JP2012508234A - 貯蔵安定性カプセル - Google Patents

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Abstract

少なくとも1種類のコアセルベート状カプセルおよび少なくとも10重量%の湿潤剤を含むカプセルスラリーを開示する。その湿潤剤は、ソルビトール、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、キシリトール、エリスリトールおよび/またはベタインであってよい。
【選択図】図1

Description

[0001] 複合コアセルベーションプロセスにより作られたカプセルは、しばしば水性のスラリー中で供給される。しばしば、封入された物質は濃度勾配によりカプセルの小孔を通ってカプセルの殻を出て液相中に拡散しうる。この漏出は結果として封入された物質の喪失をもたらす可能性がある。様々な適用、例えば歯磨組成物において、カプセルの内容物の漏出の速度を低減すること、およびカプセルの安定性を増大させることが望ましい可能性がある。
[0004] 一部の態様に従って、カプセルスラリーは少なくとも1種類のコアセルベート状カプセルおよび少なくとも10重量%の湿潤剤を含む。その湿潤剤はカプセルの内容物の漏出を低減することが分かっている。
[0005] 一部の態様に従って、少なくとも1種類のコアセルベート状カプセルの漏出を低減する方法は、コアセルベート状カプセルを少なくとも10重量%の湿潤剤を含むカプセルスラリー中で保管することを含む。
[0002] 図1は、コアセルベート状香味カプセルの放出速度論を示す;および [0003] 図2は、コアセルベート状香味カプセルの初位相放出速度論を示す。
[0006] 全体を通じて用いられるように、範囲はその範囲内にあるそれぞれおよび全ての値を記述するための略記として用いられる。範囲内のあらゆる値は、範囲の末端として選択することができる。
[0007] 一部の態様に従って、そのカプセルスラリーはコアセルベート状カプセルを含む。一部の態様において、そのカプセルはコア−イン−シェル(core−in−shell)カプセルである。
[0008] そのカプセルは、口の環境に適したあらゆる内容物を含んでいてよい。例えば、特定の態様において、そのカプセルは有効成分、香味料、および/または顔料を含む。その内容物は、液体、固体、粉末、および/またはゲルのような様々な形をとっていてよい。
[0009] 適切な有効成分の例には、齲食予防剤、抗生物質、ビタミン類、酵素類、抗炎症剤、およびそれらの組み合わせが含まれるが、それらに限定されない。より具体的には、それらの例にはフッ化ナトリウム、フッ化スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム、ビタミンE、ビタミンC、デキストラナーゼ、ムターゼ、塩化ナトリウム、グリチルリジネート類(glycyrrhizinates)、グリチルレチン酸(glycyrrhetinic acid)、アズレン、ジヒドロコレステロール、クロロヘキシジン(chlorohexidine)、エピクロロコレステロール(epichlorocholesterol)、イソプロピルメチルフェノール、トリクロロカルバニリド、トリクロサン、ハロゲン化炭素(halocarban)、ヒノキチオール、アラントイン、トラネキサム酸(tranexamic acid)、プロポリス(propoils)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、銅クロロフィリンナトリウム、および塩化リゾチームが含まれるが、それらに限定されない。
[0010] 適切な香味料の例には、香味アルデヒド類、エステル類、およびアルコール類が含まれてよいが、それらに限定されない。より具体的には、それらの例にはスペアミント油、ペパーミント油、チョウジ油、セージ油、ユーカリ油、ローレル油、桂皮油、レモンライム油、グレープフルーツ油、メントール、カルボン(carvone)、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、オイゲノール、ショウノウ油、ショウガ、酢酸エチル、ジエチルケトン、ユーカリプトール、コショウ、バラ、イソプロピルメチルフェノール、マルトール、およびアネトールが含まれるが、それらに限定されない。
[0011] 適切な顔料および染料には、無機および/または有機顔料が含まれてよい。より具体的には、それらの例には無機顔料、例えばコバルト青、コバルト緑、黄色酸化鉄、酸化チタン、雲母、亜鉛粉末、およびアルミニウム粉末;レーキ顔料、例えば青色1号および赤色2号;ならびに他の顔料、例えば銅クロロフィル、ベータカロテン、およびヒノキチオールの鉄錯体塩が含まれてよいが、それらに限定されない。
[0012] 特定の態様において、そのカプセルの内容物はビヒクル、例えば脂肪および油、蝋剤、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、精油、およびシリコーン油と混合される。適切な脂肪および油の例には、天然の脂肪および油、例えば大豆油、米ぬか油、ホホバ油、アボカド油、アーモンド油、オリーブ油、カカオバター、ゴマ油、杏仁油、ヒマシ油、ココナッツ油、ミンク油、牛脂、および豚脂;これらの天然の脂肪および油の水素化により得られる硬化油;ならびに合成トリグリセリド類、例えばミリスチン酸グリセリド、2−エチルヘキサン酸グリセリド、トリカプリル酸グリセリド(tricaprylic glyceride)、およびトリカプリン酸グリセリド(tricapric glyceride)が含まれてよいが、それらに限定されない。適切な蝋剤の例には、カルナウバ蝋、鯨蝋、蜜蝋、およびラノリンが含まれてよいが、それらに限定されない。適切な炭化水素の例には、液体パラフィン類、ワセリン、パラフィン類、微晶質蝋、セレシン、スクアラン、およびプリスタンが含まれてよいが、それらに限定されない。適切な高級脂肪酸の例には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸(lanolic acid)、およびイソステアリン酸が含まれてよいが、それらに限定されない。適切な高級アルコールの例には、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、および2−ヘキシルデカノールが含まれてよいが、それらに限定されない。適切なエステルの例には、セチルオクタノエート、ミリスチルラクテート、セチルラクテート、イソプロピルミリステート、ミリスチルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルアジペート、ブチルステアレート、およびデシルオレエートが含まれてよいが、それらに限定されない。精油の例には、ハッカ油、ジャスミン油、樟脳油、ヒノキ油、トウヒ油(tohi oil)、ヘンルーダ油(rue oil)、テレピン油、桂皮油、ベルガモット油、柑橘油、ショウブ油(calamus oil)、パイン油、ラベンダー油、ベイ油、チョウジ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、ペパーミント油、およびセージ油が含まれてよいが、それらに限定されない。シリコン油の例には、ジメチルポリシロキサンが含まれる。
[0013] 一部の態様において、そのカプセルの中心部は液体である。一部の態様において、そのカプセルの中心部は固体である。特定の態様において、そのカプセルの中心部は液体および固体の組み合わせである。
[0014] 特定の態様において、そのカプセルはコアセルベーションプロセスにより形成される。一部の態様において、そのカプセルは複合コアセルベーションプロセスにより形成される。当技術で既知のコアセルベーションプロセスを用いてよく、それには例えば米国特許第6,045,835号において記述されているコアセルベーションプロセスが含まれ、その内容を本明細書に援用する。そのカプセルに関する平均粒径は、1〜3,000ミクロン、50〜2,000ミクロン、または500〜1500ミクロンであってよい。そのカプセルは10〜40ミクロンの平均の壁の厚さを有していてよいが、あらゆる望まれる厚さを用いてよい。
[0015] そのカプセルの中心部対壁の比率は、望まれる最終製品および/またはその最終製品向けの加工の方法に適したあらゆるものであってよい。それは例えば10対1、12対1、16対1、および/または20対1であってよい;しかし、その比率が製造の間カプセルの十分な安定性を提供し、使用の間に十分な崩壊を可能にするならば、あらゆる比率が適切である可能性がある。
[0016] コアセルベーションプロセスの後、そのカプセルを洗浄して残留した物質を除去し、続いて例えば湿潤剤のような他の成分を含む代表的なスラリー配合物の中に組み込んでよい。
[0017] 一部の態様に従って、カプセルは追加の構成要素を含むスラリー中でしばらく保管される。一部の態様において、そのスラリーは水性である。特定の態様において、そのスラリーは1〜80重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜70重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜50重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜40重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜30重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜20重量%の水を含む。一部の態様において、そのスラリーは1〜15重量%の水を含む。他の態様において、そのスラリーは水を含まない。
[0018] 一部の態様において、そのスラリーは少なくとも1種類の湿潤剤を含む。適切な湿潤剤の例には、ソルビトール、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、エリスリトール(erythitrol)、およびベタインが含まれてよいが、それらに限定されない。一部の態様において、そのスラリーは少なくとも15重量%の湿潤剤を含む。一部の態様において、そのスラリーは少なくとも20重量%の湿潤剤を含む。一部の態様において、そのスラリーは少なくとも40重量%の湿潤剤を含む。一部の態様において、そのスラリーは少なくとも65重量%の湿潤剤を含む。一部の態様において、そのスラリーは少なくとも80重量%の湿潤剤を含む。
[0019] 一部の態様に従って、そのスラリーは上記のようなカプセルを含む。一部の態様において、そのスラリーは5〜65重量%のカプセルを含んでいてよい。一部の態様において、そのスラリーは20〜50重量%のカプセルを含んでいてよい。一部の態様において、そのスラリーは30〜35重量%のカプセルを含んでいてよい。
[0020] 一部の態様に従って、そのスラリーはシックナー(thickener)を含む。そのスラリーはあらゆる適切なシックナーを含んでいてよい。適切なシックナーの例には、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩類、ポリアクリル酸ナトリウム類、ヒドロキシエチルセルロース、増粘された(thickened)シリカ、モンモリロン石、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、およびペクチンが含まれてよいが、それらに限定されない。一部の態様において、そのスラリーは10重量%までのシックナーを含む。特定の態様において、そのスラリーは5重量%までのシックナーを含む。一部の態様において、そのスラリーは1重量%までのシックナーを含む。
[0021] 特定の態様において、そのスラリーは保存剤を含む。そのスラリーはあらゆる適切な保存剤を含んでいてよい。適切な保存剤の例には、ソルビン酸カリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラベン類、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、および同様のものが含まれてよいが、それらに限定されない。一部の態様において、そのスラリーはあらゆる適切な量の保存剤を含む。一部の態様において、そのスラリーは10重量%までの保存剤を含む。他の態様において、そのスラリーは5重量%までの保存剤を含む。特定の態様において、そのスラリーは1重量%までの保存剤を含む。
[0022] 一部の態様に従って、そのカプセルスラリーは歯磨組成物中に組み込まれる。その歯磨組成物は、練り歯磨き、歯磨き粉、予防ペースト、ゲル、リンス、ロゼンジ、ガム、および同様のものを含む、あらゆる望まれる形をとってよい。
[0023] 一部の態様において、その歯磨組成物は30重量%までのカプセルスラリーを含む。特定の態様において、その歯磨組成物は15重量%までのカプセルスラリーを含む。他の態様において、その歯磨組成物は5重量%までのカプセルスラリーを含む。一部の態様において、その歯磨組成物は1重量%までのカプセルスラリーを含む。
[0024] 一部の態様において、その歯磨組成物はフッ化物イオンの源、抗歯石剤、緩衝剤、研磨材料、過酸化物の源、炭酸水素アルカリ金属塩類、増粘材料、湿潤剤、水、界面活性剤、香味系、甘味剤、着色剤、およびそれらの混合物のような材料を含む。特定の態様において、その歯磨組成物は練り歯磨き、歯磨き粉、予防ペースト、ゲル、リンス、ロゼンジ、ガム、および同様のものの通常の構成要素を含む。
[0025] 一部の態様において、歯磨組成物は水を含む。一部の態様において、その歯磨組成物は水を1〜95重量%の量で含む。一部の態様において、その歯磨組成物は水を1〜50重量%の量で含む。一部の態様において、その歯磨組成物は水を10〜40重量%の量で含む。
[0026] その歯磨組成物は湿潤剤も含んでいてよい。一部の態様において、その湿潤剤はグリセリン、ソルビトール、エリスリトール、ベタインまたはアルキレングリコール、例えばポリエチレングリコールまたはプロピレングリコールを含む。一部の態様において、その湿潤剤は歯磨組成物の15〜95重量%の量で存在する。他の態様において、その湿潤剤は45〜85重量%の量で存在する。
[0027] その歯磨組成物は無機性の、または天然もしくは合成の増粘またはゲル化剤を含んでいてよい。一部の態様において、その増粘またはゲル化剤は10重量%までの量で存在する。適切である可能性のある他のレベルには、組成物全体の重量により0.25%〜5%、0.5%〜4%、および/または1%〜3%が含まれる。一部の態様において、カプセル、または研磨性の顆粒もしくはビーズを懸濁するために、適切な量の増粘剤が歯磨組成物中に含まれる。一部の態様において、チューブから歯ブラシの上に絞り出すことができ、ブラシの剛毛の間に落ちず、むしろ実質的にその上でその形状を維持するであろう、押し出し可能な、形状を保持する製品を形成するために、適切な量の増粘剤が歯磨組成物中に含まれる。歯磨組成物に適切な増粘またはゲル化剤には、Huber Corporation、ニュージャージー州エジソンからZeodent 165の商品名称の下で入手可能な無機増粘性シリカ類、アイリッシュモス(Irish moss)、カラギーナン、トラガカントガム、ポリビニルピロリドン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩類、ポリアクリル酸ナトリウム類、ヒドロキシエチルセルロース、増粘されたシリカ、モンモリロン石、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、シリケート類、アルカリ金属シリケート類、例えばlaponite、およびペクチンが含まれてよい。
[0028] 一部の態様において、その歯磨組成物は少なくとも1種類の界面活性剤を含む。適切な界面活性剤には、高級脂肪酸モノグリセリドモノサルフェート類の水溶性塩類、例えば硬化ヤシ油脂肪酸の一硫化(monosulfated)モノグリセリドのナトリウム塩、コカミドプロピルベタイン、高級アルキルサルフェート類、例えばラウリル硫酸ナトリウム、アルキルアリールスルホネート類、例えばナトリウム ドデシルベンゼンスルホネート、高級アルキルスルホアセテート類、ナトリウム ラウリルスルホアセテート、1,2−ジヒドロキシプロパンスルホネートの高級脂肪酸エステル類、および低級脂肪族アミノカルボン酸化合物の実質的に飽和した高級脂肪族アシルアミド類、例えば脂肪酸、アルキルまたはアシル基中に12〜16個の炭素を有するそれら、および同様のものが含まれてよいが、それらに限定されない。適切なアミド類の例には、N−ラウロイルサルコシン、ならびにN−ラウロイル、N−ミリストイル、またはN−パルミトイルサルコシンのナトリウム、カリウム、およびエタノールアミン塩類が含まれてよい。
[0029] 一部の態様において、その歯磨組成物は5.0重量%までの界面活性剤を含む。他の態様において、その歯磨組成物は0.5〜2.5重量%の界面活性剤を含む。一部の態様において、その歯磨組成物は1重量%の界面活性剤を含む。
[0030] その歯磨組成物は結合剤も含んでいてよい。適切な結合剤の例には、海水コロイド類(marine colloids)、カルボキシビニルポリマー類、カラギーナン類、デンプン類、水溶性セルロースエーテル類、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース(カルメロース)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびそれらの塩類(例えばカルメロースナトリウム)、天然ガム類、例えばカラヤ、キサンタン、アラビアおよびトラガカントガム、キトサン、コロイド性ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ならびにコロイド性シリカが含まれてよいが、それらに限定されない。一部の態様において、その結合剤は0.1〜1.5重量パーセントの量で存在する。
[0031] その歯磨組成物は、天然または合成の香味料、例えば香味油、香味アルデヒド類、エステル類、アルコール類、同様の物質、およびそれらの組み合わせを含む、香味料または香味料の混合物も含んでいてよい。適切な香味料の例には、バニリン、スペアミント油、桂皮油、ウィンターグリーンの油(サリチル酸メチル)、ペパーミント油、チョウジ油、アニス油、ユーカリ油、柑橘油、果実油および精油が含まれてよい。一部の態様において、その歯磨組成物はリモネン、メントン、カルボン、メントール、アネトール、ユーカリ油、ユーカリプトール、オイゲノール、桂皮(cassia)、オキサノン(oxanone)、アルファ−イリゾン(alpha−irisone)、プロペニルグエトール(propenyl guaiethol)、チモール、リナロール、ベンズアルデヒド、桂皮アルデヒド、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミン(N−ethyl−p−menthan−3−carboxamine)、N−2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド、3,1−メントキシプロパン−1,2−ジオール、桂皮アルデヒドグリセロールアセタール(CGA)、メトングリセロールアセタール(methone glycerol acetal)(MGA)、およびシネオールのような香味料を含む。
[0032] 一部の態様において、その歯磨組成物は研磨剤も含んでいてよい。研磨剤は、口腔粘膜の剥脱および増大した剥離のための機械的および物理的手段の役割を果たすことができる。一部の態様において、その研磨剤は口に許容できるビヒクル全体に分布している。
[0033] 一部の態様において、その歯磨組成物はシリカ研磨剤を含む。適切な研磨剤の例には、シリカ研磨剤、例えば沈降シリカ、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、リン酸三カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物、ケイ酸アルミニウム、か焼アルミナ、ベントナイト、または他のシリカ性材料、微粒子状熱硬化性樹脂、例えばメラミン、フェノール性および尿素ホルムアルデヒド類、ならびに架橋されたポリエポキシド類およびポリエステル類が含まれるが、それらに限定されない。
[0034] 研磨剤はあらゆる適切な量で存在していてよい。一部の態様において、その研磨剤は1〜50重量パーセントの量で存在する。他の態様において、その研磨剤は10〜40重量パーセントの量で存在する。他の態様において、その研磨剤は18〜20重量パーセントの量で存在する。
[0035] 製造、安定性、審美性、療法的効果、消費者へのアピール等の理由で、歯磨組成物中に他の添加剤が含まれてもよい。典型的な添加剤には、全ての他の一般に用いられる歯磨剤用添加剤、粘度調節剤、希釈剤、発泡調節剤、唾液刺激剤、脱感作剤、白化剤、酵素、pH調節剤、口内感触剤(mouth feel agents)、甘味剤、着色剤、乳白剤、およびブレスフレッシュ剤(breath−freshening agent)が含まれる。
[0036] 本発明の一部の態様に従って、カプセルスラリーはコアセルベート状カプセルおよび少なくとも10重量%の湿潤剤を含む。一部の態様において、少なくとも10重量%の湿潤剤を含むカプセルスラリー中でコアセルベート状カプセルを保管することは、そのコアセルベート状カプセルの内容物の漏出を低減させる。
[0037] 図1を参照すると、一部の態様において、複合コアセルベーションプロセスにより作られた香味カプセルの内容物の漏出は二相速度論を示す。図1で示されているように、特定の態様において、その漏出は週/月のタイムスケールでの半減期を有する最初の速い相およびそれに続く遅い平衡相で起こる。図2を参照すると、その速い相の速度論の詳細な分析は、特定の態様においてその漏出速度はゼロ次速度論に従うことを明らかにしている。図2で示されているように、一部の態様において、その香味構成要素は一定の速度で漏出し;その速度は漏出データの線形当てはめの傾きである。
[0038] 一部の態様に従って、カプセルはそのカプセルの内容物の漏出を低減するためにスラリー中で保管される。一部の態様において、そのカプセルは少なくとも15重量%の湿潤剤を含むスラリー中で保管される。一部の態様において、そのカプセルは少なくとも20重量%の湿潤剤を含むスラリー中で保管される。一部の態様において、そのカプセルは少なくとも40重量%の湿潤剤を含むスラリー中で保管される。一部の態様において、そのカプセルは少なくとも65重量%の湿潤剤を含むスラリー中で保管される。一部の態様において、そのカプセルは少なくとも80重量%の湿潤剤を含むスラリー中で保管される。特定の態様において、そのカプセルはコアセルベート状である。
[0039] 一部の態様に従って、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は室温において4e−10M/秒未満である。一部の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は室温において4e−11M/秒未満である。一部の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は室温において1.5e−11M/秒未満である。
[0040] 一部の態様に従って、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は40℃において1e−9M/秒未満である。一部の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は40℃において1e−10M/秒未満である。特定の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は40℃において8e−11M/秒未満である。
[0041] 一部の態様に従って、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は49℃において1.5e−9M/秒未満である。特定の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は49℃において1.5e−10M/秒未満である。一部の態様において、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は49℃において1e−10M/秒未満である。
[0042] そのスラリーの水分活性は、スラリー試料上の水の蒸気圧を同じ温度および圧力における純水の蒸気圧で割ったものとして定義される。それは露点湿度計を用いて測定される。一部の態様において、そのスラリーは23℃において0.97未満の水分活性を有する。特定の態様において、そのスラリーは23℃において0.95未満の水分活性を有する。一部の態様において、そのスラリーは23℃において0.94未満の水分活性を有する。一部の態様において、そのスラリーは23℃において0.90未満の水分活性を有する。一部の態様において、そのスラリーは23℃において0.85未満の水分活性を有する。
[0043] 一部の態様に従って、そのスラリー中の湿潤剤の量は、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度に関連する。一部の態様において、そのカプセルの内容物の漏出速度はスラリー中の湿潤剤の量に逆に関連する。特定の態様において、スラリー中の湿潤剤のより高い濃度は、結果としてそのスラリー中に含まれるカプセルの内容物のより低い漏出速度をもたらす。
[0044] 一部の態様に従って、そのスラリー中の湿潤剤の量は、そのスラリーの水分活性に関連する。特定の態様において、そのスラリーの水分活性は、そのスラリー中の湿潤剤濃度に逆に関連する。一部の態様において、そのスラリー中の湿潤剤のより高い濃度は、結果としてそのスラリーのより低い水分活性をもたらす。
[0045] 一部の態様において、そのスラリーの水分活性は、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度に関連する。特定の態様において、そのスラリーの水分活性は、そのスラリー中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度と直接的な関連を有する。一部の態様において、そのスラリーのより低い水分活性は、結果としてそのスラリー中に含まれるカプセルの内容物のより低い漏出速度をもたらす。
[0046] 一部の態様に従って、カプセルはそのカプセルの内容物の漏出を低減するために歯磨組成物中に含まれる。一部の態様において、カプセルは湿潤剤をその歯磨組成物の15〜95重量%の量で含む歯磨組成物中に含まれる。他の態様において、カプセルは湿潤剤を45〜85重量%の量で含む歯磨組成物中に含まれる。特定の態様において、そのカプセルはコアセルベート状である。
[0047] 一部の態様に従って、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、室温において5e−9M/秒未満である。一部の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、室温において1e−9M/秒未満である。一部の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、室温において3e−10M/秒未満である。
[0048] 一部の態様に従って、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、40℃において7e−9M/秒未満である。一部の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、40℃において4e−9M/秒未満である。特定の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、40℃において2e−9M/秒未満である。
[0049] 一部の態様に従って、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、49℃において8e−9M/秒未満である。特定の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、49℃において6e−9M/秒未満である。一部の態様において、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度は、49℃において5e−9M/秒未満である。
[0050] 一部の態様において、その歯磨組成物は23℃において0.95未満の水分活性を有する。特定の態様において、その歯磨組成物は23℃において0.90未満の水分活性を有する。一部の態様において、その歯磨組成物は23℃において0.80未満の水分活性を有する。一部の態様において、その歯磨組成物は23℃において0.70未満の水分活性を有する。一部の態様において、その歯磨組成物は23℃において0.60未満の水分活性を有する。
[0051] 一部の態様に従って、その歯磨組成物中の湿潤剤の量は、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度に関連する。一部の態様において、そのカプセルの内容物の漏出速度は歯磨組成物中の湿潤剤の量に逆に関連する。特定の態様において、歯磨組成物中の湿潤剤のより高い濃度は、結果としてその歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物のより低い漏出速度をもたらす。
[0052] 一部の態様に従って、その歯磨組成物中の湿潤剤の量は、その歯磨組成物の水分活性に関連する。特定の態様において、その歯磨組成物の水分活性は、その歯磨組成物中の湿潤剤濃度に逆に関連する。一部の態様において、その歯磨組成物中の湿潤剤のより高い濃度は、結果としてその歯磨組成物のより低い水分活性をもたらす。
[0053] 一部の態様において、その歯磨組成物の水分活性は、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度に関連する。特定の態様において、その歯磨組成物の水分活性は、その歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物の漏出速度と直接的な関連を有する。一部の態様において、その歯磨組成物のより低い水分活性は、結果としてその歯磨組成物中に含まれるカプセルの内容物のより低い漏出速度をもたらす。
[0054] 下記の実施例は、本発明の範囲内の態様をさらに記述し、実証する。これらの実施例は説明のためにのみ与えられており、精神および範囲から逸脱すること無くその多くの変形が可能であるため、本発明を限定するものとして解釈されるべきでない。
実施例1:カプセルスラリーの形成
[0055] 香味料を含むコアセルベート状カプセルを有するカプセルスラリー配合物を、A、BおよびCそれぞれソルビトール無し、20重量%ソルビトール、および40重量%ソルビトールを用いて調製した。表1は、それぞれのカプセルスラリー配合物に関する重量パーセントでの内容物および23℃における水分活性(A)をリストしている。
表1:カプセルスラリー配合物に関する水分活性
Figure 2012508234
[0056] このデータは、ソルビトールのより高い濃度がそれぞれの温度におけるより低い漏出速度と符合していることを示している。
[0057] 表2は、様々な温度におけるそのスラリー中に含まれるコアセルベート状カプセルの香味内容物の漏出速度(M/秒)をリストしている。
表2:スラリー中のカプセルの香味内容物の漏出速度(M/秒)
Figure 2012508234
[0058] このデータは、カプセルスラリー中のソルビトールのより高い濃度がそのカプセルスラリーの23℃におけるより低い水分活性と符合していることを示している。
実施例2:カプセルを含む歯磨組成物および漏出速度
[0059] 香味を充填したコアセルベート状カプセルを含む歯磨組成物を、様々な量の湿潤剤および水を用いて調製した。その香味を充填したカプセルは、20〜30重量%のカプセルを含む香味液を取り囲む、93%の中鎖トリグリセリド類および7%のタンパク質の外側コーティングを有する。表3は、それぞれの歯磨組成物に関する、重量パーセントでのその内容物および23℃における水分活性(A)をリストする。
表3:歯磨剤液相組成物
Figure 2012508234
[0060] このデータは、歯磨組成物中の湿潤剤のより高い濃度がその歯磨組成物の23℃におけるより低い水分活性と符合することを示している。
[0061] 香味料を含むコアセルベート状カプセルを有する歯磨組成物を、表3においてA、BおよびCとしてリストした様々な量の湿潤剤および水を用いて調製した。表4は、様々な温度におけるその歯磨組成物中に含まれるコアセルベート状カプセルの香味内容物の漏出速度(M/秒)をリストしている。
表4:歯磨組成物中のカプセルの香味内容物の漏出速度(M/秒)
Figure 2012508234
[0062] このデータは、グリセリンのより高い濃度がそれぞれの温度におけるより低い漏出速度と符合していることを示している。

Claims (25)

  1. 以下を含むカプセルスラリー:
    少なくとも1種類のコアセルベート状カプセル;および
    少なくとも10重量%の湿潤剤。
  2. 前記湿潤剤がソルビトールである、請求項1に記載のカプセルスラリー。
  3. 前記湿潤剤がグリセリンである、請求項1に記載のカプセルスラリー。
  4. 前記湿潤剤がポリエチレングリコール、プロピレングリコール、キシリトール、エリスリトール、またはベタインの少なくとも1種類である、請求項1に記載のカプセルスラリー。
  5. 前記カプセルスラリーが少なくとも20重量%の湿潤剤を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカプセルスラリー。
  6. 前記カプセルスラリーが少なくとも40重量%の湿潤剤を含む、請求項5に記載のカプセルスラリー。
  7. 前記カプセルスラリーが少なくとも65重量%の湿潤剤を含む、請求項6に記載のカプセルスラリー。
  8. 前記カプセルスラリーが少なくとも80重量%の湿潤剤を含む、請求項7に記載のカプセルスラリー。
  9. 前記カプセルスラリーが23℃において0.94未満の水分活性を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のカプセルスラリー。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のカプセルスラリーを含む、歯磨組成物。
  11. 前記カプセルスラリーが0.1〜10重量%の量で存在する、請求項10に記載の歯磨組成物。
  12. 前記カプセルスラリーが0.5〜5重量%の量で存在する、請求項10に記載の歯磨組成物。
  13. 前記カプセルスラリーが1重量%の量で存在する、請求項10に記載の歯磨組成物。
  14. 少なくとも1種類のコアセルベート状カプセルを、少なくとも10重量%の湿潤剤を含むカプセルスラリー中で保管することを含む、コアセルベート状カプセルの漏出を低減する方法。
  15. 前記湿潤剤がソルビトールである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記湿潤剤がグリセリンである、請求項14に記載の方法。
  17. 前記湿潤剤がポリエチレングリコール、プロピレングリコール、エリスリトール、またはベタインの少なくとも1種類である、請求項14に記載の方法。
  18. 前記カプセルスラリーが少なくとも20重量%の湿潤剤を含む、請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記カプセルスラリーが少なくとも40重量%の湿潤剤を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記カプセルスラリーが少なくとも65重量%の湿潤剤を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記カプセルスラリーが少なくとも80重量%の湿潤剤を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記カプセルスラリーが23℃において0.94未満の水分活性を有する、請求項14〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記カプセルスラリーが歯磨組成物に添加される、請求項14〜22のいずれかに記載の方法。
  24. 前記カプセルスラリーが歯磨剤に0.1〜10重量%の量で添加される、請求項23に記載の方法。
  25. 前記カプセルスラリーが歯磨剤に1重量%の量で添加される、請求項23に記載の方法。
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