JP2012517362A5 - - Google Patents

Description

更に本発明は、未硬化ブチルアイオノマー材料を含む成型品を平均サイズが５０ｍｍ以下の粒子に変換する工程；該粒子を７０〜１９０℃の温度に加熱する工程；該粒子を剪断混合条件に１０秒以上暴露する工程；及び得られた混合物を周囲温度に冷却する工程；を含む未硬化ブチルアイオノマー材料含有成型品の再生方法を提供する。剪断混合条件は密閉式混合器又は押出機により供給できる。温度は好ましくは１１０〜１７０℃の範囲である。

Claims (20)

1. ａ．未硬化ブチルアイオノマー材料を含む成型品を平均サイズが５０ｍｍ以下の粒子に変換する工程；
   ｂ．該粒子を８０〜２００℃の温度に加熱する工程；
   ｃ．該粒子を剪断混合条件に１０秒以上暴露する工程；及び
   ｄ．得られた混合物を周囲温度に冷却する工程；
   を含む未硬化ブチルアイオノマー材料含有成型品の再生方法。
2. 前記アイオノマーが充填剤で充填される請求項１に記載の方法。
3. 前記剪断混合条件が、密閉式混合器又は押出機を用いて供給される請求項１に記載の方法。
4. 前記温度が１１０〜１８０℃である請求項１に記載の方法。
5. 前記粒子が剪断混合条件に１５分以下暴露される請求項１に記載の方法。
6. 前記アイオノマーが部分ハロゲン化される請求項１に記載の方法。
7. ａ．周囲温度で極限引張り強度を有する非再生未硬化ブチルアイオノマー材料を供給する工程；
   ｂ．該ブチルアイオノマーを８０〜２００℃の温度に加熱する工程；
   ｃ．該ブチルアイオノマーを剪断混合条件に１０秒以上暴露する工程；及び
   ｄ．該ブチルアイオノマーを周囲温度に冷却して再生ブチルアイオノマーを形成する工程；
   を含む再生ブチルアイオノマー材料の製造方法。
8. 前記再生ブチルアイオノマーの極限引張り強度が、前記非再生ブチルアイオノマーの極限引張り強度の６０％以上である請求項７に記載の方法。
9. 前記非再生ブチルアイオノマーの極限引張り強度が１０ＭＰａ以上である請求項７に記載の方法。
10. 前記再生ブチルアイオノマーの極限引張り強度が６ＭＰａ以上である請求項９に記載の方法。
11. 前記非再生ブチルアイオノマーが充填剤で充填される請求項７に記載の方法。
12. 前記再生ブチルアイオノマーが硬化されない請求項７に記載の方法。
13. 前記非再生ブチルアイオノマーが部分ハロゲン化される請求項７に記載の方法。
14. 前記ブチルアイオノマーを剪断混合条件に暴露しながら、窒素系又は燐系求核剤を添加する工程を更に含む請求項１３に記載の方法。
15. 前記再生ブチルアイオノマー中のアイオノマー部分の含有量が、前記非再生ブチルアイオノマー中のアイオノマー部分の含有量よりも多い請求項１４に記載の方法。
16. 前記再生ブチルアイオノマーを成形して物品を形成する工程を更に含む請求項７に記載の方法。
17. 前記剪断混合条件が、密閉式混合器又は押出機中で供給される請求項７に記載の方法。
18. 前記非再生ブチルアイオノマーの１２５℃でのムーニー粘度ＭＬ（１＋８）が、２５ムーニー単位以上である請求項７に記載の方法。
19. 前記再生ブチルアイオノマーの１２５℃でのムーニー粘度ＭＬ（１＋８）が、前記非再生ブチルアイオノマーのムーニー粘度の７０％以上である請求項７に記載の方法。
20. １２５℃でのムーニー粘度ＭＬ（１＋８）が２５ムーニー単位以上で極限引張り強度が２ＭＰａ以上である未硬化充填ブチルアイオノマーから作った熱可逆性物品。