JP2012515561A5

JP2012515561A5 -

Info

Publication number: JP2012515561A5
Application number: JP2011548202A
Authority: JP
Filing date: 2010-01-26
Publication date: 2013-03-14
Anticipated expiration: 2030-01-26

Claims

受精鳥卵の生産性を高める方法であって、
ａ）前記卵の外表面を：
ｉ．水性溶剤、
ｉｉ．皮膜形成性コーティング剤、および
ｉｉｉ．１種または複数種の界面活性剤、
を含む液体コーティング組成物で処理するステップ、
ｂ）前記液体コーティング組成物で前記卵にコーティングを形成するステップ、
ｃ）前記卵をすすいで、前記卵からコーティングを除去するステップ、
ｄ）前記卵を孵化可能な条件下で孵卵させるステップ、
を含み、
（ａ）〜（ｃ）に定義されているとおり処理されていない対照卵と比して前記鳥卵の生産性が高まる、方法。
前記コーティング組成物が、前記卵の外表面の温度よりも少なくとも５℃高い温度で前記卵に適用される、請求項１に記載の方法。
前記界面活性剤が、コーティング組成物の表面張力を約２０〜約５０ｍＮ／ｍとする、請求項１に記載の方法。
１）前記液体コーティング組成物の適用前に水性溶剤で前記卵を１回または複数回すすぐステップ、または、２）ステップ（ｂ）において前記コーティングを形成させた後であって、ステップ（ｃ）において前記コーティングを除去する前に、１〜約３０日間の間前記卵を保管するステップ、または、上記ステップの任意の組み合わせをさらに含む、請求項１に記載の方法。
前記液体コーティング組成物が、抗菌剤、または、着色剤をさらに含む、請求項１に記載の方法。
前記皮膜形成性コーティング剤が、前記液体コーティング組成物の０．５〜２０重量％のレベルで存在する、請求項１に記載の方法。
前記皮膜形成性コーティング剤が、前記液体コーティング組成物の５重量％〜１２重量％のレベルで存在する、請求項６に記載の方法。
前記液体コーティング組成物が、前記卵を前記組成物中に浸漬させることにより、または、前記組成物を前記卵に噴霧することにより適用される、請求項１に記載の方法。
ａ）水性溶剤、
ｂ）皮膜形成性コーティング剤、および
ｃ）１種または複数種の界面活性剤、
を含む、卵の外表面をコーティングするための液体コーティング組成物であって、
前記液体コーティング組成物は、卵の外表面に適用されたときにコーティングを形成し、および、前記コーティングは、水溶液を用いることで前記外表面から容易に除去可能である液体コーティング組成物。
抗菌剤、着色剤、レオロジー変性剤、架橋剤、可塑剤、可溶化剤、酸化防止剤、ｐＨ調整剤、湿潤剤、消泡剤、増量剤、加工助剤、追加の性能増強剤およびこれらの混合物からなる群から選択される１種または複数種の追加の成分をさらに含む、請求項９に記載の液体コーティング組成物。
前記皮膜形成剤が、前記液体コーティング組成物の０．５重量％〜２０重量％の量のポリビニルアルコールまたはそのコポリマーであり、および、前記界面活性剤が、前記液体コーティング組成物の０．００１重量％〜０．５重量％の量のシリコーン系界面活性剤である、請求項９に記載の液体コーティング組成物。