JP4477611B2 - 通信システム、受信装置、送信装置、およびデータフレーム再送制御方法 - Google Patents

通信システム、受信装置、送信装置、およびデータフレーム再送制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、受信装置、送信装置、およびデータフレーム再送制御方法に関する。
誤り訂正方式の一つであるARQ(Automatic Repeat Request:自動再送要求)方式では、受信したデータフレームに誤りがあった場合、受信側が送信側に対して当該データフレームの再送要求を送信する。再送要求には、再送すべきデータフレームを特定するためのシーケンス番号(順序番号)が含まれており、送信側はこのシーケンス番号に基づいて要求されたデータフレームを特定し再送信する(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−117182号公報
しかしながら、上記従来のARQ方式では、再送要求のデータサイズがシーケンス番号に係るビット数だけ大きくなってしまう。特に、再送要求とともに通信データその他のデータを送信する場合には、再送要求に割り当てるビット数を減らし、通信データなどに少しでも多くのビット数を割り当てることが望ましい。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、再送要求にデータフレームのシーケンス番号を含めることなく、データフレームの自動再送制御を実現することができる通信システム、受信装置、送信装置、およびデータフレーム再送制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、データフレームの自動再送要求方式を適用する送信装置と受信装置とを含む通信システムであって、前記受信装置は、前記送信装置から送信されるデータフレームを受信したタイミングに基づいて、該送信装置に該データフレームの再送要求を送信するタイミングを特定する再送要求送信タイミング特定手段を含み、前記送信装置は、前記受信装置から送信される再送要求を受信したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出手段を含み、前記再送データフレーム選出手段により選出されるデータフレームを前記受信装置に再送することを特徴としている。
本発明によれば、受信装置は、データフレームの受信タイミング(送信装置にとっての送信タイミング)に基づいて、当該データフレームに係る再送要求の返信タイミング(送信装置にとっての受信タイミング)を特定する。逆に、送信装置は、再送要求の受信タイミングに基づいて、その再送要求に係るデータフレームを送信したタイミングを特定する。すなわち、本通信システムでは、受信装置と送信装置が、データフレームの送信(受信)タイミングと当該データフレームに係る再送要求の受信(送信)タイミングとのタイミング差(時間間隔)を共有する。このため、再送要求においてデータフレームのシーケンス番号を省略しても、送信装置は受信した再送要求がいずれのデータフレームに係るものであるかを特定することができる。
また、前記送信装置は、前記受信装置に送信した前記複数のデータフレームの少なくとも一部を、該各データフレームを送信したタイミングを特定できるように記憶する送信済みデータフレーム記憶手段をさらに含み、前記再送データフレーム選出手段は、前記再送要求を受信したタイミングに基づいて、前記再送すべきデータフレームを送信したタイミングを特定するとともに、該特定したタイミングに基づいて、前記送信済みデータフレーム記憶手段から前記再送すべきデータフレームを選出してもよい。
なお、前記通信システムは、時分割多重通信方式をさらに適用してもよく、前記タイミングは、時分割多重によるタイムスロットまたはタイムフレームにより特定されてもよい。
また、本発明に係る受信装置は、送信装置から送信されるデータフレームを受信するとともに、該受信したデータフレームの誤りを検出した場合に、前記送信装置に該データフレームの再送要求を送信する受信装置であって、前記データフレームを受信したタイミングに基づいて、該データフレームの再送要求を送信するタイミングを特定する再送要求送信タイミング特定手段、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係る送信装置は、受信装置にデータフレームを送信するとともに、該受信装置からの再送要求に応じて、該再送要求に係るデータフレームを再送する送信装置であって、前記再送要求を受信したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出手段を含み、前記再送データフレーム選出定手段により選出されるデータフレームを前記受信装置に再送することを特徴としている。
また、本発明に係るデータフレーム再送制御方法は、送信装置と受信装置とを含む通信システムにおけるデータフレーム再送制御方法であって、前記受信装置が前記送信装置から送信されるデータフレームを受信したタイミングに基づいて、前記送信装置に該データフレームの再送要求を送信するタイミングを特定する再送要求送信タイミング特定ステップと、前記送信装置が前記再送要求を受信したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出ステップと、を含むことを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動体通信システムの全体構成図である。同図に示すように、移動体通信システム1は、基地局装置10と複数の移動局装置12(ここでは3つとする。)を含んで構成されている。
各移動局装置12は、基地局装置10と無線通信を行うものであり、たとえば可搬型の携帯電話機、携帯情報端末、および通信カードである。ここでは、TDD(Time Division Duplex:時分割複信)方式により基地局装置10とデータの送受信を行い、またTDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方式およびOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式により多重通信を行う。さらに、基地局装置10は、後述するようにアダプティブアレイアンテナを備えており、このアダプティブアレイアンテナを用いて、同一のタイムスロットおよび同一のキャリア周波数において、複数の移動局装置12のそれぞれとSDMA(Space Division Multiple Access:空間分割多元接続)方式による多重通信を行う。こうして、きわめて高い周波数利用効率で複数の移動局装置12と双方向通信を行うようにしている。
図4は、TDMA/TDDによるタイムスロット構成(1TDMAフレーム分)およびOFDMAによるサブチャネル構成の一例を示す図である。同図に示すように、ダウンリンク(基地局装置10から移動局装置12に向かう無線伝送路)およびアップリンク(移動局装置12から基地局装置10に向かう無線伝送路)は、それぞれ4つのタイムスロットから構成されている。また、各タイムスロットは、それぞれ28のサブチャネルから構成されており、そのうち1つは制御チャネル(CCH:Control Channel)として、残りの27サブチャネルは通信チャネル(TCH:Traffic Channel)として使用される。
基地局装置10は、ダウンリンクおよびアップリンクそれぞれにおいて、通信チャネルとして使用される計108のサブチャネル(27サブチャネル×4スロット)のうち、少なくとも一部のサブチャネルを各移動局装置12に割り当てる。具体的には、図4に示すように、1つのアンカーサブチャネル(ASCH:Anchor Sub Channel)を割り当て、必要に応じ1または複数のエクストラサブチャネル(ESCH:Extra Sub Channel)を各移動局装置12に割り当てる。
ASCHは、リンク確立時(通信開始時)に決定され、CCHを用いて各移動局装置12に通知されるサブチャネルであり、MAP情報やその他の制御情報などを送受信するために使用されるものである。MAP情報とは、それを受信した次のTDMAフレーム(次のアップリンクフレームおよびダウンリンクフレーム)で使用する1または複数のESCHを示す108ビットからなるビット列である。具体的には、次TDMAフレームにおいて当該移動局装置12に割り当てるESCHに対応するビットを“1”で示し、その他のサブチャネル(ASCH、他の移動局装置12に割り当てるESCH、および空きサブチャネル)に対応するビットを“0”で示すものである。一方、ESCHは、リンク確立後に決定され、ASCHを用いて各移動局装置12に通知されるMAP情報により特定されるサブチャネルであり、主に通信データの送受信に使用されるものである。なお、図4に示すように、ASCHとESCHはスロット番号の対応するダウンリンクスロットとアップリンクスロット(DL#1とUL#1、DL#2とUL#2、・・・)の同じサブチャネルに割り当てられる。
図5は、アップリンクにおけるPHY(Physical Layer)フレーム構成の一例を示す図である。1PHYフレーム分のデータは、1TDMAフレームで送信される。具体的には、各TDMAフレームにおける1つのASCHと1または複数のESCHに係る各SCH(Sub Channel)ペイロードに分配して送信される。図5に示すように、PHYフレームは、ACKCH、RMAPなどを含むPHYヘッダと、PHYペイロードなどを含む複数のPHYデータユニットとから構成されている。なお本実施形態において、再送されるデータフレームとはPHYフレームを指し、PHYフレームの再送はハイブリッドARQ方式を用いて再送制御される。
ここで、ACKCH(Acknowledge Channel)は、ダウンリンクにおいて受信されたデータフレームの誤りの有無を示すACK(Acknowledge:肯定応答)またはNACK(Negative Acknowledge:否定応答)を格納する領域である。特にACKCHがNACKである場合、そのACKCHはデータフレームの再送要求を意味する。本実施形態において特徴的なことの一つは、この再送要求にデータフレームのシーケンス番号を含めることなく、ARQを実現することであり、これによりPHYヘッダサイズを縮小できることである。
また、RMAP(Refuse MAP)は、MAP情報と同サイズのRMAP情報を格納する領域である。RMAP情報とは、次TDMAフレームにおいて基地局装置10からの割り当てを拒否するESCHを示す108ビットからなるビット列である。具体的には、次TDMAフレームにおいて基地局装置10からの割り当てを拒否するESCHを示す108ビットからなるビット列であり、割り当てを拒否するESCHに対応するビットを“1”で示し、その他のビットを“0”で示すものである。
以下では、基地局装置10および移動局装置12の構成・動作について説明する。
図2は、移動局装置12の機能ブロック図である。同図に示すように、移動局装置12は、アンテナ20、無線通信部22、信号処理部24、変復調部26、最大比合成部28、受信バッファ30、誤り訂正部32、誤り検出部34、再送要求送信制御部36を含んで構成されている。
無線通信部22は、ローノイズ増幅器、ダウンコンバータ、アップコンバータを含んで構成されており、アンテナ20で受信される基地局装置10からの無線信号をダウンコンバートし、信号処理部24に出力する。また、信号処理部24から入力される送信信号を無線信号にアップコンバートし、送信出力レベルにまで増幅して、アンテナ20から送信するものである。
信号処理部24は、無線通信部22から入力される信号に対して、シンボル同期およびガードインターバル(GI:Guard Interval)信号の除去などを行ってベースバンドOFDM信号を取得し、変復調部26に出力する。また、変復調部26から入力されるベースバンドOFDM信号にガードインターバル信号を付加し、無線通信部22に出力するものである。
変復調部26は、A/Dコンバータ、FFT部、チャネル等推定部を含んでおり、信号処理部24から入力されるベースバンドOFDM信号をOFDM復調し、得られた受信データフレーム(1ダウンリンクフレームに対応するデータ)を最大比合成部28に出力するものである。具体的には、ベースバンドOFDM信号をA/D変換した後、FFT部においてFFTを行い、OFDMシンボルの各サブキャリア成分を得る。さらに、所定のチャネル推定処理などを施した後に、基地局装置10から割り当てられた複数のサブチャネル(1つのASCHと1または複数のESCH)に係る各サブキャリア成分を連結してシンボル列を生成する。さらに、そのシンボル列を最大比合成部28に出力する。
また、変復調部26は、シンボルマッピング部、IFFT部、D/Aコンバータを含んでおり、図示しない外部接続装置やデータ入力部などから入力される送信データをOFDM変調し、得られたベースバンドOFDM信号を信号処理部24に出力するものである。具体的には、送信データを複数のPHYペイロードに分配し、それらPHYペイロードを結合してなるPHYデータユニットに、再送要求送信制御部36から入力されるACKまたはNACKを格納するACKCHを含むPHYヘッダを付加して所定のPHYフレームを構成する。次に、そのPHYフレームに係るデータを、基地局装置10から割り当てられた複数のサブチャネル(1つのASCHと1または複数のESCH)に係るSCHペイロードに分割し、サブチャネルごとの送信データを生成する。この際、ACKCHを含むデータ列はASCHに係るSCHペイロードに割り当てられる。続いて、生成した当該各サブチャネルの送信データをシンボルマッピングによりシンボル列に変換し、当該シンボル列を当該サブチャネルの各サブキャリアに分配する。そして、IFFT部においてIFFTを行い、D/A変換して得たベースバンドOFDM信号を信号処理部24に出力する。
最大比合成部28は、変復調部26から入力される当該受信データフレームから生成されたシンボル列と、受信バッファ30から入力される過去の受信データフレームから生成されたシンボル列とを最大比合成するものであり、誤り訂正部32における受信データの誤り訂正率を向上させるためものである。なお、過去の受信データフレームから生成されたシンボル列は、変復調部26から入力される受信データフレームのシーケンス番号に基づいて、受信バッファ30から読み出される。
受信バッファ30は、最大比合成部28から入力されるシンボル列を、当該受信データフレームのシーケンス番号に関連づけて記憶するものである。なお、誤り検出部34において誤りが検出されなかったシンボル列は、所定のタイミングで受信バッファ30から削除される。
誤り訂正部32は、最大比合成部28から入力されるシンボル列に対し、ビット列の抽出と所定の誤り訂正アルゴリズムよる誤り訂正を行うものである。ここで、誤りが訂正されなければ、後続の誤り検出部34で誤りが検出されるようになっている。
誤り検出部34は、誤り訂正部32から入力される誤り訂正後のデータについて、データ誤りがあるか否かを検出するものである。そして、誤りが検出されなかったデータのみが受信データとして図示しない外部接続装置に出力され、誤りが検出されたデータについては再送要求の対象とされ、正常なデータフレームが基地局装置10から再送されるまで外部接続装置に出力されない。また、誤り検出部34による検出結果は、再送要求送信制御部36に出力される。なお、誤り検出の方式としては、たとえばCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)などが用いられる。
再送要求送信制御部36は、データフレーム受信タイミング取得部38、再送要求送信タイミング特定部40、タイミング差情報記憶部42を含んで構成されており、誤り検出部34から入力される誤り検出結果に基づいて、ACKまたはNACKを生成する。そして、所定のタイミングで、データフレームのシーケンス番号を付加することなく、生成したACKまたはNACKを基地局装置10に対して送信するための制御を行うものである。具体的には、誤り検出部34から誤りが検出されなかった場合はACKを生成し、誤りが検出された場合はNACKを生成する。そして、生成したACKまたはNACKが後述する再送要求送信タイミング特定部40により特定されるタイミングにおいて送信されるよう、変復調部26に出力する。
データフレーム受信タイミング取得部38は、変復調部26において取得される各受信データフレームの受信タイミングを取得するものである。なお、受信タイミングは、各データフレームを受信したダウンリンクスロットまたはダウンリンクフレームにより特定されてもよいが、そのいずれを受信タイミングとして用いるかは、各移動局装置12と基地局装置10との間で予め共有されている。
タイミング差情報記憶部42は、データフレームの受信タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の送信タイミングとのタイミング差(時間間隔)を示すタイミング差情報を記憶するものである。このタイミング差情報は、時間であってもよいし、TDMAスロット数またはTDMAフレーム数であってもよいが、基地局装置10のタイミング差情報記憶部66に記憶されるタイミング差情報と同じ情報である。すなわち、データフレームの受信(送信)タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の送信(受信)タイミングとのタイミング差は、各移動局装置12と基地局装置10との間で予め共有されている。なお、タイミング差情報は、移動体通信システム1において予め規定されていてもよいし、通信開始時に各移動局装置12と基地局装置10との間で決定されてもよい。
再送要求送信タイミング特定部40は、基地局装置10から送信されるデータフレームを受信したタイミングに基づいて、当該データフレームの再送要求を送信するタイミングを特定するものである。具体的には、データフレーム受信タイミング取得部38により取得されるデータフレームの受信タイミングと、タイミング差情報記憶部42に記憶されるタイミング差情報(データフレームの受信タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の送信タイミングとのタイミング差を示す情報)とに基づいて、当該データフレームに係るACKまたはNACKの送信タイミングを特定する。なお、送信タイミングは、ACKまたはNACKを送信するアップリンクスロットまたはアップリンクフレームにより特定されてもよいが、そのいずれを送信タイミングとして用いるかは、各移動局装置12と基地局装置10との間で予め共有されている。
図6は、再送要求送信タイミング特定部40が特定する再送要求の送信タイミングを説明する図である。ここでは、タイミング差情報記憶部42に記憶されるタイミング差情報が「1TDMAフレーム(次々フレーム)」であり、ACKCHを含むデータを送信するASCHが第1スロットであるものとして説明する。同図に示すように、データフレーム受信タイミング取得部38が、誤りが検出されたデータフレームを受信したダウンリンクフレームを取得すると、再送要求送信タイミング特定部40は、当該ダウンリンクフレームの「次々フレーム」におけるアップリンクスロット(ここでは、第1スロット)を、当該データフレームに係る再送要求(NACK)の送信タイミングであると特定する。
次に、図3は、基地局装置10のブロック図である。同図に示すように、基地局装置10は、アダプティブアレイアンテナ50、無線通信部52、信号処理部54、変復調部56、データバッファ58、データフレーム再送制御部62を含んで構成されている。
アダプティブアレイアンテナ50は、複数のアンテナの配列であり、各移動局装置12から送信される無線信号を各アンテナで受信し、受信した信号を受信部22に出力する。また、無線通信部52から入力される信号を各アンテナから送信するものである。なお、受信および送信は、時分割で切り替えられる。
無線通信部52は、ローノイズ増幅器、ダウンコンバータ、アップコンバータを含んで構成されており、アダプティブアレイアンテナ50で受信される無線信号をダウンコンバートし、信号処理部24に出力する。また、信号処理部24から入力される送信信号を無線信号にアップコンバートし、送信出力レベルにまで増幅して、アダプティブアレイアンテナ50に供給するものである。
信号処理部54は、空間分割多重処理部および時分割多重処理部を含んで構成されており、無線通信部52から入力される信号からベースバンドOFDM信号を取得し、変復調部56に出力するものである。すなわち、無線通信部52から入力される信号は、空間分割多重(SDMA)、時分割多重(TDMA)、および直交周波数分割多重(OFDMA)されたものであるため、信号処理部54は、当該信号に対して、アダプティブアレイアンテナ50のウェイト制御に係る空間分割処理および時分割処理を施す。次に、分離された信号に対してシンボル同期およびガードインターバル信号の除去などを行い、ベースバンドOFDM信号を得る。そして、こうして得られたベースバンドOFDM信号を変復調部56に出力する。
また、信号処理部54は、変復調部56から入力されるベースバンドOFDM信号にガードインターバル信号を付加し、時分割多重処理およびアダプティブアレイアンテナ50のウェイト制御に係る空間分割多重処理を施した信号を生成し、無線通信部52に出力するものである。
変復調部56は、A/Dコンバータ、FFT部、チャネル等推定部、デマッピング部を含んでおり、信号処理部54から入力されるベースバンドOFDM信号をOFDM復調し、得られた各移動局装置12からの受信データフレーム(1アップリンクフレームに対応するデータ)をデータバッファ58に出力する。また、シンボルマッピング部、IFFT部、D/Aコンバータを含んでおり、データバッファ58(送信キュー60)から入力される送信データフレーム(1ダウンリンクフレームに対応するデータ)をOFDM変調し、得られたベースバンドOFDM信号を信号処理部54に出力するものである。なお、変復調部56における処理内容は、移動局装置12の変復調部26における処理内容とほぼ共通するため、ここでは詳細な説明を割愛する。
データバッファ58は、送信キュー60を含んで構成されており、変復調部56から入力される各移動局装置12からの受信データフレームを一時的に記憶するとともに、それらを連結してなる受信データを所定の図示しない上位装置に順次出力する。また、上位装置およびデータフレーム再送制御部62から入力される各移動局装置12への送信データフレームを一時的に記憶するとともに、送信キュー60を介して変復調部56に順次出力するものである。
送信キュー60は、送信データフレームを先入れ先出し(FIFO:First In First Out)方式のリスト構造で保持するものである。送信キュー60には、送信データフレームまたはデータフレーム再送制御部62から入力される再送データフレームがTDMAフレームごとに追加される。また、送信キュー60における最先のデータフレームは、TDMAフレームごとに取り出され、変復調部56に出力される。
データフレーム再送制御部62は、再送要求取得部64、タイミング差情報記憶部66、送信済みキュー(送信済みデータフレーム記憶部)68、再送データフレーム選出部70を含んで構成されており、各移動局装置12から送信される再送要求に応じて、当該再送要求に係るデータフレームの再送を制御するものである。
再送要求取得部64は、データバッファ58から出力される受信データから、TDMAフレームごとに、図5に示すPHYヘッダのACKCHを取得するとともに、当該ACKCHを含むデータフレームの受信タイミングを取得するものである。なお、受信タイミングは、再送要求を受信したダウンリンクスロットまたはダウンリンクフレームにより特定されてもよいが、そのいずれを受信タイミングとして用いるかは、基地局装置10と各移動局装置12との間で予め共有されている。
タイミング差情報記憶部66は、データフレームの送信タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の受信タイミングとのタイミング差を示すタイミング差情報を記憶するものである。このタイミング差情報は、時間であってもよいし、TDMAスロット数またはTDMAフレーム数であってもよいが、移動局装置12のタイミング差情報記憶部42に記憶されるタイミング差情報と同じ情報である。すなわち、データフレームの送信(受信)タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の受信(送信)タイミングとのタイミング差は、基地局装置10と各移動局装置12との間で予め共有されている。このため、移動局装置12が送信するACKやNACKに受信データフレームのシーケンス番号が付加されていなくても、基地局装置10は、当該ACKまたはNACKの受信タイミングから、当該ACKまたはNACKに係るデータフレームを送信したタイミングを特定できるようになっている。なお、タイミング差情報は、移動体通信システム1において予め規定されていてもよいし、通信開始時に基地局装置10と各移動局装置12との間で決定されてもよい。
送信済みキュー68は、各移動局装置12に送信した複数のデータフレームの少なくとも一部を先入れ先出し(FIFO)方式のリスト構造で保持し、送信済みデータフレーム記憶部として機能するものである。送信キュー60における最先のデータフレームは、TDMAフレームごとに送信されるものであり、送信とともに送信キュー60から取り出され、送信済みキュー68に追加される。なお、送信済みキュー68は、保持する送信済みデータフレームの数に上限を設けており、それら各データフレームを送信したタイミングを特定できるようにしている。
すなわち、送信済みキュー68は、タイミング差情報記憶部66に記憶されるタイミング差情報(データフレームの送信タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の受信タイミングとのタイミング差を示す情報)に対応するサイズを有する。たとえば、当該タイミング差情報が「1TDMAフレーム」である場合、送信済みキュー68は、それに1TDMAフレームを加えた2TDMAフレーム分、すなわち、最大2つの送信済みデータフレームを保持できるサイズを有する。同様に、当該タイミング差情報が2TDMAフレームである場合には、最大3つの送信済みデータフレームを保持できるサイズを有する。これにより、再送要求取得部64がTDMAフレームごとに取得するACKCHは、それが受信されたタイミングにおける送信済みキュー68の最先のデータフレームに係るものとなる。
このため、再送要求取得部64が取得するACKCHにNACKが格納されている場合、当該最先のデータフレームは、再送データフレームとして送信済みキュー68から取り出され、送信キュー60に追加される。一方、当該ACKCHにACKが格納されている場合、当該最先のデータフレームは再送の必要がなく削除される。
なお、ここでは送信済みデータフレーム記憶部として送信済みキュー68を用いたが、送信済みデータフレーム記憶部は必ずしもキュー構造を有する必要はなく、各移動局装置12に送信した複数のデータフレームの少なくとも一部を、それら各データフレームを送信したタイミングを特定できるように記憶するものであればよい。たとえば、各データフレームを送信したTDMAフレームの識別番号に関連づけて、各送信済みデータフレームを記憶してもよい。
再送データフレーム選出部70は、各移動局装置12から送信される再送要求の受信タイミングに基づいて、その移動局装置12に送信した複数のデータフレームの中から再送すべきデータフレームを選出するものである。具体的には、再送要求取得部64により取得されるその移動局装置12からのACKCHを受信したタイミングと、タイミング差情報記憶部66に記憶されるタイミング差情報(データフレームの送信タイミングとそのデータフレームに係る再送要求の受信タイミングとのタイミング差を示す情報)とに基づいて、当該ACKCHに係るデータフレームの送信タイミングを特定する。そして、特定した送信タイミングに基づいて、その移動局装置12に対してそれまでに送信した複数のデータフレームの中から、当該タイミングで送信したデータフレームを送信済みキュー68から選出する。
前述のとおり、本実施形態では、送信済みキュー68が、タイミング差情報記憶部66に記憶されるタイミング差情報に対応するサイズを有するため、再送要求取得部64がTDMAフレームごとに取得するACKCHは、それが受信されたタイミングにおける送信済みキュー68の最先のデータフレームに係るものとなっている。このため、当該ACKCHにNACKが格納されている場合、再送データフレーム選出部70は、送信済みキュー68から最先のデータフレームを再送データフレームとして選出し(取り出し)、送信キュー60に追加する。一方、当該ACKCHにACKが格納されている場合、送信済みキュー68から再送の必要がない当該最先のデータフレームを削除する。
ここで、基地局装置10の動作について説明する。図7は、基地局装置10におけるデータフレーム送信(再送を含む)処理を示すフロー図である。
同図に示すように、まず、ダウンリンクフレームにおいて、上位装置から受け取った送信パケットを含むデータフレームをデータバッファ58に記憶する(S100)。そして、データフレームを送信キュー60に追加する(S102)。次に、送信キュー60から最先のデータフレームを取り出すとともに、当該データフレームを送信信号に変換し、移動局装置12に対して送信する(S104)。そして、送信したデータフレームを送信済みキュー68に追加する(S106)。
次に、アップリンクフレームにおいて、移動局装置12からの受信データを取得する。再送要求取得部64は、受信データにおけるPHYヘッダからACKCHを取得し、ACKCHに格納された値がACKであるかNACKであるかを判断する(S108)。当該値がACKである場合、再送データフレーム選出部70は、送信済みキュー68から最先のデータフレームを削除する(S110)。そして、データ送信が完了したか否かを判断し(S112)、送信が完了していなければ、次のダウンリンクフレームにおいて、S102以降の処理が実行される。
一方、S108において、ACKCHに格納された値がNACKである場合、再送データフレーム選出部70は、送信済みキュー68から最先のデータフレームを再送データフレームとして取り出し(S114)、送信キュー60に追加する(S116)。そして、次のダウンリンクフレームにおいて、S104以降の処理が実行される。
次に、移動局装置12の動作について説明する。図8は、移動局装置12における受信データフレームの誤り訂正処理を示すフロー図である。
まず、ダウンリンクフレームにおいて、基地局装置10からデータフレームを受信する(S200)。次に、最大比合成部28は、変復調部26から入力される当該受信データフレームから生成されたシンボル列と、当該受信データフレームのシーケンス番号に基づいて受信バッファ30から読み出されるシンボル列とを最大比合成する(S202)。そして、合成されたシンボル列は、当該受信データフレームのシーケンス番号に関連づけて受信バッファ30に記憶される(S204)。また、合成されたシンボル列は、誤り訂正部32においてビット列に変換され、誤り訂正される(S206)。
次に、誤り検出部34は、誤り訂正部32から入力される誤り訂正後のデータについて、データ誤りがあるか否かを検出し(S208)、検出結果を再送要求送信制御部36に出力する。データ誤りが検出されなかった場合、再送要求送信タイミング特定部40は、データフレーム受信タイミング取得部38により取得される当該受信データフレームの受信タイミングと、タイミング差情報記憶部42に記憶されるタイミング差情報とに基づいて、当該受信データフレームに係るACKの送信タイミングを特定する(S210)。そして、再送要求送信制御部36は、S210において特定されたタイミング(たとえば、次々アップリンクフレーム)でACKが送信されるよう、変復調部26にACKを出力する。変調部26に入力されたACKは、データフレームのシーケンス番号を伴うことなく、PHYヘッダのACKCHに格納され、送信される(S212)。その後、再送要求送信制御部36は、受信バッファ30から当該ACKに係る受信データフレームを削除する(S214)。
一方、S208においてデータ誤りが検出された場合、再送要求送信タイミング特定部40は、データフレーム受信タイミング取得部38により取得される当該受信データフレームの受信タイミングと、タイミング差情報記憶部42に記憶されるタイミング差情報とに基づいて、当該受信データフレームに係るNACKの送信タイミングを特定する(S216)。そして、再送要求送信制御部36は、S216において特定されたタイミング(たとえば、次々アップリンクフレーム)でNACKが送信されるよう、変復調部26にNACKを出力する。変調部26に入力されたNACKは、データフレームのシーケンス番号を伴うことなく、PHYヘッダのACKCHに格納され、送信される(S218)。
上記実施形態によれば、基地局装置10と移動局装置12が、データフレームの送信(受信)タイミングと当該データフレームに係る再送要求の受信(送信)タイミングとのタイミング差(時間間隔)を共有するため、再送要求においてデータフレームのシーケンス番号を省略しても、基地局装置10は受信した再送要求がいずれのデータフレームに係るものであるかを特定することができる。このため、PHYヘッダ部のサイズを縮小し、PHYボディ部のサイズを拡大することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。たとえば、以上の説明では、SDMA、TDMA、およびOFDMAを併用した移動体通信システムに本発明を適用したが、本発明は、データフレームの自動再送要求方式を適用する送信装置と受信装置とを含む通信システム全般に適用可能である。
また、上記実施形態では、移動局装置12がデータフレームの再送を要求し、基地局装置10がその要求に応じてデータフレームを再送する構成を示したが、移動局装置12と基地局装置10の立場を入れ替えた構成や、それぞれが再送要求およびデータフレーム再送の両機能を備える構成に本発明を適用してよいのはもちろんである。
本発明の実施形態に係る移動体通信システムの全体構成図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る基地局装置の機能ブロック図である。 TDMA/TDDによるタイムスロット構成およびOFDMAによるサブチャネル構成の一例を示す図である。 アップリンクにおけるPHYフレーム構成の一例を示す図である。 再送要求の送信タイミングを説明する図である。 基地局装置におけるデータフレーム送信(再送を含む)処理を示すフロー図である。 移動局装置における受信データフレームの誤り訂正処理を示すフロー図である。
符号の説明
1 移動体通信システム、10 基地局装置、12 移動局装置、20 アンテナ、22,52 無線通信部、24,54 信号処理部、26,56 変復調部、28 最大比合成部、30 受信バッファ、32 誤り訂正部、34 誤り検出部、36 再送要求送信制御部、38 データフレーム受信タイミング取得部、40 再送要求送信タイミング特定部、42,66 タイミング差情報記憶部、50 アダプティブアレイアンテナ、58 データバッファ、60 送信キュー、62 データフレーム再送制御部、64 再送要求取得部、68 送信済みキュー、70 再送データフレーム選出部。

Claims (5)

  1. 時分割多重通信方式を採用する送信装置と受信装置とを含み、時分割多重によるタイムフレームを構成する複数のタイムスロットの中から制御情報を送受信するタイムスロットである制御スロットが決定される、通信システムであって、
    前記送信装置と前記受信装置は、それぞれ、
    データフレームを送受信するタイムフレームと、該データフレームの再送要求を送受信するタイムフレームと、のタイミング差を示すタイミング差情報を記憶する手段を含み、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信されるデータフレームを受信したタイムフレームと、前記タイミング差情報により示されるタイミング差と、に基づいて、前記送信装置に該データフレームの再送要求を送信するタイムフレームを特定する再送要求送信タイミング特定手段と、
    前記再送要求送信タイミング特定手段により特定されるタイムフレームの制御スロットで、前記受信したデータフレームの再送要求を送信する手段と、
    をさらに含み、
    前記送信装置は、
    前記受信装置から送信される再送要求を受信した制御スロットと、前記タイミング差情報により示されるタイミング差と、に基づいて、再送すべきデータフレームを送信したタイミングを特定するとともに、該特定したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから前記再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出手段と、
    前記再送データフレーム選出手段により選出されるデータフレームを前記受信装置に再送する手段と、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記受信装置に送信した前記複数のデータフレームの少なくとも一部を、該各データフレームを送信したタイミングを特定できるように記憶する送信済みデータフレーム記憶手段をさらに含み、
    前記再送データフレーム選出手段は、前記特定したタイミングに基づいて、前記送信済みデータフレーム記憶手段から前記再送すべきデータフレームを選出する、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記受信装置に送信した前記複数のデータフレームのうち、前記タイミング差情報により示されるタイミング差だけ前以降に送信したデータフレームを保持できるサイズを有する先入れ先出し方式の送信済みキューをさらに含み、
    前記再送データフレーム選出手段は、
    前記受信装置から再送要求を受信した場合に、前記送信済みキューから最先のデータフレームを前記再送すべきデータフレームとして取り出し、
    前記受信装置から肯定応答を受信した場合に、前記送信済みキューから最先のデータフレームを削除する、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 時分割多重通信方式により受信装置にデータフレームを送信し、時分割多重によるタイムフレームを構成する複数のタイムスロットの中から制御情報を受信するタイムスロットである制御スロットが決定される、送信装置であって、
    前記受信装置にデータフレームを送信するタイムフレームと、該受信装置から送信される該データフレームの再送要求を受信するタイムフレームと、のタイミング差を示すタイミング差情報を記憶する手段と、
    前記受信装置から送信される再送要求を受信した制御スロットと、前記タイミング差情報により示されるタイミング差と、に基づいて、再送すべきデータフレームを送信したタイミングを特定するとともに、該特定したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから前記再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出手段と、
    前記再送データフレーム選出手段により選出されるデータフレームを前記受信装置に再送する手段と、
    を含むことを特徴とする送信装置。
  5. 時分割多重通信方式を採用する送信装置と受信装置とを含み、時分割多重によるタイムフレームを構成する複数のタイムスロットの中から制御情報を送受信するタイムスロットである制御スロットが決定される、通信システムにおけるデータフレーム再送制御方法であって、
    前記送信装置と前記受信装置が、データフレームを送受信するタイムフレームと、該データフレームの再送要求を送受信するタイムフレームと、のタイミング差を示すタイミング差情報をそれぞれ記憶するステップと、
    前記受信装置が、前記送信装置から送信されるデータフレームを受信したタイムフレームと、前記タイミング差情報により示されるタイミング差と、に基づいて、前記送信装置に該データフレームの再送要求を送信するタイムフレームを特定する再送要求送信タイミング特定ステップと、
    前記受信装置が、前記再送要求送信タイミング特定ステップで特定されるタイムフレームの制御スロットで、前記受信したデータフレームの再送要求を送信するステップと、
    前記送信装置が、前記受信装置から送信される再送要求を受信した制御スロットと、前記タイミング差情報により示されるタイミング差と、に基づいて、再送すべきデータフレームを送信したタイミングを特定するとともに、該特定したタイミングに基づいて、前記受信装置に送信した複数のデータフレームから前記再送すべきデータフレームを選出する再送データフレーム選出ステップと、
    前記送信装置が、前記再送データフレーム選出ステップで選出されるデータフレームを前記受信装置に再送するステップと、
    を含むことを特徴とするデータフレーム再送制御方法。
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