JP2012524440A - オーディオ信号の処理 - Google Patents
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Abstract
オーディオ信号は、オーディオ出力装置を通して演奏されるときオーディオ信号の知覚される低周波含有量を増やすため処理される。オーディオ入力信号201が受信され、高周波信号204と低周波信号203を作るために前記オーディオ入力信号がフィルタリングされ、自己畳み込みプロセスを含んで、低周波信号からより高周波の高調波がつくられることによって強化信号206が生成される。高周波信号は、出力信号208を作るために強化信号と結合する。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は音出力を強化するためのオーディオ信号の処理に関する。
拡声器設計において、低周波を出すウーファの性能は、その大きさと出力によって決定される。小さいスピーカ設計への流れが大きくなっている中で、この種の拡声器システムの低音遮断周波数はより高くなっている。ミッシングファンダメンタル効果が知られている。脳は、基音そのものによってではなく、基音に関連したより高い高調波の割合によって、楽音の音高を知覚する。このように、もし耳が基本周波数そのものを含んでいない一連の高調波周波を知覚するならば、脳は、それでもやはり存在する基本周波数を知覚するであろう。
多声音が演奏されているとき拡声器の低音遮断周波数の上により高い高調波を生成することは難しい。したがって、オーディオを1オクターブシフトし、これにより、第1高調波を作り、次いで更なるより高次の高調波を作る技術が求められている。
[発明の簡単な説明]
本発明の一態様によれば、オーディオ出力装置を通して演奏されるときオーディオ信号の知覚される低周波含有量を増やすために、該オーディオ信号を処理する方法が提供される。この方法は、オーディオ入力信号を受信し、高周波信号と低周波信号を作るために該オーディオ入力信号をフィルタリングし、該低周波信号からより高い周波数の高調波を作ることによって強化信号を生成し、そして、出力信号を作るために前記高周波信号を該強化信号と結合する、ステップを含む。
本発明の一態様によれば、オーディオ出力装置を通して演奏されるときオーディオ信号の知覚される低周波含有量を増やすために、該オーディオ信号を処理する方法が提供される。この方法は、オーディオ入力信号を受信し、高周波信号と低周波信号を作るために該オーディオ入力信号をフィルタリングし、該低周波信号からより高い周波数の高調波を作ることによって強化信号を生成し、そして、出力信号を作るために前記高周波信号を該強化信号と結合する、ステップを含む。
[好ましい実施の形態の詳細な説明]
(図1)
図1は、本発明の一実施形態にかかるオーディオ処理システムの中に含まれる構成要素の例を示す。中央処理装置101、及びランダムにアクセス可能なメモリ102が提供され、後者は、中央処理装置101によって実行されるプログラム及び演算データの保存のために提供される。
(図1)
図1は、本発明の一実施形態にかかるオーディオ処理システムの中に含まれる構成要素の例を示す。中央処理装置101、及びランダムにアクセス可能なメモリ102が提供され、後者は、中央処理装置101によって実行されるプログラム及び演算データの保存のために提供される。
プログラム及び演算データの保存は、ハードディスク・ドライブ103によっても行なわれるが、固体フラッシュメモリのような他の形式の記憶装置でもよい。入出力インターフェース104は、例えばマウス、キーボード又は他の入力装置から入力命令を受信し、そして、出力装置へ出力を出すために提供される。該出力装置は、拡声器105、ヘッドホン又は他の種類の出力装置などのオーディオ出力装置であろう。ネットワークカード106は、ネットワークを通じて通信するための設備を提供する。そして、新しいプログラムとデータは、このようなネットワークを通じて又は実際にディスク107のような携帯用記憶装置からDVDドライブ108によって読み込み可能である。これらの構成要素は、システムバス109を経由して通信を行なう。
(図2)
図2は、本発明の一実施形態にかかるプロセスの概観を示す。出力音を強化するために、一連のプロセスが入力信号について実行される。
オーディオ入力信号は201で受信され、フィルタは202で適用される。本発明の実施形態において、オーディオ入力信号はデジタルサンプルとして表わされ、そして、このためフィルタリング・ステップはデジタル領域で実行される。
図2は、本発明の一実施形態にかかるプロセスの概観を示す。出力音を強化するために、一連のプロセスが入力信号について実行される。
オーディオ入力信号は201で受信され、フィルタは202で適用される。本発明の実施形態において、オーディオ入力信号はデジタルサンプルとして表わされ、そして、このためフィルタリング・ステップはデジタル領域で実行される。
好適な実施形態では、ハイパスフィルタのような単一フィルタを使用してもよい。拡声器の特性を強化するために配置されるとき、ハイパスフィルタの応答は拡声器の低周波性能と好適に調和がとれる。フィルタ処理された信号は、低周波だけが存在する第2信号を作るために元の信号のコピーから減算されるであろう。
別の実施形態では、2つの別のフィルタが使用される。1つはローパスフィルタであり、他の1つはハイパスフィルタである。この別の実施形態では、ノッチフィルタ及び/又は帯域通過フィルタを使用して実行される。202のフィルタリング・プロセスは、204に示す高周波から203に示す低周波を切り離す。さらに、図3を参照して説明するように、低周波は次に205で処理される。
上記にて説明したプロセスの結果、206で示す強化信号が作られる。この強化信号は、低周波から作られるが、それ自体より高い周波数である。強化信号206は、次に207で高周波204と結合する。このように、結果として208にて出力信号が比較的高い高周波含有量を有して生成される。しかし、205で起きたプロセスのために、出力信号は、心理オーディオ的効果により入力信号と同様に聞こえる。特に、入力信号に含まれる低周波は、まだ出力信号に存在するように耳に聴こえる。
実施される処理は、流入するオーディオサンプルを(ハン・ファンクションのような機能を使用することによって)ウィンドウし(windowing)、該ウィンドウされたサンプルを元のオーディオサンプルとともに畳み込むことによって実行される。これは、自己畳み込みとみることができる。このプロセスは、図3を参照して更に説明する。このように、時間/周波数-領域において、オーディオはサンプル毎に一方向へ進行し、一方インパルス応答はサンプル毎に反対方向に移動する。これは、完全な1オクターブの多音線形音高シフトを結果として生じる。
デジタル技術は、一般的に比較的に容易に奇数次高調波を作るが、これは一般的に歪んで好ましくなく聞こえるタイプの高調波である。好ましいと知覚される歪みのタイプは、一般的に偶数次高調波シリーズであり、それはデジタル的に作るのがより難しい。本発明は、上記のプロセスによって生成された第2高調波をとりあげ、そして第4高調波を作るプロセスを再び実行することなどによって、完全な偶数次高調波シリーズを作る装置を提供する。更なる偶数次高調波はこのようにして作られる。
ミッシングファンダメンタル効果を達成するための方法は、一定の規定量で純粋な正弦波のおよそ60%全高調波歪みについて、作られた偶数次高調波シリーズに加えることを含む。その結果、基本の最低音を実際には演奏しない場合においても、耳は、全高調波歪みを聞き、そして低音を想像するであろう。これは、出力装置によって実際に作られた音より低い音を知覚したことを結果として示す。実際に、耳は、スピーカから出される音を聞くのであろうが、スピーカは実際にはその音を作ることができない。
(図3)
図3は、ステップ205に示すプロセスの展開を示す。低周波の入力は203に示す。一連のバッファは、ウィンドウされた信号サンプルによって供給される。ステップ301で第1バッファ、F1バッファ(図4参照)が更新される。
真近のサンプルは該バッファに加えられ、該バッファに前に格納された最も古いサンプルは捨てられる。
図3は、ステップ205に示すプロセスの展開を示す。低周波の入力は203に示す。一連のバッファは、ウィンドウされた信号サンプルによって供給される。ステップ301で第1バッファ、F1バッファ(図4参照)が更新される。
真近のサンプルは該バッファに加えられ、該バッファに前に格納された最も古いサンプルは捨てられる。
ステップ302で、F1バッファはそれ自体畳み込まれる。これは更に図7を参照して説明する。この畳み込みの結果、値F2が生じる。更なるバッファ(図4参照)はF2値を格納し、このバッファはステップ303で新しい値によって更新される。図8を参照して説明するように、F2バッファはステップ304で自ら畳み込まれる。この畳み込みの結果は値F4である。
F1は第1高調波であり、F2は第2高調波であり、F4は第4高調波である。自己畳み込みプロセスは、F1、F2及びF4値に異なる待ち時間を与える。F1及びF2サンプルはこのようにステップ305で遅延するので、F1、F2及びF4値がやがて再配列される。
F1は第1高調波であり、F2は第2高調波であり、F4は第4高調波である。自己畳み込みプロセスは、F1、F2及びF4値に異なる待ち時間を与える。F1及びF2サンプルはこのようにステップ305で遅延するので、F1、F2及びF4値がやがて再配列される。
リング変調のプロセスは、更に図9を参照して説明するように、次いでステップ306で実行される。これは更なる高調波を作る。
作られた高調波は、次にステップ307で重み付け係数とともに加算される。これは、図10を参照して更に説明する。この加算によって強化信号308が作られる。
作られた高調波は、次にステップ307で重み付け係数とともに加算される。これは、図10を参照して更に説明する。この加算によって強化信号308が作られる。
(図4)
図4は、F1バッファ及びF2バッファを示す。F1バッファは、入ってくる低周波(F1)の一連のサンプルを格納する。この例では、バッファは固定長である。この場合、F1バッファには8つのサンプル用スペースがある。値Nはバッファ内のスペース数を表わすために用いられる。したがって、この例ではバッファのN=8であり、バッファ内の8つのスペースは、A、B、C、D、E、F、G及びHによって表わされる。
図4は、F1バッファ及びF2バッファを示す。F1バッファは、入ってくる低周波(F1)の一連のサンプルを格納する。この例では、バッファは固定長である。この場合、F1バッファには8つのサンプル用スペースがある。値Nはバッファ内のスペース数を表わすために用いられる。したがって、この例ではバッファのN=8であり、バッファ内の8つのスペースは、A、B、C、D、E、F、G及びHによって表わされる。
図4は、F2バッファも示す。この例では、F2バッファは、F2信号の前のN/2(Nを2で割る)サンプルを格納する。したがって、この例では、F1バッファが8つの値を格納するので、F2バッファは4つの値を格納する。
(図5)
図5は、重み付け値の配列例を示す。501は、F1高調波に関する第1配列を示し、該第1配列は、F1バッファに格納される8つのサンプルに対応する一連の8つの重み付け値を提供する。
502は、F2高調波に関する第2配列を示し、該第2配列は、F4高調波を作るF2高調波を自己畳み込みするために使用される。
図5は、重み付け値の配列例を示す。501は、F1高調波に関する第1配列を示し、該第1配列は、F1バッファに格納される8つのサンプルに対応する一連の8つの重み付け値を提供する。
502は、F2高調波に関する第2配列を示し、該第2配列は、F4高調波を作るF2高調波を自己畳み込みするために使用される。
(図6)
図6は、自己畳み込みの一般的な方法を例示する。A[N]列に含まれる大きさNのブロック、W[N]列に含まれる1組のウィンドウ重み付け値、及びゼロからN−1までの値を有する列指数iに対する、自己畳み込みが図6に示される。
図6は、自己畳み込みの一般的な方法を例示する。A[N]列に含まれる大きさNのブロック、W[N]列に含まれる1組のウィンドウ重み付け値、及びゼロからN−1までの値を有する列指数iに対する、自己畳み込みが図6に示される。
(図7)
図7は、(F2値を作るために使用された)F1の自己畳み込みの作動実施例を示す。F1バッファからの最初の値AはF1バッファからの最後の値Hとともに畳み込まれる。該値HはF1重み付け列からの第1の値W1とともに畳み込まれる。これは、図5に示される式にしたがってF1重み付け列からのB、G及び第2の値W2などの畳み込みの結果に加算される。このように、バッファは、第2の高調波信号F2の単一サンプルを作るためにそれ自体ウィンドウされたバージョンとともに畳み込まれる。作られたF2値は、図8に示すように他のバッファを更新するために用いられる。
図7は、(F2値を作るために使用された)F1の自己畳み込みの作動実施例を示す。F1バッファからの最初の値AはF1バッファからの最後の値Hとともに畳み込まれる。該値HはF1重み付け列からの第1の値W1とともに畳み込まれる。これは、図5に示される式にしたがってF1重み付け列からのB、G及び第2の値W2などの畳み込みの結果に加算される。このように、バッファは、第2の高調波信号F2の単一サンプルを作るためにそれ自体ウィンドウされたバージョンとともに畳み込まれる。作られたF2値は、図8に示すように他のバッファを更新するために用いられる。
(図8)
図8に示すように、F2バッファは、第4高調波F4を作るためにそれ自体ウィンドウされたバージョンとともに畳み込まれる。
自己畳み込みプロセスは、F1、F2及びF4値に異なる待ち時間を与える。このため、F1及びF2サンプルは遅れるので、F1、F2及びF4値がやがて再配列される。その後、リング変調は更なる高調波を作るために用いられる。このことについては、図9において更に説明する。
図8に示すように、F2バッファは、第4高調波F4を作るためにそれ自体ウィンドウされたバージョンとともに畳み込まれる。
自己畳み込みプロセスは、F1、F2及びF4値に異なる待ち時間を与える。このため、F1及びF2サンプルは遅れるので、F1、F2及びF4値がやがて再配列される。その後、リング変調は更なる高調波を作るために用いられる。このことについては、図9において更に説明する。
(図9)
図9は、高調波F13、F35及びF26を作るためのリング変調を示す。これらの各々は、以前に作られた高調波の畳み込みによって作られる。周波数A及びBを含む2つの信号のリング変調は、AプラスB及びAマイナスBが存在する信号を出力する。
図9は、高調波F13、F35及びF26を作るためのリング変調を示す。これらの各々は、以前に作られた高調波の畳み込みによって作られる。周波数A及びBを含む2つの信号のリング変調は、AプラスB及びAマイナスBが存在する信号を出力する。
(図10)
一連の高調波を含む強化信号を出力するために、個々の高調波は、(W2、W4、W13、W35及びW26としてここで表わされた)重み付け係数とともに加算される。重み付け値は、一連の高調波に対する各高調波の相対的寄与をコントロールするために用いられる。図10に示すように、強化信号は、各高調波値とともにその重み付け係数の畳み込みによって作られる。
一連の高調波を含む強化信号を出力するために、個々の高調波は、(W2、W4、W13、W35及びW26としてここで表わされた)重み付け係数とともに加算される。重み付け値は、一連の高調波に対する各高調波の相対的寄与をコントロールするために用いられる。図10に示すように、強化信号は、各高調波値とともにその重み付け係数の畳み込みによって作られる。
このプロセスによって、現実的な音と1オクターブの安定音高シフトを有する信号が作られる。自己畳み込み技術は多音(polyphonic)である、したがって、音高シフトはすべての周波数相で完全に達成され得る。
前述したように、作られた強化信号は、最終的な出力信号を出すために入力信号よりもより高い周波数と結合する。本発明の実施形態において、出力信号はアナログ信号に変換され、その後、増幅され、拡声器などのオーディオ出力装置に供給される。
前述したように、作られた強化信号は、最終的な出力信号を出すために入力信号よりもより高い周波数と結合する。本発明の実施形態において、出力信号はアナログ信号に変換され、その後、増幅され、拡声器などのオーディオ出力装置に供給される。
このプロセスの結果、結果として生じる出力信号は、実際には信号の一部でない高調波を含むことが知覚される。これは、オーディオ出力装置の出力能力の範囲内でないかもしれない音が知覚されることを意味する。例えば、低周波の再生能力がない小さいスピーカは、耳が実在しない基本波を知覚するので、物理的に作ることが可能であるより低い周波数を明白に生み出すであろう。
Claims (10)
- オーディオ出力装置を通して演奏されるときオーディオ信号の知覚される低周波含有量を増やすために該オーディオ信号を処理する方法であって、
オーディオ入力信号を受信し、
高周波信号と低周波信号を作るために前記オーディオ入力信号をフィルタリングし、
自己畳み込みプロセスを含んで、前記低周波信号からより高い周波数の高調波を作ることによって強化信号を生成し、そして、
出力信号を作るために前記高周波信号を前記強化信号と結合する
オーディオ信号を処理する方法。 - 前記オーディオ入力信号がデジタルサンプルを表わし、前記フィルタリングステップがデジタル領域にて実行される請求項1記載の方法。
- 前記高周波信号を作るために第1フィルタリングステップが前記入力信号について実行され、第2フィルタリングステップが前記低周波信号を作るために実行される請求項1記載の方法。
- 前記生成ステップが更にリング変調のプロセスを含む請求項1記載の方法。
- 前記生成ステップが更に重み付け係数とともに複数の高調波を結合するプロセスを含む請求項1の方法。
- 前記出力信号がアナログ信号に変換され、増幅され、前記低周波信号の構成要素を再生する能力を有していない拡声器に供給される請求項1記載の方法。
- オーディオ入力信号を受信するように構成された入力部と、
高周波信号と低周波信号を作るために前記オーディオ入力信号をフィルタリングし、自己畳み込みプロセスを含んで、前記低周波信号からより高い周波数の高調波を作ることによって強化信号を生成し、そして、出力信号を作るために前記高周波信号を前記強化信号と結合するように構成された処理手段と、そして、
前記出力信号を受信しオーディオ出力を作る出力部と
を含むオーディオ信号を処理する装置。 - 前記出力手段が拡声器である請求項7記載の装置。
- 前記拡声器が前記低周波信号の構成要素を再生する能力を有していない請求項9記載の装置。
- コンピュータによって実行可能なコンピュータ可読指令を有するコンピュータ可読媒体であって、前記指令を実行するときコンピュータは、
オーディオ入力信号を受信し、
高周波信号と低周波信号を作るために前記オーディオ入力信号をフィルタリングし、
自己畳み込みプロセスを含んで、前記低周波信号からより高い周波数の高調波を作ることによって強化信号を生成し、そして、
出力信号を作るために高周波信号を前記強化信号と結合する
ステップを実行するコンピュータ可読媒体。
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