JP2012516652A - ワイヤレス通信ネットワークにおけるofdmベースの送信のための自動利得制御(agc) - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワークにおけるofdmベースの送信のための自動利得制御(agc) Download PDF

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Abstract

受信機において自動利得制御(AGC)を実行する技術をここで説明する。受信機は、サイクリックプレフィックスおよび有効部分から構成されるOFDMベースのシンボルを受信してもよい。受信機は、初期受信機利得により、OFDMベースのシンボルをスケーリングし、サイクリックプレフィックスに基づいて、初期受信機利得を調整し、有効部分に先立って、調整された受信機利得を適用し、有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機により送られた少なくとも1つの信号を回復してもよい。受信機は、例えば、少なくとも1つの受信機に対する、予測される受信電力レベル、異なる受信機利得のパターンなどに基づいて、初期受信機利得を選択してもよい。受信機は、サイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定してもよく、測定された電力とターゲット電力とに基づいて、受信機利得を調整してもよい。

Description

分野
本開示は一般に、通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワーク中の受信機において自動利得制御(AGC)を実行する技術に関する。
背景
ワイヤレス通信ネットワークは、音声や、ビデオや、パケットデータや、メッセージングや、ブロードキャストなどのような、さまざまな通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザに対して通信をサポートできる。そのようなワイヤレスネットワークの例は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)と、ワイヤレスメトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)と、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)とを含む。
ワイヤレス通信ネットワークにおいて、受信機(例えば、端末)は、基地局および/または他の端末であってもよい送信機から信号を受信する。送信機は、同一または異なる電力レベルで、それらの信号を送信してもよい。さらに、送信機は、受信機に対して異なる距離に位置していてもよく、それゆえに、受信機に対して異なるパス損失を有する可能性がある。受信機は、異なる受信電力レベルで、異なる送信機から信号を受信し得る。(i)強い信号が、受信機においてアナログ−デジタルコンバータ(ADC)のクリッピングを回避するために減衰され、(ii)弱い信号が、フルのADCレンジを占有するために増幅されるように、受信機は、AGCを実行して、その利得を調整してもよい。適正な受信機利得を使用することにより、ADCのクリッピングと、ADCのクリッピングに起因する劣化との両方を回避できる。したがって、受信機においてAGCを効果的に実行することが望ましい。
概要
直交周波数分割多重(OFDM)シンボルまたは単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)シンボルのサイクリックプレフィックスに基づいてAGCを実行するための技術をここで記述する。1つの設計において、受信機は、サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいるOFDMベースのシンボル(例えば、OFDMシンボルまたはSC−OFDMシンボル)を受信してもよい。受信機は、初期受信機利得に基づいて、OFDMベースのシンボルをスケーリングし(例えば、増幅するか、または減衰させる)、OFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、初期受信機利得を調整し、OFDMベースのシンボルの有効部分に先立って、調整した受信機利得を適用してもよい。受信機は、次に、有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機によって送られた少なくとも1つの信号を回復してもよい。
受信機は、初期受信機利得を選択し、OFDMベースのシンボルの開始において、この初期受信機利得を適用してもよい。1つの設計において、受信機は、OFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される1つ以上の送信機を識別してもよく、識別した送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、初期受信機利得を決定してもよい。別の設計において、受信機は、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことによって、初期受信機利得を選択してもよい。さらに別の設計において、受信機は、初期受信機利得を予め定められている値に設定してもよい。いずれのケースにおいても、適切な初期受信機利得を選択することにより、受信機利得に対する調整量を低減させてもよい。
受信機は、さまざまな方法で受信機利得を調整してもよい。1つの設計において、受信機は、OFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定してもよく、測定した電力と、ターゲット電力とに基づいて、受信機利得を調整してもよい。別の設計において、受信機は、1組のサンプルの中でしきい値を超える電力を有するサンプルの数をカウントしてもよく、しきい値を超える電力を有するサンプルの数に基づいて、受信機利得を調整してもよい。
受信機は、1つ以上の追加のOFDMベースのシンボルを受信してもよい。1つの設計において、異なる1組の送信機が各OFDMベースのシンボルにおいて送信できる場合に、受信機は、各OFDMベースのシンボルに対して独立してAGCを実行してもよい。別の設計において、同じ1組の送信機が、各OFDMベースのシンボルにおいて送信する場合に、受信機は、OFDMベースのシンボルにわたって受信機利得を更新してもよい。
本開示のさまざまな観点および特徴を、以下でさらに詳細に記述する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示す。 図2は、ピアツーピア通信に対するメッセージフローを示す。 図3は、送信構造を示す。 図4Aは、OFDM変調器のブロック図を示す。 図4Bは、SC−FDM変調器のブロック図を示す。 図4Cは、OFDMベースのシンボルを示す。 図5は、複数の送信機から端末への送信を示す。 図6は、受信したOFDMシンボルに対してAGCを実行する設計を示す。 図7Aは、受信したOFDMシンボルのシーケンスに対してAGCを実行する1つの設計を示す。 図7Bは、受信したOFDMシンボルのシーケンスに対してAGCを実行する1つの設計を示す。 図8は、ピアディスカバリ信号に対するAGCを示す。 図9は、クイックページング信号に対するAGCを示す。 図10は、AGCを実行するためのプロセスを示す。 図11は、AGCを実行するための装置を示す。 図12は、2つの端末のブロック図を示す。
詳細な説明
ここで記述するAGC技術を、WWANや、WMANや、WLANなどのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して使用してもよい。用語“ネットワーク”および“システム”は、区別なく使用されることが多い。WWANは、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークや、時分割多元接続(TDMA)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークや、直交FDMA(OFDMA)ネットワークや、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークなどであってもよい。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)や、cdma2000などのような無線技術を実現してもよい。TDMAネットワークは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実現してもよい。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用する“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)の、これから出てくるリリースであり、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC−FDMAを用いる。WLANは、(Wi−Fiとも呼ばれている)IEEE802.11ファミリの標準規格や、ハイパーランなどにおける1つ以上の標準規格を実現してもよい。WMANは、(WiMAXとも呼ばれている)IEEE802.16ファミリの標準規格における1つ以上の標準規格を実現してもよい。ここで記述する技術は、上述したワイヤレスネットワークおよび無線技術だけでなく、他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対しても使用してもよい。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示し、ワイヤレス通信ネットワーク100は、多数の基地局および多数の端末を含んでいてもよい。簡単にするために、1つの基地局110と、4つの端末120a、120b、120cおよび120dとだけを、図1中で示している。基地局は、端末と通信する固定局であってもよく、アクセスポイント、ノードB、進化型ノードB(eNB)などと呼ばれることもある。端末120は、ネットワーク全体にわたって分散していてもよく、各端末は、静止型または移動型であってもよい。端末はまた、アクセス端末、移動局、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。端末は、セルラ電話機や、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)や、ワイヤレスモデムや、ワイヤレス通信デバイスや、ハンドヘルドデバイスや、ラップトップコンピュータや、コードレス電話機や、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであってもよい。端末は基地局と通信してもよく、または、基地局から情報(例えば、タイミング情報)を受信してもよい。代わりに、または、さらに、端末は、他の端末とピアツーピアで通信してもよい。
図2は、ワイヤレスネットワーク100中の2つの端末AおよびB間のピアツーピア通信に対して使用してもよいメッセージフロー200の設計を示す。最初に(例えば、電源投入において)、端末AおよびBは、それぞれ、基地局110からブロードキャスト情報を受信してもよい(ステップ1)。各端末は、ブロードキャスト情報から、タイミング情報と、ことによると他の情報とを取得してもよい。端末Aは、ピアディスカバリ信号を定期的にブロードキャストして、近傍内の他の端末が端末Aを検出することを可能にしてもよい(ステップ2)。同様に、端末Bは、ピアディスカバリ信号を定期的にブロードキャストして、近傍内の他の端末が端末Bを検出することを可能にしてもよい(ステップ3)。端末AおよびBは、ピア発見信号により、互いの存在を検出してもよい。その後、端末AおよびBは、送るデータがあるたびに、互いにページングしてもよい(ステップ4)。次に、接続を確立してもよく、端末AおよびBは、接続により、シグナリングデータおよびトラフィックデータを交換してもよい(ステップ5)。
図2は、ピアツーピア通信のための例示的なメッセージフローを示す。一般に、ピアツーピア通信のためのメッセージフローは、任意の数のメッセージと、任意のタイプのメッセージとを含んでいてもよい。
図3は、ワイヤレスネットワーク100に対して使用してもよい送信構造300の設計を示す。送信タイムラインは、スーパーフレームの単位に分割されていてもよい。各スーパーフレームは、固定または可変の時間分をカバーしてもよく、多数のフレームに分割されていてもよい。図3中で示した設計において、異なるタイプの信号または情報を、異なるフレームで送ってもよい。いくつかのフレームを、ピアディスカバリ信号を送るために使用してもよく、ピアディスカバリフレームと呼んでもよい。他のいくつかのフレームを、ページング信号を送るために使用してもよく、ページングフレームと呼んでもよい。多くの、またはほとんどのフレームを、データを送るために使用してもよく、トラフィックフレームと呼んでもよい。さらに、他のタイプのフレームを規定してもよい。異なるタイプのフレームは、同じまたは異なる時間分を有していてもよい。
図3はまた、ピアディスカバリフレームと、ページングフレームと、トラフィックフレームとの設計を示す。ピアディスカバリフレームに対して、ピアディスカバリチャネルを端末により使用して、ピアディスカバリ信号を送ってもよい。ページングフレームに対して、クイックページングチャネル(QPCH)を端末により使用して、端末がページングフレーム中でページングメッセージを送るかどうかを示してもよい。ページングチャネル(PCH)が、端末からのページングメッセージを搬送してもよい。トラフィックフレームに対して、トラフィック制御チャネルが、端末により送られる制御情報を搬送してもよい。パイロットチャネルが、端末により送られるパイロットを搬送してもよい。肯定応答(ACK)チャネルが、以前に送られたパケットに対するACKを搬送してもよい。チャネル品質インジケータ(CQI)チャネルが、端末により送られるCQI情報を搬送してもよい。データチャネルが、端末により送られるトラフィックデータを搬送してもよい。一般に、任意の数のチャネルおよび任意のチャネルのタイプに対して、各フレームを任意の数のサブフレームに分割してもよい。端末は、異なるチャネルに対して異なる方法で信号を送ってもよい。
ネットワークは、OFDMおよび/またはSC−FDMを利用してもよい。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれている、複数(N本)の直交する副搬送波に分割する。各副搬送波を、データにより変調してもよい。一般に、変調シンボルが、OFDMでは周波数領域中で送られ、SC−FDMでは時間領域中で送られる。
図4Aは、OFDM変調器420の設計のブロック図を示す。OFDM変調器420内では、シンボル−副搬送波マッパ422が、変調シンボルを受信し、変調シンボルを、送信に対して使用される副搬送波にマッピングし、ゼロの信号値を有するゼロシンボルを、残りの副搬送波にマッピングしてもよい。逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニット424が、N本の総副搬送波に対する、N個のマッピングされたシンボルを受け取って、N個のマッピングされたシンボルを、N−ポイントIFFTにより時間領域に変換し、一般に有効部分と呼ばれている、N個の時間領域サンプルを提供してもよい。各サンプルは、1つの同じ期間で送られる複素数値である。サイクリックプレフィックス発生器426が、有効部分の最後のC個のサンプルをコピーして、これらのC個のサンプルを有効部分の前部に追加して、N+C個のサンプルを含んでいるOFDMシンボルを取得してもよい。コピーされた部分は、サイクリックプレフィックスと呼ばれ、Cは、サイクリックプレフィックスの長さである。サイクリックプレフィックスは、周波数選択性フェージングによりもたらされるシンボル間干渉(ISI)を抑制するために使用される。OFDMシンボルは、1つのOFDMシンボル期間(または単に、1つのシンボル期間)中に送ってもよい。
図4Bは、SC−FDM変調器410の設計のブロック図を示し、SC−FDM変調器410は、OFDM変調器420が後に続く離散フーリエ変換(DFT)ユニット412を含む。DFTユニット412は、M個の変調シンボルを受け取り、これらの変調シンボルをM−ポイントDFTにより周波数領域に変換し、M個の周波数領域のシンボルを提供してもよい。M個の周波数領域のシンボルを、シンボル−副搬送波マッパ422によりM本の副搬送波にマッピングして、IFFTユニット424により時間領域に変換して、サイクリックプレフィックス発生器426によりサイクリックプレフィックスを追加してSC−FDMシンボルを取得してもよい。
図4Cは、OFDMシンボルまたはSC−FDMシンボルの構造を示す。OFDM/SC−FDMシンボルは、サイクリックプレフィックスに対するC個のサンプルと、それに続く、有効部分に対するN個のサンプルとを含んでいる。有効部分は、本体部分と呼ばれることもあり、または、他の何らかの用語で呼ばれることもある。OFDM/SC−FDMシンボルは、1つのシンボル期間で送ってもよい。
受信機における復調器は、N+C個のサンプルを含んでいるOFDMシンボルまたはSC−FDMシンボルを受信してもよく、サイクリックプレフィックスのすべてまたは一部を廃棄してもよい。復調器は次に、廃棄した部分の後の次のN個のサンプルを処理して、変調シンボルを回復してもよい。復調器は、N−ポイント高速フーリエ変換(FFT)により、N個のサンプルを周波数領域に変換して、N個の受信シンボルを取得してもよい。復調器はさらに、OFDMまたはSC−FDMに対する受信シンボルを処理して、変調シンボルを回復してもよい。
一般に、ネットワークは、FFTのサイズおよびサイクリックプレフィックスの長さに対して、何らかの数秘術を利用してもよい。FFTのサイズ(N)は、副搬送波の総数に等しい。1つの設計において、隣接する副搬送間の間隔を固定してもよく、異なるFFTのサイズを異なるシステム帯域幅に対して使用してもよい。別の設計において、システム帯域幅を固定してもよく、異なるFFTのサイズを異なるチャネルに使用してもよい。1つの設計において、サイクリックプレフィックスの長さは、例えば、C=N/4、N/8またはN/16のような、FFTサイズの固定されたまたは設定可能なパーセンテージであってもよい。別の設計において、サイクリックプレフィックスの長さを、異なるFFTサイズに対して固定してもよい。すべての設計に対して、ネットワーク中の予期される遅延スプレッドに基づいて、サイクリックプレフィックスの長さを規定してもよい。
表1は、異なるチャネルタイプに対する、異なるFFTサイズと、固定されたサイクリックプレフィックス長との特定の設計を示す。この設計において、システム帯域幅は、固定されていてもよく(例えば、5MHz)、副搬送波の間隔は、可変であってもよく、FFTサイズに依存していてもよい。FFTのサイズおよびサイクリックプレフィックスの長さを、他の方法で規定してもよい。
Figure 2012516652
ここで記述するAGC技術を、OFDMベースのシンボルに対して使用してもよい。OFDMベースのシンボルは、OFDMシンボル、SC−FDMシンボルなどであってもよい。OFDMベースのシンボルは、(i)C個のサンプルによって構成されるサイクリックプレフィックスと、(ii)それに続くN個のサンプルによって構成される有効部分とを含んでいてもよい。明瞭にするために、技術のいくつかの観点を、OFDMシンボルに対して以下で記述する。
端末は、任意の所定の瞬間において、1つ以上の送信機から信号を受信し得る。端末は、端末におけるADCに対する所望の入力信号レベルを取得するために、AGCを実行してもよい。
図5は、K個の送信機1ないしKから端末Aへの送信を示し、ここでKは、1またはより大きくてもよい。各送信機は、ワイヤレスチャネルにより、特定の送信電力レベルで信号を送信してもよい。端末Aは、信号に対する送信電力レベルと、その送信機から端末Aまでのパス損失とにより決定される受信電力レベルで、各送信機からの信号を受信してもよい。端末Aは、K個のすべての送信機からの信号を含み、PRXの受信電力レベルを有する受信信号を取得してもよい。端末Aは、gの受信機利得により受信信号をスケーリングしてもよく(例えば、増幅してもよく、または減衰させてもよい)、PINの入力電力レベルを有するADC入力信号を取得してもよい。端末Aは、受信機利得が1よりも大きい場合に受信信号を増幅し、または、受信機利得が1よりも小さい場合に受信信号を減衰させてもよい。
端末Aは、AGCを実行して、ADC入力信号に対してターゲット電力レベルを取得してもよい。AGCに対して、端末Aは、(i)入力電力レベルがターゲット電力レベルよりも低い場合に受信機利得を増加させ、または、(ii)入力電力レベルがターゲット電力レベルよりも高い場合に受信機利得を減少させてもよい。
1つの観点において、端末Aは、受信OFDMシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいてAGCを実行して、有効部分に対して使用する受信機利得を取得してもよい。同一の送信信号は、サイクリックプレフィックスと有効部分との両方に存在している。したがって、電力を測定でき、受信利得を決定するために使用されるトレーニング間隔として、サイクリックプレフィックスを使用してもよい。
図6は、端末Aにおいて、受信OFDMシンボルに対してAGCを実行する設計を示す。受信OFDMシンボルは、1つのシンボル期間中で異なる送信機により送信されたOFDMシンボルにより構成されていてもよい。送信されたOFDMシンボルは、異なる利得と伝搬遅延とにより端末Aに到着し得る。
端末Aは、例えば、基地局から取得したタイミング情報に基づいて、受信OFDMシンボルの開始を知ってもよい。FFT窓が、有効部分の始めまたはサイクリックプレフィックスの終端の近くにおいて開始するように、端末Aは、サイズNのFFT窓を置いてもよい。端末Aは、FFT窓中のN個のサンプルを処理して、送信機により送られた変調シンボルを回復してもよい。
図6中で示されているように、端末Aは、FFT窓に先行するAGC窓内のL個のサンプルに基づいて、AGCを実行してもよい。一般に、AGCに対して使用されるサンプルの数(L)は、サイクリックプレフィックス中のC個のサンプルのすべてまたはサブセットであってもよい。1つの設計において、端末Aは、サイクリックプレフィックス中の最初のS個のサンプルをスキップしてもよく、AGCに対してこれらのS個のサンプルを使用することを回避してもよい。最初のS個のサンプルは、短い伝搬遅延を有する近くの送信機からの送信信号を含み得るのに対して、後続のサンプルは、端末Aの検出範囲内のすべてまたは多くの送信機からの送信信号を含み得る。ネットワーク中の予期される遅延スプレッドや、各サンプルの継続時間などのような、さまざまな要因に基づいて、Sを選択してもよい。1つの設計において、Sは、例えば、S=4のような、固定された値であってもよい。別の設計において、Sは、FFTのサイズや、サイクリックプレフィックスの長さなどに依存してもよい、設定可能な値であってもよい。両方の設計に対して、AGC窓は、FFT窓の開始前に、サンプルS+1ないしS+Lをカバーしてもよい。
端末Aは、以下で記述するように、受信されるOFDMシンボルに対して、初期受信機利得ginitを決定してもよい。端末Aは、受信OFDMシンボルの開始において、この初期受信機利得を適用してもよい。1つの設計において、端末Aは、次のように、AGC窓中のL個のサンプルの電力を測定してもよい:
Figure 2012516652
ここで、InおよびQnは、n番目のサンプルの同相成分および直交成分であり、PCPは、サイクリックプレフィックス中のサンプルの測定された電力である。用語“電力”および“エネルギー”は、区別なく使用されることが多い。
サイクリックプレフィックス中の最初のS個のサンプルを廃棄することにより、次のL個のサンプルの測定電力PCPは、有効部分の電力のより正確な推定であり得る。別の設計において、端末Aは、Pn=In 2+Qn 2として、各サンプルの電力を計算してもよく、例えば、有限インパルス応答(FIR)フィルタまたは無限インパルス応答(IIR)フィルタにより、サンプルの電力をフィルタリングしてもよい。端末Aは、最後のサンプルS+Lに対する、フィルタリングした電力を、測定電力として使用してもよい。端末Aはまた、他の方法で、サイクリックプレフィックス中のサンプルの電力を測定してもよい。
1つの設計において、端末Aは、次のように、測定した電力に基づいて、受信機利得を調整してもよい:
Figure 2012516652
ここで、Ptargetは、受信OFDMシンボルに対するターゲット電力であり、gadjは、調整された受信機利得である。
数式(2)中で示される設計において、調整された受信機利得を適用することにより、AGC窓中のサンプルの電力が、ターゲット電力であるように、端末Aは、受信機利得を調整してもよい。端末Aは、受信OFDMシンボル中の残りのサンプルに対して、調整された受信機利得を使用してもよい。
別の設計において、端末Aは、サイクリックプレフィックス中のサンプルの電力を繰り返して取得して、受信機利得を調整してもよい。端末Aは、各サンプルまたは各組のサンプルに対する測定電力を取得してもよい。端末Aは、ターゲット電力に対して測定電力を比較してもよく、(i)測定電力がターゲット電力を下回る場合に受信機利得を増加させるか、または(ii)測定電力がターゲット電力を上回る場合に受信機電力を減少させてもよい。
さらに別の設計において、端末Aは、クリッピング検出を実行してもよく、受信機利得を調整して、所望のADC入力信号レベルを取得してもよい。端末Aは、AGCに対して使用されるL個のサンプルの中で、ADCによってクリッピングされる(すなわち、しきい値を上回る)サンプルの数をカウントしてもよい。送信信号が、正弦波の波形を有する場合、端末Aは、ADCによりクリッピングされる(すなわち、しきい値を超える)サンプルの数に基づいて、信号ピークを推定できる。端末Aは次に、信号ピークがADCによりクリッピングされないように受信機利得を調整してもよい。端末Aは、クリッピングされたサンプルの数に対する受信機利得、のテーブルを記憶してもよい。このテーブルにおけるエントリを、コンピュータシミュレーションや、経験的測定値などに基づいて決定してもよい。端末Aは、クリッピングされたサンプルのカウント数をテーブルに提供してもよく、テーブルから、調整された受信機利得を取得してもよい。波形が既知であるときに(例えば、正弦波)、また、波形が擬似ランダムであるときに、クリッピング検出に基づくAGCを使用してもよい。
端末Aはまた、サイクリックプレフィックスに基づく他の方法で、受信機利得を調整してもよい。一般に、端末Aは、サイクリックプレフィックス中のサンプルに基づいて、1つ以上のメトリック(例えば、測定電力、クリップされるサンプルの数など)を決定してもよい。端末Aは次に、メトリックに基づいて、受信機利得を調整してもよい。
1つの設計において、図6中で示されているように、端末Aは、受信OFDMシンボルの全有効部分に対して、調整された受信機利得gadjを使用してもよい。別の設計において、端末Aは、有効部分中のサンプルの電力の測定を継続してもよく、測定した電力により受信機利得を更新してもよい。
図6は、1つの受信OFDMシンボルに対するAGCを示す。端末Aは、受信OFDMシンボルのシーケンスを取得し得る。端末Aは、受信OFDMシンボルのコンテンツ次第で、異なる方法で、OFDMシンボルシーケンスに対してAGCを実行してもよい。
図7Aは、受信OFDMシンボル1ないしRのシーケンスに対してAGCを実行する設計を示し、ここでRは、任意の整数値であってもよい。この設計において、受信OFDMシンボルは、同じ組の送信機からの信号を含んでいてもよい。端末Aは、初期受信機利得ginit1を決定してもよく、第1のOFDMシンボルの開始において、この受信機利得を適用してもよい。端末Aは、(例えば、最初のS個のサンプルを廃棄した後に)第1のOFDMシンボルのサイクリックプレフィックス中のサンプルの電力を測定してもよく、測定電力PCP1を取得してもよい。端末Aは次に、(例えば、数式(2)中で示されているように)測定電力PCP1に基づいて、受信機利得を調整してもよく、第1のOFDMシンボルの有効部分に対して、調整された受信機利得gadj1を使用してもよい。
1つの設計において、端末Aは、残りのすべての受信OFDMシンボルに対して、調整された受信機利得gadj1を使用してもよい(図7A中で示していない)。別の設計において、端末Aは、(図7A中で示しているように)各後続の受信OFDMシンボルに対して受信機利得を更新してもよい。端末Aは、サイクリックプレフィックスの開始において受信機利得を更新してもよく(図7A中で示していない)、または、(図7A中で示しているように)各後続のOFDMシンボルの有効部分の開始において受信機利得を更新してもよい。端末Aは、第1のOFDMシンボルの有効部分の電力と、第2のOFDMシンボルのサイクリックプレフィックスの電力とを測定してもよく、測定された電力P2を取得してもよい。端末Aは次に、測定電力P2に基づいて、受信機利得を更新してもよく、第2のOFDMシンボルの有効部分に対して、更新された受信機利得gadj2を適用してもよい。端末Aは、各後続のOFDMシンボルに対して、プロセスを繰り返してもよい。
端末Aは、さまざまな方法で、受信OFDMシンボル中のサンプルの電力を測定してもよい。1つの設計において、端末Aは、各サンプルの電力を計算してもよく、サンプルのエネルギーをフィルタリングしてもよい。各更新の時点において、端末Aは、最新のフィルタリングされた電力値を使用して、受信機利得を更新してもよい。別の設計において、端末Aは、受信機利得が更新されるたびに、電力測定を再開してもよく、最後の更新の時点から現在の更新の時点までの測定期間に対する、測定電力を取得してもよい。端末Aは次に、測定電力を使用して、受信機利得を更新してもよい。端末Aはまた、図7A中の受信OFDMシンボルに対して、他の方法で、電力を測定して受信機利得を更新してもよい。
図7Bは、受信OFDMシンボルのシーケンスに対してAGCを実行する別の設計を示す。この設計において、各受信OFDMシンボルは、異なる1組の送信機からの信号を含んでいてもよい。端末Aは、最初のOFDMシンボルに対して、初期受信機利得ginit1を決定および適用してもよい。端末Aは、(例えば、最初のS個のサンプルを廃棄した後に)最初のOFDMシンボルのサイクリックプレフィックス中のサンプルの電力を測定してもよく、測定電力PCP1を取得してもよい。端末Aは次に、測定電力PCP1に基づいて、受信機利得を調整してもよく、最初のOFDMシンボルの有効部分に対して、調整された受信機利得gadj1を使用してもよい。
端末Aは、各後続のOFDMシンボルに対してプロセスを繰り返してもよい。端末Aは、各受信OFDMシンボルに対して、初期受信機利得ginitnを決定および適用してもよい。端末Aは、受信OFDMシンボルのサイクリックプレフィックスに対する測定電力に基づいて、受信機利得を調整してもよく、受信OFDMシンボルの残りに対して、調整された受信機利得gadjnを使用してもよい。端末Aは、シーケンス中の各受信OFDMシンボルに対して、独立してAGCを実行してもよい。
端末Aは、さまざまな方法で、受信OFDMシンボルに対して初期受信機利得を決定してもよい。1つの設計において、端末Aは、初期受信機利得を、例えば、高い受信機利得、中間の受信機利得、低い受信機利得などのような、予め定められている値に設定してもよい。別の設計において、端末Aは、シンボル期間中に受信することが予期される送信機の受信電力レベルに基づいて、初期受信機利得を設定してもよい。さらに別の設計において、端末Aは、異なる受信機利得のパターンを有していてもよく、パターンを繰り返してもよい。端末Aは、初期受信機利得を、パターン中の適用可能な受信機利得に設定してもよい。端末Aはまた、他の方法で初期受信機利得を設定してもよい。
図8は、時間ホッピングおよび周波数ホッピングを有する、ピアディスカバリ信号の例示的な送信を示す。ピアディスカバリフレームは、複数のスロットに及んでいてもよく、リソースブロックに分割されていてもよい。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて1組の1本以上の副搬送波をカバーしてもよい。一般に、ピアディスカバリフレームは、Q個のスロットにおけるP個の副搬送波の組により形成された、P*Q個のリソースブロックを含んでいてもよい。図8中で示した例では、P=3、Q=3であり、ピアディスカバリフレームは、3つのスロット1、2および3中の3つの副搬送波の組により形成された、9個のリソースブロックを含んでいる。9台の端末1ないし9が、各ピアディスカバリフレーム中の9個のリソースブロック上で、それらのピアディスカバリ信号を送信してもよい。図8において、各リソースブロック(p、q)は、ピアディスカバリ信号に対して、そのリソースブロックを使用する端末を示すラベルkを有する。ここで、p∈{1、2、3}、q∈{1、2、3}およびk∈{1、...、9}である。例えば、端末5は、ピアディスカバリフレームtにおいてリソースブロック(2、2)を使用し、ピアディスカバリフレームt+1においてリソースブロック(3、1)を使用し、ピアディスカバリフレームt+2においてリソースブロック(1、3)を使用する。
端末Aは、ピアディスカバリフレームtにおける端末1ないし9からのピアディスカバリ信号の受信電力レベルを測定してもよい。端末Aは、既知のホッピング関数と既知のフレームタイミングとに基づいて、ピアディスカバリフレームt+1中で各ピア端末により使用されるリソースブロックを確認でき得る。端末Aは、次のように、端末1ないし9に対する測定された受信電力レベルに基づいて、ピアディスカバリフレームt+1中の各スロットに対して、予測される受信電力レベルを計算してもよい:
Figure 2012516652
ここで、PRX,k(t)は、ピアディスカバリフレームt中のピア端末kからのピアディスカバリ信号の受信電力レベルであり、PPRE,q(t+1)は、ピアディスカバリフレームt+1中のスロットqに対する、予測される受信電力レベルである。
端末Aは、次のように、ピアディスカバリフレームt+1中の各スロットに対して、初期受信機利得を決定してもよい:
Figure 2012516652
ここで、PPDS_targetは、ピアディスカバリ信号に対するターゲット電力レベルであり、ginit,PDS,q(t+1)は、ピアディスカバリフレームt+1中のスロットqに対する、初期受信機利得である。
端末Aは、ピアディスカバリフレームt+1中の各スロットに対して、初期受信機利得を取得してもよい。各スロットに対する初期受信機利得は、例えば、数式の組(3)中で示されているように、そのスロット中で受信することが予期されるピア端末に対する受信電力レベルに依存してもよい。各スロットに対する初期受信機利得は、初期受信機利得によりスケーリングした後に、そのスロットに対する総受信電力レベルがターゲット電力レベルであるかまたはそれに近い電力レベルであるようなものであってもよい。
図8中で示したように、各スロットは、W個のシンボル期間を含んでいてもよい。同じ組の端末が、1つのスロットのすべてのW個のシンボル期間中で、それらのピアディスカバリ信号を送信してもよい。図7Aに対して上述したように、端末Aは、各スロット中のW個の受信OFDMシンボルに対してAGCを実行してもよい。
図9は、クイックページング信号の例示的な送信を示す。ページングフレームは、QPCHサブフレームとPCHサブフレームとを含んでいてもよい。QPCHサブフレームは、複数(例えば、5)のシンボル期間に及んでいてもよく、リソース要素に分割されていてもよい。各リソース要素は、1つのシンボル期間中で1組の1つ以上の副搬送波をカバーしてもよい。各端末には、各QPCHサブフレーム中の固有のリソース要素が割り当てられていてもよい。割り当てられているリソース要素は、静的であってもよく(図9中で示していない)、または、(図9中で示すように)QPCHサブフレームごとにホップしてもよい。所定の端末Xが、(i)端末Aに割り当てられているリソース要素上でクイックページング信号を送ることにより、および、(ii)後に続くPCHサブフレーム中でページング信号を端末Aに送ることにより、端末Aをページングしてもよい。
図9中で示していない1つの設計において、端末Aは、固定された初期受信機利得を使用して、ピア端末からクイックページング信号を受信してもよい。この固定された初期受信機利得は、低い受信機利得、中間の受信機利得、高い受信機利得などであってもよい。
図9中で示されている別の設計において、端末Aは、異なるQPCHサブフレームに対して、異なる初期受信機利得を使用してもよい。端末Aは、異なる受信機利得のパターンを有していてもよく、パターンを繰り返して、各QPCHサブフレームに対して初期受信機利得を選択してもよい。図9中で示されている例において、パターンは、低い受信機利得、中間の受信機利得、および高い受信機利得を含んでいる。端末Aは、QPCHフレームtに対して、低い初期受信機利得、次に、QPCHサブフレームt+1に対して、中間の初期受信機利得、次に、QPCHサブフレームt+2に対して、高い初期受信機利得、次に、QPCHフレームt+3に対して、再度、低い初期受信機利得、などを使用してもよい。
両方の設計に対して、他の端末は、各QPCHサブフレームに対して端末Aにより使用される初期受信機利得を知っていてもよい。各端末はまた、その端末から端末Aまでのパス損失を知っていてもよい。所定の端末Xは、(i)適切なQPCHサブフレームを選択して、クイックページング信号を端末Aに送り、(ii)端末Xから端末Aまでのパス損失と、QPCHサブフレームに対する初期受信機利得と、ターゲットの入力電力レベルとに基づいて、クイックページング信号に対する送信電力レベルを計算してもよい。
端末Aは、各QPCHサブフレーム中の、その割り当てられているリソース要素を含んでいる受信OFDMシンボルを処理してもよい。受信OFDMシンボルに対する受信電力レベルは、(i)クイックページング信号が端末Aに割り当てられているリソース要素中で端末Aに送られているかどうかに、および、(ii)クイックページング信号が他のリソース要素中で他の端末に送られているかどうかに、依存してもよい。端末Aは、上述した設計のうちの1つに基づいて、初期受信機利得を選択してもよい。図6に対して上述したように、端末Aは、受信OFDMシンボルに対してAGCを実行してもよい。端末Aは、サイクリックプレフィックス中のサンプルの電力を測定し、測定電力に基づいて、受信機利得を調整し、有効部に対して、調整された受信機利得を使用してもよい。
端末Aは、QPCHサブフレーム中の、その割り当てられているリソース要素上で、クイックページング信号を検出してもよい。端末Aは次に、関連するPCHサブフレームを処理して、端末Aに対して送られたページング信号を検出してもよい。端末Aは、QPCHサブフレームに対して取得した、調整された受信機利得を、PCHサブフレームに対する初期受信機利得として使用してもよい。端末Aに割り当てられているリソース要素を含んでいるOFDMシンボル中でクイックページング信号を送信する1組の端末は、PCHサブフレーム中でページング信号を送信する1組の端末とは異なっていてもよい。さらに、PCHサブフレームは、複数のリソース要素に分割されていてもよく、異なる端末が、PCHサブフレーム中のリソース要素の異なるサブセット上で、それらのページング信号を送信してもよい。したがって、端末Aは、例えば、図7Aまたは7B中で示されているように、PCHサブフレーム中の受信OFDMシンボルに対してAGCを実行してもよい。
端末Aは、PCHサブフレーム中でページング信号を受信してもよく、その後、トラフィックフレーム中で制御情報とデータとを受信してもよい。1つの設計において、端末Aは、PCHサブフレームに対して取得した、調整された受信機利得を、トラフィックフレームに対する初期受信機利得として使用してもよい。
トラフィック制御チャネルを、複数のシンボル期間中で送ってもよい。1つの設計において、異なる1組の端末が、各シンボル期間中のトラフィック制御チャネル上で制御情報を送ってもよい。このケースにおいて、例えば、図7B中で示されているように、端末Aは、トラフィック制御チャネルに対する各受信OFDMシンボルに対して、独立してAGCを実行してもよい。
データチャネルを、複数のスロット中で送ってもよく、各スロットは、複数のシンボル期間をカバーしてもよい。1つの設計において、1つの端末だけが、各スロット中のデータチャネル上でデータを送ってもよい。別の設計において、複数の端末が、同じスロット中のデータチャネル上でデータを同時に送ってもよい。両方の設計に対して、例えば、図7Aまたは7B中で示されているように、端末Aは、スロット中の受信OFDMシンボルに対してAGCを実行してもよい。
ここで記述したAGC技術は、いくつかの利点を提供する。第1に、各OFDMベースのシンボルに対してすでに送信されているサイクリックプレフィックスに基づいて、AGCを実行してもよい。いかなる追加のオーバーヘッドも(例えば、OFDMベースのシンボルの前部におけるプリアンブルも)、AGCをサポートするのに必要としない。第2に、異なる送信機からの信号の効率的な多重化をサポートできる。例えば、異なる組の送信機が、例えば、QPCHおよびトラフィック制御チャネルに対して、連続するOFDMベースのシンボル中で信号を送ってもよい。AGCを各OFDMベースのシンボルに対して実行して、そのOFDMベースのシンボル中で送信している1組の送信機に対して良好な受信性能を取得してもよい。
図10は、受信機によりAGCを実行するためのプロセス1000の設計を示し、受信機は、端末、基地局、または、他の何らかのエンティティの一部であってもよい。受信機は、サイクリックプレフィックスおよび有効部分を含んでいる第1のOFDMベースのシンボル(例えば、OFDMシンボルまたはSC−FDMシンボル)を受信してもよい(ブロック1012)。受信機は、初期受信機利得に基づいて、第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングしてもよい(例えば、増幅するか、または減衰させてもよい)(ブロック1014)。受信機は、第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、初期受信機利得を調整して、調整された受信機利得を取得してもよい(ブロック1016)。受信機は、第1のOFDMベースのシンボルの有効部分に先立って、調整された受信機利得を適用してもよい(ブロック1018)。受信機は次に、有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機により送られた少なくとも1つの信号を回復してもよい(ブロック1020)。
受信機は、初期受信機利得を選択して、この初期受信機利得を、第1のOFDMベースのシンボルの開始に適用してもよい。1つの設計において、例えば、図8中で示されているように、受信機は、第1のOFDMベースのシンボル中で送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別してもよい。受信機は、少なくとも1つの前のOFDMベースのシンボル中で各送信機から受信した信号に基づいて、各送信機に対する受信電力レベルを決定してもよい。受信機は、各送信機の受信電力レベルに基づいて、予測される受信電力レベルを決定してもよく、例えば、数式(4)中で示されているように、予測した受信電力レベルに基づいて、初期受信機利得を決定してもよい。別の設計において、例えば、図9中で示されているように、受信機は、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、初期受信機利得を選択してもよい。さらに別の設計において、受信機は、例えば、高い受信機利得、中間の受信機利得または低い受信機利得のような、予め定められている値に、初期受信機利得を設定してもよい。受信機はまた、他の方法で、初期受信機利得を選択してもよい。
受信機は、さまざまな方法で、ブロック1016において初期受信機利得を調整してもよい。1つの設計において、受信機は、第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定してもよい。例えば、図6中で示されているように、1組のサンプルは、サイクリックプレフィックス中の、予め定められている数の最も早いサンプルを除外してもよい。例えば、数式(2)中で示されているように、受信機は、測定された電力と、第1のOFDMベースのシンボルに対するターゲット電力とに基づいて、初期受信機利得を調整してもよい。別の設計において、受信機は、1組のサンプルの中で、しきい値を超える電力を有するサンプルの数をカウントしてもよい。受信機は次に、しきい値を超える電力を有するサンプルの数に基づいて、初期受信機利得を調整してもよい。受信機はまた、他の方法で初期受信機利得を調整してもよい。
受信機は、第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信してもよい。1つの設計において、例えば、図7A中で示されているように、第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有していてもよい。受信機は、第1のOFDMベースのシンボルに対する、調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定してもよい。例えば、受信機は、第1のOFDMベースのシンボルの有効部分および/または第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、調整された受信機利得を更新してもよい。受信機は次に、第2の受信機利得に基づいて、第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングしてもよい。第1および第2のOFDMベースのシンボルは、ピアディスカバリチャネルや、データチャネルなどに対するものであってもよい。
別の設計において、例えば、図7B中で示されているように、第1および第2のOFDMベースのシンボルは、潜在的に、異なる組の送信機を有していてもよい。受信機は、第2の初期受信機利得に基づいて、第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングしてもよく、第2の初期受信機利得は、上述した設計のいずれかに基づいて決定してもよい。受信機は、第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、第2の初期受信機利得を調整して、第2の調整された受信機利得を取得してもよい。受信機は次に、第2のOFDMベースのシンボルの有効部分に先立って、第2の調整された受信機利得を適用してもよい。第1および第2のOFDMベースのシンボルは、トラフィック制御チャネル、クイックページングチャネル、ページングチャネルなどに対するものであってもよい。
図11は、AGCを実行する装置1100の設計を示す。装置1100は、サイクリックプレフィックスおよび有効部分を含んでいるOFDMベースのシンボルを受信するモジュール1112と、初期受信機利得に基づいて、OFDMベースのシンボルをスケーリングするモジュール1114と、OFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、初期受信機利得を調整して、調整された受信機利得を取得するモジュール1116と、OFDMベースのシンボルの有効部分に先立って、調整された受信機利得を適用するモジュール1118と、有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機により送られた少なくとも1つの信号を回復するモジュール1120とを含む。図11中のモジュールは、プロセッサ、エレクトロニクスデバイス、ハードウェアデバイス、エレクトロニクスコンポーネント、論理回路、メモリなど、あるいは、これらの組み合わせを含んでいてもよい。
図12は、端末120aおよび120bの設計のブロック図を示す。端末120aおよび120bは、図1中のワイヤレスネットワーク100における2つの端末である。この設計において、端末120aは、U本のアンテナ1234aないし1234uを備えおり、端末120bは、V本のアンテナ1252aないし1252vを備えている。ここで、一般に、U≧1およびV≧1である。
端末120aにおいて、送信プロセッサ1220は、データ源1212からデータと、制御装置/プロセッサ1240から制御情報とを受け取る。制御情報は、図3中で示されているチャネルのいずれかにおいて送る情報を含んでいてもよい。送信プロセッサ1220は、それぞれ、データおよび制御情報を処理して(例えば、エンコードし、インターリーブし、変調する)、データシンボルおよび制御シンボルを提供してもよい。1つ以上のUEに対するデータ(例えば、トランスポートブロック)を受け取り、各UEに対する1つ以上のMCS値に基づいて、そのUEに対するデータを処理し、すべてのUEに対するデータシンボルを提供する。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ1230は、該当する場合には、データシンボル、制御シンボルおよび/またはパイロットシンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実行してもよく、U個の出力シンボルストリームを、U個の変調器(MOD)1232aないし1232uに提供してもよい。各変調器1232は、(例えば、OFDM、SC−FDMなどに対する)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器1232はさらに、出力サンプルストリームを処理して(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)、無線周波数(RF)信号を取得してもよい。変調器1232aないし1232uからのU個のRF信号は、それぞれ、U本のアンテナ1234aないし1234uを通して送信してもよい。
端末120bにおいて、アンテナ1252aないし1252vは、端末120aからRF信号を受信してもよく、受信した信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)1254aないし1254vに提供してもよい。各復調器1254は、それぞれの受信信号を調整して(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)、受信サンプルを取得してもよい。各復調器1254はさらに、(例えば、OFDM、SC−FDMなどに対する)受信サンプルを処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器1256は、すべてのV個の復調器1254aないし1254vから受信シンボルを取得し、該当する場合には、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ1258は、検出されたシンボルを処理し(例えば、復調し、デインターリーブし、デコードする)、デコードされたデータをデータシンク1260に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ1280に提供してもよい。
端末120bにおいて、データ源1262からのデータと、制御装置/プロセッサ1280からの制御情報は、送信プロセッサ1264により処理され、該当する場合にはTX MIMOプロセッサ1266によりプリコードされ、さらに、変調器1254により処理され、アンテナ1252により送信されてもよい。端末120aにおいて、端末120bからのRF信号は、アンテナ1234により受信され、復調器1232により処理され、該当する場合にはMIMO検出器1236により検出され、さらに受信プロセッサ1238により処理されて、端末120bにより送信されたデータおよび制御情報が取得されてもよい。
制御装置/プロセッサ1240および1280は、それぞれ、端末120aおよび120bにおいて動作を指示してもよい。制御装置/プロセッサ1240および1280は、図10中のプロセス1000、および/または、ここで記述した技術に対する他のプロセスを実行または指示してもよい。メモリ1242および1282は、それぞれ、端末120aおよび120bに対するデータおよびプログラムコードを記憶してもよい。復調器1232および1254は、上述したように、受信OFDMシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、AGCを実行してもよい。
さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して情報および信号を表わしてもよいことを、当業者は理解するであろう。例えば、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光領域または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせにより、上の記述を通して参照されているデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップを表わしてもよい。
電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして、ここでの開示に関して記述したさまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップを実現してもよいことを、当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップをそれらの機能の点から一般的に上述した。このような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、各特定の用途に対して、さまざまな方法で、記述した機能を実現するかもしれないが、そのような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP),特定用途向け集積回路(ASIC),フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述した機能を実行するために設計された、これらの任意の組み合わせにより、ここでの開示に関して記述した、さまざまな実例となる、論理ブロック、モジュールおよび回路を実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態遷移機械であってもよい。計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のこのような構成として、プロセッサを実現してもよい。
ここでの開示に関して記述した方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェア中で直接、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール中で、またはその2つの組み合わせ中で具体化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM,または技術的に知られている他の任意の形態の記憶媒体中に存在してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合されている。代わりに、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在してもよい。ASICはユーザ端末中に存在してもよい。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
1つ以上の例示的な設計において、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせ中で実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現する場合、コンピュータ読み取り可能媒体上に、1つ以上の命令またはコードとして、機能を記憶させてもよく、または機能を送信してもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途のコンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は,RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、そして、汎用用途または特殊用途のコンピュータ、あるいは、汎用用途または特殊用途のプロセッサによりアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。さらに、いくつかの接続は、適切にコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
いかなる当業者であっても本開示を実施しまたは使用できるように、本開示の記述をこれまでに提供している。本開示に対してさまざまな修正が当業者に容易に明らかであり、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、ここで規定した一般的な原理を、他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで記述した例および設計に限定されるように意図されていないが、ここで開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
いかなる当業者であっても本開示を実施しまたは使用できるように、本開示の記述をこれまでに提供している。本開示に対してさまざまな修正が当業者に容易に明らかであり、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、ここで規定した一般的な原理を、他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで記述した例および設計に限定されるように意図されていないが、ここで開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信のための方法において、
サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信することと、
初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることと、
前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む方法。
[2]前記第1のOFDMベースの有効部分に先立って、前記調整された受信機利得を適用することと、
前記有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機により送られた少なくとも1つの信号を回復することとをさらに含む上記[1]記載の方法。
[3]前記初期受信機利得を調整することは、
前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定することと、
前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む上記[1]記載の方法。
[4]前記初期受信機利得は、前記第1のOFDMベースのシンボルに対するターゲット電力にさらに基づいて調整される上記[3]記載の方法。
[5]前記1組のサンプルは、前記サイクリックプレフィックス中の、予め定められている数の最も早いサンプルを除外する上記[3]記載の方法。
[6]前記初期受信機利得を調整することは、
前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの中で、しきい値を超える電力を有するサンプルの数をカウントすることと、
前記しきい値を超える電力を有するサンプルの数に基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む上記[1]記載の方法。
[7]前記初期受信機利得を選択することと、
前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用することとをさらに含む上記[1]記載の方法。
[8]前記初期受信機利得を選択することは、
前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別することと、
前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定することとを含む上記[7]記載の方法。
[9]前記初期受信機利得を選択することは、
少なくとも1つの前のOFDMベースのシンボルにおける前記少なくとも1つの送信機から受信した信号に基づいて、前記少なくとも1つの送信機のそれぞれに対する受信電力レベルを決定することと、
前記少なくとも1つの送信機のそれぞれの受信電力レベルに基づいて、前記予測される受信電力レベルを決定することとをさらに含む上記[8]記載の方法。
[10]前記初期受信機利得を選択することは、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択することを含む上記[7]記載の方法。
[11]前記初期受信機利得を選択することは、前記初期受信機利得を予め定められている値に設定することを含む上記[7]記載の方法。
[12]前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信することと、
前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定することと、
前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることとをさらに含み、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する上記[1]記載の方法。
[13]第2の受信機利得を決定することは、前記第1のOFDMベースのシンボルの有効部分と、前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスとのうちの少なくとも1つに基づいて、前記調整された受信機利得を更新して、前記第2の受信機利得を取得することを含む上記[12]記載の方法。
[14]前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、ピアディスカバリチャネルまたはデータチャネルに対するものである上記[12]記載の方法。
[15]前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信することと、
第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることと、
前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整することとをさらに含み、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する上記[1]記載の方法。
[16]前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、トラフィック制御チャネル、クイックページングチャネルまたはページングチャネルに対するものである上記[15]記載の方法。
[17]前記第1のOFDMベースのシンボルは、OFDMシンボルまたは単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)シンボルを含む上記[1]記載の方法。
[18]ワイヤレス通信のための装置において、
サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信し、初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングし、前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
[19]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定し、前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整するように構成されている上記[18]記載の装置。
[20]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別し、前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定し、前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用するように構成されている上記[18]記載の装置。
[21]前記少なくとも1つのプロセッサは、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択し、前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用するように構成されている上記[18]記載の装置。
[22]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信し、前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定し、前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングするように構成されており、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する上記[18]記載の装置。
[23]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信し、第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングし、前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整するように構成されており、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する上記[18]記載の装置。
[24]ワイヤレス通信のための装置において、
サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信する手段と、
初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段と、
前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整する手段とを具備する装置。
[25]前記初期受信機利得を調整する手段は、
前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定する手段と、
前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整する手段とを備える上記[24]記載の装置。
[26]前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別する手段と、
前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定する手段と、
前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用する手段とをさらに具備する上記[24]記載の装置。
[27]異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択する手段と、
前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用する手段とをさらに具備する上記[24]記載の装置。
[28]前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信する手段と、
前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定する手段と、
前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段とをさらに具備し、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する上記[24]記載の装置。
[29]前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信する手段と、
第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段と、
前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整する手段とをさらに具備し、
前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する上記[24]記載の装置。
[30]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに、サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、初期受信機利得に基づいて、前記OFDMベースのシンボルをスケーリングさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記OFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法において、
    サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信することと、
    初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることと、
    前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む方法。
  2. 前記第1のOFDMベースの有効部分に先立って、前記調整された受信機利得を適用することと、
    前記有効部分を処理して、少なくとも1つの送信機により送られた少なくとも1つの信号を回復することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 前記初期受信機利得を調整することは、
    前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定することと、
    前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む請求項1記載の方法。
  4. 前記初期受信機利得は、前記第1のOFDMベースのシンボルに対するターゲット電力にさらに基づいて調整される請求項3記載の方法。
  5. 前記1組のサンプルは、前記サイクリックプレフィックス中の、予め定められている数の最も早いサンプルを除外する請求項3記載の方法。
  6. 前記初期受信機利得を調整することは、
    前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの中で、しきい値を超える電力を有するサンプルの数をカウントすることと、
    前記しきい値を超える電力を有するサンプルの数に基づいて、前記初期受信機利得を調整することとを含む請求項1記載の方法。
  7. 前記初期受信機利得を選択することと、
    前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 前記初期受信機利得を選択することは、
    前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別することと、
    前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定することとを含む請求項7記載の方法。
  9. 前記初期受信機利得を選択することは、
    少なくとも1つの前のOFDMベースのシンボルにおける前記少なくとも1つの送信機から受信した信号に基づいて、前記少なくとも1つの送信機のそれぞれに対する受信電力レベルを決定することと、
    前記少なくとも1つの送信機のそれぞれの受信電力レベルに基づいて、前記予測される受信電力レベルを決定することとをさらに含む請求項8記載の方法。
  10. 前記初期受信機利得を選択することは、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択することを含む請求項7記載の方法。
  11. 前記初期受信機利得を選択することは、前記初期受信機利得を予め定められている値に設定することを含む請求項7記載の方法。
  12. 前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信することと、
    前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定することと、
    前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることとをさらに含み、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する請求項1記載の方法。
  13. 第2の受信機利得を決定することは、前記第1のOFDMベースのシンボルの有効部分と、前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスとのうちの少なくとも1つに基づいて、前記調整された受信機利得を更新して、前記第2の受信機利得を取得することを含む請求項12記載の方法。
  14. 前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、ピアディスカバリチャネルまたはデータチャネルに対するものである請求項12記載の方法。
  15. 前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信することと、
    第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングすることと、
    前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整することとをさらに含み、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する請求項1記載の方法。
  16. 前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、トラフィック制御チャネル、クイックページングチャネルまたはページングチャネルに対するものである請求項15記載の方法。
  17. 前記第1のOFDMベースのシンボルは、OFDMシンボルまたは単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)シンボルを含む請求項1記載の方法。
  18. ワイヤレス通信のための装置において、
    サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信し、初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングし、前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定し、前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整するように構成されている請求項18記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別し、前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定し、前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用するように構成されている請求項18記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択し、前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用するように構成されている請求項18記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信し、前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定し、前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングするように構成されており、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する請求項18記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信し、第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングし、前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整するように構成されており、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する請求項18記載の装置。
  24. ワイヤレス通信のための装置において、
    サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる、第1の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信する手段と、
    初期受信機利得に基づいて、前記第1のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段と、
    前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整する手段とを具備する装置。
  25. 前記初期受信機利得を調整する手段は、
    前記第1のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックス中の1組のサンプルの電力を測定する手段と、
    前記測定された電力に基づいて、前記初期受信機利得を調整する手段とを備える請求項24記載の装置。
  26. 前記第1のOFDMベースのシンボルにおいて送信することが予期される少なくとも1つの送信機を識別する手段と、
    前記少なくとも1つの送信機に対する、予測される受信電力レベルに基づいて、前記初期受信機利得を決定する手段と、
    前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用する手段とをさらに具備する請求項24記載の装置。
  27. 異なる受信機利得のパターンを繰り返すことにより、前記初期受信機利得を選択する手段と、
    前記第1のOFDMベースのシンボルの開始において、前記初期受信機利得を適用する手段とをさらに具備する請求項24記載の装置。
  28. 前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信する手段と、
    前記第1のOFDMベースのシンボルに対する前記調整された受信機利得に基づいて、第2の受信機利得を決定する手段と、
    前記第2の受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段とをさらに具備し、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、同じ組の送信機を有する請求項24記載の装置。
  29. 前記第1のOFDMベースのシンボルに続いて、第2のOFDMベースのシンボルを受信する手段と、
    第2の初期受信機利得に基づいて、前記第2のOFDMベースのシンボルをスケーリングする手段と、
    前記第2のOFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記第2の初期受信機利得を調整する手段とをさらに具備し、
    前記第1および第2のOFDMベースのシンボルは、異なる組の送信機を潜在的に有する請求項24記載の装置。
  30. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
    少なくとも1つのコンピュータに、サイクリックプレフィックスと有効部分とを含んでいる直交周波数分割多重(OFDM)ベースのシンボルを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、初期受信機利得に基づいて、前記OFDMベースのシンボルをスケーリングさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記OFDMベースのシンボルのサイクリックプレフィックスに基づいて、前記初期受信機利得を調整させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
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