JP2012257427A - 複軸並列モータの製造方法及び複軸並列モータの組付け装置 - Google Patents

複軸並列モータの製造方法及び複軸並列モータの組付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二つのロータシャフト及びカバーに固定された二つのベアリングに大きな面取りを施すことなく、カバーをケース本体に容易に組付けることができる複軸並列モータの製造方法を提供すること。
【解決手段】ステータ40及びロータ50を有する二つのモータジェネレータMG1,MG2がケース本体20及び一つのリアカバー30の中に収容され、各ロータ50のロータシャフト52が並列して配置された複軸並列モータ1の製造方法は、ユニット成形工程と、ユニット組付け工程とを備える。ユニット成形工程では、リアカバー30に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト52の上端部52Aに嵌合させて、カバーユニットCUを成形する。ユニット組付け工程では、カバーユニットCUを各ステータ40が固定されたケース本体20に組付ける際に、各ロータシャフト52の下端部52Bをケース本体20に固定された二つのベアリングB1に嵌合させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、二つのモータジェネレータがケース内に並列して配置された複軸並列モータの製造方法、及び複軸並列モータの組付け装置に関し、特に、二つのモータジェネレータのロータシャフトの中心軸が傾くことを防止する複軸並列モータの製造方法、及び複軸並列モータの組付け装置に関する。
近年、モータの車両搭載性を向上させるため、複軸並列モータをハイブリッド自動車等に搭載することが試みられている。ここで、複軸並列モータは、二つのモータジェネレータがケース内に収容され、各モータジェネレータのロータシャフトが並列して配置されたものである。このような複軸並列モータとして、例えば下記特許文献1に記載されたものがある。
下記特許文献1に記載された複軸並列モータでは、図12に示したように、各モータジェネレータMG1,MG2のステータ140が、ケース本体120の内側に固定され、各モータジェネレータMG1,MG2のロータ150が、各ステータ140の内側に組付けられている。各ステータ140は、ステータコア141とコイル142とで構成されている。また、各ロータ150は、ロータコア151とロータシャフト152とで構成されている。そして、カバー130(図13参照)が、ケース本体120に収容された各モータジェネレータMG1,MG2を覆っている。
このような複軸並列モータ101を製造する場合、先ず、ケース本体120に各ステータ140を固定する。次いで、各ロータ150を各ステータ140の内側に組み込む。このとき、図13に示したように、各ロータシャフト152の下端部152Bをケース本体120に固定された二つのベアリングB1に嵌合させる。最後に、カバー130に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト152の上端部152Aに嵌合させながら、カバー130をケース本体120に組付ける。このようにして、複軸並列モータ101が製造される。
特開2001−128422号公報
しかしながら、上述したように複軸並列モータ101を製造する場合、以下の問題点がある。即ち、各ロータ150を各ステータ140の内側に組み込む際、各ロータ150は着磁されているため、図13に示したように、各ロータ150が各ステータ140に引き寄せられる。これにより、二つのロータシャフト152の中心軸が傾く。そして、これらロータシャフト152は不規則的に傾くため、二つの中心軸を同時に矯正することは難しい。従って、カバー130に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト152の上端部152Aに嵌合させることが非常に難しいという問題があった。
そこで、本出願人は、図13に示したように、各ロータシャフト152の上端部152Aに面取りを施すとともに、カバー130に固定された各ベアリングB2に面取りを施して、各ベアリングB2の導入面130dを各ロータシャフト152の導入面152aに案内させながら、二つのベアリングB2を各ロータシャフト152の上端部152Aに嵌合させていた。
しかしながら、このように嵌合させる場合、二つのロータシャフト152の中心軸がそれぞれ傾いているため、各ロータシャフト152の上端部152A及び各ベアリングB2に大きな面取りを施す必要がある。このため、導入面152a,130dの奥行き方向(図11の上下方向)の長さを確保しつつ、ロータシャフト152の上端部152AとベアリングB2とが適切に嵌合する嵌合長さを確保すると、ロータシャフト152の軸方向の長さが大きくなる。これにより、複軸並列モータ101の奥行き方向の長さが大きくなり、複軸並列モータ101の車両搭載性が悪化するとともに、複軸並列モータ101のコストのロスが大きくなるという問題があった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、二つのロータシャフト及びカバーに固定された二つのベアリングに大きな面取りを施すことなく、カバーをケース本体に容易に組付けることができる複軸並列モータの製造方法、及び複軸並列モータの組付け装置に関する。
(1)本発明の第一態様における複軸並列モータの製造方法は、ステータ及びロータを有する二つのモータジェネレータがケース本体及び一つのカバーの中に収容され、前記各ロータのロータシャフトが並列して配置された複軸並列モータの製造方法であって、前記カバーに固定された二つのベアリングを前記各ロータシャフトの一端部に嵌合させてカバーユニットを成形するユニット成形工程と、前記カバーユニットを前記各ステータが固定された前記ケース本体に組付ける際に、前記各ロータシャフトの他端部を前記ケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合させるユニット組付け工程と、を備えることを特徴とする。
(2)また、本発明の上記態様における複軸並列モータの製造方法において、前記各ロータシャフトの軸方向に延びて前記各ロータシャフトの他端部に係合可能な二つの第1係合シャフトが設けられ、前記カバーに対して前記各第1係合シャフト側と反対側に、前記各ロータシャフトの軸方向に延びて先端に係合部を有する二つの第2係合シャフトが設けられ、前記カバーの表面に、前記各第2係合シャフトの係合部とそれぞれ係合可能な被係合部が形成されていて、前記ユニット組付け工程では、前記各第1係合シャフトが前記各ロータシャフトの他端部に係合し、且つ前記各第2係合シャフトの係合部が前記カバーの各被係合部に係合して、前記カバーユニットが挟持されることが好ましい。
(3)また、本発明の上記態様における複軸並列モータの製造方法において、前記カバーの側面のうち前記カバーの対角線と交差する二つの基準部に係合可能な一対の係止部を有し、前記カバーを保持可能なカバー受け治具が設けられていて、前記ユニット成形工程では、前記カバー受け治具の各係止部が前記カバーの各基準部に係合して、前記カバーが位置決めされることが好ましい。ここで、「カバーの対角線」とは、ロータシャフトの軸方向と直交する方向に延びていてカバーを二等分する線を意味する。
(4)本発明の第二態様における複軸並列モータの組付け装置は、二つのステータが並列して固定されているケース本体に対して、前記各ステータの内側にロータシャフトを有するロータをそれぞれ組付け且つ一つのカバーを組付ける際に、前記カバーに固定された二つのベアリングを前記各ロータシャフトの一端部に嵌合させるとともに、前記各ロータシャフトの他端部を前記ケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合させる複軸並列モータの組付け装置であって、前記各ロータシャフトの軸方向に延びて前記各ロータシャフトの他端部に係合可能な第1係合シャフトと、前記各第1係合シャフトを軸方向に移動させる第1移動装置と、前記カバーに対して前記各第1係合シャフト側と反対側に、前記各ロータシャフトの軸方向に延びる二つの第2係合シャフトと、前記各第2係合シャフトを軸方向に移動させる第2移動装置とを備え、前記各第2係合シャフトは、先端に前記カバーの表面に形成された二つの被係合部にそれぞれ係合可能な係合部を有することを特徴とする。
(5)また、本発明の上記態様における複軸並列モータの組付け装置において、前記カバーの側面のうち前記カバーの対角線と交差する二つの基準部に係合可能な一対の係止部を有し、前記カバーを保持可能であり、前記各係止部が前記カバーの各基準部に係合することによって前記カバーを位置決めするカバー受け治具を備えることが好ましい。ここで、「カバーの対角線」とは、ロータシャフトの軸方向と直交する方向に延びていてカバーを二等分する線を意味する。
本発明における複軸並列モータの製造方法の作用効果について説明する。
上記した製造方法(1)では、ユニット成形工程において、カバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に嵌合させて、カバーユニットを成形する。そして、ユニット組付け工程において、各ロータシャフトの他端部をケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合させて、カバー及び各ロータをカバーユニットとして同時にケース本体に組付ける。こうして、この製造方法によれば、カバー及び各ロータをケース本体に組付ける前に、予めカバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に嵌合させるため、二つのロータシャフト及び二つのベアリングに大きな面取りを施すことなく、カバーをケース本体に容易に組付けることができる。
また、上記した製造方法(2)では、ユニット組付け工程において、各第1係合シャフトが各ロータシャフトの他端部に係合し、且つ各第2係合シャフトの係合部がカバーの各被係合部に係合して、カバーユニットが挟持される。このように、カバーユニットを挟持することで、各ロータシャフトの中心軸の位置を正確な所定位置に合わせることができる。更に、カバーユニットを組付ける際に、各ロータが各ステータに密着しようとしても、各ロータシャフトの中心軸の傾きを防止できる。従って、各ロータシャフトの中心軸の位置合わせと、各ロータシャフトの中心軸の傾きの防止とを同時に行うことができ、各ロータシャフトの他端部をケース本体に固定された二つのベアリングに容易に嵌合させることができる。
上記した製造方法(3)では、ユニット成形工程において、カバー受け治具の各係止部をカバーの各基準部に係合させて、カバーの位置を正確な所定位置に合わせることができる。これにより、カバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に容易に嵌合させることができる。
上記した複軸並列モータの組付け装置の作用効果について説明する。
上記した構成(4)では、先ず、カバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に嵌合させて、カバーと各ロータが一体的に組付けられたカバーユニットを成形する。こうして、カバー及び各ロータをケース本体に組付ける前に、カバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に嵌合させるため、二つのロータシャフト及び二つのベアリングに大きな面取りを施す必要がない。
次に、各第1係合シャフトが各ロータシャフトの他端部に係合し、且つ各第2係合シャフトの係合部がカバーの各被係合部に係合して、カバーユニットが挟持された状態で、各ロータシャフトの他端部がケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合される。こうして、カバーユニットを挟持することで、各ロータシャフトの中心軸の位置を正確な所定位置に合わせることができる。更に、カバーユニットを組付ける際に、各ロータが各ステータに密着しようとしても、各ロータシャフトの中心軸の傾きを防止できる。従って、各ロータシャフトの他端部をケース本体に固定された二つのベアリングに容易に嵌合させて、カバー(カバーユニット)をケース本体に容易に組付けることができる。
上記した構成(5)では、カバー受け治具の各係止部をカバーの各基準部に係合させて、カバーの位置を正確な所定位置に合わせることができる。これにより、カバーに固定された二つのベアリングを各ロータシャフトの一端部に容易に嵌合させることができる。
複軸並列モータを概略的に示した縦断面図である。 図1のW−W線に沿った断面図である。 ステータがケース本体に組付けられた状態を示した図である。 ロータがロータ受け治具に支持され、カバーがカバー受け治具に保持されている状態を示した図である。 図4のX−X線に沿って一部を破断した断面図である。 図4のY部分を拡大した図である。 図4のZ部分を拡大した図である。 カバーに固定されたベアリングがロータシャフトの上端部に嵌合した状態を示した図である。 ロータシャフトの下端部がケース本体に固定されたベアリングに嵌合した状態を示した図である 第1変形実施形態における図6相当の図である。 第2変形実施形態における図7相当の図である。 従来の複軸並列モータを概略的に示した平面図である。 従来においてロータシャフトの中心軸が傾いた状態を示した図である。
本発明に係る複軸並列モータの製造方法、及び複軸モータ組付け装置について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、複軸並列モータ1を概略的に示した縦断面図である。また、図2は、図1のW−W線に沿った断面図である。図1及び図2に示したように、複軸並列モータ1は、トランスアクスルケース10と、このトランスアクスルケース10の中に収容されている二つのモータジェネレータMG1,MG2とを備えている。
トランスアクスルケース10は、図1に示したように、上方が開口しているケース本体20と、このケース本体20を覆うリアカバー30とで構成されている。このトランスアクスルケース10は、アルミニウム又はアルミニウム合金等の金属材料を成形加工したものである。
ケース本体20は、図1に示したように、底壁21と周壁22とを有する。底壁21には、二つの挿通孔21aと二つの段付孔21bとが形成されていて、挿通孔21aと段付孔21bとが連通している。各段付孔21bには、ベアリングB1がそれぞれ固定されている。各ベアリングB1は、後述するロータシャフト52の下端部52Bを回転可能に支持するものである。各ベアリングB1の内周側の上端には、面取りによって導入面21cが形成されている。
リアカバー30は、平面視で外形が略8の字状になるように形成されている。このリアカバー30の縁部分31は、FIPG(液状ガスケット)が塗布されたケース本体20の開口端23に接合されている。こうして、潤滑油が、トランスアクスルケース10内に封入されている。リアカバー30には、二つの第1凹部30aと二つの第2凹部30bと二つの第3凹部30cとが形成されている。
各第1凹部30aは、リアカバー30の側面に形成されていて、テーパー形状の切り欠きである。この第1凹部30aが、本発明の基準部に相当する。各第2凹部30bは、リアカバー30の表面に形成されていて、テーパー形状の切り欠きである。これら第2凹部30bは、後述する各ロータシャフト52の中心軸線上に形成されている。この第2凹部30bが、本発明の被係合部に相当する。各第3凹部30cには、ベアリングB2がそれぞれ固定されている。各ベアリングB2は、後述するロータシャフト52の上端部52Aを回転可能に支持するものである。各ベアリングB2の内周側の下端には、面取りによって導入面30dが形成されている。
モータジェネレータMG1,MG2は、電力の供給により駆動する電動機としての機能と、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機としての機能とを備えている。そして、モータジェネレータMG1は、主に発電機として作動するものである。一方、モータジェネレータMG2は、主に電動機として機能するものである。モータジェネレータMG1の構成とモータジェネレータMG2の構成とは、同様であるため、モータジェネレータMG1の構成を代表して説明し、モータジェネレータMG2の構成の説明を省略する。
モータジェネレータMG1は、図1及び図2に示したように、ステータ40と、ロータ50とを有している。ステータ40は、ステータコア41と、ステータコア41に巻回された図示しないコイルとを有している。ステータコア41は、複数の略円盤状の電磁鋼板をその厚さ方向に積層して構成されている。ステータコア41の外径は、170〜215mm程度である。このステータ40は、ケース本体20の周壁22より内側に配置されていて、ケース本体20に固定されている。
ロータ50は、ステータ40の内側に配置されていて、ロータコア51と、ロータシャフト52とを有している。ロータコア51は、複数の円盤状の電磁鋼板をその厚さ方向に積層して構成されている。ロータコア51の外径は、100〜120mm程度である。ロータ50とステータ40とが接触しないように、ロータコア51とステータコア41との間に隙間が形成されている。ロータシャフト52は、ケース本体20の奥行き方向(図1の上下方向)に延びていて、中空円筒状に形成されている。そして、ロータシャフト52は、ロータコア51の中心孔に圧入されている。このロータシャフト52では、軸方向長さが150mm程度であり、外径が34mm程度であり、内径が23mm程度である。
ロータシャフト52の上端部52Aは、リアカバー30に固定されたベアリングB2に嵌合されている。このロータシャフト52の上端部52Aが、本発明のロータシャフトの一端部に相当する。ロータシャフト52の上端部52Aには、面取りによって導入面52aが形成されている。この導入面52aは、ベアリングB2をロータシャフト52の上端部52Aに嵌合させる際に、ベアリングB2の導入面30dに係合することによって、ベアリングB2とロータシャフト52の上端部52Aとを嵌合し易くするものである。導入面52a及び導入面30dの面取りの寸法(図1の上下方向の寸法)は、1mmより十分小さい値である。図1では、導入面52a及び導入面30dの大きさが誇張して示されている。なお、従来において、導入面52a及び導入面30dの面取りの寸法は、1.15mm程度である。
ロータシャフト52の下端部52Bは、ケース本体20に固定されたベアリングB1に嵌合されている。このロータシャフト52の下端部52Bが、本発明のロータシャフトの他端部に相当する。ロータシャフト52の下端部52Bには、面取りによって導入面52bが形成されている。この導入面52bは、ロータシャフト52の下端部52BをベアリングB1に嵌合させる際に、ベアリングB1の導入面21cに係合することによって、ロータシャフト52の下端部52BとベアリングB1とを嵌合し易くするものである。導入面52b及び導入面21cの面取りの寸法(図1の上下方向の寸法)は、1mmより十分小さい値である。図1では、導入面52a及び導入面21cの大きさが誇張して示されている。
こうして、この複軸並列モータ1では、二つのモータジェネレータMG1,MG2が一つのトランスアクスルケース10内に収容され、各モータジェネレータMG1,MG2のロータシャフト52が並列して(平行に)配置されている。そして、ステータ40のコイルに電流が流れると、ロータ50がロータシャフト52の中心軸周りに回転するようになっている。
次に、複軸並列モータ1の製造方法について、図3〜図9を用いて説明する。この製造方法では、二つのモータジェネレータMG1,MG2の各ステータ40,40、各ロータ50,50をケース本体20に組付けるが、説明の便宜上、各ステータ40,40、各ロータ50,50を一つの符号によってステータ40、ロータ50として説明する。また、その他の一対の部材及び部分も一つの符号によって説明する。
先ず、図3に示したように、ロータ50をケース本体20に組付ける前に、ステータ40がケース本体20に固定される。そして、FIPGが、ケース本体20の開口端23へ塗布される。次に、図4に示したように、着磁されたロータ50がロータ受け治具60に支持されている状態で、下側シャフト70がロータシャフト52の下端部52Bに係合する。また、リアカバー30がカバー受け治具80に保持されている状態で、上側シャフト90がカバー30に係合する。ここで、ロータ受け治具60、下側シャフト70、カバー受け治具80、及び上側シャフト90について詳しく説明する。なお、ロータ受け治具60、下側シャフト70、及び上側シャフト90は、二つ設けられているが、一つの符号によって説明する。
ロータ受け治具60は、ロータ50を一時的に支持するものである。このロータ受け治具60は、図4に示したように、平板状に形成されていて、平面視でU字状のスリット61を有している。ロータ受け治具60は、ロータシャフト52がスリット61に挿通された状態で、ロータ50を支持している。そして、ロータ受け治具60は、リアカバー30に固定されたベアリングB2がロータシャフト52の上端部52Aに嵌合した後(図8参照)に、ロータ50を支持しない位置へ移動するようになっている。
下側シャフト70は、ロータシャフト52と同軸的に延びていて、ロータシャフト52の下端部52B側(図4の下側)に配置されている。また、下側シャフト70は、上端にロータシャフト52の下端部52Bと係合可能なテーパー部71を有している。下側シャフト70の径は、ベアリングB1の径より小さく、且つロータシャフト52の内径(23mm)より大きくなっている。この下側シャフト70は、ケース本体20の挿通孔21aを貫通している。
この下側シャフト70は、下側サーボ機構M1によってロータシャフト52の軸方向に移動できるようになっている。言い換えると、下側サーボ機構M1は、下側シャフト70をロータシャフト52の軸方向に移動させるものである。この下側シャフト70が、本発明の第1係合シャフトに相当し、この下側サーボ機構M1が、本発明の第1移動装置に相当する。
カバー受け治具80は、リアカバー30を保持するとともに、リアカバー30の位置を適切な所定位置に合わせるためのものである。このカバー受け治具80は、図4に示したように、一対の保持部81と一対の基準ピン82と一対の移動機構83とを有している。各保持部81は、リアカバー30の縁部分31を保持している。ここで、図5は、図4のX−X線に沿って一部を破断した断面図である。
一対の基準ピン82は、図5に示したように、リアカバー30の対角線TS上に配置されていて、リアカバー30の側面に形成された一対の第1凹部30aに対向している。ここで、本実施形態では、各第1凹部30aは、リアカバー30の側面のうち、リアカバー30の対角線TSと直交する部分に形成されている。なお、第1凹部30aが形成されている位置は、リアカバー30の側面とリアカバー30の対角線TSとが垂直に交差(直交)する部分に限られるものではなく、垂直に交わらないで交差する部分であっても良い。
リアカバー30の対角線TSは、各ロータシャフト52の軸方向と直交する方向に延びていて平面視でリアカバー30を二等分する線である。各基準ピン82の先端は、図6に示したように、第1凹部30aと係合可能な凸状のテーパー形状になっている。なお、図6は、図4に示したY部分の拡大図である。この基準ピン82が、本発明の係止部に相当する。各移動機構83は、各基準ピン82を図4の左右方向に移動させるものである。
上側シャフト90は、ロータシャフト52と同軸的に延びていて、リアカバー30に対して下側シャフト70側と反対側(図4の上側)に配置されている。また、上側シャフト90は、図7に示したように、下端(先端)に凸部91と平面部92とを有している。なお、図7は、図4に示したZ部分の拡大図である。凸部91は、図7の下側に突出していて、リアカバー30の表面に形成された第2凹部30bと係合可能なテーパー形状になっている。この凸部91が、本発明の係合部に相当する。
この上側シャフト90は、上側サーボ機構M2によってロータシャフト52の軸方向に移動できるようになっている。言い換えると、上側サーボ機構M2は、上側シャフト90をロータシャフト52の軸方向に移動させるものである。この上側シャフト90が、本発明の第2係合シャフトに相当し、この上側サーボ機構M2が、本発明の第2移動装置に相当する。そして、図4に示した複軸並列モータの組付け装置2は、下側シャフト70と、下側サーボ機構M1と、カバー受け治具80と、上側シャフト90と、上側サーボ機構M2とを備えるものである。
こうして、図4に示した状態では、基準ピン82が、移動機構83によって図4の左右方向に移動してリアカバー30の第1凹部30aに係合している(図6参照)。これにより、リアカバー30の位置が適切な所定位置に合わされている。そして、リアカバー30が位置合わせされた状態で、上側シャフト90が上側サーボ機構M2によって図4の下側に移動して、上側シャフト90の凸部91がリアカバー30の第2凹部30bに係合する(図7参照)。また、下側シャフト70が下側サーボ機構M1によって挿通孔21aを貫通した状態で図4の上側に移動して、下側シャフト70のテーパー部71がロータシャフト52の下端部52Bに係合している。
その後、図4に示した状態から、上側シャフト90が更に下側に移動して、図8に示したように、リアカバー30に固定されたベアリングB2がロータシャフト52の上端部52Aに嵌合する。これにより、リアカバー30とロータ50とが一体的に組付けられたカバーユニットCUが成形される(本発明に係るユニット成形工程)。そして、図8に示した状態では、上側シャフト90は、上側サーボ機構M2によって例えば5kNの下向きの力で押圧される。一方、下側シャフト70は、下側サーボ機構M1によって例えば2kNの上向きの力で押圧される。これにより、カバーユニットCUは、挟持されて、各ロータシャフト52の中心軸の位置が正確な所定位置に合わされた状態で図8の下側に移動する。このとき、ロータ受け治具60はロータ50を支持しない位置へ移動し、カバー受け治具80はリアカバー30を保持しない位置へ移動する。
こうして、ロータ50は、ステータ40の内側を通る。このとき、ロータ50及びステータ40は着磁されているため、ロータ50がステータ40に引き寄せられ、ロータシャフト52の中心軸が傾こうとする。しかしながら、上述したように、ロータ50はカバーユニットCUとしてリアカバー30に一体的に組付けられ、且つカバーユニットCUは挟持されているため、ロータシャフト52の中心軸の傾きが防止される。こうして、ロータ50がステータ40の内側を通っても、ロータシャフト52の中心軸の位置が正確な所定位置に合わされた状態が、維持される。
この結果、図9に示したように、ロータシャフト52の下端部52Bがケース本体20に固定されたベアリングB1に容易に嵌合する。(本発明におけるユニット組付け工程)。その後、下側シャフト70は図9の下側に移動し、テーパー部71とロータシャフト52の下端部52Bとの係合が解除される。また、上側シャフト90が図9の上側に移動し、凸部91とリアカバー30の第2凹部30bとの係合が解除される。このようにして、カバーユニットCUがケース本体20に組付けられて、複軸並列モータ1が製造される。
本実施形態における複軸並列モータの製造方法の作用効果について説明する。
この製造方法では、図8に示したように、リアカバー30及び各ロータ50をケース本体20に組付ける前に、リアカバー30に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト52の上端部52Aに嵌合させて、カバーユニットCUを成形する。このため、二つのロータシャフト52及び二つのベアリングB2に大きな面取りを施すことなく、図9に示したように、リアカバー30(カバーユニットCU)をケース本体20に容易に組付けることができる。
こうして、従来のようにロータシャフトの上端部に1.15mm程度の大きな面取りを施す必要がないため、ロータシャフト52の軸方向の長さを短くすることができる。この結果、従来に比して、複軸並列モータ1の奥行き方向(図1の上下方向)の長さを小さくすることで、複軸並列モータ1の車両搭載性を良くすることができるとともに、複軸並列モータ1のコストのロスを防止できる。
また、この製造方法では、図8及び図9に示したように、各下側シャフト70のテーパー部71が各ロータシャフト52の下端部52Bに係合し、且つ各上側シャフト90の凸部91がリアカバー30の第2凹部30bに係合して、カバーユニットCUが挟持される。このように、カバーユニットCUを挟持することで、各ロータシャフト52の中心軸の位置を正確な所定位置に合わせることができる。更に、カバーユニットCUを組付ける際に、各ロータ50が各ステータ40に密着しようとしても、各ロータシャフト52の中心軸の傾きを防止できる。従って、各ロータシャフト52の中心軸の位置を合わせと、各ロータシャフト52の中心軸の傾きの防止とを同時に行うことができ、各ロータシャフト52の下端部52Bをケース本体20に固定された二つのベアリングB1に容易に嵌合させることができる。
また、この製造方法では、図6に示したように、カバー受け治具80の各基準ピン82をリアカバー30の側面に形成された第1凹部30aに係合させる。これにより、リアカバー30の位置を正確な所定位置に合わせることができる。従って、カバーユニットCUを成形する際に、図8に示したように、リアカバー30に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト52の上端部52Aに容易に嵌合させることができる。
次に、本実施形態における複軸並列モータの組付け装置2の作用効果について説明する。
この組付け装置2では、リアカバー30及び各ロータ50をケース本体20に組付ける前に、図8に示したように、リアカバー30に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト52の上端部52Aに嵌合させて、カバーユニットCUを成形する。このため、二つのロータシャフト52及び二つのベアリングB2に大きな面取りを施す必要がない。そして、上述したように、カバーユニットCUは下側シャフト70及び上側シャフト90によって挟持されるため、各ロータシャフト52の中心軸の位置を正確な所定位置に合わせることができる。更に、カバーユニットCUを組付ける際に、各ロータ50が各ステータ40に密着しようとしても、各ロータシャフト52の中心軸の傾きを防止できる。従って、図9に示したように、各ロータシャフト52の下端部52Bをケース本体20に固定された二つのベアリングB1に容易に嵌合させて、リアカバー30(カバーユニットCU)をケース本体20に容易に組付けることができる。
また、この組付け装置2では、図6に示したように、カバー受け治具80の各基準ピン82をリアカバー30の側面に形成された各第1凹部30aに係合させる。これにより、リアカバー30の位置を正確な所定位置に合わせることができる。従って、カバーユニットCUを成形する際に、図8に示したように、リアカバー30に固定された二つのベアリングB2を各ロータシャフト52の上端部52Aに容易に嵌合させることができる。
以上、本発明に係る複軸並列モータの製造方法及び複軸並列モータの組付け装置において、本発明はこれに限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、本実施形態では、図6に示したように、リアカバー30の側面に第1凹部30aが形成され、基準ピン82の先端が第1凹部30aと係合可能な凸状のテーパー形状になっている。しかしながら、図10に示した第1変形実施形態のように、リアカバー30の側面に突起30eが形成され、基準ピン82の先端が突起30eと係合可能な凹状のテーパー形状になっていても良い。
また、本実施形態では、図7に示したように、リアカバー30の表面に第2凹部30bが形成され、上側シャフト90の下端に第2凹部30bと係合可能な凸部91が形成されている。しかしながら、図11に示した第2変形実施形態のように、リアカバー30の表面にテーパー形状の突起30fが形成され、上側シャフト90の下端に突起30fと係合可能なテーパー形状の凹部93が形成されていても良い。
また、本実施形態では、モータジェネレータMG1のステータ40及びロータ50と、モータジェネレータMG2のステータ40及びロータ50において、形状及び大きさがそれぞれ同一であるが、形状及び大きさがそれぞれ異なっていても良い。また、図1において、ケース本体20及びリアカバー30は、左右対称であるが、左右非対称であっても良い。また、ケース本体20、リアカバー30、各ステータ40、各ロータ50、各下側シャフト70、及び各上側シャフト90の形状や大きさは、適宜変更可能である。
1 複軸並列モータ
2 複軸並列モータの組付け装置
10 トランスアクスルケース
20 ケース本体
30 リアカバー
30a 第1凹部
30b 第2凹部
40 ステータ
50 ロータ
52 ロータシャフト
52A 上端部
52B 下端部
60 ロータ受け治具
70 下側シャフト
80 カバー受け治具
82 基準ピン
90 上側シャフト
91 凸部
92 平面部
M1,M2 下側サーボ機構,上側サーボ機構
MG1,MG2 モータジェネレータ
B1,B2 ベアリング

Claims (5)

  1. ステータ及びロータを有する二つのモータジェネレータがケース本体及び一つのカバーの中に収容され、前記各ロータのロータシャフトが並列して配置された複軸並列モータの製造方法において、
    前記カバーに固定された二つのベアリングを前記各ロータシャフトの一端部に嵌合させてカバーユニットを成形するユニット成形工程と、
    前記カバーユニットを前記各ステータが固定された前記ケース本体に組付ける際に、前記各ロータシャフトの他端部を前記ケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合させるユニット組付け工程と、を備えることを特徴とする複軸並列モータの製造方法。
  2. 請求項1に記載された複軸並列モータの製造方法において、
    前記各ロータシャフトの軸方向に延びて前記各ロータシャフトの他端部に係合可能な二つの第1係合シャフトが設けられ、
    前記カバーに対して前記各第1係合シャフト側と反対側に、前記各ロータシャフトの軸方向に延びて先端に係合部を有する二つの第2係合シャフトが設けられ、
    前記カバーの表面に、前記各第2係合シャフトの係合部とそれぞれ係合可能な被係合部が形成されていて、
    前記ユニット組付け工程では、前記各第1係合シャフトが前記各ロータシャフトの他端部に係合し、且つ前記各第2係合シャフトの係合部が前記カバーの各被係合部に係合して、前記カバーユニットが挟持されることを特徴とする複軸並列モータの製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された複軸並列モータの製造方法において、
    前記カバーの側面のうち前記カバーの対角線と交差する二つの基準部に係合可能な一対の係止部を有し、前記カバーを保持可能なカバー受け治具が設けられていて、
    前記ユニット成形工程では、前記カバー受け治具の各係止部が前記カバーの各基準部に係合して、前記カバーが位置決めされることを特徴とする複軸並列モータの製造方法。
  4. 二つのステータが並列して固定されているケース本体に対して、前記各ステータの内側にロータシャフトを有するロータをそれぞれ組付け且つ一つのカバーを組付ける際に、前記カバーに固定された二つのベアリングを前記各ロータシャフトの一端部に嵌合させるとともに、前記各ロータシャフトの他端部を前記ケース本体に固定された二つのベアリングに嵌合させる複軸並列モータの組付け装置において、
    前記各ロータシャフトの軸方向に延びて前記各ロータシャフトの他端部に係合可能な第1係合シャフトと、
    前記各第1係合シャフトを軸方向に移動させる第1移動装置と、
    前記カバーに対して前記各第1係合シャフト側と反対側に、前記各ロータシャフトの軸方向に延びる二つの第2係合シャフトと、
    前記各第2係合シャフトを軸方向に移動させる第2移動装置とを備え、
    前記各第2係合シャフトは、先端に前記カバーの表面に形成された二つの被係合部にそれぞれ係合可能な係合部を有することを特徴とする複軸並列モータの組付け装置。
  5. 請求項4に記載された複軸並列モータの組付け装置において、
    前記カバーの側面のうち前記カバーの対角線と交差する二つの基準部に係合可能な一対の係止部を有し、前記カバーを保持可能であり、前記各係止部が前記カバーの各基準部に係合することによって前記カバーを位置決めするカバー受け治具を備えることを特徴とする複軸並列モータの組付け装置。
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