JP2012518149A - 磁気熱量による熱発生器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、磁気熱量による熱発生器であって、連続して配置されて少なくとも2つの連続する熱的段階を形成して異なる冷却液を通過させる少なくとも2つの磁気熱量効果素子であって、それぞれが両端部(3および4、13および14)を有する磁気熱量効果素子(2、12)と、各磁気熱量効果素子(2、12)を変動磁場下に置くようにする磁化配列であって、各磁気熱量効果素子(2、12)に加熱サイクルと冷却サイクルとを交互に生成する磁化配列と、前記冷却液が前記磁気熱量効果素子を通って一方の端部への方向と反対側のもう一方の端部への方向とに交互に、かつその逆に移動し、磁場変動と同期化するように駆動する冷却液の駆動手段(8)とを有する熱発生器(1)に関する。この熱発生器(1)は、前記磁気熱量効果素子(2、12)が、前記磁気熱量効果素子のうちの第1の素子(2)を流れる冷却液と、前記磁気熱量効果素子のうちの第2の素子(12)を流れる冷却液とにそれぞれ熱的に接触している熱交換手段(5)を介して、連続する端部(4、13)で2つずつ熱的に連結していることを特徴とする。
【選択図】図1A

Description

本発明は、磁気熱量による熱発生器であって、連続して配置されて少なくとも2つの連続する熱的段階を形成して異なる冷却液を通過させる少なくとも2つの磁気熱量効果素子であって、それぞれが両端部を有する磁気熱量効果素子と、各磁気熱量効果素子を変動磁場下に置くようにする磁化配列であって、各磁気熱量効果素子に加熱サイクルと冷却サイクルとを交互に生成する磁化配列と、前記冷却液が前記磁気熱量効果素子を通って一方の端部の方向と反対側のもう一方の端部の方向とに交互に、かつその逆に移動し、磁場変動と同期化するように駆動する冷却液の駆動手段とを有する熱発生器に関する。
磁気冷却技術は20数年以上前から知られており、環境配慮および持続可能な開発の観点からこの技術がもたらす利点は承知している。また、この技術の熱出力および効率には限度があることも知られている。そのため、この分野に関わる研究者は、こぞってこのような熱発生器の性能改善に取り組み、磁力、磁気熱量効果素子の性能、冷却液と磁気熱量効果素子との間の熱交換面積、熱交換器の性能など、さまざまなパラメータを研究している。
磁気熱量による熱発生器の出力を増大させるため、段階構造の形状をした複数の磁気熱量効果素子を搭載する方法が知られており、こうすることによって磁気熱量効果素子から出る流体が次の磁気熱量効果素子に入る流体と混ざって熱交換を実現し、温度勾配が大きくなる。このような構成では、流体的に互いに連結している磁気熱量効果素子は常に同じ磁気状態にある。すなわち両方とも磁場下にあるか、両方ともそのような磁場外にあるかのどちらかであり、これを交互に繰り返す。
複数の熱モジュールを備える段階構造をした熱発生器であって、それぞれの熱モジュールが1つまたは複数の磁気熱量効果素子を有し、同素子内では第1の熱モジュールから出力される熱エネルギーが第2の熱モジュールの入口に移動し、これ以降のモジュールも同様に続く熱発生器が知られている。この種の熱発生器にはいくつかの欠点がある。
その欠点のうちの1つが、連続する熱モジュールの入口と出口との間で熱エネルギーが移動することである。この移動は、たとえば前記モジュールの該当する両端部にあるチャンバに収容されている冷却液が混合されることによって成り立つ。ただし、このように混合されるには流体が移動する必要があり、そのために熱発生器は必然的に複雑になるとともに価格も上がってしまう。
この欠点に対する1つの解決策として、同じ1つの駆動手段を用いて問題となるチャンバに冷却液を移動させるという方法をとることができる。しかしながら、この構成では、冷却液が熱モジュールの間を移動するのに伴う特有の欠点が生じる。つまり、この冷却液の交換を可能にするために通路を設ける必要があるため、熱発生器がさらに複雑なものとなって冷却液が適切に混合されず、磁気熱量効果素子から出る流体とこの素子に続く熱モジュールに入る流体との間で最適な熱交換が達成されずにエネルギーの損失が増大してしまう。
その上、従来の段階型の熱発生器を実装するとさらに別の困難が生じ、特に、使用される熱モジュールを温度範囲の異なる状態で作動させることを前提にしている場合はなおさらである。実際に、たとえば2段階からなる段階構造のものの場合、第1の段階にある磁気熱量効果素子はマイナスの温度範囲で作動することができ、第2の段階にある磁気熱量効果素子はプラスの温度範囲で作動することができる。したがってこれに適応した冷却液を使用する必要があり、交換係数および粘度係数が両方の温度範囲で最適となっている必要がある。ところが、現在市販されている冷却液は、幅広い温度範囲に対する最適な特徴を備えてはいないために妥協して選択する必要があり、熱発生器の熱容量を最大に利用することはできない。
本発明は、このような欠点を緩和することを狙いとし、上に述べた課題への解決策を提供するものである。そのために、本発明の磁気熱量による熱発生器は、熱出力を産生する容量および2つの熱モジュール間、すなわち段階構造にある連続する磁気熱量効果素子同士の間の熱エネルギーの移動が最適となるように作製される。
このために、本発明は、上に述べた類の磁気熱量による熱発生器であって、前記磁気熱量効果素子が、前記磁気熱量効果素子のうちの第1の素子を流れる冷却液と、前記磁気熱量効果素子のうちの第2の素子を流れる冷却液とにそれぞれ熱的に接触している熱交換手段を介して、連続する端部で2つずつ熱的に連結していることを特徴とする熱発生器に関する。
有利なように、前記熱交換手段は互いに熱的に連結した2つの移動領域を有することができ、この領域は熱的な橋を形成する。この移動領域にはそれぞれ、各前記磁気熱量効果素子からくる冷却液を通過させることができる。
好ましくは、前記移動領域は、連続する2つの磁気熱量効果素子の対応する端部と隣接するように配置することができる。
この構成では、移動領域は、たとえばアルミニウムまたは銅、またはその合金などの熱伝導性材料で作製することができ、冷却液の通路を備えることができる。変形例では、前記移動領域を多孔質にして冷却液がこの孔を通過することもできる。
第1の変形例では、前記熱交換手段の2つの移動領域は、熱伝導性材料の物質を介して互いに連結することができる。
第2の変形例では、前記熱交換手段の2つの移動領域は、少なくとも1つのヒートポンプを介して互いに連結することができる。
冷却液の駆動手段は、前記磁気熱量効果素子の連続する端部に流体的に連結している中央の作動機と、前記磁気熱量効果素子の一方の自由端にそれぞれが対面するように取り付けられた2つの端部の作動機とを有することができる。
2つの冷却液の間の熱交換を改善するため、中央の作動機はさらに、熱伝導性材料で作製することができ、前記熱交換手段と接触するようにすることができる。
変形例では、前記中央の作動機は熱伝導性材料で作製された複動ピストンとし、そのジャケットを断熱材で作製することができる。この場合、前記中央の作動機は、前記熱交換手段を構成することができる。
冷却液の駆動手段も同じく、それぞれが前記磁気熱量効果素子の連続する端部の一方に流体的に連結している2つの中央の作動機と、それぞれが前記磁気熱量効果素子の自由端の一方に流体的に連結している2つの端部の作動機とを有することができる。
有利なように、前記移動手段は、単動ピストンおよび複動ピストンを含む群から選択したピストンとすることができる。
さらに、前記熱発生器は、連続する前記磁気熱量効果素子を絶えず2つの別々のサイクルに固定するか、絶えず同じサイクルに固定することができる磁化配列を有することができる。サイクルとは、当然ながら、加熱サイクルまたは冷却サイクルのことであると理解しなければならない。
最後に、各磁気熱量効果素子の熱容量を効率的に利用するため、前記磁気熱量効果素子を通過する冷却液はさまざまな化学成分および/または熱特性を備えることができる。当然ながらこの化学成分は、各磁気熱量効果素子に適応され、特にキュリー温度に合わせた最適な動作温度に適応される。
本発明およびその利点は、添付の図を参照しながら非限定的な例として挙げたいくつかの実施形態を述べた以下の説明文を読めばさらに明らかになるだろう。
本発明による熱発生器の第1の実施形態の概略図である。 本発明による熱発生器の第1の実施形態の概略図である。 図1Aおよび1Bとほぼ同じ図であるが、本発明による熱発生器の第2の実施形態を示す図である。 図1Aおよび1Bとほぼ同じ図であるが、本発明による熱発生器の第2の実施形態を示す図である。 図1Aおよび1Bとほぼ同じ図であるが、本発明による熱発生器の第3の実施形態を示す図である。 図1Aおよび1Bとほぼ同じ図であるが、本発明による熱発生器の第3の実施形態を示す図である。 図1Aおよび1Bの熱発生器の実施変形例を示す図である。 図1Aおよび1Bの熱発生器の実施変形例を示す図である。 別の実施形態を示す図である。 別の実施形態を示す図である。
図に示す実施例では、同じ部品または部分には同じ符号を付している。
熱発生器1、10、20、30、40は、それぞれ2つの磁気熱量効果素子2、12を有し、この素子はそれぞれ磁気熱量効果材料を有する。
本発明はこの種の形態に限定されるわけではなく、それぞれが1つまたは複数の磁気熱量効果材料を有する磁気熱量効果素子2、12を3つ以上備えている場合も範囲内とする。実際に、磁気熱量効果素子2、12はそれぞれ、キュリー温度がさまざまで重大な磁気熱量効果を生む複数の磁気熱量効果材料で構成することができ、複数の磁気熱量効果材料が隣接することによって熱発生器1、10、20、30、40の加熱端部と冷却端部との間の温度勾配を大きくすることができるため、さらに高い効率を得ることができる。
また、このような構成により、前記熱発生器の動作範囲または使用範囲に応じた幅広い温度範囲を含めることもできる。
磁気熱量効果素子2および12はいずれも両端部を有し、それぞれ3および4、ならびに13および14である。各磁気熱量効果素子2、12の前記両端部3、4および13、14から一方の方向またはもう一方の方向に、磁場変動に沿って冷却液が流れる。各磁気熱量効果素子2、12には特定の冷却液が通過する。磁気熱量効果素子2、12の流体回路は、2つの冷却液が一切混ざることのないように分離されている。
使用する冷却液は、別々の成分であっても同じ成分であってもよい。その成分は、磁気熱量効果素子2、12を作製するのに使用する磁気熱量効果材料および動作の温度範囲に応じて決定される。冷却液は、端部3および4から一方またはもう一方の方向、同じく13および14から一方またはもう一方の方向へと前記磁気熱量効果材料2、12を通って前記磁場変動と連携して流れ、熱発生器1、10、20、30、40の両端3と14との間の温度勾配を生成してそれを維持するようにする。
冷却液との熱交換が容易になるように、磁気熱量効果素子2、12を構成する磁気熱量効果材料を多孔質にし、その孔が流体を通過させる通路を形成するようにすることができる。また、磁気熱量効果材料は、ミニチャンネルまたはマイクロチャンネルを加工した中実ブロックの形態をとったり、場合によっては溝入りで積層されたプレートの集合体でその間を冷却液が流れるもので構成したりすることもできる。また、磁気熱量効果材料は、粉末または粒子の形態をとってその隙間が流体の通路を形成するようにすることもできる。これ以外のあらゆる実施形態で、冷却液が前記磁気熱量効果材料を通過することができるものも当然認められる。
磁化配列(図示せず)は、連続的に給電される電磁石、または磁場変動を生成することができるほかのあらゆる類似の方法で、各磁気熱量効果素子2、12に対して相対的な動きをする永久磁石を組み立てて構成することができる。
図1Aおよび1Bに示す熱発生器1では、磁気熱量効果素子2、12は並列し、連続する2つの熱的段階を形成している。いずれも常に同じ磁場変動に左右され、加熱サイクルか冷却サイクルのいずれかの状態にある。したがって図1Aでは、磁気熱量効果素子2および12は磁気活性化しているため加熱される。冷却液は、図1Aの右側に向かって矢印で示した方向へ流れる。図1Bでは、磁気熱量効果素子2および12は磁気活性化していなため冷却される。冷却液は、図1Bの左側に向かって矢印で示した方向へ流れる。
磁気熱量効果素子2および12は熱交換手段5によって熱的に連結し、同手段は熱伝導性材料製のU字型部品で構成され、その分岐点の端部には2つの移動領域22および23がある。移動領域22、23はそれぞれ冷却液を流すことができる通路6を有する。この2つの移動領域22および23は、2つの磁気熱量効果素子2、12の連続する端部4および13に隣接するように熱発生器1内に配置されている。したがって、この移動領域22および23は、前記磁気熱量効果素子2、12と直接接触している。
冷却液の駆動手段は、2つのピストン7および1つの複同ピストン8を有する。2つのピストン7は並列して端部の作動機を形成し、それぞれが前記磁気熱量効果素子2、12の自由端3、14と対面するように取り付けられる。この2つのピストン7は同時に同一方向に動いて2つの冷却液に往来の動きを伝達する。一方複同ピストン8は、中央の作動機を形成して交換手段5に収容され、ほかの2つのピストン7と並列して前記磁気熱量効果素子2、12の連続する端部3、14で流体的に連結し、ほかの2つのピストン7と同じ方向へ動く。このピストン7、8は、制御カム、変動磁場、流動システムまたはこれに類似のその他の方法などのあらゆる周知の方法で制御される。
この複同ピストン8は、2つの磁気熱量効果素子2と12との間に搭載され、さまざまな作動機またはピストンの間で冷却液を移動させるのに必要な力を分散させることができるため、エネルギーの損失をうまく補うことができる。
このほか、この複同ピストン8は、磁気熱量効果素子2、12が配置されている容積を分離している。この構成によって、各種の磁気熱量効果素子に適応し、それに伴って動作温度に適応するさまざまな冷却液を使用することが可能になる。さまざまな冷却液を使用することによって、熱移動係数および粘度係数が温度に適応してその温度に対して変化するように冷却液を選択することができ、そのために各磁気熱量効果素子2、12の熱容量を最大に利用することができる。
したがって、磁気熱量効果素子2、12が磁気活性化されるサイクルでは(図1Aを参照)、第1の磁気熱量効果素子2に入る冷却液は、第1の磁気熱量効果素子2のピストン7によって流れ、加熱されたのちに熱交換手段5の対応する移動領域22を通過して複同ピストン8のジャケットに到達する。これと同時に、第2の磁気熱量効果素子12に入る冷却液は、複同ピストン8のチャンバを出て熱エネルギーの移動手段5を介してもうひとつの移動領域23を通過し、ピストン7の方向へ向かって第2の気熱量効果素子12を流れて加熱される。したがって、第1の磁気熱量効果素子2に入る冷却液(これ以降第1の冷却液という)の熱エネルギーは、移動領域22を通って熱交換手段5に吸収され、移動領域23を通って第2の磁気熱量効果素子12に入る冷却液(これ以降第2の冷却液という)に対して放出される。熱エネルギーの移動は、第1の冷却液と熱交換手段5との間、および前記熱交換手段5と第2の冷却液との間を熱伝導によってほぼ同時に起こる。
図1Bに示すサイクルの場合は、磁気熱量効果素子2、12は磁気活性化されず、冷却液は右から左へ流れ、2つの磁気熱量効果素子2、12は冷却される。第2の冷却液は、熱交換手段5の対応する移動領域23と熱交換を行い、この熱交換手段の方は、熱交換手段5の対応する移動領域22で第1の冷却液との熱交換を行う。
この熱発生器1では、2つの磁気熱量効果素子2、12は別々の磁気熱量効果材料を有し、第1の磁気熱量効果素子2のキュリー温度は第2の磁気熱量効果素子12のキュリー温度よりも低いため、第1の磁気熱量効果素子2はたとえばマイナスの温度範囲で有効に働き、第2の磁気熱量効果素子12はプラスの温度範囲で有効に働くことができる。このような構成により、熱発生器1の動作範囲を拡大することができる。
当然ながら、本発明は、同じ磁気熱量効果材料を有する磁気熱量効果素子2、12を使用する可能性も備えている。
熱交換手段5が段階構造で2つの連続する磁気熱量効果素子2、12と連結することによって、流体を移動させることなく熱エネルギーを1つの段階から別の段階へと移動させることができ、1つの段階から別の段階への温度勾配を大きくすることにつながり、その結果、熱発生器1の冷却端部3と加熱端部14との間の温度勾配も大きくすることができる。
熱発生器1はこのほか、磁気熱量効果素子2および12の自由端で構成される両端部3および14に、外部の装置または外部の適用物との熱エネルギーの交換を行うことができる交換手段16を有する。この外部の適用物は、たとえば熱発生器を包囲する空気、熱装置またはサーマルチャンバとすることができる。
この交換手段16は、熱伝導性材料で作製された移動領域17も有し、この領域は冷却液の通路18を備えて磁気熱量効果素子2、12の自由端3、14に隣接しているため、冷却液は磁気熱量効果素子2、12を出入りするたびに前記移動領域17を通過する。この移動領域17によって各サイクルで冷却液との熱エネルギーの交換が可能になり、この領域が非常に効率のよい熱交換器を構成する。さらにこの移動領域17は、前記交換手段16に搭載された管路19を備える閉鎖回路を介して外部の適用物と熱的に連結しており、この管路の中を外部の適用物に入る冷却液が流れる。
当然ながら、本発明はこの種の熱交換器に限定されるものではなく、これに適応したこれ以外のどのような熱交換器を使用してもよい。
図2Aおよび2Bに示す熱発生器10では、磁気熱量効果素子2、12は並列し、連続し、常に加熱サイクルか冷却サイクルの別々のサイクルの状態にある。したがって、図2Aでは、左側の磁気熱量効果素子2、つまり第1の磁気熱量効果素子2は磁気活性化しておらず、右側の磁気熱量効果素子12、つまり第2の磁気熱量効果素子12は磁気活性化している。冷却液は、第1の磁気熱量効果素子2を左に流れ、第2の磁気熱量効果素子12を右に流れて図の矢印で示す方向に動く。図2Bでは、磁気熱量効果素子2および12はこれとは逆の磁気状態にあり、冷却液は第1の磁気熱量効果素子2の右に流れ、第2の磁気熱量効果素子12を左に流れる。
熱交換手段5は、図1Aおよび1Bに示すものと同じである。この熱交換手段によって、連続する磁気熱量効果素子2および12を流れる2つの冷却液の間の熱交換を行うことができる。この実施形態では、冷却液は、磁気熱量効果素子2および12の自由端3および14で、図1Aおよび1Bの熱発生器1に実装されたものと同じ並列した2つのピストン7によって流れると同時に、逆の2方向へ移動する。同じく、2つの磁気熱量効果素子2および12の連続する端部4および13では、冷却液の操作は2つの別々の単動ピストン9によって行われ、同ピストンが中央の作動機を形成してそれぞれのピストンが冷却液を磁気熱量効果素子2、12のうちのどちらかに押し出している。
熱交換手段5の移動領域22および23は、冷却液の通路で磁気熱量効果素子2、12の端部4、13と単動ピストン9との間に配置されているため、冷却液は磁気熱量効果素子2、12を出入りするたびにこの両領域を同時に通過する。
図3Aおよび3Bに示す熱発生器20では、流体は図1Aおよび1Bの熱発生器1の場合と同じように流れる。
ただし、その操作は異なる。複同ピストン8の代わりに2つの単動ピストン11、15が用いられ、この2つのピストンはそれぞれ磁気熱量効果素子2、12に流体的に連結している。このため、中央の作動機を形成しているピストン11または15が、これに対応する磁気熱量効果素子2または12の冷却液を吸入すると、もう一方のピストン15または11は、冷却液をこれに対応する磁気熱量効果素子12または2へ押し出す。また、この逆も同様である。
この構成では、熱交換手段5の移動領域22および23は、冷却液の通路で磁気熱量効果素子2、12の端部4、13と単動ピストン11、15との間に、前記端部4、13に隣接するように配置されている。この2つの移動領域には、磁気サイクルが起こるたびに冷却液が同時に通過する。すなわち、第1の冷却液が磁気熱量効果素子2から出て、第2の冷却液が磁気熱量効果素子12に入る(図3Aを参照)ときであり、また、第1の冷却液が磁気熱量効果素子2に入り、第2の冷却液が磁気熱量効果素子12から出る(図3Bを参照)ときである。
図4Aおよび4Bに示す熱発生器30は、図1Aおよび1Bの実施変形例であり、中央のピストン8’は熱伝導性材料で作製され、そのジャケットは熱交換手段35の内部で形成されている。このように、2つの隣接する磁気熱量効果素子2、12の中を流れる冷却液の熱エネルギーは、熱交換手段35の移動領域22および23と中央のピストン8’との両方で同時に交換される。この中央のピストン8’によって、ピストンが接触している2つの冷却液の間で直接の熱交換が可能になるとともに、前記冷却液との熱交換を行う熱交換手段35自体との熱交換も可能になる。このような構成によって、2つの冷却液の間の熱交換をさらに改善することができる。
図示していない変形例は、図1A、1B、2A、2B、3A、3B、4Aおよび4Bに示す実施形態のうちのいずれか一つと組み合わせることができるが、この例では、交換手段5、35の2つの移動領域22および23は、少なくとも1つのヒートポンプを用いて互いに連結させて両者の間の熱エネルギーの交換を確実に行うことができる。
図5Aおよび5Bは、熱発生器40の一実施形態を示し、その構造は図4Aおよび4Bの熱発生器30の構造とほぼ同じであり、熱交換手段25は2つの連続する磁気熱量効果素子2、12の間に位置する中央の作動機によって作製されている。この中央の作動機25は、熱伝導性材料で作製された複動ピストンであり、そのジャケット27は断熱材で作製されている。このジャケット27は、図4Aおよび4Bに示す熱発生器30の熱交換手段35と同じ形状をしているが、その構成材料が断熱材であることと、移動領域がない代わりに冷却液の2つの通路領域26がある点が異なっている。この構成では、2つの冷却液の間で行われる熱エネルギーの交換は、前記中央のピストン、つまりこの2つの冷却液と接触している複動ピストン25を介して行われる。
熱容量をさらに改善するため、図4A、4B、5Aおよび5Bの中央のピストン8’、25は、冷却液と接触する作業面に翼を備えることができる。
図に示す熱発生器全体1、10、20、30、40では、いずれの場合も前記熱発生器の冷却端部3および加熱端部14に交換手段16が搭載されている。しかし、本発明はこの種の構成に限定されるものではなく、前記冷却端部3または加熱端部14のうちのいずれかのみがこのような交換手段16と連携し、かつ/または前記熱交換手段5、35が外部の装置または外部の適用物と熱的に連結している実施例にも及ぶ。
さらに本発明は、2段階に連続する磁気熱量効果素子2、12のみを有する熱発生器に限定されるものでもない。実際に、熱発生器は、3段階以上に連続する磁気熱量効果素子で、各段階が隣接する複数の磁気熱量効果素子を有するものまで含むことができる。
最後に、本発明は、冷却液を移動させることを目的とする作動機を作製するためのピストンの使用に限定されるものではない。たとえば膜など、このほかの種類の作動機を検討してもよい。
本明細書により、本発明が設定した目的、すなわち、簡易な構造で、基礎となる磁気熱量効果素子2、12のさまざまな段階を通過する熱エネルギーの移動が簡略化され、効率よく達成される熱発生器1、10、20、30、40を提案するという目的を達成することが可能であることが明らかとなる。
このような熱発生器1、10、20、30、40であれば、暖房、冷房、温度調節、冷却またはその他の分野で、競争に耐え得る価格で場所を取らない寸法に抑え、工業用にも家庭用にも用途を見出すことができる。
本発明は、記載した実施例に限定されるものではなく、添付の請求項に定義した保護範囲内である限り、当業者に自明のあらゆる修正および変形例も範囲に含まれる。

Claims (14)

  1. 磁気熱量による熱発生器であって、連続して配置されて少なくとも2つの連続する熱的段階を形成して異なる冷却液を通過させる少なくとも2つの磁気熱量効果素子であって、それぞれが両端部(3および4、13および14)を有する磁気熱量効果素子(2、12)と、各磁気熱量効果素子(2、12)を変動磁場下に置くようにする磁化配列であって、各磁気熱量効果素子(2、12)に加熱サイクルと冷却サイクルとを交互に生成する磁化配列と、前記冷却液が前記磁気熱量効果素子を通って一方の端部への方向と反対側のもう一方の端部への方向とに交互に、かつその逆に移動し、磁場変動と同期化するように駆動する冷却液の駆動手段(7、8、8’、9、11、15、25)とを有する熱発生器(1、10、20、30、40)において、前記磁気熱量効果素子(2、12)が、前記磁気熱量効果素子のうちの第1の素子(2)を流れる冷却液と、前記磁気熱量効果素子のうちの第2の素子(12)を流れる冷却液とにそれぞれ熱的に接触している熱交換手段(5、25、35)を介して、連続する端部(4、13)で2つずつ熱的に連結していることを特徴とする熱発生器。
  2. 前記熱交換手段(5、35)は、2つの移動領域(22、23)を有し、該領域が互いに熱的に連結してそれぞれの領域に各前記磁気熱量効果素子(2、12)からくる冷却液が通過することを特徴とする、請求項1に記載の熱発生器。
  3. 前記移動領域(22、23)は、連続する2つの前記磁気熱量効果素子(2、12)の前記端部(4、13)と隣接するように配置されることを特徴とする、請求項2に記載の熱発生器。
  4. 前記移動領域(22、23)は、熱伝導性材料で作製され、冷却液の通路(6)を備えることを特徴とする、請求項2および3に記載の熱発生器。
  5. 前記熱交換手段(5、35)の2つの前記移動領域(22、23)は、熱伝導性材料の物質を介して互いに連結されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載の熱発生器。
  6. 前記熱交換手段(5、35)の2つの前記移動領域(22、23)は、少なくとも1つのヒートポンプを介して互いに連結されることを特徴とする、請求項5に記載の熱発生器。
  7. 冷却液の前記駆動手段は、前記磁気熱量効果素子(2、12)の連続する前記端部(4、13)に流体的に連結している中央の作動機(8、8’、25)と、前記磁気熱量効果素子(2、12)の一方の自由端(3、14)にそれぞれが対面するように取り付けられた2つの端部の作動機(7)とを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱発生器。
  8. 前記中央の作動機(25)は、熱伝導性材料で作製され、前記熱交換手段(5)と接触することを特徴とする、請求項7に記載の熱発生器。
  9. 前記中央の作動機(8’)は、熱伝導性材料で作製された複動ピストンであり、そのジャケットは断熱材で作製されることと、前記熱交換手段を構成することとを特徴とする、請求項7に記載の熱発生器。
  10. 冷却液の前記駆動手段は、それぞれが前記磁気熱量効果素子(2、12)の連続する端部(4、13)の一方に流体的に連結している2つの中央の作動機(9;11および15)と、それぞれが前記磁気熱量効果素子(2、12)の自由端(3、14)の一方に流体的に連結している2つの端部の作動機(7)とを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱発生器。
  11. 前記移動手段(7、9、11、15、8、8’、25)は、単動ピストン(7、9、11、15)および複動ピストン(8、8’、25)を含む群から選択したピストンであることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか一項に記載の熱発生器。
  12. 連続する前記磁気熱量効果素子(2、12)を絶えず2つの別々のサイクルに固定することができる磁化配列を有することを特徴とする、請求項10に記載の熱発生器。
  13. 連続する前記磁気熱量効果素子(2、12)を絶えず同じサイクルに固定することができる磁化配列を有することを特徴とする、請求項7に記載の熱発生器。
  14. 前記磁気熱量効果素子(2、12)を通過する冷却液は、さまざまな化学成分および/または熱特性を備えることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の熱発生器。
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