JP2012506187A - データ収集及びシミュレーション - Google Patents

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Abstract

受信機が、少なくとも1つの無線周波数帯を受信する。信号プロセッサ104が、少なくとも1つの無線周波数帯における少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離する。シミュレーションのために、メモリ106が、信号プロセッサ104の制御下で、背景空間に基づいた少なくとも1つの無線システムの環境データを格納する。

Description

本発明は、無線信号のデータ収集及びシミュレーションに関する。
無線デバイスは、実際の環境又は実際の環境をシミュレートするシミュレータにより、無線チャネルに対してテストすることができる。通常の実際の測定は、例えば、既存の無線システム内で移動しているとき、約1秒に1回所望の帯域のサンプルを取る。実際の測定は、システムの最適化及びデバッグ、機器及びアプリケーションのテスト、サービス品質の検証、並びに信号上のデータ収集等のいくつかの理由で行われる。しかしながら、屋外で行われるテストは、常に変化する例えば天候及び季節による影響を受けるので、実際の無線システムにおいてテストを行うことは望ましくなく、かつ困難である。加えて、1つの環境(都市A)において行われるテストは、対応する第2の環境(都市B)に完全には当てはまるわけではない。さらに、1つの環境における2つの連続したテストは必ずしも同じであるとは限らない。実際の環境において所定の状況をテストすることも、一般に可能ではない。いくつかの興味深い現象は実際にはほとんど発生しない場合もあるため、それらを反復してテストするのが困難であるのは言うまでもなく、1回であってもテストするのが困難である。
上述のように、無線チャネルをシミュレートするデバイスを用いて、所望のタイプの無線チャネルを非常に自由にシミュレートすることが可能である。デジタル無線チャネルシミュレータにおいて、チャネルは、チャネルの推定インパルス応答と所望の無線周波数信号との間の畳み込みを形成するFIR(有限インパルス応答)フィルタによって、モデル化することができる。畳み込みは、異なる遅延だけ遅延したデータが、チャネル係数、すなわちタップ係数によって重み付けされ、重み付けされたデータコンポーネントが合算されるように行われる。チャネル係数は、実際のチャネルの挙動を反映するように、変更することができる。
しかしながら、上述のテスト双方に関連して問題が生じる。実際の環境におけるテストは、例えば高速フェージングの場合に過度に不正確であり、所望の帯域外の干渉及び信号を考慮に入れない。無線チャネルをシミュレートするデバイスを用いて、インパルス応答モデル及び電磁環境が予め定義される。選択される環境は、例えば「通常の都市」エリアであることがあり、これは、パリ及びロンドンが実際は異なるにもかかわらず、それらの都市に関して同じである。さらに、シミュレータはチャネルに対し人工の雑音及び干渉のみを生成するものであり、これらは無線システムの実際の雑音及び干渉と本質的に異なる。このため、シミュレーションのさらなる発展が必要とされている。
したがって本発明の目的は、これらの改良を提供することである。
本発明の一態様によれば、シミュレーションのために少なくとも1つの無線システムのデータを収集する方法であって、少なくとも1つの無線周波数帯を受信するステップと、前記少なくとも1つの無線周波数帯における少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離するステップと、前記背景空間に基づいて前記少なくとも1つの無線システムの環境データを記憶するステップと、を含む方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、無線システムのシミュレーションを実行する方法であって、実際の無線システムの信号空間から分離された該実際の無線システムの背景空間に基づいた、格納された環境データを用いてシミュレーションを実行するステップを含む方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの無線システムのシミュレーションのためのデータコレクタであって、受信機と、信号プロセッサと、メモリとを備え、前記受信機は少なくとも1つの無線周波数帯を受信するように構成され、前記信号プロセッサは、前記少なくとも1つの無線周波数帯における前記少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離するように構成され、前記メモリは、前記信号プロセッサの前記背景空間に基づいた前記少なくとも1つの無線システムの前記環境データを格納するように構成される、データコレクタが提供される。
本発明の別の態様によれば、シミュレーションのために少なくとも1つの無線システムのデータを収集するコンピュータによって実行可能なコンピュータプログラム命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、コンピュータによって実行されると、少なくとも1つの無線周波数帯を受信する機能と、前記少なくとも1つの無線周波数帯における少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離する機能と、前記背景空間に基づいて前記少なくとも1つの無線システムの環境データを格納する機能と、を実行するコンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。
本発明はいくつかの利点を提供する。現実的な無線環境が記録され、それに基づき、無線システムにおける実際の外乱をシミュレートすることができる。
以下において、本発明を、実施形態及び添付の図面を参照してさらに詳細に説明する。
データコレクタを示す図である。 信号空間及び背景空間を分離するための構成を示す図である。 ベクトルカードを示す図である。 シミュレータを示す図である。 FIRフィルタを示す図である。 データ収集の方法を示すフローチャートである。
仮想ドライブテストにおいて、データがフィールドから収集され、処理され、次に実験室条件において可能な限り正確に測定が反復される。測定は既存の無線システムにおいて行われ、基地局として人工の送信機が用いられる。仮想ドライブテストは、無線システム解析のオフライン解決策である。
図1を参照して、アンテナ100、ミキサ102、信号プロセッサ104、及びメモリ106を備えるデータコレクタの実施例を説明する。アンテナ100は、単一のコンポーネントであるか、又はアンテナ素子のアレイ又はマトリックスである。電磁放射の帯域が、アンテナからミキサ102へと進み、ミキサ102において所望の帯域がベースバンドにミックスダウンされる。1つの帯域の代わりに、複数の所望の帯域を受信することもできる。ミキサ102の後段の信号プロセッサ104において、ベースバンドをデジタル形式に変換し、少なくとも部分的にデジタル形式で処理することができる。信号プロセッサ104は、少なくとも1つの帯域内の少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、1つ又は複数の受信帯域の干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離する。メモリ106は、信号プロセッサ104の制御下で、背景データに基づいた無線システムの環境データを記憶する。メモリ106は、例えばUSB(ユニバーサルシリアルバス)ポートによってコンピュータ等に接続することができる。
環境データとは、雑音及び干渉を含む電磁放射を指し、該電磁放射は、人工の揮発性放射又は不揮発性放射、及び自然源からの(天体若しくは天体作用から、又は稲光等の地上の現象からの)放射を含んでいる。
図2は、信号プロセッサ104内の信号空間と背景とを分離する可能な方策を表している。通常、これらを分離するいくつかの方法が存在する。以下の説明は1つの帯域に言及するが、分離は複数の帯域に適用することができる。受信した帯域は、2つの分岐に分割することができる。第1の分岐は、受信した帯域を第2の分岐に対して適切に遅延させるためのバッファ200を有する。第2の分岐の受信機素子202では、いくつかの操作を実行することができる。帯域はミキシングされ、ベースバンド内のデータをデジタル形式に変換し、帯域内の信号のチャネルのインパルス応答を、信号内の既知のデータに基づいて形成することができる。信号内のデータは所定のシンボルとして既知であるので、それらと検出されたシンボルとの比較を用いて、チャネル内の歪みを求めることができ、インパルス応答を推定することもできる。シンボルは、ビットを含むことができる。DSSS(直接シーケンススペクトラム拡散)システムにおいて、インパルス応答推定値は、整合フィルタの出力から取得することができ、OFDM(直交周波数分割変調)システムでは、インパルス応答推定値は振幅応答の逆数として取得することができる。
少なくとも1つのインパルス応答推定値、及び既知のデータを搬送するRF信号に基づいて、送信素子204は、所望のRF(無線周波数)帯域において少なくとも1つの再生信号を形成することができる。信号の再生は、例えばSAGE(空間交互一般化期待値最大化(Space Alternating Generalized Expectation Maximization))等の従来の方法の適宜の信号モデルに基づいて行うことができる。送信素子204は、最初に、再生されたベースバンド信号を所望の無線周波数にミックスアップすることができる。次に、少なくとも1つのインパルス応答と既知のデータを有する対応するRF信号との間の畳み込み操作によって、チャンネルの影響を考慮に入れることができる。次に、バッファ200から到来する受信信号と再生信号との間の差分を差分素子206において形成する。差分素子206は減算器であり、該減算器において、再生信号が受信信号から同期して減算される。信号間の差分は、アナログ−デジタル変換器208において、デジタル形式に変換される。差分は信号を含まずに背景雑音及び干渉を含み、したがって無線システムの環境データを規定する。環境データはメモリ106に記憶される。
環境データは、適切なプレイバックのために、メモリ106内に反復的に形成及び格納することができる。異なる時点で形成される環境データは、時系列で格納することができ、また、その順序で検索される。又は、異なる時点で形成された環境データは、信号の形成又は受信の時点に関連付けるか又は該時点をスタンプすることができる。環境データは、1秒に100回以上反復して形成及び格納することができる。一実施形態では、環境データは1秒に約1000回又はさらには数千回、反復して形成及び格納することができる。このように環境データの更新率が高いので、環境データはデータコレクタによって時間的に非常に正確に記録することができる。このように高い周波数で環境データを更新すると、例えばフェージングの効果をデータ及びシミュレーションにおいて考慮に入れることができる。一実施形態では、環境データの2つの連続した更新の周期は、受信帯域における信号の遅延広がりよりも短くすることができる。
受信帯域は、無線システムにおける信号の設計された帯域幅よりも広くすることができる。同様にして、環境データは、無線システムにおける信号の設計された帯域幅よりも広い帯域幅を用いて形成及び格納することができる。これによって、潜在的干渉の状況に気付くことが可能になる。例えば、受信信号の帯域幅が10kHzである場合、受信及び環境の帯域幅は、例えば20kHzとすることができる。受信及び環境データのための帯域幅は、約10MHzよりも広くすることができる。UMTS無線システム(ユニバーサル移動電気通信システム)において、受信及び環境の帯域幅は、例えば50MHz又は100MHzとすることができる。
データコレクタがオペレータ専用である場合、SIM(加入者識別モジュール)カード及びSIMカード認証を含めることが可能である。オペレータによって要求される帯域幅よりも広い帯域幅を記録することができる。
図1は、環境においてより多くの情報を受信するためのいくつかの可能な実施形態も含む。衛星測位システムの受信機等のロケータ108を信号プロセッサ104に接続することができる。ロケータ108は、データコレクタが無線システム内で移動するときに該データコレクタを追尾する。ロケータ108は、データコレクタによる所望の帯域の受信中に複数の時点で、衛星からの信号に基づいて無線システム内の自身の位置を求める。衛星測位システムは、例えばGPS(グローバルポジショニングシステム)である。信号プロセッサ104は、各時点の環境データを、同時に求められた位置と関連付け、関連付けられた位置データを用いて環境データの格納を制御する。関連付けられるデータは、高度情報が利用可能でない場合、二次元とすることができる。しかしながら、高度データをマップから取得し、関連付けられるデータを3次元にすることができる。
仮想テストドライブは、3D(3次元)ドライブとすることができ、基地局を仮想的に配置することができる。シミュレートされた周囲環境において仮想ルートをドライブして、仮想無線システムがどのように作動するかをテストすることが可能である。いくつかのセルを通ってドライブし、MAC(媒体アクセス制御)層及びRRM(無線リソース管理)機能をモニタリングすることも可能である。このため、ハンドオーバーをシミュレートすることが可能である。
加速センサ110を信号プロセッサ104に接続することができる。センサ110は、自身が受ける力を電気信号に変換する。この電気信号は、信号プロセッサ104において、又は信号プロセッサ104の前段でデジタル形式に変換することができる。信号プロセッサ104は、加速度を積分することによって各時点におけるデータコレクタの速度を求め、環境データの格納を、関連付けられた速度データを用いて制御することができる。データコレクタの速度を知ることによって、コヒーレンス時間を求めることが可能になる。一実施形態では、サンプリングはコヒーレンス時間内に少なくとも2回実行される。GPS等の衛星測位システムを用いることができる。サンプリングレートは異なる場合があるが、任意の時点を線形に補間することができる。
高度センサ112を信号プロセッサ104に結合することができる。センサ112の動作は、気圧に対する感度に基づくことができる。センサ112は、気圧を電気信号に変換し、この電気信号は、信号プロセッサ104において、又は信号プロセッサ104の前段でデジタル形式に変換される。信号プロセッサ104は、環境データを、各時点において同時に求められた高度と関連付け、環境データの格納を、関連付けられた高度データを用いて制御することができる。地球上の位置が利用可能である場合、信号プロセッサ104は、環境データを、各時点において同時に求められた3次元の位置と関連付け、環境データの格納を、関連付けられた3次元位置データ用いて制御することができる。一般に、位置は3次元である必要がなく、2次元又はさらには1次元の位置でもよい。ネットワークは、必ずしも或る特定の地理的エリアで機能する必要はなく、エリアは無線チャネルと関連付けることができる。
さらに、温度センサ114も信号プロセッサ104に接続することができる。センサ114は、温度を電気信号に変換し、この電気信号は、信号プロセッサ104において、又は信号プロセッサ104の前段でデジタル形式に変換される。信号プロセッサ104は、環境データを、各時点において同時に求められた高度データと関連付け、より一般的には、環境データの格納を、関連付けられた温度データを用いて制御することができる。この関連付けによって、実施形態が様々な気候及び季節を考慮に入れることが可能になる。
図3は、信号プロセッサ104として用いることができるベクトルカードを表している。受信信号は、l/Q変調(同相/直交位相変調)を用いて変調され、その形式の信号は、フィルタ300、302において受信される。次に、アナログ信号は、変換器304、306においてデジタル形式に変換される。次に、デジタル信号は、FPGAエンジン308(フィールドプログラマブルゲートアレイ)に進む。一般に、FPGAエンジン内に1つ又は複数のFPGAが存在する。FPGAエンジン308は、反復して構成可能であると共に処理が高速である。UMTSにおいて、FPGAエンジン308は、例えばチャネルのインパルス応答の推定値を形成するために、共通パイロット信号を復号する。さらに、EPGAエンジン308は、背景をメモリ106内に格納する前に、信号空間と背景とを分離する。しかしながら、データの収集中、受信帯域をインパルス応答の推定値と共にメモリ106内に格納することができる。受信帯域は、例えばIサンプル及びQサンプル(雑音及び干渉を含む)を格納することによって、記録することができる。全ての必要なデータが収集されると、インパルス応答の格納された推定値を用いて信号空間及び背景を互いから分離することができ、背景をメモリ106内に格納することができる。
複数のベクトルカードが並列に接続されている場合、複数のデータストリームを受信することができる。1つのベクトルカードは、3G無線システム(第3世代)からの帯域を受信及び処理することができ、別のベクトルカードは、2G無線システム(第2世代)からの帯域を受信及び処理することができる。それに応じて、いくつかのベクトルカードは、それぞれがMIMOチャネル(多入力多出力)の1つのチャネルを含む複数の帯域を受信及び処理することができる。計算エンジンとして機能する信号プロセッサ104は、様々な標準規格をサポートするように再構成可能である。
図3のデータコレクタは、送信機の一部として用いることもできる。無線ネットワークが存在しないか、又はまだ動作していない場合、ベクトルカード及びメモリを有するデバイスを基地局サイト内に配置することが可能である。送信機とするために、D/A変換器310、314を、FPGAエンジン308からのI/Q変調信号に用いることができる。I/Q変調信号は、フィルタ312、316においてフィルタリングされる。さらに、I/Q変調シンボルをベースバンド信号に結合するためのコンバイナ318、ベースバンド信号をミックスアップするためのミキサ320、及びアンテナ322が送信機に必要となる。送信シンボルをメモリ106内に格納することができ、FPGAエンジン308を、それらの送信シンボルをI/Q形式で変調するように構成することができる。FPGAエンジン308はプログラム可能であるので、操作目的が例えば受信機から送信機に、又はその逆に変化する度に、再プログラムすることができる。
図4はシミュレータを示している。送信機400はシミュレータ402を通じて受信機404に信号を送信する。シミュレータ402はチャネル素子406を含み、該チャネル素子はチャネルのインパルス応答の推定値とRF信号との間の畳み込みを実行する。シミュレータ402はメモリ106も備える。該メモリは環境データを含む。さらに、シミュレータは加算器408を備え、該加算器は、チャネル素子406の後段でRF信号に環境データを加算する。受信機404において受信される信号は、チャネル素子406によって生じる同期ずれ、並びに実際の無線システムにおいて記録される雑音及び干渉を含む。
環境データを記録するとき、データコレクタは無線システムにおいて1又は複数の特定の速度で進行する。仮想テストドライブとすることができるシミュレーション中、環境データは、シミュレーションにおける受信機の動きに対応する異なる1又は複数の速度でプレイバックすることができる。さらに、環境データの振幅は、記録されたレベルの振幅から変更することができる。
図5は、FIRフィルタを構成するチャネル素子406を表している。FIRフィルタは、シフトレジスタとして構成される遅延素子500、重み係数ブロック502、及び合算器504を備える。入力信号x(n)は、各遅延素子500において遅延され、該遅延素子の遅延は、時間の長さが同じでも異なっていてもよく、遅延信号は、所望の重み係数h(i)によって重み係数ブロック502において重み付けされ、ここでi=[0,...,N]である。重み係数h=[h(0),...,h(N)]は、無線チャネルのチャネル推定値であり、FIRフィルタのタップ係数とも呼ばれる。重み係数は、実際の無線チャネルの特性が変更するのと同じように変更される。通例、重み係数は、短期では非常に安定しているが、信号の変動率と比較して低速に変化する。遅延信号及び重み付けされた信号は合算器504において合算される。
一般に、重み係数は実数又は複素数である。複素重み係数は、例えばGSM(移動通信のためのグローバルシステム)又はCOMA無線システム(符号分割多元接続)の無線チャネルが直交変調を用い、信号が2つの部分に分割されるので、必要とされる。実数の信号部I(同相)は位相シフトを有しないキャリアと乗算され、虚数信号部Q(直交位相)は位相シフトされたキャリアと乗算される。このため、信号xはx=I+jQの形式で表すことができる。ここで、Iは実数信号部であり、Qは虚数信号部であり、jは虚数単位である。
数式において、FIRフィルタの出力信号y(n)は、遅延信号と重み係数との積の和を含む畳み込みとして表すことができる。
y(n)
=x
=Σh(k)x(n−k)
(Σは、k=1〜Nの場合の加算を表す)
ここで、「」は畳み込み演算を表し、nは信号要素のインデックスを表す。信号x及びy、並びにチャネルインパルス応答hは、既知の方法で、スカラとして、ベクトル形式で、又は行列形式で処理される。
図6は、方法のフローチャートを表している。ステップ600において、少なくとも1つの無線周波数帯が受信される。ステップ602において、少なくとも1つの無線周波数帯内の少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とが分離される。ステップ604において、背景空間に基づいて、少なくとも1つの無線システムの環境データが格納される。
実施形態は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)回路又はVLSI(超大規模集積)回路を用いて実現することができる。代替的に又は付加的に、実施形態は、シミュレーションのために少なくとも1つの無線システムのデータを収集するコンピュータプロセスを実行するための命令を含むコンピュータプログラムとして実現することができる。
コンピュータプログラムは、コンピュータ又はプロセッサによって読み出し可能なコンピュータプログラム配布媒体上に格納することができる。コンピュータプログラム媒体は、例えば、電子、磁気、光、赤外線、若しくは半導体のシステム、デバイス、又は伝送媒体とすることができるがこれらに限定されない。コンピュータプログラム媒体は、以下の媒体、すなわち、コンピュータ可読媒体、プログラムストレージ媒体、記録媒体、コンピュータ可読メモリ、ランダムアクセスメモリ、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ、コンピュータ可読ソフトウェア配布パッケージ、コンピュータ可読信号、コンピュータ可読通信信号、コンピュータ可読印刷物、及びコンピュータ可読圧縮ソフトウェアパッケージのうちの少なくとも1つを含む。
本発明は、添付の図面による例を参照して上述されてきたが、本発明はそれらに限定されず、添付の特許請求の範囲内で種々の変更ができることが明らかであろう。

Claims (27)

  1. シミュレーションのために少なくとも1つの無線システムのデータを収集する方法であって、
    少なくとも1つの無線周波数帯を受信するステップと、
    前記少なくとも1つの無線周波数帯における少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離するステップと、
    前記背景空間に基づいて、前記少なくとも1つの無線システムの環境データを格納するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、
    既知のデータを有する前記少なくとも1つの信号に基づいて少なくとも1つのインパルス応答推定値を形成することによって、分離を実行するステップと、
    前記少なくとも1つのインパルス応答推定値及び前記既知のデータに基づいて少なくとも1つの再生信号を形成するステップと、
    受信信号と前記再生信号との間の差分を環境データとして形成するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、1秒に100回以上反復して環境データを格納するステップを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、1秒に約1000回反復して環境データを格納するステップを含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、前記少なくとも1つの無線周波数帯を受信すると共に、前記環境データを前記少なくとも1つの無線システムの信号の設計された帯域幅よりも広い帯域幅を用いて格納するステップを含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、少なくとも1つの無線周波数帯を受信し、前記環境データを形成すると共に、該環境データを約10MHzよりも広い帯域幅を用いて格納するステップを含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信のタイミングを求めるステップと、前記環境データを前記求められたタイミングと関連付けるステップとを含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、前記少なくとも1つの無線システムにおける前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信の位置を求めるステップと、前記環境データを前記求められた位置と関連付けるステップとを含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項1記載の方法において、該方法は、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信の加速度を求めるステップと、前記環境データを前記求められた加速度と関連付けるステップとを含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信中の温度を求めるステップと、前記環境データを前記求められた温度と関連付けるステップとを含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、異なる多入力多出力チャネルの信号を含む少なくとも2つの無線周波数帯を受信するステップを含むことを特徴とする方法。
  12. 請求項1記載の方法において、該方法は、異なる無線システムの信号を含む少なくとも2つの無線周波数帯を受信するステップを含むことを特徴とする方法。
  13. 無線システムのシミュレーションを実行する方法であって、
    実際の無線システムの信号空間から分離された該実際の無線システムの背景空間に基づいた、格納された環境データを用いてシミュレーションを実行するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 少なくとも1つの無線システムのシミュレーションのためのデータコレクタであって、
    受信機と、
    信号プロセッサと、
    メモリと
    を備え、
    前記受信機は少なくとも1つの無線周波数帯を受信するように構成され、
    前記信号プロセッサは、前記少なくとも1つの無線周波数帯における前記少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの無線周波数帯における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離するように構成され、
    前記メモリは、前記信号プロセッサの制御下で前記背景空間に基づいた前記少なくとも1つの無線システムの前記環境データを格納するように構成されている
    ことを特徴とするデータコレクタ。
  15. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、前記信号空間と前記背景とを分離するために、前記信号プロセッサは、
    既知のデータを有する前記少なくとも1つの信号に基づいて少なくとも1つのインパルス応答推定値を形成し、
    前記少なくとも1つのインパルス応答推定値及び前記既知のデータに基づいて少なくとも1つの再生信号を形成し、
    受信信号と前記再生信号との間の差分として環境データを形成する
    ように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  16. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、1秒に100回以上反復して前記環境データを提供及び格納するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  17. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、1秒に約1000回反復して前記環境データを提供及び格納するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  18. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの信号を受信すると共に、前記環境データを前記少なくとも1つの無線システムの信号の設計された帯域幅よりも広い帯域幅を用いて格納するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  19. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの信号を受信し、前記環境データを形成すると共に、該環境データを約10MHzよりも広い帯域幅を用いて格納するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  20. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの無線システムにおける前記少なくとも1つの信号の前記受信の位置を求めるように構成され、前記信号プロセッサは、前記環境データを前記求められた位置と関連付けるように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  21. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信のタイミングを求めるように構成されるクロックを備え、前記信号プロセッサは、前記環境データを前記求められたタイミングと関連付けるように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  22. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信の加速度を求めるように構成されるセンサを備え、前記信号プロセッサは、前記環境データを前記求められた加速度と関連付けるように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  23. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、前記少なくとも1つの無線周波数帯の前記受信中の温度を求めるように構成される温度計を備え、前記信号プロセッサは、前記環境データを前記求められた温度と関連付けるように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  24. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、異なる多入力多出力チャネルの信号を含む少なくとも2つの無線周波数帯を受信するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  25. 請求項14記載のデータコレクタにおいて、該データコレクタは、異なる無線システムの信号を含む少なくとも2つの無線周波数帯を受信するように構成されていることを特徴とするデータコレクタ。
  26. シミュレーションのために少なくとも1つの無線システムのデータを収集するコンピュータによって実行可能なコンピュータプログラム命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、コンピュータによって実行されると、
    少なくとも1つの無線周波数帯を受信し、
    前記少なくとも1つの無線周波数帯における少なくとも1つの信号に関連付けられる信号空間と、前記少なくとも1つの受信帯域における干渉及び雑音に関連付けられる背景空間とを分離し、
    前記背景空間に基づいて前記少なくとも1つの無線システムの環境データを格納する
    機能を実行するコンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
  27. 請求項26記載のコンピュータ可読媒体において、該媒体は、プログラムストレージ媒体、記録媒体、コンピュータ可読メモリ、コンピュータ可読ソフトウェア配布パッケージ、コンピュータ可読信号、コンピュータ可読通信信号、及びコンピュータ可読圧縮ソフトウェアパッケージのうちの少なくとも1つであることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
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