JP2012523810A - 圧電式のアクチュエータおよび燃料噴射弁 - Google Patents

圧電式のアクチュエータおよび燃料噴射弁 Download PDF

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Abstract

特に燃料噴射弁(1)に用いられるアクチュエータとして働く圧電式のアクチュエータ(2)が、多数の圧電性の層(17,18)と、該圧電性の層(17,18)の間に配置された多数の導電性の層(19,20,21,22)とを備えたアクチュエータボディ(12)を有している。この場合、導電性の層(19,20)はセンサ範囲(23)においてセンサ層(19,20)として構成されている。さらに、アクティブな範囲(24)に設けられている導電性の層(21,22)は、電極層(21,22)として構成されている。これらの導電性の層(21,22)は、アクチュエータボディ(12)において交互にアクチュエータボディ(12)の第1の側(31)と第2の側(32)とにまで案内されており、この場合、前記導電性の層(21,22)は、第1および第2の側(31,32)において、第1の側(31)に設けられた第1の電極結合部(33)と、第2の側(32)に設けられた第2の電極結合部(34)とに交互に電気的に接続されている。第1の電極結合部(33)は、センサ層(19)の範囲に1つの切欠き(39)を有している。このセンサ層(19)は、センサ結合部(37)によってコンタクトされており、該センサ結合部(37)は、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)で第1の電極結合部(33)の前記切欠き(39)内に配置されている。相応して、第2の電極結合部(34)はセンサ層(20)の範囲に1つの切欠き(47)を有しており、このセンサ層(20)は、センサ結合部(45)によってコンタクトされており、該センサ結合部(45)はアクチュエータボディ(12)の第2の側(32)で第2の電極結合部(34)の前記切欠き(47)内に配置されている。したがって、導電性の層(19〜22)の有利なコンタクティングが可能となる。

Description

背景技術
本発明は、圧電式のアクチュエータ、特に燃料噴射弁に用いられるアクチュエータ、および圧電式のアクチュエータを備えた燃料噴射弁に関する。特に本発明は、空気圧縮型の自己着火式の内燃機関の燃料噴射装置に用いられるインジェクタの分野に関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10217361号明細書に基づき、圧電体素子および該圧電体素子を備えた噴射ノズルが公知である。この公知の圧電体素子はセラミック積層体を有しており、このセラミック積層体は交互に上下に積み重ねられた形で、圧電セラミックから成る複数のセラミック層と複数の内部電極層とを有している。さらに、セラミック積層体の表面の少なくとも一部の上には、有機材料から成る少なくとも1つの有機絶縁層が形成されており、そしてこの有機絶縁層上には、無機材料から成る少なくとも1つの無機絶縁層が形成されている。圧電体素子のセラミック積層体は、内部電極層が各セラミック層の間で交互に正の極性と負の極性とを占めるように内部電極層が形成されるように設計されている。この場合、正の内部電極層は、セラミック積層体の一方の側面において正の内部電極層が露出する位置に配置されており、負の内部電極層は、セラミック積層体の他方の側面において負の内部電極層が露出する位置に配置されている。セラミック積層体の両側面はそれぞれ銀ペーストの焼付けによって側面電極を備えており、これにより内部電極層のそれぞれ露出した端区分が電気的に接続されている。側面電極は、エポキシ樹脂と銀とを含有した導電性の接着剤を使用して外部電極と接合されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10217361号明細書に基づき公知の圧電体素子およびこの圧電体素子を備えた噴射ノズルには、圧電体素子の目下の作動状態がおおよそでしか知られていないという欠点がある。特に作動中での外部影響因子に基づくか、製作誤差または老化により、作動特性に偏差が生じる恐れがある。さらに、内燃機関等の作動状態への適合が一般に不可能である。
発明の開示
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による圧電式のアクチュエータ、すなわち、多数の圧電性の層と、該圧電性の層の間に配置された多数の導電性の層とを有するアクチュエータボディが設けられており、前記導電性の層のうちの少なくとも1つの導電性の層が、センサ層として働き、電極層として働く導電性の層が、アクチュエータボディにおいて交互にアクチュエータボディの第1の側と第2の側とにまで案内されており、アクチュエータボディの第1の側に、アクチュエータボディにおいて第1の側にまで案内された電極層をコンタクトするための第1の電極結合部が設けられており、該第1の電極結合部が、前記センサ層の範囲に少なくとも1つの切欠きを有しており、前記センサ層が、センサ結合部によってコンタクトされており、該センサ結合部が、アクチュエータボディの第1の側で第1の電極結合部の前記切欠き内に配置されていることを特徴とする、圧電式のアクチュエータおよび請求項10の特徴部に記載の特徴を有する本発明による燃料噴射弁、すなわち請求項1から9までのいずれか1項記載の圧電式のアクチュエータと、該圧電式のアクチュエータによって操作可能な弁閉鎖体とが設けられており、該弁閉鎖体が、弁座面と協働してシールシートを形成することを特徴とする燃料噴射弁
には、付加的なセンサ機能を組み込むことができるという利点がある。特に、圧電式のアクチュエータまたは燃料噴射弁へのセンサ機能の組込みが構造上の適合を必要としないか、または極めて小規模の適合しか必要としないという利点がある。
請求項2以下の従属形式の請求項に記載の手段により、請求項1に記載の圧電式のアクチュエータおよび請求項10に記載の燃料噴射弁の有利な改良が可能となる。
アクチュエータボディの第2の側に、アクチュエータボディにおいて第2の側にまで案内された電極層をコンタクトするための第2の電極結合部が設けられており、少なくとも1つの別の導電性の層が、別のセンサ層として働き、第2の電極結合部が、前記センサ層の範囲に少なくとも1つの切欠きを有しており、前記別のセンサ層が、センサ結合部によってコンタクトされており、該センサ結合部が、アクチュエータボディの第2の側で第2の電極結合部の前記切欠き内に配置されていることが有利である。これにより、少なくとも2つのセンサ層により圧電式のアクチュエータにセンサ機能を組み込むことができる。この場合、アクチュエータボディの第1の側および第2の側を介した有利なコンタクティングが可能となる。この場合、アクチュエータボディの第1の側および第2の側において電極層のコンタクティングも、センサ層のコンタクティングも行なわれ得る。これにより、コンパクトな構成が得られる。
さらに、アクチュエータボディに設けられた前記センサ層が、第1の電極結合部の前記切欠きの範囲でアクチュエータボディの第1の側にまで案内されていて、アクチュエータボディの第2の側からは間隔を置いて配置されており、アクチュエータボディに設けられた前記別のセンサ層が、第2の電極結合部の前記切欠きの範囲でアクチュエータボディの第2の側にまで案内されていて、アクチュエータボディの第1の側からは間隔を置いて配置されていることが有利である。生産プロセスにより規定され得るセンサ層のこのような構成により、センサ層とセンサ結合部との信頼性の良いコンタクティングが可能となるので有利である。
第1の電極結合部が、別の切欠きを有しており、第1の電極結合部が、前記切欠きと該別の切欠きとの間にウェブ状の区分を有しており、該ウェブ状の区分が、アクチュエータボディの第1の側で前記センサ層にわたって延びており、前記一方のセンサ層が、別のセンサ結合部によりコンタクトされており、該別のセンサ結合部が、アクチュエータボディの第1の側において第1の電極結合部の前記別の切欠き内に配置されていることも有利である。付加的にまたは択一的に、第2の電極結合部が、別の切欠きを有しており、第2の電極結合部が、前記切欠きと該別の切欠きとの間にウェブ状の区分を有しており、該ウェブ状の区分が、アクチュエータボディの第2の側で前記センサ層にわたって延びており、前記別のセンサ層が、別のセンサ結合部によりコンタクトされており、該別のセンサ結合部が、アクチュエータボディの第2の側において第2の電極結合部の前記別の切欠き内に配置されていることも有利である。こうして、センサ層が配置されているセンサ範囲を電極結合部によって橋絡することができる。これにより、電気的な供給線路と電極結合部との結合も簡単となる。たとえば、電気的な供給線路はピン状に構成されていてよい。相応して、センサ層のコンタクティングのために働く測定線路が設けられていてもよい。このような測定線路は、同じくピン状に形成されていてよい。ピン状の電気的な供給線路およびピン状の測定線路はこの場合、アクチュエータボディの第1の側および第2の側の範囲において、それぞれ相並んで各電極結合部もしくは各センサ結合部にコンタクトすることができる。したがって、圧電式のアクチュエータの導電性の層と、4つまたは4つよりも多い線路、特にピン状の電気的な線路との有利な電気的なコンタクティングが可能となる。
センサ層が第1の電極結合部の前記ウェブ状の区分の範囲において、アクチュエータボディの第1の側から間隔を置いて配置されていると有利である。さらに、前記別のセンサ層が、第2の電極結合部の前記ウェブ状の区分の範囲において、アクチュエータボディの第2の側から間隔を置いて配置されていることも有利である。この場合、アクチュエータボディに設けられた前記センサ層は、第1の電極結合部の前記別の切欠きの範囲で、有利にはアクチュエータボディの第1の側にまで案内されていて、アクチュエータボディの第2の側からは間隔を置いて配置されており、アクチュエータボディに設けられた前記別のセンサ層は、第2の電極結合部の前記別の切欠きの範囲で、有利にはアクチュエータボディの第2の側にまで案内されていて、アクチュエータボディの第1の側からは間隔を置いて配置されている。したがって、センサ結合部と電極結合部とによってアクチュエータボディのセンサ層および電極層への信頼性の良い選択的な結合を構造的に行うことができる。この場合、電極結合部は、圧電式のアクチュエータの、作動中に生じる行程を補償するために、たとえば第1の側および第2の側に設けられたベース金属被覆部もしくはベースメタライジング部(Grundmetallisierung)を有している。これらのベースメタライジング部には、それぞれ電極結合部の網状のスクリーンもしくはシーブ(Sieb)がろう接されている。このようなベースメタライジング部は、銀およびパラジウムを含有していてよい。
前記センサ層は、アクチュエータボディに接合されたアクチュエータベースの範囲に配置されていると有利である。したがって、作動時におけるアクチュエータの行程は、センサ層の有利には比較的短く保持された範囲では作用しないか、または無視し得る程度にしか作用しない。これにより、第1の側および第2の側に設けられた、特にプリントされたベースメタライジング部を介してセンサ層のコンタクティングを行うことができるので有利である。特に、センサ結合部が、電気的な測定線路と、アクチュエータボディの第1の側における第1の電極結合部の前記切欠き内に設けられたベースメタライジング部とを有しており、該ベースメタライジング部を介して、センサ結合部の前記電気的な測定線路が前記センサ層に接続されており、別のセンサ結合部が、電気的な測定線路と、アクチュエータボディの第2の側における第2の電極結合部の前記切欠き内に設けられたベースメタライジング部とを有しており、該ベースメタライジング部を介して、前記別のセンサ結合部の前記電気的な測定線路が前記別のセンサ層に接続されていることが有利である。これにより、センサ結合部の構成は簡単となる。特にセンサ結合部の構成要素である付加的な網状のスクリーンもしくはシーブまたはこれに類するものを不要にすることができる。
この場合さらに、アクチュエータボディの第1の側に設けられたセンサ結合部と、アクチュエータボディの第2の側に設けられたセンサ結合部とに交互にコンタクトされている複数のセンサ層、特に2つよりも多いセンサ層が設けられていることが有利である。これにより、比較的大きな測定電荷を発生させることができるので、測定線路を介して信頼性良く評価装置へ測定信号を案内することができる。さらに、再現可能な測定電圧が発生され、この場合、製造誤差等は、関与した複数の圧電性の層によって、形成された測定電圧に関して補償される。
以下に、本発明の有利な実施形態を図面につき詳しく説明する。図面中、互いに対応する構成要素には、同一の符号が付与されている。
本発明の第1実施形態による圧電式のアクチュエータを備えた燃料噴射弁の一部を示す概略的な断面図である。 図1に示した圧電式のアクチュエータを、図1の「II」で示した断面線に沿って断面した、可能な1構成を示す断面図である。 図1に示した圧電式のアクチュエータを、図1の「III」で示した断面線に沿って断面した、可能な1構成を示す断面図である。 図1に示した圧電式のアクチュエータを、図1の「IV」で示した断面線に沿って断面した、本発明の第1実施形態を示す断面図である。 図1に示した圧電式のアクチュエータを、図1の「V」で示した断面線に沿って断面した、本発明の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による圧電式のアクチュエータを備えた燃料噴射弁の一部を示す概略的な断面図である。 図6に示した圧電式のアクチュエータを、図6の「IV」で示した断面線に沿って断面した、本発明の第2実施形態を示す断面図である。 図6に示した圧電式のアクチュエータを、図6の「V」で示した断面線に沿って断面した、本発明の第2実施形態を示す断面図である。
図1には、本発明の第1実施形態による、圧電式のアクチュエータ2を備えた燃料噴射弁1が、概略的な断面図で図示されている。燃料噴射弁1は、特に空気圧縮型の自己着火式の内燃機関の燃料噴射装置に用いられるインジェクタとして働くことができる。燃料噴射弁1は有利には、ディーゼル燃料を高い圧力下で複数の燃料噴射弁1へ案内するコモンレールを備えた燃料噴射装置のために使用される。圧電式のアクチュエータ2は特にこのような燃料噴射弁1のために適している。しかし、本発明による燃料噴射弁1および本発明による圧電式のアクチュエータ2は別の使用事例のためにも適している。
燃料噴射弁1は弁ハウジング3と、この弁ハウジング3に結合されたノズルボディ4とを有している。圧電式のアクチュエータ2は弁ハウジング3の内部のアクチュエータ室5内に配置されている。さらに、ノズルニードル6が設けられている。このノズルニードル6はノズルボディ4に設けられた燃料室7内に配置されている。ノズルニードル6は弁閉鎖体8を有しており、この弁閉鎖体8は、ノズルボディ4に形成されている弁座面9と協働してシールシートを形成する。圧電式のアクチュエータ2は、二重矢印10で示したようにノズルニードル6と作用結合している。
図1に示した初期状態では、弁閉鎖体8と弁座面9との間に形成されたシールシートが閉じられている。圧電式のアクチュエータ2によってノズルニードル6が操作されると、ノズルニードル6の弁閉鎖体8がそのシートから持ち上げられ、これにより弁閉鎖体8と弁座面9との間に形成されたシールシートが開かれる。これにより、燃料は燃料室7から、開放されたシールシートとノズル開口11とを介して内燃機関の燃焼室内へ噴射され得る。
圧電式のアクチュエータ2はアクチュエータボディ12と、このアクチュエータボディ12の端面13に接合されたアクチュエータベース14と、アクチュエータボディ12の、端面13とは反対の側の別の端面15に接合されたアクチュエータヘッド16とを有している。アクチュエータボディ12はアクチュエータベース14を介して弁ハウジング3に支持されている。アクチュエータボディ12はアクチュエータヘッド16を介してノズルニードル6に作用する。
アクチュエータボディ12は多数の圧電性の層17,18を有している。この場合、図1には、図面を簡単にするために圧電性の層17,18しか特徴付けられていない。圧電性の層17,18は圧電セラミック材料または電気活性材料から形成されていてよい。さらに、圧電式のアクチュエータ2は多数の導電性の層19,20,21,22を有している。この場合、図面を簡単にするために、導電性の層19,20,21,22しか特徴付けられていない。この場合、導電性の層19,20,21,22は圧電性の層17,18の間に配置されている。これにより、本実施形態では、圧電性の層17が導電性の層19,20の間に配置されており、圧電性の層18が導電性の層21,22の間に配置されている。導電性の層19,20は第1第2のセンサ層19,20として働く。導電性の層21,22は第1第2の電極層21,22として働く。第1第2のセンサ層19,20と、これらのセンサ層19,20の間に配置された圧電性の層17とにより、アクチュエータボディ12にはセンサ23もしくはセンサ範囲23が形成されている。第1第2の電極層21,22と、これらの電極層21,22の間に配置された圧電性の層18とにより、アクチュエータボディ12のアクティブな範囲24が形成されている。本実施形態では、アクチュエータボディ12が、このアクチュエータボディ12の長手方向軸線25に沿ってセンサ範囲23とアクティブな範囲24とに分割されている。センサ範囲23はこの場合、アクチュエータベース14の近傍に配置されている。特にセンサ範囲23は直接にアクチュエータボディ12の端面13に隣接していてよく、ひいてはアクチュエータベース14に隣接していてよい。したがって、アクティブな範囲24はアクチュエータベース14から少しだけ間隔を置いて、すなわちセンサ範囲23の長さ分だけ間隔を置いて配置されている。アクティブな範囲24はこの場合にはアクチュエータボディ12の端面15に隣接しており、ひいてはアクチュエータヘッド16に隣接している。アクチュエータボディ12の帯電時および放電時にアクチュエータボディ12の長手方向軸線25に沿って発生するアクチュエータボディ12の伸長および収縮により、センサ範囲23では、比較的小さな調節ストロークが生ぜしめられる。アクチュエータボディ12の全行程はアクチュエータボディ12の端面15の範囲において生じる。
アクチュエータボディ12は第1の側31を有している。さらにアクチュエータボディ12は、第1の側31とは反対の側の第2の側32(図2)を有している。アクチュエータボディ12の第1の側31には、第1の電極結合部33が設けられている。さらに、第2の側32には、第2の電極結合部34(図2)が設けられている。アクチュエータボディ12のアクティブな範囲24の電極層21,22は交互に電極結合部33,34に結合されている。それに対して、アクチュエータボディ12のセンサ範囲23のセンサ層19,20は電極結合部33,34に結合されていない。電極層21,22の結合は、基礎金属被覆部もしくはベースメタライジング部(Grundmetallisierung)によって行なわれ得る。このベースメタライジング部には、電極結合部33,34のそれぞれ1つの網状のシーブもしくはスクリーン(Sieb)が設けられている。電極結合部33,34は電気的な供給線路35,36に結合されており、これらの電気的な供給線路35,36は少なくとも所定の区分にわたってピン形に形成されている。電気的な供給線路35,36はこの場合、弁ハウジング3とアクチュエータベース14とを貫いてアクチュエータボディ12の第1および第2の側31,32にまで案内されている。
さらに、アクチュエータボディ12の第1の側31には、基本金属被覆部もしくはベースメタライジング部37,38が設けられている。この場合、第1の側31に設けられた第1の電極結合部33はセンサ範囲23に第1第2の切欠き39,40を有している。すなわち、第1の電極結合部33はアクチュエータボディ12の第1の側31全体を覆っているのではなく、センサ範囲23に設けられた切欠き39,40に基づき、第1の側31に第1の電極結合部33に対して付加的にベースメタライジング部37,38を設けることができるようにするために十分なスペースを第1の側31に残している。この場合、ベースメタライジング部37,38は第1の電極結合部33から電気的に絶縁されている。第1の電極結合部33からのベースメタライジング部37,38の電気的な絶縁は、第1の電極結合部33に設けられた切欠き39,40に基づいてベースメタライジング部37,38に対して形成された自由空間により行われる。
センサ層19,20は交互にベースメタライジング部37に接続されている。たとえば、センサ層19はベースメタライジング部37に接続されていて、センサ層20はベースメタライジング部37に接続されていない。ベースメタライジング部37に接続されている方のセンサ層19は、さらにベースメタライジング部38にも接続されている。ベースメタライジング部37に接続されていない方のセンサ層20は、ベースメタライジング部38にも接続されていない。したがって、センサ層19,20に関しては、両ベースメタライジング部37,38との接続が形成されているか、またはベースメタライジング部37,38との接続が全く形成されていない。ベースメタライジング部37,38に接続されていない方のセンサ層20は、アクチュエータボディ12の第2の側32にコンタクトされている(図4につきさらに詳しく説明する)。
以下に、図2〜図5につき、アクチュエータボディ12の構成、特に導電性の層19〜22の構成について詳しく説明する。
図2には、図1に示した燃料噴射弁の圧電式のアクチュエータ2を、図1の「II」で示した断面線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。第1の側31には、第1の電極結合部33が設けられている。アクチュエータボディ12の「II」で特徴付けられた断面は、電極層22に沿って延びている。この電極層22は、第1の側31から間隔を置いて配置されるように形成されている。これにより、第1の電極結合部33と電極層22との間に電気的なコンタクトは形成されていない。第2の電極結合部34は第2の側32に配置されている。
電極層22は第2の側32にまで延びているので、第2の電極結合部34との電気的なコンタクトが実現されている。この場合、第2の電極結合部34は網状のスクリーンもしくはシーブを有していてよい。このスクリーンもしくはシーブは、第2の側32に設けられたベースメタライジング部によって電極層22に結合されている。
図3には、図1に示した圧電式のアクチュエータ2を、図1の「III」で示した断面線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。「III」で特徴付けられた断面線は電極層21に沿って延びている。この電極層21は第1の側31にまで案内されていて、第2の側32からは間隔を置いて配置されている。これにより、電極層21は第1の側31において第1の電極結合部33に電気的に接続されている。電極層21は第2の電極結合部34からは絶縁されている。
図2および図3に示した電極層21,22に相応して、アクチュエータボディ12のアクティブな範囲24の電極層は電極結合部33,34と交互に電気的にコンタクトされている。したがって、第1第2の電極結合部33,34に接続されている電気的な供給線路35,36を介して、アクティブな範囲24の、各圧電性の層18の間に設けられた電極層21,22の帯電および放電が可能となる。
図4には、第1の実施形態の燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2を、図1の「IV」で示した断面線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。「IV」で示した断面線はアクチュエータボディ12を貫いたセンサ層20に沿って延びている。第1の側31に設けられた第1の電極結合部33は第1第2の切欠き39,40を有しているので、第1の電極結合部33のウェブ状の区分41が形成されている。電気的な供給線路35はこのウェブ状の区分41のところで第1の電極結合部33に接続されている。さらに、第1の側31にはベースメタライジング部37,38が設けられている。少なくとも所定の区分にわたりピン形に形成されている電気的な測定線路42,43は、アクチュエータベース14を貫いてアクチュエータボディ12へ案内されている。電気的な測定線路42,43は、特にセンサ層19との電気的なコンタクトを可能にするために、センサ範囲23においてベースメタライジング部37,38に結合されている。相応して、アクチュエータボディ12の第2の側32には、センサ範囲19,20においてベースメタライジング部44,45が設けられている。この場合、第2の側32に設けられた第2の電極結合部34はセンサ範囲23において第1第2の切欠き46,47を有しているので、センサ範囲23には第2の電極結合部34のウェブ状の区分48が形成されている。電気的な供給線路36はこのウェブ状の区分48のところで第2の電極結合部34に接続されている。
さらに、切欠き46,47によってセンサ範囲23には、ベースメタライジング部44,45を設けるためにスペースが残されている。さらに、測定線路49,50がアクチュエータベース14を貫いてセンサ範囲23においてアクチュエータボディ12にまで案内されている。測定線路49,50は、アクチュエータボディ12の第2の側32に設けられたベースメタライジング部44,45に接続されている。ベースメタライジング部44,45を介して、測定線路49,50とセンサ層20との電気的な接続が形成されている。センサ層20はこの場合、ベースメタライジング部44,45の範囲において、アクチュエータボディ12の第2の側32にまで案内されている。しかし、センサ層20はウェブ状の区分48の範囲において第2の側32に対して少しだけ切り欠かれており、したがってセンサ層20は、第2の電極結合部34との電気的なコンタクトを阻止するために第2の側32に対して間隔を置いて配置されている。
図5には、第1の実施形態の燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2を、図1の「V」で示した切断線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。「V」で示した断面線はセンサ層19に沿って延びている。このセンサ層19はアクチュエータボディ12の第1の側31にまで案内されている。この場合、センサ層19はベースメタライジング部37,38の範囲では第1の側31にまで案内されているが、しかし第1の電極結合部33の範囲では第1の側31から少しだけ間隔を置いて配置されている。これにより、センサ層19と測定線路42,43との電気的なコンタクトは保証されているが、センサ層19は第1の電極結合部33のウェブ状の区分41からは絶縁されている。さらに、センサ層19は第2の側32から間隔を置いて配置されている。したがって、センサ層19は第2の電極結合部34のウェブ状の区分48からも、測定線路49,50からも電気的に絶縁されている。
したがって、図4および図5から判るように、センサ層19,20はベースメタライジング部37,38,44,45を介して測定線路42,43,49,50に接続されており、この場合、センサ層19は測定線路42,43に接続されており、センサ層20は測定線路49,50に接続されている。相応して、アクチュエータボディ12のセンサ範囲23に設けられていて、ひいてはセンサ層19,20として働く全ての導電性の層19,20は一対の測定線路42,43と一対の測定線路49,50とに交互に接続されている。この場合、測定線路対42,43もしくは測定線路対49,50とのペア毎のコンタクティングにより、一層小さな接触抵抗およびある程度の冗長性とが実現可能となる。
図6には、本発明の第2実施形態による圧電式のアクチュエータ2を備えた燃料噴射弁1が示されている。この第2実施形態では、第1の側31に設けられた第1の電極結合部33が、1つの切欠き39しか有していない。これにより、ストリップ状の区分41が形成されている。
第1の切欠き39はこの場合、ベース金属被覆部もしくはベースメタライジング部37のためのスペースを空けており、この場合、ベースメタライジング部37は第1の電極結合部33から絶縁されている。電気的な測定線路42は、たとえばセンサ層19に電気的に接続されている。したがって、センサ範囲23の、センサ層19に相当するセンサ層は、この実施形態では唯一つのベースメタライジング部37を介して一方の測定線路42に電気的に接続されている。
以下に、図7および図8につき、この燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2の構成を詳しく説明する。
図7には、図6に示した第2実施形態の燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2を、図6の「IV」で示した断面線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。第1の電極結合部33に設けられた切欠き39に相応して、第2の側32における第2の電極結合部34も1つの切欠き47しか有していない。この切欠き47により、第2の側32におけるベースメタライジング部45のためのスペースが空けられている。第2の電極結合部34はこの場合、センサ範囲23においてウェブ状の区分48の形に形成されている。測定線路50はベースメタライジング部45に接続されている。センサ層20は第2の側32にまで案内されており、すなわちベースメタライジング部45の範囲まで案内されている。しかし、センサ層20は第2の電極結合部34のウェブ状の区分48の範囲では第2の側32から少しだけ間隔を置いて配置されているので、センサ層20は第2の電極結合部34から電気的に絶縁されている。さらに、センサ層20は第1の側31から間隔を置いて配置されているので、センサ層20は測定線路42に対しても、第1の電極結合部33に対しても電気的に絶縁されている。
図8には、図6に示した第2実施形態の燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2を、図6の「V」で示した断面線に沿って断面した概略的な断面図が示されている。この場合、圧電式のアクチュエータ2の「V」で示した断面はセンサ層19に沿って延びている。センサ層19は第1の側31にまで案内されているが、しかし第2の側32からは間隔を置いて配置されている。この場合、センサ層19はベースメタライジング部37の範囲では第1の側31にまで案内されているが、しかし第1の電極結合部33のウェブ状の区分41の範囲では第1の側31から少しだけ間隔を置いて配置されている。したがって、センサ層19は測定線路42に電気的に接続されている。
したがって、図7および図8から判るように、センサ範囲23のセンサ層19,20は両測定線路42,50に交互に電気的に接続されている。
第2実施形態の圧電式のアクチュエータ2のアクチュエータボディ12のアクティブな範囲24の電極層21,22は、図1に示した第1実施形態の燃料噴射弁1の圧電式のアクチュエータ2の電極層21,22に相応して形成されている。したがって、第2実施形態の圧電式のアクチュエータ2の、「II」および「III」で示した断面は、電気的な供給線路35,36の位置は別として、図2および図3に示した第1実施形態の断面に相当している。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。

Claims (10)

  1. 圧電式のアクチュエータ(2)、特に燃料噴射弁に用いられる圧電式のアクチュエータであって、多数の圧電性の層(17,18)と、該圧電性の層(17,18)の間に配置された多数の導電性の層(19,20,21,22)とを有するアクチュエータボディ(12)が設けられており、前記導電性の層のうちの少なくとも1つの導電性の層が、センサ層(19)として働き、電極層(21,22)として働く導電性の層(21,22)が、アクチュエータボディ(12)において交互にアクチュエータボディ(12)の第1の側(31)と第2の側(32)とにまで案内されており、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)に、アクチュエータボディ(12)において第1の側(31)にまで案内された電極層(21)をコンタクトするための第1の電極結合部(33)が設けられており、該第1の電極結合部(33)が、前記センサ層(19)の範囲に少なくとも1つの切欠き(39)を有しており、前記センサ層(19)が、センサ結合部(37)によってコンタクトされており、該センサ結合部(37)が、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)で第1の電極結合部(33)の前記切欠き(39)内に配置されていることを特徴とする、圧電式のアクチュエータ。
  2. アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)に、アクチュエータボディ(12)において第2の側(32)にまで案内された電極層(22)をコンタクトするための第2の電極結合部(34)が設けられており、少なくとも1つの別の導電性の層(20)が、別のセンサ層(20)として働き、第2の電極結合部(34)が、前記センサ層(19,20)の範囲(23)に少なくとも1つの切欠き(47)を有しており、前記別のセンサ層(20)が、センサ結合部(45)によってコンタクトされており、該センサ結合部(45)が、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)で第2の電極結合部(34)の前記切欠き(47)内に配置されている、請求項1記載の圧電式のアクチュエータ。
  3. アクチュエータボディ(12)に設けられた前記センサ層(19)が、第1の電極結合部(33)の前記切欠き(39)の範囲でアクチュエータボディ(12)の第1の側(31)にまで案内されていて、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)からは間隔を置いて配置されており、アクチュエータボディ(12)に設けられた前記別のセンサ層(20)が、第2の電極結合部(34)の前記切欠き(47)の範囲でアクチュエータボディ(12)の第2の側(32)にまで案内されていて、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)からは間隔を置いて配置されている、請求項2記載の圧電式のアクチュエータ。
  4. 第1の電極結合部(33)が、別の切欠き(40)を有しており、第1の電極結合部(33)が、前記切欠き(39)と該別の切欠き(40)との間にウェブ状の区分(41)を有しており、該ウェブ状の区分(41)が、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)で前記センサ層(19,20)にわたって延びており、前記一方のセンサ層(19)が、別のセンサ結合部(38)によりコンタクトされており、該別のセンサ結合部(38)が、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)において第1の電極結合部(33)の前記別の切欠き(40)内に配置されており、
    かつ/または
    第2の電極結合部(34)が、別の切欠き(46)を有しており、第2の電極結合部(34)が、前記切欠き(47)と該別の切欠き(46)との間にウェブ状の区分(48)を有しており、該ウェブ状の区分(48)が、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)で前記センサ層(19,20)にわたって延びており、前記別のセンサ層(20)が、別のセンサ結合部(44)によりコンタクトされており、該別のセンサ結合部(44)が、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)において第2の電極結合部(34)の前記別の切欠き(46)内に配置されている、請求項2または3記載の圧電式のアクチュエータ。
  5. アクチュエータボディ(12)に設けられた前記センサ層(19)が、第1の電極結合部(33)の前記別の切欠き(40)の範囲でアクチュエータボディ(12)の第1の側(31)にまで案内されていて、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)からは間隔を置いて配置されており、アクチュエータボディ(12)に設けられた前記別のセンサ層(20)が、第2の電極結合部(34)の前記別の切欠き(46)の範囲でアクチュエータボディ(12)の第2の側(32)にまで案内されていて、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)からは間隔を置いて配置されている、請求項4記載の圧電式のアクチュエータ。
  6. 前記センサ層(19)が、第1の電極結合部(33)の前記ウェブ状の区分(41)の範囲ではアクチュエータボディ(12)の第1の側(31)から間隔を置いて配置されており、前記別のセンサ層(20)が、第2の電極結合部(34)の前記ウェブ状の区分(48)の範囲ではアクチュエータボディ(12)の第2の側(32)から間隔を置いて配置されている、請求項4または5記載の圧電式のアクチュエータ。
  7. センサ結合部が、電気的な測定線路(42)と、アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)における第1の電極結合部(33)の前記切欠き(39)内に設けられたベースメタライジング部(37)とを有しており、該ベースメタライジング部(37)を介して、センサ結合部の前記電気的な測定線路(42)が前記センサ層(19)に接続されており、別のセンサ結合部が、電気的な測定線路(50)と、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)における第2の電極結合部(34)の前記切欠き(47)内に設けられたベースメタライジング部(45)とを有しており、該ベースメタライジング部(45)を介して、前記別のセンサ結合部の前記電気的な測定線路(50)が前記別のセンサ層(20)に接続されている、請求項2から6までのいずれか1項記載の圧電式のアクチュエータ。
  8. アクチュエータボディ(12)の第1の側(31)に設けられたセンサ結合部(37)と、アクチュエータボディ(12)の第2の側(32)に設けられたセンサ結合部(45)とに交互にコンタクトされている複数のセンサ層(19,20)が設けられている、請求項2から7までのいずれか1項記載の圧電式のアクチュエータ。
  9. 前記センサ層(19,20)が、アクチュエータボディ(12)に接合されたアクチュエータベース(14)の範囲(23)に配置されている、請求項2から8までのいずれか1項記載の圧電式のアクチュエータ。
  10. 燃料噴射弁(1)、特に空気圧縮型の自己着火式の内燃機関の燃料噴射装置に用いられるインジェクタにおいて、請求項1から9までのいずれか1項記載の圧電式のアクチュエータ(2)と、該圧電式のアクチュエータ(2)によって操作可能な弁閉鎖体(8)とが設けられており、該弁閉鎖体(8)が、弁座面(9)と協働してシールシートを形成することを特徴とする燃料噴射弁。
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