JP2012505103A - 自動車用のガスジェネレータアセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、作動後にエアバッグを膨張させるガスを発生するように構成されたガスジェネレータ(1)と、前記ガスジェネレータ(1)によって発生したガスを濾過処理するためのフィルター(2)と、前記フィルター(2)に流体(4)が接触するように当該流体(4)を放出する装置(3)と、を備える自動車用のガスジェネレータアセンブリに関する。本発明によれば、前記装置(3)は、前記ガスジェネレータ(1)の作動時点とは無関係の予め定められた時点で、前記流体を放出するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、請求項1の前段部分(プレアンブル)にかかるガスジェネレータアセンブリに関するものである。
そのような自動車用のガスジェネレータアセンブリは、ガスジェネレータを有し、当該ガスジェネレータは、当該ガスジェネレータの作動後に自動車のエアバッグを膨張させるためのガスを発生させるよう構成され、そのようなアセンブリは更に、ガスジェネレータによって発生したガスを濾過処理するためのフィルターと、フィルター内に流体が噴射されるように当該流体を放出する構成の別個の装置とを備える。
本発明の課題は、前述の種類のガスジェネレータアセンブリにおいて、更なる種々の態様での膨張動作を実現可能とすることである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有するガスジェネレータアセンブリによって解決される。
これによれば、前述の装置は、ガスジェネレータ(「ガス発生器」ともいう)の作動の時点とは無関係である(独立した)予め定められた規定の時点(時の流れの中での一点又はある時期)において、流体を放出するように配置構成される。
このため、如何なる任意の時点においても、前記フィルター内への流体の噴射が可能とされる。特に、フィルター内への流体の噴射の時点によって、ガスジェネレータの膨張動作を指示された形態に制御することができる。エアバッグを膨張させるのに必要なガス量が供給され又は(点火によって)発生している間に、或いはその後に流体が放出された場合には、フィルターに蓄積されたエネルギー(フィルターを流れるガスジェネレータの高温ガスにより当該フィルターが温まることで生じるエネルギー)を、更にガス容量を増やすのに用いることができ、フィルター内に噴射された流体は、フィルターに蓄積された熱エネルギーによって蒸発(気化)して、更なるガス容量を生じさせる。
更に、ガスジェネレータの作動時にフィルター内へと流体を噴射することによって、フィルターを積極的に(能動的に)冷却することも、また同時にガスジェネレータによって発生したガスを冷却することも可能となる。
更に、前記ガスジェネレータの作動よりも前に前記流体がフィルターに接触するように、前記装置によって流体を放出することで、流体によりフィルターを最大限に湿らす(フィルターに流体を可能な限り保持させる)ことも可能である。
更に、流体でフィルターを湿らすことによって、塵埃及び微粒子を捕捉することができ、またガスジェネレータハウジングが更に冷却される。
本発明の解決策によれば、より小型のフィルターを使用することができ、また同様に、更なるガス容量を生じさせるガスの発生後にフィルターに蓄積された熱を使用することによって、好ましくはその燃焼によりガスジェネレータで供給のガスを発生させるガスセットの必要量(燃料の量)を減らすことができる。これにより、一般的なガスジェネレータに比べて、ガスジェネレータ容積を更に変化に富んだものとする(可変性を付与する)ことができる。更に、フィルター内への流体の噴射によってガスジェネレータが冷却され、これにより安価なプラスチック部品の使用も可能となる。
前記装置は、好ましくは所定の動作を発生させる作動装置を備え、当該作動装置は、予め定められた規定の時点で流体を放出するべく装置内に貯留された前記流体に作用し、これにより前記流体がフィルターと接触し、或いはフィルター内へ噴射されるよう構成される。
従って、作動装置は、流体を放出するために前記流体を所定の圧力で充填するよう構成されるのが好ましい。
装置は、前記流体を貯留するためのチャンバーを備え、作動装置が当該チャンバーに配置されるが好ましい。従って、作動装置は、特にチャンバーに貯留される流体を充填するための圧力を発生させる点火式(ガスジェネレータ)として構成され、前記圧力で流体を放出するべくチャンバーに貯留の流体を充填することができる。これは、プランジャー、柔軟な膜体、或いは作動装置に対してチャンバーを密閉する他のシール要素の形態の所定の要素によって可能とされ、当該要素は、作動装置とチャンバー内の流体との間に配置される。作動装置により生じた圧力によって、前記要素は、初期位置を外れて最終位置へと押圧され、このため前記要素は、流体を保持して当該流体をチャンバー外へと押し出す。前記要素は、圧力による破壊も可能とされ、或いは作動装置による燃焼も可能とされ、これにより圧力が流体に直接的に作用する。
ガスジェネレータは、フィルターと、ガスジェネレータで供給のガスを発生させるべく点火装置によって点火可能なガス生成物質(燃料)の構成要素を収容するハウジングとを備えるのが好ましい。ガスジェネレータのこのハウジングは、前記構成要素が配置されるガスジェネレータ又はハウジングの内部空間の範囲を定める(規定する)。
フィルター内に噴射される流体を貯留するためのチャンバーは、ガスジェネレータのハウジングの内部空間の外側に配置されるのが好ましい。このため、装置のチャンバーは、所定の接続管を通じてハウジングの内部空間に接続されるが好ましく、これによりチャンバーに貯留の流体は、チャンバーから流出し前記接続管を経由してガスジェネレータのハウジングの内部空間へと流入することができる。前記接続管は、フィルターを湿らすために、ハウジングの内部空間に配置された少なくとも1つの開口を備え、チャンバーに貯留の流体は当該開口を通じて接続管から流出し、これにより流体がフィルターに接触する。変更例として、チャンバーを流体噴射のための流体噴射装置全体とともに、ガスジェネレータの前記ハウジング内に、例えばハウジングの内部空間に配置することもできる。ガスジェネレータのハウジングは、ガスジェネレータにより点火で発生したガスを流出させるための少なくとも1つの流出開口を備え、このためガスジェネレータのハウジングの内部空間で(例えば、ガス生成物の燃焼によって)発生したガスは、前記流出開口を通じて内部空間からガスジェネレータを取り囲む外部空間へと流出することができる。
このため、前記ガスジェネレータは、自動車用エアバッグモジュールのエアバッグを膨張させるべく、このエアバッグによって規定されるエアバッグ内部空間に配置されるのが好ましく、或いはガスジェネレータの少なくとも1つの流出開口を、エアバッグの流入開口又はエアバッグの内部空間に接続する流通接続部が設けられる。
ガスジェネレータによってガスジェネレータのハウジングの内部空間で発生したガスは、少なくとも1つの流出開口に向かう所定のガス流れ方向に沿って、ハウジングの内部空間に配置された流通接続部を介して、ハウジングの少なくとも1つの流出開口へと流れるのが好ましく、このためハウジングの内部空間に配置のフィルターは、ガス流れ方向に関して少なくとも1つの流出開口の前面側ないし前方に配置されるのが好ましい。
従って、ガスジェネレータによって発生したガスは、ガスジェネレータの少なくとも1つの流出開口から流出するよりも前に、最初にフィルターを通過しなければならない。
前記ガス流れ方向に沿って延在する流体噴射装置の接続管は、フィルターの前面側に配置されるのが好ましく、例えばフィルターは、少なくとも1つの流出開口と接続管の開口との間で流通接続部に沿って配置される(勿論、接続管が複数の開口を備えることもできる)。
フィルター自体に接続管の前記開口を設けることも可能であり、これによりフィルターが接続管の開口を取り囲み、或いは当該フィルターが前記開口のまわりに配置される。この態様では、フィルター内へ流体が直接的に噴射される。
更に、変更例として、フィルターのうちガス流れ方向に関して流出開口とは反対側の端部にガス流れ方向に沿って開口を配置することができる。或いは、前記の構成とは異なって、フィルターと流出開口との間にガス流れ方向に沿って開口が配置される。このため、開口はガス流れ方向と反対方向に向けて配置されるのが好ましく、例えば開口がガス流れに対向する。この態様では、接続管の開口の逆流構造が構成される(これにより、ガスは概して開口を通じて接続管に流入可能となるが、流出する流体の圧力によってガス流入が阻止される)。更に、接続管の領域には開口可能な(開裂可能な)膜体が設けられ、当該膜体は、規制されない接続管からの流体の流出、及び/又は、規制されない接続管内又はチャンバーへのガスの侵入を阻止する。
流体放出のための前記装置は、如何なる任意の時点においても流体を放出する機能を果たす動作発生装置を制御するために、前記動作発生装置を制御する制御電子機器を備えるのが好ましい。
このため、前記制御電子機器は、放出される流体を充填する圧力を発生されるべく、少なくとも1つのパラメータに応じて(依存して)動作発生装置を起動するように構成されるのが好ましく、当該パラメータは、車両内又は車両上に配置された所定のセンサによって検出可能とされる。そのようなパラメータは、特には乗員の体重、乗員の体格、自動車の内部空間で膨張可能なエアバッグに対する乗員の位置、或いは自動車に関する別のパラメータとされる。
制御電子機器は、ガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させる間に、或いはガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させた後に、動作発生装置を起動させるように構成されるのが好ましい。これにより、ガスジェネレータの燃料がガスに転化(燃焼)している間に、或いはガスジェネレータの燃料が完全にガスに転化(燃焼)した後に、動作発生装置が起動されることとなる。
更に、制御電子機器は、場合によっては、ガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させる前に、例えばガスジェネレータの燃料が点火される前に、動作発生装置を起動するよう構成されるのが好ましい。
本発明において記載の特徴点及び有利点は、以下に示す実施形態の図面の記載によって更に明確化される。
図1は、本発明にかかるガスジェネレータアセンブリの断面構造を示す図である。
図1には、切抜き状の断面で図示した、本発明にかかるガスジェネレータアセンブリ(「ガスジェネレータが組み付けられた装置」ともいう)が示されており、ガスジェネレータ1(「ガス発生器」ともいう)は、当該ガスジェネレータ1の内部空間100の範囲を定める(規定する)ハウジング10(「収容体」ともいう)を備えている。
前記内部空間100には、点火装置12による点火が可能とされた燃料11(ガスセット)が配置されており、当該点火装置は、また前記内部空間100に配置されており、この点火装置には任意に設けることが可能なブースターチャージ(「増幅充電器」ともいう)が含まれる。前記燃料11が点火装置12によって点火されると、自動車用エアバッグモジュールのエアバッグを膨張させるのに使用可能となるガスが、燃料11(「物質」ともいう)の燃焼によって発生する。点火装置12を作動させるために電気的な接続線13が設けられており、前記接続線は、点火装置12を起動するべく車両側の電子機器に接続可能とされている。流通接続部120は、ガスジェネレータ1によって内部空間100で発生したガスが、ガスジェネレータ1のハウジング10に設けられた流出開口110へと流れるのを可能とし、燃料11からガス流れ方向Gに沿って延在している。
燃料11と流出開口110との間には、前記流通接続部120に沿って所定のフィルター2が配置されており、当該フィルターは、ガスジェネレータ1によって発生したガスを濾過処理(フィルター処理)する機能を果たす。このため、フィルター2は、ガスへの燃焼転化で燃料11から生じた微粒子を保持することが可能であり、また更にはガスジェネレータ1によって発生したガスを冷却することが可能である。このフィルター2は金属材料からなるのが好ましい。
このため、フィルター2は、ガスジェネレータ1によって(燃料11の燃焼で)発生したガスが、好ましくは前記フィルター2のみを経由して流出開口110へと流れることができるように、流通接続部120に沿って配置されている。
ガス流れ方向Gに沿ってフィルター2を流通する高温ガスが当該フィルター2を加熱するため、所定の流体4(「薬液」ともいう)によって、典型的には前記流体4の蒸発によってフィルター2を湿らすことで、フィルター2に蓄積された熱を、更にガス容量を増やすのに用いることが可能である。更には、前記フィルター2を、所定の流体4をフィルター2内へと噴射することで当該フィルター2を流通するガスとともに冷却することが可能とされる。
この理由のため、ガスジェネレータ1は、図1に示すように、別個(別体)の装置3を備えており、当該装置は、好ましくはガスジェネレータ1のハウジング10の内部空間100の外側に配置される。前記装置3をガスジェネレータ1のハウジング10と一体化することもできる。この装置3は、前記流体4を貯留するためのチャンバー300(「貯留部」ないし「貯留室」ともいう)を備えており、フィルター2内へと前記流体4を放出ないし供給するために、所定の動作を発生させるガスジェネレータ(ガス発生器)の形態の作動装置30(「所定の動作を発生させるための動作発生装置」ともいう)が設けられており、この装置が前記チャンバー300に配置されている。このため、作動装置30は、流体4を膜体31又はプランジャー31又は別の要素31を介してチャンバー300内に所定の圧力で充填するように構成されており、これによりチャンバー300とハウジング10の内部空間100とを流体の流れを可能とするように接続する接続管310を介して、流体4がハウジング10の内部空間100へと流入することができる。作動装置30によって所定の圧力で充填された後に、流体4がより迅速にフィルター2を湿らすために、接続管310は、フィルター2の前面側(「流れについての上流側」ともいう)にガス流れ方向Gに沿って配置された開口320を備えている。これにより、接続管310の前記開口320とハウジング10の流出開口110との間に、ガス流れ方向Gに沿ってフィルター2が配置されることとなる。膜体32は、流体4が開口320を通じて内部空間100へと予期せずに流れるのを阻止する。
作動装置30は、当該作動装置30を制御することが可能な制御電子機器35に接続されている。作動装置30が流体4の放出に要する圧力を発生させるように当該作動装置30を起動するために、制御電子機器35は対応する所定の起動信号(制御信号)を出力し、当該起動信号は、所定のセンサ36によって検出される少なくとも1つのパラメータに応じて(依存して)制御電子機器35によって発生する。従って、そのようなセンサ36は、制御電子器機器35に接続されている。作動装置30は、特にガスジェネレータ1の点火装置12の作動とは無関係に(独立して)、流体4が如何なる任意の時点(時の流れの中での一点又はある時期)においても内部空間100へと、即ちフィルター2内へと放出(供給)され得るように、制御電子機器35によって特に制御可能とされる。
従って、本発明における解決策は、フィルター2内への流体噴射の時点を積極的に制御可能とすることによって特徴付けられる。このため、チャンバー300内に貯留された流体4は、一般的な点火装置(作動装置30)によってフィルター2内へと直接的に供給されるのが好ましい。
1 ガスジェネレータ
2 フィルター
2a 一端部
3 装置
4 流体
10 ハウジング
11 燃料
12 点火装置
13 接続線
30 作動装置
31 膜体、プランジャー、要素
32 膜体
35 制御電子機器
36 センサ
100 内部空間
110 流出開口
120 流通接続部
300 チャンバー
310 接続管
320 開口
本発明は、請求項1の前段部分(プレアンブル)にかかるガスジェネレータアセンブリに関するものである。
そのような自動車用のガスジェネレータアセンブリは、ガスジェネレータを有し、当該ガスジェネレータは、当該ガスジェネレータの作動後に自動車のエアバッグを膨張させるためのガスを発生させるよう構成され、そのようなアセンブリは更に、ガスジェネレータによって発生したガスを濾過処理するためのフィルターと、フィルター内に流体が噴射されるように当該流体を放出する構成の別個の装置とを備える。
本発明の課題は、前述の種類のガスジェネレータアセンブリにおいて、更なる種々の態様での膨張動作を実現可能とすることである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有するガスジェネレータアセンブリによって解決される。
これによれば、前述の装置は、ガスジェネレータ(「ガス発生器」ともいう)の作動の時点とは無関係である(独立した)予め定められた規定の時点(時の流れの中での一点又はある時期)において、流体を放出するように配置構成される。
このため、如何なる任意の時点においても、前記フィルター内への流体の噴射が可能とされる。特に、フィルター内への流体の噴射の時点によって、ガスジェネレータの膨張動作を指示された形態に制御することができる。エアバッグを膨張させるのに必要なガス量が供給され又は(点火によって)発生している間に、或いはその後に流体が放出された場合には、フィルターに蓄積されたエネルギー(フィルターを流れるガスジェネレータの高温ガスにより当該フィルターが温まることで生じるエネルギー)を、更にガス容量を増やすのに用いることができ、フィルター内に噴射された流体は、フィルターに蓄積された熱エネルギーによって蒸発(気化)して、更なるガス容量を生じさせる。
更に、ガスジェネレータの作動時にフィルター内へと流体を噴射することによって、フィルターを積極的に(能動的に)冷却することも、また同時にガスジェネレータによって発生したガスを冷却することも可能となる。
更に、前記ガスジェネレータの作動よりも前に前記流体がフィルターに接触するように、前記装置によって流体を放出することで、流体によりフィルターを最大限に湿らす(フィルターに流体を可能な限り保持させる)ことも可能である。
更に、流体でフィルターを湿らすことによって、塵埃及び微粒子を捕捉することができ、またガスジェネレータハウジングが更に冷却される。
本発明の解決策によれば、より小型のフィルターを使用することができ、また同様に、更なるガス容量を生じさせるガスの発生後にフィルターに蓄積された熱を使用することによって、好ましくはその燃焼によりガスジェネレータで供給のガスを発生させるガスセットの必要量(燃料の量)を減らすことができる。これにより、一般的なガスジェネレータに比べて、ガスジェネレータ容積を更に変化に富んだものとする(可変性を付与する)ことができる。更に、フィルター内への流体の噴射によってガスジェネレータが冷却され、これにより安価なプラスチック部品の使用も可能となる。
前記装置は、好ましくは所定の動作を発生させる作動装置を備え、当該作動装置は、予め定められた規定の時点で流体を放出するべく装置内に貯留された前記流体に作用し、これにより前記流体がフィルターと接触し、或いはフィルター内へ噴射されるよう構成される。
従って、作動装置は、流体を放出するために前記流体を所定の圧力で充填するよう構成されるのが好ましい。
装置は、前記流体を貯留するためのチャンバーを備え、作動装置が当該チャンバーに配置されるが好ましい。従って、作動装置は、特にチャンバーに貯留される流体を充填するための圧力を発生させる点火式(ガスジェネレータ)として構成され、前記圧力で流体を放出するべくチャンバーに貯留の流体を充填することができる。これは、プランジャー、柔軟な膜体、或いは作動装置に対してチャンバーを密閉する他のシール要素の形態の所定の要素によって可能とされ、当該要素は、作動装置とチャンバー内の流体との間に配置される。作動装置により生じた圧力によって、前記要素は、初期位置を外れて最終位置へと押圧され、このため前記要素は、流体を保持して当該流体をチャンバー外へと押し出す。前記要素は、圧力による破壊も可能とされ、或いは作動装置による燃焼も可能とされ、これにより圧力が流体に直接的に作用する。
ガスジェネレータは、フィルターと、ガスジェネレータで供給のガスを発生させるべく点火装置によって点火可能なガス生成物質(燃料)の構成要素を収容するハウジングとを備えるのが好ましい。ガスジェネレータのこのハウジングは、前記構成要素が配置されるガスジェネレータ又はハウジングの内部空間の範囲を定める(規定する)。
フィルター内に噴射される流体を貯留するためのチャンバーは、ガスジェネレータのハウジングの内部空間の外側に配置されるのが好ましい。このため、装置のチャンバーは、所定の接続管を通じてハウジングの内部空間に接続されるが好ましく、これによりチャンバーに貯留の流体は、チャンバーから流出し前記接続管を経由してガスジェネレータのハウジングの内部空間へと流入することができる。前記接続管は、フィルターを湿らすために、ハウジングの内部空間に配置された少なくとも1つの開口を備え、チャンバーに貯留の流体は当該開口を通じて接続管から流出し、これにより流体がフィルターに接触する。変更例として、チャンバーを流体噴射のための流体噴射装置全体とともに、ガスジェネレータの前記ハウジング内に、例えばハウジングの内部空間に配置することもできる。ガスジェネレータのハウジングは、ガスジェネレータにより点火で発生したガスを流出させるための少なくとも1つの流出開口を備え、このためガスジェネレータのハウジングの内部空間で(例えば、ガス生成物の燃焼によって)発生したガスは、前記流出開口を通じて内部空間からガスジェネレータを取り囲む外部空間へと流出することができる。
このため、前記ガスジェネレータは、自動車用エアバッグモジュールのエアバッグを膨張させるべく、このエアバッグによって規定されるエアバッグ内部空間に配置されるのが好ましく、或いはガスジェネレータの少なくとも1つの流出開口を、エアバッグの流入開口又はエアバッグの内部空間に接続する流通接続部が設けられる。
ガスジェネレータによってガスジェネレータのハウジングの内部空間で発生したガスは、少なくとも1つの流出開口に向かう所定のガス流れ方向に沿って、ハウジングの内部空間に配置された流通接続部を介して、ハウジングの少なくとも1つの流出開口へと流れるのが好ましく、このためハウジングの内部空間に配置のフィルターは、ガス流れ方向に関して少なくとも1つの流出開口の前面側ないし前方に配置されるのが好ましい。
従って、ガスジェネレータによって発生したガスは、ガスジェネレータの少なくとも1つの流出開口から流出するよりも前に、最初にフィルターを通過しなければならない。
前記ガス流れ方向に沿って延在する流体噴射装置の接続管は、フィルターの前面側に配置されるのが好ましく、例えばフィルターは、少なくとも1つの流出開口と接続管の開口との間で流通接続部に沿って配置される(勿論、接続管が複数の開口を備えることもできる)。
フィルター自体に接続管の前記開口を設けることも可能であり、これによりフィルターが接続管の開口を取り囲み、或いは当該フィルターが前記開口のまわりに配置される。この態様では、フィルター内へ流体が直接的に噴射される。
更に、変更例として、フィルターのうちガス流れ方向に関して流出開口とは反対側の端部にガス流れ方向に沿って開口を配置することができる。或いは、前記の構成とは異なって、フィルターと流出開口との間にガス流れ方向に沿って開口が配置される。このため、開口はガス流れ方向と反対方向に向けて配置されるのが好ましく、例えば開口がガス流れに対向する。この態様では、接続管の開口の逆流構造が構成される(これにより、ガスは概して開口を通じて接続管に流入可能となるが、流出する流体の圧力によってガス流入が阻止される)。更に、接続管の領域には開口可能な(開裂可能な)膜体が設けられ、当該膜体は、規制されない接続管からの流体の流出、及び/又は、規制されない接続管内又はチャンバーへのガスの侵入を阻止する。
流体放出のための前記装置は、如何なる任意の時点においても流体を放出する機能を果たす動作発生装置を制御するために、前記動作発生装置を制御する制御電子機器を備えるのが好ましい。
このため、前記制御電子機器は、放出される流体を充填する圧力を発生されるべく、少なくとも1つのパラメータに応じて(依存して)動作発生装置を起動するように構成されるのが好ましく、当該パラメータは、車両内又は車両上に配置された所定のセンサによって検出可能とされる。そのようなパラメータは、特には乗員の体重、乗員の体格、自動車の内部空間で膨張可能なエアバッグに対する乗員の位置、或いは自動車に関する別のパラメータとされる。
制御電子機器は、ガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させる間に、或いはガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させた後に、動作発生装置を起動させるように構成されるのが好ましい。これにより、ガスジェネレータの燃料がガスに転化(燃焼)している間に、或いはガスジェネレータの燃料が完全にガスに転化(燃焼)した後に、動作発生装置が起動されることとなる。
更に、制御電子機器は、場合によっては、ガスジェネレータがエアバッグを膨張させるためのガスを発生させる前に、例えばガスジェネレータの燃料が点火される前に、動作発生装置を起動するよう構成されるのが好ましい。
本発明において記載の特徴点及び有利点は、以下に示す実施形態の図面の記載によって更に明確化される。
図1は、本発明にかかるガスジェネレータアセンブリの断面構造を示す図である。
図1には、切抜き状の断面で図示した、本発明にかかるガスジェネレータアセンブリ(「ガスジェネレータが組み付けられた装置」ともいう)が示されており、ガスジェネレータ1(「ガス発生器」ともいう)は、当該ガスジェネレータ1の内部空間100の範囲を定める(規定する)ハウジング10(「収容体」ともいう)を備えている。
前記内部空間100には、点火装置12による点火が可能とされた燃料11(ガスセット)が配置されており、当該点火装置は、また前記内部空間100に配置されており、この点火装置には任意に設けることが可能なブースターチャージ(「増幅充電器」ともいう)が含まれる。前記燃料11が点火装置12によって点火されると、自動車用エアバッグモジュールのエアバッグを膨張させるのに使用可能となるガスが、燃料11(「物質」ともいう)の燃焼によって発生する。点火装置12を作動させるために電気的な接続線13が設けられており、前記接続線は、点火装置12を起動するべく車両側の電子機器に接続可能とされている。流通接続部120は、ガスジェネレータ1によって内部空間100で発生したガスが、ガスジェネレータ1のハウジング10に設けられた流出開口110へと流れるのを可能とし、燃料11からガス流れ方向Gに沿って延在している。
燃料11と流出開口110との間には、前記流通接続部120に沿って所定のフィルター2が配置されており、当該フィルターは、ガスジェネレータ1によって発生したガスを濾過処理(フィルター処理)する機能を果たす。このため、フィルター2は、ガスへの燃焼転化で燃料11から生じた微粒子を保持することが可能であり、また更にはガスジェネレータ1によって発生したガスを冷却することが可能である。このフィルター2は金属材料からなるのが好ましい。
このため、フィルター2は、ガスジェネレータ1によって(燃料11の燃焼で)発生したガスが、好ましくは前記フィルター2のみを経由して流出開口110へと流れることができるように、流通接続部120に沿って配置されている。
ガス流れ方向Gに沿ってフィルター2を流通する高温ガスが当該フィルター2を加熱するため、所定の流体4(「薬液」ともいう)によって、典型的には前記流体4の蒸発によってフィルター2を湿らすことで、フィルター2に蓄積された熱を、更にガス容量を増やすのに用いることが可能である。更には、前記フィルター2を、所定の流体4をフィルター2内へと噴射することで当該フィルター2を流通するガスとともに冷却することが可能とされる。
この理由のため、ガスジェネレータ1は、図1に示すように、別個(別体)の装置3を備えており、当該装置は、好ましくはガスジェネレータ1のハウジング10の内部空間100の外側に配置される。前記装置3をガスジェネレータ1のハウジング10と一体化することもできる。この装置3は、前記流体4を貯留するためのチャンバー300(「貯留部」ないし「貯留室」ともいう)を備えており、フィルター2内へと前記流体4を放出ないし供給するために、所定の動作を発生させるガスジェネレータ(ガス発生器)の形態の作動装置30(「所定の動作を発生させるための動作発生装置」ともいう)が設けられており、この装置が前記チャンバー300に配置されている。このため、作動装置30は、流体4を膜体31又はプランジャー31又は別の要素31を介してチャンバー300内に所定の圧力で充填するように構成されており、これによりチャンバー300とハウジング10の内部空間100とを流体の流れを可能とするように接続する接続管310を介して、流体4がハウジング10の内部空間100へと流入することができる。作動装置30によって所定の圧力で充填された後に、流体4がより迅速にフィルター2を湿らすために、接続管310は、フィルター2の前面側(「流れについての上流側」ともいう)にガス流れ方向Gに沿って配置された開口320を備えている。これにより、接続管310の前記開口320とハウジング10の流出開口110との間に、ガス流れ方向Gに沿ってフィルター2が配置されることとなる。膜体32は、流体4が開口320を通じて内部空間100へと予期せずに流れるのを阻止する。
作動装置30は、当該作動装置30を制御することが可能な制御電子機器35に接続されている。作動装置30が流体4の放出に要する圧力を発生させるように当該作動装置30を起動するために、制御電子機器35は対応する所定の起動信号(制御信号)を出力し、当該起動信号は、所定のセンサ36によって検出される少なくとも1つのパラメータに応じて(依存して)制御電子機器35によって発生する。従って、そのようなセンサ36は、制御電子器機器35に接続されている。作動装置30は、特にガスジェネレータ1の点火装置12の作動とは無関係に(独立して)、流体4が如何なる任意の時点(時の流れの中での一点又はある時期)においても内部空間100へと、即ちフィルター2内へと放出(供給)され得るように、制御電子機器35によって特に制御可能とされる。
従って、本発明における解決策は、フィルター2内への流体噴射の時点を積極的に制御可能とすることによって特徴付けられる。このため、チャンバー300内に貯留された流体4は、一般的な点火装置(作動装置30)によってフィルター2内へと直接的に供給されるのが好ましい。
本発明では、「作動後にエアバッグを膨張させるガスを発生するように構成されたガスジェネレータ(1)と、前記ガスジェネレータ(1)によって発生したガスを濾過処理するためのフィルター(2)と、前記フィルター(2)に流体(4)が接触するように当該流体(4)を放出する装置(3)とを備え、前記装置(3)は、前記ガスジェネレータ(1)の作動時点とは無関係の予め定められた時点で前記流体を放出するように構成された自動車用のガスジェネレータアセンブリ、或いは請求項1に記載のガスジェネレータアセンブリであって、前記装置(3)は、予め定められた前記時点での流体放出を行うべく前記流体(4)に作用するように構成された動作発生装置(30)を備えていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様1)を採り得る。
また本発明では、「前記態様1に記載のガスジェネレータアセンブリであって、前記動作発生装置(30)は、前記流体(4)を放出するために所定の圧力で当該流体(4)を充填するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様2)を採り得る。
また本発明では、「前記態様2に記載のガスジェネレータアセンブリであって、前記動作発生装置(30)は、前記圧力を点火によって発生させるように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様3)を採り得る。
また本発明では、「請求項2ないし3に記載のガスジェネレータアセンブリであって、前記チャンバー(300)がハウジング(10)の内部空間(100)の外側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様4)を採り得る。
また本発明では、「請求項7ないし8に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
前記フィルター(2)は、前記ガス流れ方向(G)に関して少なくとも1つの流出開口(110)の前面側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様5)を採り得る。
また本発明では、「請求項6ないし請求項8又は前記態様5に記載のガスジェネレータアセンブリであって、前記開口(320)は、前記ガス流れ方向(G)に沿って前記フィルター(2)の前面側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ」という態様(態様6)を採り得る。
1 ガスジェネレータ
2 フィルター
2a 一端部
3 装置
4 流体
10 ハウジング
11 燃料
12 点火装置
13 接続線
30 作動装置
31 膜体、プランジャー、要素
32 膜体
35 制御電子機器
36 センサ
100 内部空間
110 流出開口
120 流通接続部
300 チャンバー
310 接続管
320 開口

Claims (20)

  1. 自動車用のガスジェネレータアセンブリであって、
    作動後にエアバッグを膨張させるガスを発生するように構成されたガスジェネレータ(1)と、
    前記ガスジェネレータ(1)によって発生したガスを濾過処理するためのフィルター(2)と、
    前記フィルター(2)に流体(4)が接触するように当該流体(4)を放出する装置(3)と、
    を備え、
    前記装置(3)は、前記ガスジェネレータ(1)の作動時点とは無関係の予め定められた時点で前記流体を放出するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記装置(3)は、予め定められた前記時点での流体放出を行うべく前記流体(4)に作用するように構成された動作発生装置(30)を備えていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  3. 請求項2に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記動作発生装置(30)は、前記流体(4)を放出するために所定の圧力で当該流体(4)を充填するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  4. 請求項3に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記動作発生装置(30)は、前記圧力を点火によって発生させるように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記装置(3)は、前記流体(4)を貯留するためのチャンバー(300)を備えていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  6. 請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記フィルター(2)と、前記ガスジェネレータ(1)で生じるガスを点火によって発生させるための物質(11)を少なくとも収容するための、前記ガスジェネレータ(1)のハウジング(10)を備え、前記ハウジング(10)が内部空間(100)を規定していることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  7. 請求項5ないし6に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記チャンバー(300)がハウジング(10)の内部空間(100)の外側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  8. 請求項5ないし6に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記チャンバー(300)がハウジング(10)の内部空間(100)に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  9. 請求項7又は8に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記装置(3)の前記チャンバー(300)は、接続管(310)を通じて前記ハウジング(10)の前記内部空間(100)に接続され、これにより前記流体(4)は、前記チャンバー(300)から前記接続管(310)を通じて前記内部空間(100)へと流入可能とされていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  10. 請求項9に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記接続管(310)は、前記ハウジング(10)の前記内部空間(100)に配置された開口(320)を備え、前記流体(4)は当該開口を通じて前記接続管(310)から流出するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  11. 請求項6、又は請求項6に従属の請求項7から10のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記ハウジング(10)は、前記ガスジェネレータ(1)で生じたガスを流出させるための少なくとも1つの流出開口(110)を備えていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  12. 請求項6、又は請求項6に従属の請求項7から11のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記ガスジェネレータ(1)によって前記ハウジング(10)の前記内部空間(100)で生じたガスは、流通部(120)を通じて少なくとも1つの流出開口(110)に向かうガス流れ方向(G)に沿って前記ハウジング(10)の前記流出開口(110)へと誘導されることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  13. 請求項11ないし12に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記フィルター(2)は、前記ガス流れ方向(G)に関して少なくとも1つの流出開口(110)の前面側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  14. 請求項10ないし請求項12又は13に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記開口(320)は、前記ガス流れ方向(G)に沿って前記フィルター(2)の前面側に配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  15. 請求項10ないし請求項12又は13に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記開口(320)は、前記フィルター(2)内に前記ガス流れ方向(G)に沿って配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  16. 請求項10ないし請求項12又は13に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記開口(320)は、前記フィルター(2)の一端部(2a)に前記ガス流れ方向(G)に沿って配置されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  17. 請求項1から16のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記動作発生装置(30)を制御するために制御電子機器(35)が設けられていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  18. 請求項3又は4ないし請求項17に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記制御電子機器(35)は、少なくとも1つのセンサ(36)によって検出可能な少なくとも1つのパラメータに応じて圧力を発生させるべく前記動作発生装置(30)を起動するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  19. 請求項17又は18に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記制御電子機器(35)は、前記ガスジェネレータ(1)がエアバッグを膨張させるガスを発生している間に、或いは前記ガスジェネレータ(1)が前記エアバッグを膨張させるガスを発生した後に、前記動作発生装置(30)を起動するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
  20. 請求項17から19のうちのいずれか一項に記載のガスジェネレータアセンブリであって、
    前記制御電子機器(35)は、前記ガスジェネレータ(1)がエアバッグを膨張させるガスを発生する前に、前記動作発生装置(30)を起動するように構成されていることを特徴とするガスジェネレータアセンブリ。
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