JP2012524681A - プレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法 - Google Patents

プレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012524681A
JP2012524681A JP2012506619A JP2012506619A JP2012524681A JP 2012524681 A JP2012524681 A JP 2012524681A JP 2012506619 A JP2012506619 A JP 2012506619A JP 2012506619 A JP2012506619 A JP 2012506619A JP 2012524681 A JP2012524681 A JP 2012524681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
heating system
preform
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012506619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5710592B2 (ja
JP2012524681A5 (ja
Inventor
ウルリッヒ ウィッチマン
ホルガー モエンク
ジェンス ポールマン−レッシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2012524681A publication Critical patent/JP2012524681A/ja
Publication of JP2012524681A5 publication Critical patent/JP2012524681A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5710592B2 publication Critical patent/JP5710592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/02Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
    • B29B13/023Half-products, e.g. films, plates
    • B29B13/024Hollow bodies, e.g. tubes or profiles
    • B29B13/025Tube ends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
    • B29C35/08Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
    • B29C35/0805Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
    • B29C2035/0838Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using laser
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0715Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/06Injection blow-moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/64Heating or cooling preforms, parisons or blown articles
    • B29C49/6409Thermal conditioning of preforms
    • B29C49/6418Heating of preforms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/64Heating or cooling preforms, parisons or blown articles
    • B29C49/6409Thermal conditioning of preforms
    • B29C49/6436Thermal conditioning of preforms characterised by temperature differential

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

本発明は、第1の表面2及び第2の表面4により境界づけられている物質厚さを持つプレフォームのボディ1を加熱するための加熱システム13を説明する。加熱システム13は、多くの指向された光ビーム17を放射する光源装置12と、第1の表面2と第2の表面4との間の長めの経路19に沿って光が基本的にガイドされるように、少なくとも特定の最小期間の間、前記光源装置12からの光を特定の方向に意図的にボディ1へ入力させる入力結合装置15、21とを少なくとも有する。更にまた、本発明は、プレフォームのボディ1を加熱する方法に関する。

Description

本発明は、第1の表面及び第2の表面により境界付けられた物質厚さを有するプレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法に関する。
プレフォーム、特にプラスチックプレフォームは、例えば、曲面を持つ製品から飲料ボトルにわたる様々な製品を作るために広く使われている。一般に、斯様なプレフォームを所望の形状に作る前に、プレフォームは、プレフォームの物質の融点の近くの温度まで加熱されなければならない。成形ツールは、完全に新たな製品が展開するように、形状を変えさせるだろう。斯様な成形方法は、プラスチックプレフォームの深絞り又は吹込み成形を含む。
(吹込み)成形加熱プレフォームの良く知られたアプリケーションは、ミネラルウォータ、ジュース、レモネード及びビールのような様々な飲料に使われるPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルの生産である。斯様なボトルを生産するために、管状形状を持つPETプレフォームは、ハロゲンランプによって加熱される。図1は、従来技術による斯様な加熱装置の概略断面図を示す。第1の外側の表面2と第2の内側の表面4とを持つプレフォームのボディ1は、3つのハロゲンランプ5により加熱される。この目的のため、鏡7が、ハロゲンランプ5により放射される発散光3の一部を反射し、基本的にプレフォーム1の横断方向Tに光線を導くために用いられる。横断方向Tは、光がボディ1に入力されるポイントで、第1の表面2と第2の表面4との間の最短ラインにより定められる。光3は拡散するので、すなわちある方向に向けられていないか又は部分的にしか向けられていず、多くの異なる波長の光からなるので、光は横断方向Tでボディ1を完全には横断しないが、それにもかかわらずこの方向は、一般に横断の主要な方向である。通常、プレフォームは、多数のハロゲンランプ5が配される生産ライン上を移動する。これは、型内部にプレフォームを吹きつけることにより、又は型にプレフォームを単に押圧するだけでプレフォームが成形できるポイントまでの温度の上昇に至る。
図2で分かるように、ハロゲンランプは、赤外線領域内の範囲にある不可視光線及び可視光線の幅広いスペクトルを放射する。ここで、ハロゲンランプの(ナノメートルの)波長スペクトルがx軸にプロットされる一方で、左側のy軸は%でPETの対応する吸収スペクトルを指し、右側のy軸はワットで典型的ハロゲンランプの放射エネルギーを指す。第1の曲線AはPET吸収スペクトル(左側のy軸)に対応する一方、第2の曲線Bは放射エネルギースペクトル(右側のy軸)に対応する。PETの吸収は、可視及び近赤外線波長レンジ約1010nmまでにおいて特に低い一方で、PETのより高い吸収レートが、1010nmと2000nmとの間で実現されていることが観察できる。2000nmを上回ると、PETは、基本的に不透明である。従って、ハロゲンランプスペクトルの重要な部分がPETによる非常に高い吸収を持つ波長、すなわち2000nmを超える波長であるので、ハロゲンランプの波長スペクトルは非均一の加熱結果をもたらす。従って、放射された光のより大部分がプレフォームの外側の部分で吸収される一方、その内側の部分は非常に低い程度で加熱される。この理由のために、プレフォームの外側を冷却する、例えば水を噴霧することにより冷却する必要がしばしばある一方で、同時にプレフォームの内部を加熱させるために加熱プロセスを延長することも行う。要するに、これは、均一な加熱が適用される場合に必要であろうものより多くのエネルギー消費及び長い加熱プロセスを導く。
これらの欠点を回避するやり方は、特定の波長だけで動作するレーザーのような異なる光放射システムを選択することである。このように、波長は、プレフォームの厚さ及び物質により主に決定される加熱プロセスの必要性に合わせることができる。例えば、50%より少ないPETによる吸収レートで、レーザー波長によってPETプレフォームを加熱することは、より多くの連続吸収が達成でき、結果的により少ない全体のエネルギー入力だけが必要であり、すなわち、加熱プロセスは、より効率的な態様で実施できることを意味する。しかしながら、斯様な適切なレーザー波長は、日常的な使用のための典型的レーザーによっては放射されない。これら典型的レーザーは800又は970nmの典型的波長で放射する。都合の悪いことに、この波長範囲では、約15%のPETの全く低い吸収レートだけが達成できる。
この背景に対して、より効果的には、光源が放射する光ビームの波長にあまり関係なく、レーザービーム、より広くは指向性のある光ビームによる、プレフォームのボディを加熱する可能性を提供することが、非常に望ましい。
この目的で、本発明は、第1の表面及び第2の表面により境界づけられた物質厚さを持つプレフォームのボディを加熱するための加熱システムであって、多くの指向された光ビームを放射する光源装置と、第1の表面と第2の表面との間の長めの経路に沿って光が基本的にガイドされるように、少なくとも特定の最小期間の間、前記光源装置からの光を特定の方向に意図的に前記ボディへ入力させる入力結合装置とを少なくとも有する、加熱システムを説明する。
このように、ビームが直接プレフォームを通過するように、プレフォームのボディにレーザービーム又は同様の指向性ビームを単に向ける代わりに、本発明は、光が従来の場合より長めの経路に沿ってそのボディ内部にガイドされる効果を持った、光をボディへ意図的に入力できる入力結合装置を利用する。加えて、光源装置は、一つ以上の光ビームが作られて、入力結合装置により入力されるように、一つ以上の光源を有してもよい。
斯様な光ビームがガイドされる経路の長さに関して、これは、「長めの経路」として概して特徴付けられる。この表現は、典型的には従来の解決策でなされるように、光が1つの表面のエントリポイントから他の表面までの最短距離で対象物の2つの表面を通過しないことを基本的に意味する。代わりに、長めの経路は、第1の表面と第2の表面との間の(最短距離がボディへの光のエントリポイントで測定される限り)最短距離の長さの複数倍、少なくとも2倍の経路である。好ましくは、長めの経路は、この最短距離より著しく長い、すなわち最短距離の少なくとも4倍、最も好ましくは少なくとも10倍である。換言すれば、光がボディを最終的に出る前に及び/又は完全に吸収される前に、ボディ内で長めの経路又は軌跡に光が及ぶように、光はプレフォームのボディに意図的にガイドされるか又は入力される。指向性光ビームでさえ散乱効果のため、光ビームの光線の特定の損失が通常あるので、長めの経路又は軌跡に沿って斯様な光ビームを基本的にガイドすることは、主要な部分、すなわち光ビームの光線の少なくとも半分がその経路に沿って送られることを意味することに留意されたい。
「意図的に入力」という表現の定義に関する特別な注意がなされなければならない。偶然の入力とは対照的に、上述の態様で指向性光ビームをボディに意図的に入力させることは、その特定の態様で光ビームをボディに入力させることを特に目的として意図された入力を意味する。特に、これは、ビームが少なくとも最小限の期間はボディ内にとどまり、長めの経路に沿ってガイドされるように、光ビームを入力させることに適している入力結合装置の入力結合手段の選択を意味する。このため、入力結合手段は、光ビームがボディ内に入力する方向及び/若しくは角度を正確に決定する制御手段、並びに/又は所望の態様で正確な入力を促進する物理的手段を含む。
光を対象物へ入力させる期間に関して、特定の最小期間が必要である。通常、斯様な期間は、プレフォームのボディを所望の温度まで加熱するために必要な正確な時間であろう。しかしながら、特定の場合には、この期間は、段階を追って又は異なる光源により連続してボディを加熱するために必要であるとみなされる。よって、最小期間は、好ましくは少なくとも1秒、より好ましくは、少なくとも2秒であるとみなされ得る。このように、本発明によって意図されるように、光がただ偶然にボディに入力するのではなく、しかし意図的に入力されることが確実にされる。その最小期間の間、光は、一つ又は幾つかの光源から平行に及び/又は連続して発する光ビームにより、連続的に又はパルス化された態様でボディに入力できる。
本発明は、また、第1の表面及び第2の表面により境界づけられた物質厚さを有するプレフォームのボディを加熱するための方法であって、光源装置からの多くの指向された光ビームが前記ボディを通って送られ、第1の表面と第2の表面との間の長めの経路に沿って光が基本的にガイドされるように、前記光源装置からの光は、少なくとも特定の最小期間の間、特定の方向に意図的に前記ボディへ入力される、方法を説明する。
従属請求項及び以下の詳細な説明は、本発明の特徴及び特に有利な実施例を開示する。
光はボディ内自体にガイドされ、従来の技術的アプローチで達成できるより均一に吸収されるので、本発明による加熱システム及び方法で、例えば、エネルギーのほとんど損失なくプレフォームのボディを加熱するために、800及び/又は970nmの放射波長を持つ従来のレーザー源を使用することが可能である。実際に、吸収はボディを過熱しないように十分低いので、その結果、プレフォームの付加的冷却は通常必要でない。ボディの表面上であるが、光ビームがガイドされる2つの境界表面間の領域の全体にわたって、集中的態様でだけ加熱が起こるわけではないので、これは尚更そうである。従って、本発明の非常に好適な実施例では、光源装置は、最も好ましくは800nm及び/又は970nmの波長でレーザー光を放射する少なくとも一つのレーザー放射光源を有する。
好ましい実施例によると、光源装置からの光、すなわち一つ以上の光ビームが、ボディ物質の取り込み角度範囲内の角度でボディに入力され、全内反射により第1の表面と第2の表面との間にガイドされるように、入力結合装置は配置される。この目的のため、入力結合装置は、例えば、レーザービームを適当な角度方向でボディに向けるレーザー源を有する。光ビームはボディに入力されると、長時間ボディ内に残って、長めの経路を進むように、光ビームは、境界表面で基本的に完全に(すなわちその主要部に対して)内部反射されるような態様でガイドされる。取り込み角度は、プレフォームのボディの物質に依存して変化する。例えば、空気の屈折率はほぼ1であるのに対し、PETの屈折率は1.54〜1.575の範囲内にある。光ビームの入力結合のための適切な角度は、光ビームが進もうとする経路に沿ったプレフォームの形状だけでなく、プレフォームの物質の屈折率、光ビームが入力される物質の屈折率、及び全反射が発生するポイントでのプレフォームの環境内の物質の屈折率に依存する。
よって、入力結合装置は、前記光源装置からの光が、前記経路に沿って基本的に吸収されるまで、第1の表面と第2の表面との間にガイドされるように、配置されることが特に好ましい。それは、ビームがボディ内を進む間、各光ビームのエネルギーの少なくとも半分、より好ましくは少なくとも80%が、プレフォームのボディにより吸収されることを意味する。このようにして、光ビームのエネルギーができるだけ効果的に使われることが確実にされ、これは、上記のように、全内反射を用いて特に実現できる。
光ビームの入力のプロセスを制御するために、前記入力結合装置は、前記光源装置からの光、例えば光ビームが、前もって規定されたエントリポイントで及び/又は前もって規定されたエントリラインに沿って、ボディへ入力されるように、配置されることが特に好ましく、「エントリライン」はエントリポイントのシーケンスとして基本的にみなされ得る。この明細書の「前もって規定」は、そのエントリポイント及び/又はラインでの故意の入力が、前もって予見できる、すなわち、斯様なポイント及び/又はラインに光ビームを向けることにより予想できることを意味する。プレフォームのボディがプロセス全体にわたって同じ位置のままのとき、エントリポイントが好ましくはある一方で、ボディが光源装置及び/又は入力結合装置に関して移動している場合には、エントリラインが好ましくは使われるだろう。例えば、ボトルを生産するためのPETプレフォームが加熱されるべきとき、プレフォームのボディの管状形状の中間の軸により規定される回転軸の周りをPETプレフォームは回転できる。この場合、指向された光ビームは、このときプレフォームを回転させて、1つの特定の第1のエントリポイントを狙い、エントリラインがプレフォームの回転動きにより自動的に描かれ、当該エントリラインは、プレフォームの表面に沿った第1のエントリポイントからの回転の方向のラインである。単一の光ビームを使用する代わりに、斯様なエントリポイント又はラインに幾つかの光ビームを同時に又は連続して向けることも可能である。
加熱システムの好ましい実施例において、前記光源装置は、少なくとも一つの光源と、多くの光ビームを前記ボディの方向に送る多くの光ファイバとを有する。光ファイバは、原点、すなわち光源のそのポイントから放射ポイント、すなわち光ファイバの端まで光ビームを転送する光源自体の伸展であるとみなされることができ、光ファイバの端から、ビームがプレフォームのボディの方向に向かい、入力する。この明細書における光ファイバは、ボディへのビームの入力結合がいつでも容易に制御できるように、光ビームの方向を変えて、及び/又は更に光ビームを指向させる可能性を提供する。
前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が、前記ボディに入力されるポイントで第1の表面と第2の表面との間の最短の直線により規定された横断方向に対して角度を持つ方向で前記ボディに入力されるように、配置されることが更に好ましい。(上記規定のような)横断方向に対する斯様な角度を持つ方向は、プレフォームのボディの側からの接線方向、すなわち横断方向に対して垂直であり、例えば光は対象物の下又は上から来て、2つの表面の間を真直ぐに進む。後者の場合、これは、光ビームが、全内反射により必ずしも反射される必要がないが、これらの2つの表面が平行である場合、第1及び第2の表面との平行な経路に向けられることを意味する。しかしながら、光源から放射されるとき、指向された光ビームでさえ、しばしば拡がるので、その光の少なくとも一部は斯様な場合にさえ表面でおそらく反射されるだろう。前者の場合、全内反射は、光ビームがプレフォームのボディ内にとどまることを達成する非常に好適な方法である。
光源から又は光源装置の光源に接続されている光ファイバから、直接又はエアギャップを介して光ビームをボディに入力結合させることは、一般に可能である。斯様な場合には、光源装置の放射端とプレフォームのボディとの間の距離は、好ましくは多くても数センチメートルである。
しかしながら、入力結合装置が中間結合物質を有する場合、光源装置から当該中間結合物質を通った光が、光源装置からボディへ直接接触によりガイドできるので、大きな利点である。このように、斯様な中間結合物質は、光源装置の放射ポイントと、光ビームがボディに入力されるポイントで対象物の表面と両方に接触している。
斯様な中間結合物質のために使用される物質に関して、その物理的特性は、適合性、特にプレフォームのボディ及び光源装置の放射端部両方から離れないための能力と、プレフォームのボディの表面に適応するその柔軟性とに関係する。
第1の好ましい代替例によると、斯様な結合物質は、透明なポリマー、好ましくは可撓性のポリマー、例えばシリコンである一方、第2の代替例は結合物質が液体、好ましくは水又は油である入力結合装置から成る。
結合物質のために使用される物質の選択は、プレフォームのボディの物質、特にその屈折率に高く依存する。よって、結合物質がプレフォームのボディの屈折率と光源装置の光放射表面物質の屈折率との間の屈折率を持つことが好ましい。
液体、特に水が、その光透過特性以外の他の理由のために好ましい。プレフォームの特定の重要な温度、すなわち約100℃に到達するとき、水は直ちに蒸発し、よってプレフォームへ入力される光ビームを自動的にプレフォームから切り離す。PETプレフォームが100℃をはるかに上回って加熱されるべきではないので、水は、PET物質を加熱する状況で好適な結合物質であることがわかった。当然に、異なる融点を持つプレフォームに対しては、同様の蒸発温度を持つ他の液体が好まれる。光源装置の放射ポイントとプレフォームのボディとの間に液体の滴を付与することが、プレフォームへ光ビームを入力させ、プレフォームから光ビームを切り離す効率的な態様である。
光ビームが入力されるポイントで、戻り方向の光ビームの再入力を回避するために、光がボディに入力されるポイントに光源装置からの光の多くが戻らないように、多くの光ビームがボディに入力される角度がそうなされているように、入力結合装置が配置されるのが更に好ましい。説明のために、ボディの丸い断面形状に対して垂直な長手方向に伸展を持つプレフォームの管状ボディを参照して、光が入力されるポイントへ再指向されない態様の光ビームの入力結合が、例えば、長手方向の伸展に対して正確に垂直である角度と異なる角度でプレフォームに光ビームを導くことにより実現できる。そのように、光が入力されたポイントに再び入力するよりはむしろ長手方向の伸展に沿って上方へ又は下方に「登り」ながら、光は螺旋でボディの周囲に沿ってガイドされる。
本発明による方法は、単一の光源で、及び/又は指向された光がボディに入力されるたった1つの光放射表面で実現できる。しかしながら、多くの状況において、指向された光ビームが放射される複数の光放射表面を備える加熱システムを持つことは有利であると考えられる。このようにして、プレフォームは、より効果的に、より急速に加熱されることができ、プレフォームの異なる領域が加熱エネルギーに対するそれらのニーズに従って正確に加熱できる。斯様な光放射表面は、互いに関して一定距離であるように分散できる。しかしながら、これらの距離が変化することも可能であり、プレフォームの特定の形状に関する障害に適合できる。例えば、プレフォームそれ自体は不均等な形状であって、よってエネルギー入力のためのより高いニーズを持つ領域とエネルギー入力のためのより低いニーズを持つ領域とを有する場合、不均一な分布は意味のあることである。
本発明の特に好ましい実施例によると、加熱システムは、加熱される間、ルートに沿ってボディを移動するための移送手段を有する。プレフォームが生産ラインシステムに沿って通常移動する今日の加熱システムと同様に、本発明によるシステムも、加熱されたプレフォームがそれらの所望の形状となる成形システムまでの加熱プロセスの間、プレフォームを輸送するために斯様な移送手段を使用してもよい。
斯様な場合、光源装置からの光が、前もって決められたエントリポイント又はエントリラインで、移動しているボディに入力されるように、入力結合装置が配置されることは、特に好ましい。これは、光ビームが移動しているボディと共に移動することを意味し、これは、例えば光源装置の放射方向を移動させることにより実現できる。しかしながら、少なくとも部分的にボディと同期をとって移動するような態様で配される光源装置及び/又は入力結合装置を持つことが、特に有利である。これは、斯様な生産のラインの移動部分に統合されている光源装置によって、又は他の可動装置によって完全に若しくは部分的に同期をとって、光源装置及び/若しくは入力結合装置を移動させることにより実現できる。例えば、光源装置の一部としての光ファイバは、プレフォームと平行のルートに沿って移動できる。いずれにせよ、このような同期のとれた動きは、移動及び加熱プロセスの全体にわたって一定のエネルギー入力レートで加熱が起こることを確実にする。このように、移動するにもかかわらず、プレフォームは、成形システムに達するとき、その意図された温度に到達するであろうことが保証できる。
光源装置又は入力結合装置を移動する代替として、代わりに加熱装置のこれらの要素が固定されていてもよく、これは、プレフォーム自体から離れた部品の機械的動きの必要性を減らし、取扱いの容易さのため、本発明の特に好ましい実施例である。このような場合、プレフォームはルートに沿って移動し、加熱システムの放射表面を通り、必要条件、特に適切な入射角度が満たされるとき、当該放射表面から光がボディに入力される。故意の入力が起こることを確実にするために、光放射表面の方向はしかるべく向けられているだろうし、及び/又は、光ビームが要求された状況の下で特定のプレフォームのボディに入力できるときを検出するためプレフォームのボディの位置を制御するための制御装置があってもよい。このとき、これは、この特定のプレフォームのボディの方向に光ビームのパルス化された出力をトリガーするだろう。従って、本発明は、また、プレフォームのボディが光放射表面の光経路にあるとき、すなわち本発明による態様で光がその光放射表面からボディへ放射できるとき、光がその光放射表面から出力されるように、光源装置及び/又は入力結合装置からの指向された光の出力のタイミングを制御するための制御装置を具備する加熱システムを有する。
図1は、従来技術による加熱システムの概略断面図を示す。 図2は、ハロゲンランプの波長スペクトルがx軸にプロットされる一方で、左のy軸がPETの対応する吸収レートを指し、右側のy軸がハロゲンランプのパワーを指すグラフを示す。 図3は、本発明による加熱システムの第1の実施例の概略断面図である。 図4は、図3の同じ実施例の断面図を示す。 図5は、図3に図示された実施例と同様の本発明による加熱システムの第2の実施例の概略断面図を示す。 図6は、本発明による加熱システムの第3の実施例の概略断面図である。 図7は、生産ラインシステムを含む本発明による加熱システムの第4の実施例の概略断面図を示す。 図8は、生産ラインシステムを含む本発明による加熱システムの第5の実施例の概略断面図を示す。 図9は、第5の実施例の可能性ある底部部分の概略平面図を示す。
図において、類似の符号は、説明全体にわたって類似の対象物を指す。対象物は、一定の比率で必ずしも描かれているというわけではない。
図1及び2は、すでに説明されている。
図3及び4は、図1にて図示されるような種類の、すなわち管状形状を持つプレフォームのボディ1を加熱するために使われる、本発明による加熱システム13の第1実施例を示す。しかしながら、プレフォームは、プレフォームの加熱の後、実行される成形プロセス後の結果として生じる部品の意図される最終形状に主に依存して、いろいろな種類の形状を持つことができることは理解されるだろう。
加熱システム13は、光源装置12と入力結合装置15とを有する。光源装置12は、光源9(この場合970nmの波長のレーザー光を放射しているレーザーダイオード)と、レーザー光を入力結合装置15に導く光ファイバ11とを含む。図示の例では、入力結合装置15は、光ファイバと同様の光物質として機能するシリコン端部分22(図4に見られる)を有する。
レーザー光ビーム17は、光源9から放射され、光ファイバ11を通過して入力結合装置15に入力され、更にプレフォームのボディ1に入力され、これによって、第1の表面2上のエントリポイント18でボディ1に入力する。レーザー光ビーム17は、上方の方向に螺旋経路を描きながら、プレフォームのボディ1内を長めの経路19に沿ってガイドされる。これは、光ビーム17がボディ1の物質により吸収されるようにし、ボディが加熱されることを意味する。
長めの距離にわたって2つの表面2、4内に残ることを確実にする態様で光ビーム17を意図的に入力させるために、シリコン端部分22は、プレフォームのボディ1と直接物理的接触を生じ得る図3の断面で角度αを自動的に定める形状を、プレフォームのボディ1に面しているその端部に持つ。図4で分かるように、入力結合装置15は、エントリポイント18で第1の表面2の円形形状の法線20に関して、角度βでそのシリコン端部分22を介してボディ1と接触している。角度βは、光がボディ1の物質の取り込み角度範囲内でボディ1に入力するように選ばれる。従って、光ビーム17は、全内反射のため、ボディ1内にとどまる。このことは、光ビームがボディ1から出るためのクリティカルな角度より、法線24に関してボディ内の光ビームの角度γが大きいので、保証される。よって、光ビームがボディ1内を更に進むにつれて、光ビームが最終的に完全に吸収されるまで、光ビーム17は、全内反射により第1の表面2で数回反射される。このように、光ビームは、ボディ1の表面2、4内で長めの経路19を描く。
光ビームが入力される角度αが、第1の表面2に関して、及びプレフォームの縦軸に関して、90°ではないので、制御されていない態様であっても、光ビームがボディ1から出力されるエントリポイント18に戻ることも回避される。
図5は、幾つかの光源装置12(幾つかのサブ装置12から成る1つの光源装置も考えられる)及び入力結合装置15(1つの光源装置としてしかるべく規定できる)が供給されるという更なる改良を持った、図3及び図4に関して説明されているものと同等の加熱システムを示す。プレフォームのボディ1の上部部分で、3つの均一に分散された、すなわち等間隔の入力装置15がある一方、ボディ1の下部部分で、入力装置15は、等間隔ではなく離れている。複数の光源装置12及び入力結合装置15、すなわち幾つかの光放射表面を持つ斯様な改良型の加熱システム13を使用して、形状、物質厚さ及び/又は構成のようなプレフォームの局所的違いに関する加熱プロセスの高い精度を保証することが、更に容易になる。それは別としても、加熱は、より急速に、よってより効果的に実行できる。
入力結合装置15が多くの他の態様でも実現できることは留意されたい。特に、これらの図に示されていないが、水の滴が、シリコン端部分の代わりに使用できる。
図6は、本発明による加熱システム13の代替の実施例である。この場合、加熱システムは、加熱される間、プレフォームのボディ1を保持するプレフォームホルダ23と一体化されているか又は接続されている。加熱プロセスの間、プレフォームのボディ1は、プレフォームホルダ23を動かすことにより移動できる。この場合、実施例の2つの光源装置12は、再び、970nmで放射するレーザーダイオードで実現される2つの光源9だけを有する。これらの光源9は、プレフォームホルダ23の底部に取付けられ、プレフォームホルダ23内のキャビティ16に各々導かれる。また、キャビティ16内で、光源(装置)9/12により放射される光ビーム17が正にプレフォームのボディ1の底部に向けられるように置かれるレンズ形式の入力結合装置21がある。このように、光ビーム17は、前述した横断方向Tに対して正確に垂直な方向で、すなわち2つの表面2、4の長手方向の伸展と平行にボディ1に入力される。本発明による加熱システム13の装置のこの特定の形式は、このように、全内反射によってボディ1を通る光ビーム17の案内を基本的に必要としないという可能性を提供する。しかしながら、全内反射は依然重要な役割を演ずる。なぜならば、ビーム17は、特にレンズ21の効果で、ほとんど拡がって離れ、これは光ビーム17の光線の一部が全内反射により反射されることを意味するからである。2つの表面2、4の長手方向の伸展と正確に平行である光線だけが、反射される必要はない。
本発明によるこの実施例は、光源装置12及び入力結合装置21がプレフォームホルダ23の一体化部分であって、従って固定して取り付けられている限り、光ビーム17がボディに入力される入力角度が、他に何も苦労せずに、長い期間正確に予め決定できるので、特に有利である。加えて(図示されていないが)、水が、プレフォームホルダとプレフォームのボディ1との間の直接の物理的接触を提供するように、プレフォームホルダ23に挿入できる。よって、水は、入力結合媒体として、従って入力結合装置の一部として役に立つ。
図7は、2つの生産ライン25、27を用いた本発明による実施例を示す。生産ライン25及び27は、ロール29a、29b及び29c、29dそれぞれに沿って同時に移動する。第1の生産ライン25がプレフォームのボディ1を移動させる一方、第2の生産ライン27は平行に光源9を移動させる。
加熱システム13の装置は、図3に図示されるように、本発明の原理に基づく、すなわち、ボディ1の物質の取り込み角度範囲内にある適切な角度で側部からプレフォームのボディにレーザービーム17を入力させる。しかしながら、ボディと加熱システムとの間の直接の物理的接触はなされないので、光ビーム17がプレフォームのボディ1に関して特定の角度で放射されるという意味においてだけ、入力結合装置15が存在し、これは、生産ライン27と一緒の光源9の同時の動きにより実現される。この意味で、第2の生産ライン27及び第1の生産ライン25の同時の動きを保証する制御ユニット(図示されず)と第2の生産ライン27とは、入力結合装置15を構成する。
図8は、ボディ1がルートに沿って移動する本発明の他の実施例を示す。この場合、ボディ1は、(シンボル化された)転送システム37によって転送される。ボディ1は、加熱システム13の上部の側42と底部の側41との間を移動する。上部の側に光線発信器31が取付けられる一方で、底部の側41の対応する端に光線受信器33が配置される。これらの2つの要素は、検知信号SSを受信する制御回路39の形式の制御装置と共に、光電バリアを形成する。このバリアは、ボディ1が加熱システム1にいつ入力するかを検知するために使われる。検知信号SSに依存して、制御回路39は、底部の側41に配置され上部の側42へ向けられている光源9をトリガー信号TSによりトリガーする。プレフォームのボディ1が現在光源9上に配置されていて、これら光源9からの光放射をトリガー信号TSはトリガーする。よって、指向された光ビーム17が、プレフォームの方向に意図的に送られる。加熱システム13は、水又は他の適切な液体が入力結合媒体として格納されるボウルのように形づくられる底部の側41により実現される。光源9は、ボウルの透明な部分の下に配置される。
例えば、好ましい第1の実施例では、プレフォームホルダに関して図6の原理にて図示されるようなボウルの断面が実現できる。この場合は、転送システム37は、例えばプレフォームの回転動きを開始させるゴムロールを動かすことにより実現され、プレフォームは回転し、各プレフォームの側壁の各ポイントが、生産ラインに沿ったプレフォームの動きの間、その周囲に沿って充分な時間、光源9からの光ビームに曝される。
図9は、斯様な底部の側41が第2の実施例によってどのように好適に実現されるかを平面図で示す。光源9(図8を参照)はアレイに配され、当該アレイ上をプレフォームのボディ1が移動する。光源9の上にプレフォームボディが現在配置される当該光源9だけが起動される。従って、起動していない光源43と起動している光源45とが区別される。それらのルートに沿ってプレフォームを移動させると、それぞれの光源9が、トリガー信号TSに従って起動される。
本発明は多くの好ましい実施例の形式で開示されたが、付加的な変更又はバリエーションが本発明の範囲から逸脱することなく、説明された実施例でなされ得ることは、理解されるべきである。例えば、可動装置は、光源の装置及び入力結合装置と同様に、様々な態様で変えられてもよい。図を参照して見ることができるように、光源装置は、幾つかのサブ装置を有してもよいし、また、入力結合装置と一緒の場合でもよい。
明確にするため、この明細書を通じて「a」又は「an」の使用は複数を除外せず、「を有する」は、他のステップ又は要素を除外するものでないことは、理解されるべきである。特に明記しない限り、「ユニット」は、多くのユニットを有し得る。「多くの光ビーム」が単一の光ビーム又は複数の光ビームから成ることも特に留意されたい。

Claims (15)

  1. 第1の表面及び第2の表面により境界づけられた物質厚さを持つプレフォームのボディを加熱するための加熱システムであって、多くの指向された光ビームを放射する光源装置と、第1の表面と第2の表面との間の長めの経路に沿って光が基本的にガイドされるように、少なくとも特定の最小期間の間、前記光源装置からの光を特定の方向に意図的に前記ボディへ入力させる入力結合装置とを少なくとも有する、加熱システム。
  2. 前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が前記ボディの物質の取り込み角度範囲内の角度で前記ボディに入力され、全内反射により第1の表面と第2の表面との間にガイドされるように、配置されることを特徴とする、請求項1に記載の加熱システム。
  3. 前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が、前記経路に沿って基本的に吸収されるまで、第1の表面と第2の表面との間にガイドされるように、配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  4. 前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が、前もって規定されたエントリポイントで及び/又は前もって規定されたエントリラインに沿って、ボディへ入力されるように、配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  5. 前記光源装置は、少なくとも一つの光源と、多くの光ビームを前記ボディの方向に送る多くの光ファイバとを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  6. 前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が、前記ボディに入力されるポイントで第1の表面と第2の表面との間の最短の直線により規定された横断方向に対して角度を持つ方向で前記ボディに入力されるように、配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  7. 前記入力結合装置は、前記光源装置からの光が前記光源装置から前記ボディへガイドされる中間入力結合物質を有することを特徴とする、請求項1に記載の加熱システム。
  8. 前記中間入力結合物質が透明なポリマー又は液体、好ましくは水又は油であることを特徴とする、請求項7に記載の加熱システム。
  9. 前記中間入力結合物質が、前記プレフォームの前記ボディの屈折率と前記光源装置の光放射表面物質の屈折率との間の屈折率を持つことを特徴とする、請求項7又は8に記載の加熱システム。
  10. 前記入力結合装置は、前記ボディに多くの光ビームが入力される角度が、前記光源装置からの光の主要部分が、前記ボディに光が入力されるポイントに戻らないような角度であるように配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  11. 指向された光ビームが放射される複数の光放射表面により特徴づけられる、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  12. 前記ボディが加熱されながら、ルートに沿って前記ボディを移動させる移送手段により特徴づけられる、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  13. プレフォームのボディが光放射表面の光経路内にあるとき、光が前記光放射表面から出力されるように、前記光源装置及び/又は前記入力結合装置から指向された光の出力のタイミングを制御するための制御装置により特徴づけられる、請求項12に記載の加熱システム。
  14. 前記光源装置は、800nm及び/又は970nmの波長で好ましくはレーザー光を放射する少なくとも一つのレーザー放射光源を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱システム。
  15. 第1の表面及び第2の表面により境界づけられた物質厚さを有するプレフォームのボディを加熱するための方法であって、光源装置からの多くの指向された光ビームが前記ボディを通って送られ、第1の表面と第2の表面との間の長めの経路に沿って光が基本的にガイドされるように、前記光源装置からの光は、少なくとも特定の最小期間の間、特定の方向に意図的に前記ボディへ入力される、方法。
JP2012506619A 2009-04-21 2010-04-19 プレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法 Active JP5710592B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP09158329.4 2009-04-21
EP09158329 2009-04-21
PCT/IB2010/051684 WO2010122469A1 (en) 2009-04-21 2010-04-19 Heating system and method of heating a body of a preform

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012524681A true JP2012524681A (ja) 2012-10-18
JP2012524681A5 JP2012524681A5 (ja) 2013-06-06
JP5710592B2 JP5710592B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=42668819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012506619A Active JP5710592B2 (ja) 2009-04-21 2010-04-19 プレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9162373B2 (ja)
EP (1) EP2421690B1 (ja)
JP (1) JP5710592B2 (ja)
CN (1) CN102438806B (ja)
WO (1) WO2010122469A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162059A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd プリフォーム加熱装置
JP7518599B2 (ja) 2020-05-29 2024-07-18 株式会社吉野工業所 プリフォームの加熱方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1402720B1 (it) * 2010-11-19 2013-09-18 Sacmi Apparato per il riscaldamento di preforme in materiale termoplastico.
FR3018724B1 (fr) * 2014-03-19 2016-12-09 Sidel Participations Unite de traitement d'ebauches equipee d'une section de confinement optique a parois convergentes
DE102014105675A1 (de) * 2014-04-23 2015-11-12 Krones Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Erwärmen von Kunststoffvorformlingen
FR3094663A1 (fr) * 2019-04-04 2020-10-09 Sidel Participations Procédé d’orientation d’une préforme
CN115534277A (zh) * 2022-09-27 2022-12-30 江苏新美星包装机械股份有限公司 一种塑料预型件的加热装置及加热方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520467A (ja) * 2004-11-22 2008-06-19 シデル・パーティシペーションズ 容器を製造する方法およびその装置
JP2009051198A (ja) * 2007-06-11 2009-03-12 Sidel Participations 容器をブロー成形するためにプレフォームの本体を加熱する装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739932B2 (ja) * 1974-02-14 1982-08-24
US4079104A (en) * 1976-04-16 1978-03-14 Owens-Illinois, Inc. Method for heating plastic articles
US4656325A (en) * 1984-02-15 1987-04-07 Keefer Richard M Microwave heating package and method
US4894509A (en) * 1988-12-13 1990-01-16 International Business Machines Corporation Laser assisted heater bar for multiple lead attachment
EP0457917B1 (en) * 1989-12-12 1995-08-02 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Method of molding a premolded body of fiber-reinforced composite material
US5442678A (en) * 1990-09-05 1995-08-15 Photoelectron Corporation X-ray source with improved beam steering
USH1911H (en) 1992-07-01 2000-11-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Curing optical material in a plane optical resonant cavity
US5540350A (en) 1995-02-16 1996-07-30 Mallory Industries Inc. Splash/slosh guard for drinking vessels
FR2732924B1 (fr) * 1995-04-12 1997-06-13 Sidel Sa Procede et dispositif de chauffage selectif d'une preforme de recipient
US5780524A (en) * 1996-05-14 1998-07-14 Olsen; Don E. Micro heating apparatus for synthetic fibers and related methods
US6361301B1 (en) * 2000-02-21 2002-03-26 Plastipak Packaging, Inc. Heater assembly for blow molding plastic preforms
DE10196087B3 (de) * 2000-04-11 2019-01-10 Branson Ultrasonics Corp. Lichtleiter zum Laserschweißen
US6480573B1 (en) * 2001-12-04 2002-11-12 Photoelectron Corporation Therapeutic radiation source with increased cathode efficiency
FR2876943B1 (fr) * 2004-10-22 2008-08-15 Sidel Sas Procede et dispositif de chauffage d'ebauches en matiere thermoplastique
US10857722B2 (en) 2004-12-03 2020-12-08 Pressco Ip Llc Method and system for laser-based, wavelength specific infrared irradiation treatment
CN101130275A (zh) * 2006-08-22 2008-02-27 东莞佳鸿机械制造有限公司 吹塑机的加热灯箱
US8073297B2 (en) * 2006-12-07 2011-12-06 Ams Research Corporation Side fire optical device for laterally redirecting high power electromagnetic energy
ATE516127T1 (de) * 2006-12-19 2011-07-15 Koninkl Philips Electronics Nv System und verfahren zum erwärmen von objekten in einer produktionslinie
FR2915418B1 (fr) * 2007-04-25 2012-11-16 Sidel Participations Procede de chauffe d'ebauches pour la fabrication de recipients
US20120043677A1 (en) * 2010-08-23 2012-02-23 Energy Focus, Inc. Method for Making a Combined Light Coupler and Light Pipe

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520467A (ja) * 2004-11-22 2008-06-19 シデル・パーティシペーションズ 容器を製造する方法およびその装置
JP2009051198A (ja) * 2007-06-11 2009-03-12 Sidel Participations 容器をブロー成形するためにプレフォームの本体を加熱する装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162059A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd プリフォーム加熱装置
JP7518599B2 (ja) 2020-05-29 2024-07-18 株式会社吉野工業所 プリフォームの加熱方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2421690A1 (en) 2012-02-29
CN102438806A (zh) 2012-05-02
JP5710592B2 (ja) 2015-04-30
CN102438806B (zh) 2015-05-27
WO2010122469A1 (en) 2010-10-28
US20120273480A1 (en) 2012-11-01
US9162373B2 (en) 2015-10-20
EP2421690B1 (en) 2018-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5710592B2 (ja) プレフォームのボディを加熱する加熱システム及び方法
CN101563195B (zh) 加热生产线中的物体的系统和方法
RU2170174C2 (ru) Способ и устройство для нагревания и/или сшивания полимеров
TWI662304B (zh) 用於固化光纖之合成橢圓反射器
US20100127435A1 (en) Method of heating preforms for the manufacture of containers
US20070039932A1 (en) Device for separative machining of components made from brittle material with stress-free component mounting
EP2964446B1 (en) Heating system for pet-preforms
US11565345B2 (en) Laser processing device and laser processing method
ES2902586T3 (es) Sistema de calentamiento de preformas
CN102656002B (zh) 一种加热预成型件的方法,一种驱动装置以及一种预成型件加热系统
WO2018003133A1 (ja) 光透過性樹脂のレーザ溶着装置および光透過性樹脂のレーザ溶着方法
US9004896B2 (en) Oven for plastic preforms with partly transparent radiator
EP2483046B1 (en) Arrangement of a counter reflector device for use in heating an object, installation and method of heating
CN106029339B (zh) 设置有具有汇聚的壁的光学包围区段的毛坯处理单元
US7160101B2 (en) Apparatus for heating a nozzle with radiant energy
CN109421244B (zh) 包括逐渐点燃和熄灭发射器的热调节方法和装置
US9999991B2 (en) Attachable reflector
JP4134634B2 (ja) 光透過性樹脂加熱装置
CN116547249A (zh) 用于固化光纤的反射器及其使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140910

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5710592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250