JP2012515464A - フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法 - Google Patents

フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012515464A
JP2012515464A JP2011545316A JP2011545316A JP2012515464A JP 2012515464 A JP2012515464 A JP 2012515464A JP 2011545316 A JP2011545316 A JP 2011545316A JP 2011545316 A JP2011545316 A JP 2011545316A JP 2012515464 A JP2012515464 A JP 2012515464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
signal
forwarding node
transmitter
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011545316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5165798B2 (ja
Inventor
ペテル ラーション,
チアンソン ガン,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2012515464A publication Critical patent/JP2012515464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165798B2 publication Critical patent/JP5165798B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15564Relay station antennae loop interference reduction
    • H04B7/15585Relay station antennae loop interference reduction by interference cancellation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0617Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal for beam forming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side

Abstract

本出願は、送信機から受信される情報を転送するように構成された転送ノードによって生じる出力−入力フィードバック信号干渉を低減するためのシステムと方法を開示する。いくつかの実施形態において、当該出力−入力フィードバック信号干渉は送信機により補償される。例えば、送信機により転送ノードに送信される信号が、(1)主要信号又は”所望”の信号(例えば、受信装置に向けられた信号)と、(2)フィルタ済バージョンの主要信号と、の両方を含むように送信機は構成される。フィルタ済バージョンの主要信号を提供するフィルタは、不要な出力−入力フィードバック信号をフィルタ済バージョンの主要信号がキャンセルするか低減するように構成される(例えば、当該フィルタのフィルタ重みが調整される)。

Description

本発明は通信システムに関するものである。特に、本発明は、フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法に関するものである。
将来の通信システム(例えば、無線/セルラ通信システム)は、とりわけ、カバー範囲の増大および/またはより高いデータレートのサポートを必要とすると考えられる。カバー範囲及びデータレートを強化する方法は、ある種の転送ノード(FN)(例えばリピータまたはリレー)を使用することである。リピータ及びリレーの利点は、主にそれらが、長距離リンクの2つのリンク(またはホップ)へ分割することから生じる。この分割により、各リンクでのデータレートが増加するだけでなくエンドツーエンドの総合データレートも増加する。
リピータとリレーとの差異は、必ずしも完全に明確であるというわけではない。しばしば、リピータは、信号を受信し増幅し送信する単純な低処理ノードを意味する。この種のノードは、増幅転送(AF)ノードと呼ばれる。
一方で、リレーは、通常、リピータよりややより高度で複雑であるとみなされる。リレーは、概して、信号を受信し復調し前方誤り訂正(FEC)を復号し、そして、信号を再送信するためのリソースを選択する。ここで、信号に含まれるデータを再送信する前に受信信号を復調し復号するノードに対し復号転送(DF)ノードという用語を使用する。いくつかのリレーは、目的地に受信信号の評価値を転送するかもしれない。この種のリレーは評価転送(EF)ノードと呼ばれる。少し複雑になるため、リレーという用語は、概して、受信された情報の任意の部分を転送する任意のノードを含むようにしばしば広く用いられる。
周波数変換リピータ(FTR)及びオンフレクエンシー(on-frequency)・リピータ(OFR)のような多くの異なるタイプのリピータがある。所謂、オンフレクエンシー・リピータは、転送ノードが同一時刻・同一周波数での受信及び送信ができない多くの方式で発生するスループット損失を回避するという点で有利である。ここでは、この損失を複信損失と呼ぶ。周波数変換リピータおよびリレーは、一般に、異なる時間スロットで受信及び送信を行う通常動作により複信損失がある。
オンフレクエンシー動作(これにより同時の受信と送信が可能になる)は、高い入出力アンテナ分離及び能動的自己干渉キャンセルによって達成される。後者は、リピータが、当該リピータにより受信される当該リピータの出力信号(すなわち、リピータ・フィードバック信号)を内部的にキャンセルすることを意味する。
オンフレクエンシー・リピータを使用する欠点は、到来する信号をリピータが増幅可能な利得が制限されるということである。最大の利得は、主に、リピータの出力、リピータの入力、及びフィードバックをキャンセルするための他の手段(例えば内部干渉キャンセルのために提供される任意の減衰器)の間の分離により決定される。出力から入力への分離を更に向上させるいくつかのメカニズムが提案されているが(例えばビーム形成技術およびMIMO技術)、オンフレクエンシー・リピータの出力−入力における従来の手段により達成されるよりも大きな分離を望む状況がある。
従って、オンフレクエンシー・リピータの出力−入力における従来の手段により達成されるよりも大きな分離を達成可能なシステム及び方法が望まれる。
ある態様では、本発明は、リピータ・フィードバック干渉を低減するための、送信機により実行される方法を提供する。いくつかの実施形態において、当該方法は、転送ノードから送信されたフィルタ適応情報を受信するステップと、前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタ(例えば、時間領域フィルタ又は周波数領域フィルタ)を構成するステップと、入力信号をフィルタしてフィルタ済バージョンの入力信号を生成するために、前記構成された前記適応フィルタを使用するステップと、前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを含む出力信号を生成するために、前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを合成するステップと、前記出力信号を受信するための入力を有する前記転送ノードに前記出力信号を送信するステップと、を含み、前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタを構成する前記ステップは、前記転送ノードの出力から送信され前記転送ノードの前記入力で受信された信号によって生じる干渉を前記フィルタ済バージョンの入力信号が低減するように、前記適応フィルタを構成するステップを含む。
前記出力信号を送信する前記ステップは、前記出力信号を送信するために単一の送信アンテナのみを使用するステップを含み得、又は、前記出力信号を送信するために2以上の送信アンテナを使用するステップを含み、前記出力信号はベクトルであり得る。
いくつかの実施形態では、前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタを構成する前記ステップは、前記フィルタ適応情報に基づいて1以上のフィルタ重みを調整するステップを含む。いくつかの実施形態では、前記フィルタ適応情報は、前記転送ノードの出力−入力チャネルに関する情報と、前記転送ノードの送信電力に関する情報と、の少なくとも一方を含む。
いくつかの実施形態では、前記フィルタ済バージョンの入力信号は、前記転送ノードの出力−入力チャネルの関数であり、前記転送ノードは、(1)復号転送(DF)タイプの転送ノード、(2)増幅転送(AF)タイプの転送ノード、(3)評価転送(EF)タイプの転送ノード、のうちの1つである。いくつかの実施形態では、前記転送ノードは、等化を実行しない。いくつかの実施形態では、合成する前記ステップは、モジュロ格子演算を含む。
他の態様では、本発明は、リピータ・フィードバック干渉を低減するための送信機を提供する。いくつかの実施形態において、当該送信機は、(1)転送ノードから送信されたフィルタ適応情報を受信するための受信部と、(2)(i)入力信号を受信し、(ii)前記フィルタ適応情報を受信し、(iii)フィルタ済バージョンの入力信号を生成するために前記フィルタ適応情報を使用する、ように構成された適応フィルタと、(3)前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを含む出力信号を生成するために、前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを合成する信号合成部と、(4)前記出力信号を受信するための入力を有する前記転送ノードに前記出力信号を送信するための1以上の送信アンテナと、を含む。好適には、前記適応フィルタは、前記転送ノードの出力から送信され前記転送ノードの前記入力で受信された信号によって生じる干渉を前記フィルタ済バージョンの入力信号が低減するように、前記フィルタ適応情報を使用するように構成される。
上述の及び他の態様および実施形態を添付の図面を参照して以下で説明する。
本発明のいくつかの実施形態に係る通信システムの一部を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る送信ノードの機能ブロック図である。 本発明の他のいくつかの実施形態に係る送信ノードの機能ブロック図である。 本発明の他のいくつかの実施形態に係る通信システムの一部を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る処理を示すフローチャートである。
本願明細書に組み込まれ当該明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の各種の実施形態を例示し、更に、明細書の記載と共に本発明の原理を説明し、関連技術の当業者が本発明を利用し使用することを可能にするのに役立つ。図面において、類似の参照番号は、同一又は機能的に類似した要素を示す。
ここで図1を参照する。図1は、本発明のいくつかの実施形態に係る通信システム100の一部を示す。図示されるように、システム100は、信号108を送信するための送信ノード102(例えば基地局)、信号108を受信し受信ノード106のセット(例えば0台以上の受信ノード)に信号110を転送するように構成される転送ノード104(例えばAFノード、DFノード、EFノードまたは他の転送ノード)を含む。
図1にて示したように、転送ノード104の出力122から送信される信号110は、信号108と共に転送ノード104の入力120で受信され得る。すなわち、信号110は、転送ノードの出力−入力チャネルを横断する。この転送ノードの出力−入力フィードバック信号は信号108に干渉し得る。
いくつかの実施形態では、この出力−入力フィードバック信号干渉は送信機102により補償される。例えば、送信機102によって送信される信号108が、(1)主要信号又は”所望”の信号(例えば、受信装置106に向けられた信号)と、(2)フィルタ済バージョンの主要信号と、の両方を含むように送信機102は構成される。フィルタ済バージョンの主要信号を提供するフィルタは、不要な出力−入力フィードバック信号をフィルタ済バージョンの主要信号がキャンセルするか低減するように構成される(例えば、当該フィルタのフィルタ重みが調整される)。
こうして、転送ノード104の出力−入力の分離は増加し、自己発振および不安定性が発生する前に利得を増加することが出来る。増加した利得により通信範囲の拡張が可能になる。
いくつかの実施形態においてキャンセルは線形手法(例えば線形重合せ符号化(SPC))により達成され、他の実施形態においては非線形方法(ダーティペーパー符号化(DPC))により達成される。送信機がDPCを実行する実施形態において、リピータ・フィードバック干渉は、転送ノード104の入力120で実行される対応するDPC復号ステップによってキャンセルされる。加えて、いくつかの実施形態において、転送ノード104はフィードバック情報130を送信機102に送信するように構成され、フィードバック情報は主要信号へのフィルタを調整するために送信機によって使用される。
DPCベースの解決法は電力効率に関してより魅力的であり得るが、説明を簡単にするため、最初に重合せ符号化を使用する本発明の実施形態について説明する。また、転送ノード104がDFタイプであると仮定する。原則として、転送ノードは等化を実行するAFおよびEFタイプであり得るが、フィルタ済雑音の項においてDFの場合とは対照的である。
周波数領域において、送信機102は信号X(ω)を送信し、ここで、ωは角周波数(直交周波数分割多重(OFDM)送信機においてはωをkに置換でき。kは離散トーンに対する副搬送波インデックスである)である。上述のように、信号X(ω)は、(1)転送ノード104により受信され転送される主要信号S(ω)と、(2)出力−入力フィードバック信号により生じる干渉をキャンセルするか低減するフィルタ済(そして一般的には多少遅延した)バージョンの主要信号S(ω)と、を含む。
入力120で受信される信号をR(ω)で表すと:
R(ω)=H(ω)X(ω)+H(ω)Y(ω)+W(ω)
であり、ここで、H(ω)は送信機が転送ノード104にX(ω)を送信するのに使用されるチャネルを表し、H(ω)は転送ノードの出力−入力チャネルを表し、Y(ω)は転送ノード104によって送信される信号であり、W(ω)は雑音信号を表す。R(ω)が
Figure 2012515464
となることが望ましく、ここで、
Figure 2012515464
は送信機102の送信電力に対応し、Y(ω)が、
Figure 2012515464
であるとみなされるとき(転送ノード104がAF又はEFタイプである場合、数式1に雑音項を補うべきである)、
Figure 2012515464
は、転送ノード104の送信電力を表し、τは転送ノード104での最小の処理遅延であるとき、X(ω)(無雑音及び前置等価の使用を仮定する)を解くと以下のようになる。
Figure 2012515464
このように、送信機が上述の定義の通りX(ω)を送信するとき、転送ノードの出力−入力干渉はキャンセルされ、主要信号S(ω)は転送ノード104により好適に受信され転送される。数式2は、送信および/または受信ビーム形成を使用する単一ストリームの送信を考慮する場合に使用され得る。
上述したように、転送ノード104は、送信機102の適応フィルタ202(図2を参照)を調整するためにフィードバック情報を使用する送信機102にフィードバック情報を送信するかもしれない。ここで図2を参照する。図2は、いくつかの実施形態に係る送信機102の機能ブロック図を示す。図2に示した実施形態において、送信機102は、周波数領域において動作する適応フィルタ202を含む。フィルタ202は、信号S(ω)を受信し、上述したように出力−入力フィードバック信号によって生じる干渉をキャンセルするかまたは低減するように構成されるフィルタ済バージョンのS(ω)を提供する。S(ω)とフィルタ済バージョンのS(ω)とは合成器204により合成され、合成器204は、いくつかの実施形態において加算器を含み、他の実施形態においてモジュロ格子演算を実行するためのモジュロ格子モジュールを更に含む。その結果は、逆高速フーリエ変換モジュール206およびサイクリックプレフィックス208に提供される。増幅器208は、1つ以上のアンテナ212を使用して送信される信号を増幅するかもしれない。このように、本発明は、干渉キャンセルする送信機ベースの解決法提供する。
転送ノード104がDFタイプ(すなわちノードの出力において雑音が無い)であり、ダーティペーパー紙符号化(DPC)が使用される場合、当該送信機によって送信される信号に対応する周波数領域表現は以下のようになる。
Figure 2012515464
ここで、演算子()Λはモジュロ演算を示し、A=BmodΛと典型的に書かれる。これは、結果が範囲[−Λ/2、+Λ/2]に入るまで、信号の実部と虚部それぞれに対してΛの整数を減算することにより、大きさを制限する信号の実部と虚部に対するスカラモジュロ演算子により例えば達成され得る。送信側及び受信側の両方でモジュロ演算の実行が必要であることが強調される。
DPC動作の利点は、送信機からリピータへのリンクの動作においてより電力効率の良い結果をもたらす(すなわち、干渉キャンセル信号に対して更なる電力が使用されない)ことである。DPC解決法のあり得る不利な点は、時間領域において実行される場合、スペクトルの拡大をもたらす高速過渡を生じうるということである。他のあり得る不利な点は、受信機が(送信機からの)DPC信号と(リピータからの)非DPC信号との重合せを観測するため、より複雑な受信機を必要とするかもしれないということである。OFDM(A)のコンテキストにおけるあり得る不利な点は、最悪ケースの信号ピークに対して非常に高いΛを必要とし得るということである。これは、高PAPRタイプの変調方式のDPCの利点を低減するかもしれない。しかしながら、(雑音レベルの増加を許容することによりPAPR低減のためにOFDMベースのクリッピングが使用される場合のように)いくらかの歪みが許容しうる場合、Λは低減可能でありDPC方式の電力効率は改善され得る。
本発明は、また、時間領域に対して適用可能である。時間領域において、送信機102によって送信される信号は以下のように表され得る。
Figure 2012515464
ここで、f(n)は、
(n)*f(n)=h(n)
となるように選択されるか、又は、同等な、
Figure 2012515464
であり、ここで、Fはフーリエ変換であり、F−1はフーリエ逆変換である。
ここで図3を参照すると、図3は、フィルタリングを時間領域で実行する実施形態に係る送信機102の機能ブロック図を示す。図3で示したように、送信機102は適応時間領域フィルタ302を含む。
他の実施形態では、転送ノード104はAFタイプであり、いかなる等化も実行せず雑音を転送し、送信機102はいかなる前置等価も実行しない。この実施形態において、送信機102によって送信される信号は周波数領域において以下のように表される。
Figure 2012515464
(n)の両方の相互伝達関数に依存するフィルタ関数f(n)の探索を回避できるため、前置等価を用いないアプローチは特に時間領域の実施態様において魅力的になる。この実施形態において、送信機102によって送信される信号は時間領域において以下のように表される。
Figure 2012515464
前置等価を用いないアプローチは、DPCを取扱うとき、送信信号X(k)及びx(n)それぞれのH(k)及びh1(n)に大きな依存性が無いため、大信号及び丸め誤差の利点を更に有する。このアプローチでは、送信機102によって送信される信号は時間領域において以下のように表される。
Figure 2012515464
他の実施形態では、本発明の態様は、一般に多数アンテナ通信のコンテキストに適用され、特に空間多重MIMO(すなわち多数ストリーム送信)に適用される。図4は、この実施形態を示す。図4に示すように、送信機402は、受信ノード406のセットに情報を転送する転送ノード404への情報の送信に多数のアンテナを使用する。転送ノード404での行列フィルタB(k)及び送信機402での行列フィルタA(k)を仮定すると、自己干渉キャンセルに対する条件は、
(k)A(k)=H(k)B(k)H(k)
である。B(k)は、多くの方法で選択され、例えば
Figure 2012515464
である。この実施形態(そして、前置等価が無いと仮定する)において、送信機402によって送信される信号は周波数領域において以下のように表される。
Figure 2012515464
ここで図5を参照すると、図5は、いくつかの実施形態に係る(転送ノード104または404それぞれによって生じる干渉をキャンセルするために送信機102または402により実行される)方法500を示すフローチャートである。方法500は、ステップ502において開始され得、ここで、送信機は、転送ノードからフィードバック情報を受信する。フィードバック情報は、転送ノードの出力−入力チャネルに関する情報と、転送ノードの増幅レベルに関する情報と、の少なくとも一方を含み得る。ステップ504において、送信機は、受信されたフィードバック情報を使用してフィルタ(例えば、フィルタ202または302)を構成する。ステップ506において、送信機は、フィルタ済バージョンの入力信号(s’)を提供するために、構成されたフィルタを使用して入力信号(s)をフィルタする。ステップ508において、送信機は、出力信号(x)を提供するためにsおよびs’を合成する。ステップ510において、送信機は、入力信号とフィルタ済バージョンの入力信号とを含む出力信号を転送ノード(例えばノード104または404)に送信する。好適には、ステップ504において、フィルタは、フィルタ済バージョンの入力信号が、転送ノードの入力で受信される不要な出力−入力信号をキャンセル又は低減するように構成される。このように、干渉キャンセルは送信機で実行される。
上述した干渉キャンセルのシステム/方法を用いて、オンフレクエンシーリピータまたはリレーの自己干渉を低減することが可能となる。これは出力−入力の分離の増大として現れ、それによって、大きな経路損失を克服可能なリピータ増幅ゲインの増加が可能となる。これは、通信範囲の拡大として解釈されうる。さらに、DPCの実施形態は、送信機からリピータへの経路を介した干渉キャンセル信号の送信を電力効率の良い方法を提供する。
本発明の各種の実施形態について述べたが、これらは単に例示であり制限するものでは無いと理解されるべきである。したがって、本発明の広がりおよび範囲は、上述の例示的実施形態のの何れかによって制限されるべきではない。
加えて、上述し図面に示された処理は一連のステップとして示されているが、これは単に説明のためのものである。したがって、いくつかのステップが加えられ得、いくつかのステップが省略され得る、ステップの順序が再編成され得、そして、いくつかのステップが並列に実行され得ると考えられる。

Claims (19)

  1. 送信機(102,402)であって、
    転送ノード(104,404)から送信されたフィルタ適応情報(130)を受信するための受信部(201)と、
    (i)入力信号を受信し、(ii)前記フィルタ適応情報を受信し、(iii)フィルタ済バージョンの入力信号を生成するために前記フィルタ適応情報を使用する、ように構成された適応フィルタ(202,302)と、
    前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを含む出力信号を生成するために、前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを合成する信号合成部(204)と、
    前記出力信号を受信するための入力を有する前記転送ノードに前記出力信号を送信するための1以上の送信アンテナ(212)と、
    を含み、
    前記適応フィルタは、前記転送ノードの出力から送信され前記転送ノードの前記入力で受信された信号によって生じる干渉を前記フィルタ済バージョンの入力信号が低減するように、前記フィルタ適応情報を使用するように構成されることを特徴とする送信機。
  2. 前記送信機は、前記出力信号を送信するために単一の送信アンテナのみを使用するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  3. 前記送信機は、前記出力信号を送信するために2以上の送信アンテナを使用するように構成され、前記出力信号はベクトルであることを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  4. 前記適応フィルタは、前記フィルタ適応情報に基づいて1以上のフィルタ重みを調整するように構成され、これにより、前記転送ノードの前記出力から送信され前記転送ノードの前記入力で受信された信号によって生じる干渉を低減するように構成された前記フィルタ済バージョンの入力信号を生成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の送信機。
  5. 前記フィルタ適応情報は、前記転送ノードの出力−入力チャネルに関する情報と、前記転送ノードの送信電力に関する情報と、の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の送信機。
  6. 前記フィルタ済バージョンの入力信号は、前記転送ノードの出力−入力チャネルの関数であることを特徴とする請求項5に記載の送信機。
  7. 前記適応フィルタは、周波数領域フィルタ(202)であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の送信機。
  8. 前記適応フィルタは、時間領域フィルタ(302)であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の送信機。
  9. フィードバック干渉を低減するための、送信機(102,402)により実行される方法であって、
    転送ノード(104,404)から送信されたフィルタ適応情報(130)を受信するステップと、
    前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタ(202,302)を構成するステップと、
    入力信号をフィルタしてフィルタ済バージョンの入力信号を生成するために、前記構成された前記適応フィルタを使用するステップと、
    前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを含む出力信号を生成するために、前記入力信号と前記フィルタ済バージョンの入力信号とを合成するステップと、
    前記出力信号を受信するための入力を有する前記転送ノードに前記出力信号を送信するステップと、
    を含み、
    前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタを構成する前記ステップは、前記転送ノードの出力から送信され前記転送ノードの前記入力で受信された信号によって生じる干渉を前記フィルタ済バージョンの入力信号が低減するように、前記適応フィルタを構成するステップを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記出力信号を送信する前記ステップは、前記出力信号を送信するために単一の送信アンテナ(212)のみを使用するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記出力信号を送信する前記ステップは、前記出力信号を送信するために2以上の送信アンテナ(212)を使用するステップを含み、前記出力信号はベクトルであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記フィルタ適応情報を使用して適応フィルタを構成する前記ステップは、前記フィルタ適応情報に基づいて1以上のフィルタ重みを調整するステップを含むことを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の方法。
  13. 前記適応フィルタは、周波数領域フィルタ(202)であることを特徴とする請求項9乃至12の何れか一項に記載の方法。
  14. 前記適応フィルタは、時間領域フィルタ(302)であることを特徴とする請求項9乃至12の何れか一項に記載の方法。
  15. 前記フィルタ適応情報は、前記転送ノードの出力−入力チャネルに関する情報と、前記転送ノードの送信電力に関する情報と、の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項9乃至14の何れか一項に記載の方法。
  16. 前記フィルタ済バージョンの入力信号は、前記転送ノードの出力−入力チャネルの関数であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記転送ノードは、
    (1)復号転送(DF)タイプの転送ノード、
    (2)増幅転送(AF)タイプの転送ノード、
    (3)評価転送(EF)タイプの転送ノード、
    のうちの1つであることを特徴とする請求項9乃至16の何れか一項に記載の方法。
  18. 前記転送ノードは、等化を実行しないことを特徴とする請求項9乃至16の何れか一項に記載の方法。
  19. 合成する前記ステップは、モジュロ格子演算を含むことを特徴とする請求項9乃至18の何れか一項に記載の方法。
JP2011545316A 2009-01-12 2009-01-12 フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP5165798B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2009/050013 WO2010080055A2 (en) 2009-01-12 2009-01-12 Systems and method for canceling feedback interference

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012515464A true JP2012515464A (ja) 2012-07-05
JP5165798B2 JP5165798B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42317032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011545316A Expired - Fee Related JP5165798B2 (ja) 2009-01-12 2009-01-12 フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8385820B2 (ja)
EP (1) EP2377255B1 (ja)
JP (1) JP5165798B2 (ja)
WO (1) WO2010080055A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9042294B2 (en) * 2009-10-05 2015-05-26 Futurewei Technologies, Inc. System and method for relaying transmissions in wireless communications
KR101791633B1 (ko) 2014-03-29 2017-10-30 주식회사 쏠리드 간섭 제거 중계 장치
KR20160133256A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 삼성전자주식회사 방송수신장치 및 그 제어방법
US10270478B2 (en) 2015-07-27 2019-04-23 Northrop Grumman Systems Corporation Non-linear transmitter pre-coding

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01157112A (ja) * 1987-12-14 1989-06-20 Fujitsu Ltd 自動等化方式
JPH042226A (ja) * 1990-04-19 1992-01-07 Nec Corp 通信システムにおける自動等化システム
JP2005229524A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ntt Docomo Inc 無線中継システム、無線中継装置及び無線中継方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0510385D0 (en) * 2005-05-20 2005-06-29 British Broadcasting Corp Improvements relating to on-channel repeaters
KR100758206B1 (ko) * 2006-09-14 2007-09-12 주식회사 쏠리테크 반향성분 제거 시스템 및 반향성분 제거방법
US8150309B2 (en) * 2006-11-15 2012-04-03 Powerwave Technologies, Inc. Stability recovery for an on-frequency RF repeater with adaptive echo cancellation
KR100844828B1 (ko) * 2006-11-24 2008-07-08 주식회사알에프윈도우 안테나를 내장한 궤환 간섭신호 제거 무선중계장치
EP2119028B1 (en) * 2007-01-24 2019-02-27 Intel Corporation Adaptive echo cancellation for an on-frequency rf repeater using a weighted power spectrum
KR100879335B1 (ko) * 2007-02-23 2009-01-19 (주)에어포인트 전치 왜곡 기능을 구비한 귀환간섭신호 제거 중계 시스템및 그 방법
TWI372530B (en) * 2007-03-02 2012-09-11 Qualcomm Inc Configuration of a repeater
KR100879334B1 (ko) * 2007-03-06 2009-01-19 (주)에어포인트 초소형 일체형 간섭 제거 무선중계 장치 및 그 방법
US7873315B2 (en) * 2007-03-30 2011-01-18 Alcatel-Lucent Usa Inc. Repeater for providing coverage within a wireless communications network and methods thereof
US8081945B2 (en) * 2007-12-04 2011-12-20 Cellular Specialities, Inc. Feedback cancellation system and method
US20100075595A1 (en) * 2008-04-17 2010-03-25 Cellynx, Inc. Dual Loop Active and Passive Repeater Antenna Isolation Improvement
US8073385B2 (en) * 2008-05-20 2011-12-06 Powerwave Technologies, Inc. Adaptive echo cancellation for an on-frequency RF repeater with digital sub-band filtering
US8135339B2 (en) * 2008-12-31 2012-03-13 Andrew Llc System and method for feedback cancellation in repeaters

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01157112A (ja) * 1987-12-14 1989-06-20 Fujitsu Ltd 自動等化方式
JPH042226A (ja) * 1990-04-19 1992-01-07 Nec Corp 通信システムにおける自動等化システム
JP2005229524A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ntt Docomo Inc 無線中継システム、無線中継装置及び無線中継方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2377255B1 (en) 2012-11-28
JP5165798B2 (ja) 2013-03-21
US20110269395A1 (en) 2011-11-03
US8385820B2 (en) 2013-02-26
WO2010080055A3 (en) 2010-10-14
WO2010080055A2 (en) 2010-07-15
EP2377255A2 (en) 2011-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI398114B (zh) 用於改良中繼之方法及系統
US8244190B2 (en) Multi-antenna relay with self-interference cancellation
US20100279602A1 (en) Node and a Method for use in a Wireless Communications System
EP3734846A1 (en) Rf front end reduction of receiver de-sensitivity
Antonio-Rodríguez et al. Adaptive self-interference cancellation in wideband full-duplex decode-and-forward MIMO relays
JP5165798B2 (ja) フィードバック干渉をキャンセルするシステムおよび方法
US9893871B2 (en) In-band full duplex transceiver
JP2007060212A (ja) 無線通信システムおよびアップリンク用リピータ装置
US10797745B2 (en) Method for in-band full-duplex transmission and reception, and apparatus for the same
JP4857219B2 (ja) 無線通信システム及び中継無線装置
Gonzalez et al. Performance analysis of full-duplex AF relaying with transceiver hardware impairments
JP5424813B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信中継装置
JP2008502177A (ja) 通信ネットワーク上でデータ信号を伝送するための装置および方法
CN102665226A (zh) 基于df协议的类直放站全双工中继方法
JP2006060498A (ja) 干渉キャンセラ及び当該干渉キャンセラを用いる中継装置
JP4420797B2 (ja) 干渉キャンセラ及び当該干渉キャンセラを用いる中継装置
JP5521201B2 (ja) 回り込みキャンセラ及び回り込みキャンセル方法
CN104104423A (zh) Mimo中继通信节点间干扰的消除方法及系统
JP5354541B2 (ja) 回り込みキャンセラ及び回り込みキャンセル方法
CN102812737B (zh) 具有多发射器和多接收器的x-mimo系统
Berceanu et al. The performance of an uplink Massive MIMO OFDM-based multiuser system with LDPC coding when using relays
JP2011082854A (ja) 無線中継装置
KR102489942B1 (ko) 전이중 양방향 릴레이 네트워크에서 신호 송수신 방법 및 장치
Shi et al. A" relay node division duplex" Relaying approach for MIMO relay networks
Mavrokefalidis et al. Optimal training design for channel estimation in OFDM/OQAM cooperative systems

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees