JP2012515960A - デバイスの複数のコンポーネント間でメモリ資源を共有するための通信プロトコル - Google Patents

デバイスの複数のコンポーネント間でメモリ資源を共有するための通信プロトコル Download PDF

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Abstract

【解決手段】
携帯電話のようなデバイスにおいて、各々がメモリ資源を有する集積回路のような複数のコンポーネントの間で、メモリ資源共有が可能になる。このことは、複数のコンポーネント間での相互接続を提供すると共に、メモリアクセス動作を開始するために相互接続を介して送られるトランザクションユニットを構成することによって達成され得る。その手法はまた、複数のデバイスコンポーネント間でのある程度の通信を可能にするためにも用いられ得る。
【選択図】図4

Description

この発明は、デバイスの複数のコンポーネントの間でのメモリ資源共有及び通信に関する。
最新のコンピュータデバイスは、種々の個別の機能を実装すると共にコンピュータデバイス全体において相互作用する多くの独立してインテリジェントな複数のコンポーネントから構成される。例えば、アプリケーションプロセッサ及びグラフィクスプロセッサが相互作用して、システムディスプレイにコンテンツを供給する。各独立したインテリジェントコンポーネントは、典型的には、可変な程度のインテリジェンス及び、メモリ資源のような利用可能な特定コンポーネント向けローカル資源を有している。
コンピュータデバイス内の複数の集積回路の間でのデータの転送を可能にするために、バスアーキテクチャを採用することが知られている。メモリ転送動作に対しては、バス及びメモリ転送動作の監視を中央処理ユニット(CPU)から解放してCPUが他の機能を実行することを可能にする一方でメモリ転送は継続するために、直接メモリアクセス(DMA)制御器が用いられることがある。
コンピュータデバイスがより複雑になると共にデバイス内のメモリ資源がより拡散したものになるにつれて、メモリ資源を共有するための複数のコンポーネント間での効率的な通信方法が望ましいであろう。
携帯電話のようなデバイスにおいて、各々がメモリ資源を有する集積回路のような複数のコンポーネントの間で、メモリ資源共有が可能になる。このことは、複数のコンポーネント間での相互接続を提供すると共に、メモリアクセス動作を開始するために相互接続を介して送られるトランザクションユニット(transaction units)を構成することによって達成され得る。その手法はまた、複数のデバイスコンポーネント間でのある程度の通信を可能にするためにも用いられ得る。
本発明によると、(i)複数の処理コンポーネント及び(ii)前記複数のコンポーネントを相互接続するバスをデバイスが有する場合に、メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている開始コンポーネントを動作させる方法であって、メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている前記開始コンポーネントから、メモリマッピングされた資源を有している前記デバイスの目標コンポーネントへ向けて前記バス上の接続を介して、チャネルを確立するための複数のトランザクションユニット(TU)であって前記チャネルに対する構成パラメータを各々が有する1つ以上の構成TUを備えた複数のTUを送ることと、メモリアクセス要求を有するメモリアクセス要求TUを前記開始コンポーネントから前記目標コンポーネントへ向けて前記チャネルを介して送ることとを備えた方法が提供される。
本発明の他の側面によると、複数のコンポーネントと前記複数のコンポーネントの各々への物理接続を有するバスとを有するデバイスにおける使用のための第1のコンポーネントであって、第1のプロセッサと、前記第1のコンポーネントが前記バスへの物理接続を有するような前記バスへの接続のためのコネクタと、を備え、前記第1のプロセッサは、チャネルを確立するために前記バスへの物理接続を有する第2のコンポーネントへ向けて前記バス上の接続を介して複数のトランザクションユニット(TU)を送り、メモリアクセス要求TUを前記第2のコンポーネントへ向けて前記チャネルを介して送るように動作し、前記第2のコンポーネントはプロセッサ及びメモリを有するタイプのものであり、前記複数のTUは1つ以上の構成TUを備えており、各構成TUは前記チャネルのための構成パラメータを有しており、前記メモリアクセス要求TUはメモリアクセス要求を有している第1のコンポーネントが提供される。
本発明の更なる側面によると、複数の処理コンポーネントを有するデバイスにおいてメモリマッピングされた資源を共有することを容易にするための方法であって、メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている前記デバイスの開始コンポーネントからメモリマッピングされた資源を有している前記デバイスの目標コンポーネントへ前記デバイスの前記複数のコンポーネントを相互接続しているバス上の接続を介して、チャネルを確立するための複数のトランザクションユニット(TU)であって前記チャネルに対する構成パラメータを各々が有する1つ以上の構成TUを備えた複数のTUを送ることと、メモリアクセス要求を有するメモリアクセス要求TUを前記開始コンポーネントから前記目標コンポーネントへ前記チャネルを介して送ることとを備えた方法が提供される。
本発明の別の側面によると、複数のコンポーネントを有するデバイスであって、第1のプロセッサを有する第1のコンポーネントと、第2のプロセッサ及びメモリを有する第2のコンポーネントと、バスと、を備え、前記第1のコンポーネント及び前記第2のコンポーネントは前記バスへの物理接続を有しており、前記第1のプロセッサは、チャネルを確立するために前記第2のコンポーネントへ前記バス上の接続を介して複数のトランザクションユニット(TU)を送り、メモリアクセス要求TUを前記第2のコンポーネントへ前記チャネルを介して送るように動作し、前記複数のTUは1つ以上の構成TUを備えており、各構成TUは前記チャネルのための構成パラメータを有しており、前記メモリアクセス要求TUはメモリアクセス要求を有しているデバイスが提供される。
本発明の例示的な実施形態を示す図面は以下の通りである。
図1は本発明に従う動作に適したデバイスの模式図である。
図2は図1のデバイスにおいて採用され得るプロトコルスタックの模式図である。
図3は図1のデバイスにおけるメモリ空間の模式図である。
図4は図1のデバイスの一部分の模式的な動作説明図である。
図5は図1のデバイスにおいて伝送され得るトランザクションユニットの模式図(その1)である。 図6は図1のデバイスにおいて伝送され得るトランザクションユニットの模式図(その2)である。 図7は図1のデバイスにおいて伝送され得るトランザクションユニットの模式図(その3)である。 図8は図1のデバイスにおいて伝送され得るトランザクションユニットの模式図(その4)である。 図9は図1のデバイスにおいて伝送され得るトランザクションユニットの模式図(その5)である。
概説すると、デバイスの複数のコンポーネントは、ポイント・ツー・ポイント形態(point-to-point fashion)で且つ/又はネットワークの一部として相互接続されてよい。各コンポーネントの内部には、内部へのアクセスを必要とする他に外部のメモリ及び入力/出力(IO)資源へのアクセスを必要とする何らかのインテリジェンス(intelligence)(例としては、コンポーネントはCPU若しくはDSPであり又は状態マシンを有している)があってよい。例えばCPUは、ローカルメモリ及びIO資源にアクセスするために、内部バス構造を経由して読み出し及び書き込みのサイクルを発行することができ、内部バス構造は、例としてはAXIバス構造内で通常はパラレルである。また、CPU要求は、OCPのような異なる内部バス構造で設計されたであろう他の外部デバイスの遠隔資源へ向けて発行され得る。プロトコルは、外部デバイスの遠隔メモリマッピングされた資源にアクセスするための内部システム・オン・ア・チップ(System on a Chip)(SoC)バストランザクションを伝達するのに適したものとしてここでは説明されており、外部デバイスは異なる内部SoCバス構造を有していてよい。プロトコルは、ポイント・ツー・ポイント物理リンクを介しての送信に先立ちトランスポート層によってカプセル化され得るトランザクションユニット(TU)を定義する。
図1を参照すると、例示的なデバイス10は携帯電話であり、アプリケーション・プロセッサ(AP)集積回路(IC)である第1の処理コンポーネント20を有していてよく、第1の処理コンポーネント20は、グラフィクス・マルチメディアIC(GMIC)である第2の処理コンポーネント50にポイント・ツー・ポイント・バス60を介して接続されている。各コンポーネントは、バスへの接続を可能にするコネクタ23,53を有している。バス60は、複数のコンポーネント間のパラレル又はシリアルの経路であってよい。コンポーネント20は、バス60を制御するバス制御器22の他、ディスプレイ制御器24及びカメラ制御器28を有している。ポイント・ツー・ポイント接続26はディスプレイ制御器24をディスプレイ30に接続し、また第2のポイント・ツー・ポイント接続32はカメラ制御器28をカメラ34に接続している。コンポーネント20はまた、システムメモリ38とのポイント・ツー・ポイント接続36と、ベースバンド及び/又は無線周波数集積回路(BB/RFIC)42とのポイント・ツー・ポイント接続40とを有している。
コンポーネント50は、バス60を制御するバス制御器52を有している。コンポーネント50はまた、ローカルメモリ58とのポイント・ツー・ポイント接続56を有している。
バス60を介しての通信は、例えば、当該分野において十分に理解されている階層化されたオープンシステム相互接続参照モデル(OSIモデル)を用いて達成することができ、あるいは同様のネットワーク又はポイント・ツー・ポイント相互接続を用いて達成することができる。例えば、開始コンポーネント(initiating component)(即ちコンポーネント20又は50の一方)が目標コンポーネント(target component)(コンポーネント20又は50の他方)のメモリ資源に直接アクセスすることを可能にするために、5層のアーキテクチャが実装されてよい。階層化されたアーキテクチャは例えば図2に示されているようなものであってよく、ここでは、L1〜L4で表される層は、一般的にOSIモデルの層1〜4によって提供される機能性に対応している。
層L5をプロセッサ・インタフェース・エミュレーション(PIE)プロトコル層として構成することによって、メモリ資源への所望の遠隔アクセスが実装されてよい。OSIモデルとの比較のため、本明細書における層L5は、OSIモデルの層L4よりも上方に実装されるハードウエア又はソフトウエアの機能性に対応するものと見なされてよい。
OSIモデルに類似して、各逐次的な層は、階層内でその層の上方及び下方に位置する層と関係してデータ及びコマンドが層間で受け渡されることを可能にするインタフェースを提供する。PIEプロトコル層L5は、トランザクションを実装するためにトランスポート層L4と通信する独立し且つカプセル化された層として設計される。PIEプロトコルは、トランスポート層L4機能を呼び出すと共にトランスポート層L4にデータを受け渡すことによってトランザクションを開始する。この要求に応答して、トランスポート層L4は、ネットワーク層L3によって提供されるファシリティを利用し、ネットワーク層L3は同様に下層によって提供されるファシリティを利用する。
図1に戻り、コンポーネント20のサブコンポーネント、例えばディスプレイ制御器24がコンポーネント50のローカルメモリ58内のメモリのブロックにアクセスしたい場合、コンポーネント20はメモリアクセス動作を開始することができ、それ故コンポーネント20は開始コンポーネントと称されてよく、一方コンポーネント50は目標コンポーネントと称されてよい。コンポーネント20内の内部バス構造がAXIであると仮定すると、ディスプレイ制御器からのこの要求は、コンポーネント20内のAXIバストランザクションとして現れるであろう(即ちAXIバスプロトコルに従うメモリアクセス要求として)。コンポーネント20内のPIE層L5(バス制御器22の一部であってよい)は、このAXIバス要求を取り込むと共にそれをPIEトランザクションに変換し、PIEトランザクションは層L4〜L1を用いてバス60を介して運ばれることになる。コンポーネント50内の対応するPIE層L5は、到着するPIEトランザクションを解釈すると共にそれをそれ自身の内部バス要求に従って変換する(即ちそれ自身のバスプロトコルに従うメモリアクセス要求として)。従って、コンポーネント50がAXIバス構造よりもむしろOCPバス構造向けに設計されている場合には、コンポーネント50内のPIE層L5は、メモリアクセス要求TUからの値を抽出すると共にこれらを用いてOCPバス要求を編成することになる。このようにして、目標コンポーネント50のメモリブロックは、開始コンポーネント20のメモリアドレス空間内のブロックとして、コンポーネント20上で実行中のアプリケーションによって効率的に取り扱われる。同様に、コンポーネント50が開始側として作用する場合には、システムメモリ38内のメモリのブロックは、コンポーネント50内のメモリのブロックとして取り扱われ得る。
当業者によって理解されるであろうように、メモリの各ブロックは、典型的には、物理メモリロケーションにマッピングするメモリの論理ブロックであってよい。当業者によってこれもまた理解されるであろうように、コンポーネント内のメモリ資源は、それ自身がメモリである必要はない一方で、任意のデータ記憶ファシリティ(例えばレジスタ)であってよい。
図3は開始コンポーネントとして作用しているコンポーネント20でのメモリマッピングの説明的な例を示している。具体的には、コンポーネント50のローカルアドレス空間58内でメモリマッピングされたアパーチャ(aperture)58Aは、PIEメモリアドレス空間70内のアパーチャ70Aにマッピングされる。PIEメモリアドレス空間内のアパーチャ70Aは、次いでコンポーネント20のシステムメモリ38内のアパーチャ38Aにマッピングされる。PIEメモリアドレス空間70は、開始メモリアドレス空間及び目標メモリアドレス空間の間でのマッピングを容易にする仮想アドレス空間を代表する。PIEメモリ空間70は、メモリマッピングを支援するために採用される抽象(an abstraction)であり、そしてどのような物理メモリロケーションにも対応していない。開始コンポーネント20及び目標コンポーネント50の両方は、PIEメモリ空間70と相互作用して、目標コンポーネントのメモリアパーチャ58Aから開始コンポーネントのメモリアパーチャ38AへのPIEアパーチャ70Aを介してのマッピングを達成する。従って、コンポーネント50のメモリ58内の所与のアドレスは、コンポーネント20のメモリ38内では異なるアドレスを有するであろうし、またPIEメモリ空間70内でも異なるアドレスを有するであろう。
PIEメモリ空間へのメモリのマッピングは、それぞれAP20及びGMIC50での構成レジスタ(configuration registers)90,100を採用する任意の適切なやり方で達成され得る。従って、開始コンポーネント及び目標コンポーネントの間でのアドレス翻訳(address translation)又はメモリマッピングは、開始コンポーネントのメモリ38内のローカルアドレスと目標コンポーネントの目標メモリ58内の遠隔アドレスとの間で翻訳するためにPIEメモリ空間70を介して達成される。
開始アドレス空間(即ちローカルアドレス空間)、目標アドレス空間(即ち遠隔アドレス空間)又はPIEアドレス空間におけるアドレス及びサイズによって画定されるメモリのブロックが、メモリアパーチャであると考えられてよい。各アパーチャは、一方のコンポーネントから他方へマッピングするメモリアドレスの連続的なブロックを代表する。
図1に戻り、デバイス10によって採用されているプロトコルは、ポイント・ツー・ポイントバス60を介してのAP20とGMIC50の間での接続を確立するために用いられる。PIEプロトコルは次いで、この接続を介しての1つ以上のチャネル及び、各チャネル上の1つ以上のアパーチャを確立するために用いられてよい。より具体的には、例として図4を参照すると、ネットワークプロトコルの層L1、L2、及びL3を通してのポイント・ツー・ポイントバスを介して、3つの接続80A,80B,80CがAP20とGMIC50の間で確立されてよい。層L4は各コンポーネントでの各接続を終端するポートを確立してよい。具体的には、ポート82A,84AはそれぞれAP20及びGMIC50で接続80Aを終端してよい一方で、ポート82B,84Bは接続80Bを終端してよく、またポート82C,84Cは接続80Cを終端してよい。これらのネットワーク接続の各々は、異なるトラフィッククラスをサポートしていてよい(即ち、各接続は異なる接続パラメータ、例えば待ち時間を有していてよい)。AP20でのPIEプロトコルは次いで、ノード(86A,86B,86C)を各ポート(それぞれ82A,82B,82C)に関連付けることができる。同様に、GMIC50でのPIEプロトコルは、ノード(88A,88B,88C)を各ポート(それぞれ84A,84B,84C)に関連付けることができる。ローカルコンポーネントがリンクを介して遠隔コンポーネントのメモリ資源にアクセスするために、ローカルコンポーネントでのノードは開始ノードになり、そして遠隔コンポーネントでのノードは目標ノードになる。従って、ノードは、開始ノード(例えばノード86A)、目標ノード(例えばノード86B)又は開始及び目標ノードの両方(例えばノード86C)であり得る。開始ノードは、チャネルをセットアップし、そして随意的には当該チャネル内の1つ以上のアパーチャをセットアップするために、接続を介して目標ノードへ要求を送ることができる。具体的には、より完全に以下に説明されるように、開始ノード(例えばノード86C)は、接続を介して構成パラメータ(configuration parameters)を伴うトランザクションユニット(TU)を目標ノード(88C)へ送ってチャネル(チャネル90)及びアパーチャをセットアップすることができる。TUを経て受信される構成パラメータは、構成レジスタ92,94内に記憶される。従って、所与のチャネルは、特定の開始ノード(例えばAP20のノード86C)とそれに関連する特定の目標ノード(例えばGMIC50のノード88C)とを有している。また、各接続は、各方向1チャネルを伴う2チャネルまでサポートすることができ、その結果、単一の接続上では、1つのノード(例えばノード86C)は、1つのチャネル上で開始ノードとして作用することができ且つ第2のチャネル上で目標ノードとして作用することができる。
単一のチャネル上に多重アパーチャが規定される場合、各アパーチャは同一のチャネルパラメータを共有することになる。
既に示唆されているように、コンポーネント間の通信は、開始コンポーネントから目標コンポーネントへの受け渡し(delivery)のためのトランスポート層L4に渡されるトランザクションユニット(TU)の使用を通してPIEプロトコル層L5によって達成され得る。一般に、L5でのプロトコルデータユニット(PDU)はメッセージと称されることがあり、メッセージは、物理層を介して送信される前に、多重セグメント(即ちL4PDU)、多重パケット(即ちL3PDU)及び多重フレーム(L2PDU)内に割り込まされてよい。PIEメッセージはトランザクションユニットからなる。見込まれるトランザクションユニットフォーマットの一般的な描写が図5に示されている。トランザクションユニット110の第1のバイトは、TUの性質を記憶するためのタイプ112フィールドと、トランザクション識別子を記憶するためのタグ114フィールドとに分割されている。トランザクションユニット110の残りは、トランザクションユニット110のタイプ112に応じて存在しまた変化し得る随意的情報115からなる。例えば、トランザクションユニット110の随意的な第2のバイトは、TU110が拡張されたタイプである場合にTUの性質を記憶するためのExt_Typeフィールド116を代表してよい。
タイプフィールド112は、トランザクションユニット110の目的を識別するために用いられる。サポートされるトランザクションユニットタイプは表1に記載されるものを含む。
Figure 2012515960
図5におけるExt_Typeフィールド116は、拡張されたタイプのトランザクションユニット110内にのみ存在する(即ち表1におけるタイプ=1110又は1111)。Ext_Typeフィールド116の存在は、このフィールド内に追加的なトランザクションユニットタイプが規定されることを可能にする。タイプフィールド112の実装は例示的であり、トランザクションユニットのタイプを識別するためにユニーク値が用いられていることを条件に、他の変形が設けられ得る。例えば、特定のアプリケーションにおいて望ましい場合には、より大きなタイプフィールドによってより多くのトランザクションユニットタイプがサポートされ得る。
タグフィールド114は、特定のスプリット(split)トランザクションに関連するTUを結びつけるために用いられる。より具体的には、ネットワーク接続に関連する各開始側ノードは、タグプール(tag pool)、例えば16個の連続した値を割り当てられる。次いで、直接的書き込み要求(WR)のようなTUを送ることを開始側が望む場合には、次に利用可能なタグが当該TUのタグフィールド内に置かれる。チャネルに対する構成パラメータの1つは、書き込み要求が承認される(acknowledged)ことになるか否かであってよい。書き込み要求が承認されることになる場合には、目標は、書き込み承認TU(即ちACK)を構成することによって書き込み要求TU(即ちWR)に応答するであろうし、開始TU内に挿入されていたのと同一のタグ値を目標が書き込み承認TU内に挿入することになる。開始側がこの書き込み承認TUを受け取った場合、タグフィールドが読まれて開始TUへの応答として当該TUを相互に関連付ける。タグ値は、それが開始TU内に挿入された後、当該TUによって開始されたトランザクションの完了までリザーブされる。トランザクションは、典型的には応答が開始TUで受け取られるときに完了する。
表1から明らかであろうように、構成書き込み(WRc)及び構成読み出し(RDc)はTUの2つの規定されたタイプである。WRcTUは、例えばチャネルを確立し又はチャネル内にアパーチャを確立するために構成レジスタ値を目標に設定する開始側によって用いられる。WRcTUの具体的なフォーマットが図6に示されている。同図を参照すると、表1によって示唆されるように、WRcTU110Aのタイプフィールド112Aは1000に設定され、そしてタグフィールド114Aは次に利用可能なタグ値に設定される。
WRcTUは、パラメータ値フィールド118ACの長さを表示する長さフィールド118AAを有している。これにより、TUの目標がパラメータ値フィールド及びTUの終点を表すことが可能になる。別の実施形態においては、長さフィールドは、TUの終点に挿入されるTUマーカの終点によって置換されてよい。トランザクションユニットの残りは、どの構成パラメータがWRcTUによって修正されることになるかを識別する4バイトのパラメータフィールド118AB(パラメータIDを伴う)と、記憶されるべき構成パラメータの値を表すパラメータ値フィールド118ACとから構成される。WRcTUに応答して、書き込み承認トランザクションユニット(ACKTU)が目標によって生成されてよい。ACKTUはタイプ及びタグのみからなる。
構成パラメータの値は、構成読み出し要求トランザクションユニット(RDcTU)を用いてアクセスされ得る。RDcTUは、パラメータ値フィールドが無いことを除いてWRcTUと同一のフォーマットを有している。RDcTUのパラメータフィールドは、どのパラメータ値が返送されることになるかを表示するのに役立つパラメータIDを有しており、そして長さフィールドは返送されることになるパラメータの長さを表示する。RDcTUに応答して、目標は、意図されるパラメータ値を含むタイプフィールド、タグフィールド及び長さフィールドからなる読み出し応答(RES)TUを返送する。
コンポーネント間での通信のレベルを提供するために構成読み出し要求が用いられてよい。例えば、特定のパラメータIDがコンポーネントの製造業者の識別のためにリザーブされてよく、また別のパラメータIDがコンポーネントのモデルの識別のためにリザーブされてよい。開始側コンポーネントは、種々の具体的なコンポーネントを種々の能力に関連付けるデータベースを有していてよい。従って、目標コンポーネントを識別することによって、開始側コンポーネントは、目標コンポーネントのメモリ資源のより効率的な使用を活かすことにおいて開始側コンポーネントを支援するであろう目標コンポーネントの能力を知ることができる。また、接続を確立した後の特定の場合には、構成読み出し及び書き込みを用いるコンポーネント間では低レベルの通信で十分かもしれない。そのような場合には、コンポーネント間でチャネルが確立される必要はない。
直接的書き込みトランザクションユニット(WRTU)の具体的なフォーマットが図7に示されている。同図を参照すると、WRTU110Bは、表1に従って0000に設定されるタイプフィールド112Bを有している。WRTUはまた、WRcTUと同様にタグフィールド114B及び長さフィールド118BAを有している。アドレスフィールド118BBは、書き込み動作が開始させられることになる基本アドレスを記憶するために32ビットフィールドである。(前述したように、この基本アドレスはPIE空間内にあり、目標での別のアドレスにマッピングされていてよい。また、基本アドレスは、直接的読み出し及び書き込み要求に対して先行して規定されたメモリアパーチャ内にあるであろう。)データフィールド118BCは、書き込まれるべきデータのブロックを記憶するためのものである。長さフィールド内の値は、データフィールドの長さを表示する。最大長さは8ビット長フィールドによって表されるので、データフィールドの最大長さは256バイトであることが当業者によって理解されるであろう。代替的な実施形態は、より大きなデータブロックを可能にするために、より大きな長さフィールド又は拡張されたタイプのTUを利用することができる。
WRTUの目標コンポーネントでの受け取りに際して、アドレスフィールド内のアドレスは、PIEアドレス空間70(図3)から目標アドレス空間内のアドレスへ翻訳される。直接的書き込み要求トランザクションユニット110Bに応答して、WRcTUの議論と共に上述した書き込み承認トランザクションユニットは、目標コンポーネントによって生成されてよく(同一のタグフィールド値を用いて)、そして開始コンポーネントへ送信されてよい。
直接的読み出しトランザクションユニット(RDTU)に対するトランザクションユニットフォーマットは、直接的読み出し要求トランザクションユニットがデータフィールドを有していないであろうことを除いて、上述した直接的書き込みトランザクションユニットに対するフォーマットと同一であってよい。RDTUにおいては、長さフィールド内の値は、返送されることになるデータブロックの長さを表示するであろう。直接的読み出し要求に応答して、RESTUが目標によって生成されてよい。
間接的な読み出し要求及び書き込み要求もまた、データストリーミングアプリケーションのためにサポートされてよい。間接的要求を可能にするために、開始側は、チャネルを確立し且つ間接的読み出し要求に対するメモリアパーチャを生成するための基本アドレス及び長さ並びに間接的書き込み要求に対するメモリアパーチャを生成するための基本アドレス及び長さを構成するために、構成TUを送信してよい。間接的基本アドレスはPIEアドレス空間内にある。間接的書き込み要求(WRi)トランザクションユニット110Cの具体的なフォーマットが図8に示されている。TU110Cは、値が0001であるタイプフィールド112Cと、タグフィールド114Cと、長さフィールド118CAと、データフィールド118CBとを有している。そのようなTUを目標が受け取ると、目標は、データフィールド内のデータのブロックをそのメモリへ書き込み、メモリは、その構成レジスタ内に記憶されている間接的書き込み基本アドレスがマッピングするアドレスで開始する。このレジスタ内のアドレスは、更新されたアドレスがチャネル上の次の間接的書き込みに対して使用されるようにインクリメントされる。(間接的書き込みが間接的書き込みのためのアパーチャの終点を越えて延長している場合には、間接的書き込みは、アパーチャの始点を包含する。)間接的読み出しTU(RDiTU)は、データフィールドが無いことを除いてWRiTUと同一のフォーマットを有している。これらの間接的要求は、アドレス情報を伝送するオーバヘッドを招くことなしに、連続的な読み出し動作及び書き込み動作を可能にする。
間接的書き込みトランザクションユニットに応答して、承認のためにチャネルが構成される場合には、目標はACKTUで応答することになる。また、既に論じられたように、間接的読み出しトランザクションに応答してRESTUが発行されることになる。
拡張されたトランザクションユニットの例として、バルク書き込みトランザクションユニット110Dが図9に示されている。タイプフィールド112Dは、トランザクションユニットが拡張されたトランザクションユニットであることを表示する1111の値を有しており、そして具体的なタイプはExt_Typeフィールド116Dによって識別される。トランザクションユニットはタグフィールド114Dを有している。長さフィールド118DAは、バイト内に書き込まれることになるデータフィールド118DCの長さを表し、そしてより大きなデータブロックを可能にする16ビットフィールドによって代表される。アドレス118DBは書き込みのための先頭アドレスを表示する。バルク書き込みトランザクションユニット110Dは、大きなブロックのデータがコンポーネント間で転送される必要がある場合に有利である。バルク書き込みトランザクションユニットに応答して、ACKTUが生成されてよい。
バルク読み出しTUはまた、バルク読み出し機能性を提供するために用いられてよい。このTUは、直接的読み出し要求と同等な拡張されたタイプである。このTUに応答して、目標は、バルク読み出し応答TUを、表1に示されるようなType=EXT_RSP、及び要求されたデータを含む専用のExt_Typeと共に発行する。
ハードウエア割り込み及び他のエラー報告機能と類似の機能性を提供するために、REPTUがサポートされてよい。REPTUは、タイプフィールド、タグフィールド、長さフィールド、コードフィールド及び他の随意的なデータフィールドを有していてよい。コードフィールドは、TUが割り込み要求であるかどうかを表示し、あるいは割り込み要求でない場合にエラーの性質を表示する。最後に、REPTUは、種々の可能なタイプの報告に密接に関係するデータのためのデータフィールドを有していてよい。REPTUに応答して、割り込み又はエラー報告メカニズムの成功又は失敗を知らせ且つ表示するために、受信側によってREP−ACKTUが発行されてよい。
SYNCTUは、再同期のために用いられ、そしてタイプフィールド及びタグフィールドからなる。例えば、TUが適切でない(out-of-order)タグ値で目標に到達する場合には、目標は、REPTUにエラーを出しそのエラーを開始側へ報告することができる。開始側は次いで、SYNCTUを用いて再同期することになる。これにより、両側でタグ値を効率的にリセットすることができる。SYNCTUに応答して、目標はSYNC−ACKを発行し、また開始側は次いで通常動作をレジュームして、タグプール内で最初のの値である値を有するタグを伴う最初のTUを開始する。
直接的及び間接的なアドレス要求の両方を検出しそしてそれに応答するために、チャネルが構成され得る。直接的な要求に応答するために各チャネルにおいて構成される、通常はPIEアドレス空間内では重複しない多重アパーチャがあり得る。全てのアパーチャは、一連の属性(attributes)及びレジスタ、例えば個々に構成され得るセキュリティのための基本アドレスレジスタ、長さレジスタ及びアクセス制御レジスタを有している。また、全てのチャネルは、間接的読み出し動作のための基本アドレスレジスタ及び長さレジスタ並びに間接的書き込み動作のための別の基本アドレスレジスタ及び長さレジスタをサポートすることができる。
前述したように、チャネル及びそのチャネル上の1つ以上のアパーチャをセットアップするために、開始側コンポーネントは、WRcTUを送って構成レジスタ内に構成パラメータを書き込むことができる。具体的な構成パラメータは以下のものを含み、即ち、
特定のネットワーク接続に対する同一性(identity)を与えるCONNECTION_IDパラメータであって、1つ又は2つのチャネルが次いで特定のCONNECTION_IDに関連付けられてよいCONNECTION_IDパラメータと、
目標によって受け取られた直接的な書き込みTUが承認される必要があることを選択的に要求する各チャネルに対するENABLE_WR_ACKパラメータであって、間接的な書き込み要求TUの承認を可能にするために同様のパラメータが用いられてよいENABLE_WR_ACKパラメータと、
最初の(又は次の)間接的な読み出しが実行されることになるPIEアドレス空間内の基本アドレスを特定するRdi_BASE_ADDRESSであって、各チャネルに対する最初の間接的な書き込みのためのアドレスを同様のパラメータが特定してよいRdi_BASE_ADDRESSと、
チャネル内のアパーチャの基本アドレス(PIEアドレス空間内のアドレス)を特定するためのAPERTURE_BASEパラメータと、
アパーチャサイズを特定するためのAPERTURE_LENGTHパラメータと、である。
代替案としては、各コンポーネントは、起動の後にそれ自身の構成レジスタを規定値又は他の特定の値に設定してよく、また、それらの値は、任意のメモリ共有トランザクションを開始するのに先立ち開始側コンポーネントによって読まれてよい(RDcTUを用いて)。更に、そのような場合には、開始側コンポーネントは、任意の当該構成パラメータをリセットするためにWRcTUを送ることができる(但し、目標のグローバル構成内のRemote_Config_Blockedパラメータが遠隔構成を回避するようにセットされた場合を除く)。
PIEプロトコルは一般的プロトコルであり、また、PIEプロトコルをサポート可能な2つ以上のコンポーネント間での種々の状況において実装され得る。例えば、既に説明したように、PIEプロトコルは、ポイント・ツー・ポイントネットワークを介して接続されるアプリケーションプロセッサ(AP)及びグラフィクスプロセッサ(GMIC)の間で実装されてよい。代替的には、当該プロトコルは、共有ネットワークバス又はスイッチによって互いに接続される3つ以上の異なるコンポーネントにわたって実装されてよい。
PIEプロトコルを実装しているデバイスの各コンポーネントは、機能を実行するための要素の集合であってよく、あるいは単一の集積回路であってよい。
他の修正は当業者にとって明白であろうし、従って、本発明は特許請求の範囲において画定される。

Claims (28)

  1. (i)複数の処理コンポーネント及び(ii)前記複数のコンポーネントを相互接続するバスをデバイスが有する場合に、メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている開始コンポーネントを動作させる方法であって、
    メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている前記開始コンポーネントから、メモリマッピングされた資源を有している前記デバイスの目標コンポーネントへ向けて前記バス上の接続を介して、チャネルを確立するための複数のトランザクションユニット(TU)であって前記チャネルに対する構成パラメータを各々が有する1つ以上の構成TUを備えた複数のTUを送ることと、
    メモリアクセス要求を有するメモリアクセス要求TUを前記開始コンポーネントから前記目標コンポーネントへ向けて前記チャネルを介して送ることとを備えた方法。
  2. 前記開始コンポーネントのバスプロトコルに従うサブコンポーネントメモリアクセス要求を前記開始コンポーネントのサブコンポーネントから受け取ることと、前記メモリアクセス要求TUを前記サブコンポーネントメモリアクセス要求から編成することとを更に備えた請求項1の方法。
  3. 各TUに対するトランザクションタイプを各TUのタイプフィールド内に表示することを更に備えた請求項1の方法。
  4. 前記タイプフィールドは読み出し要求を表示する請求項3の方法。
  5. 前記読み出し要求は直接的読み出し要求及び間接的読み出し要求の1つである請求項4の方法。
  6. 前記読み出し要求はメモリ読み出し要求及び構成パラメータ読み出し要求の1つである請求項5の方法。
  7. 前記タイプフィールドは書き込み要求を表示する請求項3の方法。
  8. 前記書き込み要求は直接的書き込み要求及び間接的書き込み要求の1つである請求項7の方法。
  9. 前記書き込み要求はメモリ書き込み要求及び構成パラメータ書き込み要求の1つである請求項8の方法。
  10. 各前記TUのタグフィールド内にタグを含ませることを更に備えた請求項3の方法。
  11. 前記開始コンポーネントで前記チャネル上の応答TUを前記タグと等価なタグと共に監視することを更に備えた請求項10の方法。
  12. 前記メモリ要求TUは書き込み要求を表示し、前記応答TUの前記タイプフィールドは承認を表示する請求項11の方法。
  13. 前記メモリ要求TUは読み出し要求を表示し、前記応答TUの前記タイプフィールドは読み出し応答を表示する請求項11の方法。
  14. 構成TU又はメモリアクセス要求TUである各所与のTUに対して、前記所与のTUのペイロードの長さを前記所与のTUの長さフィールドに含ませることを更に備えた請求項3の方法。
  15. 前記メモリアクセス要求TUを前記サブコンポーネントメモリアクセス要求から編成することは、ローカルアドレス空間とインタフェースメモリアドレス空間の間でマッピングすることを備えており、前記1つ以上の構成TUを送ることは、前記インタフェースメモリアドレス空間と前記目標コンポーネントでのローカルアドレス空間との間でのマッピングを可能にする構成値を伴う構成TUを送ることを備えている請求項2の方法。
  16. 前記1つ以上の構成TUを送ることは、インタフェースメモリアドレス空間内の先頭アドレスを表示する構成値及び長さを表示する構成値を伴う構成TUを送ることを備えている請求項15の方法。
  17. 前記先頭メモリアドレスは間接的読み出し要求又は間接的書き込み要求の1つに対する先頭メモリアドレスであり、前記長さは間接的読み出し要求又は間接的書き込み要求の前記1つに対するメモリアパーチャのための長さである請求項16の方法。
  18. 前記先頭メモリアドレスは直接的書き込み及び読み出し要求に対する前記インタフェースメモリアドレス空間内のメモリアパーチャのための先頭メモリアドレスであり、前記長さは前記アパーチャの長さである請求項16の方法。
  19. 前記チャネルは第1のチャネルであり、前記複数のTUは前記第1のチャネルを確立する第1の複数のTUであり、前記第1のチャネルはメモリアクセス要求を前記開始コンポーネントから前記目標コンポーネントへ向けて送るためのものであり、前記方法は前記接続を介して第2のチャネルを確立するために第2の複数のTUを送ることを更に備えており、前記第2のチャネルはメモリアクセス要求を前記目標コンポーネントから前記開始コンポーネントへ向けて送るためのものである請求項1の方法。
  20. 複数のコンポーネントと前記複数のコンポーネントの各々への物理接続を有するバスとを有するデバイスにおける使用のための第1のコンポーネントであって、
    第1のプロセッサと、
    前記第1のコンポーネントが前記バスへの物理接続を有するような前記バスへの接続のためのコネクタと、を備え、
    前記第1のプロセッサは、
    チャネルを確立するために前記バスへの物理接続を有する第2のコンポーネントへ向けて前記バス上の接続を介して複数のトランザクションユニット(TU)を送り、メモリアクセス要求TUを前記第2のコンポーネントへ向けて前記チャネルを介して送るように動作し、
    前記第2のコンポーネントはプロセッサ及びメモリを有するタイプのものであり、前記複数のTUは1つ以上の構成TUを備えており、各構成TUは前記チャネルのための構成パラメータを有しており、前記メモリアクセス要求TUはメモリアクセス要求を有している第1のコンポーネント。
  21. 前記第1のプロセッサは、前記第1のコンポーネントの内部バスプロトコルに従うメモリアクセス要求を前記メモリアクセス要求TUへ変換するようにも動作する請求項20の第1のコンポーネント。
  22. 前記第1のプロセッサは、前記第1のコンポーネントの内部バスプロトコルに従う前記メモリアクセス要求を前記メモリアクセス要求TUへ変換するに際して、前記第1のコンポーネントでのローカルアドレス空間とインタフェースメモリアドレス空間との間でマッピングし、前記第1のプロセッサはまた、1つ以上の構成TUを送るに際して、前記インタフェースメモリアドレス空間と前記第2のコンポーネントでのローカルアドレス空間との間でマッピングすることを可能にする構成値を伴う構成TUを送るようにも動作する請求項21の第1のコンポーネント。
  23. 前記第1のプロセッサは更に、
    各前記構成TUが構成TUであることを表示するタイプフィールドを伴う各前記構成TUを構成し、
    前記メモリアクセス要求TUがメモリアクセス要求TUであることを表示するタイプフィールドを伴う前記メモリアクセス要求TUを構成するように動作する請求項22の第1のコンポーネント。
  24. 複数の処理コンポーネントを有するデバイスにおいてメモリマッピングされた資源を共有することを容易にするための方法であって、
    メモリマッピングされた資源にアクセスすることを必要としている前記デバイスの開始コンポーネントからメモリマッピングされた資源を有している前記デバイスの目標コンポーネントへ前記デバイスの前記複数のコンポーネントを相互接続しているバス上の接続を介して、チャネルを確立するための複数のトランザクションユニット(TU)であって前記チャネルに対する構成パラメータを各々が有する1つ以上の構成TUを備えた複数のTUを送ることと、
    メモリアクセス要求を有するメモリアクセス要求TUを前記開始コンポーネントから前記目標コンポーネントへ前記チャネルを介して送ることとを備えた方法。
  25. 前記開始コンポーネントのバスプロトコルに従うサブコンポーネントメモリアクセス要求を前記開始コンポーネントのサブコンポーネントから受け取ることと、前記メモリアクセス要求TUを前記サブコンポーネントメモリアクセス要求から編成することとを更に備えた請求項24の方法。
  26. 前記メモリアクセス要求TUを前記目標コンポーネントで受け取ることと、前記メモリアクセス要求TUから値を抽出して前記目標コンポーネントのバスプロトコルに従いローカルメモリアクセス要求を編成することとを更に備えた請求項25の方法。
  27. 前記メモリアクセス要求TUを受け取ることに応答して応答TUを前記目標コンポーネントから前記開始コンポーネントへ送ることを更に備えた請求項25の方法。
  28. 複数のコンポーネントを有するデバイスであって、
    第1のプロセッサを有する第1のコンポーネントと、
    第2のプロセッサ及びメモリを有する第2のコンポーネントと、
    バスと、を備え、
    前記第1のコンポーネント及び前記第2のコンポーネントは前記バスへの物理接続を有しており、
    前記第1のプロセッサは、
    チャネルを確立するために前記第2のコンポーネントへ前記バス上の接続を介して複数のトランザクションユニット(TU)を送り、メモリアクセス要求TUを前記第2のコンポーネントへ前記チャネルを介して送るように動作し、
    前記複数のTUは1つ以上の構成TUを備えており、各構成TUは前記チャネルのための構成パラメータを有しており、前記メモリアクセス要求TUはメモリアクセス要求を有しているデバイス。
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