JP2016518746A - 分散型ネットワークトポロジにおけるharqプロセスの数を適応させる方法および装置 - Google Patents

分散型ネットワークトポロジにおけるharqプロセスの数を適応させる方法および装置 Download PDF

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    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • H04L1/1819Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ] with retransmission of additional or different redundancy

Abstract

システムは、ダウンリンク伝送機ユニット、ダウンリンクスケジューラユニット、およびアップリンク受信機ユニットを含む。ユニットのうちの少なくとも1つは、ユニットの他のものから物理的に別個の場所に位置し、ユニットのうちの少なくとも1つは、バックホールを経由してユニットの他のものと通信する。コントローラは、バックホールによってもたらされる任意の通信遅延に従って、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を配分する。

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国特許法§119(e)に基づき、米国仮出願第61/784,395号(2013年3月14日出願、名称「Method and Apparatus to Adapt the Number of HARQ Processes in a Distributed Network Topology」)、第61/824,762号(2013年3月17日出願、同名称)および第61/857,059号(2013年7月22日出願、同名称)に対する優先権の利益を主張し、上記出願は、その全体が、参照により本明細書に引用される。
(発明の分野)
本発明は、概して、セルラー通信の分野に関し、より具体的には、ネットワークコンポーネント間のバックホール遅延を補償するために、分散型ネットワークトポロジにおけるハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を適応させる方法および装置に関する。
デジタル通信システムの性能を改善するために、再伝送プロトコルが、多くの場合、使用される。デジタル情報は、多くの場合、ブロックまたはパケットにグループ化される。データのブロックの受信の成功は、例えば、巡回冗長検査(CRC)を使用することによって、受信機によって検出されることができる。ブロックの受信の失敗は、いくつかの状況またはシステムでは、受信機によって無視されることができる。他の状況またはシステムでは、受信機は、例えば、ACK/NACKを使用して、伝送機にブロックの受信の結果を知らせ得、ACK(肯定応答)は、ブロックが正常に受信されたことを示し、NACK(否定応答)は、ブロックが正常に受信されなかったことを示す。例えば、LTE RLC(無線リンク制御)が、3つの異なるデータ伝送モード、すなわち、透過モード(TM)、非応答モード(UM)、および応答モード(AM)を提供する。AMで伝送されたRLCブロックのみが、受信RLCによって応答され、伝送RLCによって再伝送されることができ。他の2つのモードに対して、不正確に受信されたRLCブロックは、単に破棄される。
多くのデジタル通信システムが、階層モデル(例えば、OSIモデルまたはTCP/IPモデル)に従う。階層システムでは、複数の層において、再伝送プロトコルが存在し得る。データは、「伝送機」から「受信機」に伝送されることになる。また、「受信機」と「伝送機」との間の逆方向リンクも、例えば、ACK/NACKをフィードバックするために、必要とされることに留意されたい。階層システムは、例えば、層1(L1)、層2(L2)、および層3(L3)を含む。L2とL3との両方は、再伝送プロトコルを使用する。L2受信機は、L2ブロックの受信成功/失敗時、ACK/NACKでL2伝送機に応答する。同様に、L3受信機は、L3ブロックの受信成功/失敗時、ACK/NACKでL3伝送機に応答する。必ずしも、L2ブロックとL3ブロックとの間の直接対応が存在しない、すなわち、L2ブロックが、複数のL3ブロックまたは1つのL3ブロックの一部のみを搬送することができることに留意されたい。
本開示は、最低レベル再伝送プロトコル(例えば、L2再伝送プロトコル)が、ソフトコンバイニングを伴うハイブリッド自動反復要求(HARQ)を使用する例、ならびに他の実施例に適用される。単純性のために、かつ一般性の損失を伴わずに、本開示は、L2がソフトコンバイニングを伴うHARQプロトコルを使用する例とともに説明される。単純性のために、かつ一般性の損失を伴わずに、本開示は、再伝送プロトコルを使用するL2の上方にある次の層がL3である例とともに説明される。この選択は、LTE再伝送プロトコルに合致し、L2(MAC)は、ソフトコンバイニングを伴うHARQを使用し、L3(RLC)は、AMのデータのための再伝送を使用する。
ソフトコンバイニングを伴うL2 HARQの実施例が、下記に説明される。
受信機L2は、L2ブロックの伝送の後、ACK/NACKで、既知の時間遅延で応答する。
a.LTE FDDダウンリンクでは、例えば、UEは、対応するトランスポートブロックの伝送の後、ACK/NACKで、4つのサブフレームで応答するはずである(PUCCHまたはPUSCH上で)。
b.LTE FDDアップリンクでは、例えば、eNodeBは、対応するL2トランスポートブロックの伝送の後、ACK/NACKで、4つのサブフレームで応答するはずである(明示的にPHICH上で、または暗示的にPDCCH上で)。
c.LTE TDDでは、例えば、対応トランスポートブロックの伝送の後のACK/NACKの時間遅延は、TDDアップリンク/ダウンリンク構成に依存する。その構成は、既知であるため、時間遅延はまた、推測されることができる。
受信機L2が、NACKで応答する(すなわち、L2ブロックが不正確に受信された)場合、受信機は、そのソフトビットメモリ内に不正確に受信されたブロックのソフトビットを維持する。
d.記憶されたソフトビットは、受信の成功の確率を改善するために、後続の再伝送と柔軟に組み合わせられることができる。
e.L2ブロックが、正確に受信される場合、メモリ内に対応するソフトビットを維持する必要性は存在しない。
複数の並行HARQプロセスが、使用される。
f.L2ブロックの伝送が、1つのHARQプロセスに接続される。
g.L2ブロックの再伝送が、ブロックの最初の伝送と同一のHARQプロセスを使用して、行われる必要がある。
h.受信機は、各HARQプロセスに対してソフトビットメモリバッファを維持する。
i.HARQプロセスにおける再伝送が、受信機において、同一のHARQプロセスに対するメモリバッファ内のソフトビットと柔軟に組み合わせられる。
j.異なるHARQプロセスは、異なるHARQプロセス指数を通して、区別されることができる。
L2伝送機は、
k.それが、同一のHARQプロセスの前のL2ブロックが正確に受信されたことを把握/認識した場合、
l.再伝送の最大数が、同一のHARQプロセスの前のL2ブロックで到達した場合、
新しいL2ブロックをHARQプロセスにおいて伝送し得る。
L2受信機は、新しいL2ブロックのソフトビットに同一のHARQプロセスの前のL2ブロックのソフトビットを上書きさせ得る。
いくつかの例示的システムでは、複数のブロック(例えば、L2ブロック)は、同時に、伝送機から受信機に伝送されることができ、受信機は、複数の対応するACK/NACKまたはそれらの組み合わせで応答する。一実施例では、これらの複数のブロックおよび対応する複数のACK/NACK(または、それらの組み合わせ)は、同一のHARQプロセスに接続され、個々のブロックは、HARQプロセスのサブプロセスに接続されると見なされ得る。別の実施例では、これらの複数のブロックおよび対応する複数のACK/NACK(または、それらの組み合わせ)は、異なるHARQプロセスに接続される。これらの場合の両方は、本開示によって対象とされる。しかしながら、単純性および読み取りやすさのために、HARQプロセスおよび時間あたりの単一のブロックを伴う場合が、本明細書において説明される。
バンドリングを伴ういくつかのTD−LTEダウンリンク構成等のいくつかの例示的システムでは、複数のHARQプロセスのACK/NACKが、単一のACK/NACKにバンドリングされる。これらの場合もまた、バンドリングされたACK/NACKの受信機が、個々のHARQプロセスのACK/NACKのいくつかの結論をバンドリングされたACK/NACKから引き出し、それによって、再伝送を要求または選定することも、そうしないこともできるので、本開示によって対象とされる。
連続的な伝送ACK/NACK伝送または再伝送サイクル間に、有限量の時間が要求される。この時間の間、HARQプロセスは、これが、HARQプロセスメモリバッファ内のソフトビットを上書きする危険を招くであろうため、別の伝送のために使用されない。したがって、データブロックの連続的な伝送を可能にするために、並行して実行し得る、複数のHARQプロセスが、必要とされる。FDD LTEでは、例えば、ダウンリンクとアップリンクとの両方は、UEあたり8つのHARQプロセスを提供する。
HARQ手順は、非同期および同期HARQに分類されることができる。非同期HARQでは、新しいブロックの伝送と再伝送との間に(静的または半静的に)既知の時間関係が存在しない。代わりに、再伝送は、明示的にスケジューリングされることが必要とされ、すなわち、新しいブロックとその再伝送との間の時間関係は、動的である。
LTEのダウンリンクHARQは、非同期HARQの実施例である。LTEにおけるUEによって受信されたダウンリンクスケジューリング割当(PDCCHまたはePDCCH上で)では、HARQプロセス指数ならびに伝送が再伝送かどうかの指示が明示的に含まれる。これは、原則として、任意のHARQプロセスが、UEへのダウンリンク伝送における任意の(ダウンリンク)サブフレームに使用されることができることを意味する。同期HARQでは、新しいブロックの伝送と再伝送との間に(静的または半静的に)既知の時間関係が存在する。
LTEのアップリンクHARQは、同期HARQの例である。LTEにおけるUEによって受信されたアップリンクスケジューリング許可(PDCCH上、ePDCCH上、または暗示的にPHICH上で)は、この例において、明示的HARQプロセス指数を含まない。代わりに、アップリンク伝送に使用されるべきHARQプロセス指数は、アップリンクスケジューリング許可が受信されたサブフレーム指数によって暗示的に与えられる。しかしながら、アップリンクスケジューリング許可(PDCCH上、ePDCCH上、または暗示的にPHICH上で)は、この例において、伝送が同一のHARQプロセスの事前に伝送されたブロックの再伝送であるべき場合の指示を含み得る。
ベースステーションおよびUEの各々は、少なくとも1つの伝送機および少なくとも1つの受信機を含む。加えて、ベースステーションは、ダウンリンク伝送をスケジューリングするためのスケジューラを含む。現在、ダウンリンク伝送機、アップリンク受信機、およびダウンリンクスケジューラは全て、ベースステーション内に位置する。ダウンリンク受信機およびアップリンク伝送機は、UE内に位置する。現在のベースステーションアーキテクチャでは、ダウンリンク伝送機、アップリンク受信機、およびダウンリンクスケジューラは全て、1つの場所の同一場所に位置する。しかしながら、分散型ネットワークトポロジ等の新しいネットワークトポロジを対象とする傾向が存在し、そこでは、ダウンリンク伝送機は、1つの物理的な場所のノード内に位置し得、アップリンク(ACK/NACK)受信機は、別の物理的な場所の別のノード内に位置し得、スケジューラは、第3の物理的な場所の第3のノード内に位置し得、これらのノードは、非理想的バックホールと接続される。ノードが同一場所に位置しないため、アップリンク受信機のACK/NACKの受信とACK/NACKがダウンリンクスケジューリングに使用されることができる時間との間に有意なバックホール遅延がある可能性がある。同様に、ダウンリンクスケジューリングとスケジューリングに基づく実際のダウンリンク伝送との間に有意なバックホール遅延がある可能性がある。したがって、ダウンリンク伝送機は、プロセスに配分された伝送間隔にあるとき、すぐに、次のブロックを伝送するための、または前のブロックを再伝送するための準備ができていないこともある。代わりに、ダウンリンク伝送機は、伝送または再伝送を実施する前に、後続の伝送間隔まで待つ必要があり、それは、ダウンリンク伝送機からユーザ機器までのデータレートの低下をもたらすであろう。
いくつかの実施形態では、本発明は、無線ネットワーク内のダウンリンク伝送機、アップリンク受信機および/またはスケジューラが、同一場所に位置しないときに生じる問題を解決することを対象とする(すなわち、これらのデバイスの間にバックホール遅延を伴う分散型ネットワークトポロジ)。この場合、限定されたHARQプロセスを伴い、全ての伝送機会を使用することが可能ではなく、それによって、ユーザ機器およびシステム効率性の最大データレートを低下させ得る。
本開示は、この欠点に対処し、限定されたHARQプロセスを伴う分散型ネットワークトポロジにおける、より多くの伝送機会を使用するための方法およびシステムを提供する。本開示方法のいくつかの実施形態では、UEのHARQプロセスの数は、UEが使用するネットワークデバイス(ダウンリンク伝送機、アップリンク受信機等のどれか)の間のバックホール遅延に適応させられる。これらの特定のネットワークデバイスを使用する、他のUEの組も、UEのHARQプロセスの数を適応させるとき、考慮されることができる。HARQプロセスの数を適切に適応させることによって、UEデータレートおよびシステム効率性は、改善されることができる。
本発明のさらなる特徴および利点ならびに本発明の種々の実施形態の構造および動作が、付随の図面を参照して下記に詳細に説明される。
1つ以上の種々の実施形態による、本発明は、以下の図を参照して詳細に説明される。図面は、例証のみの目的のために提供され、単に、本発明の例示的実施形態を描写する。これらの図面は、本発明の読者の理解を促進するために提供され、本発明の範疇、範囲、または適用性の制限と見なされるべきではない。例証の明確および容易性のために、これらの図面は、必ずしも、縮尺通りではないことに留意されたい。
図1は、分散型トポロジセルラー通信ネットワークの実施形態を例証する。 図2は、最小限のバックホール遅延を伴うセルラーネットワークにおける、HARQプロセスの実施形態の信号およびプロセス図である。 図3は、実質的バックホール遅延を伴う分散型ネットワークトポロジにおける、HARQプロセスの実施形態の信号およびプロセス図である。 図4は、本開示による、伝送機コントローラプロセスの実施形態のフローチャートである。
本アプローチは、同一参照が類似要素を示す、付随の図面の図において、限定としてではなく、実施例として例証される。本開示における「ある(an)」または「一(one)」または「いくつかの(some)」実施形態という言及は、必ずしも、同一の実施形態ではなく、そのような言及は、少なくとも1つを意味することに留意されたい。
例示的実施形態の以下の説明では、その一部を形成し、かつ本発明が実践され得る具体的実施形態の例証として示される付随の図面を参照する。他の実施形態が利用され得、構造上の変更が、本発明の好ましい実施形態の範囲から逸脱せずに行われ得ることを理解されたい。
ここで、図面(最初に、図1)を参照すると、分散型トポロジセルラー通信ネットワークの実施形態が、数字100によって、概して、指定される。ネットワーク100は、大きなセル101と、少なくとも2つの小さなセル103および105とを備えている。大きなセル101は、大きなセルベースステーション107を含む。小さなセル103および105の各々は、それぞれ、小さなセルベースステーション109および111を含む。
セル101、セル103、およびセル105は、ネットワーク100のノードを備えている。ベースステーション107−111は、バックホール115−119によって相互接続される。いくつかの実施形態では、ベースステーション107と109とは、バックホール115によって互に接続され、ベースステーション107とベースステーション111とは、バックホール117によって接続される。モバイル端末またはユーザ機器(UE)113が、セル101および103内に位置する。
各ベースステーション107、109、および111は、ダウンリンク伝送機、ダウンリンクスケジューラ、およびアップリンク受信機(図1に図示せず)を含み得る。本開示の実施形態によると、UE113とのセッションのためのダウンリンク(DL)伝送機、DLスケジューラ、およびアップリンク(UL)受信機の機能は、ネットワーク100にわたって分散される。具体的には、ベースステーション107は、DL伝送機を提供し、ベースステーション109は、UL伝送機を提供し、ベースステーション111は、DLスケジューラを提供する。ベースステーション109およびベースステーション111が同一場所に位置しないため、ベースステーション107におけるUL受信機のACK/NACKのUE113からの受信と、ACK/NACKがベースステーション111におけるDKスケジューラに使用されることができる時間との間に有意なバックホール遅延がある可能性がある。同様に、ベースステーション111内のDLスケジューリングと、スケジューリングに基づくベースステーション107からの実際のDL伝送との間に有意なバックホール遅延がある可能性がある。
いくつかの実施形態では、ダウンリンク伝送機は、例えば、共同伝送を伴う協調マルチポイント(CoMP)が使用される場合、複数の物理的な場所の複数のノード内に位置し得る。一実施形態では、これらのノードまたはそれらのサブセットが、非理想的バックホールと接続され得る。いくつかの実施形態では、アップリンク受信機は、例えば、共同受信を伴う協調マルチポイント(CoMP)が使用される場合、複数の物理的な場所の複数のノード内に位置し得る。一実施形態では、これらのノードまたはそれらのサブセットは、非理想的バックホールと接続され得る。いくつかの実施形態では、スケジューラは、複数の物理的な場所の複数のノード内に位置し得る。一実施形態では、これらのノードまたはそれらのサブセットは、非理想的バックホールと接続され得る。いくつかの実施形態では、異なるUEに対して、異なる機能は、異なるノード内に位置し得る。例えば、一方のUEへのダウンリンクは、別のUEへのダウンリンクと異なるノードから伝送され得る。
バックホール遅延概念をより深く理解するために、図2は、DL伝送機、DLスケジューラ、およびUL受信機が全て、同一のベースステーション201内の同一場所に位置する、状況を例証する。ベースステーション201は、205に示されるように、UE203に新しいL2ブロックを伝送する。UE203は、プロセスブロック207に示されるように、ソフトビットをそのメモリバッファ内に記憶し、プロセスブロック209に示されるように、新しいL2ブロックをデコードする。デコーディングステップの結果に応じて、UE203は、211に示されるように、ベースステーション201にACK応答またはNACK応答のいずれかを返送する。ベースステーション201のDLスケジューラは、プロセスブロック213に示されるように、それがACKを受信したか、NACKを受信したかに基づいて、前のL2ブロックの再伝送または新しいL2ブロックのいずれかをスケジューリングする。ベースステーション201の伝送機は、次いで、215に示されるように、UE203にスケジューリング決定と、前のL2ブロックまたは新しいL2ブロックとを伝送する。205における新しいL2ブロックの伝送と215における前のまたは新しいL2ブロックの受信との間の時間経過は、正常往復時間を構成し、それは、LTEにおいて8つのサブフレームである。UE203が新しいL2ブロックを受信する場合、UE203は、新しいL2ブロックをそのメモリバッファ内に記憶し、UE203が再伝送された前のL2ブロックを受信する場合、UE203は、全て、プロセスブロック217に示されるように、再伝送をそのメモリバッファ内に記憶されたソフトビットと柔軟に組み合わせる。
図3は、DL伝送機301が第1の物理的な場所(ノードA)に位置し、UL受信機303が第2の物理的な場所(ノードB)に位置し、DLスケジューラが第3の物理的な場所(ノードC)に位置する、状況を例証する。DL伝送機301は、309に示されるように、UE307に新しいL2ブロックを伝送する。UE307は、プロセスブロック311に示されるように、ソフトビットをそのメモリバッファ内に記憶し、プロセスブロック313に示されるように、新しいL2ブロックをデコードする。デコーディングステップの結果に応じて、UE307は、315に示されるように、UL受信機303にACK応答またはNACK応答のいずれかを伝送する。UL受信機303は、317に示されるように、低速度バックホールを経由して、ACKまたはNACKをDLスケジューラ305に伝送する。DLスケジューラ305は、プロセスブロック319に示されるように、ACKを受信したか、NACKを受信したかに基づいて、前のL2ブロックの再伝送または新しいL2ブロックのいずれかをスケジューリングする。DLスケジューラ319は、次いで、321に示されるように、低速度バックホールを経由して、UEに、DL伝送機301に、スケジューリング決定を伝送する。DL伝送機301は、次いで、323に示されるように、UE307に、スケジューリング決定と、前のまたは新しいL2ブロックとを伝送する。309における新しいL2ブロックの伝送と323における前のまたは新しいL2ブロックの受信との間の時間経過は、バックホール遅延に加えて、正常往復時間を構成する。バックホールの実際の量は、20のサブフレームと同じ量であり得る。UE307が新しいL2ブロックを受信する場合、UE307は、新しいL2ブロックをそのメモリバッファ内に記憶し、UE307が再伝送された前のL2ブロックを受信する場合、UE307は、全て、プロセスブロック325に示されるように、再伝送をそのメモリバッファ内に記憶されたソフトビットと柔軟に結合させる。
HARQプロセス往復時間の増加は、単一のUEが、連続的に、すなわち、各連続伝送機会に対してスケジューリングされることができない状態をもたらし得る。なぜなら、HARQプロセスの数が固定され、かつ制限されているからである。これは、UEの最大データレートを低下させる。例えば、LTEダウンリンクを考える。この例では、HARQプロセスの再伝送が分散型ネットワーク機能(LTEにおいて、サブフレームが伝送機会である)の一部の間のバックホール遅延に起因して、最初の伝送の後、最早の20のサブフレームで生じ得るような分散型ネットワークトポロジを仮定する。そして、通常のDL HARQ手順に従うと、LTEにおいて8つのDL HARQプロセスが存在するため、UEは、20のサブフレームのうちの8つのみ(40%)でスケジューリングされることができる。しかしながら、そうであっても、HARQプロセスがUEごとであるので、検討中のUEは、連続的にスケジューリングされず、別のUEが、スケジューリングされ得る。故に、全ての時間周波数リソースは、いずれにしても使用され得る。さらに、バックホール遅延の増加を伴う場合、全ての伝送機会は、複数の活性UEが存在する場合でも、使用されることはできない。
図4は、UEに対するHARQ構成の実施形態のフローチャートである。一実施形態では、フローチャートに例証されるプロセスは、ULに関する。一実施形態では、フローチャートに例証されるプロセスは、DLに関する。一実施形態では、フローチャートに例証されるプロセスは、ULとDLとの両方に関し、すなわち、HARQプロセスの同一の数が、ULおよびDLに使用される。UEに対するHARQ往復時間が、ブロック401で推定される。次いで、UEに対するHARQプロセスの好適な数が、推定されたHARQ往復時間を使用して、ブロック403で算出される。いくつかの実施形態では、UEおよび負荷分配、ならびに他のUEの場所および伝送/受信点等の他の側面が、HARQプロセスの数を算出する場合、考慮される。HARQプロセスの数を算出した後、UEは、ブロック404において、HARQプロセスの算出された数で構成される。最後に、UL/DL HARQプロセスの新しい数は、ブロック405において、UEとのUL/DL通信に使用される。次いで、プロセスは、別のUEのために繰り返される。最終的に、プロセスは、例えば、UEに伝送またはUEから受信するノードが変更される場合、同一のUEに対して繰り返され得る。
一実施形態では、UEのために使用されるHARQプロセスの数は、分散型ネットワークトポロジにおけるバックホール遅延に適応させられる。概して、UEとの通信に関連するより長いバックホール遅延は、より多くのHARQプロセスがUEのために構成されるであろうことを示唆するであろう。UE場所、負荷分配等に応じて、異なるノードが、ダウンリンクにおいて異なるUEにサービスし得、異なるノードが、アップリンクにおいて異なるUEにサービスし得る。したがって、異なるUEは、異なるバックホール遅延を被り得、ひいては、異なる数のHARQプロセスを必要とし得る。
いくつかの実施形態では、ダウンリンクにおけるHARQプロセスの数は、アップリンクにおけるHARQプロセスの数と異なる。一実施形態では、ダウンリンクにおけるHARQプロセスの数は、アップリンクにおけるHARQプロセスの数に等しい。
いくつかの実施形態では、UEのHARQプロセスの数は、ネットワークによって構成される。一実施形態では、ダウンリンクに対するHARQプロセスの数は、アップリンクに関するHARQプロセスの数とは別個に構成される。一実施形態では、ダウンリンクに対するHARQプロセスの数は、アップリンクに対するHARQプロセスの数と共同で構成される。いくつかの既存のシステムでは、HARQプロセスの数は、例えば、TDD LTEにおけるDL/UL構成の関数として再構成され得ることに留意されたい。しかしながら、この構成は、セル内の全てのUEに対して有効であり、UE特有ではない。
本開示は、単一のサービングセルに接続されたUEに対するHARQプロセスを説明する。本開示はまた、複数のセルに接続されたUEに対するHARQプロセスを説明する。UEが複数のセルに接続される場合、本開示は、別個に、または共同して、これらのセルの各々に適用することができる。いくつかの実施形態では、複数のセルに接続されるUEが、異なるサービングセルに対するHARQプロセスの別個の数を有するであろう。いくつかの実施形態では、UEが、第1のサービングセルに対するある数のHARQプロセスと、第2のサービングセルに対して異なる数のHARQプロセスとで構成される。いくつかの実施形態では、UEに対するある数のHARQプロセスの構成が、単一のサービングセルに適用される。
いくつかの実施形態では、UEに対するある数のHARQプロセスの構成は、複数のサービングセルに適用される。いくつかの実施形態では、UEが、3つのセルに接続される。UEは、8つのDL HARQプロセスおよび16のDL HARQプロセスで構成され、その8の数は、2つ(すなわち、複数の)サービングセルに適用され、その16の数は、単一のサービングセルに適用される。他の実施形態では、異なる数のDL HARQプロセスが、使用される。他の実施形態では、UEは、3つのサービングセルの各々に対して異なる数のHARQプロセスで構成される。いくつかの実施形態では、複数のセルに接続されるUEに対するHARQプロセスの数は、各サービングセルに対して別個に構成される。いくつかの実施形態では、同一の数のHARQプロセスが、複数のセルに接続されるUEに対する異なるサービングセルのために別個に構成される。
LTEにおいて8つのDL HARQプロセスが存在する実施形態を参照して本明細書に説明されるが、本開示はまた、種々の実施形態において、16以上のDL HARQプロセスが存在し、バックホールの合計が有意である(すなわち、10msまたはさらに20+ms)、実施形態等の他の実施例にも適用される。
実施形態の説明を継続すると、LTEダウンリンクは、UEが8つのHARQプロセスを有する、実施例である。例示的分散型ネットワークトポロジは、HARQプロセスの再伝送が、分散型ネットワーク機能の一部の間のバックホール遅延に起因して、最初の伝送の後に、最早の20のサブフレームで生じ得るようなものである。このUEに関するHARQプロセスの数が、20に増加される場合、UEは、サブフレームの40%のみの代わりに、サブフレーム毎にスケジューリングされることができる。
さらに、伝送機会が任意のUEによって使用されることができるので、HARQプロセスの数を決定するとき、他のUEのセットが考慮されることができる。一実施形態では、全てのUEに対するHARQプロセスの数は、全ての伝送機会が使用され得ることを確実にするために、共同して決定されることができる。
上記に説明される例示的実施形態の説明を継続すると、LTEダウンリンクの一実施形態では、単一のUEの代わりに、同一のノードによってサービス提供される2つのUEが存在する。これは、上記のように、両方のUEが20のサブフレームの全体的HARQプロセス往復時間を有することを意味する。異なるUEのHARQプロセスは、異なるサブフレームの間、使用されることができるので、HARQプロセスの合計数を20まで増加させることが、全ての伝送機会を使用することを可能にするために十分であり得る。これは、例えば、種々の実施形態において、両方のUEに対するHARQプロセスの数を10まで増加させることによって、またはUEのうちの1つのHARQプロセスの数だけを12まで増加させることによって、達成されることができる。
前述の実施形態では、UEに関するHARQプロセスの数は、少なくとも半静的に構成され得ると仮定される。UEが移動する場合、それらは、異なるノードによって提供されることを必要とし得る。次いで、必要とされるHARQプロセスの数は、種々の実施形態において、必要に応じて再構成されるであろう。
HARQプロセスに対するソフトビットメモリバッファのサイズは、典型的には、制限をデータレートにもたらす。LTEダウンリンクでは、例えば、UE分類は、ダウンリンクのためのUE内の合計メモリバッファサイズを規定し、説明される実施形態において、8つのHARQプロセスによって共有される必要があるが、総計で8よりも大きい(例えば、16、20+)HARQプロセスが、他の実施形態では使用される。HARQプロセスの数が再構成される場合、HARQプロセスあたりのソフトビットの数もまた、変化し得る。ソフトビットの数は、HARQプロセスの数を通して、明示的または暗示的に構成されることができる。いくつかの実施形態では、合計バッファサイズは、HARQプロセスの数に伴って変化しない(プロセスあたりのバッファサイズのみ)。HARQプロセスあたりのバッファサイズの縮小は、バッファサイズが最大L2ブロックサイズに適応させられる実施形態に従って、多くの場合、L2ブロックサイズを縮小させない。多くのシナリオでは、最大のL2ブロックサイズは、典型的には、特殊かつ稀な条件のみでの使用のために専用であることができる。いくつかの実施形態では、合計バッファサイズは、構成されたHARQプロセスの間で等しく分割され、プロセスあたりの等しいバッファサイズ、または、ほぼ等しいサイズ(合計バッファサイズがHARQプロセスの構成された数によって均等に分割可能ではない場合)をもたらす。他の実施形態では、合計バッファサイズは、HARQプロセスの構成された数に伴って変化する。いくつかの実施形態では、プロセスあたりのバッファサイズは、HARQプロセスの構成された数に伴って変化しない。
いくつかの実施形態では、スケジューラが、UEのHARQプロセスの構成された数を考慮する。例えば、構成されたHARQプロセスの数は、スケジューラが割り当てるL2ブロックサイズを制限することができる。いくつかの場合、これは、全ての利用可能である時間周波数リソースが、所望の信頼性(例えば、標的ブロック誤り率)を伴うブロックを通信するために使用される必要がないことにつながり得る。一実施形態では、スケジューラは、より多くの利用可能であるリソースが所望の信頼性を伴うブロックを通信するために使用されることが必要であるように、伝送電力を低下させることによって、これを取り扱う。これは、システムにおける干渉の量を低下させることができる。一実施形態では、スケジューラは、ブロック誤り率がそうでなければ使用される標的レベルを下回って低下されるように、通信信頼性(コード化レートの低下または低次変調、あるいはそれらの組み合わせ)を増加させることによって、制限されたL2ブロックサイズを取り扱う。これは、再伝送の必要性を低下させ得る。本発明の1つ以上の実施形態が、ダウンリンクに関連して説明されているが、本発明は、アップリンクにも等しく利用可能である。
LTEダウンリンクにおけるような非同期HARQでは、HARQプロセス指数は、スケジューリング割当において明示的に信号伝送される。HARQプロセス指数は、いくつかのビットによって表されることができる。概して、より多くのHARQプロセスが存在する場合、より多くのビットがHARQプロセス指数に必要とされる。例えば、8つのHARQプロセスが存在する場合、3ビットが、HARQプロセス指数を表すために必要とされる一方、4ビットが、16のHARQプロセスが存在する場合、必要とされる。
いくつかの実施形態では、HARQプロセス指数および巡回冗長検査(CRC)を含む、スケジューリング割当は、一組のコード化ビットにコード化されたチャネルである。コード化ビットの数は、スケジューリング割当の通信に使用されることができる、リソース(例えば、時間および周波数)の数に依存する。所与の数のエンコード化ビットに対して、HARQプロセス指数に対するさまざまな数のビットが、異なる方法で取り扱われることができる。
いくつかの実施形態では、異なる数のHARQプロセスに対する異なる数のHARQプロセス指数ビットは、適宜、スケジューリング割当の効果的チャネルコーディングレート(すなわち、デコーディング信頼性)を単に適応させることによって取り扱われる。これは、スケジューリング割当を通信するために使用されることができる、ある組のリソース(例えば、時間および周波数)を仮定する。言い換えれば、より多くまたはより少ないHARQプロセス指数ビットに起因して、より大きいまたはより小さいスケジューリング割当(任意のゼロパディングを除外する)が、同一の数のエンコード化ビットにエンコードされる。故に、より多くのHARQプロセスは、より高いコーディングレートおよびデコーディング信頼性の低下をもたらし得る。いくつかの実施形態では、可変コーディングレート(ひいては、信頼性)は、より多くのリソース(例えば、時間および周波数)をスケジューリング割当の通信に配分することによって、または変調形式を変更することによって、部分的または完全に補償され得る。より多くのリソースは、より多くのエンコード化ビットが通信され、チャネルコーディングレートが低下され、信頼性が増加され得ることを意味するであろう。いくつかの実施形態では、可変コーディングレート(ひいては、信頼性)は、スケジューリング割当の伝送電力を増加させることによって、部分的または完全に補償され得る。
他の実施形態では、スケジューリング割当が、スケジューリングされたデータレートに関連し得る、他のパラメータまたは指数を含む。実施例は、変調コーディングスキーム(MCS)指数および空間層の数を含む(LTEでは、伝送ランクと呼ばれる)。いくつかの実施形態では、スケジューリング割当に関するビットの数(ゼロパディングを除外する)は、HARQプロセスの数に伴って変化しない。これは、適宜、スケジューリング割当において1つ以上の他のパラメータまたは指数のビットの数を調節することによって、HARQプロセス指数に対するビットの変化させられる数を補償することによって達成される。いくつかの実施形態では、HARQプロセス指数に対するビットの増加数は、MCSに対するビットの数を減少させることによって補償される。一実施形態では、MCSに対するビットの減少数に起因して除外されるMCSは、構成可能である。これは、例えば、どのMCSをUEが典型的に使用するかに依存し得る。いくつかの実施形態では、HARQプロセス指数に対するビットの増加数は、伝送ランクに対するビットの数を減少させることによって補償される。一実施形態では、伝送ランクに対するビットの減少数に起因して除外される伝送ランクは、構成可能である。これは、例えば、どの伝送ランクをUEが典型的に使用するかに依存し得る。
さらに他の実施形態では、一実施形態では、スケジューリング割当形式は、HARQプロセスの数が変化し、HARQプロセス指数を表すために使用されるビットの数が各HARQプロセスの数に対して同一であるとき、変化しない。代わりに、HARQプロセス指数は、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数と、スケジューリング割当(または、いくつかの他の信号、例えば、対応するデータ伝送)が伝送または受信される時刻とによって共同して与えられる。一実施形態では、より大きなHARQプロセス指数に対するHARQプロセス指数ビットと時刻との間のマップピングは、事前に定義される。一実施形態では、マップピングは、例えば、HARQプロセスの数の構成とともに構成されることができる。
実施例として、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数が3ビットを有する(すなわち、8つのHARQプロセスを表し得る)、FDD LTEダウンリンクを考慮されたい。ここで、UEが、例えば、16のHARQプロセスを有するように構成されるであろう場合、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数は、スケジューリング割当が偶数のサブフレームで伝送される場合、HARQプロセス0−7を表すことができ、スケジューリング割当が奇数のサブフレームで伝送される場合、HARQプロセス8−15を表すことができる。これは、表3(ここでは、nは偶数であると仮定される)に例証される。8つのHARQプロセスが構成される場合、HARQプロセス指数は、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数に対応する。一方では、16のHARQプロセスが構成される場合、HARQプロセス指数は、偶数のサブフレーム(n、n+2、n+4、n+6(式中、nは偶数))においてのみ、HARQプロセス指数に対応する。奇数のサブフレーム(n+1、n+3、n+5)では、HARQプロセス指数は、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数プラス8によって与えられる。サブフレームn+4とn+5との両方では、同一のHARQプロセス指数(すなわち、3)が、スケジューリング割当におけるものである。しかしながら、スケジューリングされたUEが、16の構成されたHARQプロセスを有する場合、サブフレームn+4の指数は、HARQプロセス指数3に対応する一方、サブフレームn+5の指数は、HARQプロセス指数11に対応する。総当たり方式でHARQプロセス指数の組を回転させることによって、再伝送がスケジューリングされ得る前の待ち時間は、最小化される。
一実施形態、例えば、TDDダウンリンクでは、1つのサブフレームで検討されるHARQプロセス指数の組は、ダウンリンクサブフレームの間のみにおいて総当たり方式で決定される。一TDDアップリンク実施形態に対して、その組は、アップリンクサブフレームの間のみにおいて総当たり方式で変更されるであろう。ダウンリンク実施例は、表2に例証される。この実施形態では、HARQプロセス指数の組は、上記のFDD実施例におけるように、連続サブフレームの間で変化しないが、連続ダウンリンクサブフレームの間で変化する。総当たり方式でHARQプロセス指数の組を回転させることによって、再伝送がスケジューリングされ得る前の待ち時間は、最小化される。
さらに他の実施形態では、スケジューリング割当形式は、HARQプロセスの数が変化し、HARQプロセス指数を表すために使用されるビットの数が各HARQプロセスの数に対して同一であるとき、変化しない。代わりに、HARQプロセス指数は、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数と、前の時刻のHARQプロセス指数とによって共同して与えられる。一実施形態では、より大きなHARQプロセス指数に対するスケジューリング割当におけるHARQプロセス指数ビットと前の時刻のHARQプロセス指数との間のマップピングは、事前に定義される。一実施形態では、マップピングは、例えば、HARQプロセスの数の構成とともに構成されることができる。
実施例として、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数が3ビットを有する(すなわち、8つの値(例えば、1−8)を表すことができる)FDD LTEダウンリンクを考慮されたい。ここで、例えば、UEがn個のHARQプロセスを有するように構成されるであろう場合、HARQプロセス指数Xnew(0とn−1との間)は、例えば、(Xold+Y)modulo nによって与れられ得る(式中、Xoldは、UEがスケジューリングされた前の時間のHARQプロセス指数であり、Yは、スケジューリング割当におけるHARQプロセス指数である)。Xnewの算出の後に、更新Xold=Xnewが、行われることができる。いくつかの実施形態では、UEがスケジューリングされた、必ずしも、後続の、前の機会ではない、複数のHARQプロセス指数は、スケジューリング許可におけるHARQプロセス指数とともに、新しいHARQプロセス指数を算出するために使用されることができる。
いくつかの同期HARQ実施形態では、HARQプロセス指数は、LTEアップリンクにおけるように、スケジューリング割当に含まれない。代わりに、スケジューリング割当が参照するHARQプロセス指数は、スケジューリング割当(または、いくつかの他の信号例えば対応するデータ伝送)が伝送または受信される時刻(LTEにおけるサブフレームのどれか)によって暗示的に与えられる。一実施形態では、異なる数のHARQプロセスは、スケジューリング割当伝送または受信の時刻と、対応するHARQプロセス指数とから、異なるマップピングを使用することによって解決される。一実施形態では、マップピングは、事前に定義される。一実施形態では、マップピングは、例えば、HARQプロセスの数の構成とともに構成されることができる。
LTE FDDアップリンクでは、例えば、8つのHARQプロセス(例えば、指数0−7を伴う)が存在する。これらのHARQプロセスの各々は、対応するスケジューリング許可が伝送または受信されることができる、サブフレームに対応する。特定のHARQプロセスに関するサブフレームは、8つのサブフレームの周期とともに生じる。一実施形態では、HARQプロセスの数は、例えば、この周期を16のサブフレームに増加させ、HARQプロセス0−7に関するサブフレームの後にHARQプロセス8−15に関するサブフレームを定期的に付加することによって、16に増加されることができる。これは、表3に例証される。この実施例では、サブフレームnにおいて伝送または受信されるサブフレームは、HARQプロセス0に対応する。8つのHARQプロセスが、スケジューリングされたUEのために構成される場合、同一のHARQプロセスの再伝送または新しいデータ伝送は、サブフレームn+8の最初に行われることができる。一方では、16のHARQプロセスが、スケジューリングされたUEのために構成される場合、同一のHARQプロセスの再伝送または新しいデータ伝送は、サブフレームn+16の最初に行われることができる。8つの構成されたHARQプロセスを伴うUEに関して、HARQプロセスは、この実施例では、8つのサブフレーム毎に使用されることができる。16の構成されたHARQプロセスを伴うUEに関して、HARQプロセスは、この実施例では、16のサブフレーム毎に使用されることができる。
ネットワークは、アップリンク伝送にHARQ ACK/NACKで応答する。一実施形態では、アップリンクデータ伝送に対応するACK/NACKのダウンリンクの伝送のタイミングは、HARQプロセスの増加数に従って、後に移動させられる。例えば、LTE FDDアップリンクでは、ネットワークは、HARQプロセスのPUSCH伝送の後の4つのサブフレームで、同一のHARQプロセスの最初の可能性がある再伝送の前の結果として起こる4つのサブフレームで、PHICH上でACK/NACKで応答する。一実施形態では、HARQプロセスの数が16に増加される場合、例えば、ACK/NACK(PHICH、PDCCH、またはいくつかの他のチャネル上で)は、PUSCH伝送の後の12のサブフレームに、しかし依然として、同一のHARQプロセスの最初に可能な再伝送の前の4つのサブフレームに移動させられる。
本発明の種々の実施形態が、上記に説明されているが、それらは、限定としてではなく、実施例として提示されていることを理解されたい。同様に、種々の図は、本発明に含まれることができる特徴および機能性を理解する際に、補助するために行われる、本発明に関する実施例アーキテクチャまたは他の構成を描写し得る。本発明は、例証される実施例アーキテクチャまたは構成に制限されず、様々な代替アーキテクチャおよび構成を使用して、実装されることができる。加えて、本発明は、種々の例示的実施形態および実装の観点から上記に説明されるが、そのような実施形態が説明されるかどうか、かつそのような特徴が説明される実施形態の一部として提示されるかどうかにかかわらず、1つ以上の個々の実施形態に説明される種々の特徴および機能性は、それらが説明される特定の実施形態へのその適用性に限定されず、代わりに、単独またはいくつかの組み合わせで、本発明の1つ以上の他の実施形態に適用されることができることを理解されたい。したがって、本発明の範疇および範囲は、上記に説明される例示的実施形態のいずれかによって限定されるべきではない。
この文書に説明される1つ以上の機能は、適切に構成されるモジュールによって行われ得る。本明細書に使用される用語「module(モジュール)」は、本明細書に説明される関連付けられる機能を行うための1つ以上のプロセッサ、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組み合わせによって実行されるソフトウェアを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールは、離散モジュールとして説明される。しかしながら、当業者に明白であろうように、2つまたはそれを上回るモジュールが、本発明の種々の実施形態に従って、関連付けられる機能を行う単一のモジュールを形成するように結合され得る。
加えて、この文書に説明される1つ以上の機能は、概して、メモリストレージデバイスまたはストレージユニット等の媒体を指すために本明細書で使用される、「コンピュータプログラム製品」、「コンピュータ読み取り可能な媒体」、および同等物内に記憶されるコンピュータプログラムコードを用いて行われ得る。コンピュータ読み取り可能な媒体のこれらおよび他の形態は、プロセッサに規定の動作を行なわせるために、プロセッサによる使用のための1つ以上の命令を記憶することに関わってもよい。そのような命令は、概して、実行されると、コンピューティングシステムが所望の動作を行うことを可能にする、「コンピュータプログラムコード」(コンピュータプログラムまたは他のグループ化の形態でグループ化され得る)と称される。
明確性の目的のために、上記の説明は、異なる機能的ユニットおよびプロセッサを参照して、本発明の実施形態を説明していることが認識されるであろう。しかしながら、異なる機能的ユニット、プロセッサ、または領域の間での機能性の任意の好適な分配は、本発明から逸脱することなく、使用され得ることが明白であるであろう。例えば、別個のユニット、プロセッサ、またはコントローラによって行われるように例証される機能性は、同一のユニット、プロセッサ、またはコントローラによって行われ得る。故に、具体的な機能的ユニットの言及は、厳密な論理的または物理的な構造あるいは編成を示すのではなく、説明された機能性を提供するための好適な手段の言及のみと見なされる。
本発明のさらなる特徴および利点ならびに本発明の種々の実施形態の構造および動作が、付随の図面を参照して下記に詳細に説明される。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ダウンリンク伝送機ユニットと、
ダウンリンクスケジューラユニットと、
アップリンク受信機ユニットであって、前記ユニットのうちの少なくとも1つは、前記ユニットの他のものから物理的に別個の場所に位置し、前記ユニットのうちの前記少なくとも1つは、バックホールを経由して、前記ユニットの他のものと通信する、アップリンク受信機ユニットと、
前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延に従って、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を配分するコントローラと
を備えている、システム。
(項目2)
前記ダウンリンク伝送機ユニットは、第1のネットワークノードに位置し、
前記ダウンリンクスケジューラユニットは、前記第1のネットワークノードから物理的に分離された第2のネットワークノードに位置し、
前記アップリンク受信機ユニットは、前記第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードから物理的に分離された第3のネットワークノードに位置している、
項目1に記載のシステム。
(項目3)
各ノードは、前記バックホールを経由して、少なくとも1つの他のノードと通信する、項目2に記載のシステム。
(項目4)
各ノードは、前記バックホールを経由して、前記他のノードの各々と通信する、項目2に記載のシステム。
(項目5)
前記コントローラは、前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延にかかわらず、HARQプロセスの第1の数を配分し、前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延に従って、HARQプロセスの第2の数を配分する、項目1に記載のシステム。
(項目6)
前記コントローラは、プロセスのためのブロックの最初の伝送から前記プロセスのためのブロックの次の伝送までの経過時間を測定することによって、HARQプロセスの前記数を配分する、項目1に記載のシステム。
(項目7)
前記コントローラは、前記プロセスに配分された時間によって、前記プロセスのための前記最初の伝送から前記第2の伝送までの前記経過時間を割ることによって、前記HARQプロセスの数を配分する、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記コントローラは、プロセスの少なくとも最小の正常数を配分する、項目7に記載のシステム。
(項目9)
前記伝送機ユニットは、HARQプロセス指数とともにプロセスのためのブロックを伝送し、前記HARQプロセス指数は、前記ブロックに関連付けられている前記プロセスを識別する、項目1に記載のシステム。
(項目10)
前記HARQプロセス指数は、暗示的時間関連付けによって、前記プロセスを識別する、項目9に記載のシステム。
(項目11)
前記HARQプロセス指数は、増分関連付けによって、前記プロセスを識別する、項目9に記載のシステム。
(項目12)
ダウンリンク伝送機ユニット、ダウンリンクスケジューラユニット、およびアップリンク受信機ユニットを含むシステムにおけるハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を配分する方法であって、前記ユニットのうちの少なくとも1つは、前記ユニットの他のものから物理的に別個の場所に位置し、前記ユニットのうちの前記少なくとも1つは、バックホールを経由して、前記ユニットの他のものと通信し、前記方法は、
HARQプロセスのためのブロックを再伝送することにおいて、前記バックホールによってもたらされる遅延を決定することと、
前記遅延に基づいて、追加のプロセスを配分することと
を含む、方法。
(項目13)
前記決定することは、プロセスのためのブロックの最初の伝送から前記プロセスのためのブロックの次の伝送までの経過時間を測定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記プロセスに配分された時間によって割られた、前記プロセスのための前記最初の伝送から前記第2の伝送までの前記経過時間に少なくとも等しいHARQプロセスの数を配分することをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
配分されたHARQプロセスの前記数は、少なくとも最小の正常数である、項目14に記載の方法。
(項目16)
各ブロックとともに、そのブロックに関連付けられている前記プロセスを識別するHARQプロセス指数を伝送することをさらに含む、項目12に記載のシステム。
(項目17)
前記HARQプロセス指数は、暗示的時間関連付けによって、前記プロセスを識別する、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記HARQプロセス指数は、増分関連付けによって、前記プロセスを識別する、項目16に記載の方法。

Claims (18)

  1. ダウンリンク伝送機ユニットと、
    ダウンリンクスケジューラユニットと、
    アップリンク受信機ユニットであって、前記ユニットのうちの少なくとも1つは、前記ユニットの他のものから物理的に別個の場所に位置し、前記ユニットのうちの前記少なくとも1つは、バックホールを経由して、前記ユニットの他のものと通信する、アップリンク受信機ユニットと、
    前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延に従って、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を配分するコントローラと
    を備えている、システム。
  2. 前記ダウンリンク伝送機ユニットは、第1のネットワークノードに位置し、
    前記ダウンリンクスケジューラユニットは、前記第1のネットワークノードから物理的に分離された第2のネットワークノードに位置し、
    前記アップリンク受信機ユニットは、前記第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードから物理的に分離された第3のネットワークノードに位置している、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 各ノードは、前記バックホールを経由して、少なくとも1つの他のノードと通信する、請求項2に記載のシステム。
  4. 各ノードは、前記バックホールを経由して、前記他のノードの各々と通信する、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記コントローラは、前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延にかかわらず、HARQプロセスの第1の数を配分し、前記バックホールによってもたらされる任意の通信遅延に従って、HARQプロセスの第2の数を配分する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記コントローラは、プロセスのためのブロックの最初の伝送から前記プロセスのためのブロックの次の伝送までの経過時間を測定することによって、HARQプロセスの前記数を配分する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記コントローラは、前記プロセスに配分された時間によって、前記プロセスのための前記最初の伝送から前記第2の伝送までの前記経過時間を割ることによって、前記HARQプロセスの数を配分する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記コントローラは、プロセスの少なくとも最小の正常数を配分する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記伝送機ユニットは、HARQプロセス指数とともにプロセスのためのブロックを伝送し、前記HARQプロセス指数は、前記ブロックに関連付けられている前記プロセスを識別する、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記HARQプロセス指数は、暗示的時間関連付けによって、前記プロセスを識別する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記HARQプロセス指数は、増分関連付けによって、前記プロセスを識別する、請求項9に記載のシステム。
  12. ダウンリンク伝送機ユニット、ダウンリンクスケジューラユニット、およびアップリンク受信機ユニットを含むシステムにおけるハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスの数を配分する方法であって、前記ユニットのうちの少なくとも1つは、前記ユニットの他のものから物理的に別個の場所に位置し、前記ユニットのうちの前記少なくとも1つは、バックホールを経由して、前記ユニットの他のものと通信し、前記方法は、
    HARQプロセスのためのブロックを再伝送することにおいて、前記バックホールによってもたらされる遅延を決定することと、
    前記遅延に基づいて、追加のプロセスを配分することと
    を含む、方法。
  13. 前記決定することは、プロセスのためのブロックの最初の伝送から前記プロセスのためのブロックの次の伝送までの経過時間を測定することを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記プロセスに配分された時間によって割られた、前記プロセスのための前記最初の伝送から前記第2の伝送までの前記経過時間に少なくとも等しいHARQプロセスの数を配分することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 配分されたHARQプロセスの前記数は、少なくとも最小の正常数である、請求項14に記載の方法。
  16. 各ブロックとともに、そのブロックに関連付けられている前記プロセスを識別するHARQプロセス指数を伝送することをさらに含む、請求項12に記載のシステム。
  17. 前記HARQプロセス指数は、暗示的時間関連付けによって、前記プロセスを識別する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記HARQプロセス指数は、増分関連付けによって、前記プロセスを識別する、請求項16に記載の方法。
JP2016502914A 2013-03-14 2014-03-14 分散型ネットワークトポロジにおけるharqプロセスの数を適応させる方法および装置 Pending JP2016518746A (ja)

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