JP2012509340A5 - - Google Patents
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Description
本明細書において言及される全ての刊行物及び特許出願は、あたかも各々の独立した刊行物又は特許出願が、全体として参照により援用されるように具体的且つ個別的に示されたのと同じ程度まで、参照により本明細書に援用される。
以下、本発明の実施形態を示す。
(1)少なくとも2個の別個の最適化ウイルスポリペプチドを含む、哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンであって、前記最適化ウイルスポリペプチドが同じウイルス遺伝子産物に対応する、前記ワクチン。
(2)前記哺乳動物がヒトである、(1)に記載のワクチン。
(3)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(1)に記載のワクチン。
(4)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(1)に記載のワクチン。
(5)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(4)に記載のワクチン。
(6)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(5)に記載のワクチン。
(7)前記ワクチンが、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの1つに対応する最適化ウイルスポリペプチドを2個以下含む、(6)に記載のワクチン。
(8)前記ワクチンが、Gag及びNefに対応する最適化ウイルスポリペプチドを含まない、(5)又は(6)に記載のワクチン。
(9)配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチドを含む、哺乳動物におけるヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチン。
(10)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つとのアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(9)に記載のワクチン。
(11)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、(9)に記載のワクチン。
(12)前記哺乳動物がヒトである、(9)に記載のワクチン。
(13)前記ワクチンが、HIV−1に対する細胞性免疫応答を誘発する、(9)に記載のワクチン。
(14)前記ワクチンが、少なくとも2つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(15)前記少なくとも2つの前記最適化ウイルスポリペプチドが、
a) 配列番号1及び2;
b) 配列番号3及び4;
c) 配列番号5及び6;
d) 配列番号7及び8;
e) 配列番号9及び10;
f) 配列番号10及び11;
g) 配列番号9及び11;
h) 配列番号12及び13;
i) 配列番号13及び14;
j) 配列番号12及び14;
k) 配列番号3及び15;
l) 配列番号4及び15;
m) 配列番号16及び17;
n) 配列番号17及び18;
o) 配列番号16及び18;
p) 配列番号19及び20;
q) 配列番号21及び22;
r) 配列番号22及び23;
s) 配列番号21及び23;
t) 配列番号24及び25;
u) 配列番号26及び27;又は
v) 配列番号28及び29、
を含む、(14)に記載のワクチン。
(16)前記ワクチンが、少なくとも3つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(17)前記ワクチンが、少なくとも4つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(18)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも2つの対を含む、哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンであって、前記最適化ウイルスポリペプチドの各対が同じウイルス遺伝子産物に対応し、及び前記ワクチンに組み込まれる2個以下の最適化ウイルスポリペプチドが同じウイルス遺伝子産物に対応する、前記ワクチン。
(19)前記哺乳動物がヒトである、(18)に記載のワクチン。
(20)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(18)に記載のワクチン。
(21)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも3つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(22)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも4つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(23)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(18)に記載のワクチン。
(24)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(23)に記載のワクチン。
(25)前記別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも2つの対が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の2つに対応する、(24)に記載のワクチン。
(26)前記少なくとも2つのウイルス遺伝子産物が、Gag及びNefではない、(25)に記載のワクチン。
(27)Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の3つに対応する別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも3つの対を含む、(25)に記載のワクチン。
(28)Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の4つに対応する別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも4つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(29)前記ワクチンが、HIV−1に対する細胞性免疫応答を誘発する、(24)に記載のワクチン。
(30)少なくとも1つの別個の最適化ウイルスポリペプチドのヌクレオチド配列が核酸又はベクターによりコードされる、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチン。
(31)前記ベクターが組換えアデノウイルスである、(30)に記載のワクチン。
(32)前記組換えアデノウイルスが、アデノウイルス血清型26(Ad26)、アデノウイルス血清型34(Ad34)、アデノウイルス血清型35(Ad35)、アデノウイルス血清型48(Ad48)、又はアデノウイルス血清型5 HVR48(Ad5HVR48)である、(31)に記載のワクチン。
(33)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤とさらに組み合わされた、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチン。
(34)配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチドのヌクレオチド配列を含む核酸。
(35)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(34)に記載の核酸。
(36)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つを含む、(34)に記載の核酸。
(37)ベクターをさらに含む、(34)に記載の核酸。
(38)前記ベクターが組換えアデノウイルスである、(37)に記載の核酸。
(39)前記組換えアデノウイルスが、アデノウイルス血清型26(Ad26)、アデノウイルス血清型34(Ad34)、アデノウイルス血清型35(Ad35)、アデノウイルス血清型48(Ad48)、又はアデノウイルス血清型5 HVR48(Ad5HVR48)である、(38)に記載の核酸。
(40)配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチド。
(41)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(40)に記載の最適化ウイルスポリペプチド。
(42)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つを含む、(40)に記載の最適化ウイルスポリペプチド。
(43)哺乳動物に対し、(1)、(9)若しくは(18)に記載のワクチン又は(37)に記載の核酸を投与することを含む、前記哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減する方法。
(44)前記哺乳動物がヒトである、(43)に記載の方法。
(45)前記ワクチン又は核酸が、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(43)に記載の方法。
(46)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(43)に記載の方法。
(47)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(46)に記載の方法。
(48)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(43)に記載の方法。
(49)哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンの製造方法であって、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチンを合成することを含む、前記方法。
(50)哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンの製造方法であって、
a)(37)に記載の核酸を細胞と接触させるステップと、
b)前記最適化ウイルスポリペプチドを単離するステップと、
を含む、前記方法。
(51)前記最適化ウイルスポリペプチドが、哺乳動物に投与されると細胞性免疫応答を誘発する、(49)又は(50)に記載の方法。
(52)前記哺乳動物がヒトである、(49)又は(50)に記載の方法。
(53)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(49)又は(50)に記載の方法。
(54)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(49)又は(50)に記載の方法。
(55)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(54)に記載の方法。
(56)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(55)に記載の方法。
(57)a)(1)、(9)又は(18)に記載のワクチンと、
b)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤と、
c)キットの使用説明書と、
を含むキット。
(58)アジュバントをさらに含む、(57)に記載のキット。
(59)a)(37)に記載の核酸と、
b)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤と、
c)キットの使用説明書と、
を含むキット。
(60)アジュバントをさらに含む、(59)に記載のキット。
以下、本発明の実施形態を示す。
(1)少なくとも2個の別個の最適化ウイルスポリペプチドを含む、哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンであって、前記最適化ウイルスポリペプチドが同じウイルス遺伝子産物に対応する、前記ワクチン。
(2)前記哺乳動物がヒトである、(1)に記載のワクチン。
(3)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(1)に記載のワクチン。
(4)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(1)に記載のワクチン。
(5)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(4)に記載のワクチン。
(6)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(5)に記載のワクチン。
(7)前記ワクチンが、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの1つに対応する最適化ウイルスポリペプチドを2個以下含む、(6)に記載のワクチン。
(8)前記ワクチンが、Gag及びNefに対応する最適化ウイルスポリペプチドを含まない、(5)又は(6)に記載のワクチン。
(9)配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチドを含む、哺乳動物におけるヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチン。
(10)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つとのアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(9)に記載のワクチン。
(11)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示される配列のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、(9)に記載のワクチン。
(12)前記哺乳動物がヒトである、(9)に記載のワクチン。
(13)前記ワクチンが、HIV−1に対する細胞性免疫応答を誘発する、(9)に記載のワクチン。
(14)前記ワクチンが、少なくとも2つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(15)前記少なくとも2つの前記最適化ウイルスポリペプチドが、
a) 配列番号1及び2;
b) 配列番号3及び4;
c) 配列番号5及び6;
d) 配列番号7及び8;
e) 配列番号9及び10;
f) 配列番号10及び11;
g) 配列番号9及び11;
h) 配列番号12及び13;
i) 配列番号13及び14;
j) 配列番号12及び14;
k) 配列番号3及び15;
l) 配列番号4及び15;
m) 配列番号16及び17;
n) 配列番号17及び18;
o) 配列番号16及び18;
p) 配列番号19及び20;
q) 配列番号21及び22;
r) 配列番号22及び23;
s) 配列番号21及び23;
t) 配列番号24及び25;
u) 配列番号26及び27;又は
v) 配列番号28及び29、
を含む、(14)に記載のワクチン。
(16)前記ワクチンが、少なくとも3つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(17)前記ワクチンが、少なくとも4つの前記最適化ウイルスポリペプチドを含む、(9)に記載のワクチン。
(18)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも2つの対を含む、哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンであって、前記最適化ウイルスポリペプチドの各対が同じウイルス遺伝子産物に対応し、及び前記ワクチンに組み込まれる2個以下の最適化ウイルスポリペプチドが同じウイルス遺伝子産物に対応する、前記ワクチン。
(19)前記哺乳動物がヒトである、(18)に記載のワクチン。
(20)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(18)に記載のワクチン。
(21)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも3つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(22)別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも4つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(23)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(18)に記載のワクチン。
(24)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(23)に記載のワクチン。
(25)前記別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも2つの対が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の2つに対応する、(24)に記載のワクチン。
(26)前記少なくとも2つのウイルス遺伝子産物が、Gag及びNefではない、(25)に記載のワクチン。
(27)Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の3つに対応する別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも3つの対を含む、(25)に記載のワクチン。
(28)Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される前記ウイルス遺伝子産物のうちの任意の4つに対応する別個の最適化ウイルスポリペプチドの少なくとも4つの対を含む、(18)に記載のワクチン。
(29)前記ワクチンが、HIV−1に対する細胞性免疫応答を誘発する、(24)に記載のワクチン。
(30)少なくとも1つの別個の最適化ウイルスポリペプチドのヌクレオチド配列が核酸又はベクターによりコードされる、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチン。
(31)前記ベクターが組換えアデノウイルスである、(30)に記載のワクチン。
(32)前記組換えアデノウイルスが、アデノウイルス血清型26(Ad26)、アデノウイルス血清型34(Ad34)、アデノウイルス血清型35(Ad35)、アデノウイルス血清型48(Ad48)、又はアデノウイルス血清型5 HVR48(Ad5HVR48)である、(31)に記載のワクチン。
(33)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤とさらに組み合わされた、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチン。
(34)配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチドのヌクレオチド配列を含む核酸。
(35)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(34)に記載の核酸。
(36)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つを含む、(34)に記載の核酸。
(37)ベクターをさらに含む、(34)に記載の核酸。
(38)前記ベクターが組換えアデノウイルスである、(37)に記載の核酸。
(39)前記組換えアデノウイルスが、アデノウイルス血清型26(Ad26)、アデノウイルス血清型34(Ad34)、アデノウイルス血清型35(Ad35)、アデノウイルス血清型48(Ad48)、又はアデノウイルス血清型5 HVR48(Ad5HVR48)である、(38)に記載の核酸。
(40)配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む最適化ウイルスポリペプチド。
(41)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つと配列同一性を有する少なくとも7個の連続するアミノ酸を含む、(40)に記載の最適化ウイルスポリペプチド。
(42)前記最適化ウイルスポリペプチドが、配列番号1〜29に示されるアミノ酸配列のいずれか1つを含む、(40)に記載の最適化ウイルスポリペプチド。
(43)哺乳動物に対し、(1)、(9)若しくは(18)に記載のワクチン又は(37)に記載の核酸を投与することを含む、前記哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減する方法。
(44)前記哺乳動物がヒトである、(43)に記載の方法。
(45)前記ワクチン又は核酸が、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(43)に記載の方法。
(46)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(43)に記載の方法。
(47)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(46)に記載の方法。
(48)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(43)に記載の方法。
(49)哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンの製造方法であって、(1)、(9)又は(18)に記載のワクチンを合成することを含む、前記方法。
(50)哺乳動物におけるウイルス感染症を治療し、又はそのリスクを低減するワクチンの製造方法であって、
a)(37)に記載の核酸を細胞と接触させるステップと、
b)前記最適化ウイルスポリペプチドを単離するステップと、
を含む、前記方法。
(51)前記最適化ウイルスポリペプチドが、哺乳動物に投与されると細胞性免疫応答を誘発する、(49)又は(50)に記載の方法。
(52)前記哺乳動物がヒトである、(49)又は(50)に記載の方法。
(53)前記ワクチンが、前記ウイルス遺伝子産物に対する細胞性免疫応答を誘発する、(49)又は(50)に記載の方法。
(54)前記ウイルス感染症が、レトロウイルス、レオウイルス、ピコルナウイルス、トガウイルス、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、カリシウイルス、アレナウイルス、フラビウイルス、フィロウイルス、ブニヤウイルス、コロナウイルス、アストロウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス、ヘルペスウイルス、ヘパドナウイルス、ポックスウイルス、又はポリオーマウイルスにより引き起こされる、(49)又は(50)に記載の方法。
(55)前記レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−1)である、(54)に記載の方法。
(56)前記ウイルス遺伝子産物が、Gag、Pol、Env、Nef、Tat、Rev、Vif、Vpr、及びVpuからなる群から選択される、(55)に記載の方法。
(57)a)(1)、(9)又は(18)に記載のワクチンと、
b)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤と、
c)キットの使用説明書と、
を含むキット。
(58)アジュバントをさらに含む、(57)に記載のキット。
(59)a)(37)に記載の核酸と、
b)薬学的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤と、
c)キットの使用説明書と、
を含むキット。
(60)アジュバントをさらに含む、(59)に記載のキット。
Claims (16)
- 少なくとも2つの別個の最適化ウイルスHIV-1ポリペプチドを含むワクチンであって、前記最適化ウイルスポリペプチドは同じウイルス遺伝子産物に対応し、該ウイルス遺伝子産物はgag、pol及びenvから成る群より選択され、且つ、
少なくとも2つの別個の最適化gagポリペプチドが、(a)配列番号3及び4、(b)配列番号3及び15、(c)配列番号4及び15、の群のいずれか1以上から選択され;
少なくとも2つの別個の最適化polポリペプチドが、(a)配列番号12及び13、(b)配列番号12及び14、(c)配列番号13及び14、の群のいずれか1以上から選択され;及び、
少なくとも2つの別個の最適化envポリペプチドが、(a)配列番号9及び10、(b)配列番号9及び11、(c)配列番号10及び11、の群のいずれか1以上から選択される、
前記ワクチン。 - 前記少なくとも2つの最適化gagウイルスポリペプチドが、配列番号3及び4のそれぞれに記載の配列を有するアミノ酸配列を含む、請求項1記載のワクチン。
- 前記少なくとも2つの最適化polウイルスポリペプチドが、配列番号12及び13のそれぞれに記載の配列を有するアミノ酸配列を含む、請求項1記載のワクチン。
- 配列番号12及び13のそれぞれに記載の配列を有するアミノ酸配列を含む少なくとも2つの最適化polウイルスポリペプチドをさらに含む、請求項2記載のワクチン。
- 配列番号9及び10のそれぞれに記載の配列を有するアミノ酸配列を含む少なくとも2つの最適化envウイルスポリペプチドをさらに含む、請求項4記載のワクチン。
- 前記ワクチンがウイルスベクターにおける送達のために製剤化され、該ベクターが、アデノウイルス血清型26(Ad26)、アデノウイルス血清型34(Ad34)、アデノウイルス血清型35(Ad35)、アデノウイルス血清型48(Ad48)又はアデノウイルス血清型5 HVR48(Ad5HVR48)、ポックスウイルス、改変ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)から成る群より選択される、請求項1〜5のいずれか1項記載のワクチン。
- 前記ベクターがアデノウイルス血清型26(Ad26)である、請求項6記載のワクチン。
- 前記ベクターが改変ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)である、請求項6記載のワクチン。
- 前記ワクチンがさらに薬学的に許容可能な担体、賦形剤又は希釈剤を含む、請求項1〜8のいずれか1項記載のワクチン。
- 哺乳動物においてウイルス感染症を治療するか又はウイルス感染症のリスクを低減するための請求項1〜9のいずれか1項記載のワクチン。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項1〜10のいずれか1項記載のワクチン。
- ヒトにおいてHIV-1感染症を治療するか又はHIV-1感染症のリスクを低減するためのワクチンの製造方法であって、請求項1〜11のいずれか1項記載のワクチンを合成することを含む、前記方法。
- a)請求項1〜11のいずれか1項記載のワクチンと、
b)薬学的に許容可能な担体、賦形剤又は希釈剤と、
c)キットの使用説明書と、
場合により、d)アジュバントと、
を含むキット。 - 配列番号9のアミノ酸配列を含むポリペプチド。
- ヒトにおいてHIV-1感染症を治療するか又はHIV-1感染症のリスクを低減するための医薬の製造における請求項14記載のポリペプチドの使用であって、前記医薬が薬学的に許容可能な担体、賦形剤又は希釈剤を含む、前記使用。
- 請求項14記載のポリペプチドと、薬学的に許容可能な担体、賦形剤又は希釈剤とを含む、ヒトにおいてHIV-1感染症を治療するか又はHIV-1感染症のリスクを低減するための医薬。
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