法。
- 前記検出信号は、前記第1の波長で検出された吸光度と前記第2の波長で検出された吸光度との間の差異を計算すること、並びに前記第1の波長及び前記第2の波長で検出された吸光度の合計で前記差異を除算することによって生成される、請求項13に記載の方法。
- 前記成分は水から形成され、少なくとも760nm、970nm、1200nm、1450nm、1550nm、及び/又は1940nmの波長での前記製品による前記光線の吸光度が検出される、請求項1から14までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記成分は、水、油、糖、タンパク、デンプン、セルロース、及び/又はニコチンから形成される、請求項1から15までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記光線は、少なくとも900nm〜2500nmの間の波長を有するレーザ光を含む、請求項1から16までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記光線は、スーパコンティニューム光源により生成される、請求項1から17までのいずれか一項に記載の方法。
- 除去デバイスが前記検出信号に基づいて制御されることにより、分類すべき異常な製品が製品の流れから分別される、請求項1から18までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記吸光度は、インジウムガリウムヒ化物光検出器により検出される、請求項1から19までのいずれか一項に記載の方法。
- 種々の成分を含む製品であって、混合された複数の製品が、該製品を分類する際に基づくべきことが望まれる各成分について少なくとも1つの吸光度ピークを選択することによって分類され、したがって前記異なる成分について選択された前記吸光度ピークでの前記製品による前記光線の吸光度が検出され、前記検出信号は、前記異なる成分についての吸光度ピークの波長又は波長域に対する前記製品による前記光線の検出された前記吸光度に応じて生成される、請求項1から20までのいずれか一項に記載の方法。
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