JP2012527335A - 受動熱管理システムを含む、布地をリフレッシュするキャビネット装置 - Google Patents

受動熱管理システムを含む、布地をリフレッシュするキャビネット装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012527335A
JP2012527335A JP2012513350A JP2012513350A JP2012527335A JP 2012527335 A JP2012527335 A JP 2012527335A JP 2012513350 A JP2012513350 A JP 2012513350A JP 2012513350 A JP2012513350 A JP 2012513350A JP 2012527335 A JP2012527335 A JP 2012527335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
sheet
shell
drawer
management system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012513350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5400220B2 (ja
Inventor
シュテファン、ヒューベルト、ホリンガー
クリストフ、クリーマン
マルクス、ザビシュ
オリバー、フォン、ザルトリ‐モンテクロス
シュテファン、ヤーメス、アンドレアス、メシュカット
ハイコ、ウルリッヒ
ローベルト、ハンス‐ヨアヒム、ダマシュケ
ウルリッヒ、アレクサンダー、ブブリッツ
ブライアン、ジョセフ、ロゼル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2012527335A publication Critical patent/JP2012527335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5400220B2 publication Critical patent/JP5400220B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/10Drying cabinets or drying chambers having heating or ventilating means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F35/00Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/26Heating arrangements, e.g. gas heating equipment
    • D06F58/263Gas heating equipment

Abstract

布地に標準的な洗濯プロセス全体を施す必要なく、悪臭及び/又はしわを低減することによって布地をリフレッシュするための装置(10)。装置は、装置から引き出して、布地を受容領域に入れることができる引き出し可能な引き出し(200)を含む。次に、引き出し可能な引き出し(200)を閉じて、布地を装置(10)の内部に運ぶことができる。装置が作動すると、布地処理組成物が噴霧されるか、又は別の方法で布地上に分配される。装置(10)は、空気流路と、使用中に布地が処理されるのを可能にする加熱素子(300)と、を含み、かつホットスポットの形成を最小限にし、空気流を側壁から離して導くための受動熱管理システムをシェル(100)内に含む。本発明の引き出し可能な引き出し(200)は、装置(10)のシェル(100)から横方向又は垂直に引き出すように配置されてもよい。

Description

衣類から臭気及びしわを除去するために使用される布地処理装置は既知である。これらの装置は一般に、蒸気発生装置と、水、化学組成物、又はこれらの組み合わせを使用して布地を湿らせる流体分配装置と、の2種類に分類できる。どちらの種類の装置も、典型的には、蒸気又は流体で布地を湿らせてから、湿った布地を熱及び循環空気にさらして布地が乾くようにし、これによって臭気及びしわを低減する。衣類の脱臭及びしわ取りを行うための手ごろな独立型装置を提供しようとする数多くの試みにもかかわらず、時間効率及びエネルギー効率が良く、省スペース型で使い勝手のよい装置を作製する必要性が依然として存在する。
衣類の脱臭及びしわ取りのために蒸気を使用することは、当該技術分野において周知である。例えば、米国特許第5,815,961号を参照のこと。他の種類の布地処理装置は、装置内で吹き付けるか、又は流体を布地に直接分配することによって、水及び/又は化学組成物などの流体を布地に分配する。例えば、米国特許第6,189,346号(Chenら)を参照されたい。更に別の種類の布地処理装置は、超音波ネブライザを使用して流体を布地に分配することを含む。例えば、米国特許第6,726,186号(Gaaloulら)及び同第7,367,137号(Jonssonら)を参照されたい。これらの装置は、典型的に金属又はプラスチックの本体部品を有し、加熱された空気を装置の内部を通過するように流し、布地を処理する。加熱素子及び加熱された空気の循環は典型的に、処理サイクルを完了させるまでの乾燥時間を加速させるために使用される。サイクル回数を更に減少させるために、装置は、加熱素子の温度を上昇させる。加熱素子及び循環された加熱空気の使用に伴う1つの問題は、ホットスポットが装置の別個(discreet)の区分において形成し、装置の部品上の熱的損耗となり得ることである。更に、従来の装置で処理された布地は、熱源及び空気流路への近接に基づいた別個の領域において乾燥する傾向にある。布地全体の十分な乾燥を達成するために、加熱及び乾燥サイクルは長時間続き、しばしば、既に乾燥した布地の部分が過度に乾燥され、脆く、バリっとした感触となる。
米国特許第5,815,961号 米国特許第6,189,346号 米国特許第6,726,186号 米国特許第7,367,137号
布地をリフレッシュする装置を提供するためのこれら及び他の試みにも関わらず、装置の部品上で熱的損耗を受けにくく、かつ布地処理サイクルの加熱及び乾燥プロセス中に、より効率的である装置への必要性が残っている。
本発明の一態様は、キャビネットを含む、布地を処理するための装置であって、キャビネットは、開口部を含む、折り畳み不能の(non-collapsing)キャビネットの形式であるシェルと、外側表面を含む引き出し面、及び棒、柱、ビーム、留め金、又は布地若しくは布地掛け部材に掛けられた布地を吊り下げることができる他の部材など支持部材を含む引き出し可能な引き出しであって、前述の引き出し面及び前述の支持部材が、操作可能に布地を支持するように構成された受容領域を形成し、前述のシェル内にぴったり収まるように構成された引き出し可能な引き出しと、前述の装置内に収容される加熱素子と、受動熱管理システムと、空気が受容領域を通過するよう導くように配置された空気流路と、を含む、装置を提供する。1つの非限定的な実施形態では、装置は、装置の内部に配置された1つ以上の分配ヘッドを更に含み、受容領域に収容された布地上に布地処理組成物を分配する。他の非限定的な実施例では、装置は、シェルの側面に形成され、装置から離れて延びる1つ以上の側面突出部を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の透視図であって、引き出し可能な引き出しが部分的に開放された位置にある図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図であって、引き出し可能な引き出しが閉鎖位置にある図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置を形成する、本明細書で開示された任意のシェルで使用するのに好適な引き出し可能な引き出しの斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の透視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の透視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図であって、引き出し可能な引き出しが垂直方向に延出している図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の透視図であって、引き出し可能な引き出しが図10に示すように垂直方向に延出している図。 受動熱管理システムを有する、本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の正面図。 受動熱管理システムを有する、本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の平面図。
本発明は、布地を処理するための装置であって、好ましくは折り畳み不能の(non-collapsing)キャビネットの形式であるシェルと、外側表面を含む引き出し面、及び棒、柱、ビーム、留め金、又は布地若しくは布地掛け部材(例えばハンガー)に掛けられた布地を吊り下げることができる他の部材など支持部材を含む引き出し可能な引き出しであって、引き出し面及び前述の支持部材が、操作可能に布地を支持するように構成された受容領域を形成し、前述のシェル内にぴったり収まるように構成された引き出し可能な引き出しと、前述の装置内に収容される加熱素子と、受動熱管理システムと、空気が受容領域を通過するよう導くように配置された空気流路と、を含む、装置を提供する。重要なことに、本発明の受動熱管理システムは、熱的損耗を受けにくく、かつ布地処理サイクルの加熱及び乾燥プロセス中に、より効率的である装置を可能にするということが判明している。理論によって束縛されることを意図しないが、現在では、シートなどの受動熱管理システムの追加は、熱の重要な制御をもたらし、シェル、ファスナー、接着した部品等、装置の部品上の望ましくない熱的損耗を減少させると考えられている。
受動熱管理システム:
本発明の装置は、受動熱管理システムを含む。当業者は、装置が、追加のファン若しくは空気を方向付ける要素、又は追加の加熱コイルなど、能動熱管理システムを含んでもよいということを理解するだろう。受動熱管理システムは、対照的に、熱を導く又は生成するための追加エネルギーを使用しない。むしろ、受動熱管理システムは、加熱素子によって生成された熱及び空気を管理し、装置の効率を増加させ、機械上の望ましくない損耗、いずれかのプラスチック若しくは熱に弱い部品の潜在的な劣化につながる可能性がある過度な熱が、装置の外部へ移動するのを最小限にする。
1つの非限定的な実施形態では、受動熱管理システムは、布地の搭載領域と、装置の1つ以上の側壁との間に配置された1つ以上のシートを含む。1つ以上のシートは、装置の内側表面全体又はそのいくつかの部分を覆う場合がある。シートは任意の形状であってもよい。例えば、非限定的な実施形態は、概ね平面的なシート、弓状部分を含むシート、又はこれらの組み合わせを含む。1つの非限定的な実施形態では、受動熱管理システムは、2つのシートを含む。1つの非限定的な実施形態では、シートは、約0.1m(1.0ft)〜約1.9m(20.0ft)、あるいは約0.3m(3.0ft)〜約1.4m(15.0ft)、あるいは約0.5m(5.0ft)〜約0.9m(10.0ft)の最大の平面的な面積を有する、概ね平面的なシートであってもよい。1つの非限定的な実施形態では、シートの面積は、装置の平面的な面積(シートと同じ二次元の形状を超えて突出する平面の面積)の約25%〜約90%、あるいは約40%〜約80%、あるいは少なくとも約60%である。シートは、装置の平面に平行であるように配置され、装置の側壁の少なくとも1つの内部に隣接して、取り外し可能に配置され得る。1つの非限定的な実施形態では、装置の側壁のそれぞれは、1つのシートを有する。他の実施形態では、シェルの内部の大部分は、あるいは内部の少なくとも約60%、あるいは内部の少なくとも約75%、あるいは内部の少なくとも約85%、あるいは内部の少なくとも約90%はシートで裏打ちされている。理論によって束縛されることを意図しないが、シートは熱的損耗からの保護を提供するだけではなく、流体からの保護も提供することができると考えられる。これは、装置の外部の環境への熱損失を低減し、装置のシェルの任意の部分の熱膨張を減少させ、装置の操作中における冷たい感触を可能にするものと考えられる。
1つの非限定的な実施形態では、シートは、約0.006mm〜約2mm、あるいは約0.01mm〜約1.5mm、あるいは約0.5mm〜約1mmのシート厚さを有する。1つの非限定的な実施形態では、シートは波波化している。他の非限定的な実施形態では、シートは開口されており、約0.5cm〜約9cm、あるいは約1cm〜約4cmの平均開口面積を有する、複数の開口部を有する。開口部は、同一若しくは異なる形状、又はこれらの組み合わせを有してもよく、その非限定的な例には、円、正方形、六角形等が挙げられる。1つの非限定的な実施形態では、開口部は、三次元の錐体又は、シートの平面から離れて延びるポケットを形成し、これはワッフル型のシートのように見える場合がある。例えば波形シート若しくは開口部から、シートが三次元の態様を有する1つの非限定的な実施形態では、シートの三次元の厚さは、約1mm〜約4cm、あるいは約1cm〜約3cm、あるいは約2cm未満であってもよい。
一実施形態では、シートは、熱添加フェーズ中に、材料が熱を吸収し、かつ装置の内壁若しくは裏打ちにホットスポットの形成を減少させるのに十分速く熱を移動させるのを可能にするのに十分高い熱伝達率を有する。加熱時の均一な熱分布は、均一な乾燥性能を促進するのに役立つと考えられる。反対に、この設計の他の態様は、熱が取り除かれたときに、迅速に冷却するシートの能力である。内壁の迅速な冷却は、加熱プロセスが完了した直後に、個人が内壁に接触しなければならない場合において、火傷を回避するための、操作上の安全性の観点から重要である。一実施形態では、シートは、シェルの壁部を作製するのに使用される材料の熱伝達率を超える熱伝達率を有する。一実施形態では、シートは、25℃で測定された際に熱伝導率が約5W/(mK)〜約430W/(mK)、あるいは約10W/(mK)〜約400W/(mK)、あるいは約15W/(mK)〜約300W/(mK)、あるいは約30W/(mK)〜約250W/(mK)を有する材料によって作製される。
シートに好適な材料の非限定的な例には、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。好適なシート材料の非限定的な例には、Dietrichs Presswerk Darmstadt(Germany)製のNopal(登録商標)波形化アルミシートが挙げられる。
理論によって束縛されることを意図しないが、布地の受容領域と、装置の1つ以上の側壁との間にシートを使用することは、システムの熱の管理において操作上の利益をもたらすことができると考えられる。特に興味を引くものは、装置の内部での熱の封じ込めを、装置が通気される前に最大にしたいという要望であり、これによって内壁構造体及び外壁構造体に過剰の熱を流すよりは、布地の処理のために熱が有効であり得る。熱を処理装置の内側に向けて管理することが望ましい一方で、同時に、そうしている間に、装置の内壁及び装置の構成要素上の、熱によって誘発されたストレス問題を避けることが望ましい。本発明の受動熱管理システムは、シェルの部分など、装置の別個の区分におけるホットスポットの形成の減少を可能にし、かつ装置の受容領域に向けて、最終的には、処理される布地に向けて、熱のより効率的な移動を可能にすると考えられる。これは、装置の損耗を減少させた状態で、布地のより効果的な乾燥を可能にすると考えられる。
1つの好ましい実施形態では、加熱サイクルから装置の内部へと熱を維持しながら、かつシェルの外壁に移される熱を減少させながら、シートは、熱マネージャーとして機能する。1つの非限定的な実施形態では、シートは、単層の材料を含む。他の非限定的な実施形態では、シートは、同一若しくは異なる材料の2つ以上の層を含み、層は、互いに接着されるか、ないしは別の方法で取り付けられてもよく、あるいは互いにちょうど隣接するが、恒久的には取り付けられなくてもよい。
理論によって束縛されることを意図しないが、低い熱容量及び線膨張の低い係数の材料を有することが望ましいと考えられる。より低い熱容量の材料は、熱の吸収量がより小さい所与の操作温度に到達する。線膨張の、より低い係数の材料は、所与の温度上昇に対して、より少なく膨張し、これは熱膨張の結果として内部の熱により誘起される応力の量を低減させ得る。
約1.1〜約55(×10−6cm/cm−℃)[約2〜約100(×10−6in/in−°F)]、あるいは約1.1〜約44(×10−6cm/cm−℃)[約2〜約80(×10−6in/in−°F)]、あるいは1.1〜約33(×10−6cm/cm−℃)[約2〜約60(×10−6in/in−°F)]の線膨張の係数を有することが望ましい場合がある。理論によって束縛されることを意図しないが、いくつかの場合では、内壁材料内の温度平衡を加速させ、これによって装置内の均一な温度分布を促進し、局部的なホットスポットを最小限にするために、より高い熱伝導率を有する壁材料を使用することが望ましい場合があると考えられる。装置における、より均一な温度分布は、より均一な乾燥性能になると考えられる。理論によって束縛されることを意図しないが、装置内の温度が変わるときに、装置の構造的一体性に過度に影響を与えることなく、シートは拡大し、収縮することができると考えられる。受動熱管理システムが使用されない場合、装置のシェルは、1つには、加熱サイクルからの熱膨張及び収縮のために、早期に劣化する、及び/又はひび割れする場合があると考えられる。よって、シートを組み込むことは、熱の一部分を吸収し、これによって、シェルの膨張及び収縮を減少させるということが判明している。
1つの非限定的な実施形態では、シートは、耐腐食性コーティングで更にコーティングされて、装置内に噴霧された流体からシートを保護することができる。例えば、流体が、金属又はプラスチック部品にとって腐食性であり得る高いpHを有する一実施形態では、シートは、耐腐食性のためにコーティングされてもよく、又は亜鉛メッキされてもよい。好適なコーティング技法の非限定的な例には、ジルコニウム、スズ、クロム、チタン、フッ化物、リン酸、ハフニウム、ビニリデンの塩のコポリマー、及びアクリル/イタコン酸、並びにこれらの混合物、例えば、米国特許第4,273,592号、同第4,148,670号、同第3,952,698号、及び同第3,286,904号に記載されるもののコーティングが挙げられる。
他の非限定的な実施形態では、装置への金属化された又は導電性の裏打ちは、内部に収容される布地の上に、帯電した噴霧組成物の堆積を支援するための手段として、静電塗装と併せて使用される帯電表面のために提供してもよい。
他の非限定的な実施形態では、シートの少なくとも一部分は反射的であり、シートの部分は、隣接する側壁から反対を向いているのが好ましい。一実施形態では、隣接する側壁から反対を向いている(受容領域を向いている)シート面の表面の一部分のみが反射性である。この部分は熱反射を最大にするために、特定の領域に配置された小さな部分であってもよく、又はシート面の約50%超であってもよい。シート自体は、例えば研磨された金属若しくはプラスチック(例えば本明細書に開示された材料など)から反射性であってもよく、又はシートは反射性コーティングでコーティングされてもよい。本明細書で使用されるとき、反射性は、シート自体が反射性である実施形態及び反射性コーティングが使用されている実施形態の両方を含む。1つの非限定的な実施形態では、シート全体が反射性である。1つの非限定的な実施形態では、シートは、赤外線周波数の光又は放射線に反射性である。一実施形態では、シートは、鏡面反射率を有する。研磨されたアルミニウム又はステンレス鋼、クロム、光沢仕上げ若しくは高光沢塗装、金属塗装等、より低い程度の反射性が、依然として有用であり得るということを当業者は理解するだろう。布地に面しているシートの部分上に反射性素子を含むことによって、追加の熱が乾燥サイクル中に布地に向けられ得る。1つの非限定的な実施形態では、装置の布地受容部分に面しているシートの全体面が反射性である。他の非限定的な実施形態では、シートは、布地が配置されている装置の中心に向けて空気を導くように設計される。空気はまた、これによって側壁から反対に導かれ、これによってシェルへの熱の移動を更に減少させる。
1つの非限定的な実施形態では、シートは、シートの特定の部分が側壁と接触するように、装置の少なくとも1つの側壁に隣接している。シートが波形化されている、又はシートの面から離れて延びている開口部を有する1つの非限定的な実施形態では、シートは、側壁に向かう面から最も遠くに延びるシートの別個の区分で側壁と接触してもよい。理論によって束縛されることを意図しないが、これは、シートと側壁との間に、側壁への熱の移動を減少させる断熱の形態として作用することができる大量の空気を形成すると考えられる。有効な空気の量が、シートと外壁との間に配置されている場合では、熱管理シートは、高い熱伝導率を有してもよいが、装置から外に移動する全体の熱の速度は、空気層及び外壁の熱移動特性によって制御され得る。シートよりも低い熱伝達率を有する空気バリア及び外壁は、装置から外へ流れる熱の、全体的な熱伝達率を低くし、したがって装置の外壁を冷たいまま維持する。この方法では、導電性、対流、及び輻射熱は、処理中に、装置の設計された排気口で制御された方式で熱が除去された状態で、効果的な使用のために装置内で管理され得る。
更に、受動熱管理システムは、装置内で、装置のシェルの内側部分上に分散された任意の流体間の接触を最小限にするバリアとして機能してもよい。受動熱管理システムは、それが腐食に耐性を有するようにコーティングされてもよく、又はそのように処理されてもよい。布地上に堆積されない流体の散在した部分は次いで、受動熱管理システムと接触することができる。理論によって束縛されることを意図しないが、シェルと過剰の流体との間の接触を減少させること、及びシェルへの過剰な熱移動を減少させることは、損耗、応力腐食割れ、及び装置への潜在的なダメージを減少させると考えられる。更に、1つの非限定的な実施形態では、受動熱管理システムは、その利益が所望されない場合には、ユーザー又は製造業者がシステムを取り外すことができるように、取り外し可能である。取り外し可能な受動熱管理システムはまた、洗浄目的のために、あるいは異なる熱伝達率、線熱膨張係数、反射性、空気を方向付ける特性等を有する受動熱管理システムが望ましい場合、新しい若しくは異なる要素と交換可能であってもよい。
本明細書で使用する場合、布地は、衣類、衣服、織物、タオル、テーブルクロス、掛け布、椅子カバーなどの1つ以上の品目を含む。本明細書で定義する場合、「操作可能に支持する」とは、吊り下げ部材がその上に掛けられた布地を直接支持できる、又はその上に布地を掛けることができる布地掛け部材を支持できることを意味する。
1つの非限定的な実施形態では、装置は幅の狭い設置面積を有し、寝室、クローゼット、又は大型で幅広の装置では不都合な他の生活空間で装置を使用できる。本発明の装置の幅の狭い設置面積は、引き出し可能な引き出しの設計によって達成される。本発明は、開き戸を含む装置と比べると、より少ない水平床面積を占めるが、これは、引き出し可能な引き出しが、開き戸の曲線的な動作によるより広い設置面積を有する、従来の開き戸と比べたキャビネットのシェルに比べて、同じ又はそれより狭い水平方向の設置面積を占めるからである。したがって、本発明の装置は、より小型であり、住宅の様々な部屋で使用するのに便利である。更に、本発明の装置は、従来の装置よりもスリムな外観であると考えられ、住宅の様々な部屋で使用するのに好適であり、迅速かつ効果的に布地を湿らせる、十分な噴霧力又は吹き付け力を提供し、更に組成物の効果的な分配を達成する。
引き出し可能な引き出しの引き出し面に向かって装置を見た場合、シェルが引き出し可能な引き出しの引き出し面よりも大きい周囲寸法を有するように構築することが望ましい場合もあることが確認されている。1つの実施形態では、装置を正面図で見た場合などに、シェルの少なくとも一部分が、引き出し可能な引き出しの引き出し面の周囲を越えて横方向、つまり水平方向に延びる。例えば、図2を参照されたい。1つの実施形態では、シェルの片側又は両側が、引き出し可能な引き出しの引き出し面の周囲を越えて延びる。更に別の実施形態では、シェルの側部は、引き出し面の周囲を越えて更に延び、引き出し可能な引き出しの受容領域からのより大きい横方向距離をもたらす、1つ以上の側面突出部を更に含む。本発明は、装置の横幅を延ばすことによって、装置内に収容された任意の布地から所望の距離だけ離して配置された分配ヘッド(スプレーヘッド、散水ノズル、音波又は超音波ネブライザ、圧力旋回アトマイザー、高圧噴霧ノズル、及びこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない)を装備しやすくできる。シェルの一部分の周囲を引き出し可能な引き出しの引き出し面の周囲を越えて延ばすと、装置は、装置全体が不必要に広い幅を有する必要なく、分配ヘッドから布地までの距離を増加させることができる。更に、引き出し面の幅を最小化することによって、装置の周囲を越えて横方向、つまり水平方向に延びるシェル、又は1つ以上の側面突出部を提供しつつ、装置の外観はより薄くなり、それでもなお布地への十分な組成物の分配を達成できる。
図1は、少なくとも1つの開口部を形成するシェル100を含む、布地を処理するための装置10の透視図であり、引き出し可能な引き出し200は部分的に開放された位置にある。この実施形態では、引き出し可能な引き出しは、任意の好適な機械的手段又は手動手段によって、前述のシェルに形成された開口部から引き出す又は作動させて出すことが可能な前面引き出しとして示される。引き出しを引き出すための機械的手段の非限定例には、バネ仕掛けの引き出し、チェーン駆動の引き出し、及びレバー式の引き出しが挙げられる。他の非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しは、横方向、つまり水平方向とは対照的に、上方向、つまり垂直方向にシェルから出るように配置できる。図1と比べて、図10を参照されたい。1つの実施形態では、引き出し可能な引き出しは、車輪、又はローラーベアリグ付き若しくはローラーベアリング無しの摺動部など1つ以上の摺動部材を含み、これらは、前述のシェルから設けられたレールに沿って摺動するように構成できる。1つの実施形態では、シェルは、一対の側壁、上壁、前壁、後壁、及び底壁を含む折り畳み不能の部材であり、前述の上壁、前壁、及び後壁の1つの少なくとも一部分は、前述の引き出し可能な引き出しの前述の引き出し面より形成できる。引き出し可能な引き出し200は、外側表面212を有する引き出し面210を含む。1つの実施形態では、前述の引き出し面は、閉鎖位置において前述のシェルの前述の開口部を少なくとも部分的に封止する。引き出し面が前述のシェルの開口部を完全には封止しない場合、封止内の間隙は、装置の換気システムにおける取入口及び/又は排気口の機能を実行できる。別の実施形態では、引き出し面が、閉鎖位置において前述のシェルを完全に封止する。更に別の実施形態では、引き出し面の外側表面が、シェルと同一平面となる閉鎖部を形成する。
引き出し可能な引き出しを、シェルの内部から引き出し可能な引き出しを取り出すための任意の取っ手213と共に示す。引き出し可能な引き出しは、1つ以上の布地を操作可能に支持できる支持部材230を更に備え、前述の引き出し面支持部材は、前述の布地のための受入れ領域を形成する。好適な支持部材には、引き出し面からシェルの内部に延びる棒、柱、ビーム、ロープ、コード、又は留め金が含まれる。1つの実施形態では、支持部材は、ハンガーなど布地掛け部材を支持する留め金又は切り欠きを更に含む。別の実施形態では、支持部材は、この支持部材に固定又は取り外し可能に取り付けられたハンガーを支持する。別の実施形態では、支持部材は、支持部材を延ばしたり、縮めたりできる伸縮部を更に含む。1つの実施形態では、装置は、布地全体又は布地の別個の部分からのしわ取りを支援できる張力システムを更に含む。1つの実施形態では、張力システムは、引き出し可能な引き出しと共にハンガーによって提供される。当該技術分野において既知の好適な張力装置には、その上及び/又は周囲に布地を掛けたり、伸長したりするのに使用できる、伸縮式ハンガー、吊り下げ用の重り、柱、又は棒が挙げられる。張力システムの更なる非限定例を、下記で開示する。
引き出し可能な引き出しを、任意の後面220及び任意の底部240と共に示す。この位置では、後面はシェル内に収容され、引き出し可能な引き出しは装置から完全には取り外されない。1つの実施形態では、引き出し可能な引き出しは完全に取り外し可能な引き出しである。つまり、この引き出しは、シェルから取り外すことができる。別の実施形態では、引き出し可能な引き出しは移動可能ではあるが、シェルに取り付けられており、引き出し可能な引き出しを摺動自在にシェル内に収容できるが、完全には取り外せない。引き出し面210を、前述の支持部材230によって前述の後面220に接続された状態で示す。図1に示す支持部材は、引き出し面及び任意の後面の両方に取り付けられた状態で示されているが、支持部材は、引き出し面又は任意の後面のいずれかに接続され得る。あるいは、支持部材は、引き出し面及び後面のいずれかにヒンジにより取り付けられてよい。シェルの内部空間内にぴったり収まる後面をもたらすことによって得られる重要な利益は、ユーザーが側壁の状態に、又はこの中に設けられる任意の管若しくは配線にさらされることが限定されることである。繰り返し使用すると、側壁の内部は、装置内で噴霧された又は吹き付けられた布地処理組成物及び布地から蒸発した布地処理組成物からの残留物又は堆積物を収集する場合があると考えられる。引き出し可能な引き出しの後面を設けることによって、ユーザーが側壁の内部にさらされることが限定される。更に、ユーザーがシェル内に収容されている管、ホース、配線、又は電子機器のいずれにも到達できないので、後面は安全性を高める。
図1に示される装置は、加熱素子300及び空気流路400を更に含む。引き出し可能な引き出しが閉鎖位置にある場合、空気流路は、少なくとも空気の一部を受容領域に導く及び/又は受容領域を通過させるよう導く。加熱素子は、加熱素子が対流、伝導、又は放射のいずれかによってシェルの内部へ、具体的には受容領域へ、更に具体的には受容領域内に収容された任意の布地へ熱を移動できる、シェル内の任意の場所に配置できる。好適な加熱素子には、電熱線又は加熱コイル、赤外線ランプ、マイクロ波加熱素子、及びこれらの組み合わせが挙げられる。この実施形態では、加熱素子300をシェル下部とぴったり重なるように提供し、後面をシェルの後方に向けて移動した場合に引き出し可能な引き出しの閉鎖を遮らないようにすることができる。
空気流400は、取入口410及び排気口420を含む換気システムによって促進される。1つの実施形態では、取入口は排気口の下に配置される。これによって、積極的な空気流を必要とせずに、熱風を自然に対流させ、移動させて排出できると考えられる。別の実施形態では、取入口は排気口の上に配置される。取入口から排気口へと流れる空気は、自然対流又は強制通風によるものであってよい。強制通風の場合、ファン又は他の強制空気移動手段が空気流路に挿入されてよい。好ましくは、引き戸機構の干渉を回避するために、ファンは取入口410又は排気口420付近に存在する。空気流手段は任意の設計でよいが、典型的には、所望の流量を達成するに必要な放射状、遠心、又はクロスフローブロワ設計のファンである。
1つの実施形態では、排気口は、炭フィルターなど空気ろ過システムを含む。空気ろ過システムは、処理済みの布地又は装置の内部からの悪臭の捕捉、及び/又は布地処理組成物からもたらされる過剰な芳香剤若しくは香料の捕捉に使用できる。理論に束縛されるものではないが、排気口に空気ろ過システムを提供することによって、布地から放出されるすべての悪臭が、装置を囲む周囲空気に放出されるわけではないと考えられる。これは、放出された悪臭が顕著であり得る、住宅の寝室又は他の部屋で装置が使用される場合に特に望ましい。空気ろ過システムは、好ましくは交換式である。別の実施形態では、排気口は、排出物から水分及び/又は他の物質を除去する化学物質捕捉部材を含む。別の実施形態では、装置は、空気ろ過システム及び/又は空気処理システムを更に含む。1つの実施形態では、取入口を排気口の下に配置し、(加熱素子300によって加熱された)装置内の熱風の移動によって、冷たい周囲空気をシェルに吸い込むようにできる。受容領域を上昇する熱風は、受容領域に配置された任意の布地を避けて通ったり、通過したりして、布地を乾燥させることができる。理論によって束縛されることを意図しないが、熱により、ある程度の微生物及び細菌の抑制又は死滅、並びに布地に存在する場合のある臭気の原因となる物体の除去が可能になると考えられる。この抗菌効果は、布地を十分な高温にさらして、微生物及び/又は細菌を抑制、除去、及び場合よっては死滅させる結果であると考えられる。
1つの実施形態では、空気処理(フレッシュニング、脱臭、消毒など)システムは、排気口の一部分であるか、排気口付近に設けられ、装置から排出された空気が、空気と共に空気処理成分をもたらす。好適な液体活性物質の非限定例は、香料、空気清浄剤、防臭剤、異臭除去剤、悪臭中和剤、家庭用洗浄剤、消毒剤、殺菌剤、忌避剤、殺虫剤、ムード向上剤、アロマセラピー製剤、治療用液体、薬剤、又はこれらの混合物を含む。これら及び他の好適な活性物質は、米国特許第7,490,815号(Tollensらの名で発行)に開示されている。1つの実施形態では、消費者は、この装置で空気処理組成物の放出に関する投与量及び/又は投与頻度を手動で又は自動的に決定できる。空気処理装置は(排気を使用して空気処理成分を放出するなど)排出/換気システムの一部であってよいが、空気処理装置は、排出換気システムから分離した要素であってもよい。
当業者は、装置が閉鎖位置、つまり作動位置にあるときに換気口又は加熱素子が装置の後面付近に設けられる場合、後面に形成された1つ以上の開口部を空気及び/又は熱が通過でき、受容領域及び装置内で支持された布地に入るように後面が設計されていることを理解するであろう。本発明の受動熱管理システムは、加熱素子によって生成される熱、及び装置内に循環されている加熱空気が、受動熱管理システムの上を、又はこれを通過して流れるように配置されるのが好ましい。このようにして、受動熱管理システムは、能動熱生成(加熱素子)及び制御要素(空気流路)から熱を吸収することができる。好ましくは、受動熱移動システムは、熱エネルギーを吸収し、それを装置の受容領域の方に向け直し、より平坦な乾燥パターン及びより短い乾燥時間を有するように、内部に配置された布地全体に対する熱の平坦な移動を可能にする。更に、受動熱移動システムは、装置におけるホットスポットの発生を低減すると考えられ、装置の構成要素部品の亀裂及び構造的劣化などの問題につながる恐れがある、装置の別個の区分における熱膨張を減少させる。
したがって1つの実施形態では、後面は、前述の空気流による空気の通過を促進し、熱が受容領域に入って、蒸発した任意の布地処理組成物及び悪臭と共に装置から出られるようにするために配置された1つ以上の開口部を含む。更に、配線、分配ヘッドなど内部部品が装置の内部に設けられる場合、後面は操作可能に設計されており、引き出し可能な引き出しの開閉時に後面は装置のいずれの内部部品にもぶつからない。更に他の非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しの開閉は更に他の要素を作動させ、装置の作動を開始できる。
装置の奥行き12(図示せず)は、引き出し可能な引き出しがシェル内で閉鎖位置にあるときに装置の総奥行きを測定することで算出できる。引き出し面がシェルに引っ込んでいない1つの実施形態では、装置の奥行きは、シェルの奥行き120と引き出し面の厚み220との合計に等しくなる。引き出し面がシェルに引っ込んでいて、引き出しの外側表面がシェルとぴったり重なる場合、装置の奥行きは、シェルの奥行き120と等しい。1つの非限定的な実施形態では、装置の奥行きは61cm(約24インチ)〜152cm(約60インチ)、あるいは76cm(約30インチ)〜122cm(約48インチ)、あるいは91cm(約36インチ)〜107cm(約42インチ)である。シェルは、高さ125も有する。
更に、この実施形態に示されるように、シェルは幅127を有し、引き出し面は幅227を有する。1つの実施形態では、装置は、71cm(約28インチ)未満、あるいは51cm(約20インチ)未満、あるいは41cm(約16インチ)未満、あるいは31cm(約12インチ)未満の最大横幅を有する。本明細書で定義する場合、最大横幅は、装置を正面から見たときに決定される。最大横幅は、最大幅を有する要素に応じて、底部、シェル、又はシェルから離れるように延びる任意の突出部、又は引き出し可能な引き出しの引き出し面で測定できる。1つの非限定的な実施形態では、装置は、約9〜約1、あるいは約4〜1.2、あるいは約2〜1.5の、引き出し可能な引き出しの引き出し面の最大横幅に対する装置の最大横幅の比率で定義される、幅比を有する。
重要なことには、約2未満の幅比を有する装置を提供することによって、それが受容領域内に配置された布地から分配ヘッドが配置された装置の側面の位置までの距離を増加させることが可能でありながら、装置が一般的な幅の扉を有するという所望の外観をもたらすことが判明している。
1つの非限定的な実施形態では、装置は、約1〜約30、あるいは約2〜約15、あるいは約3〜約10、あるいは約5の設置面積縦横比を有する。設置面積縦横比は、任意の底部スタンド又はシェル幅など、装置の最大横幅に対する装置の最大横長12の比率である。驚くべきことに本発明は多用途であり、家庭容量で使用される場合には多くの異なる領域に好適に配置できることが判明している。例えば、本発明の装置を住宅の洗濯領域で使用する場合、従来の洗濯機及び/又は乾燥装置の横に配置できる。重要なことには、本明細書で定めた設置面積縦横比を有する装置を提供することによって、装置は多用途であり、寝室又は他の居住領域など狭い空間の壁に沿って、又はクローゼット内で使用し、これらの場所にぴったり収まることができる。装置は、キャビネット、化粧台、TV台、又は長いすの横に配置できる。重要なことには、装置を開いたときに、設置面積幅は増加しない。1つ以上の開き戸又はファスナーなどによって開放可能に封止されている開口部を含み、キャビネットに取り付けられている装置は、より大きい設置面積幅を必要とする。これは、扉又は開口部が開放位置にあるときに、装置の幅を越えて揺動する又は垂れ下がる傾向にあるからである。本明細書に定める寸法を有する装置を提供することによって、装置の外観は、当該技術分野において開示されている布地処理及びリフレッシュ装置と比較して、大幅に目立たなくなると考えられる。また、本明細書に定める寸法を有する装置を提供することによって、装置は、寝室又は他の居住領域でより容易かつ便利に使用され、着衣、脱衣、着替えなどの動作中にユーザーがより容易に装置を使用できるようになると考えられる。
図2は、本発明による装置の正面図であり、引き出し可能な引き出し200は閉鎖位置にある。シェル100は、引き出し可能な引き出しの引き出し面よりも大きい幅を有してよい。1つの実施形態では、装置は、引き出し面210の前面平面周囲を越えて延びる1つ以上の突出部を更に含む。この実施形態では、突出部は、引き出し面より大きい幅、高さを有するように示される、シェル100を含む。更に、図2は、シェルの側壁に形成された2つの追加側面突出部130を示す。したがって、シェル幅127は、装置の中心線14に対して垂直な平面で測定する場合、シェルの対向する側部の2点間の最大横幅距離として測定されるようになる。本明細書で定義する場合、中心線は、装置の中心軸である。側面突出部は、分配ヘッドと吊り下げられた布地との間の距離を若干増加できる、様々な好適な形状で提供されてよい。
本発明の装置は、シェル200の側壁に配置された複数個の分配ヘッド620を更に含む。1つの好適な実施形態では、分配ヘッドは、1つ以上のスプレーヘッド及び任意に1つ以上の超音波ネブライザを含む。布地処理組成物の流量が高いこと、例えばノズル当たり流体2グラム/分を超えることが望ましい場合、分配ヘッドが好ましい。好適な分配ヘッド及びスプレーヘッドの非限定例は、米国特許出願第61/163924号(Meschkatら、2009年3月28日出願)に記載されている。1つの実施形態では、装置は1つ以上の前述の側面突出部130を含み、1つ以上の分配ヘッド620を側面突出部の内部に配置して、ヘッド620と受容領域に収容された任意の布地との横方向距離を増加させることができる。当業者は、シェルの各側壁に配置された2組以上の分配ヘッドを設けることによって、より迅速で効率的な方法で布地を湿らせることができることを理解するだろう。更に、分配ヘッドと布地との水平距離を増加させることによって、分配される流体はより多くの空間を有し、布地のより多くの領域に分散して、広がることができる。
1つの非限定的な実施形態では、装置は、約30cm(12インチ)未満、あるいは約20cm(8インチ)未満、あるいは約15cm(6インチ)未満、及び少なくとも約10cm(4インチ)、あるいは少なくとも約15cm(6インチ)、あるいは少なくとも約25cm(10インチ)の、布地が配置される受容領域(装置の中心線又は中心軸14として決定できる)と、シェルの側壁又は側面突出部のいずれかに配置される少なくとも1つの分配ヘッドとの横方向距離を有する。図2は、シェルの上部に配置され、装置内の任意の布地に下向きに噴霧するように配向された任意の分配ヘッド623を更に示す。更なるスプレーヘッドは、引き出し面若しくは後面の内部、又は分配ヘッドが好ましくは布地の適用範囲を最大化するよう配置され、いずれの支持部材によっても噴霧干渉されない底部240など、装置内部の至る所に配置できる。
分配ヘッドは1つ以上のスプレーヘッドを含む1つの非限定的な実施形態では、スプレーヘッドは、好ましくは2個、3個、4個、又は6個のスプレーノズルなど1つ以上のスプレーノズルを含む。スプレーヘッド内の複数のスプレーノズルにより、処理対象の衣服に対する有益組成物の効果的な直接分配が可能になり、散布時間を最小化する。有益組成物の分配は、散水ノズル、音波若しくは超音波ネブライザ、圧力旋回アトマイザー、高圧噴霧ノズル、又はこれらの組み合わせなど任意の好適な装置を使用して達成し、標的粒径及び適用パターンを供給できる。好適なノズルの非限定例には、Spray Systems,Incorporated(Pomona,California)からモデル40番号850、1050、1250、1450、及び1650で市販されるノズルが挙げられる。別の好適なスプレーヘッド又はノズルの例は、SeaquistPerfect Dispensing(Cary,Illinois)によってモデル番号DU3813の圧力旋回噴霧ノズルである。
排出ノズルは、加圧スプレー又は空気補助を使用する2流体ノズルのいずれかを使用して流体噴霧ノズルとして機能できる。加圧スプレーノズルは、処理用流体の噴霧を支援するための高圧空気を必要としないという利点を有する。例えば、高圧電源を使用して静電スプレーノズルとして機能させるなど、特別なノズル設計も使用できる。
好適なスプレーヘッドは、単独ノズル又は複数のノズルを含む複合ノズルであってよい。1つの好ましい実施形態では、装置の各側面の側面突出部に内蔵された4個のスプレーヘッドが存在し、各スプレーヘッドは、ドーム形のハウジングに取り付けられた4個の別個のスプレーノズルを備える。ノズルの設計は、典型的には、シェルの設計と共に選択される。側面突出部が存在しないこと、又は側面突出部が薄いことが望ましい場合、処理対象の衣服までの距離が短いときに幅広い適用範囲を得るために、典型的には、より広い噴霧角を提供するノズルが使用される。より広い突出部距離は、若干狭い噴霧角を有するノズルによる許容可能な適用範囲の達成を促進できる。
ノズル流量は、使用されるノズルの数に応じて異なってよい。典型的には、ノズル流量にノズルの数を乗じて噴霧時間を乗じると、適用される有益組成物の所望の量が算出される。好ましい態様では、総噴霧時間は約200秒未満、あるいは約100秒未満、あるいは約10秒未満である。それぞれ4個の個別ノズルからなる合計8個の複合ノズルが存在する1つの非限定的な実施形態では、小型ポンプ及び圧力旋回ノズルを使用する噴霧時間は約2秒であり、噴霧される総有益組成物は最大約10グラム、あるいは最大約25グラム、あるいは最大約50グラム、あるいは最大約100グラムである。当業者は、装置内のスプレーノズルの数を増加させることによって、装置の総流量を増加させることができること、例えば、1個のスプレーノズルは約1グラム/秒の増加をもたらすことができることを理解するだろう。スプレーヘッドに加えて、装置は、当該技術分野において既知の超音波ネブライザなど1個以上の超音波ネブライザを含むこともできる。
任意に、有益組成物は、噴霧前に加熱されてもよい。噴霧前の有益組成物の予熱は、電熱線若しくは加熱コイル、赤外線ランプ、マイクロ波加熱、放射加熱、又は当業者に既知の加熱手段など任意の加熱素子によって達成されてよい。
図3は、本発明の少なくとも1つの実施形態による装置と共に使用するための引き出し可能な引き出し200の透視図である。引き出し可能な引き出しは、前述の引き出し面210及び前述の任意の後面220の両方に取り付けられた、棒、柱、又はビームの形態などの支持部材230を含む。1つの非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しは単一の掛け部材を含み、別の非限定的な実施形態では、複数の支持部材が複数の支持部材の形態などで提供される。別の非限定的な実施形態では、装置は、支持部材によって支持される、1つ以上の布地掛け部材を更に含む。布地掛け部材は、留め金、スナップオン取り付け具、又は他の好適な機構で好ましくは取り外し可能に支持部材に取り付けられてもよく、布地を受容領域内に配置する間、布地掛け部材は支持部材上で支持されることができる。別の非限定的な実施形態では、1つ以上の布地掛け部材は、支持部材に恒久的に取り付けられる。別の非限定的な実施形態では、1つ以上の布地掛け部材は、支持部材にヒンジで取り付けられる。
本明細書に記載するように、任意の後面は、シェルの内部寸法に概ねぴったりな適合を形成でき、引き出し可能な引き出しが完全に延出されて開放位置にある場合には、ユーザーは後面の後ろにあるいずれの構成要素にも到達できない。当業者は、後面がシェルの内法を正確に占める必要はなく、側壁に沿ってシェル内で又はシェルの後方で作動するには、配線、管、ホース、分配ヘッド、換気口、又は他の内部要素が必要であることを理解するだろう。更に、装置が1つ以上の側面突出部を含む場合、側面突出部に内蔵されたいずれの分配ヘッドも移動する後面と必要以上に接触しないように、側面突出部は後面の寸法を超えて横方向にも延びる。1つの実施形態では、シェルの後方に前述の換気システムの1つ以上の前述の換気口を含む場合、後面は、前述の換気口を通過して、引き出し可能な引き出しの受容領域に空気を入れることができる開口部を含むように操作可能に設計できる。更に、引き出し可能な引き出しは底部240を含む。底部は、引き出し面と同じ幅か、又は引き出し面よりも小さい幅を有してよい。1つの実施形態では、底部は、引き出し可能な引き出しの下に提供された任意の加熱素子に露出できるようにする穴、及び/又は自然若しくは強制通風対流のいずれかによって熱風流を促進するための通路を含む。
図4は、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の透視図である。この実施形態では、側面突出部130は、弧形状(arcoidal shape)を有してように示されている。側面突出部の好適な形状には、矩形、正方形、若しくは(図6に示されるように)他の多角形など任意のプリズム形状、又は円、楕円、若しくは長円などの弧形状が挙げられるがこれらに限定されない。図4は、閉鎖位置にある装置の奥行きである、装置の奥行き12を有して示されている。この実施形態に示されるように、装置の奥行きは、引き出し面及びシェルの奥行きの合計であってよい。他の非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しの引き出し面210がシェルの残りの部分に対して同一平面にとどまる場合、装置の奥行きは、シェルの奥行き120に概ね等しい(ただし引き出し面の外側表面が、引き出しの取っ手213など外側に向かって延びる任意の要素を更に含む場合を除く)。
図5は、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の正面図である。図5の装置は、図5が底部スタンド800を更に含むことを除き、図4の装置と同様である。底部スタンドを含む実施形態では、装置の設置面積幅は、引き出し面若しくはシェルの最大幅、又は底部スタンドの最大幅のいずれか大きい方である。この実施形態では、設置面積幅は、底部スタンドの最大幅として測定される。
図6は、本発明の少なくとも1つの実施形態による装置の透視図である。図6は、四角又は直角プリズム形状など方形又は四辺形の形状を有する側面突出部134を示す。図6は、第2の引き出し面510を備える第2の引き出し可能な引き出し500を更に含む。
1つの非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しは、シェルの内部に引き込まれる。シェル内に引き出し可能な引き出しを更に封入するために、シェルの外側開き戸が設けられてもよい。任意に、このシェルの外側扉は開口部を含むことができ、ユーザーがつまみ又は取っ手を引いて、単一の動作でシェルの外側扉をヒンジにより開き、引き出し可能な引き出しを引き出すことができるように、引き出し可能な引き出しのつまみ又は取っ手が露出している。1つの実施形態では、つまみ又は取っ手が、シェルの外側扉の開口部から突き出ている。
本発明の装置は、好ましくは布地処理組成物の供給源を含む。1つの実施形態では、布地処理組成物の供給源は、第2の引き出し可能な引き出し500に配置されたリザーバ610又はシェルの上部に配置されたリザーバ612を含む。リザーバが第2の引き出し可能な引き出しに配置された場合、リザーバには、第2の引き出し可能な引き出しを引き出すことによって到達できる。リザーバが上部の引き出し可能な引き出しを形成するシェルに配置されている場合、リザーバに到達できるようにシェル内に開口部を設けてもよい。布地処理組成物用リザーバは、前述の装置内に設けられた前述の1つ以上の分配ヘッドに操作可能に接続され、前述の1つ以上のスプレーヘッドは、前述の布地処理組成物を前述の受容領域に向かって分配できるように配向される。重要なことには、リザーバは、詰め替え式又は交換式のリザーバであってよい。
別の実施形態では、前述の布地処理組成物の供給源は、前述の装置内に設けられた複数個の分配ヘッドに操作可能に接続された布地処理組成物用リザーバ、独立スプレー部材、建物の配管システムに操作可能に接続された流体輸送部材、及びこれらの組み合わせを含む。好適な独立スプレー部材には、FEBREZE(登録商標)布地用スプレー、DOWNY(登録商標)Wrinkle Releaseスプレーなど既知のハンドスプレー製品、若しくはその他の市販のスプレー装置(スプレー式洗濯のり若しくはボトル入り芳香スプレーなど)、又はFEBREZE(登録商標)Air Affectsなどエアゾール缶スプレー製品が挙げられる。好適な独立スプレー部材の寸法には、355mL(12oz.)容器及び798mL(27oz.)容器が挙げられる。独立スプレー部材は、装置とは別個に提供できるボトル、又はボトルスタンドなど装置に取り外し可能に取り付けできるボトルであってよい。1つの実施形態では、ユーザーが単に布地を水で湿らせたい場合、布地処理組成物の供給源は、洗濯機又は住宅の蛇口など別の装置から供給を受けることができる。布地処理組成物の好適な供給源は、米国特許出願公開第2010−0071777号(Smithらの名で2010年3月25日公開)及び米国特許出願第12/636,998号(Smithらの名で2009年12月18日出願)に開示されている、流体分配システムが挙げられる。
図7は、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の正面図である。この装置は、図6に示される実施形態と同様であるが、側面突出部134と側壁との間の凹状に湾曲した境界面135を有する側面突出部を示す。更に、図7は任意の底部スタンド801の上に支持されており、前述の任意の底部スタンドは、引き出し面幅227を越える設置面積幅827をもたらす。任意の底部スタンドは、特に設置面積縦横比を考慮すれば、転倒に対して向上した安定性を提供する。この実施形態では、装置の最大横幅は、側面拡張部を形成するシェルの部分の幅を越えるものとして示される、任意の底部スタンド827の幅である。任意の底部スタンドが取り外されたか、提供されない場合、最大横幅はシェル幅127となる。
1つの非限定的な実施形態では、装置の上部は丸みを帯びていてもよい。1つの非限定的な実施形態では、丸みを帯びた上部は完全に平滑ではなく、その上に置かれる布地を支持するために使用できる表面を含む。丸みを帯びた上部の摩擦係数を増加させることによって、布地を機械装置の上に掛けることができる。他の実施形態では、装置は、ユーザーが押して、シェルから引き出し可能な引き出しを外す及び/又は少なくとも部分的に取り出すことができるボタンを含む。このボタンは、引き出しを引っ込めて、機械をオンにして作動させる、単一の作動トリガであってよい。引き出し可能な引き出しはバネ仕掛けであってよく、作動時には自動的にシェルから離れるように延出する。掛け部材に接続された引き出し可能な引き出しを提供することによって、引き出し可能な引き出しを延出させるという単一の動作で、掛け部材が自動的に引き出されると考えられる。したがって、装置の内部に到達する及び/又は掛け棒を引き出す追加工程は不要である。更に、掛け部材を自動的に露出させることによって、ユーザーが装置のいずれかの内容物に触れたり、接触したりする必要がない。装置の内容物は、繰り返し使用すると、ほこり又は任意の乾燥した布地処理組成物の堆積物及び/又は蓄積物を形成する傾向にある。ユーザーが必要とする内容物との接触量を減少させることによって、装置の使用が簡易化され、より衛生的かつ清潔になる。
他の非限定的な実施形態では、キャビネットは、例えば任意の装置又は装置のコンピュータプログラム部分など、ユーザーが装置とやり取りできる集合手段を含む、ユーザーインターフェースを含んでよい。種々の実施形態では、インターフェイスの使用は、入力、出力、又はこれらの組み合わせを含んでよい。入力では、ユーザーが装置10に情報を入力し、電化製品の動作を操作又は制御できる。出力では、装置10がユーザーの利益のために効果をもたらすことができる。様々な実施形態において、入力及び出力は視覚装置、オーディオ装置、及び触覚装置を含んでよい。1つの実施形態では、入力はタッチキーパッドとして構成されてよく、出力はディスプレイ、発光インジケータ、及び/又は警報器として構成されてよい。
1つの非限定的な実施形態では、装置は1つ以上の排液管(図示せず)を更に含み、キャビネットから任意の排液受け皿(図示せず)に過剰な布地処理組成物を排出できる。排液管は、前述の引き出し可能な引き出しの底部内に形成された開口部の形状及び/又はシェルの下部に形成された開口部の形状であってよい。第2の引き出し可能な引き出しを含む実施形態では、排液受け皿は引き出し可能な引き出しと共に又は第2の引き出し可能な引き出しの下に配置でき、排液受け皿に達する過剰な布地処理組成物が従来の冷蔵庫又は冷凍庫の排液受け皿と同様の方法で蒸発できる。
図9は、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の正面図である。図9に示すように、シェルの側壁は、複数個の側面突出部137を形成してよい。それぞれの該突出部は、好ましくは少なくとも1つの分配ヘッドを含む。装置の高さ全体に側面突出部を設けることによって、分配ヘッドは、引き出し可能な引き出しの受容領域内に収容された布地全体の両面を効果的かつ迅速に湿らせることができる。更に、図9は、装置が底部スタンド803を含む実施形態を示す。この底部スタンドは、装置の容易な移動及び可搬性を可能にするために車輪又はそりであってよい。
図10は、本発明による装置の正面図であり、装置は、シェル100から離れるように垂直、つまり上方向に引き出しを延出させることによって開く引き出し可能な引き出し200を含む。シェルから離れるように引き出しを延出させる(つまり引き出しを上方向に引き出す)ための好適な方法には、装置内に設けられたバネ仕掛けの部材、又は自動開放を可能にするチェーン駆動若しくはレバー式の機構が挙げられる。1つの非限定的な実施形態では、引き出し可能な引き出しは、手動で上方向に引かれる。この図に示すように、引き出し可能な引き出し200は引き出し面210を含み、引き出し可能な引き出しの引き出し面の最大横幅227を有する。この実施形態の装置は、装置の最大横幅127を更に有する。
図11は、シェル100から離れるように垂直、つまり上方向に引き出しを延出させることによって開く、引き出し可能な引き出し200も含む装置の透視図を示す。拡張可能な(Expandable)引き出し200は、外側表面212を有する引き出し面210を含む。この実施形態に示すように、引き出し可能な引き出し200は支持部材230を含む。布地が受容領域内の前述の支持部材に吊り下げられる場合、引き出し可能な引き出しが閉じられると、布地は装置の内部に運ばれる。装置は、奥行き12及び高さ125を更に有する。
図12は、受動熱管理システムを有する、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の正面図である。シェル100は、本実施形態では、2つのシートを収容して示されており、第1シート910は、装置の左部分上に示されており、シェルの内側表面とは接触していない。第2シート920は、装置の右部分上の内側面に隣接して示されている。シートは、図に示されるように異なる三次元の厚さを有してもよい。この実施形態では、シートは同じ材料であってもよく、同じシートの厚さを有するが、異なる三次元の厚さを有してもよい。あるいは、シートは、材料及び厚さにおいて異なっていてもよい。
図13は、受動熱管理システムを有する、本発明の少なくとも1つの非限定的な実施形態による装置の平面図である。シェル100は、波形化されている第1シート930を収容する。1つの非限定的な実施形態では、波形化シートは、側壁の内部に接触する。他の非限定的な実施形態では、波形化シートは、側壁の内部に接触しない。シェル100はまた、シート942の本体から形成された三次元の錐体、又は開口部945を含む第2シートを収容する。錐体又は開口部は、側壁の内部に接触してもよく、又はそれの近くにあってもよい。
更なる任意の要素には、装置の外面に設けられ、作動中の装置の状態を伝える1つ以上の目に見えるしるし、作動中の装置の状態を伝えるサウンドインジケータが挙げられる。1つの非限定的な実施形態では、目に見えるしるしは、秒読みタイマー、赤/黄/緑のステータスライトシステム、作動状態に応じて異なる速度で点滅可能な点滅ライト、又は家庭用電化製品若しくは装置で従来使用されている任意の他のライトを含む。他の非限定的な実施形態では、サウンドインジケータがコントローラに操作可能に接続され、通知音(好ましくは70dB未満)は段階に応じて異なることができる。
1つの非限定的な実施形態では、装置の作動中、作動中の装置によって発生する騒音レベルは、周波数約3150Hzで、あるいは周波数約4,000Hzで、あるいは周波数約5,000Hzで50デシベル未満である。理論に束縛されるものではないが、このレベルの騒音は、装置の作動中に睡眠又は休息を取っていることもある任意の人又はペットの邪魔をしないよう十分に静かであると考えられる。これは、装置が寝室内又は寝室に隣接する若しくはつながっているクローゼット内で使用される場合、特に重要であることが判明している。人間は、典型的には、20Hz〜20kHzの可聴音域にわたる騒音に敏感であると考えられる。
装置は、太陽エネルギー部材、差し込み式AC又はDC電源、電池、燃料電池、潜熱アキュムレータ、及びこれらの組み合わせを含む、電源の非限定的な実施例によって電力供給されてもよい。
好適な布地掛け部材
布地は、当該技術分野において既知の任意の適切な方法によって、布地処理装置の受容領域に配置され得る。1つの実施形態では、1つ以上の布地が1つ以上の布地掛け部材に掛けられる。前述の布地掛け部材は、取り外し可能に又は固定して前述の吊り下げ部材に取り付けられる。1つの実施形態では、吊り下げ部材は、1つ以上の棒、柱、ロープなどの形状であり、引き出し可能な引き出しの前面及び/又は後面に取り付けることができる(例えば、図1及び図3を参照)。別の実施形態では、吊り下げ部材は、引き出し可能な引き出しの引き出し面から延びる(例えば、図10を参照)。1つの実施形態では、吊り下げ部材は、2つ以上の布地掛け部材(従来の衣類ハンガー又は下記に開示するその他のハンガーなど)を吊り下げる。任意の好適な布地掛け部材は、本発明にしたがって使用できる。好ましくは、布地掛け部材は、作動中の装置内におけるさびの形成、又は溶解、又は変形の影響を受けにくい材料で作製される。好適な布地掛け部材の非限定例は、欧州特許第812556号、同第670135号、及び同第683999号、ドイツ国特許第29713157号、米国特許第7,328,822号、同第6,964,360号、同第6,817,497号、同第5,511,701号、同第5,085,358号、及び同第5,664,710号、米国特許出願公開第2008/00616号、同第2005/0023310号、並びにJP 110572999に記載されている。
装置内に布地掛け部材を設けることに加えて、1つの実施形態では、装置は、キャビネット内の布地に張力を加えて、装置の作動中にしわを低減する方法を更に含む。本発明の装置の受容領域内に掛けられた布地は、布地が張力を受けるように重みを加えられるか、又は伸長されるかして、しわの低減を向上させることもできる。重り吊り下げ式及び伸長装置などの張力システムは、当業者に周知である。欧州特許第587173号、ドイツ国特許第4435672号、及び米国特許第5,344,054号を参照のこと。布地は、容器への配置後かつプロセスの開始前又はプロセスの開始時に張力を受けてもよい。この布地の伸長、いわゆる引っ張りは、プロセス中のしわの弛緩を促進し、装置が作動するにつれてしわのない方向に回復する回復力を布地に提供する。
好ましい伸長システムは、重み付き、及び軽量であり、圧縮可能つまり伸縮自在の伸長システムであって、このシステムはバネなどの張力装置を含む。後者のシステムは、必要に応じて張力及び方向を調整可能であると共に、清浄装置及びリフレッシュ装置に追加重量を加えないという利益を有する。好ましくは、これらのシステムは容器内の底部に取り付けられる。このようなシステムの1つの例は、車用の日除けとして従来使用されているローラーブラインドであり、Halfordsから市販されている。このシステムは、巻上げ式のバネ機構によって延ばしたり、圧縮したりできるローラーブラインドである。布地の引っ張りにこのシステムを適応させるには、ほんのわずかな変更が必要である。1つの好ましい適応例は、装置の底部にこのシステムのハウジングを取り付け、反対側に1つ以上のクランプを設けて、装置内で布地を固定し、したがって布地の伸長、つまり引っ張りを得られるようにすることを含む。バネの張力も、所定の布地の望ましい伸長力に合わせて調整されてよい。クランプの寸法は、2つ以上のクランプがこのシステムに取り付けられるように異なってよい。更に別の実施例は、システムのハウジングに対向して配置されたブラインド張力システムに沿って又は部分的に沿って配置されたクランプを1つだけ有することを含む。
1つの実施形態では、掛け部材及び任意の張力システムは、前述のシェル内で移動可能である。掛け部材及び任意の張力システムを移動することによって、その中に任意の布地を収容した受容領域が、装置の一側面からもう一方の側面へと横方向などに移動できる。布地を横方向に移動すると、対向する側壁及び/又は任意の突出部の内部に配置された分配ヘッドからの距離を増加できる。したがって、1つの実施形態では、装置の内部の片側に布地を移動させ、また一方では装置の反対側から放出されるように布地処理組成物の分配を調整し、例えば布地の前面を湿らせる。それに応じて、別の組の分配ヘッドを作動させて、布地の裏など布地の反対側を湿らせるように、装置の反対側へと布地を移動できる。これにより、湿らせる布地面と分配ヘッドとの横方向距離が増加し、分配を向上できる。移動可能な掛け部材は、チェーン駆動のシステム又は歯車駆動のシステムなど使用に好適な任意の機械的システムによって達成できる。
布地処理組成物
任意の従来の液体及び/又は流体布地処理組成物が、本発明から逸脱することなく布地処理組成物として使用できる。好適な布地処理組成物には、しわ、悪臭を低減する及び/若しくは除去する、並びに/又は他の望ましい布地処理効果をもたらす、任意の液体若しくは流体組成物が挙げられる。更なる好適な布地処理組成物には、布地及び/又は装置が保管される場所の周囲空気に望ましい香りを付与できる香料及び芳香剤が挙げられる。精製水、水道水などを含む水も、好適な布地処理組成物である。
本発明の装置は、好ましくは、悪臭及び/又はしわの低減などによって布地又は衣服をリフレッシュするために使用されるが、しみ防止剤であってよい、並びに/又はしみ、土、変色及び/若しくは布地の着用及び使用からの他の望ましくない影響の除去も補助する組成物を使用することが可能である。
1つの非限定的な実施形態では、布地処理組成物は、水、並びに任意に界面活性剤、香料、防腐剤、漂白剤、洗浄補助剤、収縮低減組成物、有機溶媒、抗菌剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される部材を含む。好適な布地処理組成物は、揮発性及び不揮発性の成分の両方を含んでもよい。好適な有機溶媒の非限定的な例は、グリコールエーテル、具体的には、メトキシプロポキシプロパノール、エトキシプロポキシプロパノール、プロポキシプロポキシプロパノール、ブトキシプロポキシプロパノール、ブトキシプロパノール、エタノール、イソプロパノール、しわ取り剤、着用中防しわ剤、半耐久アイロン剤、臭い吸収剤、揮発性シリコーン、及びこれらの混合物である。使用に好適な布地収縮低減組成物の非限定的な例は、エチレングリコール、プロパンジオールのすべての異性体、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選択される。1つの非限定的な実施形態では、布地収縮低減組成物は、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1−オクタノール、及びこれらの混合物からなる群から選択される。好適な界面活性剤の非限定的な例は、エトキシ化アルコール又はエトキシ化アルキルフェノールなど非イオン性界面活性剤を含み、布地処理組成物の最大約2重量%で存在する。補助的な洗浄剤の非限定的な例には、シクロデキストリン及びしわ取り剤、例えばシリコーン含有化合物が挙げられる。好ましい防しわ剤の非限定的な例には、揮発性シリコーンが挙げられ、その一部はDow Corning Corporationから購入できる。1つのこのような揮発性シリコーンは、D5シクロメチコンデカメチルシクロペンタシロキサンである。典型的には、本明細書の布地処理組成物は、少なくとも約80重量%の水、好ましくは少なくとも約90重量%、及び更に好ましくは少なくとも約95重量%の水を含んでよい。好適な布地処理組成物の非限定的な例には、米国特許第6,726,186号(Gaaloulらに発行)に開示されているものが挙げられる。
好適な布地処理組成物の他の非限定的な例は、米国特許第6,491,840号(Frankenbachらに発行)で開示されるしわ低減組成物の分配及び安定性を向上させるために特定のpHを有するポリマー組成物及び同第6,495,058号(Frankenbachらに発行)で開示される水性しわ抑制組成物である。
更に他の非限定的な実施形態では、好適な布地処理組成物は、Roselleらの名で2009年2月12日に公開された、米国特許出願公開第2009/0038083号に開示されている。例えば、1つの好適な布地処理組成物は、水溶性の四級アンモニウム界面活性剤を含む。組成物に含まれる水溶性四級剤の典型的な最小レベルは、少なくとも約0.01%、あるいは少なくとも約0.05%、あるいは少なくとも約0.1%であり、一方、水溶性四級剤の典型的な最大レベルは、最大約20%、あるいは約10%未満、あるいは約3%未満、及び一般には約0.2%〜約1.0%の範囲である。実質的に非水溶性の油成分又は油混合物は、油が>1のclogPを有してよい場所に含まれてもよい。組成物に含まれる油成分の最小レベルは、少なくとも約0.001%、あるいは少なくとも約0.005%、あるいは約0.01%であり、一方、油成分の典型的な最大レベルは、最高約5.0%まで、あるいは約3%未満、及び一般には約0.05%〜約1%の範囲である。任意成分がまた含まれてもよいが、この組成物の残部は水である。
布地をリフレッシュする方法
布地の処理方法は、布地を請求項1に記載の装置の受容領域に配置すること、布地処理組成物を前述の布地の少なくとも一部分に蒸着させること、前述の加熱素子を作動させること、及び前述の装置を換気することを含む。1つの実施形態では、前述の布地処理組成物を蒸着させる工程は、噴霧、気化、又は吹き付けによってなど布地処理組成物を布地に分配することを含む。1つの実施形態では、前述の加熱素子を作動させる工程は、装置内の空気を少なくとも約80℃、あるいは少なくとも約70℃、あるいは少なくとも約50℃まで加熱する工程を更に含む。理論に束縛されるものではないが、この熱を加えることは、布地の乾燥に役立つだけではなく、除臭及び/又は微生物抑制の効果を有する場合があると考えられる。更に、抗菌剤を含む布地処理組成物が使用される場合、熱を加えることは、驚くべき悪臭防止及び抗菌の効果を布地にもたらすことがある。別の実施形態では、前述の布地の前述の処理方法は約15分以内、あるいは約10分以内、あるいは約8分以内に完了する。1つの実施形態では、この方法は、1つのボタンを押して装置の電源を入れることを更に含む。
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それより小さいあらゆる数値限定を、そのような小さい数値限定が本明細書に明示的に記載されたものとして包含すると理解されるべきである。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定を、そのようなより大きい数値限定が本明細書に明示的に記載されているかのように含む。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内にあるあらゆるより狭い数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲が本明細書にすべて明示的に記載されているかのように含む。
特に指定がない限り、本明細書の明細、実施例、及び請求の範囲におけるすべての割合、比率、及び百分率は重量基準であり、すべての数値限定は、当該技術分野により提供される通常の程度の精度で使用される。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための形態」において引用する全ての文献は、その関連部分において参照として本明細書に組み込まれるものであるが、いずれの文献の引用も、こうした引用が本発明の先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれた文献におけるいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいては、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
特に指定のない限り、前置詞の「a」、「an」、及び「the」は「1つ以上」を意味する。
「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。本書における用語の任意の意味又は定義が、参照として組み込まれた文献における同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいて、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。

Claims (14)

  1. キャビネットを含む、布地を処理するための装置(10)であって、前記キャビネットは、
    a.2つの側壁を有し、開口部を形成するシェル(100)と、
    b.
    i.外側表面(212)を含む引き出し面(210)、及び
    ii.支持部材(230)、を含む、引き出し可能な引き出し(200)であって、
    前記引き出し面(210)及び前記支持部材(230)が、操作可能に布地を支持するように構成された受容領域を形成し、
    前記引き出し可能な引き出し(200)が、前記シェル(100)内にぴったり収まるように構成され、前記シェル(100)の前記開口部を通って引き出すことができる、引き出し可能な引き出し(200)と、
    c.前記装置(10)内に収容される加熱素子(300)と、
    d.前記シェル(100)内の受動熱管理システムであって、該受動熱管理システムは、25℃で測定した際に5W/(mK)〜430W/(mK)の熱伝導率、及び2〜100(×10−6in/in−°F)の線熱膨張係数を有する材料から形成されている、受動熱管理システムと、
    e.空気が前記受容領域を通過するよう導くように配置された空気流路(400)と、を含む、装置。
  2. 前記受動熱管理システムが、前記シェル(100)の少なくとも1つの側壁に隣接した少なくとも1つのシート(942)を含む、請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記受動熱管理システムが、2つのシート(942)を含み、該シート(942)それぞれが、前記シェル(100)の前記側壁の1つに隣接している、請求項1又は2に記載の装置(10)。
  4. 前記シート(942)が波形化している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(10)。
  5. 前記シート(942)は、1mm〜4cmであってもよい前記シート(942)の三次元の厚さを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(10)。
  6. 前記シート(942)が1つ以上の開口部を含み、好ましくは、前記開口されたシート(942)が0.5cm〜9cmの平均開口面積を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置(10)。
  7. 前記シート(942)が、アルミニウム、ステンレス鋼、又はこれらの混合物を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置(10)。
  8. 前記シート(942)が2つ以上の層を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置(10)。
  9. 前記シート(942)の少なくとも一部分が、ジルコニウム、スズ、クロム、チタン、フッ化物、リン酸、ハフニウム、ビニリデンの塩のコポリマー、及びアクリル酸/イタコン酸、並びにこれらの混合物でコーティングされ、好ましくは、前記シート(942)の少なくとも一部分がチタンでコーティングされている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置(10)。
  10. 前記シート(942)の前記コーティングされた部分が、前記装置(10)の受容領域に向けて配向されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置(10)。
  11. 前記シート(942)の少なくとも一部分が、反射性表面を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置(10)。
  12. 前記空気流路(400)が、空気を、該空気流路(400)及び任意のエアフィルタシステムを通過するよう導くように、操作可能に配置された空気循環部材を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置(10)。
  13. 前記加熱素子(300)が、電熱線若しくは加熱コイル、赤外線ランプ、マイクロ波加熱素子、及びこれらの組み合わせを含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置(10)。
  14. 前記シート(942)は概ね平面的であり、前記シートは複数の弓状部分を有するか、又はこれらの組み合わせである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置(10)。
JP2012513350A 2009-06-01 2010-06-01 受動熱管理システムを含む、布地をリフレッシュするキャビネット装置 Expired - Fee Related JP5400220B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18305009P 2009-06-01 2009-06-01
US61/183,050 2009-06-01
US18585709P 2009-06-10 2009-06-10
US61/185,857 2009-06-10
PCT/US2010/036818 WO2010141416A1 (en) 2009-06-01 2010-06-01 Fabric refreshing cabinet device comprising a passive heat management system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012527335A true JP2012527335A (ja) 2012-11-08
JP5400220B2 JP5400220B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42712598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012513350A Expired - Fee Related JP5400220B2 (ja) 2009-06-01 2010-06-01 受動熱管理システムを含む、布地をリフレッシュするキャビネット装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8407914B2 (ja)
EP (2) EP2438226B1 (ja)
JP (1) JP5400220B2 (ja)
KR (1) KR101333508B1 (ja)
CN (1) CN102449222B (ja)
CA (1) CA2761482C (ja)
MX (1) MX2011012796A (ja)
WO (1) WO2010141416A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8146265B2 (en) * 2007-04-18 2012-04-03 Lg Electronics Inc. Display device of dryer
TW200914675A (en) * 2007-09-27 2009-04-01 Fu Kuang Huan Flow-dividing device of blowing model for drying and ironing clothing
EP2179686A1 (en) * 2008-10-22 2010-04-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for refreshing garments
US9410281B2 (en) 2009-05-01 2016-08-09 Whirlpool Corporation Fabric treating systems and accessories
CA2761482C (en) * 2009-06-01 2014-09-23 The Procter & Gamble Company Fabric refreshing cabinet device comprising a passive heat management system
KR101972924B1 (ko) * 2011-11-11 2019-08-23 삼성전자주식회사 휴대용 기기에서 부분 영역의 터치를 이용한 전체 영역 지정을 위한 방법 및 장치
US9421696B2 (en) * 2013-03-15 2016-08-23 Jason Womack Polystyrene product remanufacturing apparatus and methods of use
AU2014284257B2 (en) * 2014-02-11 2019-01-17 Kai Liu Novel solar autoclave equipment
CN104532526B (zh) * 2014-12-23 2017-02-22 浙江工商职业技术学院 烘干装置
US9957652B1 (en) * 2016-07-27 2018-05-01 Brent Fouch Hat steam cleaner
KR102599880B1 (ko) * 2016-08-10 2023-11-09 삼성전자주식회사 의류처리기기
CN207031861U (zh) * 2017-06-09 2018-02-23 凯灿贸易(深圳)有限公司 烘衣机
CN109137425A (zh) * 2017-06-28 2019-01-04 北京天然天启科技有限公司 衣物整理机
CN108577239A (zh) * 2018-05-29 2018-09-28 张桂荣 传染病预防控制用具有除尘功能的药品存放装置
CN108842400B (zh) * 2018-08-23 2020-10-09 江西艾芬达暖通科技股份有限公司 一种智能烘干毛巾架
KR20200057545A (ko) * 2018-11-16 2020-05-26 엘지전자 주식회사 의류처리장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3160482A (en) * 1961-07-13 1964-12-08 Dampp Chaser Inc Collapsible space heater and dryer for clothing
JP2005233486A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Haruo Hirose 乾燥方法とその装置
WO2007132982A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-22 Lg Electronics Inc. Clothes refreshing apparatus and method for controlling the same
WO2009064096A2 (en) * 2007-11-12 2009-05-22 Lg Electronics Inc. Supplemental clothes treating apparatus

Family Cites Families (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2410672A (en) * 1941-10-03 1946-11-05 Muffly Glenn Refrigerator
US2547238A (en) * 1947-08-12 1951-04-03 Tremblay Gerard Drying apparatus
US2618076A (en) 1949-12-01 1952-11-18 Miller Anna Haase Ventilated console
US2867430A (en) * 1952-12-31 1959-01-06 Murray Corp Laundry dryers
US3000108A (en) * 1956-06-11 1961-09-19 Whirlpool Co Coaxial flow drier
US3023514A (en) * 1956-07-02 1962-03-06 George M Gibson Clothes dryer
US3286904A (en) 1964-01-31 1966-11-22 Interchem Corp Coated aluminum articles
US3432939A (en) 1966-11-23 1969-03-18 Central Quality Ind Inc Portable clothes dryer
US3952698A (en) 1973-09-27 1976-04-27 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Can treating system
US4148670A (en) 1976-04-05 1979-04-10 Amchem Products, Inc. Coating solution for metal surface
US4273592A (en) 1979-12-26 1981-06-16 Amchem Products, Inc. Coating solution for metal surfaces
US4566149A (en) * 1984-03-02 1986-01-28 Regina Corporation Cam latch for cleaning devices
DE8614158U1 (ja) 1986-04-21 1986-11-27 Herbert Kannegiesser Gmbh + Co, 4973 Vlotho, De
US4682424A (en) * 1986-10-16 1987-07-28 Arlillian Irving Clothes drying apparatus
US5305484A (en) * 1988-01-13 1994-04-26 J.S.F. Holdings (Cork) Limited Clothes steaming and drying cabinet
US5085358A (en) 1990-10-11 1992-02-04 Lam Peter A Adjustable clothes hanger
US5240656A (en) * 1991-05-21 1993-08-31 Plastics Densification, Inc. Treatment of waste
IT1250379B (it) * 1991-02-27 1995-04-07 Zanussi Elettrodomestici Dispositivo di controllo dell'introduzione del detersivo per macchine lavatrici
DE4230210A1 (de) 1992-09-09 1994-03-10 Veit Gmbh & Co Vorrichtung an einem Finishgerät zum Festhalten des unteren Endes eines Ärmels eines Bekleidungsstücks
US5344054A (en) 1992-10-15 1994-09-06 Nutter Dale E Adjustable garment hanger
US5369892A (en) * 1993-06-04 1994-12-06 Dhaemers; Gregory L. Armoire
DE9319412U1 (de) 1993-12-17 1994-02-24 Coronet Kunststoffwerk Gmbh Spannkleiderbügel
DE9402100U1 (de) 1994-02-08 1994-04-14 Coronet Kunststoffwerk Gmbh Kleiderbügel
US5664710A (en) 1994-02-25 1997-09-09 Lam; Peter Ar-Fu Garment hanger
US5511701A (en) 1994-02-25 1996-04-30 Lam; Peter A. Adjustable width garment hanger
CN2274005Y (zh) 1994-05-23 1998-02-11 林亚夫 衣架
US5815961A (en) 1996-06-26 1998-10-06 Whirlpool Corporation Clothes treating cabinet with inflatable hanger
JPH10156096A (ja) 1996-11-26 1998-06-16 Yukio Miyata 洗濯物の乾燥装置
GB9702643D0 (en) 1997-02-10 1997-04-02 Ducker Technology Limited Garment drying method and apparatus
US6491840B1 (en) 2000-02-14 2002-12-10 The Procter & Gamble Company Polymer compositions having specified PH for improved dispensing and improved stability of wrinkle reducing compositions and methods of use
US20070151312A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-05 Bruce Beihoff C Modular fabric revitalizing system
DE29713157U1 (de) 1997-07-24 1997-09-18 Coronet Kunststoffwerk Gmbh Kleiderbügel
US6189346B1 (en) * 1997-07-25 2001-02-20 Whirlpool Corporation Clothes treating apparatus
JPH1157299A (ja) 1997-08-25 1999-03-02 Cleaning Haroo:Kk 着物の成型仕上機
WO1999049123A1 (en) 1998-03-23 1999-09-30 Capecchi, Carla Small home equipment for drying and ironing clothes, in standing position
CN1159485C (zh) 1998-04-27 2004-07-28 惠尔普尔公司 衣物处理装置
GB2377927B (en) 1998-07-27 2003-03-19 Ecolab Inc Liquid dispenser and docking station for mating container
US6732553B2 (en) * 1998-08-18 2004-05-11 Esporta Wash Systems, Inc. Equipment washer
CN1318118A (zh) 1998-09-28 2001-10-17 宝洁公司 使用配有辅助热源的用来清洗和更新纺织物的设备和方法
ATE302869T1 (de) * 1999-03-25 2005-09-15 John Herbert North Waschtrockner und trockenreinigungsmaschinen
US6386392B1 (en) * 1999-11-02 2002-05-14 The Procter & Gamble Company Reservoirs for use with cleaning devices
ATE246144T1 (de) * 1999-12-01 2003-08-15 Procter & Gamble Vorrichtung zu produktenlieferung
US6263591B1 (en) 2000-01-25 2001-07-24 Victor M. La Porte Sports equipment drying container
US6495058B1 (en) * 2000-02-14 2002-12-17 The Procter & Gamble Company Aqueous wrinkle control compositions dispensed using optimal spray patterns
US20020017117A1 (en) * 2000-07-25 2002-02-14 Sunshine Richard A. Integrated laundry center
EP1182292A1 (en) * 2000-08-16 2002-02-27 The Procter & Gamble Company Apparatus for cleaning and refreshing fabrics with an improved ultrasonic nebulizer, and improved ultrasonic nebulizer
JP3958511B2 (ja) * 2000-09-28 2007-08-15 株式会社リコー トナー補給装置および画像形成装置
EP1215330B1 (en) * 2000-12-14 2005-03-23 Whirlpool Corporation Appliance for cleaning and refreshing fabrics with a built-in working indicator
WO2002052097A1 (de) * 2000-12-27 2002-07-04 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren und vorrichtung zum glätten von kleidungsstücken
KR100723992B1 (ko) 2001-03-13 2007-06-04 카운슬 오브 사이언티픽 앤드 인더스트리얼 리서치 대류 건조기
US6745496B2 (en) * 2001-03-20 2004-06-08 Anthony Cassella Air-flow dryer and method
DE50204008D1 (de) 2001-08-31 2005-09-29 Guido Delco Trocknungsschrank
US20030079368A1 (en) * 2001-10-25 2003-05-01 Hoffman Karl H. Flat material dryer
US7043855B2 (en) * 2002-04-22 2006-05-16 The Procter & Gamble Company Fabric article treating device comprising more than one housing
US6817497B2 (en) 2002-08-09 2004-11-16 Black + Gray Design + Manufacturing Garment care apparatus
GB2394271B (en) 2002-10-18 2005-07-13 Nikolaos Kanavas A locker for drying clothing
US20040163184A1 (en) * 2002-12-09 2004-08-26 Royal Appliance Mfg. Clothes de-wrinkler and deodorizer
US7021494B2 (en) * 2003-04-18 2006-04-04 S. C. Johnson & Son, Inc. Automated cleansing sprayer having separate cleanser and air vent paths from bottle
US6971549B2 (en) * 2003-04-18 2005-12-06 S.C. Johnson & Son, Inc. Bottle adapter for dispensing of cleanser from bottle used in an automated cleansing sprayer
DE60301789T2 (de) * 2003-06-25 2006-05-18 Electrolux Home Products Corporation N.V. Wäschebehandlungsvorrichtung
JP2005021564A (ja) 2003-07-01 2005-01-27 Noda Business Consultants:Kk ハンガー
CN2635709Y (zh) 2003-07-04 2004-08-25 刘志强 远红外线衣物烘干消毒柜
US6964360B2 (en) 2003-07-17 2005-11-15 Whirlpool Corporation Adjustable clothes hanger
WO2005032322A2 (en) * 2003-09-29 2005-04-14 Self Propelled Research And Development Specialists, Llc Heat pump clothes dryer
US7328822B2 (en) 2003-09-30 2008-02-12 Viette Marguerite Stokes Clothes hanger with adjustable arms
DE10350497A1 (de) 2003-10-29 2005-06-02 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Trocken- und Glättvorrichtung für Kleidungsstücke
US7739891B2 (en) * 2003-10-31 2010-06-22 Whirlpool Corporation Fabric laundering apparatus adapted for using a select rinse fluid
US20050120757A1 (en) * 2003-12-03 2005-06-09 Jackson W. S. Garment refreshing apparatus and method
US8141269B2 (en) * 2004-05-24 2012-03-27 Whirlpool Corporation Expandable/collapsible enclosure for a clothes refresher
DE102004025914A1 (de) * 2004-05-27 2005-12-22 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Klemmvorrichtung für Saumenden und Vorrichtung zum Trock-nen und/oder Glätten eines Kleidungsstücks
US7137211B2 (en) * 2004-08-18 2006-11-21 Maytag Corporation Drying cabinet shaker mechanism
DE202004019888U1 (de) * 2004-12-20 2005-02-24 Avet Ag Reinigungsgerät
US7140121B2 (en) * 2004-12-27 2006-11-28 Anthony Casella Garment drying cabinet and system
US20060254626A1 (en) 2004-12-30 2006-11-16 Botts David M Fluid treatment system for use with a washing appliance
US20080256989A1 (en) * 2005-02-08 2008-10-23 Lg Electronics Inc. Refresher and Machine for Washing or Drying with the Same
US7490815B2 (en) 2005-11-14 2009-02-17 The Procter & Gamble Company Delivery system for dispensing volatile materials using an electromechanical transducer in combination with an air disturbance generator
US20070163094A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-19 Tremitchell Wright Fabric revitalizing method using mist
KR100739804B1 (ko) 2006-05-11 2007-07-13 삼성전자주식회사 데이터 통신의 QoS 보장 방법 및 장치
US20080000616A1 (en) 2006-06-21 2008-01-03 Nobile John R Heat exchanger and use thereof in showers
US20090038083A1 (en) 2007-01-11 2009-02-12 Brian Joseph Roselle Compositions for treating fabric
CN201024339Y (zh) 2007-04-27 2008-02-20 陆上驰 干衣柜
US7992321B2 (en) * 2007-12-19 2011-08-09 Electrolux Home Products Laundry dryer having three roller drum support system and reversing idler assembly
KR101467773B1 (ko) * 2008-04-01 2014-12-03 엘지전자 주식회사 의류처리장치 및 의류처리장치의 제어방법
KR101467771B1 (ko) * 2008-04-01 2014-12-03 엘지전자 주식회사 의류처리장치의 제어방법
CA2726030C (en) * 2008-06-27 2013-12-03 The Procter & Gamble Company Fabric refreshing cabinet device
KR101456211B1 (ko) * 2008-08-20 2014-11-03 엘지전자 주식회사 의류 처리 장치
US8931667B2 (en) 2008-09-24 2015-01-13 The Procter & Gamble Company Methods and apparatuses for dispensing fluids
CA2761482C (en) * 2009-06-01 2014-09-23 The Procter & Gamble Company Fabric refreshing cabinet device comprising a passive heat management system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3160482A (en) * 1961-07-13 1964-12-08 Dampp Chaser Inc Collapsible space heater and dryer for clothing
JP2005233486A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Haruo Hirose 乾燥方法とその装置
WO2007132982A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-22 Lg Electronics Inc. Clothes refreshing apparatus and method for controlling the same
WO2009064096A2 (en) * 2007-11-12 2009-05-22 Lg Electronics Inc. Supplemental clothes treating apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP2845942A3 (en) 2015-04-08
EP2438226A1 (en) 2012-04-11
JP5400220B2 (ja) 2014-01-29
MX2011012796A (es) 2012-01-27
EP2438226B1 (en) 2015-02-25
EP2845942A2 (en) 2015-03-11
CA2761482A1 (en) 2010-12-09
WO2010141416A1 (en) 2010-12-09
KR20120020146A (ko) 2012-03-07
CA2761482C (en) 2014-09-23
KR101333508B1 (ko) 2013-11-28
CN102449222B (zh) 2014-09-17
CN102449222A (zh) 2012-05-09
US20100299952A1 (en) 2010-12-02
US8407914B2 (en) 2013-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400220B2 (ja) 受動熱管理システムを含む、布地をリフレッシュするキャビネット装置
JP5296258B2 (ja) 布地リフレッシュ・キャビネット装置用の流体分配システム
JP5280529B2 (ja) 布地をリフレッシュするキャビネット型装置
US10208424B2 (en) Fabric refreshing cabinet device
JP5847790B2 (ja) 曲げ剛性を増加させるための布地リフレッシュキャビネット装置
JP3191048U (ja) 曲げ剛性を増加させるための布地リフレッシュキャビネット装置
JP3189433U (ja) 曲げ剛性を増加させるための布地リフレッシュキャビネット装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130507

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130605

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130612

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130705

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees