JP2012526986A - 放射性核種ジェネレーターおよび滅菌方法 - Google Patents

放射性核種ジェネレーターおよび滅菌方法 Download PDF

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Abstract

放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリは、自然崩壊して比較的短寿命の娘放射性核種となる親放射性核種を保持するカラムを含む。流体経路は、入口から前記カラムへと延びた後に出口へと延び、使用時において前記放射性核種ジェネレーターからの娘放射性核種の溶出を可能にする。滅菌時などに液体状態の流体が前記流路に進入することを回避することにより、前記カラム内における親放射性核種の保持の向上を達成する。前記カラム内における過剰水分の合体を回避することにより、適切なカラム化学的構造も促進され、これにより、放射性核種ジェネレーターからの娘放射性核種のより高い収率および/またはより信頼性の高い収率が促進され得る。

Description

本発明の局面は、過剰水分を招くことなく最終滅菌が可能なカラムアセンブリを有する放射性核種ジェネレーターに関する。
放射性核種ジェネレーターはカラムを含み、このカラムは、長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有する。この長寿命の親放射性核種は、自然崩壊して、寿命が比較的短い娘放射性核種になる。前記カラムは、カラムアセンブリ内において用いられ得る。カラムアセンブリは、針状出口を有する。前記針状出口は、生理食塩水または他の溶離液を吸引するための真空バイアルを受け入れる。生理食塩水または他の溶離液は、カラムアセンブリ(前記カラムを含む)の流路を通じて針状入口へと提供される。この液体は、溶出し得、前記カラムからの娘放射性核種を前記真空バイアルへと送達し、その後の核医学画像化用途などに利用できるようにする。ジェネレーターの一例について、Lantheus Medical Imaging,Inc.、によって所有されている特許文献1中に図示および記載がある。本明細書中、同文献全体を参考のため援用する。
ある程度までの滅菌は、放射性核種ジェネレーター上において行われることが一般的である。滅菌は、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリを飽和蒸気環境に露出させることにより、行うことができる。前記カラムアセンブリは、親放射性核種がロードされたカラムを有する。このプロセス時において、前記カラムアセンブリ(前記カラム、前記カラムと前記入口および出口との間に延びる管を含む)内に存在する液体を加熱することで蒸気(例えば、蒸気)を形成して、汚染物質を死滅しかつ/または不活性化させることができる。ベントを前記出口に設けることで、前記滅菌プロセス時における蒸気導入および前記カラムからの蒸気の両方が可能になる。
特許文献1(米国特許第5,109,160号)中に記載のように、放射性核種ジェネレーターを最終滅菌製品(すなわち、最終コンテナの形態で滅菌された製品、または、少なくとも最終形態において組み立てられた入口、カラムおよび出口(前記入口および出口上のベントキャップまたは非ベントキャップ全てを含む)間の流路を含めて滅菌された製品)を提供することが望ましい。これは、無菌殺菌と対照的である。すなわち、無菌殺菌では、入口、カラムおよび出口間の流路を構成している個々の構成要素のうち少なくとも一部を別個に殺菌した後、組み立てている。
米国特許第5,109,160号明細書
滅菌後にキャップまたはカバーを組み立てるのではなく、滅菌時にカラムアセンブリの出口にベント付き出口カバーを提供することができれば、最終滅菌を達成する製品を支援することができる。しかし、出願人の理解によれば、ベント付き出口カバーの場合、不要な液体のカラムアセンブリ内への進入を許す入口が場合によって発生する。このような進入は、蒸気滅菌後の冷却プロセス時にカラムアセンブリ周囲において蒸気が凝縮することによって発生し得る。出願人の理解によれば、カラムアセンブリ内の過剰水分(例えば、蒸気滅菌時または蒸気滅菌後にカラム内に液体が進入することに起因するもの)により、親放射性核種がカラムから放射能遮蔽レベルの低いカラムアセンブリ領域へと移動する経路が発生し得、その結果、放射性核種ジェネレーターからの放射レベルが閾レベルを超える場合がある。付加的にまたは代替的に、出願人の理解によれば、過剰水分の存在に起因してカラム内の化学的構造に悪影響が発生し得、その結果、ジェネレーターが示す娘放射性核種収率が低下し得る。
一局面によれば、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有するカラムを含む。前記カラムアセンブリ前記カラムと流体連通する入口と、前記カラムと流体連通する出口とを含む。前記出口は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有する。前記ベント開口部は、流体アクセスを提供しかつ前記ベント開口部または出口内への凝縮液の進入を回避するように、構成される。
別の局面によれば、放射性核種ジェネレーターの最終滅菌カラムアセンブリを得る方法が提供される。前記方法は、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリを提供するステップを含む。前記カラムアセンブリは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を有するカラムを含む。前記カラムアセンブリはまた、前記カラムと流体連通する入口と、前記カラムと流体連通する出口とを含む。前記出口は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含む。上方からの前記ベントからの凝縮液の進入を回避するように前記ベント開口部が下方を向いた状態で、前記カラムアセンブリが配置される。前記カラムアセンブリはまた、滅菌のために蒸気に晒される。
少なくともいくつかの実施形態によれば、出口カバーが前記出口を少なくとも部分的に被覆し、前記ベント開口部を含む。前記出口は針構造を含み得、前記出口カバーは、ピアシング可能な膜を含み得る。前記ピアシング可能な膜は、前記出口の針構造を受け入れる。いくつかの実施形態において、前記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む。前記ベント開口部は、前記取り外し可能なキャップと前記ボディ部との間の環状空間として規定され得る。
いくつかの実施形態によれば、前記出口カバー内にフィルタが設けられ得る。いくつかの実施形態によれば、前記フィルタは細菌保持型であり得る。前記フィルタは、前記ベント開口部に配置され得る。
いくつかの実施形態によれば、前記出口と前記カラムとの間で流体連通した様態でフィルタが設けられ得る。
いくつかの実施形態において、前記カラムアセンブリを受け入れる遮蔽パッケージが前記遮蔽パッケージの内部にある際、前記入口は、前記遮蔽パッケージの外側からアクセス可能であり得る。前記カラムアセンブリは、前記遮蔽パッケージと組み合わせて設けられ得る。
いくつかの実施形態によれば、前記カラムアセンブリの外部の雰囲気から前記入口への流体連通を遮断するために、前記入口に栓が取り外し可能な様態で取り付けられ得る。
いくつかの実施形態によれば、前記カラム中の培地はアルミナを含み得る。
前記カラムアセンブリは、いくつかの実施形態によれば、前記長寿命の親放射性核種および前記比較的短寿命の娘放射性核種と組み合わせて設けられ得る。前記長寿命の親核種はモリブデン−99を含み得、前記比較的短寿命の娘放射性核種はテクネチウム−99mを含み得る。
いくつかの実施形態によれば、一般的なときに複数のカラムアセンブリが蒸気環境に1つ以上の滅菌サイクルにおいて晒され得る。いくつかの実施形態において、前記複数のカラムアセンブリを単一滅菌サイクルだけ蒸気に晒した場合、その結果残った液体の量の変化は5%以下である(相対標準偏差).他の実施形態において、前記複数のカラムアセンブリを2滅菌サイクルだけ蒸気に晒した場合、その結果残った液体の量の変化は15%以下である(相対標準偏差)。
別の局面によれば、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリが提供される。前記カラムアセンブリは、カラムおよび出口を含む。前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有する。前記出口が前記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供される。前記ベント付き出口カバーは、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有する。前記ベント開口部により、重力によって移動する液体(凝縮液)の浸入が回避され、これにより、一貫して高収率を示しかつ前記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる。
別の局面によれば、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリは、カラムおよび出口を含む。前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有する。前記出口が前記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供される。重力によって移動する液体の浸入を回避する手段が提供され、これにより、一貫して高収率を示しかつ前記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる。
いくつかの実施形態によれば、前記手段は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含む。前記ベント開口部は、重力によって移動する液体の浸入を回避する。いくつかの実施形態によれば、前記ベント開口部は前記カラムに向かって対向し得る。
添付図面は、縮尺通りの記載を意図していない。多様な図面中、同一または類似の構成要素は、それぞれ同様の参照符号によって示す。明確さのため、各図面中、全ての構成要素を図示していない場合がある。
一実施形態によるカラムアセンブリの断面図である。このカラムアセンブリは、栓によって被覆された入口からカラムを通じて出口カバーへと延びる流路を含む。前記出口は、液体浸入を回避するように構成されたベントを有する出口カバーによって被覆される。 前記カラムに親放射性核種を充填するように構成された、図1のカラムアセンブリ部分を示す。 一実施形態による、上方からの液体浸入を回避するように方向付けられたベント開口部を備えたベント付き出口カバーの断面図である。 図1に示すカラムアセンブリの断面図であり、遮蔽パッケージ内に組み立てられた状態を示す。 ベント付き出口カバーを有するカラムアセンブリの溶出効率を示す。ベントが上方に開口し、放出される放射線についての上限閾値を超えた様子を示す。 放出される放射線についての上限閾値を超えたカラムアセンブリから回復したカラムアセンブリ内の残留水分レベルと、前記放出される放射線についての上限閾値を超えなかったカラムアセンブリから回復したカラムアセンブリ内の残留水分レベルとを示す。 放出される放射線についての上限閾値を超えたカラムアセンブリから回復したカラムアセンブリ内の残留水分レベルと、前記放出される放射線についての上限閾値を超えなかったカラムアセンブリから回復したカラムアセンブリ内の残留水分レベルとを示す。 上方に方向付けられたベント開口部を有するカラムアセンブリについての、蒸気滅菌時におけるカラムアセンブリ重量変化を示す。 液体浸入を回避するように方向付けられたベント開口部を有するカラムアセンブリについての、滅菌時におけるカラムアセンブリ重量変化を示す。 上方に方向付けられたベント開口部を有するカラムアセンブリについての、蒸気滅菌を2回連続行った場合のカラムアセンブリ重量の変化を示す。 液体浸入を回避するように方向付けられたベント開口部を有するカラムアセンブリについての、蒸気滅菌を2回連続行った場合のカラムアセンブリ重量の変化を示す。
広範にいえば、放射性核種ジェネレーターは、自然崩壊して比較的短寿命の娘放射性核種となる親放射性核種を保持するカラムを含む。前記カラムは、カラムアセンブリ内において用いられ得る。前記カラムアセンブリは、流体経路を含む。前記流体経路は、入口から前記カラムを通じて出口へと延びる。前記出口から、使用する娘放射性核種の送達を行うことができる。前記カラムアセンブリは典型的には、遮蔽パッケージ内に配置される。本明細書中に記載されるいくつかの局面によれば、前記カラム内における親放射性核種の保持を向上させ、かつ、放射能遮蔽を典型的には最大にする。このような構成は、蒸気および/または他の蒸気の交換を可能にしつつ、滅菌時における液体浸入を回避するような様態でカラムアセンブリ内にベントを設けることにより、達成することができる。その結果、前記カラムアセンブリの部分(例えば、余分な液体が有る場合、放射性核種の不要な移動の経路の原因となり得る入口および出口管の部分)内に回避余分な液体が入り込むような状況を信頼性を以て回避することが可能となる。本発明の他の局面は、前記カラム内または前記カラム周囲における過剰水分の合体を信頼性を以て回避することに関連する。このような過剰水分の合体があると、カラム化学的構造に悪影響を及ぼし得、娘放射性核種の収率低下に繋がり得る。
親放射性核種は典型的には、カラム内への流体充填によっって提供される。前記カラム内において、前記流体充填物が前記カラムからカラムアセンブリの流路に沿って引き出される間、前記放射性核種は前記カラム内の培地に選択的に結合する。滅菌時において、前記カラムアセンブリ流路内の加熱された残留流体充填物と、滅菌チャンバ内に存在する飽和蒸気との間において、前記ベント付き出口カバーを通じて蒸気交換が行われる。滅菌後の冷却プロセスにおいて、カラムアセンブリ周囲において蒸気が凝縮し、出口(重力によって移動する液体の浸入を回避するための欠落フィーチャ)を通じて前記カラムアセンブリ内に液体として進入し得、その結果、前記カラムアセンブリ流路内に余分な液体が流れる。前記カラムまたは前記流路の他の部分内において放射性核種ジェネレーターカラムアセンブリの入口と出口との間に余分な液体がある場合、親放射性核種の移動を許す経路が発生し得る。いくつかの場合において、このような移動は、カラムそのものよりも遮蔽レベルが低い流路の領域において発生し得、その結果、閾レベルを超えたレレベルでの放射が発生し得る。本明細書中に記載される本発明の局面は、放射性核種の移動経路となるカラムアセンブリ流路内の余分な液体を回避するように、蒸気滅菌時および/または蒸気滅菌後のカラムアセンブリの含水量を制御することに関連する。
放射性核種ジェネレーターのカラムまたはカラムアセンブリ内の過剰水分の原因として、蒸気滅菌時または蒸気滅菌後のカラムアセンブリ内への液体進入があり得、このような液体進入は、カラム化学的構造に悪影響を及ぼし得、その結果、娘放射性核種の収率低下に繋がり得る。本発明の局面は、滅菌時または滅菌後にカラムに進入し得る水分の量および/または相状態を制御することで、高収率放射性核種ジェネレーターの生産を促進することに関連する。
多くの場合において、最終滅菌された放射性核種ジェネレーターを設けることが望ましい場合がある。そのためには、少なくとも遮蔽コンテナ内に取り付ける前の段階において、最終形態で組み立てられたカラムアセンブリ(入口、カラムと出口との間の流路を含む)ならびに前記入口および出口上に配置された任意の栓またはベント付きカバーを滅菌する必要がある。本発明の局面は、最終滅菌製品を提供するステップに関連する。前記提供するステップは、カラムアセンブリの流路内の水分量を信頼性を以て制御しつつ、任意の栓およびベント付きカバーを流路に完全に組み立てた後に滅菌を行うステップを含む。
図面を参照して、先ず図1を参照して、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリ10の一実施形態が図示されている。カラムアセンブリ10は、カラム12を含む。カラム12は、培地13を有し、一端において入口ライン18およびチャージライン20それぞれを介して入口14およびチャージポート16に流体接続される。図示のように、入口14およびチャージポート16はそれぞれ、栓22および24によって被覆される。溶離液ベント28と流体連通するベントポート26が入口14に隣接して配置され、動作時において、本明細書中詳述するように、前記入口に接続された溶離液のバイアルまたは瓶へのベントを提供し得る。
カラムアセンブリ10は、出口30も含む。出口30は、出口ライン32を通じてカラム12の下部に流体接続される。フィルタアセンブリ34が出口ライン内に設けられ、出口30は、ベント付き出口カバー36によって被覆される。ベント付き出口カバー36も、以下に詳述するようにフィルタを含む。前記カラムアセンブリの記載の実施形態の多様な局面について、Lantheus Medical Imaging,Inc.、によって所有されている米国特許第5,109,610号(Evers)中により詳細な記載がある。本明細書中、同文献全体を参考のため援用する。さらに、カラムの構造および動作について、米国特許第3,476,998号(Deutsch)および3,774,035号(Litt)中に記載がある。本明細書中、同文献それぞれの全体を参考のため援用する。
いくつかの実施形態によれば、放射性核種ジェネレーターの製造は、カラムアセンブリを組み立てた後にカラム内に親放射性核種を充填するステップを含む。これは、親放射性核種(例えば、溶液中のモリブデン−99(Mo−99))を含むバイアルまたは瓶をチャージポート16に搬送することにより、達成され得る。その後、出口30に真空を付加するかまたはチャージポート16に圧力を付加して前記流体を前記カラムへと移動させることにより、溶液中のMo−99を前記カラムに引き出す。そして、溶液中の親放射性核種は、前記カラム中の培地13(例えば、アルミナ)内を通過する。培地13は、内部の親放射性核種に対して親和性を有し、内部の親放射性核種を保持する。前記カラムアセンブリの実施形態において、モリブデン−99以外の親放射性核種(これは、娘放射性核種としてテクネチウム−99mを発生させる)を充填してもよいことが理解される。非限定的な例として、カラムアセンブリに親放射性核種としてゲルマニウム−68を充填すれば、娘放射性核種としてガリウム−68が得られ、親放射性核種としてタングステン−188を充填すれば、娘放射性核種としてレニウム−188が得られる。
図2は、カラムに親放射性核種を充填するように構成されたカラムアセンブリの部分を示す。(図1に示すような)入口ライン18および入口14と別個にチャージライン20およびチャージポート16が設けられている。チャージライン20およびチャージポート16は典型的には、カラム12の充填時には栓がされていることが多い。チャージライン20およびチャージポート16により、カラムアセンブリ10の入口ライン18内に放射性核種が進入する事態を回避することができる。栓24は、恒久的なものであり得、カラムからチャージライン20に放射性核種が再度移動するのを回避するために、カラムへの充填後にチャージポート16上に配置される。充填後、ベント付き出口カバー36を(図1に示すように)出口30上に配置することができる。他の栓およびフィーチャ(例えば、溶離液ベント28上に配置されたベントキャップ38)をカラムアセンブリ10に組み立てた後または組み立てる前に前記カラムへの充填を行って、当該デバイスを滅菌に適した状態にする。
カラムアセンブリ10を(図4に示すように)遮蔽パッケージ40内に配置する前に、カラムアセンブリ10の流路(例えば、入口14、入口ライン18、カラム12、出口ライン32、および出口30)などを、入口栓22およびベント付き出口カバー36を所定位置に配置した状態で滅菌する。このようにして前記カラムアセンブリを滅菌することで、最終滅菌カラムアセンブリを得ることができる(ただし、滅菌後およびエンドユーザが放射性核種ジェネレーターにアクセスする前に、消費者アクセスポイント(すなわち、入口および出口)または前記アクセスポイント間の流路の内部のさらなる操作が無い場合)。あるいは、本明細書中により詳細に説明するように、前記カラムアセンブリを遮蔽パッケージとして組み立てるだけで放射性核種ジェネレーターのアセンブリを完成して出荷可能状態としてもよい。
いくつかの実施形態によれば、滅菌は、カラムアセンブリ10を飽和蒸気環境に晒すステップを含む。前記晒すステップは、1つ以上のカラムアセンブリを滅菌チャンバ無いに配置するステップを含み得る。各アセンブリは、入口上そして必要に応じてベントポート26上に配置された栓22と、出口30上に配置されたベント付き出口カバー36とを有する。所望の温度および圧力が達成されるまで、前記チャンバを圧力の増加させると共に、前記滅菌チャンバに蒸気を提供する。いくつかの実施形態によれば、大気圧よりも高い圧力の飽和蒸気環境にカラムアセンブリを晒す。滅菌においては、温度および圧力値の多様な組み合わせ(例えば、湿度図表から決定可能なような飽和蒸気環境と関連付けられた圧力および温度の組み合わせ)が利用可能であり、飽和蒸気以外の種類の滅菌も利用可能であることが理解されるべきである。なぜならば、本実施形態は、本明細書中に記載の滅菌技術に限定されないからである。さらに、異なる組み合わせの栓および/またはベント付きカバーを前記入口、出口および/または他のアクセスポイントに儲けてもよく、また、いくつかの実施形態において、滅菌時においてアクセスポイントを被覆しなくてもよい。
滅菌時において、カラムアセンブリは、前記カラムおよび/または前記カラムの近隣の流路部分内における放射性核種活量の保持を支援できるように、方向付けられ得る。いくつかの実施形態によれば、カラムアセンブリ10も同様に方向付けられ得、典型的には、滅菌時および配送および/または使用のために遮蔽パッケージ40内に配置した時双方において、前記カラムアセンブリを流路の他の部分よりも下方に方向付ける。図1の実施形態に示すように、カラム12は、カラムアセンブリ10の下部近隣に配置可能であり、これにより、系内の任意の液体を重力により(遮蔽パッケージの遮蔽が概してより肉厚になっている)前記カラムまたは前記カラム近隣の流路部分へと移動させる。入口ライン18および出口ライン32は、全ポイントにおいて実質的に垂直方向にまたは対角線上に方向付けられ得、凹み部または水平部分を含まない。凹み部または水平部分が有ると、充填、溶出後および/または滅菌時において放射性核種を含む液体が当該部分に閉じ込められる場合があり得る。図1の実施形態は、入口ラインおよび出口ラインの1つの構成を示すものに過ぎず、他の構成も可能である(例えば、図1に示すラインと異なる構成のラインであるが、全ポイントにおいて前記カラム近隣の領域に向かって前記カラムの長さに沿って概して下方に傾斜付けられたライン)ことが理解されるべきである。
蒸気滅菌時において、カラムに放射性核種を充填するために用いられる残留流体を加熱して蒸気状(例えば、蒸気)にすることで、汚染物質を死滅させかつ/または不活性化させる。前記蒸気は前記カラムアセンブリから少なくとも部分的に送り込むことができ、その際、蒸気は滅菌チャンバ内の飽和蒸気環境から前記カラムアセンブリ内にも進入し、そのため、滅菌時におけるカラムアセンブリの含水量の変化を最小限またはゼロにすることができる。少なくとも1つのベント開口部が典型的には前記出口に設けられ、前記ベント開口部は、必要に応じてフィルタを含み得、前記ベント開口部を滅菌プロセス時において前記カラムと前記蒸気環境との間において開口状態にしておくことで、前記カラムに対する蒸気の浸入および退出が可能になる。滅菌時において、前記カラムアセンブリ(前記カラムそのものを含む)の流路と前記環境との間に水分交換は発生するものの、前記カラムアセンブリ内の水分量の純変化はゼロまたは最小であることが一般的に望ましい。
滅菌後に前記カラムアセンブリ周囲における環境が室温まで低下しかつ/または大気圧に戻る際、凝縮が発生し得る。このような凝縮は、前記カラムアセンブリの表面(特に、水平表面)(例えば、ベント付き出口カバー36の上部42(または同等に図3に示すようなベント付き出口カバー36のフィルタ37、欠落キャップ48および上面42)上に集まり得る。付加的にまたは代替的に、滅菌チャンバ内の特定の位置においては、例えば前記チャンバ内の気流に起因してまたは凝縮液滴下の発生元であるフィーチャ下に起因して、凝縮が発生し易い。出願人の理解によれば、カラムアセンブリの流路に対する飽和蒸気の流れは滅菌プロセスにおいて有用であることが分かっているが、液体状(例えば、凝縮液)の流体が滅菌時または滅菌後に流路内に進入することは望ましくない場合がある。蒸気または蒸気状の流体は、カラムアセンブリの流路へかつカラムアセンブリの流路から同等の速度および/または同等の量で自然に流れるため、滅菌時におけるカラムアセンブリの含水量の純変化は最小またはゼロである。一方、特に滅菌プロセス後にカラム流路内に進入し得る液体状の流体は、外部環境へ戻ることができないたため、滅菌後のカラムアセンブリ内の含水量の純利得が得られる。
ベント付き出口カバー36の実施形態は、蒸気状流体(例えば、蒸気)の浸入および退出を許しつつ、液体状の流体の浸入は回避するための1つ以上のフィーチャを含み得る。図3に示す1つの例示的実施形態において、カバー36は、ベント開口部44を含む。ベント開口部44は実質的に下方を向いており、これにより、凝縮液が重力によって移動した際、前記凝縮液はベント開口部44内には進入せず、前記カラムアセンブリの下側の外側部分に向かって下方に落下するか、または、全てカラムアセンブリ10から離隔方向に落下する。本明細書中、カラムアセンブリについて用いられる「下方」という用語は、使用のために方向付けられたカラムアセンブリに対して質量が重力に起因して引き寄せられる方向を指すことが理解されるべきである。記載の実施形態において、ベント開口部44は、前記カバーのボディ部46と前記ボディ部上に配置された取り外し可能なキャップ48との間に規定された環状形状を有する。キャップ48は、液体不透過性上面42を含む。液体不透過性上面42は、組み立て時においてベント開口部44の上方に配置され、上方から来た水が前記ベント内に進入することを回避する。図3によって示されるベント付き出口カバーの構成要素は、Filtertek,Inc.(Hebron、IL)から入手可能である。図3に示すのはベント付き出口カバーの一実施形態であり、他の実施形態も可能であることが理解されるべきである。例示目的のため、前記ベント付き出口カバーは、ベント開口部を含み得る。前記ベント開口部は、前記ベント開口部を下方に方向付けることなく前記ベント内への水進入を回避するように、方向付けられる。いくつかの実施形態によれば、前記ベント開口部は、実質的に横方向を向くように方向付けられ得、この場合においても、前記ベント開口部およびカラムアセンブリの流路への液体進入を回避する。本明細書中用いられる「ベント開口部」または同等に「ベント」という用語は、前記カラムアセンブリの部分によって区切られた空間を指し、ベント付き出口カバーの内部と、前記カラムアセンブリの外部環境との間の境界を示すことが理解されるべきである。
カラムアセンブリの上方を向くベント開口部が滅菌時において液体に露出されるかは、当業者であれば理解するように、前記カラムアセンブリが滅菌器内の特定の位置に配置されかつ/または偶然に配置されることにより、決定され得る。この点について、余分な液体の進入を招くことなく、上方を向いたベント開口部を有するカラムアセンブリを滅菌することが可能である。しかし、このようなカラムアセンブリへの液体進入は予測不可能であることが分かっている。これとは対照的に、下方を向いたベント開口部を有するカラムアセンブリの場合、液体およびよって過剰水分の進入回避を信頼性を以て行うことが可能である。液体進入を信頼性を以て回避するとは、複数のカラムアセンブリのうち任意ののものの中の水分量が滅菌時において非実質的に変化することを意味する。いくつかの実施形態によれば、単一滅菌サイクル後の複数のカラムアセンブリ間の液体量の変化を標準偏差で測定した場合、その変化は0.015グラム未満、0.010グラム未満、0.005グラム未満、または上記よりもさらに低い量であり得る。いくつかの実施形態によれば、カラムアセンブリに平均0.040グラムの液体を入れた場合の単一滅菌サイクル後の液体量の変化は、0.002グラム以下(標準偏差)である。同様に、単一滅菌サイクル後に相対標準偏差を用いた場合の液体量の変化は、40%未満、30%未満、20%未満、10%未満、5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、またはさらには1%未満であり得る。このような標準偏差および相対標準偏差の低下は、下方にを向いたベント開口部を持たないカラムアセンブリ(例えば、上方を向いたベント開口部を有するカラムアセンブリ)と比較したときに、25%よりも高い低減、50%よりも高い低減、75%よりも高い低減、またはさらには90%よりも高い低減を示し得る。第2の滅菌サイクル後の複数の同一カラムアセンブリ間の液大量の変化を標準偏差によって測定したところ、前記変化は0.100グラム未満、0.050グラム未満、0.010グラム未満またはさらに低い量であり得る。いくつかの実施形態において、カラムアセンブリに平均0.039グラムの液体を入れた場合の滅菌サイクルを2回行った後の液体量の変化は、0.006グラム以下(標準偏差)であり得る。同様に、滅菌サイクルを2回行った後に相対標準偏差によって測定したところ、液体量変化は、200%未満、100%未満、50%未満、15%未満、10%未満、5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、またはさらには1%未満であり得る。このような標準偏差および相対標準偏差の低下は、下方にを向いたベント開口部を持たないカラムアセンブリ(例えば、上方を向いたベント開口部を有するカラムアセンブリ)と比較したときに、25%よりも高い低減、50%よりも高い低減、75%よりも高い低減、またはさらには90%よりも高い低減を示し得る。
図3に示すベント付き出口カバーのキャップ48は、ベント付き出口カバーのボディ部46から取り外し可能なように構成される。図示のように、キャップ48は、タブ35を含む。タブ35は、キャップ48を所定位置に保持するように、ボディ部46の対応するフィーチャと噛み合う。いくつかの実施形態によれば、取り外し可能なキャップを前記ベント付き出口カバーの他の部分と他の様態で噛み合うように構成する(例えば、ねじ式接続)ことができる。他の実施形態によれば、前記ベント付き出口カバーは、実質的に下方を向くベント開口部を持ちつつ、取り外し可能なキャップを持たなくてもよい。
いくつかの実施形態によれば、滅菌、出荷および/または使用のためにカラムアセンブリがカラムと共に前記出口よりも低く方向付けられた場合、重力によって移動する液体(例えば、凝縮液)の浸入を回避するように、前記出口を付加的にまたは代替的に構成することができる。いくつかの実施形態によれば、前記出口そのものをベント開口部として機能させ、実質的に下方を向くようにさせることができ、これにより、重力によって移動する液体が上方から前記ベント開口部に進入できないようにする。このような実施形態は、前記カラムアセンブリに組み付けられたベント付き出口カバー無しでの滅菌が可能であり、ベント付き出口カバー無しでの出荷および利用がさらに可能である。
ベント付き出口カバー36は、異なる様態で出口30に接続し得る。図1の実施形態において、出口30は針状構造を含み、ベント付き出口カバー36は、(図3に示すような)ピアシング可能な膜50を含む。ピアシング可能な膜50は、針状構造を受け入れて両者間に密封状態を形成し、前記出口カバーを所定位置に置いて保持する。しかし、他の種類の接続も可能である(例えば、ねじ型接続および/または圧入型接続)。
いくつかの実施形態によれば、カラムアセンブリの流路内にフィルタを設けることができる。図1の実施形態は、フィルタ34のアセンブリを含む。フィルタ34は、カラムからの粒子の退出を回避しかつ放射性核種ジェネレーター溶出液の滅菌を維持するように、出口ライン32内に配置される。同様のフィルタをカラムアセンブリ流路内に付加的にまたは代替的に配置することができる。例えば、いくつかの実施形態によれば、図3に示すようにフィルタ37をベント付き出口カバー36内に配置してもよいし、あるいは、ベント開口部に直接配置してもよい。前記フィルタは、ガラスマトリックスを所定に保持するセルロース層間に挟まれたガラスマトリックスを含み得、細菌の通過を回避するだけではなく、細菌を保持するように構成され得る。
カラムアセンブリ10は、パッケージ40内に配置され得る。パッケージ40は、カラムアセンブリからの閾値を超えた放射を回避するための遮蔽部を含む。例示目的のため、図4は、図1のカラムアセンブリ10がパッケージ40内に組み立てられた様子を示す。パッケージ40は、鉛遮蔽ベース54または他の適切な材料(例えば、タングステンまたは劣化ウラン)の遮蔽部を含む。前記遮蔽部は、スペーサ56によって所定位置に保持される。前記パッケージは、カラム12の周囲に配置されたカラム遮蔽部58と、前記流路の入口ラインおよび出口ラインの部分の周囲に配置された遮蔽栓60と共に前記カラムアセンブリを受け入れる。理解されるように、最も肉厚(およびよって最大量の)遮蔽部が、典型的には(放射性核種が常に存在すると予測される)カラム12の周囲に存在する。入口ライン18および出口ライン32も遮蔽されるが、遮蔽レベルはより低い。パッケージ40は、入口14およびベントポート26の周囲において充填ウェル62をさらに含み、これにより、娘放射性核種の溶出が発生しそうな場合に、溶離液瓶を受け入れることができる。前記パッケージは、出口30周囲において収集ウェル64も含み得る。収集ウェル64は、本明細書中より詳細に説明するようにカラムアセンブリ10から放射性核種を回収する際、遮蔽された真空バイアルまたは他のコンテナからのアクセスが可能である。ダストバー66を充填ウェル62および収集ウェル64上に取り外し可能な様態で配置することができ、前記パッケージは、図4に示すようにハンドル68を含み得る。
カラムアセンブリの実施形態は、異なる基準に応じて、放射レベルが異なる閾レベルを超えることを回避するように、構成可能である。非限定的な例として、いくつかの実施形態によれば、放射性核種ジェネレーターの充填レベル(測定単位:キュリー)に関係無く、カラムアセンブリについて共通閾レベルを規定することができる。一実施形態によれば、限界値として200mR/hを設定することができる。この限界値は、四角い段ボール箱の外側において測定される。前記段ボール箱の側部長さは約14”であり、前記段ボール箱は、遮蔽パッケージ内に配置されたカラムアセンブリを収容する。あるいは、他の限界値(例えば、より低い限界値)を設定してもよい。なぜならば、本明細書中に記載される実施形態は、任意の1つの閾値に限定されないからである。他の実施形態によれば、カラムアセンブリを親放射性核種を充填するレベルに応じて、限界値を変更し得る。異なる充填レベルと関連付けられたいくつかの例示的閾レベルを下記の表1に示す。
前記ジェネレーターから娘放射性核種を回収する際には、先ずダストカバー66を取り外した後、入口栓22を入口14およびベントポート26から取り外す。さらにベント付き出口カバー36を出口30から取り外す。その後、溶離液(例えば、生理食塩水)を含む瓶(図示せず)を入口14およびベントポート26と流体連通させる。図示のように、ベントポート26および入口14は、針を含み得る。これらの針は、貫通して前記瓶のダイヤフラムと密封状態を形成する。しかし、実施形態は図示するものに限定されないため、他の接続も可能である。その後、前記溶離液瓶と同様の接続を有する遮蔽された真空収集バイアル(図示せず)を出口30に接続する。前記真空バイアルの負圧に起因して、前記溶離液瓶から溶離液が引き出され、その後溶離液は前記流路(前記カラムを含む)を通過し、これにより娘放射性核種が溶出して、前記出口を通じて前記遮蔽された真空バイアルへと送られる。前記ベントにより、前記ベントポートを通じて前記溶離液瓶内に空気を進入させることができ、これにより、前記溶離液瓶内が負圧状態になるのを回避する。このような負圧状態が有る場合、前記流路を通じた溶離液の流れが妨害され得る。娘放射性核種を前記カラムから溶出させた後、前記遮蔽された真空収集バイアルを前記ジェネレーター出口から取り外し、防腐剤(図示せず)を含みかつ前記溶離液瓶および収集バイアルと同様の接続を有するバイアルを前記出口に挿入する。その後、放射性核種を再度溶出させるときまで、放射性核種ジェネレーターを保存する。
上記記載の明細書は、当業者が本発明を実施することが可能なように十分に記載されていると考えられる。本発明は、記載の例に限定されるべきではない。なぜならば、前記記載の例はあくまで本発明の一局面を意図するものであり、他の機能的に同等の実施形態も、本発明の範囲内である。同業者であれば、本明細書中に図示および記載の変更に加え、本発明の多様な変更を上記記載から想起し、このような変更も本発明の範囲内である。本発明の利点および目的は、本発明の各実施形態に必ずしも包含されない。
以下の実施例により、本発明についてさらに説明する。以下の実施例は、さらなる限定として決して解釈されるべきではない。
実施例
実施例1:限界値を超えたカラムアセンブリの溶出効率結果
カラムアセンブリを図1に示すように作製し、カラムアセンブリにベント付き出口カバーを取り付けた。前記ベント付き出口カバーのベントは、下方ではなく上方に開口させた(例えば、図1と同様のカラムアセンブリからキャップ48を除去した)。カラムアセンブリが放射上限値を超えるのを特定するために監視した。このような放射上限値超えは、出口ラインまたは入口ライン内に存在する親放射性核種と関連付けられ得る。前記カラムアセンブリから溶出した放射性核種は、前記上限閾値を超えた。その後、これらのカラムアセンブリの溶出効率(Tc−99m収率)を測定した。これらのカラムアセンブリのうちいくつかについて残留水分レベルを試験した後溶出効率を測定し、他のカラムアセンブリについては溶出効率を測定し、残留水分レベルの試験は行わなかった。
全カラムアセンブリについての溶出効率結果を図5に示す。溶出効率は、娘放射性核種の予測収率に対する娘放射性核種の実際の収率の比であり、溶出間の経過時間について修正をかけている。典型的には、Tc−99m溶出効率は85%〜95%である。限界値を超えたカラムアセンブリのTc−99m収率は、溶出効率について試験を行ったカラムアセンブリのうちおよそ80%について影響が発生し、試験したカラムアセンブリのうち58%の溶出効率が10%を下回った。比較のため、5個の非高用量カラムアセンブリ(#1815〜181B)も図5中に図示し、これらの非高用量カラムアセンブリの溶出効率値は85%を超えた。本実施例の結果は、放射上限値超えとおよび85%未満の溶出効率の提示との間の相関を示唆する。
実施例2:残留水分
カラムアセンブリを図1に示すように作製し、カラムアセンブリにベント付き出口カバーを取り付けた。前記ベント付き出口カバーのベントは、下方ではなく上方に開口させた(例えば、図1と同様のカラムアセンブリからキャップ48を除去した)。カラムアセンブリが放射上限値を超えるのを特定するために監視した。このような放射上限値超えは、出口ラインまたは入口ライン内に存在する親放射性核種と関連付けられ得る。前記上限閾値を超えたカラムアセンブリを残留水分について確認し、前記上限閾値を超えなかったカラムアセンブリも同様にした。残留水分の測定は、前記出口に接続された真空バイアルを用いて前記入口と出口との間の流体経路(前記カラムを含む)から水分を回復させることによって行った。
結果を図6aおよび図6bに示す。図6aおよび図6bによれば、前記上限閾値を超えたことが分かったカラムアセンブリが0.5グラム以上の水分レベルを一貫して示しているのに対し、前記上限閾値を超えなかったカラムアセンブリの水分レベルは典型的には0.05グラム未満であった。これらの結果は、カラムアセンブリ中の残留水分増加に起因してカラムアセンブリの遮蔽レベルの低い領域(例えば、出口ラインおよび/または入口ライン)への放射性核種の移動が促進され、その結果カラムアセンブリが放射上限閾値を超えたことを示唆している。さらに、過剰水分があると、実施例1において説明したように溶出効率(Tc−99m収率)が低下し得る。
実施例3:上方に方向付けられたベントを有するカラムアセンブリおよび下方に方向付けられたベントを有するカラムアセンブリについての、重量変化および液体回復
上方に方向付けられたベントを有するカラムアセンブリの滅菌後の残留水分レベルが比較的広範囲であることが前回分かった蒸気滅菌器内における意図を特定した。カラムアセンブリを図1に示すように構成し、ベント付き出口カバーのベントは、下方ではなく上方に開口させた(例えば、図1と同様のカラムアセンブリからキャップ48を除去した)。これらのカラムアセンブリに、放射性核種を含まない溶離液を充填した。典型的に作製される異なるサイズ(すなわち、異なるMo−99活量レベル)の放射性核種ジェネレーターを表すために、異なる量の溶離液をカラムアセンブリに充填した。前記カラムアセンブリの重量を計測し、滅菌器内の特定された位置に蒸気滅菌のために配置した。これらのカラムアセンブリに対して蒸気滅菌を行った後、再度重量測定した。カラムアセンブリ重量の変化を計測した。この試験の結果を図7に示す。
その後、図1に示すように構成されたカラムアセンブリ(下方に開口したベントを有するベント付き出口カバーを含む)に対し、この試験を繰り返し行った。試験結果を図8に示す。下方に開口したベントを有するカラムアセンブリから回復した液体の平均は0.040グラムであり、上方に開口したベントを有するカラムアセンブリの0.053グラムと比較して25%低下している。さらに、下方に開口したベントを有するカラムアセンブリから回復した液体の標準偏差は0.002グラムである一方、上方に開口したベントを有するカラムアセンブリの結果は0.024グラムである。同様に、下方に開口したベントを有するカラムアセンブリから回復した液体の相対標準偏差は5.0%である一方、上方に開口したベントを有するカラムアセンブリの結果は45.3%であり、90.0%の低減が確認された。
実施例4:上方に方向付けられたベントを有するカラムアセンブリおよび下方に方向付けられたベントを有するカラムアセンブリについての、滅菌を2回行った後の重量変化および液体回復
カラムアセンブリに対して蒸気滅菌を2回完全に行ったことを除いて、実施例3について上述した手順を繰り返した。蒸気滅菌を2回行うことは、蒸気滅菌が例えば停電に起因して中断されたため、蒸気滅菌を繰り返す必要がある場合に、放射性核種ジェネレーターの製造において一般的に行われる。
図1に示すような構成を有し、かつ、下方にではなく上方に開口するベントを有するベント付き出口カバーを有するカラムアセンブリの結果を図9に示す。図1に示すように構成されたカラムアセンブリ(下方に開口するベントを有するベント付き出口カバーを含む)の結果を図10に示す。下方に開口するベントを有するカラムアセンブリから回復された液体の平均は0.039グラムであり、上方に開口するベントを有するカラムアセンブリの0.108グラムと比較して64%の低減を示した。さらに、下方に開口するベントを有するカラムアセンブリから回復された液体の標準偏差は0.006グラムである一方、上方に開口するベントを有するカラムアセンブリの結果は0.231グラムであった。同様に、下方に開口するベントを有するカラムアセンブリから回復された液体の相対標準偏差は15.4%である一方、上方に開口するベントを有するカラムアセンブリの結果は214.0%であり、92.8%の低減が確認された。
上記実施例は、下方に開口するベントを有するベント付き出口カバーを用いれば、蒸気滅菌を複数回行った後でも余分な液体の浸入の回避が可能であることを示唆している。
本発明の少なくとも一実施形態のいくつかの局面について説明してきたが、当業者であれば、多様な改変、変更および改善を想起することが理解される。このような改変、変更および改善は本開示の一部として意図され、本発明の範囲内であると意図される。よって、上記記載および図面はひとえに例示目的のためのものである。
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有するカラムと、
上記カラムと流体連通する入口と、
上記カラムと流体連通する出口であって、上記出口は、上記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含み、上記ベント開口部は、上記カラムが滅菌時に上記出口よりも下方に配置された場合に下方を向くように方向付けられ、これにより、凝縮液が上方から上記ベント開口部に進入する事態を回避する、出口と、
を含む、カラムアセンブリ。
(項目2)
少なくとも部分的にカバーs上記出口を少なくとも部分的に被覆しかつ上記ベント開口部を含む出口カバー、
をさらに含む、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目3)
上記出口は針構造を含み、上記出口カバーはピアシング可能な膜を含み、上記ピアシング可能な膜は、上記出口の上記針構造を受け入れる、項目2に記載のカラムアセンブリ。
(項目4)
上記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、項目2に記載のカラムアセンブリ。
(項目5)
上記ベント開口部は、上記取り外し可能なキャップと上記ボディ部との間の環状空間として規定される、項目4に記載のカラムアセンブリ。
(項目6)
上記出口カバー内のフィルタ、
をさらに含む、項目4に記載のカラムアセンブリ。
(項目7)
上記フィルタは細菌保持型である、項目6に記載のカラムアセンブリ。
(項目8)
上記フィルタは上記ベント開口部に配置される、項目6に記載のカラムアセンブリ。
(項目9)
上記出口と上記カラムとの間に配置されたフィルタであって、上記フィルタは上記出口および上記カラムと流体連通する、フィルタ、
をさらに含む、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目10)
上記カラムが上記遮蔽パッケージ内にある際、上記入口は、上記カラムアセンブリを受け入れる遮蔽パッケージの外部からアクセス可能である、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目11)
上記遮蔽パッケージと組み合わされる、項目10に記載のカラムアセンブリ。
(項目12)
上記カラムアセンブリの外部の雰囲気から上記入口への流体連通を遮断するように、上記入口に取り外し可能な様態で取り付けられた栓、
をさらに含む、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目13)
上記培地はアルミナを含む、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目14)
上記長寿命の親放射性核種と、上記比較的短寿命の娘放射性核種と組み合わされる、項目1に記載のカラムアセンブリ。
(項目15)
上記長寿命の親放射性核種はモリブデン−99を含み、上記比較的短寿命の娘放射性核種はテクネチウム−99mを含む、項目14に記載の組み合わせ。
(項目16)
放射性核種ジェネレーターの最終滅菌カラムアセンブリを作製する方法であって、
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリを提供するステップであって、上記カラムアセンブリは、
比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を有するカラムと、
上記カラムと流体連通する入口と、
上記カラムと流体連通する出口であって、上記出口は、上記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含む、出口と、
を含む、ステップと、
上方からの凝縮液が上記ベント開口部に進入する事態を回避するように、下方を向いた上記ベント開口部と共上記カラムアセンブリをに配置するステップと、
上記カラムアセンブリを蒸気滅菌に晒すステップと、
を含む方法。
(項目17)
上記出口上に出口カバーを配置した後に上記カラムアセンブリを蒸気滅菌に晒すステップであって、上記出口は上記ベント開口部を含む、ステップ、
をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目18)
上記出口上に上記出口カバーを配置するステップは、取り外し可能なキャップを含む出口カバーを配置するステップを含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
上記カラムアセンブリの上記入口に栓をした後、上記カラムアセンブリを蒸気滅菌にさらすステップ、
をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
上記カラムアセンブリを蒸気に晒すステップは、上記カラムアセンブリを圧力下において飽和蒸気に晒すステップを含む、項目16に記載の方法。
(項目21)
上記カラムアセンブリを提供するステップは、複数のカラムアセンブリを提供するステップを含み、上記カラムアセンブリを配置し、上記カラムアセンブリを晒すステップは、上記複数のカラムアセンブリを配置し、上記複数のカラムアセンブリをそれぞれ晒すステップを含む、項目16に記載の方法。
(項目22)
上記複数のカラムアセンブリを蒸気に晒す滅菌サイクルを1回行った後の上記複数のカラムアセンブリ中の残留液体量の変化は、5%未満(相対標準偏差)である、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記複数のカラムアセンブリを蒸気に晒す滅菌サイクルを2回行った後の上記複数のカラムアセンブリ中の残留液体量の変化は、15%未満(相対標準偏差)である、項目21に記載の方法。
(項目24)
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
カラムおよび出口であって、上記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、上記出口が上記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、上記ベント付き出口カバーは、上記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有し、上記ベント開口部により、重力によって移動する液体の浸入が回避され、これにより、一貫して高収率を示すカラムアセンブリが得られる、カラムアセンブリ。
(項目25)
上記出口は針構造を含み、上記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、上記ピアシング可能な膜は、上記出口の上記針構造を受け入れる、項目24に記載のカラムアセンブリ。
(項目26)
上記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、項目25に記載のカラムアセンブリ。
(項目27)
上記ベント開口部は、上記取り外し可能なキャップと上記ボディ部との間の環状空間として規定される、項目26に記載のカラムアセンブリ。
(項目28)
上記ボディ部内の細菌保持型フィルタ、
をさらに含む、項目27に記載のカラムアセンブリ。
(項目29)
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
カラムおよび出口であって、上記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、上記出口が上記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、重力によって移動する液体の浸入を回避する手段が提供され、これにより、一貫して高収率を示しかつ上記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる、カラムアセンブリ。
(項目30)
上記出口は針構造を含み、上記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、上記ピアシング可能な膜は、上記出口の上記針構造を受け入れる、項目29に記載のカラムアセンブリ。
(項目31)
上記手段は、上記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含み、上記ベント開口部は、重力によって移動する液体の浸入を回避する、項目29に記載のカラムアセンブリ。
(項目32)
上記ベント開口部は上記カラムに対向する、項目31に記載のカラムアセンブリ。
(項目33)
上記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、項目31に記載のカラムアセンブリ。
(項目34)
上記ベント開口部は、上記取り外し可能なキャップと上記ボディ部との間の環状空間として規定される、項目31に記載のカラムアセンブリ。
(項目35)
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
カラムおよび出口であって、上記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、上記出口は上記カラムと流体連通し、滅菌時における上記カラムアセンブリの部分への余分な液体の進入を信頼性を以て回避しつつ蒸気交換を可能にする手段が提供される、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリ。
(項目36)
放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
カラムおよび出口であって、上記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、上記出口が上記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、上記ベント付き出口カバーは、上記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有し、上記ベント開口部は、重力によって移動する液体の浸入を回避し、これにより、上記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリ。
(項目37)
上記出口は針構造を含み、上記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、上記ピアシング可能な膜は、上記出口の上記針構造を受け入れる、項目36に記載のカラムアセンブリ。
(項目38)
上記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、項目37に記載のカラムアセンブリ。
(項目39)
上記ベント開口部は、上記取り外し可能なキャップと上記ボディ部との間の環状空間として規定される、項目38に記載のカラムアセンブリ。
(項目40)
上記ボディ部内の細菌保持型フィルタ
をさらに含む、項目39に記載のカラムアセンブリ。
滅菌後にキャップまたはカバーを組み立てるのではなく、滅菌時にカラムアセンブリの出口にベント付き出口カバーを提供することができれば、最終滅菌を達成する製品を支援することができる。しかし、出願人の理解によれば、ベント付き出口カバーの場合、不要な液体のカラムアセンブリ内への進入を許す入口が場合によって発生する。このような進入は、蒸気滅菌後の冷却プロセス時にカラムアセンブリ周囲において蒸気が凝縮することによって発生し得る。出願人の理解によれば、カラムアセンブリ内の過剰水分(例えば、蒸気滅菌時または蒸気滅菌後にカラム内に液体が進入することに起因するもの)により、親放射性核種がカラムから放射能遮蔽レベルの低いカラムアセンブリ領域へと移動する経路が発生し得、その結果、放射性核種ジェネレーターからの放射レベルが閾レベルを超える場合がある。付加的にまたは代替的に、出願人の理解によれば、過剰水分の存在に起因してカラム内の化学的構造に悪影響が発生し得、その結果、ジェネレーターが示す娘放射性核種収率が低下し得る。

Claims (40)

  1. 放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
    比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を有するカラムと、
    前記カラムと流体連通する入口と、
    前記カラムと流体連通する出口であって、前記出口は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含み、前記ベント開口部は、前記カラムが滅菌時に前記出口よりも下方に配置された場合に下方を向くように方向付けられ、これにより、凝縮液が上方から前記ベント開口部に進入する事態を回避する、出口と、
    を含む、カラムアセンブリ。
  2. 少なくとも部分的にカバーs前記出口を少なくとも部分的に被覆しかつ前記ベント開口部を含む出口カバー、
    をさらに含む、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  3. 前記出口は針構造を含み、前記出口カバーはピアシング可能な膜を含み、前記ピアシング可能な膜は、前記出口の前記針構造を受け入れる、請求項2に記載のカラムアセンブリ。
  4. 前記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、請求項2に記載のカラムアセンブリ。
  5. 前記ベント開口部は、前記取り外し可能なキャップと前記ボディ部との間の環状空間として規定される、請求項4に記載のカラムアセンブリ。
  6. 前記出口カバー内のフィルタ、
    をさらに含む、請求項4に記載のカラムアセンブリ。
  7. 前記フィルタは細菌保持型である、.請求項6に記載のカラムアセンブリ。
  8. 前記フィルタは前記ベント開口部に配置される、請求項6に記載のカラムアセンブリ。
  9. 前記出口と前記カラムとの間に配置されたフィルタであって、前記フィルタは前記出口および前記カラムと流体連通する、フィルタ、
    をさらに含む、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  10. 前記カラムが前記遮蔽パッケージ内にある際、前記入口は、前記カラムアセンブリを受け入れる遮蔽パッケージの外部からアクセス可能である、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  11. 前記遮蔽パッケージと組み合わされる、請求項10に記載のカラムアセンブリ。
  12. 前記カラムアセンブリの外部の雰囲気から前記入口への流体連通を遮断するように、前記入口に取り外し可能な様態で取り付けられた栓、
    をさらに含む、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  13. 前記培地はアルミナを含む、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  14. 前記長寿命の親放射性核種と、前記比較的短寿命の娘放射性核種と組み合わされる、請求項1に記載のカラムアセンブリ。
  15. 前記長寿命の親放射性核種はモリブデン−99を含み、前記比較的短寿命の娘放射性核種はテクネチウム−99mを含む、請求項14に記載の組み合わせ。
  16. 放射性核種ジェネレーターの最終滅菌カラムアセンブリを作製する方法であって、
    放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリを提供するステップであって、前記カラムアセンブリは、
    比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を有するカラムと、
    前記カラムと流体連通する入口と、
    前記カラムと流体連通する出口であって、前記出口は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含む、出口と、
    を含む、ステップと、
    上方からの凝縮液が前記ベント開口部に進入する事態を回避するように、下方を向いた前記ベント開口部と共前記カラムアセンブリをに配置するステップと、
    前記カラムアセンブリを蒸気滅菌に晒すステップと、
    を含む方法。
  17. 前記出口上に出口カバーを配置した後に前記カラムアセンブリを蒸気滅菌に晒すステップであって、前記出口は前記ベント開口部を含む、ステップ、
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記出口上に前記出口カバーを配置するステップは、取り外し可能なキャップを含む出口カバーを配置するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記カラムアセンブリの前記入口に栓をした後、前記カラムアセンブリを蒸気滅菌にさらすステップ、
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記カラムアセンブリを蒸気に晒すステップは、前記カラムアセンブリを圧力下において飽和蒸気に晒すステップを含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記カラムアセンブリを提供するステップは、複数のカラムアセンブリを提供するステップを含み、前記カラムアセンブリを配置し、前記カラムアセンブリを晒すステップは、前記複数のカラムアセンブリを配置し、前記複数のカラムアセンブリをそれぞれ晒すステップを含む、請求項16に記載の方法。
  22. 前記複数のカラムアセンブリを蒸気に晒す滅菌サイクルを1回行った後の前記複数のカラムアセンブリ中の残留液体量の変化は、5%未満(相対標準偏差)である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記複数のカラムアセンブリを蒸気に晒す滅菌サイクルを2回行った後の前記複数のカラムアセンブリ中の残留液体量の変化は、15%未満(相対標準偏差)である、請求項21に記載の方法。
  24. 放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
    カラムおよび出口であって、前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、前記出口が前記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、前記ベント付き出口カバーは、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有し、前記ベント開口部により、重力によって移動する液体の浸入が回避され、これにより、一貫して高収率を示すカラムアセンブリが得られる、カラムアセンブリ。
  25. 前記出口は針構造を含み、前記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、前記ピアシング可能な膜は、前記出口の前記針構造を受け入れる、請求項24に記載のカラムアセンブリ。
  26. 前記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、請求項25に記載のカラムアセンブリ。
  27. 前記ベント開口部は、前記取り外し可能なキャップと前記ボディ部との間の環状空間として規定される、請求項26に記載のカラムアセンブリ。
  28. 前記ボディ部内の細菌保持型フィルタ、
    をさらに含む、請求項27に記載のカラムアセンブリ。
  29. 放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
    カラムおよび出口であって、前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、前記出口が前記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、重力によって移動する液体の浸入を回避する手段が提供され、これにより、一貫して高収率を示しかつ前記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる、カラムアセンブリ。
  30. 前記出口は針構造を含み、前記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、前記ピアシング可能な膜は、前記出口の前記針構造を受け入れる、請求項29に記載のカラムアセンブリ。
  31. 前記手段は、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を含み、前記ベント開口部は、重力によって移動する液体の浸入を回避する、請求項29に記載のカラムアセンブリ。
  32. 前記ベント開口部は前記カラムに対向する、請求項31に記載のカラムアセンブリ。
  33. 前記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、請求項31に記載のカラムアセンブリ。
  34. 前記ベント開口部は、前記取り外し可能なキャップと前記ボディ部との間の環状空間として規定される、請求項31に記載のカラムアセンブリ。
  35. 放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
    カラムおよび出口であって、前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、前記出口は前記カラムと流体連通し、滅菌時における前記カラムアセンブリの部分への余分な液体の進入を信頼性を以て回避しつつ蒸気交換を可能にする手段が提供される、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリ。
  36. 放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリであって、
    カラムおよび出口であって、前記カラムは、比較的短寿命の娘放射性核種を発生させる長寿命の親放射性核種を保持するための培地を含み、前記出口が前記カラムと流体連通しかつベント付き出口カバーによって被覆されることで、最終滅菌可能なカラムアセンブリが提供され、前記ベント付き出口カバーは、前記カラムへの流体アクセスを可能にするベント開口部を有し、前記ベント開口部は、重力によって移動する液体の浸入を回避し、これにより、前記カラムから離隔方向への親放射性核種の移動を回避するカラムアセンブリが得られる、放射性核種ジェネレーターのカラムアセンブリ。
  37. 前記出口は針構造を含み、前記ベント付き出口カバーはピアシング可能な膜を含み、前記ピアシング可能な膜は、前記出口の前記針構造を受け入れる、請求項36に記載のカラムアセンブリ。
  38. 前記出口カバーは、ボディ部と、取り外し可能なキャップとを含む、請求項37に記載のカラムアセンブリ。
  39. 前記ベント開口部は、前記取り外し可能なキャップと前記ボディ部との間の環状空間として規定される、請求項38に記載のカラムアセンブリ。
  40. 前記ボディ部内の細菌保持型フィルタ.
    をさらに含む、請求項39に記載のカラムアセンブリ。
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