JP2012524474A - モバイルデバイスのための外部タッチスクリーン - Google Patents

Abstract

本明細書では、モバイルデバイス（１０２）からの情報を表示するシステムおよび方法について説明する。本開示の一実施形態は、ネイティブタッチスクリーンディスプレイ（２１０）なしにモバイルデバイス（１０２）を制御する方法を提供する。モバイルデバイス（１０２）は外部タッチスクリーンデバイス（６０６）に結合される。本方法は、タッチスクリーンディスプレイ（６０６、２１０）を介して入力を受信することを備える。本方法は、入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングすることをさらに備える。本方法は、１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信することをさらに備える。
【選択図】 図２

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、２００９年４月１４日に出願された米国仮出願第６１／１６９，１０３号の利益を主張する。

本出願は、一般にモバイルデバイスに関し、より詳細には、セルフォンに関する。

モバイルデバイス（たとえば、電話、スマートフォン、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットデバイス（ＭＩＤ）など）は、より大きいおよび／または２次ディスプレイを与えるために、外部モニタに接続されることがある。そのような場合、外部モニタは、モバイルデバイスが有しない機能を有することがある。したがって、モバイルデバイスに接続されたときに外部モニタの機能を利用する必要がある。

本開示の例示的な態様の概要について以下で説明する。便宜上、本明細書では、本開示の１つまたは複数の態様を単に「いくつかの態様」と呼ぶことがある。

本明細書で開示されている方法および装置またはデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独で本発明の望ましい属性を担当するわけではない。次に、たとえば、以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなしに、そのより顕著な特徴について手短に説明する。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、説明されている特徴が、タッチスクリーン外部ディスプレイを使用して非タッチスクリーンモバイルデバイスを制御することを含む利点をどのように提供するかが理解されよう。

本開示の一実施形態は、ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御する方法であって、モバイルデバイスが外部タッチスクリーンデバイスに結合され、本方法は、タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信することと、入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングすることと、１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信することとを備える、方法を提供する。

本開示の別の実施形態は、複数の状態を有するモバイルデバイスを制御する方法であって、モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信することと、タッチスクリーンを介して入力を受信することと、モバイルデバイスの第１の状態に基づいて、座標を、モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換することと、モバイルデバイスに第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信することとを備える、方法を提供する。

本開示のさらに別の実施形態は、ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、本システムは、タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信するように構成された第１の処理回路と、入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングするように構成された第２の処理回路と、１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信するように構成された第３の処理回路とを備える、システムを提供する。

本開示のさらなる実施形態は、複数の状態を有するモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、本システムは、モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信するように構成された第１の処理回路と、入力を受信するように構成されたタッチスクリーンと、モバイルデバイスの第１の状態に基づいて、座標を、モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換するように構成された第２の処理回路と、モバイルデバイスに第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するように構成された第３の処理回路とを備える、システムを提供する。

本開示のまたさらなる実施形態は、ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、モバイルデバイスが外部タッチスクリーンデバイスに結合され、本システムは、タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信するための手段と、入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングするための手段と、１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信するための手段とを備える、システムを提供する。

本開示の別の実施形態は、複数の状態を有するモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、本システムは、モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信するための手段と、タッチスクリーンを介して入力を受信するための手段と、モバイルデバイスの第１の状態に基づいて、座標を、モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換するための手段と、モバイルデバイスに第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するための手段とを備える、システムを提供する。

本開示のさらに別の実施形態は、コンピュータに、タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信させるためのコードと、コンピュータに、入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングさせるためのコードと、コンピュータに、１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品を提供する。

本開示のさらなる実施形態は、コンピュータに、モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信させるためのコードと、コンピュータに、タッチスクリーンを介して入力を受信させるためのコードと、コンピュータに、モバイルデバイスの第１の状態に基づいて、座標を、モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換させるためのコードと、コンピュータに、モバイルデバイスに第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品を提供する。

モバイルデバイスの一例を示すブロック図。 外部タッチスクリーンディスプレイデバイスに接続された図１のモバイルデバイスの一実施形態の図。 外部デバイスから受信された入力を使用して、図２に示すモバイルデバイスを制御するプロセスのフローチャート。 モバイルデバイスの別の例を示すブロック図。 モバイルデバイスのさらに別の例を示すブロック図。

以下の発明を実施するための形態は、本発明のいくつかの特定の実施形態を対象とする。ただし、本発明は、多数の異なる方法で実施され得る。本明細書の態様は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は他の態様とは独立に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの２つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し得、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの１つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得、またはそのような方法を実施し得る。上記の概念の一部の一例として、いくつかの態様では、モバイルデバイスとディスプレイとの間の接続がワイヤレスプロトコルに基づき得る。いくつかの態様では、デバイス間の通信チャネルがワイヤードデータ送信に基づき得る。

モバイルデバイスは、一般に、サイズの制約により、小さいディスプレイ領域を有する。ただし、モバイルデバイスは、より大きいディスプレイ領域をもつ外部ディスプレイデバイスに接続され得る。モバイルデバイスは、次いで、外部ディスプレイデバイスを駆動して情報を表示し得る。場合によっては、外部ディスプレイデバイスは、モバイルデバイスよりも多くの機能をサポートし得る。たとえば、外部ディスプレイデバイスは、ディスプレイを通して触覚入力を直接受信することが可能なタッチスクリーンを有することがあるが、モバイルデバイスはタッチスクリーンを有しないことがある。したがって、モバイルデバイスが外部ディスプレイデバイスの追加の機能をサポートすることを可能にするための方法およびデバイスについて説明する。説明する方法およびデバイスに関連して使用され得るいくつかのアーキテクチャを以下に示す。

パーソナルまたはボディエリアネットワークは、互いに「ペアリング」したデバイスによって定義され得る。ペアリングとは、ユーザ制御下などで、デバイスが互いに登録するためのプロセスである。ペアリングされた後、デバイスは、一般に、それらのデバイスが範囲内にあり、アクティブであるときはいつでも、ペアリングプロセスを再実行することなしに、互いに通信することができる。

ペアリングの前に、デバイスは、最初に、たとえば、発見メッセージの交換によってデバイスが互いを発見する、発見可能な状態に入ることによって、互いを発見しなければならない。発見すると、デバイスは互いにペアリングし得る。ペアリングは、少なくとも部分的に、ペアリングを特定のデバイスに限定するためのセキュリティ機能である。たとえば、ペアリングは、デバイスの不正なまたは不要なペアリングを防ぐために第１のデバイスが（デバイス用に工場においてしばしば固定される４桁の番号などの）パスワードとともに第２のデバイスに応答しなければならない、パスワード認証方式を含み得る、メッセージの交換を含み得る。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）などのネットワーキングプロトコルでは、発見とペアリングとは別々のプロシージャである。ただし、それらは、ほとんどの場合、一緒に実行される。いくつかのワイヤレスデバイスでは、そのような複雑さ（たとえば、パスワード入力）は、単にデバイスペアリングを多くのユーザにとって困難で煩雑なものにする。ペアリング可能な状態に基づくように、また場合によっては、デバイスの時間的および物理的コロケーションに基づくように、ペアリングプロセスを調節することは、パーソナルエリアネットワーク中のデバイスをペアリングするプロセスを簡略化することができることがわかっている。一態様によれば、デバイスは、たとえば、（たとえば、デバイス上の制御ボタンを押下することによる）ユーザ制御からの入力に基づいて、ペアリング可能な状態に入り得る。そのようなデバイスが（同じく、ユーザによってペアリング可能な状態にされ得る）別のデバイスから発見およびペアリングメッセージを受信すると、それらの２つのデバイスは、さらなるユーザ対話なしにペアリングし得る。特定のデバイスとのペアリングは、たとえば、他方のデバイスがその間ペアリング可能であるように構成された特定の期間にわたってペアリング可能な状態が維持されていることに基づいて、またはペアリングを特定の距離内のデバイスに限定することによって、またはそれらの組合せによって、制御され得る。

図１は、モバイルデバイス１０２の一例を示すブロック図である。デバイス１０２はプロセッサ２０２を含み、プロセッサ２０２は、メモリ２０４と通信しており、また、ワイヤレスリンク１０６を介して通信するためのネットワークインターフェース２０６と通信している。場合によっては、デバイス１０２はまた、ディスプレイ２１０、キー、タッチスクリーン、または他の好適な触覚入力デバイスなどのユーザ入力デバイス２１２、ワイヤレスリンク１０６を介して受信された信号に基づいて可聴出力を与えるように適応されたトランスデューサを備えるラウドスピーカー２１４、および／あるいはワイヤレスリンク１０６を介して送信され得る信号の可聴入力を与えるように適応されたトランスデューサを備えるマイクロフォン２１６のうちの１つまたは複数を含み得る。たとえば、電話は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）の視覚出力を与えるように適応されたディスプレイ２１０を含み得る。

ネットワークインターフェース２０６は、例示的なデバイス１０２がワイヤレスリンク１０６を介して１つまたは複数のデバイスと通信することができるように、任意の好適なアンテナ（図示せず）と、受信機２２０と、送信機２２２とを含み得る。場合によっては、ネットワークインターフェース２０６はまた、プロセッサ２０２の処理要件を低減するための処理機能を有し得る。

場合によっては、デバイス１０２は、リンク１０８を介してネットワーク（たとえば、インターネットなどのワイドエリアネットワーク）上で通信する第２のネットワークインターフェース２０８を含み得る。たとえば、デバイス１０２は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介してネットワークへの接続性を与え得る。さらに、デバイス１０２のうちの１つまたは複数はポータブルでも、場合によっては比較的非ポータブルでもよいことを諒解されたい。第２のネットワークインターフェース２０８は、ＩＥＥＥ８０２．１１（ａ）、（ｂ）、もしくは（ｇ）を含むＩＥＥＥ８０２．１１規格、ＢＬＵＥＴＯＯＴＨ規格、および／またはＣＤＭＡ、ＧＳＭ（登録商標）、ＡＭＰＳによるＲＦ信号、あるいはワイヤレスセルフォンネットワーク内で通信するために使用される他の知られている信号を送信および受信し得る。さらに、第２のネットワークインターフェース２０８は、イーサネット（登録商標）（ＩＥＥＥ８０２．３）、ＵＳＢ、またはＭＤＤＩなどの任意の好適なワイヤードネットワークインターフェースを備え得る。

デバイス１０２は、デバイス１０２の１つまたは複数の構成要素に電力を供給するためのバッテリー２３１を含み得る。デバイス１０２は、電話、スマートフォン、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットデバイス（ＭＩＤ）、または他のモバイルデバイスのうちの少なくとも１つを備え得る。特に、本明細書の教示は、様々なデバイス１０２に組み込まれ得る（たとえば、様々なデバイス１０２内に実装されるか、または様々なデバイス１０２によって実行され得る）。

デバイスはマッピングエンジン２２４をも含み得る。マッピングエンジン２２４は第２のネットワークインターフェース２０８と通信していることがある。マッピングエンジン２２４は、ネットワークインターフェース２０８を介して入力を受信することと、その入力を、デバイス１０２によって理解される対応するコマンドまたはマッピング入力にマッピングすることとを行うように構成され得る。そのマッピング入力は、たとえば、ユーザ入力デバイス２１２において受信されるように構成された同様の入力に対応し得る。たとえば、ユーザ入力デバイス２１２はキーパッドに対応し得る。したがって、ユーザ入力デバイス２１２は、デバイス１０２の制御のために、押下されたキーを示す入力をプロセッサ２０２に送り得る。ネットワークインターフェース２０８は、タッチスクリーンインターフェースを備える別のデバイスと通信していることがある。タッチスクリーンインターフェース上でタッチされた１つまたは複数の領域を示す入力が、ネットワークインターフェース２０８において受信され得る。その入力はマッピングエンジン２２４に供給され得、マッピングエンジン２２４は、そのタッチ入力を、１つまたは複数のキー押下を示すマッピング入力にマッピングする。そのマッピング入力は、デバイス１０２の制御のためにプロセッサ２０２に送られ得る。マッピングプロシージャについては、以下でさらに説明する。

本明細書で説明する構成要素は、様々な方法で実装され得る。図１を参照すると、デバイスまたは装置１０２は、たとえば、プロセッサ２０２、ソフトウェア、それらの何らかの組合せによって実装される機能、または本明細書で教示する何らかの他の方法で実装される機能を表し得る、一連の相互に関係する機能ブロックとして表されている。たとえば、プロセッサ２０２は、入力デバイス２１２を介したユーザ入力を可能にし得る。さらに、送信機２２２は、別のデバイス１０２に情報を送信することに関係する様々な機能を与える、送信のためのプロセッサを備え得る。受信機２２０は、本明細書で教示するように別のデバイス１０２から情報を受信することに関係する様々な機能を与える、受信のためのプロセッサを備え得る。

上記のように、図１は、いくつかの態様では、これらの構成要素が適切なプロセッサ構成要素によって実装され得ることを示している。これらのプロセッサ構成要素は、いくつかの態様では、少なくとも部分的には本明細書で教示する構造を使用して実装され得る。いくつかの態様では、プロセッサは、これらの構成要素のうちの１つまたは複数の機能の一部または全部を実装するように適応させられ得る。いくつかの態様では、破線の囲みによって表される構成要素のうちの１つまたは複数は随意である。

図２は、外部ディスプレイデバイス６０６に接続されたモバイルデバイス６０２（たとえば、デバイス１０２）の図である。モバイルデバイス６０２はディスプレイ６０４（たとえば、ディスプレイ２１０）を有する。外部ディスプレイデバイス６０６はディスプレイ６０８を有する。いくつかの実施形態では、ディスプレイ６０４および６０８は、干渉変調ＭＥＭＳデバイス、ＬＣＤ、ＯＬＥＤ、ＣＲＴ、ＤＬＰなどであり得る。

モバイルデバイス６０２と外部ディスプレイデバイス６０６とはワイヤレスにまたはワイヤによって接続され得る。モバイルデバイス６０２は、図１に示す第２のネットワークインターフェース２０８などのネットワークインターフェースを有し得る。外部ディスプレイデバイス６０６は、同様のネットワークインターフェースを有し得る。モバイルデバイス６０２と外部ディスプレイデバイス６０６とは、接続されたとき、これらのネットワークインターフェースを使用して通信し得る。接続６１０（たとえば、接続１０８）は、外部ディスプレイデバイス６０６とモバイルデバイス６０２との間のワイヤレスまたはワイヤード接続であり得る。いくつかの実施形態では、外部デバイス６０６に対するモバイルデバイス６０２の近接度により、それらのデバイスは、自動的にペアリングし、接続を形成する。いくつかの実施形態では、ユーザは、モバイルデバイス６０２および／または外部デバイス６０６の機能（たとえば、タッチスクリーン、非タッチスクリーン）に関して問い合わせられる。

モバイルデバイス６０２が外部ディスプレイデバイス６０６に接続されたとき、ディスプレイ６０８は、ディスプレイ６０４上に表示されるのと同じ情報を表示するようにモバイルデバイス６０２によって駆動され得る。一実施形態では、モバイルデバイス６０２が外部ディスプレイデバイス６０６に接続されたとき、ディスプレイ６０４はオフになる。別の実施形態では、モバイルデバイス６０２が外部ディスプレイデバイス６０６に接続されたとき、ディスプレイ６０４はオンのままである。

いくつかの実施形態では、モバイルデバイス６０２は、タッチスクリーンであるディスプレイ６０４を含み、ディスプレイ６０４を介して入力を受信し得る。モバイルデバイス６０２は、ディスプレイ６０４上でグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）をユーザに表示するように構成され得る。その場合、ユーザは、ディスプレイ６０４上のオブジェクトにタッチすることによってＧＵＩと対話し得る。たとえば、ディスプレイ６０４は、ｘ軸およびｙ軸をもつ２次元平面によって表され得る。モバイルデバイス６０２は、ディスプレイ６０４上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標に応じて応答し得る。さらに、モバイルデバイス６０２は、ジェスチャー（たとえば、スクリーンを横切って１本の指をスワイプすること、スクリーン上で２本の指を一緒にスワイプする（swiping）こと、など）に応じて応答し得る。ジェスチャーは、ディスプレイ６０４上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標の１つまたは複数のシーケンスに対応し得る。モバイルデバイス６０２は、ディスプレイ６０４を介して受信された入力に応じて応答するように構成され得る。一実施形態では、外部ディスプレイデバイス６０６も、タッチスクリーンであるディスプレイ６０８を含み、ディスプレイ６０８を介して入力を受信し得る。モバイルデバイス６０２が外部ディスプレイデバイス６０６に接続されたとき、ディスプレイ６０８は、ディスプレイ６０４上に表示されるのと同じＧＵＩを表示するようにモバイルデバイス６０２によって駆動され得る。外部ディスプレイデバイス６０６は、ディスプレイ６０８を介して入力を受信するように構成され得る。一実施形態では、ディスプレイ６０８を介して受信された入力は、モバイルデバイス６０２を制御するために使用され得る。たとえば、ディスプレイ６０８は、ｘ軸およびｙ軸をもつ２次元平面によって表され得る。モバイルデバイス６０２は、ディスプレイ６０８上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標に応じて応答し得る。さらに、外部ディスプレイデバイス６０６は、ジェスチャー（たとえば、スクリーンを横切って１本の指をスワイプすること、スクリーン上で２本の指を一緒にスワイプすること、など）に応じて応答し得る。ジェスチャーは、ディスプレイ６０８上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標の１つまたは複数のシーケンスに対応し得る。外部ディスプレイデバイス６０６は、ディスプレイ６０８上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標、および／またはディスプレイ６０８上で実行されたジェスチャーに対応する情報を、接続６１０を介してモバイルデバイス６０２に送り得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ６０８とディスプレイ６０４とは、異なるサイズであり得る。そのような実施形態では、ディスプレイ６０８上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標の値は、ディスプレイ６０４上での正しい値に対応するように（たとえば、マッピングエンジン２２４によって）適宜にスケーリングされ得る。たとえば、モバイルデバイス６０２は、図１に示すマッピングエンジン２２４に関して上記で説明したように、外部ディスプレイデバイス６０６から入力を受信することと、その入力を、モバイルデバイス６０２の制御のための対応するマッピング入力にマッピングすることとを行うように構成されたマッピングエンジンを備え得る。

他の実施形態では、モバイルデバイス６０２は、タッチスクリーンでないディスプレイ６０４を含み、キーパッド６０５を介して入力を受信し得る。モバイルデバイス６０２は、ディスプレイ６０４上でグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）をユーザに表示するように構成され得る。その場合、ユーザは、キーパッド６０５を利用することによってＧＵＩと対話し得る。たとえば、ユーザは、ディスプレイ６０４上のアイテムのリストの中でカーソルを上に移動するためにキーパッド６０５上のアップボタンを押下するなど、キーパッドイベントを実行し得る。ユーザは、次いで、アイテムを選択するためにｏｋボタンを押下し得る。したがって、モバイルデバイス６０２は、（ｘ，ｙ）座標などのタッチスクリーンからの入力コマンドとは反対に、ボタン押下に対応する個別キーパッドイベントコマンドを受信するように構成される。

タッチスクリーンを含まないモバイルデバイス６０２が外部タッチスクリーンデバイスからの入力を受信し、処理することを可能にする方法およびシステムについて以下で説明する。一実施形態では、外部ディスプレイデバイス６０６を介して受信された入力は、モバイルデバイス６０２を制御するために使用され得る。たとえば、ユーザは、外部ディスプレイデバイス６０８のディスプレイ６０８上に表示される、モバイルデバイス６０２のＧＵＩのオブジェクトにタッチし得る。次いで、そのタッチ入力は、モバイルデバイス６０２を制御するためのキーパッドイベントの適切なシーケンスに変換され得る。たとえば、モバイルデバイス６０２および／または外部ディスプレイデバイス６０６は、図１に示すマッピングエンジン２２４に関して上記で説明したように、外部ディスプレイデバイス６０６から入力を受信することと、その入力を、モバイルデバイス６０２の制御のための対応するマッピング入力にマッピングすることとを行うように構成されたマッピングエンジンを備え得る。

タッチ入力をキーパッドイベントの適切なシーケンスに変換する１つの方法は、変換を実行するソフトウェアをモバイルデバイス６０２上に有することである。変換の別の方法は、変換を実行するソフトウェアを外部ディスプレイデバイス６０６上に有することである。他の方法は、モバイルデバイス６０２上のソフトウェアと外部ディスプレイデバイス６０６上のソフトウェアとが対話して変換を実行する、上記の方法の組合せを含み得る。

一実施形態では、モバイルデバイス６０２は、アプリケーションソフトウェアが動作するためのハードウェアおよびオペレーティングシステムソフトウェア環境を与えるリソースの「スタック」と見なされ得る。最も単純なバージョンでは、アプリケーションソフトウェアは、モバイルデバイス６０２のハードウェア上で動作するオペレーティングシステム（ＯＳ）の上で動作する。オペレーティングシステムは、ハードウェアの入出力（ＩＯ）機能を含む様々なリソースへのアクセスを与え、ファイルシステム中に編成された永続的または一時的ストレージへのアクセスを与え、実行のために個々のＣＰＵまたはコアに対するタスクまたはプロセスのスケジューリングを実行する。

一実施形態では、モバイルデバイス６０２は、モバイルデバイス６０２が外部ディスプレイデバイス６０６から入力を受信することを可能にするソフトウェア（たとえば、ドライバ、マッピングエンジン２２４など）を含む。一実施形態では、受信された入力は（ｘ，ｙ）座標のセットである。別の実施形態では、受信された入力は、１つまたは複数のジェスチャー（たとえば、スクリーンを横切って１本の指をスワイプすること、スクリーン上で２本の指を一緒にスワイプすること、など）に対応する。ジェスチャーは、外部ディスプレイデバイス６０６のディスプレイ６０８上でタッチされた（ｘ，ｙ）座標の１つまたは複数のシーケンスに対応し得る。次いで、その入力は、モバイルデバイス６０２上で動作しているアプリケーションに送られ得る。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を直接受け付けるように設計され、モバイルデバイス６０２のオペレーティングシステムは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーを示す入力をアプリケーションに送る。

他の実施形態では、アプリケーションは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を受け付けるように設計されず、代わりに、キーパッドイベントの形態の入力を受信することを予想する。いくつかのそのような実施形態では、アプリケーションは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を受け付けるように変更される。他の実施形態では、オペレーティングシステムは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を受けることと、キーパッドイベントをアプリケーションに送ることとを行うように変更される。さらに他の実施形態では、仮想キーパッドドライバがモバイルデバイス６０２のオペレーティングシステム上で動作していることがある。仮想キーパッドドライバは、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーをキーパッドイベントに変換するように構成され得る。

いくつかの実施形態では、モバイルデバイス６０２は状態機械（state machine）として見なされ得る。たとえば、電話は、初期状態Ａにおいて開始し、それに応じてスタートアップスクリーンを表示し得る。ユーザがキーパッド上のボタンを押下すると、電話は第２の状態Ｂに移り得る。状態Ｂは、たとえば、電話が、曲のリストを備える音楽プレーヤアプリケーションを実行していることであり得、カーソルがリスト上の第１の曲上に配置されている。ユーザは、キーパッド上のダウンボタンを押下して、状態Ｃに入り得、状態Ｃでは、電話が音楽プレーヤアプリケーションを実行しており、カーソルがリスト上の第２の曲上に配置されている。仮想キーパッドドライバは、モバイルデバイス６０２の異なる状態と、ある状態から別の状態に遷移するために必要とされるキーパッドイベントとを追跡し得る。

音楽プレーヤアプリケーションの例では、曲名のリストは、外部ディスプレイデバイス６０６のディスプレイ６０８上に表示され得る。その特定のアプリケーションについての各曲名のサイズと位置とは、ディスプレイがどのようにレンダリングされるかを前もって判断することによって、知られていることがある。したがって、特定の曲名にどの（ｘ，ｙ）座標が対応するかが知られている。その場合、ある曲名の特定の（ｘ，ｙ）座標にタッチすることは、その曲名が選択された状態にモバイルデバイス６０２が遷移することをユーザが要求することに対応し得る。モバイルデバイス６０２の各状態が知られており（または少なくとも、特定のアプリケーションについての各状態が知られており）、いずれかの２つの状態の間で遷移するのに必要なキーパッドイベントが知られている。したがって、特定の曲名のタッチに対応する（ｘ，ｙ）座標を、ディスプレイ６０８上でその曲名が押下されるより前の状態からその曲名が選択された状態にモバイルデバイス６０２を遷移させるキーパッドイベントに、マッピングすることが可能である。

他の実施形態では、アプリケーションまたはオペレーティングシステムは、（ｘ，ｙ）座標がキーパッドイベントに直接マッピングするように設計され得る。たとえば、アプリケーションは、オブジェクトが１から９までのリストとして表示され、キーパッド６０５上のボタン１〜９のうちの１つを押下することによって各オブジェクトが選択されるように、設計され得る。モバイルデバイス６０２は、リストオブジェクト１〜９がディスプレイ６０８上にレンダリングされる場合を追跡し、したがって、リストオブジェクトの位置に対応する（ｘ，ｙ）座標のセットを、対応するキーパッドイベントに直接マッピングし得る。

さらに別の実施形態では、アプリケーションまたはオペレーティングシステムは、１つまたは複数のジェスチャーが１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングするように設計され得る。一例では、アプリケーションは、特定のキー押下を使用してディスプレイがズームインおよびズームアウトされ得るように設計され得る。ディスプレイ６０８上で、２本の指を合わせるようにピンチする（pinching）こと、または２本の指を離すように広げることなどのジェスチャーは、それぞれ、ズームインおよびズームアウトするための対応するキーパッドイベントにマッピングし得る。

変換ソフトウェアは、モバイルデバイスが単に（ｘ，ｙ）座標入力および／またはジェスチャーに対応する入力を外部ディスプレイデバイス６０６から受信するように、モバイルデバイスに記憶され得る。受信された（ｘ，ｙ）座標は、ある曲の選択のための受信された（ｘ，ｙ）座標がディスプレイ６０８のサイズまたは形状にかかわらず同じになるように、ディスプレイ６０８のサイズと形状とに応じてスケーリングされ得る。次いで、モバイルデバイス６０２は、モバイルデバイス６０２の現在の状態とモバイルデバイス６０２の所望の状態とに応じて、入力座標および／またはジェスチャーをキーパッドイベントに変換する。

別の実施形態では、変換ソフトウェアは外部ディスプレイデバイス６０６に記憶され得る。そのような実施形態では、モバイルデバイス６０２は、その状態情報に対応する情報を外部ディスプレイデバイス６０６に送り得る。次いで、外部ディスプレイデバイス６０６は、モバイルデバイス６０２が現在ある状態に応じて入力座標および／またはジェスチャーをキーパッドイベントに変換し、次いで、そのキーパッドイベントをモバイルデバイス６０２に返送し得る。

以下は、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を、（ｘ，ｙ）座標および／またはジェスチャーの形態の入力を受け付けるように設計されていないアプリケーションによって理解される入力に、マッピングするために使用され得る例示的なマッピングの表である。本表は説明のためのものにすぎず、本明細書で説明する実施形態はこの特定の例に限定されない。第１の列は、（ｘ，ｙ）座標での入力を受信するスクリーンの領域を表す。たとえば、（１，１）は座標（１，１）に対応する。さらに、（１〜６，１〜６）は、１から６の間のｘ値と１から６の間のｙ値とを有する任意の入力に対応する。第２の列は、アプリケーションによって維持されるオブジェクトまたは実行すべきアクションに対応する。たとえば、１つのオブジェクトは、リスト中の第１の曲であり得る。第３の列は、検出された入力のタイプに対応する（たとえば、シングルタッチ、ピンチ、２本指タッチ、スワイプなど）。第４の列は、アプリケーションのために生成された出力に対応する（たとえば、特定のキーパッドイベント）。

図３は、外部デバイスから受信された入力を使用して、図２に示すモバイルデバイスを制御するプロセスのフローチャートである。ステップ７０５において、外部ディスプレイデバイス６０６において入力を受信する。さらにステップ７１０において、その入力を、モバイルデバイス６０２による使用のために構成された入力にマッピングする。続いてステップ７１５において、マッピング入力を使用してモバイルデバイス６０２を制御する。

（たとえば、添付の図の１つまたは複数に関して）本明細書で説明した機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図４〜図５を参照すると、モバイルデバイス６０２は、一連の相互に関係する機能モジュールとして表されている。

図４は、モバイルデバイスの別の例を示すブロック図である。図示のように、モバイルデバイス６０２は、受信ユニット８０５と、マッピングユニット８１０と、送信ユニット８１５とを備え得る。受信ユニット８０５は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するネットワークインターフェースおよび／またはプロセッサに対応し得る。マッピングユニット８１０は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するマッピングエンジンおよび／またはプロセッサに対応し得る。送信ユニット８１５は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するマッピングエンジンおよび／またはプロセッサに対応し得る。

図５は、モバイルデバイスの別の例を示すブロック図である。図示のように、モバイルデバイス６０２は、状態受信ユニット９０５と、入力受信ユニット９１０と、変換ユニット９１５と、送信ユニット９２０とを備え得る。状態受信ユニット９０５は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するメモリ、マッピングエンジン、および／またはプロセッサに対応し得る。入力受信ユニット９１０は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するマッピングエンジン、ネットワークインターフェースおよび／またはプロセッサに対応し得る。変換ユニット９１５は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するマッピングエンジンおよび／またはプロセッサに対応し得る。送信ユニット９２０は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するマッピングエンジンおよび／またはプロセッサに対応し得る。

図４〜図５のモジュールの機能は、本明細書の教示に一致する様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、１つまたは複数の電気構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、１つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、１つまたは複数の集積回路（たとえば、ＡＳＩＣ）の少なくとも一部分を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関係する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示するように何らかの他の方法で実装され得る。

本明細書における「第１」、「第２」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において２つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第１および第２の要素への言及は、そこで２つの要素のみが採用され得ること、または第１の要素が何らかの方法で第２の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、要素のセットは１つまたは複数の要素を備えることがある。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つ」という形式の用語は、「ＡまたはＢまたはＣ、あるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。

本明細書では本発明の特定の例について説明しているが、当業者なら、本発明の概念を逸脱することなく本発明の変形物を考案することができる。たとえば、本明細書の教示は、フェムトセルおよびマクロセルを用いたネットワークについて言及しているが、他のトポロジーを用いたネットワークに等しく適用可能である。

情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれを使用しても表され得ることを、当業者なら理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。

さらに、本明細書で開示した例に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、方法およびアルゴリズムは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、方法、およびアルゴリズムを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。

本明細書で開示した例に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰ通信と連携する１つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。

本明細書で開示した例に関して説明した方法またはアルゴリズムは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはそれらの２つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り、その記憶媒体に情報を書き込み得るように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はＡＳＩＣ中に常駐し得る。

１つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、１つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク（disk）およびディスク（disc）は、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザディスク（disc）、光ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）およびブルーレイディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク（disc）は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。

開示した例の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために与えたものである。これらの例の様々な変更形態は、当業者には容易に明らかになるものであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の例に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書で示した例に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲が与えられるべきである。

タッチスクリーンを含まないモバイルデバイス６０２が外部タッチスクリーンデバイスからの入力を受信し、処理することを可能にする方法およびシステムについて以下で説明する。一実施形態では、外部ディスプレイデバイス６０６を介して受信された入力は、モバイルデバイス６０２を制御するために使用され得る。たとえば、ユーザは、外部ディスプレイデバイス６０６のディスプレイ６０８上に表示される、モバイルデバイス６０２のＧＵＩのオブジェクトにタッチし得る。次いで、そのタッチ入力は、モバイルデバイス６０２を制御するためのキーパッドイベントの適切なシーケンスに変換され得る。たとえば、モバイルデバイス６０２および／または外部ディスプレイデバイス６０６は、図１に示すマッピングエンジン２２４に関して上記で説明したように、外部ディスプレイデバイス６０６から入力を受信することと、その入力を、モバイルデバイス６０２の制御のための対応するマッピング入力にマッピングすることとを行うように構成されたマッピングエンジンを備え得る。

Claims (27)

1. ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御する方法であって、前記モバイルデバイスが外部タッチスクリーンデバイスに結合され、前記方法が、
   タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信することと、
   前記入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングすることと、
   前記１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信することと
   を備える、方法。
2. 前記入力が１つまたは複数の座標を備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記入力が１つまたは複数のジェスチャーを備える、請求項１に記載の方法。
4. 前記マッピングすることが前記モバイルデバイスのオペレーティングシステムによって実行される、請求項１に記載の方法。
5. 前記マッピングすることが前記外部タッチスクリーンデバイスによって実行される、請求項１に記載の方法。
6. 前記マッピングすることがデバイスドライバによって実行される、請求項１に記載の方法。
7. 前記モバイルデバイスが、ワイヤードインターフェースを介して前記外部タッチスクリーンデバイスに結合される、請求項１に記載の方法。
8. 前記モバイルデバイスが、ワイヤレスインターフェースを介して前記外部タッチスクリーンデバイスに結合される、請求項１に記載の方法。
9. 複数の状態を有するモバイルデバイスを制御する方法であって、前記方法が、
   前記モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信することと、
   タッチスクリーンを介して入力を受信することと、
   前記モバイルデバイスの前記第１の状態に基づいて、座標を、前記モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換することと、
   前記モバイルデバイスに前記第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信することと
   を備える、方法。
10. 前記入力が１つまたは複数の座標を備える、請求項９に記載の方法。
11. 前記入力が１つまたは複数のジェスチャーを備える、請求項９に記載の方法。
12. 入力を受信することが、ワイヤレスインターフェースを介して入力を受信することを備える、請求項９に記載の方法。
13. 入力を受信することが、ワイヤードインターフェースを介して入力を受信することを備える、請求項９に記載の方法。
14. ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、前記システムが、
    タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信するように構成された第１の処理回路と、
    前記入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングするように構成された第２の処理回路と、
    前記１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信するように構成された第３の処理回路と
    を備える、システム。
15. 前記入力が１つまたは複数の座標を備える、請求項１４に記載のシステム。
16. 前記入力が１つまたは複数のジェスチャーを備える、請求項１４に記載のシステム。
17. 前記第１の処理回路が、ワイヤレスインターフェースを介して前記入力を受信するようにさらに構成された、請求項１４に記載のシステム。
18. 前記第３の処理回路が、ワイヤードインターフェースを介して前記入力を受信するようにさらに構成された、請求項１４に記載のシステム。
19. 複数の状態を有するモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、前記システムが、
    前記モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信するように構成された第１の処理回路と、
    入力を受信するように構成されたタッチスクリーンと、
    前記モバイルデバイスの前記第１の状態に基づいて、座標を、前記モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換するように構成された第２の処理回路と、
    前記モバイルデバイスに前記第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するように構成された第３の処理回路と
    を備える、システム。
20. 前記入力が１つまたは複数の座標を備える、請求項１９に記載のシステム。
21. 前記入力が１つまたは複数のジェスチャーを備える、請求項１９に記載のシステム。
22. 前記第３の処理回路が、ワイヤレスインターフェースを介して前記少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するようにさらに構成された、請求項１９に記載のシステム。
23. 前記第３の処理回路が、ワイヤードインターフェースを介して前記少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するようにさらに構成された、請求項１９に記載のシステム。
24. ネイティブタッチスクリーンディスプレイなしにモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、前記モバイルデバイスが外部タッチスクリーンデバイスに結合され、前記システムが、
    タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信するための手段と、
    前記入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングするための手段と、
    前記１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信するための手段と
    を備える、システム。
25. 複数の状態を有するモバイルデバイスを制御するためのシステムであって、前記システムが、
    前記モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信するための手段と、
    タッチスクリーンを介して入力を受信するための手段と、
    前記モバイルデバイスの前記第１の状態に基づいて、座標を、前記モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換するための手段と、
    前記モバイルデバイスに前記第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信するための手段と
    を備える、システム。
26. コンピュータに、タッチスクリーンディスプレイを介して入力を受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記入力を１つまたは複数のキーパッドイベントにマッピングさせるためのコードと、
    コンピュータに、前記１つまたは複数のキーパッドイベントを少なくとも１つのアプリケーションに送信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
27. コンピュータに、モバイルデバイスの第１の状態を示す情報を受信させるためのコードと、
    コンピュータに、タッチスクリーンを介して入力を受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記モバイルデバイスの前記第１の状態に基づいて、座標を、前記モバイルデバイスの第２の状態に遷移したいという要求に変換させるためのコードと、
    コンピュータに、前記モバイルデバイスに前記第２の状態に遷移させる少なくとも１つのキーパッドイベントを送信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。

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