JP2012256623A - 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 - Google Patents
端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012256623A JP2012256623A JP2012220482A JP2012220482A JP2012256623A JP 2012256623 A JP2012256623 A JP 2012256623A JP 2012220482 A JP2012220482 A JP 2012220482A JP 2012220482 A JP2012220482 A JP 2012220482A JP 2012256623 A JP2012256623 A JP 2012256623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electronic device
- screw
- holding mechanism
- terminal block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
【解決手段】外部端子を保持するとともに電力を導通可能な端子保持機構と、端子保持機構に接して形成される端子台と、側方に開放部を有するとともに端子部及び端子台を仕切る仕切り壁と、仕切壁の開放部に臨んで端子台と一体に形成され端子保持機構と導電可能に接続される平坦な接触面と、を有して構成する。
【選択図】図1
Description
かかる端子装置は、接続配線のU型端子や丸端子を上述の端子ねじと端子ねじの台座部とで挟み込んで端子ねじを締め付けることによって、電子機器と配線とが接続されるようになっている。
電子機器の製造時にでかかる放電が発生すると端子装置がすす等のために汚れ、この汚れを除去するための工程が必要になり、電子機器の製造効率が低下するという不都合が生じる。また、ピン101を上方から端子ねじに当接させる必要があるため、製品試験等を行なう試験装置の高さ寸法が大きくなるという不都合もある。
また、端子保持機構及び端子台を有する端子部が複数並列され、各端子部の平坦な接触面がいずれも平行になるように配向されていることが好ましい。
また、本発明にかかる電子機器の製造方法は、電子機器本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子装置とを組み立てる工程と、端子装置の開放部を通じて端子台の平坦な接触面に電力供給用のピンを当接させて電子機器本体の製品試験を行なう工程と、製品試験後の電子機器本体を覆う上部ケースを組み付ける工程と、を有していることを特徴としている。
ここでは、電子機器の一例として交流電力を入力して電圧及び周波数の異なる交流を出力するインバータ32の製造ラインに本発明を適用したものについて説明する。
図1に示すように、インバータ32の製造ライン50は製造工程51と製品試験工程52とを有して構成されており、製造ライン50では搬送コンベアによって製造工程51及び製品試験工程52にインバータ32が搬送されるようになっている。
図2に示すようにインバータ32は、放熱フィンやと電力変換回路等や端子装置20を有して構成されている。
端子装置20には、8個の端子部が設けられており、3個(3相)の入力端子部14Aから入力された3相交流を電力変換して周波数や電圧等の異なる3相交流を3個(3相)の出力端子部14Bから出力する機能を有している。また、入力端子部14A及び出力端子部14Bの他に2個の制動抵抗器接続端子部14Cが設けられている。
制動抵抗器接続端子部14Cは、内部の制動抵抗器と接続される端子であり、インバータ32に接続されたモータの回生エネルギーを制動抵抗器で消費させることで、モータの制動を補助する機能を有している。
なお、インバータ32は、製品試験工程52では端子装置20が外部に露出した状態であるが、製品試験工程52の下流側において上部ケース21(図5参照)が取り付けられ、端子装置20を含み、インバータ32の内部機器は上部ケース21及びケースに覆われるようになっている。
入力端子部14A,出力端子部14B及び制動抵抗器接続端子部14Cの各端子部は、それぞれ絶縁材で形成された仕切壁13によって仕切られている。
制動抵抗器接続端子部14Cの上方には、絶縁材によって形成された誤配線防止カバー12が取り付けられている。即ち、インバータ32をユーザーが使用する際には仕切壁13の上方の開口から接続するべき外部機器の端子を挿入して、後述するように端子ねじ1及び座金3とL型端子台11との間で外部機器の端子を保持する必要があるが、制動抵抗器接続端子部14Cは、入力端子部14A,出力端子部14Bと比較して使用頻度が少ないことが考えられるため、入力端子部14A,出力端子部14Bに接続すべきところを誤って制動抵抗器接続端子部14Cに接続してしまうことを誤配線防止カバー12により防止するものである。
図3に示すように、各端子部は、仕切壁13により側面の3方向を囲まれ、1方向の面は覆われずに開放部13Aが形成されている。また、仕切壁13の内部には、端子ねじ1,座金3及びL型端子台11からなる端子保持機構15が設けられている。
即ち、端子ねじ1,座金3,L型端子台11はいずれも導体で形成されており、インバータ32の内部回路と電力を導通可能となっており、L型端子台11に導体を接触させることにより電気的接続を行うことができる。
入力端子部14A,出力端子部14B及び制動抵抗器接続端子部14Cの各開放部13Aはいずれも同方向に設けられている。
なお、L型端子台11の支持面11Aと接触面11Bとの延在長さL1とL2とは略同じ寸法となっている。
端子ねじ1の上部は曲面形状をなしており、上面にはネジ工具と係合する図示省略の溝が設けられている。
外部接続端子26は孔部27に端子ねじ1を挿通して座金3と支持面11Aとで外部接続端子を挟み込むようにして端子ねじ1を螺合して接続されることとなる。
図5に示すように、製品試験工程52には、試験装置31が配設されている、試験装置31は、製造ライン50を覆うように形成されており、電力供給用のピン2,パレット22,パレット昇降台23,背面支持部材24及び水平搬送ベルト25により構成されている。
また、ピン2は比較的、大径のもので先端に微細な突起部が多数形成された形状のものが用いられている。これによってピン2と接触面11Bとに十分な接触面積が確保でき、単位面積あたりの押圧力も大きくすることが可能となり、電源投入時の振動等が生じた場合でもピン2と接触面11Bとにアーク等の放電の発生を防止してより安定した製品試験を行なうことができる。
パレット昇降台23は、図示省略のアクチュエータによりパレット22を昇降可能に構成されている。パレット昇降台23は水平搬送ベルト25上に配設されており、パレット昇降台23及び水平搬送ベルト25はインバータ32の機種等に応じてパレット22を位置決めし、インバータ32の端子装置20とピン2とが正対するように位置決めされるように構成されている。
試験装置31の内部に搬入されると、インバータ32がパレット22に固定される。
そして、予め制御装置に入力されていたインバータ32の機種情報に応じてパレット昇降台23及び水平搬送ベルト25が動作され、各ピン2と各端子部14A〜14Cの開放部13Aとが合うようにパレット22の位置が調整される。
製品試験による合格/不合格は制御装置に記憶されており、製品試験工程52の下流側で合格したインバータ32に上部ケース21が取り付けられ、梱包される。
そして、本実施形態では、ピン2が上方からでなく側方から接触面11Bに当接するので、製造工程51において誤配線防止カバー12まで組み込んだ後であっても容易に製品試験を実行することができるという利点もある。
2 ピン
3 座金
12 誤配線防止カバー
13 仕切壁
13A 開放部
14A 入力端子部
14B 出力端子部
14C 制動抵抗器接続端子部
15 端子保持機構
20 端子装置
21 上部ケース
22 パレット
23 パレット昇降台
24 背面支持部材
25 水平搬送ベルト
26 外部接続端子
27 孔部
31 試験装置
31A 内部側壁
32 インバータ
51 製造工程
52 製品試験工程
Claims (5)
- 外部端子を保持するとともに電力を導通可能な端子保持機構と、
前記端子保持機構に接して形成される端子台と、
側方に、所定の一方側からアクセス可能な開放部を有するとともに前記端子台を仕切る仕切壁と、
を有し、
前記端子保持機構は、
前記端子台のねじ溝に螺合するネジと、
前記端子台と前記ネジとの間に設けられる座金と、を有してなり、
前記端子台は、
前記座金と平行な面をなす支持面と、
前記仕切壁の前記開放部に臨んで前記端子保持機構と導電可能に接続され、前記支持面の前記一方側の端から屈曲部を介して連続して延在する平坦な接触面と、
を有してなる端子装置。 - 前記接触面は、
前記ネジの前記一方側において、前記座金の反対側に垂下するように設けられている
ことを特徴とする、請求項1記載の端子装置。 - 前記端子保持機構及び前記端子台を有する端子部が複数並列され、
各端子部の前記平坦な接触面がいずれも平行になるように配向されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の端子装置。 - 電気回路を有する電子機器本体と、
前記電子機器本体に接続され、前記電子機器に対しての電力の入出力部をなす、請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子装置と、
を有している
ことを特徴とする、電子機器。 - 電子機器本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子装置とを組み立てる工程と、
前記端子装置の開放部を通じて前記端子台の前記平坦な接触面に電力供給用のピンを当接させて前記電子機器本体の製品試験を行なう工程と、
前記製品試験後の前記電子機器本体を覆う上部ケースを組み付ける工程と、を有している
ことを特徴とする電子機器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012220482A JP2012256623A (ja) | 2012-10-02 | 2012-10-02 | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012220482A JP2012256623A (ja) | 2012-10-02 | 2012-10-02 | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010116300A Division JP5196274B2 (ja) | 2010-05-20 | 2010-05-20 | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012256623A true JP2012256623A (ja) | 2012-12-27 |
Family
ID=47527966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012220482A Pending JP2012256623A (ja) | 2012-10-02 | 2012-10-02 | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012256623A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524135U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 | ||
JPH0267537U (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-22 | ||
JPH0466063U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-10 | ||
JP2004088832A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Toyota Motor Corp | インバータ試験装置、インバータの試験方法及びインバータの製造方法 |
WO2008087875A1 (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-24 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | モータ制御装置 |
-
2012
- 2012-10-02 JP JP2012220482A patent/JP2012256623A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524135U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 | ||
JPH0267537U (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-22 | ||
JPH0466063U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-10 | ||
JP2004088832A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Toyota Motor Corp | インバータ試験装置、インバータの試験方法及びインバータの製造方法 |
WO2008087875A1 (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-24 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | モータ制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5196274B2 (ja) | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 | |
US7948183B2 (en) | Three-dimensional miniaturized power supply | |
JP6115791B2 (ja) | 回路基板のホルダにコンデンサを含む電子デバイス、及び電子デバイスを製造する方法 | |
JP2013225378A (ja) | 端子接続金具、端子台および電気機器 | |
US9048556B2 (en) | Electric contact pin and socket for electrical parts | |
KR101193556B1 (ko) | 피씨비 일체형 테스트 소켓 | |
JP7310669B2 (ja) | コネクタ | |
KR20140089943A (ko) | 고전압 퓨즈와 퓨즈홀더의 연결구조 | |
JP2016110993A (ja) | トランジスタリード線の溶接およびはんだ付け | |
TWI591914B (zh) | 基板補強構造 | |
JP2012181948A (ja) | コンタクトピン及び電気部品用ソケット | |
JP2012256623A (ja) | 端子装置及び電子機器並びに電子機器の製造方法 | |
JP6717687B2 (ja) | コンタクトピンおよび電気部品用ソケット | |
WO2020166498A1 (ja) | ソケット | |
JP2007285970A (ja) | ケルビンコンタクト測定装置および測定方法 | |
TW201415040A (zh) | 電力檢測用治具之製造方法 | |
TWI579574B (zh) | 檢查用治具 | |
JP6567954B2 (ja) | 電気部品用ソケット | |
JP2019129689A (ja) | 電力変換装置 | |
JP5966688B2 (ja) | 配線構造及び基板検査装置 | |
JP2010011656A (ja) | 端子台 | |
CN106848635B (zh) | 一种栅栏式接线端子及测试装置 | |
JP4774091B2 (ja) | 電源タワーを具えた多層バーンイン基板構造 | |
CN109449335A (zh) | 电源装置及电动汽车 | |
KR101570767B1 (ko) | 내전압 시험용 단자 접속장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121002 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131217 |