JP2012518364A - 無線移動通信システムにおけるハイブリッド自動再送要求動作を実行する方法 - Google Patents

無線移動通信システムにおけるハイブリッド自動再送要求動作を実行する方法 Download PDF

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Abstract

複数のサブフレームをそれぞれ有する周波数分割複信(FDD)又は時分割複信(TDD)フレームを通信のために使用する無線移動通信システムおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を実行する方法を提供する。HARQタイミングは、#iフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで送信されるデータバースト割当情報に従って決定されるDL HARQのためのデータバーストの送信時点及びHARQフィードバックの送信時点を含み、上記決定されたHARQタイミングに従ってHARQ動作を実行する。上記HARQタイミングを示す少なくとも1つのフレームインデックス及び少なくとも1つのサブフレームインデックスは、l及びiを使用することにより決定される。

Description

本発明は、無線移動通信システムに関し、より詳細には、無線移動通信システムにおけるハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request:以下、“HARQ”と称する。)動作を実行する方法に関する。
無線移動通信システムは、ブロードキャスティングサービス、マルチメディア映像サービス、及びマルチメディアメッセージングサービスなどのような様々なサービスをサポートするように発展している。特に、次世代無線移動通信システムは、高速で移動中のユーザには、100Mbps以上のデータサービスを提供し、低速で移動中のユーザには、1Gbps以上のデータサービスを提供するために開発されている。
無線移動通信システムにおいて、基地局(Base Station:BS)と端末(Mobile Station:MS)間の高信頼性のデータを高速で送受信するためには、制御オーバーヘッド(control overhead)の減少及び短いレイテンシー(latency)が要求される。制御オーバーヘッドを減少させ、短いレイテンシーをサポートするためには、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat reQuest:HARQ)技術が適用され得る。
HARQ方式を実現する無線移動通信システムにおいて、送信器がデータを運搬するための信号を送信する場合に、受信器は、この信号の受信に成功したことを示す肯定応答(ACK)信号又は否定応答(NACK)信号を送信器にフィードバックする。ACK又はNACK信号を受信する際に、送信器は、新たなデータを初期送信するか又は送信したデータをHARQ方式に従って再送信する。HARQ方式は、2通りのタイプ、すなわち、チェイスコンバイニング(Chase Combining:CC)方式及び増分冗長(Incremental Redundancy:IR)方式に分類し得る。
HARQ動作の間に送受信動作がフレーム単位で行われるために、レイテンシーが減少しない。したがって、信号送受信のレイテンシーを短縮させる新たなフレーム構造、及び新たなフレーム構造を実現するためのHARQ動作タイミング構造に対する必要性が高まっている。
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、無線移動通信システムにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を制御する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線移動通信システムにおいてデータバーストの送信タイミング、データバーストのためのHARQフィードバック信号の送信、及びデータバーストの再送信を決定する方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、無線移動通信システムにおいてデータバーストの送信時間間隔及びシステム性能に従ってHARQ動作タイミングを柔軟に決定する方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の実施形態の一態様によれば、複数のサブフレームをそれぞれ有するフレームを通信のために使用する無線移動通信システムおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を実行する方法を提供する。上記方法は、#iフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで送信されるデータバースト割当情報に従って、DL HARQのためのDLデータバーストの送信時点及びHARQフィードバックの送信時点を含むHARQタイミングを決定するステップと、上記決定されたHARQタイミングに従ってHARQ動作を実行するステップとを有し、上記HARQタイミングを示す少なくとも1つのフレームインデックス及び少なくとも1つのサブフレームインデックスは、l及びiを使用することにより決定されることを特徴とする。
本発明の実施形態の他の態様によれば、複数のサブフレームをそれぞれ有するフレームを通信のために使用する無線移動通信システムおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を実行する方法を提供する。上記方法は、#iフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで送信されるデータバースト割当情報に従って、アップリンク(UL) HARQのためのULデータバーストの送信時点、HARQフィードバックの送信時点、及び上記データバーストの再送信時点を含むHARQタイミングを決定するステップと、上記決定されたHARQタイミングに従ってHARQ動作を実行するステップとを有し、上記HARQタイミングを示す少なくとも1つのフレームインデックス及び少なくとも1つのサブフレームインデックスは、上記l及びiを使用することにより決定されることを特徴とする。
本発明の実施形態は、無線移動通信システムにおいて、HARQ Txタイミングが柔軟に設定されるために、異なるシステム帯域幅のための異なるフレーム構成方法、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)間の様々な比率、レガシー(legacy)システムサポート方式に従って柔軟なHARQ送信を可能にすることができる。
上述した同期化した関係は、受信器がモニタリングしなければならないサブフレームの個数を減少させることにより、電力浪費を最小化することができる。さらに、端末は、予め定義された動作タイミングを使用することにより、より自由に他のシステムと通信することができるという長所を有する。
本発明の実施形態による周波数分割複信(FDD)スーパーフレーム構造を示す図である。 本発明の実施形態による時分割複信(TDD)スーパーフレーム構造を示す図である。 本発明の実施形態によるFDD方式のダウンリンク(DL)データバースト送信のためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるFDD方式のアップリンク(UL)データバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるTDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるTDD方式のULデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態による2つの異なるシステムが共存する場合にTDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態による2つの異なるシステムが共存する場合にTDD方式のULデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の他の実施形態によるFDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の他の実施形態によるTDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるDLとUL間の比率に基づくHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるDLとUL間の比率に基づくHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるDLとUL間の比率に基づくHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるDLとUL間の比率に基づくHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態による複数の中継局(RS)をサポートする無線移動通信システムのフレーム構造を示す図である。 本発明の実施形態によるTDD方式の中継局(RS)フレーム構造を示す図である。 本発明の実施形態による奇数ホップRSのためのHARQ動作タイミング構造を示すである。 本発明の実施形態による偶数ホップRSのためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。 本発明の実施形態によるDL及びUL HARQタイミング構造に従う基地局(BS)と端末(MS)間の動作のための信号フローを示す図である。 本発明の実施形態によるDL及びUL HARQタイミング構造に従う基地局(BS)と端末(MS)間の動作のための信号フローを示す図である。
本発明の他の目的、利点、及び顕著な特徴は、添付の図面及び本発明の実施形態からなされた以下の詳細な説明から、この分野の当業者に明確になるはずである。上記の図面において、同一の図面参照符号は、同一な素子、特性、及び構造を意味することが分かるはずである。
添付の図面を参照した下記の説明は、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるような本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供するものであり、この理解を助けるための様々な特定の詳細を含むが、単なる実施形態に過ぎない。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここに説明する実施形態の様々な変更及び修正が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。また、明瞭性と簡潔性の観点から、当業者に良く知られている機能や構成に関する具体的な説明は、省略する。
次の説明及び請求項に使用する用語及び単語は、辞典的意味に限定されるものではなく、発明者により本発明の理解を明確且つ一貫性があるようにするために使用する。従って、特許請求の範囲とこれと均等なものに基づいて定義されるものであり、本発明の実施形態の説明が単に実例を提供するためのものであって、本発明の目的を限定するものでないことは、本発明の技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
英文明細書に記載の“a”、“an”、及び“the”、即ち、単数形は、文脈中に特に明示しない限り、複数形を含むことは、当業者には理解される。従って、例えば、“コンポーネント表面(a component surface)”との記載は、1つ又は複数の表面を含む。
本発明の実施形態は、周波数分割複信(Frequency Division Duplex:以下、“FDD”と称する。)モード、時分割複信(Time Division Duplex:以下、“TDD”と称する。)モード、半複信FDD(Half duplex-FDD:以下、“H−FDD”と称する。)モード、又はFDDモード及びTDDモードで動作する無線移動通信システムにおいて、所定のHARQ再送信レイテンシーを有するハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request:以下、“HARQ”と称する。)動作を実行する方法を提案する。TDDモード又はH−FDDモードにおいて、フレームは、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)間の様々な比率で構成され得る。したがって、DL期間及びUL期間の対応関係は、フレームで対称であるか又は非対称であり得る。
以下、HARQ方式に従ってスーパーフレーム構造に基づいて基地局(Base Station:BS)と端末(Mobile Station:MS)間の信号送受信動作について説明する。各スーパーフレームは、1つ以上のフレームを含み、各フレームは、1つ以上のサブフレームを含む。“サブフレーム”との用語は、“時間スロット”と同一の意味で使用されることができる。各時間スロット又はサブフレームは、1つ以上の直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)シンボルを含む。
実施形態において、基地局及び端末の各々は、データバースト割当情報の生成及び分析を行い、後述するフレーム構造及びHARQ動作タイミングに従ってHARQ送信時点を決定する制御器と、この制御器の制御の下に決定されたタイミングでデータバースト及びHARQフィードバックの生成及び分析のための少なくとも1つのHARQプロセッサと、このデータバースト割当情報、このデータバースト、及びHARQフィードバックの送受信のための送受信器とを含み得る。例えば、このデータバースト割当情報は、リソース割当てを示すアドバンスト(Advanced)MAP(A−MAP)情報要素(Information Element:IE)として伝達され得、このデータバーストは、HARQ動作に従って生成されたHARQサブパケットの形態で送信され得る。
図1は、本発明の実施形態によるFDDスーパーフレームの構造を示す図である。
図1を参照すると、スーパーフレーム100は、4個のフレームを含み、各フレーム110は、8個のサブフレームを有する。FDD方式の場合には、基地局から端末への送信のために使用されるDLサブフレーム120及び端末から基地局への送信のために使用されるULサブフレーム130は、相互に異なる周波数帯域を占める。
図2は、本発明の実施形態によるTDDスーパーフレームの構造を示す図である。
図2を参照すると、スーパーフレーム200は、4個のフレームを含み、各フレーム210は、8個のサブフレーム220を有する。TDDモードの場合には、全サブフレームの中の所定数のサブフレームは、DLサブフレームとして使用され、残りのサブフレームは、ULサブフレームとして使用される。図2の場合には、DLとUL間の比率は、5:3であり、DL時間期間の間に定義される5個のDLサブフレーム及びUL時間期間の間に定義される3個のULサブフレームを示す。送信/受信切り替えギャップ(Transmit/receive Transition Gap:TTG)230は、DLサブフレームと次のULサブフレームの間に挿入され、受信/送信切り替えギャップ(receive/Transmit Transition Gap:RTG)240は、ULサブフレームと次のDLサブフレームの間に挿入される。
図1及び図2では、各スーパーフレームが4個のフレームを含み、各フレームが8個のサブフレームを有する場合について図示したが、スーパーフレーム当たりのフレームの個数N及びフレーム当たりのサブフレームの個数Fは、無線移動通信システムの帯域幅(bandwidth:BW)及びサブキャリア間隔(spacing)基づいて変わり得る。5、10、及び20MHzのチャネル帯域幅を有する直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)/OFDMA方式の無線移動通信システムにおいて、各フレームは、8個のサブフレームを有し、他方、8.75MHzのチャネル帯域幅を有するOFDM/OFDMA方式の無線移動通信システムにおいて、フレーム当たりのサブフレームの個数は、7であり得る。また、7MHzのチャネル帯域幅を有するOFDM/OFDMA方式の無線移動通信システムにおいて、フレーム当たりのサブフレームの個数は、6であり得る。また、与えられた1つのBWに対して、フレーム当たりのサブフレームの個数は、サイクリックプレフィックス(CP)長さに従って異なり得る。
HARQ方式において、初期送信タイミング及び再送信タイミングは、任意の対応関係を有し得る。このような対応関係は、HARQ動作タイミング構造又はHARQインターレースと呼ぶ。このHARQ動作タイミング構造又はHARQインターレースは、リソース割当情報(すなわち、制御情報)を含むMAPメッセージを運搬するサブフレームとMAPメッセージを運搬するサブフレームに関連した信号を運搬するサブフレーム間の関係と、この信号を運搬するサブフレームとこの信号に対するフィードバックを運搬するサブフレーム間の関係と、このフィードバックサブフレームとこのフィードバックに従って初期送信データ又は再送信データを運搬するサブフレーム間の関係を意味する。HARQ動作タイミング構造又はHARQインターレースをより詳細に説明すると、次のようである。
(1)データバースト割当IE:DLサブフレーム内のDLデータバースト又はULデータバーストを示す。
(2)データバースト:送信器は、データバースト割当IEに従って割り当てられたリソースを用いてデータバーストを送信する。
(3)受信されたデータバーストに対するHARQフィードバック:受信器は、受信したデータバーストでエラーが発見されたか否かに従って肯定信号(Acknowledgement:ACK)又は否定信号(Negative-acknowledgement:NACK)を送信する。
(4)HARQフィードバックに従うデータバーストの初期送信又は再送信:送信器は、NACK信号の受信の際にデータバーストを再送信する。この際に、送信器は、再送信のためのリソース割当情報を追加で提供し得る。他方、ACK信号の受信の際に、送信器は、新たなデータバーストを初期に送信し得る。
HARQ方式は、非同期式(asynchronous)HARQと、同期式(synchronous)HARQとに区分し得る。非同期式HARQの場合には、(1)、(2)、及び(3)として特定されたHARQ動作タイミング構造の定義が必要であり、他方、同期式HARQの場合には、(1)乃至(4)として特定されたHARQ動作タイミング構造の定義が必要である。このようなHARQ動作タイミング構造の定義のためには、DL期間内の少なくとも1つのDLサブフレームは、UL期間内の少なくとも1つのULサブフレームとの所定の対応関係が必要である。
以下、FDDモード及びTDDモードでのHARQ動作タイミングについて具体的に説明する。
図3は、本発明の実施形態によるFDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。図3に示すように、FDD方式のDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造は、図1に示したFDDフレーム構造に基づいて設計される。ここで、スーパーフレーム当たりのフレームの個数Nが4であり、フレーム当たりのサブフレームの個数Fが8であり、データバーストに対する送信/受信処理時間(Tx/Rx processing time)が3個のサブフレームであり、DL HARQフィードバックオフセットzが0であり、DL HARQ送信オフセットuが0であると仮定する。ここで、Tx処理時間は、送信器がHARQフィードバックを受信した後から次のデータを送信するのにかかる時間として定義され、Rx処理時間は、受信器がデータを受信した後にHARQフィードバックを送信するのにかかる時間として定義される。
図3を参照すると、送信器は、#iフレーム(すなわち、i番目のフレーム)の#l DLサブフレーム(すなわち、1番目のDLサブフレーム)300でDL周波数帯域を通してデータバースト割当情報及びDLデータバーストを送信する。その後に、受信器は、#iフレームの#5 ULサブフレーム310でUL周波数帯域を通してDLデータバーストのためのHARQフィードバックを送信する。HARQフィードバックがNACK信号である場合に、送信器は、DL周波数帯域を通して#(i+1)フレームの#1 DLサブフレーム320でデータバーストを再送信する。この再送信されたデータバーストのために、受信器は、#(i+1)フレームの#5 ULサブフレーム330でUL周波数帯域を通してHARQフィードバックを送信する。
下記表1を参照して上述したHARQ動作を説明すると、HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスnは、5であり、{ceil(1+4) mod 8}を計算することにより決定され、HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスjは、iであり、{i+floor(ceil(1+4)/8)+0} mod 4を計算することにより決定され、再送信HARQデータバーストを運搬するフレームのインデックスkは、i+1であり、{j+floor((5+4)/8)+0} mod 4を計算することにより決定される。“ceil”は、演算された値の中で小数点以上の値を切り上げる関数であり、“floor”は、演算された値の中で少数点以下の値を切り捨てる。
表1は、本発明の実施形態によるFDD方式のDL HARQ動作タイミング構造を示す。下記表1は、データバースト割当情報を有する割当A−MAP、データバーストを運搬するHARQサブパケット、HARQフィードバック(ACK又はNACK)、及びHARQ再送信サブパケットの中の少なくとも1つの送信時点を決定するために使用され得る。しかしながら、下記表1が本発明を限定するものと解釈されてはいけないことはもちろんである。
上述した表1において、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を意味する。各スーパーフレームが4個のサブフレームを含む場合に、Nは4である。Fは、1つのフレーム当たりのサブフレームの個数を意味する。例えば、5、10、及び20MHzの帯域幅の場合に、N=4及びF=8である。i、j、及びkは、DLフレームインデックス又はULフレームインデックスを意味する。lは、データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスを意味し、mは、初期送信データバーストを運搬するDLサブフレームのインデックスを意味し、nは、受信したデータバーストに対するHARQフィードバックを運搬するULサブフレームのインデックスを意味する。また、zは、DL HARQフィードバックオフセットを意味し、uは、DL HARQ Txオフセットを意味する。ここで、z及びuは、フレームの個数として示す。したがって、i=0,1,...,N−1、j=0,1,...,N−1、l=0,NA−MAP,...,NA−MAP(ceil(F/NA−MAP)−1)、n=0,1,...,F−1、m=0,1,...,F−1、z=0,1,...,Zmax−1、及びu=0,1,...,umax−1である。
A−MAPは、データバースト割当情報を送信する期間を意味し、サブフレームの個数として表現される。このデータバースト割当情報は、通常のMAPメッセージ又はA−MAPメッセージを通して伝達される。このデータバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に、NA−MAP=1である。このデータバースト割当情報が2つのDLサブフレームごとに送信される場合に、NA−MAP=2である。この場合に、l=0,2,...,2(ceil(F/2)−1)である。
図3に示すFDD方式のDL HARQ送受信の場合に、F=8、N=4、z=0、及びu=0である。#iフレームの#l DLサブフレーム300で送信されるDLデータバースト割当情報は、#iフレームの#m DLサブフレームを示す。データバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=1)、このデータバース割当情報は、DLサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、m=lである。他方、データバースト割当情報が2つのDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=2)、#l DLサブフレーム内のデータバースト割当情報は、#l又は#(l+1)DLサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、mは、l又は(l+1)である。l又は(l+1)を示す関連情報は、このデータバースト割当情報内に含まれる。
このデータバースト割当情報により示されたデータバーストは、1つ以上のサブフレームを占め得る。#m DLサブフレームで開始されるデータバーストの送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)は、NTTIで示す。すなわち、NTTIは、このデータバーストが占有(span)するサブフレームの個数を意味する。例えば、NTTIは、予め設定されるか又はこのデータバースト割当情報によりシグナリングされ得る。このデータバーストが1つのサブフレームを占有する場合には、NTTI=1であり、このデータバーストが4個のサブフレームを占有する場合には、NTTI=4である。
#iフレームの#m DLサブフレームで送信が開始されるデータバーストに対するHARQフィードバックは、#jフレームの#n ULサブフレームで送信される。ここで、このデータバーストを運搬するサブフレームのインデックスmに従って、nは、下記数式1のように定められる。
HARQフィードバックを運搬するULフレームのインデックスjは、データバーストのサブフレームインデックスm及びフレームインデックスiに従って決定される。この際に、フレームオフセットは、データバースト送信の完了及びHARQフィードバックの送信時間間の時間ギャップ(time gap)により発生する。ここで、Gap1として示される時間ギャップは、下記数2により計算される。
ここで、NTTIは、DL HARQ動作でのデータバーストのTTIを示し、サブフレームの個数として表現され、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示す。
FDDシステムでは、リンク期間が連続的であり、Gap1は、サブフレームインデックスに関係なしにDLバーストのTTI及びフレーム当たりのサブフレームの個数に従って決定される。
DL HARQにおいて、DL HARQフィードバックオフセットzは、数式2のように説明されたGap1がRx処理時間より大きいか又は同一であるように設定される。例えば、Gap1がRx処理時間より大きいか又は同一である場合に、z=0であり、他方、Gap1がRx処理時間より小さい場合には、z=1である。ここで、zの値は、HARQフィードバックが遅延したフレーム内の同一のインデックスを有するサブフレームで送信されるように調整される。実際に、zは、フレームの個数として表されるオフセットであり、これは、HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスが変更されることを意味しない。
zがこのように決定されると、jは、下記数式3のようである。
DLデータバーストが非同期式HARQで再送信される場合に、DLデータバーストの再送信時点は、データバースト割当情報に含まれる再送信指示子により示される。一方、DLデータバーストが同期式HARQで再送信される場合に、DLデータバーストの再送信は、#kフレームの#mサブフレームで実行される。上述した表1を参照すると、フレームインデックスkは、HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスjに基づいて決定され、再送信データバーストを運搬するサブフレームのインデックスmは、データバーストの以前の送信に対するサブフレームのインデックスと同一である。この際に、フレームオフセットは、HARQフィードバックの送信時点とデータバーストの再送信時点間の時間ギャップにより発生する。Gap2として示される時間ギャップは、下記数式4により定められる。
ここで、NCTRL,TTIは、DL HARQ動作によるHARQフィードバックのTTIを示し、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示す。FDDシステムでは、リンク期間が連続的であるため、Gap2は、サブフレームインデックスに関係なくUL HARQフィードバックのTTI及びフレーム当たりのサブフレームの個数により決定される。一般的に、HARQフィードバックは、1つのサブフレームを占有する。
DL HARQにおいて、DL HARQ Txオフセットuは、上述した数式4のGap2がTx処理時間より大きいか又は同一であるように設定される。例えば、Gap2がTx処理時間より大きいか又は同一である場合に、u=0であり、他方、Gap2がTx処理時間より小さい場合には、u=1である。ここで、uの値は、次のHARQデータが遅延したフレームで送信されるように調整される。実際に、uは、フレームの個数として表されるオフセットであり、これは、HARQデータを運搬するサブフレームのインデックスが変更されることを意味しない。
uがこのように決定されると、kは、下記数式5のようになる。
上述したように、送信信号の処理に必要な時間が確保されない場合に、HARQ再送信時点は、1つのフレームだけ遅延し得る(すなわち、u=1)。ここで、‘時間が十分である。’というものは、信号送信処理に必要な時間(Tx処理時間)及び信号受信処理に必要な時間(Rx処理時間)が既知の基準値を超過することを示す。ここで、この基準値は、初期に設定されるか又はシステムによりブロードキャストされる。
このフレームインデックスj及びkがスーパーフレーム当たりのフレームの個数Nより大きいか又は同一である場合に、スーパーフレームのインデックスは、1だけ増加し、フレームインデックスj及びkは、数式3及び数式5のモジュロ(modulo)を演算することにより得られた値である。図1及び図2を参照すると、N=4であると見なされ得る。
上述した数式2及び数式4を参照すると、FDDでDL HARQフィードバックオフセットz及びDL HARQ Txオフセットuは、HARQ動作のTTI(データバーストのTTI又はフィードバック)、システム(送信器及び受信器)の信号処理能力に従って決定され得る。この信号処理能力に関する情報は、予め設定されるか又はシステムによりブロードキャストされ得る。他の実施形態として、z及びuは、システム運用方式に従ってシステム構成情報でブロードキャストされ得る。
図4は、本発明の実施形態によるFDD方式のULデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。ここで、スーパーフレーム当たりのフレームの個数Nが4であり、フレーム当たりのサブフレームの個数Fが8であり、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームであると仮定すると、UL HARQフィードバックオフセットwは0であり、UL HARQ Txオフセットvは0である。
図4を参照すると、#iフレームの#1 DLサブフレーム400でDL周波数帯域を通してデータバースト割当情報を受信する際に、送信器は、#iフレームの#5 ULサブフレーム410でUL周波数帯域を通してULデータバーストを送信する。受信器は、受信したデータバーストがエラーを有するか否かに従って、#(i+1)フレームの#1 DLサブフレーム420でDL周波数帯域を通してHARQフィードバックを送信する。HARQフィードバックがNACK信号である場合に、送信器は、#(i+1)フレームの#5 ULサブフレーム430でUL周波数帯域を通してデータバーストを再送信する。この際に、DLサブフレーム420がULバースト再送信を示すデータバースト割当情報を運搬する場合に、ULデータバースト再送信は、データバースト割当情報に従って実行される。
上述したHARQ動作を下記の表2を参照して説明すると、ULデータバーストを運搬するフレームのインデックスjは、iであり、{i+floor(ceil(1+4)/8)+0} mod 4により決定され、ULデータバーストを運搬するサブフレームのインデックスmは、5であり、{ceil(1+4) mod 8}により決定され、HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスkは、i(j=i)+1であり、{j+floor((5+4)/8)+0} mod 4を計算することにより決定される。HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスは、1である。HARQフィードバックがNACK信号である場合に、再送信HARQデータバーストを運搬するフレームのインデックスは、i+1であり、(k+floor(ceil(1+4)/8)+0) mod 4により決定され、再送信HARQデータバーストを運搬するサブフレームのインデックスmは、5である。下記の表2は、本発明の実施形態によるFDD方式のUL HARQ動作タイミング構造を示す。下記の表2は、データバースト割当情報を有する割当A−MAP、データバーストを運搬するHARQサブパケット、HARQフィードバック(ACK又はNACK)、及びHARQ再送信サブパケットの中の少なくとも1つの送信時点を決定するために使用され得る。しかしながら、下記表2は、本発明を限定するものと解釈されてはいけないことを理解すべきである。
表2において、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示す。各スーパーフレームが4個のフレームを含む場合に、Nは、4である。Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示す。i、j、k、及びpは、DLフレームインデックス又はULフレームインデックスを示す。lは、データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスを示し、mは、データバーストの送信が開始されるULサブフレームのインデックスを示し、wは、UL HARQフィードバックオフセットを示し、vは、UL HARQ Txオフセットを示す。ここで、w及びvは、フレームの個数として示される。したがって、i=0,1,...,N−1、j=0,1,...,N−1、k=0,1,...,N−1、p=0,1,...,N−1、l=0,NA−MAP,...,NA−MAP(ceil(F/NA−MAP)−1)、m=0,1,...,F−1、n=0,1,...,F−1、w=0,1,...,wmax−1、及びv=0,1,...,vmax−1である。
A−MAPは、サブフレームの個数として表現されるデータバースト割当情報を送信する期間を示す。このデータバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に、NA−MAP=1である。このデータバースト割当情報が2つのDLサブフレーム間隔ごとに送信される場合に、NA−MAP=2である。この場合に、l=0,2,...,2(ceil(F/2)−1)である。
FDD方式のUL HARQ送受信において、#iフレームの#l DLサブフレームで送信されるULデータバースト割当情報は、#jフレームの#m ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。データバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=1)、このデータバースト割当情報は、#n ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、m=nである。他方、データバースト割当情報が2つのDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=2)、#l DLサブフレーム内のデータバースト割当情報は、#n ULサブフレーム及び#(n+1) ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、mは、n又は(n+1)である。n又は(n+1)を示す関連(relevance)情報は、データバースト割当情報内に含まれる。ここで、nは、n=ceil(l+F/2)mod Fのように定められる。
データバースト割当情報により示されるデータバーストは、1つ以上のULサブフレームを通して送信され得る。データバーストのTTIは、NTTIで示す。NTTIは、データバースト割当情報によりシグナリングされる。
#jフレームの#m ULサブフレームで送信が開始されたデータバーストに対するHARQフィードバックは、#kフレームの#l DLサブフレームで送信される。すなわち、このデータバースト割当情報及びHARQフィードバックは、同一のインデックスを有するサブフレームで送信される。サブフレームインデックスm及びフレームインデックスjに従って、フレームインデックスkは、表2で説明したように決定される。
表2で説明したUL HARQ Txオフセットv及びUL HARQフィードバックオフセットwは、数式2及び数式4を用いて算出され得る。UL HARQ Txオフセットvは、データバースト割当情報又はHARQフィードバックを受信した場合に、バースト送信又は再送信のために考慮される。
ULデータバーストが非同期式HARQで再送信される場合に、ULデータバーストの再送信時点は、このデータバースト割当情報の位置及びこのデータバースト割当情報内に含まれた再送信指示子により示される。一方、ULデータバーストが同期式HARQを考慮して再送信される場合に、ULデータバーストの再送信は、#pフレームの#mサブフレームで実行される。表2を参照すると、フレームインデックスpは、サブフレームインデックスl及びフレームインデックスkに従って決定される。
UL HARQ Txオフセットvは、DLバースト割当情報又はDL HARQフィードバックの送信時点とULデータバーストの送信時点間のフレームの個数として表現される時間間隔を示す。数式2において、UL HARQ Txオフセットvは、DLデータバーストのTTIであるNTTIの代わりに、このデータバースト割当情報のTTI又はHARQフィードバックのTTIを適用することにより算出されるGap1’を考慮して決定される。一般的に、このデータバースト割当情報又はHARQフィードバックのTTIは、1つのサブフレームである。
UL HARQにおいて、UL HARQ Txオフセットvは、上記の通りに計算されたGap1’がTx処理時間より大きいか又は同一であるように設定される。例えば、Gap1’がTx処理時間より大きいか又は同一である場合には、v=0であり、他方、Gap1’がTx処理時間より小さい場合には、v=1である。
UL HARQフィードバックオフセットwは、ULデータバースト送信の完了とULデータバーストのDL HARQフィードバックの送信時点間の時間間隔を示し、フレームの個数として表現される。数式4において、UL HARQフィードバックオフセットwは、DL HARQ動作に対するHARQフィードバックのTTIの代わりに、ULデータバーストのTTIを適用することにより計算されたGap2’を考慮して決定される。
UL HARQにおいて、wは、Gap2’がRx処理時間より大きいか又は同一であるように設定される。例えば、Gap2’がRx処理時間より大きいか又は同一である場合には、w=0であり、他方、Gap2’がRx処理時間より小さい場合には、w=1である。
上述したように、UL HARQ Txオフセットv及びUL HARQフィードバックオフセットwは、FDDでHARQ動作のTTI(データバーストのTTI又はフィードバック)及びシステム(送信器及び受信器)の信号処理能力に従って決定される。この信号処理能力に関する情報は、予め設定されるか又はシステムによりブロードキャストされ得る。他の実施形態として、所定の値がシステム運用方式に従ってシステム構成情報を通してw及びvとしてブロードキャストされ得る。上述した表2において、このフレームインデックスj、k、及びpがNより大きいか又は同一である場合に、スーパーフレームインデックスsは、1だけ増加し、フレームインデックスj、k、及びpは、表2で説明したモジュロ演算を行うことにより得られた値である。
TDDモードにおいて、各フレームは、DLサブフレーム及びULサブフレームを含む。本発明の実施形態では、任意の規則でDLサブフレームをULサブフレームにマッピングすることにより、より少ない個数のサブフレームを有するリンクに基づいてより多い個数のサブフレームを有するリンクを分割する。このリンク分割による各領域は、1つ又はそれ以上のサブフレームを含み、より少ない個数のサブフレームを有するリンクの1つのサブフレームにマッピングされる。すなわち、M個のサブフレームは、N個の領域に分割され(M>N)、各サブフレームは、本発明の実施形態による所定のマッピング関係を有する。このマッピング関係に関する詳細な説明は、後述する。
図5は、本発明の実施形態による5:3 TDDモードのDL HARQ動作タイミング構造を示す図である。DL HARQ動作タイミング構造は、図2に示すようなTDDフレーム構造に基づいて構成される。
図5を参照すると、送信器は、#iフレームの#1 DLサブフレーム500でデータバースト割当情報及びDLデータバーストを送信し、受信器は、#iフレームの#0 ULサブフレーム510でDLデータバーストに対するHARQフィードバックを送信する。送信器は、HARQフィードバックがNACK信号である場合に、#(i+1)フレームの#1 DLサブフレーム520でこのデータバーストを再送信する。この際に、#1 DLサブフレーム520において、DLデータバースト送信を示すデータバースト割当情報が送信され得る。この再送信されたデータバーストに対して、受信器は、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレーム530でHARQフィードバックを送信する。
上記では、DLサブフレーム及びULサブフレームがDL及びUL期間で個別にインデキシングされると説明したが、DL及びULサブフレームは、1つのフレーム内で連続してインデキシングされ得る。この場合に、ULサブフレームインデックスxは、フレーム内のサブフレームインデックスD+xに置き換えられる。ここで、Dは、DL期間の持続期間(デュレーション)を示す。
上記のHARQ動作は、下記の表3を参照して説明する。表3は、本発明の一実施形態に従って、DL:UL=D:Uモードの場合にDL HARQ動作タイミング構造を示す。ここで、Dは、DL期間のデュレーション(すなわち、DLサブフレームの個数)を示し、Uは、UL期間のデュレーション(すなわち、ULサブフレームの個数)を示す。下記の表3は、データバースト割当情報を有する割当A−MAP IE、データバーストを運搬するHARQサブパケット、HARQフィードバック(ACK又はNACK)、及びHARQ再送信サブパケットの中の少なくとも1つの送信時点を決定するために使用され得る。しかしながら、下記の表3が本発明を限定するものと解釈されてはいけないことを理解すべきである。
上述した表3において、Dは、DLフレーム当たりのDLサブフレームの個数を示し、Uは、ULフレーム当たりのULサブフレームの個数を示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示す。各スーパーフレームが4個のフレームを含む場合に、Nは、4である。Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示し、したがって、F=D+Uである。i、j、及びkは、フレームインデックスを示す。lは、データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスを示し、mは、DLデータバースト送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、DLデータバーストに対するHARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示す。また、zは、DL HARQフィードバックオフセットを示し、uは、DL HARQ Txオフセットを示す。したがって、j=0,1,...,N−1、k=0,1,...,N−1、l=0,NA−MAP,...,NA−MAP(ceil(D/NA−MAP)−1)、m=0,1,...,D−1、n=0,1,...,U−1、z=0,1,...,zmax−1、及びu=0,1,...,umax−1である。
A−MAPは、データバースト割当情報を送信する期間を示す。このデータバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に、NA−MAPは、1であり、lは、0からD−1までの範囲を有する。このデータバースト割当情報が2つのDLサブフレーム間隔で送信される場合に、NA−MAP=2である。この場合に、l=0,2,...,2(ceil(F/2)−1)である。
パラメータKは、DとU間の関係に従って定義される。例えば、Kは、数式6または数式7のように定義される。システムで考慮されるシステム帯域幅、処理期間、データバースト割当情報の送信期間NA−MAPに基づいて、Kは、K又はKとなる。ここで、Kは、シーリング関数ceil( )を使用して計算された値を意味し、Kは、フロア関数floor( )を使用して計算された値を意味する。K値の決定は、システム構成により異なる。一般的に、KがKであるが、Kは、Fが奇数であり、D<U/NA−MAPである条件の下に使用され得る。
DがUより大きいかまたは同一である場合に、K及びKは、0又は正の値を有し、そうでない場合には、負の値を有する。
一般的に、Fが偶数である場合には、ceil( )及びfloor( )関数は、同一の方式で演算を実行し、したがって、K及びKは、同一の値を有する。他の実施形態に従って、Kは、次のように設定され得る。D<Uである場合には、K=−ceil{(U−D)/2}であり、D≧Uである場合には、K=floor{(D−U)/2}である。
TDDモードのDL HARQ送受信において、#iフレームの#l DLサブフレームで送信されるDLデータバースト割当情報は、#iフレームの#m DLサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。データバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=1)、このデータバースト割当情報は、DLサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、m=1である。他方、データバースト割当情報が2つのDLサブフレームごとに送信される場合に(すなわち、NA−MAP=2)、#l DLサブフレーム内のデータバースト割当情報は、#l DLサブフレームまたは#(l+1)DLサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。すなわち、mは、lまたは(l+1)である。lまたは(l+1)を示す関連情報は、このデータバースト割当情報に含まれる。
このデータバースト割当情報により示されたデータバーストは、1つ以上のDLサブフレームを占有し得る。
#iフレームの#m DLサブフレームで送信が開始されたデータバーストに対するHARQフィードバックは、#jフレームの#n ULサブフレームで送信される。ここで、DL:UL(D:U)の比率に従って、nは、1つ以上のDLサブフレームインデックスにマッピングされ得る。D≦Uである場合に、各ULサブフレームは、1つのDLサブフレームにマッピングされる。他方、D>Uである場合に、各ULサブフレームは、1つ以上のDLサブフレームにマッピングされる。表3で定義したように、このサブフレームインデックスnは、K及びmに従って決定され、このフレームインデックスjは、i及びzに従って決定される。すなわち、表3は、DL:ULの比率に従って1つのフレーム内でDLサブフレームインデックスとULサブフレームインデックス間の任意のマッピング関係を定義する。表1は、D=Uの場合がD≦Uの場合に含まれることを示す。他の実施形態において、D=Uの場合にK=0であるので、D=Uの場合は、D≦Uの場合だけではなくD≧Uの場合にも含まれ得る。本明細書は、D=Uの場合がD≦Uに含まれる場合のHARQタイミングについて説明する。
表1のFDD DL HARQタイミング構造を参照して説明したように、zは、DL HARQフィードバックオフセットを示す。十分なRx処理時間を確保するために、zは、HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを調整するために使用される。DLサブフレームが時間軸に沿って1つのフレーム内でULサブフレームと交互に位置するので、下記の数式8により計算されるGap3は、DL HARQフィードバックオフセットzを決定するために使用される。
ここで、MDATAは、データバーストを運搬するサブフレームの個数を示し、aは、データバーストの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、NTTIは、データバーストのTTIを示し、bは、データバーストに対するHARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示す。したがって、表3を適用すると、MDATA=D、a=m、及びb=nである。
TDDモードのDL HARQにおいて、DL HARQフィードバックオフセットzは、数式8で説明したGap3がRx処理時間より大きいか又は同一であるように調整される。例えば、Gap3がRx処理時間より大きいか又は同一である場合には、z=0であり、他方、Gap3がRx処理時間より小さい場合には、z=1である。
DLデータバーストが非同期式HARQで再送信される場合に、DLデータバーストの再送信は、データバースト割当情報に含まれた再送信指示子により示される。一方、DLデータバーストが同期式HARQで再送信される場合に、DLデータバーストの再送信は、#kフレームの#mサブフレームで実行される。表3を参照すると、フレームインデックスkは、HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックス及びDL HARQ Txオフセットuにより決定される。また、DLデータバーストの再送信を示すデータバースト割当情報が送信される場合に、この再送信は、このデータバースト割当情報に基づいて行われる。
表1のFDD DL HARQタイミング構造を参照して上述したように、uは、DL HARQ Txオフセットを示し、数式9により計算されるGap4に従って決定される。Gap4は、TDDモードでHARQフィードバックの送信時点とデータ再送信の開始時点間の時間ギャップを示す。
ここで、MCTRLは、HARQフィードバックを運搬するサブフレームの個数を示し、bは、HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、aは、HARQフィードバックの後にデータバーストの再送信が開始されるサブフレームのインデックスを示す。したがって、表3において、MCTRL=U、b=n、及びa=mである。
TDDモードのDL HARQにおいて、DL HARQ Txオフセットuは、数式9により計算されたGap4がTx処理時間より大きいか又は同一であるように調整される。例えば、Gap4がTx処理時間より大きいか又は同一である場合に、u=0であり、他方、Gap4がTx処理時間より小さい場合に、u=1である。ここで、u=1である場合には、送信信号の処理のための十分な時間がないため、HARQ再送信時点は、1つのフレームだけ遅延する。
表3において、フレームインデックスj及びkがスーパーフレーム当たりの全フレームの個数Nより大きいか又は同一である場合に、スーパーフレームインデックスsは、1だけ増加し、フレームインデックスj及びkは、表3に示すモジュロ演算を行うことにより得られた値である。
本発明の他の実施形態として、DL HARQフィードバックオフセットz及びDL HARQ Txオフセットuは、DLサブフレームとULサブフレーム間のマッピング関係、HARQ動作のTTI(データバーストのTTI又はフィードバック)、及び/又はシステムの信号処理性能に従って決定される。
図6は、本発明の実施形態によるTDDモードのULデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図6を参照すると、#iフレームの#1 DLサブフレーム600でデータバースト割当情報を受信すると、送信器は、#iフレームの#0 ULサブフレーム610でULデータバーストを送信する。受信器は、この受信したデータバーストがエラーを有するか否かに従って、#(i+1)フレームの#1 DLサブフレーム620でULデータバーストに対するHARQフィードバックを送信する。HARQフィードバックがNACK信号である場合に、送信器は、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレーム630でデータバーストを再送信する。#1 DLサブフレーム620がULデータバーストの再送信を示すデータバースト割当情報を運搬する場合に、ULデータバースト再送信は、このデータバースト割当情報に従って実行される。
上記では、DLサブフレーム及びULサブフレームがDL及びUL期間で個別にインデキシングされると説明したが、DL及びULサブフレームは、1つのフレーム内で連続してインデキシングされ得る。この場合に、ULサブフレームインデックスxは、フレーム内のサブフレームインデックスD+xに置き換えられる。ここで、Dは、DL期間のデュレーションを示す。
表4は、本発明の実施形態によるTDDモードのUL HARQ動作タイミング構造を示す。下記の表4は、データバースト割当情報を有する割当A−MAP、データバーストを運搬するHARQサブパケット、HARQフィードバック(ACK又はNACK)、及びHARQ再送信サブパケットの中の少なくとも1つの送信時点を決定するために使用され得る。しかしながら、下記の表4が本発明を限定するものと解釈されてはいけない理解すべきである。
表4において、Dは、DLフレーム当たりのDLサブフレームの個数を示し、Uは、ULフレーム当たりのULサブフレームの個数を示し、Kは、数式6又は数式7のように定義されるパラメータであり、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示す。各スーパーフレームが4個のフレームを含む場合に、Nは4である。i、j、k、及びpは、フレームインデックスを示す。lは、データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスを示し、mは、データバーストの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、wは、UL HARQフィードバックオフセットを示し、vは、UL HARQ Txオフセットを示す。したがって、i=0,1,...,N−1、j=0,1,...,N−1、k=0,1,...,N−1、p=0,1,...,N−1、l=0,NA−MAP,...,NA−MAP(ceil(D/NA−MAP)−1)、m=0,1,...,U−1、w=0,1,...,wmax−1、及びv=0,1,...,vmax−1である。
A−MAPは、データバースト割当情報を送信する期間を示す。このデータバースト割当情報がDLサブフレームごとに送信される場合に、NA−MAP=1であり、lは、0からD−1までの範囲を有する。このデータバースト割当情報が2つのDLサブフレーム間隔ごとに送信される場合に、NA−MAP=2である。この場合に、l=0,2,...,2(ceil(D/2)−1)である。
TDDモードのUL HARQ送受信において、#iフレームの#l DLサブフレームで送信されるULデータバースト割当情報は、#jフレームの#m ULサブフレームで開始されるデータバーストの送信を示す。ここで、DL:UL(D:U)の比率及び割当情報期間NA−MAPに従って、mは、1つ以上のDLサブフレームにマッピングされ得る。ceil(D/NA−MAP)≧Uである場合、すなわち、DL制御情報(データバースト割当情報又はHARQフィードバック)を運搬するDLサブフレームの個数がULサブフレームの個数より多いか又は同一である場合に、各ULサブフレームは、1つの以上のDLサブフレームにマッピングされる。他方、ceil(D/NA−MAP)<Uである場合、すなわち、DL制御情報(データバースト割当情報又はHARQフィードバック)を運搬するDLサブフレームの個数がULサブフレームの個数より少ない場合に、各DLサブフレームは、1つ以上のULサブフレームにマッピングされる。
データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームの個数がULサブフレームの個数より多いか又は同一である場合に(ceil(D/NA−MAP)≧U)、1つのULサブフレームでのデータバースト送信は、1つ以上のDLサブフレームで示されることができる。すなわち、lがKより小さい場合には、#l DLサブフレームでのデータバースト割当情報は、#0 ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。lがKより大きいか又は同一であり、lがU+Kより小さい場合には、#l DLサブフレームでのデータバースト割当情報は、#(l−K)ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。lがU+Kより大きいか又は同一である場合には、#l DLサブフレームでのデータバースト割当情報は、#(U−1)ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。
一方、データバースト割当情報を運搬するDLサブフレームの個数がULサブフレームの個数より少ない場合に(ceil(D/NA−MAP)<U )、DLサブフレーム内のデータバースト割当情報は、1つ以上のULサブフレームでのデータバースト送信を示すことができる。例えば、#0 DLサブフレーム内のデータバースト割当情報は、#0乃至#(l−K+NA−MAP−1)ULサブフレームでのデータバースト送信を示し、これに関する関連情報は、データバースト割当情報を通して送信される。
このデータバースト割当情報が1つのDLサブフレームだけで送信される場合に(ceil(D/NA−MAP)=1)、このDLサブフレームは、すべてのULサブフレームでのデータバースト送信を示す。このデータバーストのTTIは、データバースト割当情報により示され得、フレームインデックスjは、i及びvに従って決定される。
表2のFDD UL HARQタイミング構造を参照して説明したように、vは、UL HARQ Txオフセットを示し、wは、UL HARQフィードバックオフセットを示す。UL HARQ Txオフセットvは、データバースト割当情報又はHARQフィードバックを受信した後にデータバーストの送信又は再送信時点を決定するために使用される。上述したように、UL HARQ Txオフセットvは、十分なTx処理時間を確保するためにデータバーストを運搬するフレームのインデックスを調整するために使用される。
TDDモードのUL HARQにおいて、UL HARQ Txオフセットvは、数式9において、MCTRLをデータバースト割当情報又はHARQフィードバックのような制御情報を運搬するDLサブフレームの個数Dに置き換え、bをデータバースト割当情報又はHARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスlに置き換え、aを初期送信又は再送信データバーストを運搬するサブフレームのインデックスmに置き換えることにより計算されるGap4’に従って決定される。
Gap4’が、HARQフィードバックが受信された後にデータバースト送信に必要なTx処理時間より小さい場合には、v=1であり、そうでない場合には、v=0である。
また、TDDモードのUL HARQにおいて、データバーストを受信した後にHARQフィードバックの送信時点を調整するために、UL HARQフィードバックオフセットwは、数式8において、MDATAをデータバーストを運搬するサブフレームの個数Uに置き換えることにより計算されるGap3’に従って決定される。
Gap3’が、ULデータバーストが受信された後にHARQフィードバックの送信に必要なRx処理時間より小さい場合に、w=1であり、そうでない場合には、w=0である。
#jフレームの#m ULサブフレームで送信されたデータバーストに対するHARQフィードバックは、#kフレームの#l DLサブフレームで行われる。すなわち、データバースト割当情報及びHARQフィードバックは、同一のインデックスを有するサブフレームで送信される。ここで、kは、jにより決定される。
ULデータバーストが非同期式HARQで再送信される場合に、ULデータバーストの再送信時点は、データバースト割当情報に含まれた再送信指示子により示される。他方、ULデータバーストが同期式HARQで再送信される場合に、ULデータバーストの再送信は、#pフレームの#mサブフレームで実行される。表4を参照すると、フレームインデックスpは、UL HARQ Txオフセットv及びHARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスkにより決定される。フレームインデックスj、k、及びpがスーパーフレーム当たりのフレームの総数Nより大きいかまたは同一である場合に、スーパーフレームインデックスsは、1だけ増加し、フレームインデックスj、k、及びpは、表4に示すようなモジュロ演算を行うことにより得られる値である。
一方、以上では、HARQタイミングが表1乃至表4の数式を用いて決定されると説明したが、可能なすべての入力値(すなわち、DL/ULサブフレームの個数、サブフレームインデックス、及び処理時間など)に対応する表1乃至表4の数式に従う結果値を有するテーブルを送信器及び受信器に格納し、テーブルから所望の結果値を読み出すことによりHARQタイミングを決定することも可能であることはもちろんである。
HARQフィードバック及びTxオフセットの計算
HARQフィードバックオフセットw及びzとHARQ Txオフセットv及びuとを計算する実施形態を説明する。
HARQフィードバックオフセットw及びzとHARQ Txオフセットv及びuとは、DLサブフレームとULサブフレーム間のマッピング関係、HARQ動作のTTI(データバーストのTTI又はフィードバック)、及び/又はシステム(送信器及び/又は受信器)の信号処理性能に従って決定され得る。本発明の他の実施形態において、HARQフィードバックオフセットは、この情報を用いて求められる代わりに、予め設定され、システムによりブロードキャストされ得る。HARQ動作に関連したオフセットは、次の通りに定義される。
FDDモードによるDL HARQ動作のためのHARQフィードバックオフセットz及びHARQ Txオフセットuの中の少なくとも1つは、次の数式10により計算される。
ここで、Rx_Time1は、受信器の処理能力により決定されたDLデータバーストのRx処理時間を示し、Tx_Time1は、送信器の処理能力により決定されたDLデータバーストのTx処理時間を示す。Rx_Time1及びTx_Time1は、データバーストの処理時間としてまとめて呼ばれる。ここで、データバーストのRx処理は、例えば、多入力多出力(MIMO)Rx処理、復調、及び復号を含む。データバーストのTx処理、例えば、符号化、変調、MIMO Tx処理を含む。DL HARQにおいて、一般的に、受信器は、端末であり、送信器は、基地局である。ここで、HARQフィードバックTTIは、1つのサブフレームであると仮定し、データバースト送信時間間隔TTIは、NTTIで示す。
FDDモードによるUL HARQ動作のためのHARQ Txオフセットv及びHARQフィードバックオフセットwの中の少なくとも1つは、次の数式11により計算される。
ここで、Rx_Time2は、受信器の処理能力により決定されるULデータバーストのRx処理時間を示し、Tx_Time2は、送信器の処理能力により決定されるULデータバーストのTx処理時間を示す。Rx_Time2及びTx_Time2は、データバーストの処理時間としてまとめて呼ばれる。UL HARQにおいて、一般的に、受信器は、基地局であり、送信器は、端末である。
TDDモードによるDL HARQ動作のためのHARQフィードバックオフセットz及びHARQ送信オフセットuの中の少なくとも1つは、次の数式12により計算される。
ここで、Rx_Time3及びTx_Time3は、それぞれDLデータバーストのRx処理時間及びTx処理時間を示す。Rx_Time3及びTx_Time3は、データバーストの処理時間としてまとめて呼ばれる。
TDDモードによるUL HARQ動作のためのHARQフィードバックオフセットw及びHARQ Txオフセットvの中の少なくとも1つは、次の数式13により計算される。
ここで、Rx_Time4及びTx_Time4は、それぞれULデータバーストのRx処理時間及びTx処理時間を示す。Rx_Time4及びTx_Time4は、データバーストの処理時間としてまとめて呼ばれる。
同期式HARQにおいて、UL HARQ動作のTx処理時間は、初期送信及び再送信により異なる。すなわち、数式11のTx_Time2及び数式13のTx_Time4は、データバーストが初期に送信されるか又は再送信されるかに基づいてTx_Time_NewTx及びTx_Time_ReTxに置き換えられ得る。ここで、Tx_Time_NewTxは、初期送信データバーストのTx処理時間を示し、Tx_Time_ReTxは、再送信データバーストのTx処理時間を示す。上述したように、初期送信データバーストがデータバースト割当情報に従ってエンコーディングされるとしても、データバーストの再送信は、このエンコーディングされた初期送信データバーストに基づいてエンコーディングされ得るNACK信号によりトリガーリングされる。したがって、初期送信及び再送信のためのTx処理時間が異なって考慮されつつ、HARQ Txオフセットが調整され得る。
また、再送信トリガーリングに従って、再送信データバーストのTx処理時間は、Tx_Time_ReTx1又はTx_Time_ReTx2であり得る。この再送信トリガーリング方法では、2通りの方法が考慮されることができる。1番目の方法では、NACK信号だけが送信され、2番目の方法では、NACK信号及び再送信のための割当情報が送信される。Tx_Time_ReTx1は、前者の場合のために使用され、Tx_Time_ReTx2は、後者の場合のために使用される。
同様に、表2、表4、数式11及び数式13で説明したUL HARQ Txオフセットは、初期送信又は再送信のTx処理時間に従ってvnew及びvRxTxとして個別に調整され得る。ここで、vnewは、Tx_Time_NewTxのTx処理時間を考慮した初期送信データバーストのためのUL HARQ Txオフセットであり、vRxTxは、Tx_Time_ReTxのTx処理時間を考慮した再送信データバーストのためのUL HARQ Txオフセットである。
レガシーサポートティングモード
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16mアドバンスト無線インターフェース(Advanced Air interface:AAI)を使用する無線移動通信システムは、スーパーフレーム構造内で所定のフレームオフセットを使用してIEEE802.16eレガシー無線移動通信システムと共存し得る。具体的に、各16mフレームは、DLサブフレーム及びULサブフレームとともに、16eフレームとの差異を補償するためのフレームオフセットを含む。この場合に、TDD HARQ動作タイミング構造は、ネットワークノード及び端末がIEEE802.16mモードで動作する期間でのDL:ULの比率に従って表3及び表4で説明したHARQ動作タイミング構造に基づく。
DLサブフレームとULサブフレーム間のマッピング関係は、ネットワークノード及び端末がIEEE802.16mモードで動作する期間でのDL:ULの比率に従って決定される。言い換えれば、DL:ULの比率に従ってHARQ動作のための送信期間内のサブフレームのインデックス及び個数が決定される。しかしながら、1つのフレーム内にIEEE802.16eモード及びIEEE802.16mモードが共存するので、フレームは、16mモードで動作する期間でのDL:ULの比率でなく、TDDシステムの全DL:ULの比率に従ってインデキシングされる。
TDDシステムにおいて、DLサブフレームの個数及びULサブフレームの個数をD’及びU’でそれぞれ示す。サブフレームインデックスl’、m’、及びn’は、TDDシステムのDL:ULの比率、すなわち、D’:U’に従ってナンバーリングされる。また、16mモードで動作する期間でのDLサブフレームの個数及びULサブフレームの個数をそれぞれD及びUで示す。サブフレームインデックスl’、m、及びnは、16mモードで動作する期間でのDL:ULの比率であるD:Uに従ってナンバーリングされる。
16eモードで動作するレガシー期間を除いた16mモードで動作する期間でのHARQ動作タイミングは、表3及び表4に従う。しかしながら、HARQフィードバックオフセットz又はw及びHARQ Txオフセットu又はvに従って決定されたフレームインデックスi、j、及びkは、D’:U’に従ってサブフレームインデックスl’、m’、n’を使用してナンバーリングされる。
図7は、本発明の実施形態による2つの異なるシステムが共存する場合に5:3 TDDモードのDLデータバースト送信によるHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図7を参照すると、2個のDLサブフレーム及びUL周波数分割多重化(FDM)領域がレガシーシステムをサポートするモード(すなわち、レガシーサポートティングモード)のために指定され、サブフレームは、レガシーサポートティングモードのためのリンク期間を除いた残りのリンク期間でさらにインデキシングされる。すなわち、全TDDシステムにおいて、DLフレームは、#0乃至#4 DLサブフレームで構成される。したがって、16mモードで動作する期間では、#2、#3、及び#4 DLサブフレームは、それぞれ#0、#1、及び#2としてさらにナンバーリングされる。UL期間は、FDMを使用してDL期間と共存し、16mモード期間は、全UL期間を占有する。したがって、16mモードで動作するフレームは、3個のDLサブフレーム及び3個のULサブフレームを含む。
図7を参照すると、D=3及びU=3であるので、K=0である。D’は、5であり、U’は、3である。TDD DL HARQデータバースト送信において、データバースト割当情報及びデータバーストは、#iフレームの#0 DLサブフレームで送信される。このデータバーストに対するHARQフィードバックは、#iフレームの#0 ULサブフレームで送信される。HARQデータバーストの再送信は、#(i+1)フレームの#0 DLサブフレームで実行され、この再送信データバーストに対するHARQフィードバックは、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレームで送信される。ここで、Tx及びRx処理時間の各々は、2個のサブフレームとみなされる。
図8は、本発明の実施形態による2つの異なるシステムが共存する場合で5:3 TDDモードのULデータバースト送信によるHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図8を参照すると、図7のフレーム構造に従ってD=3、U=3であるため、K=0となる。TDD UL HARQデータバースト送信において、データバースト割当情報は、#iフレームの#0 ULサブフレームで送信され、ULデータバーストは、このデータバースト割当情報に従って#iフレームの#0 ULサブフレームで送信される。このULデータバーストのHARQフィードバックは、#(i+1)フレームの#0 DLサブフレームで送信され、このULデータバーストの再送信は、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレームで実行される。この際に、#0 DLサブフレームにおいて、ULデータバースト送信を示すデータバースト割当情報が送信され得る。ここで、Tx及びRx処理時間の各々は、2個のサブフレームとみなされる。
一方、図7及び8において、IEEE802.16e無線通信システムで使用されるリソースは、フレームオフセットに対応する期間に割り当てられる。
表1乃至表4のように提案するHARQ動作タイミング構造は、データバーストのTTIに関係なく、データバースト割当情報を運搬するサブフレームのインデックス又はデータバーストの送信を開始するサブフレームのインデックスに従って設定される。したがって、HARQフィードバックが同期式HARQを使用して所定のサブフレームで周期的に送信されるため、受信器は、HARQフィードバックの受信をモニタリングするための電力を節約する一方、CLC(Co-located coexistence)を効率的にサポートすることができる。
長いTTI
本発明の他の実施形態において、データバーストが2個以上のサブフレームを占有する場合に、すなわち、長いTTIが使用される場合に、HARQフィードバックタイミングは、表1乃至表4で説明したHARQタイミング構造に比べて、より早いACKタイミングをサポートするために、このデータバースト送信が開始されるサブフレームのインデックスの代わりに、データバースト送信が終了するサブフレームのインデックスに従って決定され得る。このようなタイミング決定は、主に、非同期式HARQでより早いACKタイミングのために使用され得る。
表1で定義したHARQフィードバックタイミングは、次のように調整される。HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックス及びフレームのインデックスは、TTIの1番目のサブフレームのインデックスmの代わりに、TTIの最後のサブフレームのインデックスm’(=m+NTTI−1)に基づいて決定される。
図9は、本発明の他の実施形態によるFDDモードでのDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。ここで、NTTI=4、F=8、Tx及びRx処理時間の各々が3個以下のサブフレームであり、DL HARQフィードバックオフセットzが0であり、DL HARQ Txオフセットuが0であると仮定する。
図9を参照すると、#iフレームの#1 DLサブフレームで送信されたデータバースト割当情報は、#iフレーム内の#1 DLサブフレームから#4 DLサブフレームまでのTTI900でDLデータバーストが送信されることを示す。このDLデータバーストに対するHARQフィードバックは、DLデータバースト送信が終了する#iフレームの#4 DLサブフレームにマッピングされた#(i+1)フレームの#0 ULサブフレーム910で送信される。すなわち、n=0(=ceil(1+4−1+4) mod 8)であり、j=i+1(=(i+floor(ceil(1+4−1+4)/8) mod 4)))である。同期式HARQにおいて、データバースト920の送信は、前のデータバースト送信と同一のサブフレーム位置、すなわち、#(i+2)フレームの#1 DLサブフレームで開始される。
上述したように、表1及び表2において、HARQフィードバックタイミングは、サブフレームの中の1番目のサブフレームのインデックスmの代わりに、データバーストを運搬する1つ以上のサブフレームの中の最後のサブフレームのインデックスm’に従って決定され得る。
TDDモードでのDL HARQ動作タイミング構造でも同様に、HARQフィードバックタイミングは、より早いACKタイミングのために、データバーストの1番目のサブフレームのインデックスmの代わりに、このデータバーストを運搬する最後のサブフレームのインデックスm’(=m+NTTI−1)を表3に適用することにより決定され得る。
図10は、本発明の他の実施形態によるTDDモードのDLデータバースト送信のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。ここで、NTTI=4、D=4、U=4であり、Tx及びRx処理時間の各々は、3つ以下のサブフレームであり、K=0、z=0と仮定する。
図10を参照すると、#iフレームの#0 DLサブフレームで送信されたデータバースト割当情報は、#iフレームの#0 DLサブフレーム乃至#3 DLサブフレームまでのTTI1000でのDLデータバーストの送信を示す。このDLデータバーストに対するHARQフィードバックは、表3に従って、#iフレームの#3 DLサブフレームにマッピングされる#iフレームの#3 ULサブフレーム1010で送信される。すなわち、n=0(=3−0)及びj=i(=(i+0) mod 4)である。同期式HARQにおいて、HARQフィードバック後のデータバースト1020の再送信は、前のデータバースト送信と同一のサブフレーム位置、すなわち、#(i+2)フレームの#0 DLサブフレームで開始される。
しかしながら、HARQフィードバックタイミングは、長いTTIに対するTDD HARQ動作タイミング構造において、DL:ULの比率及びTx/Rx処理時間に従って異なって決定される。一例として、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームであり、TTIが全DL期間を占有する場合に、5:3 TDD DL HARQ動作で長いTTI(5つのサブフレーム)に対するHARQフィードバックタイミングについて説明する。
HARQフィードバックタイミングがデータバースト送信の開始に従って設定される場合に、#0 DLサブフレームで送信が開始されるデータバーストのためのHARQフィードバックは、次のフレームの#0 ULサブフレームで提供される。他方、HARQフィードバックタイミングがデータバースト送信の終了に従って設定される場合に、#4 DLサブフレームで送信が終了するデータバーストのためのHARQフィードバックは、次のフレームの#3 ULサブフレームで提供される。したがって、長いTTIが5:3 TDD DL HARQで使用される場合に、データバーストの送信終了時点に基づくよりは、このデータバーストの送信開始時点に基づいて決定することにより長いTTIのためのもっと早いHARQフィードバックタイミングが提供される。
他の例として、4:4 TDD DL HARQにおいて、4つのサブフレームの長いTTIに対するHARQフィードバックタイミングについて説明する。
HARQフィードバックタイミングがデータバースト送信の開始に従って設定される場合に、#0 DLサブフレームで送信が開始されるデータバーストのためのHARQフィードバックは、次のフレームの#0 ULサブフレームで提供される。他方、HARQフィードバックタイミングがデータバースト送信の終了に従って設定される場合に、#3 DLサブフレームで送信が終了するデータバーストのためのHARQフィードバックは、次のフレームの#3 ULサブフレームで提供される。このように、4:4 TDD DL HARQは、5:3 TDD DL HARQとは異なり、データバーストの送信終了時点に基づくよりは、このデータバーストの送信開始時点に基づいて決定することにより長いTTIのためのもっと早いHARQフィードバックタイミングが提供される。
したがって、本発明の実施形態では、DL:UL比率及びTx/Rx処理時間に従って適切なHARQ動作タイミング構造を選択する。具体的に、表1乃至表4において、HARQフィードバックタイミングを決定するにあたり、この決定は、データバーストの送信が開始されるサブフレームのインデックスmの代わりに、データバーストを運搬する少なくとも1つ以上のサブフレームの中の最後のサブフレームのインデックスm’(=m+NTTI−1)に基づいてなされ得る。HARQ動作タイミング構造に関する情報は、例えば、DL共通制御チャネルを介してシステム情報としてシグナリングされ得る。
HARQフィードバック及びTxオフセットの変化
TDDモードのDL及びUL HARQ動作タイミング構造の他の実施形態について説明する。具体的に、DL又はULデータバーストを運搬するサブフレームの位置に従うHARQフィードバックオフセット及びHARQ Txオフセットの変化について説明する
図11及び図12は、NA−MAP=1及びD+U=8である場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図11は、D:U=5:3であり、TTIが1つのサブフレームである場合のHARQ動作タイミング構造を示す図である。図11を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、0である。すなわち、各DLサブフレームの送信が2個のサブフレーム内で完全に処理されることができるので(Gap3及びGap4が2を超過するため)、関連したUL送信は、時間遅延なしに次のUL期間でなされる。同様に、各ULサブフレームの送信は、2個のサブフレーム内で完全に処理することができ(すなわち、Gap3及びGap4が2を超過するため)、関連したDL送信は、時間遅延なしに次のDL期間でなされる。
しかしながら、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#4 DLサブフレームに関連したHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。これは、3個のサブフレームが#4 DLサブフレームの送信処理に必要とされるため、対応する#2 ULサブフレームまでの間隔である2個のサブフレーム(=5−4−1+2)内でUL送信を実行することが難しい。結果として、#4 DLサブフレームに対応する#2 ULサブフレームでのUL送信は、1つのフレームだけ遅延し、したがって、次の#(i+1)フレームの#2 ULサブフレームで行われる。
図12は、D:U=3:5であり、TTIが1つのサブフレームである場合のHARQ動作タイミング構造を示す図である。図12を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、0である。しかしながら、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、Gap=3−0−1−0=2である。したがって、#0 DLサブフレームに関連した#0 ULサブフレームでのHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。Gap=5−4−1+2=2であるので、#4 ULサブフレームに関連した#2 DLサブフレームでのDL送信タイミングは、1つのフレームだけ遅延する。これは、各GapがTx又はRx処理時間より小さいためである。
図13は、D+U=7の場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図13の(a)は、D:U=4:3、NA−MAP=1、及びTTIが1つのサブフレームである場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。図13の(a)を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、0である。Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#3 DLサブフレームに対応する#2サブフレームのHARQ UL Txタイミングは、Gap=4−3−1+2=2であるために、1つのフレームだけ遅延する。
図13の(b)は、D:U=3:4、NA−MAP=1、及びTTIが1つのサブフレームである場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。D+Uが奇数であり、D<Uであるので、ceil( )に基づいてK(=−1)が使用される。図13の(b)を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、0である。一方、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#3 DLサブフレームに対応する#0 ULサブフレームのHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。
図14は、NA−MAP=1であり、D+U=6である場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。
図14の(a)は、D:U=4:2であり、TTIが1つのサブフレームである場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。図14の(a)を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、#3 DLサブフレームに関連したHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#0 ULサブフレームに関連したHARQ DL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延し、#1及び#2 DLサブフレームに関連したHARQ UL及びDL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。また、#3 DLサブフレームに関連したHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。
図14の(b)は、D:U=3:3であり、TTIが1つのサブフレームである場合におけるHARQ動作タイミング構造を示す図である。図14の(b)を参照すると、Tx/Rx処理時間が2個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、0である。しかしながら、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、HARQフィードバック/Txオフセットは、1であり、これは、1つのフレーム遅延を意味する。
中継構造
以下、中継構造をサポートする無線移動通信システムにおけるHARQ動作タイミング構造について説明する。
中継構造をサポートする場合に、基地局及び端末は、直接に通信するか又は少なくとも1つの中継局(Relay Station:RS)を通して通信する。基地局と端末間の中継局は、奇数ホップ中継局(odd-hop RS)及び偶数ホップ中継局(Even-Hop RS)に分類される。各中継局は、後述するフレーム構造及びHARQ動作タイミングに従ってHARQ Tx時点を決定する制御器と、この制御器の制御によるタイミングでデータバースト割当情報、データバースト、及びHARQフィードバックを送受信する少なくとも1つの送信器/受信器とを含む。ここで、データ送信は、基地局と中継局間のデータ送信又は中継局と端末間のデータ送信を示す。
本発明の一実施形態において、中継局及び端末の16mモードで動作するHARQ動作タイミング構造について説明する。
図15は、本発明の望ましい実施形態による中継構造をサポートする無線移動通信システムのフレーム構造を示す図である。
図15を参照すると、基地局フレーム1410は、基地局から端末に直接に送信されるDLアクセス領域1412と、基地局から端末又は中継局に送信されるDL送信領域1414と、ネットワーク符号化受信領域1416と、端末から受信されるULアクセス領域1418と、端末又は中継局から受信されるUL受信領域1420とを含み得る。Tx領域1412及び1414とRx領域1416、1418、及び1420間には、送受信切り替えのためのギャップ(Gap)1422が挿入される。
奇数ホップ中継局フレーム1430は、端末に送信されるDLアクセス領域1432と、端末又は偶数ホップ中継局に送信されるDL送信領域1434と、偶数ホップ中継局又は基地局から受信されるDL受信領域1444と、ネットワーク符号化送信領域1438と、端末又は偶数ホップ中継局から受信されるUL受信領域1440と、偶数ホップ中継局又は基地局から送信されるUL送信領域1442とを含む。送信と受信間の切り替えのためのギャップ1444、1446、及び1448は、Tx領域1434とRx領域1436間に、Tx領域1438とRx領域1436間に、Tx領域1442とRx領域1440間に挿入される。
偶数ホップ中継局フレーム1450は、端末に送信されるDLアクセス領域1452と、奇数ホップ中継局から受信されるDL受信領域1454と、奇数ホップ中継局又は端末に送信されるDL送信領域1456と、ネットワーク符号化受信領域1458と、奇数ホップ中継局に送信されるUL送信領域1460と、端末又は奇数ホップ中継局から受信されるUL受信領域1462とを含む。送信と受信間の切り替えのためのギャップ1464、1466、1468、及び1470は、Tx領域1452とRx領域1454間に、Tx領域1456とRx領域1454間に、Tx領域1456とRx領域1458間に、Tx領域1460とRx領域1462間に挿入される。
上述したように、少なくとも1つの中継局が端末と通信する領域でのHARQ動作タイミング構造は、上述したレガシーサポートティングモードのHARQ動作と同様に、サブフレームインデックスに従うDLサブフレームとULサブフレーム間のマッピング関係は、少なくとも1つの中継局が対応する中継局のフレーム内で端末と通信する領域でのDL:ULの比率に従って定められ、フレームインデックスは、このサブフレームインデックスに従って定められる。
図16は、本発明の実施形態によるTDDモードの中継局フレーム構造の一例を示す図である。図16において、TDDフレームは、4:4のDL:ULの比率(D’:U’=4:4)を有し、ネットワーク符号化Tx/Rx領域は、省略する。
図16の(a)を参照すると、奇数ホップ中継局のために使用される#iフレームにおいて、奇数ホップ中継局は、#0、#1、及び#2 DLサブフレームを端末又は下位中継局に送信し、他のDLサブフレームを基地局から受信する。奇数ホップ中継局は、#0及び#1 ULサブフレームを端末から受信し、他の2個のULサブフレームを上位中継局又は基地局に送信する。
図16の(b)を参照すると、偶数ホップ中継局のために使用される#iフレームにおいて、偶数ホップ中継局は、DL期間の初めに位置する#0 DLサブフレーム及び最後に位置する#1 DLサブフレームを端末に送信し、中間に位置する2個のDLサブフレームを上位奇数ホップ中継局から受信する。偶数ホップ中継局は、UL期間の最後に位置する#0及び#1 ULサブフレームを端末から受信し、UL期間の初めに位置する残りの2個のULサブフレームを上位奇数ホップ中継局に送信する。
図17は、本発明の実施形態による奇数ホップ中継局のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。図17において、D:U=3:2である。
図17の(a)は、Kを考慮したHARQ動作タイミング構造を示す図である。図17の(a)を参照すると、#2 DLサブフレームに対応するHARQ UL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。
図17の(b)は、Kを考慮したHARQ動作タイミング構造を示す図である。図17の(b)を参照すると、#1及び#2 DLサブフレームに対応するHARQ UL Txタイミングの各々は、1つのフレームだけ遅延する。
図18は、本発明の実施形態による偶数ホップ中継局のためのHARQ動作タイミング構造を示す図である。図18において、D:U=2:2である。図18からわかるように、#0 ULサブフレームに対応するHARQ DL Txタイミングは、1つのフレームだけ遅延する。
上述したように、Kの値は、より早いHARQタイミングを提供するためにDL:ULの比率及びTx/Rx処理時間に従って選択される必要がある。システムオペレータは、DL:ULの比率及びTx/Rx処理時間のようなシステム構成情報に従ってHARQ動作タイミング構造及び適切なKの値を選択し得、このシステム構成情報は、DL共通制御チャネルを通して送信される。
長いTTIに対するHARQタイミング構造
以下では、表3及び表4を参照して長いTTIに関する割当情報に基づくHARQタイミング構造について説明する。
DL HARQにおいて、長いTTIを有するデータバーストの送信を示すデータバースト割当情報が特定のDLサブフレームで送信される場合に、長いTTI送信は、次のフレームの#0 DLサブフレームで送信される。この長いTTI送信のためのHARQフィードバックは、次のフレームのDLサブフレーム(すなわち、データバースト割当情報を運搬するサブフレーム)にマッピングされるULサブフレームで送信される。UL HARQにおいて、特定のDLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報により示された長いTTI送信が同一のフレームで使用可能でない場合に、長いTTI送信のULデータバーストは、次のフレームの#0 ULサブフレームで送信され、ULデータバーストに対するHARQフィードバックは、次のフレームのDLサブフレーム(すなわち、データバースト割当情報を運搬するサブフレーム)と同一のインデックスを有するDLサブフレームで送信される。フレームインデックスは、上述したHARQ Txオフセット及びHARQフィードバックオフセットを用いて決定される。例えば、#l サブフレーム(lが0でない)で送信されるデータバースト割当情報が全DL期間を占有する長いTTIとDLデータバーストの送信を示す場合に(NTTI=D)、バースト送信は、#0 DLサブフレームで開始される。しかしながら、lが0でないDLサブフレームlで送信されるデータバースト割当情報が長いTTI送信を示す場合に、このDLデータバーストは、同一のフレームで送信されず、このデータバースト割当情報は、次のフレームで長いTTI送信を示すものと見なされる。
DL HARQに対して表3を参照すると、#iフレームの#l DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報は、NA−MAPに従って#m DLサブフレームでのデータバースト送信を示す。しかしながら、長いTTI送信の場合に、このデータバースト送信の開始は、DLサブフレームインデックスm及びデータバーストのTTIであるNTTIに従って決定される。したがって、長いTTI送信は、#aフレームの#h DLサブフレームで開始され、長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#bフレームの#f ULサブフレームで送信される。UL HARQフィードバックがNACK信号である場合に、このデータバーストの再送信は、#cフレームの#h又は次のDLサブフレームで行われる。ここで、フレームインデックスa、b、及びcとサブフレームインデックスh及びfとは、このデータバースト割当情報から取得したインデックスi、l、及びm、このインデックスi、l、及びmに対応するULサブフレームインデックスn、及びNTTIに従って次のように決定される。
D−m≧NTTIである場合に、このデータバースト割当情報で示された長いTTI送信は、#iフレームの#mサブフレームで開始されるので、a=iであり、h=mである。他方、D−m<NTTIである場合に、残りのDLフレーム期間は、NTTIより小さいので、このデータバーストは、#iフレームで送信されることができない。したがって、#(i+1)フレームの#0サブフレームで長いTTI送信が開始され、a=i+1であり、h=0である。
UL HARQフィードバックが特定のULサブフレームに集中しないように、このデータバーストに対するUL HARQフィードバックを運搬するULサブフレームのインデックスfは、このデータバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスlに従って決定される。ここで、lとf間の関係は、表3で定義されたmとn間の関係に従う。したがって、UL HARQフィードバックは、次のフレームで送信されるので、b=a+1(=i+2)である。
例えば、5:3TDD構造において、NTTI=5、NA−MAP=1、K=1、及びTx/Rx処理時間=3である場合に、#iフレームの#2 DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報(l=2)により示された長いTTI送信は、D−m(5−2)<NTTI(=5)であるため、#(i+1)(a=(i+1))フレームの#0(h=0) DLサブフレームで開始され、このデータバーストに対するUL HARQフィードバックは、#(i+2)(b=(i+2))フレームの#1(n=2−1) ULサブフレームで送信される。
他の例において、長いTTIがTDD DLで全DL期間を占有する場合に、データバースト送信は、常に#0 DLサブフレームで開始される。このようなシステムにおいて、#l DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報がDLの長いTTI送信を示す際に、l=0である場合に、HARQ動作のためのサブフレームインデックスm、n及びフレームインデックスjは、表3のように計算される。他方、l≠0である場合に、このデータバースト割当情報は、#iフレームの次のフレームである#(i+1)フレームの#0サブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。このデータバーストに対するHARQフィードバックは、#jフレームの#nサブフレームで送信される。したがって、n及びjは、表3の代わりに下記の数式14により計算される。すなわち、HARQフィードバックが送信される位置(n,j)は、データバースト割当情報のサブフレームインデックスl及びデータバーストのフレームインデックス(j+1)に基づいて決定される。
ここで、m=0、NTTI=Dである。したがって、数式12において、zは、0及びDをm及びNTTIにそれぞれ置き換えることにより数式15のように計算される。ここで、nは、このデータバースト割当情報を運搬するDLサブフレームのインデックスlに基づいて決定される。
UL HARQに対して表4を参照すると、#iフレームの#l DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報は、NA−MAP及びDLサブフレームインデックスlに従って#jフレームの#m ULサブフレームで開始されるデータバースト送信を示す。長いTTI送信の場合に、このデータバースト送信の開始は、ULサブフレームインデックスm及びこのデータバーストのTTIであるNTTIに従って決定される。したがって、長いTTI送信は、#aフレームの#h DLサブフレームで開始され、長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#bフレームの#f DLサブフレームで送信される。DL HARQフィードバックがNACK信号である場合に、このデータバーストの再送信は、#cフレームの#h ULサブフレームで行われる。ここで、フレームインデックスa、b、及びcとサブフレームインデックスh及びfとは、このデータバースト割当情報を運搬するインデックスi及びl、このインデックスi及びlに対応するULフレーム及びサブフレームインデックスj及びm、及びNTTIに従って次のように決定される。
U−m≧NTTIである場合に、j=iとなり、このデータバースト割当情報で示された長いTTI送信は、#jフレームの#mサブフレームで開始されるので、a=iであり、h=mである。他方、U−m<NTTIである場合に、j=i+1となり、残りのULフレーム期間は、NTTIより小さいので、このデータバーストは、#iフレームで送信されることができない。したがって、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレームで長いTTI送信が開始されるので、a=i+1であり、h=0である。DL HARQフィードバックが#l DLサブフレームで送信されるため、f=lである。数式13を参照すると、U−h−NTTI+l≧Rx_Time4である場合に、DL HARQフィードバックは、#b(b=(a+1))フレームで送信される。U−h−NTTI+l<Rx_Time4の場合に、DL HARQフィードバックは、#b(b=(a+2))フレームで送信される。DL HARQフィードバックがNACK信号である場合に、再送信は、#cフレームの#h ULサブフレームで開始される。ここで、このフレームインデックスaの計算と同様に、a=iである場合には、c=bであり、a=i+1である場合には、c=b+1である。
例えば、5:3TDD構造において、NTTI=3、NA−MAP=1、及びTx/Rx処理時間=3である場合に、#iフレームの#2 DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報により示されたULデータバースト送信は、
U−m(3−1)<NTTI(=3)であるため、#(i+1)(a=(i+1))フレームの#0(h=0) ULサブフレームで開始され、このデータバーストに対するDL HARQフィードバックは、#(i+2)(b=(i+2))フレームの#2(f=2) ULサブフレームで送信される。DL HARQフィードバックがNACK信号である場合に、再送信は、1であるHARQ Txオフセットに基づくa=i+1の計算と同様に、#(i+3)、すなわち、(b+1=i+3)フレームの#0 ULサブフレームで行われる。
他の例において、長いTTIがTDD ULで全UL期間を占有する場合に、データバースト送信は、常に#0 ULサブフレームで開始される。このようなシステムにおいて、#l DLサブフレーム内のデータバースト割当情報がULの長いTTI送信を示す場合に、サブフレームインデックスlに対応するデータバーストは、#jフレームの#0サブフレームでの送信を開始する(m=0)。このデータバーストに対するHARQフィードバックは、#kフレームの#l DLサブフレームで送信される。このHARQフィードバックがNACK信号である場合に、HARQ再送信は、#pフレームの#0 ULサブフレームで開始される。ここで、フレームインデックスj、k、及びpは、m=0を考慮して決定されたHARQ Txオフセットv及びHARQフィードバックオフセットwを用いて表4で定義された数式により計算される。
FDDモードにおいて、DLサブフレーム及びULサブフレームは、それぞれ相互に異なる周波数帯域で連続して提供されるので、長いTTI送信は、任意のサブフレームで開始され得る。しかしながら、長いTTI送信の開始が実現複雑度又は任意の他の要素を考慮して特定のサブフレームに限定される場合に、TDDモードにおけるように、制御情報(例えば、リソース割当情報及びHARQフィードバック情報)は、特定のサブフレームに集中することができる。したがって、HARQタイミングは、TDDモードと同様に、FDDで再調整する必要がある。
長いTTI送信が特定のDLサブフレーム、すなわち、FDDシステムにおけるDL HARQ動作のためのDLサブフレームxで開始するように限定される場合に、次のHARQタイミングが考慮され得る。長いTTI送信は、少なくとも1つのDLサブフレーム(x,x,...,xmax)を含む。ここで、NA−MAPは、1である。すなわち、#l DLサブフレーム(l≠x)で送信されるデータバースト割当情報が長いTTI送信を示す場合に、長いTTI送信は、#lサブフレームの後に長いTTI送信が可能なDLサブフレームで開始される。
上記の場合において、#l DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報がDLの長いTTI送信を示し、l=xである場合に、HARQ動作のためのサブフレームインデックスm、n及びフレームインデックスjは、表1により計算される。他方、l≠xである場合に、このデータバースト送信は、#mフレームで開始される。このデータバーストに対するHARQフィードバックは、#jフレームの#nサブフレームで送信される。ここで、インデックスm、n、及びjは、表1の代わりに下記の数式16により決定される。すなわち、HARQフィードバックの位置(n,j)は、このデータバースト割当情報のDLサブフレームインデックスl、このデータバーストのサブフレームインデックスx及びフレームインデックスに基づいて決定される。
ここで、xn iは、#iフレームの#xサブフレームを示し、l=0,1,...,F−1である。
例えば、TTI送信の開始が#0及び#4 DLサブフレームに限定され、F=8、NTTI=4、Tx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#iフレームの#1、#2、又は#3 DLサブフレーム(すなわち、x=4)で提供されるデータバースト割当情報により示される長いTTI送信は、#iフレームの#4 DLサブフレーム(m=4)で開始され、この長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#(i+1)フレームの#n ULサブフレームで送信される。ここで、nは、5から7に及ぶ。ここで、(ceil(8/2)−4+3)が3より大きいか又は同一であるので、z=0である。また、#iフレームの#5乃至#7 DLサブフレームで提供されるデータバースト割当情報により示される長いTTI送信は、#(i+1)フレームの#0 DLサブフレーム(m=0)で開始され、この長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#(i+2)フレームの#n ULサブフレームで送信される。ここで、nは、1から3に及ぶ。この際に、(ceil(8/2)−4−5)が3より小さいのでz=1である。
FDDモードのUL HARQにおいて、長いTTI送信の開始がFDDシステムにおけるUL HARQ動作に対する特定のULサブフレームであるULサブフレームyに限定される場合に、次のHARQタイミングが考慮され得る。長いTTI送信は、少なくとも1つのULサブフレーム(y,y,...,ymax)を含む。
上記の場合において、#l DLサブフレームで送信されるデータバースト割当情報がULの長いTTI送信を示し、n=yである場合に、HARQ動作のためのサブフレームインデックスm及びフレームインデックスjは、表2により計算される。他方、n≠yである場合に、このデータバースト送信は、#m ULサブフレームで開始される。すなわち、このデータバースト割当情報 は、#jフレームの#m ULサブフレームでのデータバースト送信を示す。このデータバーストに対するHARQフィードバックは、#kフレームの#l DLサブフレームで送信される。HARQフィードバックがNACK信号であるか又は再送信に対するリソース割当てが示される場合に、HARQ再送信は、#pフレームの#mサブフレームで開始される。ここで、インデックスm、j、k、及びpは、表2の代わりに下記数式17により決定される。すなわち、HARQフィードバックの位置(m,j)は、このデータバースト割当情報のDLサブフレームインデックスl、このデータバーストのサブフレームインデックスy及びフレームインデックスiに基づいて決定される。
ここで、フレームインデックスj、k、及びpは、m=0を考慮して決定されたHARQ Txオフセットv及びHARQフィードバックオフセットwを用いて表2で定義された数式により計算される。
ここで、yn iは、#iフレームの#yサブフレームを示し、l=0,1,...,F−1である。
例えば、TTI送信の開始が#0及び#4 ULサブフレーム(すなわち、y=0,y=4)に限定され、F=8、NTTI=4、及びTx/Rx処理時間が3個のサブフレームである場合に、#iフレームの#1、#2、又は#3 DLサブフレーム(すなわち、1≦l≦3,5≦n≦7)で提供されるデータバースト割当情報により示される長いTTI送信は、#(i+1)フレームの#0 ULサブフレームで開始され、長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#(i+2)フレームの#1、#2、又は#3 DLサブフレームで送信される。ここで、(ceil(8/2)−1+0−n)は、3より小さいので、v=1である。(floor(8/2)−4+n−0)が3より大きいか又は同一であるので、w=0である。また、#iフレームの#5、#6、又は#7 DLサブフレーム(すなわち、5≦l≦7,1≦n≦3)内のデータバースト割当情報により示される長いTTI送信は、#(i+1)フレームの#4 ULサブフレーム(m=4)で開始され、長いTTI送信に対するHARQフィードバックは、#(i+2)フレームの#l(lは、5、6、及び7の中の1つである)サブフレームで送信される。HARQフィードバックがNACK信号であり、再送信のためのリソース割当てが示される場合に、HARQ再送信は、#(i+3)フレームの#4 ULサブフレームで開始される。ここで、(ceil(8/2)−1+4−n)が3より大きいか又は同一であるので、v=0である。(floor(8/2)−4+n−4)が3より小さいので、w=1である。
もう1つの実施形態において、データバースト割当情報がすべてのDLサブフレームで送信される場合に、NA−MAP=1となる。したがって、表1乃至表4は、下記表5乃至表8にそれぞれ変換される。下記表は、データバースト割当情報を有する割当A−MAP、データバーストを運搬するHARQサブパケット、HARQフィードバック(ACK又はNACK)、及びHARQ再送信サブパケットの中の少なくとも1つの送信時点を決定するために使用され得る。しかしながら、下記表が本発明を限定するものと解釈されてはいけないことを理解すべきである。
例えば、図1に示すように、各スーパーフレームが4個のフレームを含む場合に、表5乃至表8において、Nは、4である。表7の‘HARQ feedback in UL’又は表8の‘HARQ Subpacket Tx in UL’で、DがUと同一である場合には、nは、上記の数式に関係なく同一である。すなわち、n=m−kとなる。
本発明の変形された実施形態によると、送信器及び受信器は、表4乃至表8又は表9乃至表12内の数式に従って可能なすべての入力値に対応する結果値を有する少なくとも1つのテーブルを有し、HARQタイミングを決定するために現在の入力値に対応する結果値を読み出すことができる。一例として、この入力値は、サブフレームインデックス及びDLでの割当A−MAP IE Txのフレームインデックスを示す。
本発明の変形された実施形態によると、次の表9乃至表12は、データバースト割当情報及び割当A−MAPの送信時間を使用してHARQタイミングを決定するために使用され得る。
もう1つの実施形態として、上述したUL HARQ動作タイミングは、UL送信の関係を有するリソース割当てのためのチャネルに適用可能である。例えば、UL高速フィードバックチャネルの場合に、基地局は、高速のULフィードバックのためのリソース割当情報を#iフレームの#l サブフレームで送信する。UL高速フィードバック情報の送信タイミング、すなわち、フレームインデックス及びサブフレームインデックスは、i及びlに基づいて決定される。より具体的に、UL高速フィードバック情報のフレームインデックスj及びサブフレームインデックスmは、表2、表4、表6、及び表8の中のいずれか1つにより決定される。
以上では、TDDシステムにおいて、DLサブフレーム及びULサブフレームがDL及びUL内で個別にインデキシングされると説明したが、DLサブフレーム及びULサブフレームは、DL及びULを含む1つのフレーム内で順次にインデキシングされ得る。ULサブフレームインデックスxは、フレーム内のサブフレームインデックスd+xと置き換えられる。
図19及び図20は、本発明の実施形態によるDL及びUL HARQタイミング構造に従う基地局と端末間の動作のための信号フローを示す図である。
図19を参照すると、ステップ1802で、基地局は、システム構成情報を端末に送信する。このシステム構成情報は、端末のシステムアクセスを可能にするために、基地局によりブロードキャストされるか又は基地局と端末間の交渉により取得される。このシステム構成情報は、HARQタイミング構造を実現するために必要とされ、帯域幅(サブフレームの総数)、各リンク(DL及びUL)のサブフレームの個数、基地局のTx/Rx処理時間、及び端末のTx/Rx処理時間などを含む。
端末がこのシステム構成情報からシステム情報を取得した後に、基地局及び端末は、ステップ1804で、相互にデータ通信を実行することができる。変形された実施形態において、端末がこのシステム構成情報を予め認識している場合に、ステップ1804は、省略され得る。
ステップ1806で、基地局は、#iフレームの#l DLサブフレームでフレームインデックス、サブフレームインデックス、長いTTI、及びMAP関連情報を含むか又は示す割当情報を端末に送信する。端末は、この割当情報を復号化することにより必要な情報を抽出する。端末は、上述した本発明の実施形態の中の少なくとも1つに従って、前のHARQ動作のフレームインデックス及びサブフレームインデックスに基づいて各HARQ動作のフレームインデックス及びサブフレームインデックスを決定する。
ステップ1808で、基地局は、この割当情報に従って#aフレームの#hサブフレームでDL HARQバーストを送信し、端末は、この割当情報に基づいてDL HARQバーストを復号化する。ステップ1810で、端末は、#bフレームの#fサブフレームでこの復号化結果に従うDL HARQバーストに対するHARQフィードバックを基地局に送信する。
ステップ1812で、次の割当情報は、所定の割当情報送信期間に従う#cフレームの#hサブフレームで送信され得る。HARQフィードバックがNACK信号である場合に、ステップ1814で、DL HARQバーストは、再送信され得る。
図20を参照すると、ステップ1902で、基地局は、システム構成情報を端末に送信する。端末がシステム情報をこのシステム構成情報から取得し、基地局にアクセスした後に、基地局及び端末は、ステップ1904で、相互にデータ通信を実行することができる。
ステップ1906で、基地局は、#iフレームの#l DLサブフレームで フレームインデックス、サブフレームインデックス、長いTTI、MAP関連情報を含むか又は示す割当情報を端末に送信する。端末は、この割当情報を復号化することにより必要な情報を抽出する。端末は、上述した本発明の実施形態の中の少なくとも1つに従って、前のHARQ動作のフレームインデックス及びサブフレームインデックスに基づいて各HARQ動作のフレームインデックス及びサブフレームインデックスを決定する。
ステップ1908で、端末は、この割当情報に従って#aフレームの#hサブフレームでUL HARQバーストを送信し、基地局は、この割当情報に基づいてUL HARQバーストを復号化する。ステップ1910で、基地局は、#bフレームの#fサブフレームでこの復号化結果に従うUL HARQバーストに対するHARQフィードバック又は次の割当情報を端末に送信する。このHARQフィードバックがNACK信号である場合に、ステップ1912で、 UL HARQバーストは、所定の送信期間に従う#cフレームの#hサブフレームで再送信され得る。
上述した本発明の実施形態の中の少なくとも1つを実現するために、基地局及び端末の各々は、プロセッサで構成される制御器と、この制御器の動作のためのプログラムコード及び関連パラメータを格納するメモリと、この制御器の制御の下に相手通信局とのシグナリングメッセージ又はデータトラフィックを交換する送信器及び受信器とを含む。制御器は、上述した本発明の実施形態の中の少なくとも1つに従って、送信器及び受信器の動作のためのHARQタイミングを制御する。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
300 #iフレームの#l DLサブフレーム
310 #iフレームの#5 ULサブフレーム
320 #(i+1)フレームの#1 DLサブフレーム
330 #(i+1)フレームの#5 ULサブフレーム

Claims (30)

  1. 複数のサブフレームをそれぞれ有するフレームを通信のために使用する無線移動通信システムおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を実行する方法であって、
    #iフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで送信されるデータバースト割当情報に従って、DL HARQのためのDLデータバーストの送信時点及びHARQフィードバックの送信時点を含むHARQタイミングを決定するステップと、
    前記決定されたHARQタイミングに従ってHARQ動作を実行するステップとを有し、
    前記HARQタイミングを示す少なくとも1つのフレームインデックス及び少なくとも1つのサブフレームインデックスは、l及びiを使用することにより決定されることを特徴とする方法。
  2. 周波数分割複信(FDD)モードが使用される場合に、前記HARQタイミングは、次の表の数式又は次の表の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
    ここで、lは、前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP情報要素(IE)を運搬するサブフレームのインデックスを示し、iは、前記割当A−MAP IEを運搬するフレームのインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、前記HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、zは、DL HARQフィードバックオフセットを示す。
  3. 前記DL HARQフィードバックオフセットzは、前記HARQサブパケットバーストのデータバースト処理時間に従って次の数式により決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
    ここで、ceil( )は、シーリング関数を示し、NTTIは、前記HARQサブパケットが占有するサブフレームの個数を示し、Rx_timeは、前記データバースト処理時間を示す。
  4. 前記HARQフィードバックに対応する前記データバーストの再送信は、前記データバーストの送信から所定数のフレームの後の同一のインデックスmを有するサブフレームで開始されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    基地局(BS)が前記#iフレームの#m DLサブフレームで開始する前記HARQサブパケットを端末(MS)に送信するステップと、
    前記基地局が、#jフレームの#n ULサブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記端末から受信するステップとを有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    端末が前記#iフレームの#m DLサブフレームで開始する前記HARQサブパケットを基地局から受信するステップと、
    前記端末が#jフレームの#n ULサブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記基地局に送信するステップとを有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 周波数分割複信(FDD)モードで前記データバーストが2つ以上のサブフレームを占有する長い送信時間間隔(TTI)である場合に、前記HARQタイミングは、次の数式により決定されるか、又は次の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
    ここで、lは、前記データバースト割当情報を含む割当アドバンストMAP情報要素(A−MAP IE)が提供されるサブフレームのインデックスを示し、iは、前記割当A−MAP IEが提供されるフレームのインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、前記HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、zは、DL HARQフィードバックオフセットを示し、xn iは、#iフレームの#xサブフレームを示す。
  8. 時分割複信(TDD)モードが使用される場合に、前記HARQタイミングは、次の表の数式又は次の表の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
    ここで、各フレームは、ダウンリンク(DL)送信のためのD個のサブフレームとアップリンク(UL)送信のためのU個のサブフレームとを有し、lは、前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP情報要素(IE)が提供されるサブフレームのインデックスとして0からD−1までの範囲を有し、iは、前記割当A−MAP IEが提供されるフレームインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、前記HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、zは、DL HARQフィードバックオフセットを示し、DがUより小さい場合に、Kは、−ceil{(U−D)/2}により計算され、DがUより大きいか又は同一である場合に、Kは、floor{(D−U)/2}により計算される。
  9. 前記DL HARQフィードバックオフセットzは、前記HARQサブパケットバーストのデータバースト処理時間に従って次の数式により決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
    ここで、NTTIは、前記HARQサブパケットが占有するサブフレームの個数を示し、Rx_timeは、前記データバースト処理時間を示す。
  10. 前記HARQフィードバックに対応する前記データバーストの再送信は、前記データバーストの送信から所定数のフレームの後のサブフレームインデックスmを有するサブフレームで開始されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記サブフレームインデックスl、m、及びnがDLサブフレームインデックスとして使用される場合に、前記サブフレームインデックスl、m、及びnの各々は、0からD−1までの範囲を有し、Dは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を除いた期間で定義されたDLサブフレームの個数を示し、前記サブフレームインデックスl、m、及びnがULサブフレームインデックスとして使用される場合に、前記サブフレームインデックスl、m、及びnの各々は、0からU−1までの範囲を有し、Uは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を除いた期間で定義されたULサブフレームの個数を示し、前記フレームインデックスは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を含む全期間に対応するサブフレームインデックス順序を用いて計算されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記サブフレームインデックスl、m、及びnがDLサブフレームインデックスとして使用される場合に、DLサブフレームインデックスは、中継局(RS)から端末への通信のために使用されるDLサブフレームに対する再整列されたインデックスであり、
    前記サブフレームインデックスl、m、及びnがULサブフレームインデックスとして使用される場合に、ULサブフレームインデックスは、端末(MS)から中継局(RS)への通信のために使用されるULサブフレームに対する再整列されたインデックスであり、前記フレームインデックスは、各フレーム内で前記中継局との通信のために使用される全期間に対応するサブフレームインデックス順序を用いて計算されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    基地局が、前記#iフレームの#m DLサブフレームで開始する前記HARQサブパケットを端末に送信するステップと、
    前記基地局が、前記#jフレームの#n ULサブフレームを通して前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記端末から受信するステップとを有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    端末が、前記#iフレームの#m DLサブフレームで開始する前記HARQサブパケットを基地局から受信するステップと、
    前記端末が、前記#jフレームの#n ULサブフレームを通して前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記基地局に送信するステップとを有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  15. 時分割複信(TDD)モードで前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP IEが長い送信時間間隔(TTI)送信を示し、lが0でない場合に、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信は、#(i+1)フレームの#0 DLサブフレームで開始され、前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックは、#j’フレームの#n’ ULサブフレームで送信され、
    ここで、前記長いTTI送信は、前記HARQサブパケットが2個以上のサブフレームを占有することを意味し、前記サブフレームインデックスn’及び前記フレームインデックスj’は、次の数式により決定されるか、又は次の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 複数のサブフレームをそれぞれ有するフレームを通信のために使用する無線移動通信システムおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を実行する方法であって、
    #iフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで送信されるデータバースト割当情報に従って、アップリンク(UL) HARQのためのULデータバーストの送信時点、HARQフィードバックの送信時点、及び前記データバーストの再送信時点を含むHARQタイミングを決定するステップと、
    前記決定されたHARQタイミングに従ってHARQ動作を実行するステップとを有し、
    前記HARQタイミングを示す少なくとも1つのフレームインデックス及び少なくとも1つのサブフレームインデックスは、前記l及びiを使用することにより決定されることを特徴とする方法。
  17. 周波数分割複信(FDD)モードが使用される場合に、前記HARQタイミングは、次の表の数式又は次の表の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
    ここで、lは、前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP情報要素(IE)を運搬するサブフレームのインデックスを示し、iは、前記割当A−MAP IEを運搬するフレームのインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、kは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、vは、UL HARQ送信オフセットを示し、wは、UL HARQフィードバックオフセットを示す。
  18. 前記UL HARQ送信オフセットv及び前記UL HARQフィードバックオフセットwは、次の数式又は次の数式に従う結果値を有するテーブルにより前記HARQサブパケットバーストのデータバースト処理時間に従って決定されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
    ここで、ceil( )は、シーリング関数を示し、floor( )は、フロア関数を示し、NTTIは、前記HARQサブパケットが占有するサブフレームの個数を示し、Rx_timeは、前記データバースト処理時間を示す。
  19. 前記HARQフィードバックに対応する前記データバーストの再送信が次の表の数式又は次の表の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定される時点で開始されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
    ここで、pは、前記HARQフィードバックが否定応答(NACK)である場合に、前記データバーストの再送信が開始されるフレームのインデックスを示し、vは、前記UL HARQ送信オフセットを示し、wは、前記UL HARQフィードバックオフセットを示す。
  20. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    基地局が、前記#jフレームの#m ULサブフレームで開始される前記HARQサブパケットを端末から受信するステップと、
    前記基地局が、前記#kフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記端末に送信するステップと、
    前記基地局が、前記#pフレームの#m アップリンク(UL)サブフレームで開始される前記HARQサブパケットの再送信を前記端末から受信するステップとを有することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    端末が、前記#jフレームの#m ULサブフレームで開始される前記HARQサブパケットを基地局に送信するステップと、
    前記端末が、前記#kフレームの#l DLサブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記基地局から受信するステップと、
    前記端末が、前記#pフレームの#m ULサブフレームから開始される前記HARQサブパケットを前記基地局に再送信するステップとを有することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 周波数分割複信(FDD)モードで前記データバーストが2つ以上のサブフレームを占有する長い送信時間間隔(TTI)である場合に、前記HARQタイミングは、次の数式により決定されるか、又は次の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
    ここで、lは、前記データバースト割当情報を含む割当アドバンストMAP情報要素(A−MAP IE)が提供されるサブフレームのインデックスを示し、iは、前記割当A−MAP IEが提供されるフレームのインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、前記HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Fは、フレーム当たりのサブフレームの個数を示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、pは、前記HARQフィードバックが否定応答(NACK)である場合に、前記データバーストの再送信が開始されるフレームのインデックスを示し、vは、前記UL HARQフィードバックオフセットを示し、yn iは、#iフレームの#yサブフレームを示す。
  23. 時分割複信(TDD)モードが使用される場合に、前記HARQタイミングは、次の表の数式又は次の表の数式に従う結果値を有するテーブルにより決定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
    ここで、各フレームは、ダウンリンク(DL)送信のためのD個のサブフレームとアップリンク(UL)送信のためのU個のサブフレームとを有し、lは、前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP情報要素(IE)が提供されるサブフレームのインデックスとして0からD−1までの範囲を有し、iは、前記割当A−MAP IEが提供されるフレームインデックスを示し、mは、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信が開始されるサブフレームのインデックスを示し、nは、前記HARQフィードバックを運搬するサブフレームのインデックスを示し、jは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、Nは、スーパーフレーム当たりのフレームの個数を示し、各スーパーフレームが4個のフレームを有する場合に4であり、kは、前記HARQフィードバックを運搬するフレームのインデックスを示し、vは、UL HARQ送信オフセットを示し、wは、UL HARQフィードバックオフセットを示し、DがUより小さい場合に、Kは、−ceil{(U−D)/2}により計算され、DがUより大きいか又は同一である場合に、Kは、floor{(D−U)/2}により計算される。
  24. 前記UL HARQ送信オフセットv及び前記UL HARQフィードバックオフセットwは、次の数式を用いて前記HARQサブパケットバーストのデータバースト処理時間に従って決定されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
    ここで、NTTIは、前記HARQサブパケットが占有するサブフレームの個数を示し、Tx_Time及びRx_Timeの各々は、前記データバースト処理時間を示す。
  25. 前記HARQフィードバックに対応する前記データバーストの再送信は、次の表により決定される時点で開始されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
    ここで、pは、前記HARQフィードバックが否定応答(NACK)である場合に、前記データバーストの再送信が開始されるフレームのインデックスを示す。
  26. 前記サブフレームインデックスl、m、及びnがDLサブフレームインデックスとして使用される場合に、前記サブフレームインデックスl、m、及びnの各々は、0からD−1までの範囲を有し、Dは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を除いた期間で定義されたDLサブフレームの個数を示し、前記サブフレームインデックスl、m、及びnがULサブフレームインデックスとして使用される場合に、前記サブフレームインデックスl、m、及びnの各々は、0からU−1までの範囲を有し、Uは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を除いた期間で定義されたULサブフレームの個数を示し、前記フレームインデックスは、各フレーム内でレガシーシステムをサポートする期間を含む全期間に対応するサブフレームインデックス順序を用いて計算されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 前記サブフレームインデックスl、m、及びnがDLサブフレームインデックスとして使用される場合に、DLサブフレームインデックスは、中継局(RS)から端末への通信のために使用されるDLサブフレームに対する再整列されたインデックスであり、
    前記サブフレームインデックスl、m、及びnがULサブフレームインデックスとして使用される場合に、ULサブフレームインデックスは、端末(MS)から中継局(RS)への通信のために使用されるULサブフレームに対する再整列されたインデックスであり、前記フレームインデックスは、各フレーム内で前記中継局との通信のために使用される全期間に対応するサブフレームインデックス順序を用いて計算されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  28. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    基地局が、前記#jフレームの#m ULサブフレームで開始される前記HARQサブパケットを端末から受信するステップと、
    前記基地局が、前記#kフレームの#l ダウンリンク(DL)サブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記端末に送信するステップと、
    前記基地局が、前記#pフレームの#m アップリンク(UL)サブフレームで開始される前記HARQサブパケットの再送信を前記端末から受信するステップとを有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
  29. 前記HARQ動作を実行するステップは、
    端末が、前記#jフレームの#m ULサブフレームで開始される前記HARQサブパケットを基地局に送信するステップと、
    前記端末が、前記#kフレームの#l DLサブフレームで前記HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックを前記基地局から受信するステップと、
    前記端末が、前記#pフレームの#m ULサブフレームで開始される前記HARQサブパケットを前記基地局に再送信するステップとを有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
  30. 時分割複信(TDD)モードで前記データバースト割当情報を含む割当A−MAP IEが長い送信時間間隔(TTI)送信を示す場合に、前記データバーストに対応するHARQサブパケットの送信は、#jフレームの#0 ULサブフレームで開始され、HARQサブパケットに対する前記HARQフィードバックは、#pフレームの#l ULサブフレームで送信され、前記長いTTI送信は、前記HARQサブパケットが2個以上のサブフレームを占有することを意味することを特徴とする請求項16に記載の方法。
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