JP2012512546A - 複数のmqw領域を備えたmqwレーザ構造 - Google Patents

複数のmqw領域を備えたmqwレーザ構造 Download PDF

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Abstract

活性および/または受動MQW領域を含む多重量子井戸レーザ構造が提供される。各MQW領域は複数の量子井戸および介在障壁層を含む。隣接するMQW領域は、介在障壁層より厚いスペーサ層によって分離される。量子井戸のバンドギャップは、介在障壁層およびスペーサ層のバンドギャップより低い。活性領域は、活性および受動MQWを含むことができ、電気ポンピングによる光子の誘導放出用として構成することができる。あるいは、活性領域は、光ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される活性MQW領域を含むことができる。

Description

関連出願の相互参照
本願は、参照により本願に援用される2008年12月16日に出願された米国特許出願第12/336,050号の優先権を主張する。
本開示は半導体レーザに関し、さらに具体的には、レーザ構造における光閉じ込めの強化に関する。
本発明の発明者らは、半導体レーザの導波路における光伝搬の光閉じ込めを改善するためには、レーザ基板に対する閉じ込めモードの外部結合を低減するかあるいは除去するべきであると認識してきた。さらに、レーザの活性領域周辺の光学場のプロファイルは、光伝搬モードおよびゲイン領域の間の効率的な重なり合いを確実にするために、かつ、活性領域の近傍における光学モードの金属コンタクトへの透過による光学的損失を避けるために、狭くしなければならない。これらの課題は、約450nmおよび約600nmの間の波長において操作される半導体レーザの場合特に重要である。それは、このようなレーザにおいては光の漏洩が生じやすい場合が多いからである。
半導体レーザは光学的なヘテロ構造を備えることができる。この構造には、例えば、高屈折率の導波路層を、その導波路層よりも屈折率が低い2つのクラッド層の間にサンドイッチした構造が含まれる。クラッド層は光学モードの幅を狭める機能を有し、そのモードは、クラッド層の屈折率が導波路の有効屈折率よりも低いので、クラッド層内において指数関数的に減退する。導波路の有効屈折率neffとクラッド層の屈折率との間の差異が大きくなる程、クラッド部分におけるモードの透過は小さくなり、モードは狭くなる。従って、導波路における屈折率を増大すること、またはクラッド部分における屈折率を減少することのいずれかによって狭いモードが達成できる。
導波路の有効屈折率neffが基板の屈折率よりも低い場合には、光がクラッド部分の底部を通って基板にトンネル漏洩する可能性が生じる。この可能性を低減するため、neffおよびクラッド層の屈折率の間の差異はできるだけ大きくするべきである。理想的には、クラッド層をできるだけ厚くして、neffを基板の屈折率に近づけるかあるいはそれよりも高くすることが必要である。遺憾なことに、第III族の窒化物の半導体レーザの場合には、ヘテロ構造における格子不整合に誘起されるひずみと、InGaNの熱的不安定とによって、レーザに重要な設計上の制限が課せられる。例えば、十分に厚くかつクラッド層の屈折率を低下させるのに十分なほど高いAl含有量を有するAlGaNクラッド層を成長させることは、AlGaNの引張ひずみが構造内に亀裂問題を生じさせるので、難しい課題である。また、十分な量の含有量を有するInGaNヘテロ構造を成長させることも、高い圧縮ひずみ、貧弱な熱安定性、および材料ドーピングの難しさのような因子のために困難である。
本発明の発明者らは、また、光閉じ込めの物理学によれば、クラッド層の屈折率を低減すると導波路の有効屈折率neffが低減する結果が生じるので、クラッド層の屈折率を低減しても、レーザ基板の屈折率に比べて高い導波路の有効屈折率neffを生成しないであろうと認識してきた。本開示の主題事項によれば、レーザ構造に複数のMQW領域を導入することによって、例えば、450nmより大きいレーザ発振波長における半導体レーザ操作の導波路領域の有効屈折率neffを、レーザ構造内への光閉じ込めを強化するように増大することが可能である。この光閉じ込めの強化によって、レーザ基板へのモードの漏洩が低下し、レーザ構造の活性領域の近傍における金属コンタクトへの光学モードの透過による光学的損失を防止する助けになる。例えば、コンタクト金属がレーザ構造の上部クラッド層の頂部に堆積される場合は、上部クラッド層を通過して金属層に至る僅かなモードテール部の透過でも、金属における吸収がきわめて高い可能性があるので、重要な光学的損失源になり得る。前記のように導波路領域の有効屈折率neffを増大すると、このモードテール部の透過を低減できる。
本開示の一実施形態によれば、レーザ基板と、半導体の活性領域と、導波路領域と、クラッド領域とを含む多重量子井戸レーザダイオードが提供される。活性領域は、少なくとも1つの活性MQW領域と少なくとも1つの受動MQW領域とを備えている。活性MQW領域は、電気ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される。受動量子井戸領域は、活性MQW領域のレーザ発振光子エネルギーにおいて光学的に透明である。各MQW領域は、複数の量子井戸と、障壁層厚さaの複数の介在障壁層とを含む。隣接するMQW領域はスペーサ厚さbのスペーサ層によって分離される。スペーサ厚さbは障壁層厚さaより大きい。量子井戸のバンドギャップは、介在障壁層およびスペーサ層のバンドギャップより低い。それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域が、導波路領域が活性領域からの光子の誘導放出を導くように、かつ、クラッド領域が導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、レーザ基板上に多層のダイオードとして形成される。
本開示の別の実施形態によれば、活性領域が、光ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される1つ以上の活性MQW領域を含むような多重量子井戸レーザ構造が提供される。各MQW領域は、バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分を含む複数の量子井戸と、障壁層厚さaの複数の介在窒化物障壁層とを備えている。隣接するMQW領域はスペーサ厚さbの窒化物スペーサ層によって分離される。スペーサ厚さbは障壁層厚さaより大きい。量子井戸のバンドギャップは、介在窒化物障壁層および窒化物スペーサ層のバンドギャップより低い。それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域が、導波路領域が活性領域からの光子の誘導放出を導くように、かつ、クラッド領域が導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、レーザ基板上に多層構造を形成する。
本開示のさらに別の実施形態によれば、スペーサ厚さbが、障壁層厚さaより大きく、約10nmおよび約150nmの間の値である。障壁層厚さaは約2nmおよび約30nmの間の値である。
本開示の具体的な実施形態に関する以下の詳細説明は、次の図面に関連付けて読むと最もよく理解できる。図面においては、同じ構造部分は同じ参照符号で示されている。
本開示の一実施形態による電気ポンピング用に適した多重量子井戸レーザ構造の図解である。 本開示の別の実施形態による光ポンピング用に適した多重量子井戸レーザ構造の図解である。
図1および2に図解される多重量子井戸(MQW)レーザ構造100は、半導体の活性領域10と、活性領域10の両面に配備される1対の導波路層20を含む導波路領域と、導波路領域の両面に配備される1対のクラッド層30を含むクラッド領域とを含む。それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、導波路領域の導波路層20が活性領域10からの光子の誘導放出を導くように、かつ、クラッド領域のクラッド層30が導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、レーザ基板35上に多層構造として形成される。
活性領域10は複数のMQW領域40、50、60を含んでおり、その内の少なくとも1つは光子の誘導放出用として構成される。MQW領域40、50、60は、レーザ発振波長においてできるだけ高い屈折率を提供することによって、光学的損失を導入することなく光閉じ込めを強化する。その結果、前記のように、導波路の有効屈折率neffが増大し、レーザ構造における光閉じ込めが強化される。MQW領域40、50、60が提供する屈折率は、通常、MQW領域40、50、60に用いられる半導体材料のバンドギャップの低減と共に超線形的に増大する。従って、本発明を実践する場合には、光閉じ込めを強化するために、MQW領域40、50、60の構成において相対的に低いバンドギャップを有する材料を用いるべきである。
図1および2に図解される構造を含む、電気および光ポンピングされるレーザ構造100においては、活性領域10が、複数の相対的に薄い量子井戸70を用いて構成される。量子井戸70は、必ずしも必要なことではないが、前記のバンドギャップ低減用として選択される第III族の窒化物を用いて製作できる。本発明を規定しかつ記述するために、その濃度が増大するとバンドギャップを低減する成分を、量子井戸の「バンドギャップ(を)低減(する)(band−gap reducing)」成分と呼称することにする。バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分は、量子井戸70のそのバンドギャップを低減する第III族の窒化物成分の濃度が増大するにつれて、誘導放出波長における量子井戸70の屈折率を超線形的に増大し得るように選択される。例えば、一実施形態によれば、量子井戸70は、通常GaN基板またはバッファ層の上に圧縮ひずみの下で成長させるInGaNの量子井戸を含み、InGaNのInN成分の濃度を、屈折率の超線形的増大が生成されるように増大させる。これと対照的に、InGaNのGaN成分の濃度を増大しても量子井戸のバンドギャップは低減せず、そのため、この成分は、一般的に、量子井戸のバンドギャップ低減成分とは見做されないのである。別の実施形態においては、量子井戸70は、AlGaNまたはAlN基板の上に圧縮ひずみの下で成長させるAlGaN量子井戸を含む。InGaN量子井戸70の場合は、バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分は、上記のバンドギャップの低減を伴うInNであり、AlGaN量子井戸70の場合は、バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分は、上記のバンドギャップの低減を伴うGaNになる。AlGaAs量子井戸、AlGaAsP量子井戸、GaAs量子井戸、InGaAs量子井戸、およびこれらの組合せも考えられる。
上記のように、MQW領域40、50、60の屈折率は、量子井戸のバンドギャップ低減成分の濃度の増大と共に超線形的に増大する。しかし、バンドギャップ低減成分を用いる半導体層における圧縮ひずみは、その成分の濃度とその成分を利用する層の厚さとが増大するにつれて、相対的に線形的な態様で蓄積するだけである。その結果、全ひずみを増大することなく、高い屈折率とそれによってもたらされる良好な光閉じ込めとから利益を得るためには、相対的に低いバンドギャップ低減成分濃度を有する単一の相対的に厚い層とは逆に、高いバンドギャップ低減成分濃度を有する薄い複数の層を用いることが望ましい。導波路領域10における圧縮ひずみは、通常、バンドギャップ低減成分の含有量の増大と共にほとんど線形的に蓄積されるが、相対的に薄い量子井戸70の厚さを低減することによって、光閉じ込めを強化することが可能である。その場合、その光閉じ込めは、その量子井戸70におけるバンドギャップ低減成分の含有量を増大させながら、構造的な一体性を損なうことなく行うことができる。その結果、介在障壁層80をも含むMQW領域40、50、60は、光伝搬モードを相対的に狭い領域内に集中させる相対的にコンパクトな導波路領域10になる。
本明細書に開示する種々の実施形態を実践する場合には、低いバンドギャップを有する量子井戸70は、一般的に量子井戸70における光閉じ込めを増大するが、MQW領域40、50、60の構成は、過度の圧縮ひずみの蓄積を生成しないように、あるいは、例えば構造にvピットの形成を生じる場合が多い成長モルフォロジーの劣化を生成しないように、保持されるべきであることが認識されなければならない。MQW領域40、50、60における低いバンドギャップを可能にしながらこの問題への対処を補助するために、隣接するMQW領域40、50、60を、バンドギャップが大きい材料から製作されるスペーサ層90によって分離する。量子井戸70のバンドギャップは、介在窒化物障壁層80およびスペーサ層90のそれぞれのバンドギャップより低い。本開示の範囲内のレーザ構造は、上記の特性を生成する従来型および未開発の種々の窒化物または他の材料を採用することができると考えられるが、一実施形態においては、MQW領域40、50、60はInGaNを含み、スペーサ層90はGaNまたはInGaNを含む。
図1および2に模式的に図解するように、スペーサ層90は、障壁層厚さaよりも大きいスペーサ厚さbを画定する。スペーサ層90は、ナノメータスケールのものとすることができるが、MQW領域40、50、60を横切るひずみの蓄積を少なくとも部分的に緩和し、かつ、MQW成長の間に導入されるあらゆるモルフォロジーの劣化を回復する程度に十分に厚くするべきである。例えば、いくつかの実施形態においては、スペーサ厚さbを障壁層厚さaよりも大きくすることができる。さらに具体的には、スペーサ厚さbが約20nmおよび約100nmの間の値である場合、障壁層厚さaを約2nmおよび約30nmの間の値とすることができる。他の実施形態においては、スペーサ厚さbが、障壁層厚さaの少なくとも2倍の大きさである。さらに別の実施形態においては、スペーサ厚さbは約20nmより大きく、障壁層厚さaは約20nmより小さい。
図1に図解する電気ポンピングされるMQWレーザ構造100においては、それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域が多層のレーザダイオードとして形成され、活性領域10が、1対の受動MQW領域40、60の間にサンドイッチされた活性MQW領域50を含んでいる。活性MQW領域50は、電気ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される。受動量子井戸領域40、60の光学遷移エネルギーがレーザ構造100のレーザ発振光子のエネルギーよりも高いこと、並びに、受動量子井戸領域40、60が、活性MQW領域50のレーザ発振光子のエネルギーにおいて光学的に透明であることを確実にするために、受動MQW領域40、60のバンドギャップを、できるだけ近接しているが、活性MQW領域50のレーザ発振放出光子のエネルギーよりも高くすることが必要である。活性および受動MQW領域40、50、60のそれぞれの量子井戸の光学遷移エネルギーが種々の方法で調整可能であることを、半導体構造分野の当業者は認めるであろう。例えば、InGaN/GaNのMQW領域の場合には、量子井戸の光学遷移エネルギーを、InGaNにおけるInNのモル分率を調節することによって調整できる。
従って、次の表1に示すように、MQW領域がInGaNを含む場合に受動MQW領域40、60の透明性を確保するために、量子井戸の厚さが同じであれば、活性量子井戸領域50のIn含有量を、受動量子井戸領域40、60のIn含有量よりも大きくなるように調整することが可能である。この方法で、受動量子井戸領域40、60の光学遷移エネルギーを、多重量子井戸レーザ構造100のレーザ発振光子のエネルギーよりも高くすることが可能になり、受動量子井戸領域40、60は、多重量子井戸レーザ構造のレーザ発振光子エネルギーにおいて透明になるであろう。図1の電気ポンピングされるレーザダイオード構造100の受動MQW領域40、60の材料屈折率は、バンドギャップの減少と共に超線形的に増大する。一般的に、バンドギャップを、MQW領域40、60の吸収端の波長がレーザ放出の波長に近付く点よりも小さくすることはできない。すなわち、MQW領域40、60の吸収光子エネルギーをレーザ発振光子エネルギーよりも高くしなければならない。例えば、いくつかの実施形態においては、活性量子井戸領域のレーザ発振光子エネルギーが、受動量子井戸領域の光子エネルギーよりも、約50meV〜約400meVだけ低いであろう。次の表1は、電気ポンピングされるレーザ構造の場合において、本発明の特定の実施形態を実践するのに適したいくつかの具体的な設計パラメータを示している。
Figure 2012512546
図1に図解されるレーザダイオード構造は、活性および受動MQW領域50、60の間に挿入される電子ストップ層85をさらに含み得ることが注記される。電子ストップ層85は、例えば、図1に図解するようにスペーサ層90の内部に、あるいは、スペーサ層90および活性MQW領域50の間に、あるいは、スペーサ層90および受動MQW領域60の間に配置することができる。InGaNのMQW領域40、50、60を用いるレーザダイオード構造の場合は、電子ストップ層85をpドープされたAlGaNから作製することが可能である。スペーサ層90が完全にまたは部分的に電子ストップ層85の上部にある場合は、電子ストップ層85の上部のスペーサ材料をpドープするべきである。
図1および表1に示すように、一実施形態においては、導波路領域が、活性領域10の両面の配備されるpドープおよびnドープの層20を含む。クラッド領域も、活性領域10の両面の配備されるpドープおよびnドープのクラッド層30を含む。このため、活性MQW50は、レーザダイオード構造100のpドープされた側とレーザダイオード構造100のnドープされた側との間に配備される。レーザダイオード構造100のnドープされた側のスペーサ層90は完全にまたは部分的にnドープされ、一方、レーザダイオード構造100のpドープされた側のスペーサ層90は完全にまたは部分的にpドープされる。レーザダイオード構造100のnドープされた側の量子井戸70の間の介在障壁層80はnドープすることができ、一方、レーザダイオード構造100のpドープされた側の量子井戸70の間の介在障壁層80は、受動MQW領域40、60を貫通するキャリアの良好な輸送を確実にするためにpドープすることができる。量子井戸70も、障壁層80について記述したものと整合する方法でnまたはpドープし得ることが考えられる。
図2に図解される光ポンピングされるMQWレーザ構造100においては、活性領域10が、光ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される1つ以上の活性MQW領域40、50、60を含む。図2に図解されるレーザ構造100のMQW領域40、50、60は実質的に同一のものとすることができ、そのため、図2のレーザ構造100は、MQW領域40、50、60のそれぞれが活性MQW領域として機能し得るので、光ポンピングされるレーザ構造として用いるのに適している。但し、1つ以上のMQW領域40、50、60を受動型にしてもよいことが考えられる。
図2に図解される光ポンピングされるMQWレーザ構造100における各MQW領域40、50、60は、第III族の窒化物の半導体材料を用いて形成される複数の量子井戸70と、障壁層厚さaの介在窒化物障壁層80とを含む。隣接するMQW領域はスペーサ厚さbの窒化物スペーサ層90によって分離される。スペーサ厚さbは障壁層厚さaよりも大きく、量子井戸70のバンドギャップは、介在窒化物障壁層80および窒化物スペーサ層90のそれぞれのバンドギャップより低い。図1に図解する電気ポンピングされるレーザダイオード構造100の場合と同様に、図2に図解されるレーザ構造100のそれぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、導波路領域の導波路層20が活性領域10からの光子の誘導放出を導き、かつ、クラッド領域のクラッド層30が導波路領域における放出光子の伝搬を促進するような多層構造を形成する。
このレーザ構造は電気ポンピングではなく光ポンピングされるので、それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、通常、非ドープ半導体材料から形成される。ドーピングが過度の光学的損失をもたらさない限り、半導体材料層におけるある程度のドーピングが許容され得ることが当然考えられる。活性MQW領域のそれぞれの構成は機能的に等価のものとすることができ、任意のまたはそれぞれの活性MQW領域40、50、60は、一般的な波長における光ポンピングの下でレーザ発振能力を有するように構成することが可能である。
次の表2に詳細に示すように、光ポンピングされるレーザ構造100のいくつかの実施形態については、スペーサ厚さbが約20nmおよび約150nmの間の値であり、一方、障壁層厚さaは約2nmおよび約30nmの間の値である。この厚さの関係を利用することによって、本開示の実施形態を実践する当業者は、光閉じ込めを最適化するために量子井戸の低いバンドギャップを維持し、一方では、一般的に過度の圧縮ひずみまたは活性領域10における低い成長温度に関係するモルフォロジーの劣化を避けることが容易になることを見出すであろう。上記の範囲内および範囲外の追加的な厚さも考えられる。
Figure 2012512546
図1および2に図解される実施形態は、MQWレーザ構造に3つのMQW領域40、50、60を使用しているが、光閉じ込めの強化は、前記のスペーサ層90によって分離される2つ以上のMQW領域によって達成可能であることが考えられる。さらに、各MQW領域は、量子井戸が介在障壁層80によって分離されるという条件において、任意の個数の量子井戸70を含み得ることが考えられる。また、本明細書において記述しかつ考えられる実施形態は、Alを含まないレーザ構造およびAlGaNクラッド層を備えた構造の両者において使用可能であることが注記される。
本発明を記述しかつ規定するために、パラメータまたは他の変数の「関数(function)」である変数への本明細書における言及は、その変数が、専ら列挙されたパラメータまたは変数のみの関数であることを意味するようには意図されていないことが注記される。むしろ、列挙されたパラメータの「関数」である変数への本明細書における言及は、その変数が、単一のパラメータまたは複数のパラメータの関数であることもあり得るような制約のないものであることが意図されている。さらに、「第III族(Group III)」元素への本明細書における言及は、ホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、タリウム(Tl)およびウンウントリウム(周期律表における合成元素であって、仮の元素記号Uutを有する原子番号113の元素)を指すことが意図されている。
特定の特性、あるいは特定の態様における機能を具現化するように「構成される(configured)」本開示の構成要素に関する本明細書の詳細説明は、意図される使用に関する詳細説明ではなく、構造的な詳細説明であることが注記される。より具体的には、構成要素が「構成される」態様への本明細書の言及は、その構成要素の既存の物理的条件を示すものであり、従って、その構成要素の構造的性質の明確な詳細説明と解釈されるべきである。
「好ましくは、望ましくは(preferably)」、「一般的に(commonly)」、および「通常(typically)」といった用語が用いられる場合は、これらの用語は、本発明の特許請求の範囲を制限するようには用いられておらず、あるいは、特定の特徴が、特許請求される本発明の構造または機能にとって決定的なものであるまたは必須であるまたはきわめて重要なものであることを意味するようにも用いられていないことが注記される。むしろ、これらの用語は、単に、本開示の実施形態の特定の態様を確認するように、あるいは、本開示の特定の実施形態において利用し得るまたは利用し得ない代替的または追加的特徴を強調するように意図されたものである。
本発明を記述しかつ規定するために、「約(approximately)」という用語は、本明細書においては、任意の量的な比較、値、測定、または他の表現に帰属させ得る不確実性の本来固有の程度を表現するために用いられていることが注記される。また、「実質的に(substantially)」という用語は、本明細書においては、量的な表現が、記述された基準値から、当該主題事項の基本的な機能に変化をもたらすことなく変化し得る程度を表現するために用いられる。
構造のp側を構造の「頂部(top)」と呼称し、n側を「底部(bottom)」と呼称することが規定される。これによれば、「〜の上部(above)」という用語は構造の頂部に向かうことを意味し、「〜の下部(below)」という用語は構造の底部に向かうことを意味する。
本開示の主題事項を、詳細にかつその具体的な実施形態を参照して記述したので、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲を逸脱することなく、修正および変更が可能であることが明らかになるであろう。より具体的に言えば、本明細書においては、本開示のいくつかの態様が、望ましいものとしてまたは特に有利なものとして特定されているが、本開示はこれらの態様に必ずしも限定されないことが考えられる。例えば、本明細書に記述されるレーザ構造は、いくつかの場合には、バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分がInNであるような第III族の窒化物を含むものとして特定されるが、レーザ構造は、量子井戸のバンドギャップを低減する能力を有するか否かには関係なく、任意の数の第III族成分を包含し得ることが考えられる。
以下の1つ以上の請求項において、移行部の語句として「wherein」を用いていることが注記される。本発明を規定するために、この用語は、構造の一連の特徴の詳細説明を導入するために用いられるオープンエンドの移行句として請求項に導入されており、より一般的に用いられるオープンエンドの前提部の用語である「〜を含む、備える(comprising)」と同様に解釈されるべきであることが注記される。

Claims (5)

  1. レーザ基板と、半導体の活性領域と、導波路領域と、クラッド領域とを含む多重量子井戸レーザダイオードにおいて、
    前記活性領域が、少なくとも1つの活性MQW領域と少なくとも1つの受動MQW領域とを含み、
    前記活性MQW領域は、電気ポンピングによる光子の誘導放出用として構成され、
    前記受動量子井戸領域は、前記活性MQW領域のレーザ発振光子エネルギーにおいて光学的に透明であり、
    前記各MQW領域は、複数の量子井戸と、障壁層厚さaの複数の介在障壁層とを含み、
    隣接するMQW領域は、スペーサ厚さbのスペーサ層によって分離され、
    前記スペーサ厚さbは、前記障壁層厚さaより大きく、
    前記量子井戸のバンドギャップは、前記介在障壁層および前記スペーサ層のバンドギャップより低く、
    前記それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、前記導波路領域が前記活性領域からの光子の誘導放出を導くように、かつ、前記クラッド領域が前記導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、前記レーザ基板上に多層のダイオードとして形成される、
    ことを特徴とする多重量子井戸レーザダイオード。
  2. 前記活性MQW領域および前記受動MQW領域の間に挿入される電子ストップ層をさらに含み、
    前記電子ストップ層は、前記スペーサ層の内部に、あるいは、前記スペーサ層および前記活性MQW領域の間に、あるいは、前記スペーサ層および前記受動MQW領域の間に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多重量子井戸レーザダイオード。
  3. レーザ基板と、半導体の活性領域と、導波路領域と、クラッド領域とを含む多重量子井戸レーザ構造において、
    前記活性領域が、光ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される1つ以上の活性MQW領域を含み、
    前記各MQW領域は、バンドギャップを低減する第III族の窒化物成分を含む複数の量子井戸と、障壁層厚さaの複数の介在窒化物障壁層とを含み、
    隣接するMQW領域は、スペーサ厚さbの窒化物のスペーサ層によって分離され、
    前記スペーサ厚さbは、前記障壁層厚さaより大きく、
    前記量子井戸のバンドギャップは、前記介在窒化物障壁層および前記窒化物スペーサ層のバンドギャップより低く、
    前記それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、前記導波路領域が前記活性領域からの光子の誘導放出を導くように、かつ、前記クラッド領域が前記導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、前記レーザ基板上に多層構造を形成する、
    ことを特徴とする多重量子井戸レーザ構造。
  4. レーザ基板と、半導体の活性領域と、導波路領域と、クラッド領域とを含む多重量子井戸レーザ構造において、
    前記活性領域が、光ポンピングによる光子の誘導放出用として構成される複数の活性MQW領域を含み、
    前記各MQW領域は、複数の量子井戸と、障壁層厚さaの複数の介在障壁層とを含み、
    隣接するMQW領域は、スペーサ厚さbの窒化物のスペーサ層によって分離され、
    前記スペーサ厚さbは、前記障壁層厚さaより大きく、かつ、約10nmおよび約150nmの間の値であり、
    前記障壁層厚さaは、約2nmおよび約30nmの間の値であり、
    前記量子井戸のバンドギャップは、前記介在障壁層および前記窒化物スペーサ層のバンドギャップより低く、
    前記それぞれの活性領域、導波路領域およびクラッド領域は、前記導波路領域が前記活性領域からの光子の誘導放出を導くように、かつ、前記クラッド領域が前記導波路領域における放出光子の伝搬を促進するように、前記レーザ基板上に多層構造を形成する、
    ことを特徴とする多重量子井戸レーザ構造。
  5. 前記量子井戸が、InGaN量子井戸、AlGaN量子井戸、AlGaAs量子井戸、AlGaAsP量子井戸、GaAs量子井戸、InGaAs量子井戸、およびこれらの組合せを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の多重量子井戸レーザ構造。
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