JP2012516349A5 - - Google Patents

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JP2012516349A5
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本開示の別の局面では、スフィンゴ脂質代謝を調節するための方法、例えば対象におけるセラミドシグナル伝達を調節するための方法を含む。一つの局面において、スフィンゴ脂質代謝の調節は、例えばセラミダーゼ機能の上方制御による、セラミダーゼ活性の調節を含む。したがって、同様に開示されるのは、本明細書に開示された化合物および薬学的組成物を用いてセラミドに関連がある疾患および障害を処置するための方法である。
[本発明1001]
構造式
Figure 2012516349
を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシド:
式中、
R 1 は、H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-C(O)-(C 1 〜C 4 アルキル)または-C(O)O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり;
R 2 は、-Hca、-Cak-N(R 9 )-G-R 22 または-(C 2 〜C 8 アルキル)-N(R 9 )-R 24 であり、ここで、該(C 2 〜C 8 アルキル)の二つの連続した炭素が-O-によって置き換えられないという条件で、該(C 2 〜C 8 アルキル)の一つまたは二つの炭素が-O-、-S-または-N(R 9 )-によって置き換えられてもよく、かつR 24 が-R 23 、-G-R 23 または-C(O)O-(C 1 〜C 6 アルキル)であり;
各R 3 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され;
wは0、1、2または3であり;
各R 4 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 4 は組み合わさってオキソを形成してもよく;
xは0、1、2、3または4であり;
pは0、1、2、3または4であり;
qは2、3または4であり;
pおよびqの合計は2、3、4、5または6であり;
Tは、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 または
Figure 2012516349
であり、
式中、
Qは、-S(O) 2 -、Lまたは-(C 0 〜C 3 アルキル)-であり、ここで該-(C 0 〜C 3 アルキル)-の各炭素が、一つまたは二つのR 16 により任意でかつ独立して置換されてもよく;
「A」で示される環系は、ヘテロアリール、アリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルであり;
各R 5 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され; かつ
yは0、1、2、3または4であり;
ここで、
各Lは、-NR 9 C(O)O-、-OC(O)NR 9 -、-NR 9 C(O)-NR 9 -、-NR 9 C(O)S-、-SC(O)NR 9 -、-NR 9 C(O)-、-C(O)-NR 9 -、-NR 9 C(S)O-、-OC(S)NR 9 -、-NR 9 C(S)-NR 9 -、-NR 9 C(S)S-、-SC(S)NR 9 -、-NR 9 C(S)-、-C(S)NR 9 -、-SC(O)NR 9 -、-NR 9 C(S)-、-S(O) 0〜2 -、-C(O)O、-OC(O)-、-C(S)O-、-OC(S)-、-C(O)S-、-SC(O)-、-C(S)S-、-SC(S)-、-OC(O)O-、-SC(O)O-、-OC(O)S-、-SC(S)O-、-OC(S)S-、-NR 9 C(NR 2 )NR 9 -、-NR 9 SO 2 -、-SO 2 NR 9 -および-NR 9 SO 2 NR 9 -から独立して選択され、
各R 6 、R 7 、R 8 およびR 10 は、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 -(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、
各R 9 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-C(O)-(C 1 〜C 4 アルキル)および-C(O)O-(C 1 〜C 4 アルキル)から独立して選択され、
各Gは独立して-S(O) 2 -、Lまたは-(C 0 〜C 3 アルキル)-であり、ここで該-(C 0 〜C 3 アルキル)-の各炭素が、一つまたは二つのR 16 により任意でかつ独立して置換されてもよく、
各R 16 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 16 は組み合わさってオキソを形成してもよく、
各R 38 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-C(O)-(C 1 〜C 4 アルキル)および-C(O)O-(C 1 〜C 4 アルキル)から独立して選択され、
各R 22 およびR 23 は独立してArまたはHetであり、
各Arは置換されてもよいアリールであり、
各Hetは置換されてもよいヘテロアリールであり、
各Cakは置換されてもよいシクロアルキルであり、
各Hcaは置換されてもよいヘテロシクロアルキルであり、かつ
各アルキルは置換されてもよい。
[本発明1002]
Tが、
Figure 2012516349
である、本発明1001の化合物。
[本発明1003]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001の化合物:
式中、
QおよびGは各々独立して結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり;
vは0、1、2、3または4であり;
各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく;
R 17 はHetまたはArである。
[本発明1004]
各R 15 が、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 が組み合わさってオキソを形成してもよく、ここで各R 7 、R 8 およびR 10 が、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、かつここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1003の化合物。
[本発明1005]
各R 16 が、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 16 が組み合わさってオキソを形成してもよく、ここで各R 7 、R 8 およびR 10 が、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、かつここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1002〜1004のいずれかの化合物。
[本発明1006]
Qが、多くても一つのR 16 、または該R 16 において置換されたオキソを有する、本発明1002〜1005のいずれかの化合物。
[本発明1007]
Qが非置換-(C 1 〜C 3 アルキル)-である、本発明1002〜1004のいずれかの化合物。
[本発明1008]
Qが-CH 2 -、単結合、-C(O)-、-S(O) 2 -または-CH(CH 3 )-である、本発明1002〜1004のいずれかの化合物。
[本発明1009]
yが0である、本発明1002〜1008のいずれかの化合物。
[本発明1010]
yが1である、本発明1002〜1008のいずれかの化合物。
[本発明1011]
各R 5 が、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、ここで各R 7 、R 8 およびR 10 がH、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、かつここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1002〜1008のいずれかの化合物。
[本発明1012]
「A」で示される前記環系がアリールまたはヘテロアリールである、本発明1002〜1011のいずれかの化合物。
[本発明1013]
「A」で示される前記環系がフェニルである、本発明1002〜1011のいずれかの化合物。
[本発明1014]
「A」で示される前記環系がヘテロアリールである、本発明1002〜1011のいずれかの化合物。
[本発明1015]
「A」で示される前記環系がピリジル、チエニルまたはフラニルである、本発明1002〜1010のいずれかの化合物。
[本発明1016]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1015のいずれかの化合物。
[本発明1017]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1015のいずれかの化合物。
[本発明1018]
構造式
Figure 2012516349
を有し、式中、X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 の一つがNであり、かつ残りが炭素である、本発明1001〜1014のいずれかの化合物。
[本発明1019]
pおよびqの合計が2または3である、本発明1001〜1018のいずれかの化合物。
[本発明1020]
R 1 がHである、本発明1001〜1019のいずれかの化合物。
[本発明1021]
R 2 がHcaである、本発明1001〜1020のいずれかの化合物。
[本発明1022]
R 2 が、置換されてもよい単環式ヘテロシクロアルキルである、本発明1021の化合物。
[本発明1023]
R 2 が、-(置換されてもよいアゼチジン-3-イル)、-(置換されてもよいピペリジン-4-イル)、-(置換されてもよいピロリジン-3-イル)または-(置換されてもよいアゼパン-4-イル)である、本発明1021の化合物。
[本発明1024]
R 2 が-(置換されてもよいピペリジン-4-イル)である、本発明1021の化合物。
[本発明1025]
R 2 が-(置換されてもよいピロリジン-3-イル)である、本発明1021の化合物。
[本発明1026]
R 2 が、その1位において-(C 0 〜C 3 アルキル)-Arまたは-(C 0 〜C 3 アルキル)-Hetで置換される、本発明1022〜1024のいずれかの化合物。
[本発明1027]
R 2 が、その1位において-C(O)-O(C 0 〜C 6 アルキル)、-C(O)-Het、-C(O)-Ar、-S(O) 2 -Het、-S(O) 2 -Arまたは-S(O) 2 -O(C 0 〜C 6 アルキル)で置換される、本発明1022〜1024のいずれかの化合物。
[本発明1028]
R 2 が、その1位において-C(O)-NR 9 -Hetまたは-C(O)-NR 9 -Arで置換される、本発明1022〜1024のいずれかの化合物。
[本発明1029]
R 2 が-Cak-N(R 9 )-G-R 22 である、本発明1001、1002および1005〜1020のいずれかの化合物。
[本発明1030]
R 2 が-(C 2 〜C 8 アルキル)-N(R 9 )-R 24 であり、ここで該(C 2 〜C 8 アルキル)の一つまたは二つの炭素が-O-または-N(R 9 )-によって置き換えられてもよく、かつR 24 が-R 23 、-GR 23 または-C(O)O-(C 1 〜C 6 アルキル)である、本発明1001、1002および1005〜1020のいずれかの化合物。
[本発明1031]
wが0である、本発明1001〜1029のいずれかの化合物。
[本発明1032]
wが少なくとも1であり、かつ少なくとも一つのR 3 が、ハロ、シアノ、-(C 1 〜C 4 フルオロアルキル)、-O-(C 1 〜C 4 フルオロアルキル)、-C(O)-(C 0 〜C 4 アルキル)、-C(O)O-(C 0 〜C 4 アルキル)、-C(O)N(C 0 〜C 4 アルキル)(C 0 〜C 4 アルキル)、-S(O) 2 O-(C 0 〜C 4 アルキル)、NO 2 および-C(O)-Hcaからなる群より選択され、ここで該Hcaが窒素原子を含み、該窒素原子に該-C(O)-が結合し、ここでどのアルキル、フルオロアルキルおよびヘテロシクロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1001〜1029のいずれかの化合物。
[本発明1033]
各R 3 が、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、ここで各R 7 、R 8 およびR 10 が、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、かつここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1001〜1029のいずれかの化合物。
[本発明1034]
xが0である、本発明1001〜1033のいずれかの化合物。
[本発明1035]
各R 4 が、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、ここで各R 7 、R 8 およびR 10 が、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル)および-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から独立して選択され、かつここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基で置換されない、本発明1001〜1034のいずれかの化合物。
[本発明1036]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1035のいずれかの化合物:
式中、Gは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; R 17 はHetまたはArであり; かつR 27 はH、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-C(O)-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1037]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Gは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; R 17 はHetまたはArであり; かつR 27 はH、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1038]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Qは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; かつR 27 は、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1039]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; かつR 27 は、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1040]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Qは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよい。
[本発明1041]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Qは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; かつR 25 は、ハロ、シアノ、-(C 1 〜C 4 ハロアルキル)、-O-(C 1 〜C 4 ハロアルキル)、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-O-(C 1 〜C 4 アルキル)、-C(O)-(C 0 〜C 4 アルキル)、-C(O)O-(C 0 〜C 4 アルキル)、-C(O)N(C 0 〜C 4 アルキル)(C 0 〜C 4 アルキル)、NO 2 および-C(O)-Hcaから選択され、ここで該Hcaが、環窒素原子を含み、これを介して該-C(O)-に結合し、ここでどのアルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基またはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されない。
[本発明1042]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Gは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; R 17 はHetまたはArであり; かつQは-C(O)-、-S(O) 2 -または-C(O)-NH-である。
[本発明1043]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、QおよびGは各々独立して結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; R 17 はHetまたはArであり; かつR 27 は、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1044]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1001〜1027および1030〜1035のいずれかの化合物:
式中、Gは結合、-CH 2 -、-C(H)(R 16 )-、-C(R 16 ) 2 -、Lまたは-S(O) 2 -であり; vは0、1、2、3または4であり; 各R 15 は、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Ar、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Het、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Cak、-(C 0 〜C 6 アルキル)-Hca、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-R 7 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 8 R 9 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-OR 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)R 10 、-(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 R 10 、-ハロゲン、-NO 2 および-CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく; R 17 はHetまたはArであり; かつR 27 は、H、-(C 1 〜C 6 アルキル)、-(C 1 〜C 6 ハロアルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-L-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-NR 9 (C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-O-(C 0 〜C 6 アルキル)、-(C 0 〜C 6 アルキル)-C(O)-(C 0 〜C 6 アルキル) -(C 0 〜C 6 アルキル)-S(O) 0〜2 -(C 0 〜C 6 アルキル)から選択され、ここでどのヘテロシクロアルキル、アルキルおよびハロアルキルもアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基で置換されず、かつR 29 は、-H、-(C 1 〜C 4 アルキル)、-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)もしくは-CO-O-(C 1 〜C 4 アルキル)であり、ここでどの(C 1 〜C 4 アルキル)もアリール含有基、ヘテロアリール含有基、シクロアルキル含有基もしくはヘテロシクロアルキル含有基によって置換されないか、またはR 27 およびR 29 は、それらが結合している窒素と一緒になってHcaを形成する。
[本発明1045]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1003、1004および1036〜1044のいずれかの化合物。
[本発明1046]
構造式
Figure 2012516349
を有する、本発明1003、1004および1036〜1044のいずれかの化合物。
[本発明1047]
構造式
Figure 2012516349
を有し、式中、X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 の一つがNであり、かつ残りが炭素である、本発明1003、1004および1036〜1044のいずれかの化合物。
[本発明1048]
Figure 2012516349
部分が、構造
Figure 2012516349
を有し、式中、Gが-CH 2 -、-CH(CH 3 )-、-C(O)-、-S(O) 2 -または-C(O)-NH-である、本発明1003、1004および1036〜1042および1045〜1047のいずれかの化合物。
[本発明1049]
Figure 2012516349
部分が、構造
Figure 2012516349
または
Figure 2012516349
を有し、式中、Gが-CH 2 -、-C(O)-、-S(O) 2 -または-C(O)-NH-である、本発明1003、1004および1036〜1042および1045〜1047のいずれかの化合物。
[本発明1050]
Figure 2012516349
部分が、構造
Figure 2012516349
を有し、式中、Gが、-CH 2 -、-C(O)-、-S(O) 2 -または-C(O)-NH-である、本発明1003、1004および1036〜1042および1045〜1047のいずれかの化合物。
[本発明1051]
5-(4-(4-シアノベンジル)ピペラジン-1-カルボニル)-N-(1-(4-シアノベンジル)ピペリジン-4-イル)ピコリンアミド;
N-(1-(4-シアノベンジル)ピペリジン-4-イル)-5-(4-(4-フルオロベンジル)ピペラジン-1-カルボニル)ピコリンアミド;
N-(1-(4-シアノベンジル)ピペリジン-4-イル)-5-(4-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)ピペラジン-1-カルボニル)ピコリンアミド;
(S)-5-(4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-カルボニル)-N-(1-(4-フルオロベンジル)ピロリジン-3-イル)ピコリンアミド;
(S)-5-(4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-カルボニル)-N-(1-(ピリジン-4-イルメチル)ピロリジン-3-イル)ピコリンアミド;
(S)-5-(4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-カルボニル)-N-(1-(4-シアノベンジル)ピロリジン-3-イル)ピコリンアミド;
N-(1-(4-クロロベンジル)ピロリジン-3-イル)-5-(4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-カルボニル)ピコリンアミド; または
5-(4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-カルボニル)-N-(1-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)ピロリジン-3-イル)ピコリンアミド
である、本発明1001の化合物。
[本発明1052]
少なくとも一つの薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤; および
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシド
を含む、薬学的組成物。
[本発明1053]
細胞におけるAMPK経路を活性化するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1054]
細胞における脂肪酸酸化を増大させるための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1055]
細胞におけるグリコーゲン濃度を低減させるための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1056]
細胞におけるグルコース取り込みを増大させるための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1057]
対象におけるトリグリセリドレベルを低減させるための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量を、あるいは本発明1052の組成物の有効量を、該対象に投与する段階を含む、方法。
[本発明1058]
対象におけるII型糖尿病を処置するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量を、あるいは本発明1052の組成物の有効量を、該対象に投与する段階を含む、方法。
[本発明1059]
対象におけるアテローム性動脈硬化症または心血管疾患を処置または予防するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量を、あるいは本発明1052の組成物の有効量を、該対象に投与する段階を含む、方法。
[本発明1060]
細胞におけるセラミダーゼ機能を上方制御するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1061]
細胞におけるセラミド濃度を低減させるための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量と、あるいは本発明1052の組成物の有効量と、該細胞を接触させる段階を含む、方法。
[本発明1062]
対象において細胞増殖が不十分であるかまたは細胞増殖が望まれる障害を処置または予防するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量を、あるいは本発明1052の組成物の有効量を、該対象に投与する段階を含む、方法。
[本発明1063]
対象におけるセラミドレベルの上昇に疾患またはを処置または予防するための方法であって、
本発明1001〜1051のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN-オキシドの有効量を、あるいは本発明1052の組成物の有効量を、該対象に投与する段階を含む、方法。
[本発明1064]
構造式
Figure 2012516349
を有し、式中、「連結」部分がリンカーでありかつ任意であり、「標識」部分が標識物質であり、
Figure 2012516349
部分が本発明1001〜1051のいずれか一項に記載されている通りである、標識結合体。

Claims (16)

  1. 構造式
    Figure 2012516349
    を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN−オキシド:
    式中、
    は、H、−(C〜Cアルキル)、−C(O)−(C〜Cアルキル)または−C(O)O−(C〜Cアルキル)であり;
    は、−(置換されてもよいアゼチジン−3−イル)、−(置換されてもよいピペリジン−4−イル)、−(置換されてもよいピロリジン−3−イル)または−(置換されてもよいアゼパン−4−イル)であり、その1位において−(C 〜C アルキル)−Ar、−(C 〜C アルキル)−Het、−C(O)−O(C 〜C アルキル)、−C(O)−Het、−C(O)−Ar、−S(O) −Het、−S(O) −Ar、−L−Ar、−L−Het、または−S(O) −O(C 〜C アルキル)で置換され
    各Rは、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され;
    wは0、1、2または3であり;
    各Rは、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのRは組み合わさってオキソを形成してもよく;
    xは0、1、2、3または4であり;
    pは0、1、2、3または4であり;
    qは2、3または4であり;
    pおよびqの合計は2、3、4、5または6であり;
    Qは、−S(O)−、Lまたは−(C〜Cアルキル)−であり、ここで該−(C〜Cアルキル)−の各炭素が、一つまたは二つのR16により任意でかつ独立して置換されてもよく;
    「A」で示される環系は、ヘテロアリール、またはアリールであり;
    各Rは、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NO −CN、および−C(O)−Hcaから独立して選択され、ここで該Hcaは、環窒素原子を含み、これを介して該−C(O)−に結合し;かつ
    yは0、1、2、3または4であり;
    ここで、
    各Lは、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、−NRC(O)−NR−、−NRC(O)S−、−SC(O)NR−、−NRC(O)−、−C(O)−NR−、−NRC(S)O−、−OC(S)NR−、−NRC(S)−NR−、−NRC(S)S−、−SC(S)NR−、−NRC(S)−、−C(S)NR−、−SC(O)NR−、−NRC(S)−、−S(O)0〜2−、−C(O)O、−OC(O)−、−C(S)O−、−OC(S)−、−C(O)S−、−SC(O)−、−C(S)S−、−SC(S)−、−OC(O)O−、−SC(O)O−、−OC(O)S−、−SC(S)O−、−OC(S)S−、−NRC(NR )NR−、−NRSO−、−SONR−および−NRSONR−から独立して選択され、
    各R、R、RおよびR10は、H、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cアルキル)−NR−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cアルキル)−C(O)−(C〜Cアルキル)および−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜2−(C〜Cアルキル)から独立して選択され、
    各Rは、−H、−(C〜Cアルキル)、−C(O)−(C〜Cアルキル)および−C(O)O−(C〜Cアルキル)から独立して選択され、
    各R16は、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR16は組み合わさってオキソを形成してもよく、
    各R38は、−H、−(C〜Cアルキル)、−C(O)−(C〜Cアルキル)および−C(O)O−(C〜Cアルキル)から独立して選択され、
    各R22およびR23は独立してArまたはHetであり、
    各Arは置換されてもよいアリールであり、
    各Hetは置換されてもよいヘテロアリールであり、
    Hcaは置換されてもよいヘテロシクロアルキルであり、かつ
    各アルキルは置換されてもよく、
    飽和炭素原子上の任意の置換基は、−R 60 、ハロ、−O 、=O、−OR 70 、−SR 70 、−S 、=S、−NR 80 80 、=NR 70 、=N−OR 70 、トリハロメチル、−CF 、−CN、−OCN、−SCN、−NO、−NO 、=N 、−N 、−SO 70 、−SO 、−SO OR 70 、−OSO 70 、−OSO 、−OSO OR 70 、−P(O)(O (M 、−P(O)(OR 70 )O 、−P(O)(OR 70 、−C(O)R 70 、−C(S)R 70 、−C(NR 70 )R 70 、−C(O)O 、−C(O)OR 70 、−C(S)OR 70 、−C(O)NR 80 80 、−C(NR 70 )NR 80 80 、−OC(O)R 70 、−OC(S)R 70 、−OC(O)O 、−OC(O)OR 70 、−OC(S)OR 70 、−NR 70 C(O)R 70 、−NR 70 C(S)R 70 、−NR 70 CO 、−NR 70 CO 70 、−NR 70 C(S)OR 70 、−NR 70 C(O)NR 80 80 、−NR 70 C(NR 70 )R 70 および−NR 70 C(NR 70 )NR 80 80 から選択され、
    不飽和炭素原子上の任意の置換基は、−R 60 、ハロ、−O 、−OR 70 、−SR 70 、−S 、−NR 80 80 、トリハロメチル、−CF 、−CN、−OCN、−SCN、−NO、−NO 、−N 、−SO 70 、−SO 、−SO 70 、−OSO 70 、−OSO 、−OSO 70 、−PO −2 (M 、−P(O)(OR 70 )O 、−P(O)(OR 70 、−C(O)R 70 、−C(S)R 70 、−C(NR 70 )R 70 、−CO 、−CO 70 、−C(S)OR 70 、−C(O)NR 80 80 、−C(NR 70 )NR 80 80 、−OC(O)R 70 、−OC(S)R 70 、−OCO 、−OCO 70 、−OC(S)OR 70 、−NR 70 C(O)R 70 、−NR 70 C(S)R 70 、−NR 70 CO 、−NR 70 CO 70 、−NR 70 C(S)OR 70 、−NR 70 C(O)NR 80 80 、−NR 70 C(NR 70 )R 70 および−NR 70 C(NR 70 )NR 80 80 から選択され、
    窒素原子上の任意置換基は、−R 60 、−O 、−OR 70 、−SR 70 、−S 、−NR 80 80 、トリハロメチル、−CF 、−CN、−NO、−NO 、−S(O) 70 、−S(O) 、−S(O) OR 70 、−OS(O) 70 、−OS(O) 、−OS(O) OR 70 、−P(O)(O (M 、−P(O)(OR 70 )O 、−P(O)(OR 70 )(OR 70 )、−C(O)R 70 、−C(S)R 70 、−C(NR 70 )R 70 、−C(O)OR 70 、−C(S)OR 70 、−C(O)NR 80 80 、−C(NR 70 )NR 80 80 、−OC(O)R 70 、−OC(S)R 70 、−OC(O)OR 70 、−OC(S)OR 70 、−NR 70 C(O)R 70 、−NR 70 C(S)R 70 、−NR 70 C(O)OR 70 、−NR 70 C(S)OR 70 、−NR 70 C(O)NR 80 80 、−NR 70 C(NR 70 )R 70 および−NR 70 C(NR 70 )NR 80 80 から選択され、
    式中、各R 60 は、H、アルキル、またはヘテロアルキルであり、
    各R 70 は、H、アルキル、またはヘテロアルキルであり、
    各R 80 は、H、アルキル、またはヘテロアルキルであるか、またはその代わりに二つのR 80 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5員、6員または7員のヘテロシクロアルキルを形成し、このヘテロシクロアルキルは、O、NおよびSからなる群より選択される同じまたは異なる付加的なヘテロ原子を1〜4個含んでもよく、これらのヘテロ原子のうち、Nは、−HまたはC 〜C アルキル置換を有してもよく、
    各M は、正味単一正電荷を有する対イオンである
  2. 構造式
    Figure 2012516349
    を有する、請求項1記載の化合物:
    式中、
    QおよびGは各々独立して結合、−CH−、−C(H)(R16)−、−C(R16−、Lまたは−S(O)−であり;
    vは0、1、2、3または4であり;
    各R15は、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR15は組み合わさってオキソを形成してもよく;
    17−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−R 、−(C 〜C アルキル)−NR 、−(C 〜C アルキル)−OR 10 、−(C 〜C アルキル)−C(O)R 10 、−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 10 、−ハロゲン、−NO および−C(O)−Hcaから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されてもよい、HetまたはArであり、ここで該Hcaは、環窒素原子を含み、これを介して該−C(O)−に結合する。
  3. Qが−CH−、単結合、−C(O)−、−S(O)−または−CH(CH)−である、請求項のいずれか一項記載の化合物。
  4. 「A」で示される前記環系がフェニルである、請求項のいずれか一項記載の化合物。
  5. 構造式
    Figure 2012516349
    を有する、請求項1〜のいずれか一項記載の化合物。
  6. pおよびqの合計が2または3である、請求項1〜のいずれか一項記載の化合物。
  7. がHである、請求項1〜のいずれか一項記載の化合物。
  8. が、その1位において−(C〜Cアルキル)−Ar−(C〜Cアルキル)−Het、−C(O)−O(C 〜C アルキル)、−C(O)−Het、−C(O)−Ar、−S(O) −Het、−S(O) −Arまたは−S(O) −O(C 〜C アルキル)で置換される、請求項のいずれか一項記載の化合物。
  9. 構造式
    Figure 2012516349
    を有する、請求項1〜のいずれか一項記載の化合物:
    式中、Qは結合、−CH−、−C(H)(R16)−、−C(R16−、Lまたは−S(O)−であり;vは0、1、2、3または4であり;各R15は、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR15は組み合わさってオキソを形成してもよい。
  10. 構造式
    Figure 2012516349
    を有する、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物:
    式中、Qは結合、−CH−、−C(H)(R16)−、−C(R16−、Lまたは−S(O)−であり;vは0、1、2、3または4であり;各R15は、−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)−L−R、−(C〜Cアルキル)−NR、−(C〜Cアルキル)−OR10、−(C〜Cアルキル)−C(O)R10、−(C〜Cアルキル)−S(O)0〜210、−ハロゲン、−NOおよび−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR15は組み合わさってオキソを形成してもよく;かつR25は、ハロ、シアノ、−(C〜Cハロアルキル)、−O−(C〜Cハロアルキル)、−(C〜Cアルキル)、−O−(C〜Cアルキル)、−C(O)−(C〜Cアルキル)、−C(O)O−(C〜Cアルキル)、−C(O)N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、NOおよび−C(O)−Hcaから選択され、ここで該Hcaが、環窒素原子を含み、これを介して該−C(O)−に結合する
  11. Qが−CH −、単結合、−C(O)−、−S(O) −、または−CH(CH )−であり;
    Gが−CH −、単結合、−C(O)−、−S(O) −、−CH(CH )−、または−C(O)−NH−であり;
    各R は−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−R 、−(C 〜C アルキル)−NR 、−(C 〜C アルキル)−OR 10 、−(C 〜C アルキル)−C(O)R 10 、−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 10 、−ハロゲン、−NO および−CNから独立して選択され;
    各R は−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−R 、−(C 〜C アルキル)−NR 、−(C 〜C アルキル)−OR 10 、−(C 〜C アルキル)−C(O)R 10 、−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 10 、−ハロゲン、−NO および−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR は組み合わさってオキソを形成してもよく;
    各R は、−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−R 、−(C 〜C アルキル)−NR 、−(C 〜C アルキル)−OR 10 、−(C 〜C アルキル)−C(O)R 10 、−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 10 、−ハロゲン、−NO および−CNから独立して選択され;
    各R 15 は、−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−R 、−(C 〜C アルキル)−NR 、−(C 〜C アルキル)−OR 10 、−(C 〜C アルキル)−C(O)R 10 、−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 10 、−ハロゲン、−NO および−CNから独立して選択され、かつ同じ炭素上の二つのR 15 は組み合わさってオキソを形成してもよく;
    各R 、R およびR 10 は、H、−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C ハロアルキル)、−(C 〜C アルキル)−L−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C アルキル)−NR (C 〜C アルキル)、−(C 〜C アルキル)−O−(C 〜C アルキル)、−(C 〜C アルキル)−C(O)−(C 〜C アルキル)、および−(C 〜C アルキル)−S(O) 0〜2 −(C 〜C アルキル)から独立して選択される、
    請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物
  12. wが0であり、xが0であり、かつvが0である、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物
  13. 5−(4−(4−シアノベンジル)ピペラジン−1−カルボニル)−N−(1−(4−シアノベンジル)ピペリジン−4−イル)ピコリンアミド;
    N−(1−(4−シアノベンジル)ピペリジン−4−イル)−5−(4−(4−フルオロベンジル)ピペラジン−1−カルボニル)ピコリンアミド;
    N−(1−(4−シアノベンジル)ピペリジン−4−イル)−5−(4−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)ピペラジン−1−カルボニル)ピコリンアミド;
    (S)−5−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−カルボニル)−N−(1−(4−フルオロベンジル)ピロリジン−3−イル)ピコリンアミド;
    (S)−5−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−カルボニル)−N−(1−(ピリジン−4−イルメチル)ピロリジン−3−イル)ピコリンアミド;
    (S)−5−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−カルボニル)−N−(1−(4−シアノベンジル)ピロリジン−3−イル)ピコリンアミド;
    N−(1−(4−クロロベンジル)ピロリジン−3−イル)−5−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−カルボニル)ピコリンアミド;または
    5−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−カルボニル)−N−(1−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)ピロリジン−3−イル)ピコリンアミド
    である、請求項1記載の化合物。
  14. 少なくとも一つの薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤;および
    請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN−オキシド
    を含む、薬学的組成物。
  15. 細胞におけるAMPK経路を活性化するための薬学的組成物であって、
    請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN−オキシドの有効量を含む、薬学的組成物
  16. 対象におけるII型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、心血管疾患、または細胞増殖が不十分であるかまたは細胞増殖が望まれる障害を処置するための薬学的組成物であって、
    請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、プロドラッグもしくはN−オキシドの有効量を含む、薬学的組成物
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