JP2012525173A - 針リムーバ及び針を除去する方法 - Google Patents

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Abstract

針(3)を受け取るのに好適な誘導部材(8)、及び針(3)が少なくとも部分的に誘導部材(8)の中に挿入方向(22)に挿入された場合、針(3)を把持するのに好適な把持手段(31)を含んでなる、ホルダ(4)から針(3)を除去するための針リムーバ(2)であって、ホルダ(4)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持された針(2)が回転してホルダ(4)から外れるように、把持手段(31)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持手段(31)が回転するように構成される針リムーバ(2)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、針リムーバ及びホルダから針を除去する方法に関する。
病院、老人ホームにおける、又はいかなる第3者による注射器具の使用も、針刺し損傷による感染のリスクを抱かえる。使用者は、注射器具から針を除去する間に針刺し損傷を受ける可能性がある。従来の針リムーバは、一方の手で針リムーバを保持し、その間他方の手で器具を保持する。この針リムーバの操作は、針を除去する間、針リムーバを保持する手に針が突き刺さるリスクを含む。
使用後の針の切り離しは、針刺し損傷に関して危険な操作である。この危険は、使用者が針に触れなければ、避けることができる。
特許文献1は、ホルダからの針の自動的解放のための、及び針の廃棄のための使い捨て容器を示す。この使い捨て容器は、頂部に形成された解放開口部を有し、この開口部は、容器内へ伸びている逆テーパ付きの側面を含む。針は針ホルダに装着され、ホルダはホルダから伸びる押し下げ可能なロックエレメントを有する。ホルダはテーパ付き側面と係合するロックエレメントと共に解放開口部内へ挿入され、次いでホルダは押し下げられて、針をホルダから自動的に排出する。
特許文献2は、片手のみを必要とする、注射器から針を安全に除去する装置を示す。使用者は注射器を針案内室の喉部に挿入し、そして下方に押す。それにより、針案内室は下方に動き、針のカラーと係合するギアの歯を外す。ギア歯が外れると針が回転して外れ、そして容器内へそれが落ちることを可能にする。
米国特許第5409113号 国際特許公開第90/03315号
本発明の目的は、ホルダから針を安全に除去する代替装置を提供することである。
この目的のために、ホルダから針を除去する針リムーバが提供される。針リムーバは、針を受け取るのに好適な誘導部材、及び針が少なくとも部分的に挿入方向に挿入される場合、針を把持するのに好適な把持手段を含む。ホルダが誘導部材に対して挿入方向に動いた場合、把持された針が回転してホルダから外れるように、把持手段は、把持手段が誘導部材に対して挿入方向に動いた場合、回転するように構成される。
ホルダ及び針は、長手方向の同一方向に動くが、針は、また、回転運動にも追従する。使用者が、案内手段に対するホルダの回転運動を防ぎ、又は殆ど防ぐようにホルダを長手方向に動かした場合、トルクが針に衝撃を与え、それにより針が回転して外れる。換言すれば、使用者は、反対方向に作用するトルクを提供するために、ホルダの長手方向への動きの間、それが回転しないか又は殆ど回転しないようにホルダを保持する。針を保持する把持手段がホルダに対して回転した場合、トルクが提供される。
別の実施態様では、案内手段は、ホルダの回転運動を防ぐように設計される。1つの実施態様では、ホルダは、案内手段に対するホルダの回転運動を防ぐように、非円形の外形と、ホルダの外形に対応する案内手段の開口部を有する。1つの実施態様では、開口部とホルダのどちらかは、長手方向に伸びるリブを含み、そして他の1つは、長手方向に伸びる溝を含む。更なる実施態様では、案内手段に対するホルダの回転運動を防ぐ部品が提供される。この部品は、例えば、針リムーバ又は案内手段に装着する付属品として設計してもよい。
針リムーバは、片手のみで針を除去することを可能とし、従って、針刺し損傷の危険を低減する。片手でホルダを保持するが、針は針リムーバにより把持される。
針は、カニューレ及び針をホルダと解放可能に係合するのに好適なニードルカラーを含む。1つの実施態様では、針は回転することによりホルダから解放可能である。カラーは、ネジ式コネクタとして設計されてもよい。
ホルダは、針のカニューレを経由して薬物が送達される薬物送達デバイスとして形成されてもよい。好ましくは、使い捨て針が、非使い捨て薬物送達デバイスと共に使用される。薬物送達デバイスは、例えば、ペン型注入器具又は注射器として設計されてもよい。1つの実施態様では、ホルダは、患者から血液サンプルを採取するために好適なデバイスとして設計される。そのようなデバイスは、注射器として設計されてもよい。
誘導部材は、ホルダを誘導部材の中に挿入する方向へ少なくとも部分的に挿入した場合、針を少なくとも部分的に受け取るように設計される。
針リムーバに対する挿入方向は、針が誘導部材の中に挿入されるようにホルダが動く方向である。
把持手段は、針を把持するように設計される。1つの実施態様では、針はクランプ結合により保持される。針は把持手段内へ押し込まれてもよい。別の実施態様では、針は把持手段と解放可能に係合する。把持手段は、把持された針が回転してホルダから外れるように誘導部材に対して動くように設計される。把持手段が挿入方向へ動いた場合、把持手段は誘導部材に対して回転し、それによって針が回転して外れるように、把持された針をホルダに対して回転する。
針リムーバの1つの実施態様では、誘導部材はらせん構造を含む。らせん構造は、把持手段に対するガイドとして機能する。把持手段は、らせん構造に沿って挿入方向に動くことができる。1つの実施態様では、らせん構造はネジ山として設計される。
好ましくは、把持手段は、把持手段がらせん構造に沿って動き得るように、らせん構造に係合するように構成される。力が把持手段に挿入方向に掛かった場合、把持手段は挿入方向に動く間回転する。ホルダを誘導部材に対して挿入方向に動かすことによって、力が掛けられてもよい。この力は、把持された針により把持手段に伝達され、それによって、ホルダが誘導部材に対して挿入方向に動いた場合、把持された針が回転してホルダから外れるように、その挿入方向への運動中把持手段を回転させる。
針リムーバの1つの実施態様では、把持手段は、針を回転して緩めた後、針を解放するのに好適である。回転して緩められた針は、針除去操作の終了時に自動的に取り外され、針刺し損傷を防ぐ。
1つの実施態様では、把持手段は、摩擦による又は非確動(non-positive)連結である強制ロック的 (force-locked manner) に針を保持するよう設計される。1つの実施態様では、把持手段は弾性的把持ライニングを含む。針は弾性的把持ライニング内に押し込まれ、それにより、針が保持されるように保持ライニングを変形させる。歯止めのための針の回転運動は必要ではない。しかし、別の実施態様では、把持手段は確動ロッキング(positive locking)により、例えば、スナップ結合により針を保持するように設計される。
1つの実施態様では、把持手段は第一のクランプ部材及び第二のクランプ部材を含み、それらは互いに対して動くことが可能である。第一及び第二のクランプ部材は、それらが1つの位置にある場合、針を保持できるように、互いに対して動くことが可能である。換言すれば、第一のクランプ部材は、針が把持された場合、第二のクランプ部材に対して第一の位置に位置する。第一及び第二のクランプ部材が別の位置へ動いた場合、針は取り外される。換言すれば、針は、第一のクランプ部材が第二のクランプ部材に対して第二の位置に位置した場合取り外される。
第一の位置は、第一のクランプ部材が、それらが針を把持することができるように、第二のクランプ部材に対して位置することを意味する。第二の位置は、第一のクランプ部材が、針が取り外されるように、第二のクランプ部材に対して位置することを意味する。第一のクランプ部材は、第一の位置から第二の位置へ動く間、らせん構造に対して半径方向の外側へ向かって動く。
1つの実施態様では、 誘導部材は、把持部材のガイドとして機能するらせん状切り欠き(cut-out)を有する第一のスリーブを含む。スリーブはシリンダとして形成されてもよい。把持部材はらせん状切り欠きに沿って動くことができる。別の実施態様では、第一のスリーブは1つより多くのらせん状切り欠きを有し、ここで、切り欠きは角度的オフセット(angular offset)を設けて位置する。
1つの実施態様では、第一のクランプ部材は、第一のスリーブの内側に位置する顎部材、及び第一のスリーブから突起する突起部材を含む。顎部材と突起部材間の、例えば、アームとして形成される連結は、らせん状切り欠きを通して伸びる。第一のクランプ部材は、第一のスリーブに対して半径方向に動くことが可能である。しかし、顎部材及び突起部材は、それらが、第一のクランプ部材の半径方向の運動を制限する、切り欠きを通して動くことができないように形成される。
顎部材は、針を保持して、内向きの圧力による顎部材に対する針の運きを防ぐために好適である。1つの実施態様では、把持手段は、フレーム、及び顎部材とフレーム間に針を保持し又は針を解放するために、フレームに対して動くことが可能である顎部材を含む。この配置は、G−クランプに類似しているように見えるかもしれない。把持手段が挿入方向へ動く間回転し、それにより針が取り外されるように、把持部材は、らせん状切り欠きに沿って動くことが可能である。
好ましくは、第二のクランプ部材も、また、顎部材を含む。第一のクランプ部材が第二のクランプ部材に対して第一の位置に位置する場合、クランプ部材は、それらの顎部材が針を保持できるように配置される。第一及び第二のクランプ部材が回転し、それによって針が取り外されるように、第一のクランプ部材が第二のクランプ部材に対して第一の位置に位置する場合、第一及び第二のクランプ部材は、らせん状切り欠きに沿って動くことが可能である。第一のクランプ部材が、顎部材間の距離を増大するように、らせん切り欠きに対して半径方向の外側に動いた場合、把持された針は取り外される。
1つの実施態様は、通常は、針が取り外される第二の位置に第一のクランプ部材を推し進めるバイアス部材を含む。1つの実施態様において、バイアス部材は、第一のスリーブと第一のクランプ部材の突起部材の間に連結される。バイアス部材は、第一のクランプ部材が針を保持できる第一の位置に動くことができるように変形することができる。バイアス部材の1つの実施態様は、スプリングとして設計される。
針リムーバの1つの実施態様は、可動の押し部材を含む。押し部材が押し込み位置に位置した場合、第一のクランプ部材を第一の位置へ押し込むように、押し部材は設計される。バイアス部材は、第一のクランプ部材が押し込まれた場合変形する。押し部材が解放位置に位置した場合、押し部材は、第一のクランプ部材の半径方向の外側への動きを阻止しない。バイアス部材は、第一のクランプ部材を第二の位置へ押し込む。
1つの実施態様では、第一のスリーブは、把持手段が挿入方向へ動く場合、第一のクランプ部材が第一の位置に位置するように、少なくとも部分的に、第二のスリーブの内側に位置する。第一のクランプ部材が、その突起部材が挿入方向に第一及び第二のスリーブ間を動いた場合、第一の位置へ強制されるように、第二のスリーブの側壁は、第一のクランプ部材の半径方向への動きを制限する。第二のスリーブの配置は、クランプ部材の長手方向の運動の間、針が保持されることを確実にする。
好ましくは、ビンは、ネジを回して外された針を受け取るのに好適な針リザーバ及び針リムーバを含む。ビンは、使い捨て容器として機能する。針リムーバ及び容器の組み合わせは、針が除去後容器内へ落下することを確実にする。針の除去及び落下は、片手操作である。ホルダが針刺し損傷を防ぐ針リムーバ内へ挿入された場合、針は回転して外され、そして自動的に落下する。
ビンの1つの実施態様は、誘導部材の開口部を覆うのに好適な蓋を含み、ここで、蓋が開口部を覆う場合、押し部材が解放位置に位置するように、蓋は押し部材と連結する。押し部材は、蓋が開口部から除去された場合、押し込み位置へ動く。それ故、第一のクランプ部材は、蓋が開口部から除去された場合、第二クランプ部材に対して第一の位置に位置し、針を保持できる状態になる。第一及び第二のクランプ部材は、開口部が閉じられた場合、針を解放する。1つの実施態様では、蓋及び押し部材は一体として形成される。別の実施態様では、押し部材及び蓋は、ヒンジを介して連結される。
針リムーバによりホルダから針を除去する方法は、以下の工程を含む。針は針リムーバの誘導部材の中に挿入方向に挿入される。次いで、針が少なくとも一部、誘導部材内へ挿入された場合、針は把持手段により把持される。ホルダが誘導部材に対して挿入方向に動いた場合、把持された針が回転してホルダから外れるように、把持部材が誘導部材に対して挿入方向に動いた場合、把持手段は回転する。
更なる特徴及び改良点は、添付の図面と関連して典型的な実施態様の以下の記述から明確になるであろう。
針除去状態における針リムーバを有するビンの実施態様を示す。 初期状態における針リムーバを有するビンの実施態様を示す。 第一のクランプ部材の実施態様及び第二のクランプ部材の実施態様の側面図を示す。 第一のクランプ部材の実施態様及び第二のクランプ部材の実施態様の平面図を示す。 針リムーバの実施態様の第一スリーブ並びに第一及び第二クランプ部材の詳細を示す。 第一及び第二クランプ部材により保持された針の詳細を示す。 第一及び第二クランプ部材により解放された針の詳細を示す。
図1は針リムーバを有するビンの実施態様を示す。
ビン1は、ホルダ4から針3を除去するのに好適な針リムーバ2を含む。この実施態様において、ホルダ4は注入ペンとして設計される。
注入ペンは薬物を投与するために都合よく適合される。
本明細書で使用する用語「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで一実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有し、及び/又はペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン若しくはオリゴヌクレオチド、又は上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は関節リウマチの処置、及び/又は予防に有用であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置、及び/又は予防のための、少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン、又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセジン−3又はエキセジン−4、若しくはエキセジン−3又はエキセジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;位置B28におけるプロリンが、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで置き換えられ、そして位置B29において、Lysが、Proで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えばエキセンジン−4(1−39)、配列H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と結合してもよく;
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体;
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38 [Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25, Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のエキセンジン−4誘導体のいずれか1つの薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に表示されているような脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は調節活性ペプチド及びそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン、若しくはそれらの誘導体などのグルコアミノグリカン、又は上述の多糖類の硫酸化された、例えば、多硫酸化形態、及び/又は、薬学的に許容可能なそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
薬学的に許容される塩は、例えば、酸付加塩及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えばアルカリ又はアルカリ土類金属、例えばNa+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又はアンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されたC1−C6アルキル基;場合により置換されたC2−C6アルケニル基;場合により置換されたC6−C10アリール基、又は場合により置換されたC6−C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物は、例えば、水和物である。
針3は、ニードルカラー5及びカニューレ6を含む。針3は、ネジを回すことによりホルダ4から取り外すことができ、このことは、針3が針ホルダ4に対して回転することを意味する。ニードルカラー5は、ネジ式コネクタとして設計してもよい。
1つの実施態様では、ホルダ4は、外側ネジ山(図示されていない)を含み、そしてニードルカラーは、ホルダ4の外側ネジ山と解放可能に接続できる内側ネジ山(図示されていない)を含む。
ビン1は、更に、回転して外された針3を受け取るのに好適なリザーバ7を含む。針リムーバ2は、リザーバ7として機能する容器の口部に装着してもよい。容器は、例えば、ガラス又はプラスチックで作られてもよい。1つの実施態様では、リザーバ及び針リムーバの少なくとも1部は一体に形成される。
針リムーバ2は、針3を受け取るのに好適な誘導部材8を含む。誘導部材8は、頂部開口部29及び底部開口部30を有する第一のスリーブ20として形成される。針3を有するホルダ4は、頂部開口部29を通じて挿入方向22へ挿入される。
誘導部材8は、第一のらせん切り欠き9a及び第二のらせん切り欠き9bを含むらせん構造9を含む。第一のらせん切り欠き9aは、第二のらせん切り欠き9bに対して180°の角度的オフセットを有する。
針3を保持するのに好適な把持手段31は、第一のクランプ部材10及び第二のクランプ部材11を含む。第一のクランプ部材10は、把持ライニング18を有する第一の顎部材12、及び突起部材14を含み、第一の顎部材12及び第一の突起部材14は、第一のアーム13により連結される。第二のクランプ部材11は、第二の把持ライニング19を有する第二の顎部材15を含み、第二の顎部材15及び第二の突起部材17は、第二のアーム16により連結される。
第一のクランプ部材10は、第一の顎部材12が第一のスリーブ20内に位置し、そして突起部材14が第一のスリーブ20から突き出るように配置される。アーム13は、第一の切り欠き9aを通して伸びている。第一のスプリング21は、第一の突起部材14と第一のスリーブ20の間の第一のアームの付近に位置する。第一のスプリング21は、圧縮されることに抵抗するように設計される圧縮コイルスプリングとして形成される。第一のスプリング21は、針をロックしそして解放するのに好適な、バネ仕掛けの機構のバイアス部材として機能する。
第一のアーム13は、第一のクランプ部材10が第一のらせん状切り欠き9aに沿って動き得るように第一の切り欠き9aに沿って動くことが可能である。1つの実施態様では、第一のアーム13は、主として円形の外形を有する。別の実施態様では、第一のアーム13の外形は、主として、例えば、長方形である。非円形の外形は、第一の切り欠き9aに対する第一のアーム13の回転運動を防ぐのに好適である。
第一のアーム13は、第一のスリーブ20に対して第一の切り欠き9aを通して半径方向に動くことができる。第一の突起部材14及び第一の顎部材12は、それらが第一のクランプ部材10の半径方向の動きを制限する第一の切り欠き9を通して、動くことができないように設計される。第一のスリーブ20に対する第一のクランプ部材10の半径方向に内側への動きは、第一のスプリング21が完全に圧縮された場合停止する。第一のスリーブに対して半径方向の外側への動きは、第一の顎部材が第一のスリーブ20に到達した場合停止する。
第二のクランプ部材11は、第二の顎部材15が第一のスリーブ20内に位置し、そして第二の突起部材17が第一のスリーブ20から突き出るように配置される。第二のアーム16は、第二のらせん状切り欠き9bを通して伸びる。
アーム16は第二のらせん状切り欠き9bに沿って動くことができる。それ故、第二のクランプ部材11は、第二のらせん状切り欠き9bに沿って動くことができる。1つの実施態様では、アーム16は、主として円形の外形を有する。別の実施態様では、アーム16の外形は、主として、例えば、長方形である。第二の突起部材17及び第二の顎部材15は、それらが第二のらせん状切り欠き9bを通して動くことができないように設計される。
この実施態様において、第二のクランプ部材11は、第一のスリーブ20に対して半径方向に動くことができないか、又は殆どできない。何故なら、第二のアーム16の長さは、第一のスリーブ20の壁の厚さに対応しているからである。しかし、別の実施態様(図示されていない)では、第二のクランプ部材11は、第一のスリーブ20に対して半径方向に動くことができる。
図5は、ある実施態様のらせん状切り欠き9a、9b、及び第一のスリーブ20を詳細に示す。第一及び第二のクランプ部材10、11は、らせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bに位置する。らせん状切り欠き9a、9bは、それぞれ、クランプ部材10、11がらせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bから最下端33a、33bへ動く間に、720°回転するように、第一のスリーブ20のまわりを2回転する。この回転は、ホルダ4(図5には示されていない)から針3を回転して外すのに十分であ
る。
図1を再度参照すると、第一及び第二のクランプ部材10、11は、針3が少なくとも部分的に第一のスリーブ20内へ挿入された場合、針3を把持するのに好適な把持手段として機能する。
第一のクランプ部材10は、第一のスプリング21が少なくとも部分的に圧縮されるように、第二のクランプ部材11に対して第一の位置に位置する。第一及び第二のクランプ部材10、11は、ニードルカラー5が第一と第二の把持ライニング18、19の間に保持され得るように位置する。第一のクランプ部材10は、第一のスプリング21が緩和し、又は少なくとも第一のクランプ部材10の第一の位置におけるより更に緩和するように、第二のクランプ部材11に対して第二の位置に位置する。
図3は、第一及び第二のクランプ部材10、11の1つの実施態様の側面図を示す。第一及び第二の把持ライニング18、19は弾性物質で作られる。1つの実施態様では、それらは、例えば、ゴムを含む。第一の把持ライニング18は傾斜しており、それが、ニードルカラー5が弾性物質の変形により第一及び第二の把持ライニング18,19の間に押し込まれるまで、第一及び第二の把持ライニング18、19の間でのニードルカラー(図3には示されていない)の動きを容易にする。
図4は、主として円弧の形をなす第一及び第二のクランプ部材10、11の1つの実施態様の平面図を示す。第二のクランプ部材11は、第一のクランプ部材10より大きい円弧に広がる。第一の把持ライニング18は、第一の把持部材10の内壁に沿って広がる。第二のクランプ部材11は、第二のクランプ部材11の内壁の外端に装着された2つの把持ライニング19を含む。この配置により、針3が安全に把持されるように、3点でニードルカラー5(図4には示されていない)を留めることが可能となる。1つの実施態様では、把持ライニング18、19の少なくとも1つは傾斜している(図4では明確に示されていない)。
図1を再度参照すると、第一及び第二のクランプ部材10、11は、第一及び第二のらせん状切り欠き9a、9bにそれぞれ沿って、らせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bかららせん状切り欠き9a、9bの最下端33a、33bまで動くことができる。それにより、第一及び第二のクランプ部材10、11は、らせん状切り欠き9a、9bのらせん軸のまわりを回転し、そして挿入方向22へ動く。
ビン1の側壁25に沿って動くことができる押し部材24が提供される。押し部材24は、図1に示すように、解放位置(図1には示されていないが、図2には示されている)から、押し位置へ動くことができ、逆もまた同様である。押し部材24はスプラインとして設計される。押し位置において、スプラインは、第一のスプリング21が圧縮されるように、らせん状切り欠き9aの最上端32aに位置する第一のクランプ部材10の第一の突起部材14に向かって押す。それにより、クランプ部材10、11が針3を把持できるように、クランプ部材10は、第二のクランプ部材2に対して第一の位置に位置する。
押し部材24が解放位置に位置した場合、押し部材は、第一のスプリング21が、第一のクランプ部材10を、第一のスリーブ20に対して半径方向の外側に向かって第二の位置に強制的に動かすように、らせん状切り欠き9aの最上端32aに位置する第一のクランプ部材10の半径方向の外側への動きを、最早これ以上阻止しない。
押し部材24は、蓋26と連結している。蓋26がビン1から引き出された場合、押し部材24は、押し位置から解放位置へ動く。蓋26がビン1内へ引き出された場合、押し部材24は、解放位置から押し位置へ動く。
可撓性蓋26は第一のスリーブ20の、針3の受け取り開口部として機能する頂部開口部29を覆うのに好適である。使用者が受け取り開口部29を覆うために蓋26を引き込んだ場合、押し部材24は、押し位置から解放位置へ動く。蓋26が受け取り開口部29から取り除かれた場合、蓋はビン1内に引き込まれ、それにより、押し部材24は押し位置へ動くことになる。
別の実施態様(図示されていない)では、押し部材24は、使用者が押すことができるボタンエレメントと連結する。1つの実施態様では、押し部材は、ボタンエレメントが押された場合、押し位置から解放位置まで動く。
第一のスリーブ20の底部は、第二のスリーブ23に位置する。第一のスリーブと第二のスリーブの側壁間の距離は、第一のクランプ部材10が第一の位置に位置した場合、第一のクランプ部材の突起部材14が第一及び第二のスリーブ20、23の間でのみ動くことができるような寸法となっている。
圧縮コイルスプリングとして設計される第二のスプリング27は、第一及び第二のスリーブ20、23の側壁の間に位置する。第二のスプリング27は頂部及び底部を有する。停止ディスク28は、第一及び第二のスリーブ20、23の最下端の間に位置する。第二のスプリング27の最上端は、第一及び第二のクランプ手段10、11に隣接して位置し、そして第二のスプリング27の最下端は、停止ディスク28に隣接して位置する。第一及び第二のクランプ手段10、11がらせん状切り欠き9a、9bの頂部に位置した場合、第二のスプリングは緩和又は殆ど緩和状態にある。第一及び第二のクランプ部材10、11が挿入方向22に動いた場合、第二のスプリング27は圧縮される。1つの実施態様では、第二のスプリング27は、第一及び第二のクランプ部材10、11の少なくとも1つの突起部材14、17により圧縮される。圧縮された第二のスプリング27が緩和された場合、第一及び第二のクランプ部材10、11は、らせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bへ戻る。
図2は初期位置におけるビン1を示す。蓋26は、針3(図2には示されていない)の受け取り開口部の機能を果たす、第一のスリーブ20の頂部開口部29を覆う。押し部材24は解放位置に位置する。
第一及び第二のクランプ部材10、11は、第一及び第二のらせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bに位置する。第一のスプリング21は第一のクランプ部材10を第一の位置内へ押す。この位置において、突起部材14は、第一のクランプ部材10が挿入方向22に動くことができないように、第二のスリーブ23の内壁を超えて伸びる。
針除去機器2の操作を以下の通り説明する。操作の前に、使用者は蓋26を受け取り開口部29から除去する。蓋26はビン1内へ引き込まれ、それにより、押し部材24は解放位置から押し位置へ動く。
スプライン形状の押し部材24が押し位置へ動いた場合、押し部材24は、第一のクランプ部材10の第一の突起部材14を、第一のスリーブ20に対して半径方向の内側に押す。第一のクランプ部材10は第一の位置に位置し、ここで、突起部材14は、最早、第二のスリーブ23の内壁を超えて伸びない。
針3が装着されているホルダ4は、針3が、第一及び第二のクランプ部材10、11のそれぞれの第一及び第二の把持ライニング18、19の間に押し込まれるように、受け取り開口部29を通して第一のスリーブ20内へ動く。図6は把持された針3を詳細に示す。針3は、傾斜した第一の把持ライニング18により、把持位置に案内される。針3が、クランプ部材10、11に対して挿入方向2に最早動くことができないよう、針3は弾性を有する第一及び第二の把持ライニング18、19の間に押し込まれる。
図1は、針3を把持した直後、そして針3を回転して外し始める前の操作状態を示す。
針ホルダ4が挿入方向22に更に動いた場合、針3を把持する第一及び第二のクランプ部材10、11は、第一及び第二のらせん状切り欠き9a、9bに沿って、それぞれ挿入方向22に動く。ホルダ4が、第一のスリーブ20に対して挿入方向22に動いた場合、把持された針3が回転してホルダ4から外れるように、第一及び第二のクランプ部材10、11は、それらが第一のスリーブ20に対して挿入方向22に動いた場合回転する。
第一及び第二のクランプ部材10、11が、第一及び第二のらせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bから最下端33a、33bへ動いた場合、それらは約720°の角度だけ回転するが、これは針3を回転してホルダ4から外すのに十分な角度である。
第一及び第二のクランプ部材10、11が挿入方向へ動いた場合、第二のスプリング27は圧縮される。第一及び第二のクランプ部材10、11がらせん状切り欠き9a、9bの最上端33a、33bに到達した場合、挿入方向22への更なる動きは停止する。ホルダ4は引き出すことができる。ネジを回して外された針3は、第一及び第二のクランプ部材10、11によって保持される。
ホルダ4が引き出された後、第二のスプリング27は緩和し、それにより、第一及び第二のクランプ部材10、12を挿入方向22の反対方向に強制的に動かす。第一のスプリング21はこの運動中圧縮される。何故なら、第二のスリーブ23の内壁が、第一のクランプ部材10の半径方向の外側への動きを止めるからである。
第一及び第二のクランプ部材10、12が、第一及び第二のらせん状切り欠き9a、9bの最上端32a、32bに到達した場合、挿入方向22に対して反対方向の動きは停止する。押し位置に位置する押し部材24は、針3が、依然、第一及び第二のクランプ部材10,11によって保持されるように、第一のクランプ部材10の半径方向の外側への動きを阻止する。
使用者が、受け取り開口部29を覆うために蓋26をビン1から引き出した場合、針3は解放される。押し部材24は、図7に示す通り、押し位置から解放位置へ動く。第一のスプリング21は緩和し、その結果、第一のクランプ部材10は、第一の位置から針3を解放する第二の位置へ動く。次いで、針3はリザーバ7へ落下する。蓋26が再度除去された場合、針リムーバ2はいつでも使用できる状態にある。
針リムーバ2による針の除去は、片手のみの操作を必要とし、それは使用者を汚染された針に接触する最少のリスクにさらす。
ビン1及び針リムーバ2はプラスチック又は金属で形成されてもよい。1つの実施態様では、デバイスの部品は種々の物質、例えば、金属、プラスチック、ガラスで作られる。1つの実施態様では、 針リムーバは、従来のシャープビン(sharp bin)、又は他のいかなる容器、例えば、広口開口部を有するガラス容器にも装着される。これは低コストの変形体、又は廃棄物として認定された容器として再使用する選択肢であってよい。
他の実行態様(implementation)も特許請求項の範囲内にある。種々の実施態様のエレメントは、組み合わされて本明細書に具体的に記載されていない実行態様を形成してもよい。
参照数字
1.ビン
2.針リムーバ
3.針
4.ホルダ
5.ニードルカラー
6.カニューラ
7.リザーバ
8.誘導部材
9.らせん構造
9a.第一のらせん状切り欠き
9b.第二のらせん状切り欠き
10.第一のクランプ部材
11.第二のクランプ部材
12.第一の顎部材
13.第一のアーム
14.第一の突起部材
15.第二の顎部材
16.第二のアーム
17.第二の突起部材
18.第一の把持ライニング
19.第二の把持ライニング
20.第一のスリーブ
21.第一のスプリング
22.挿入方向
23.第二のスリーブ
24.押し部材
25.側壁
26.蓋
27.第二のスプリング
28.停止ディスク
29.頂部開口部
30 底部開口部
31.把持手段
32a.第一の最上端
32b.第二の最上端
33a.第一の最下端
33b.第二の最下端

Claims (15)

  1. 針(3)を受け取るのに好適な誘導部材(8)、及び針(3)が少なくとも部分的に誘導部材(8)の中に挿入方向(22)に挿入された場合、針(3)を把持するのに好適な把持手段(31)を含んでなる、ホルダ(4)から針(3)を除去するための針リムーバ(2)であって、ホルダ(4)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持された針(2)が回転してホルダ(4)から外れるように、把持手段(31)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持手段(31)が回転するように構成される、針リムーバ(2)。
  2. 誘導部材(8)が、らせん構造(9)を含む、請求項1に記載の針リムーバ(2)。
  3. 把持手段(31)が、らせん構造(9)と係合するように構成される、請求項2に記載の針リムーバ(2)。
  4. 把持手段(31)が、針(3)を回転して外した後針(3)を解放するのに好適である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の針リムーバ(2)。
  5. 把持手段(31)が、強制ロック的に針(3)を保持するように構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の針リムーバ(2)。
  6. 把持手段(31)が、互いに対して可動である第一のクランプ部材(10)及び第二のクランプ部材(11)を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の針リムーバ(2)。
  7. 針(3)が把持された場合、第一のクランプ部材(10)が、第二のクランプ部材(11)に対して第一の位置に位置し、第一のクランプ部材(10)が第二のクランプ部材(11)に対して第二の位置に位置した場合、針(3)が取り外される、請求項6に記載の針リムーバ(2)。
  8. 誘導部材(8)が、らせん状の切り欠き(9a)を有する第一のスリーブ(20)を含む、請求項2〜7のいずれか1項に記載の針リムーバ(2)。
  9. 第一のクランプ部材(10)が、第一のスリーブ(20)の内側に位置する顎部材(12)及び第一のスリーブ(20)から突出する突起部材(14)を含み、第一のクランプ部材(10)は第一のスリーブ(20)に対して半径方向に可動であり、かつ、第一のクランプ部材(10)はらせん状切り欠き(9a)に沿って可動である、請求項8に記載の針リムーバ(2)。
  10. バイアス部材(21)が、通常は第一のクランプ部材(10)を第二の位置に推し進めるように作動する、請求項9に記載の針リムーバ(2)。
  11. 押し部材(24)が押し位置に位置した場合、押し部材(24)が、第一の位置にある第一のクランプ部材(10)を押すよう構成され、かつ、押し部材(24)が解放位置に位置した場合、バイアス部材(21)が第一のクランプ部材(10)を第二の位置に推し進める、可動の押し部材(24)を含んでなる、請求項10に記載の針リムーバ(2)。
  12. 把持手段(31)が挿入方向(22)に動いた場合、第一のクランプ部材(10)が、第一の位置に位置するように、第一のスリーブ(20)が少なくとも部分的に第二のスリーブ(23)の内側に位置する、請求項11に記載の針リムーバ(2)。
  13. ネジを回して外された針(3)を受け取るのに好適な針リザーバ(7)、及び請求項1〜11のいずれか1項に記載の針リムーバ(2)を含んでなる、ビン(1)。
  14. 誘導部材(8)の開口部(29)を覆うのに好適な蓋(26)を含んでなる、請求項13に記載のビン(1)であって、蓋(26)が開口部(29)を覆った場合、押し部材(24)が解放位置に位置するように、蓋(26)が押し部材(24)と連結する、ビン(1)。
  15. 針(3)をホルダ(4)から針リムーバ(2)により除去する方法であって:
    −針(3)を針リムーバ(2)の誘導部材(8)内へ挿入方向(22)に挿入すること;
    −針(3)が少なくとも部分的に誘導部材(8)内へ挿入された場合、針(3)を把持手段(31)により把持すること;及び
    −ホルダ(4)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持された針(3)が回転してホルダ(4)から外れるように、把持手段(31)が誘導部材(8)に対して挿入方向(22)に動いた場合、把持手段(31)を回転すること;
    を含んでなる、方法。
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