JP2012255501A - リングギヤの締結構造 - Google Patents

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祐樹 黒崎
Makoto Taniguchi
真 谷口
Hiroyuki Shioiri
広行 塩入
Motohiko Ukai
須彦 鵜飼
Jun Kamitake
潤 神岳
Sada Kayahana
定 茅花
Shuhei Yamaguchi
修平 山口
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Abstract

【課題】デフケースとリングギヤとの締結部につき、リングギヤへの過大な負トルク及び正トルクの入力に対してデフケースのストッパ部の破損を防止すること。
【解決手段】デフケースのフランジ3にリングギヤ4を締結してなるリングギヤの締結構造において、リングギヤ4は、その圧入面12にてフランジ3の外周面21に圧入される。フランジ3の軸線方向Xにおける一端に設けられるかしめ部22によりリングギヤ4の軸線方向Xにおける一端がかしめられる。フランジ3の軸線方向Xにおける他端に設けられるストッパ部23にリングギヤ4の軸線方向Xにおける他端面14が圧接している。ストッパ部23には、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している弾性変形部24が設けられる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両に搭載されるデファレンシャルサブアッシに係り、詳しくは、このデファレンシャルサブアッシを構成するデフケースにリングギヤを締結するリングギヤの締結構造に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1には、デフケースにリングギヤを締結するために、リングギヤをデフケースのフランジの外周面に圧入した後、リングギヤの両端をフランジの両端部によりかしめて固定することが記載されている。そして、リングギヤの他、所定の部品をデフケースに組み付けることにより、車両の動力伝達機構に使用されるデファレンシャルサブアッシが得られる。
EP0647789B1
ところが、特許文献1に記載のデファレンシャルサブアッシでは、以下のような問題が想定された。すなわち、図25に断面図で示すように、デフケースのフランジ51に対するリングギヤ52の圧入かしめによる締結方法では、リングギヤ52からデフケースへは、フランジ51のかしめ部53のリングギヤ52に対する引っ掛かりと、フランジ51の外周面55とリングギヤ52の圧入面54との間の摩擦力とによりトルクが伝達される。このため、想定以上の過大な負トルクがリングギヤ52に入力された場合に、図26に断面図で示すように、噛み合い反力(図25に矢印で示す。)も想定以上に過大となり、かしめ部53が外側へ変形してリングギヤ52の一端面56とフランジ51のストッパ部57との間に、軸線方向XのガタGが発生するおそれがあった。この場合、その後に過大な正トルクがリングギヤ52に入力されると、ガタGが詰まることになる。この際、図27に断面図で示すように、リングギヤ52の一端面56がストッパ部57に衝突して衝撃荷重が発生することがある。このように過大な負トルクと過大な正トルクのリングギヤ52への入力が繰り返されると、ストッパ部57への衝撃荷重の発生も繰り返されることとなり、ストッパ部57の破損につながるおそれがあった。この破損のおそれは、ストッパ部57が、リングギヤ52の一端面56の変位に追従しない構造であることから起こるものと考えられる。この破損のおそれを回避するためには、ストッパ部57の強度を過大に設計することが考えられるが、この場合はコストや重量アップにつながるという問題がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、デフケースとリングギヤとの締結部につき、リングギヤへの過大な負トルク及び正トルクの入力に対してデフケースのストッパ部の破損を防止することを可能としたリングギヤの締結構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、デファレンシャルサブアッシを構成するデフケースのフランジにリングギヤを締結してなるリングギヤの締結構造であって、リングギヤは、その内周面にてフランジの外周面に圧入されており、フランジの軸線方向における一端に設けられるかしめ部によりリングギヤの軸線方向における一端がかしめられており、フランジの軸線方向における他端に設けられるストッパ部にリングギヤの軸線方向における他端面が圧接しており、ストッパ部には、リングギヤの他端面へ圧接する方向へ弾性変形している弾性変形部が設けられることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、デファレンシャルサブアッシを車両の動力伝達機構に使用した場合に、リングギヤが相手ギヤに噛み合うことで噛み合い反力が発生する。ここで、リングギヤからデフケースへは、かしめ部の引っ掛かりと、フランジの外周面とリングギヤの内周面との間の摩擦力とによってトルクが伝達される。そして、想定以上の過大な負トルクがリングギヤに入力された場合には、噛み合い反力が発生し、リングギヤがその軸線方向へ変位してかしめ部が変形しようとする。このとき、リングギヤの他端面では、ストッパ部の弾性変形部が、その他端面に圧接していることから、弾性変形部がリングギヤの他端面に追従することとなり、その他端面とストッパ部との間にガタが生じない。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、弾性変形部は、ストッパ部と一体に設けられることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、弾性変形部がストッパ部と一体に設けられるので、別部品を設ける必要がない。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、弾性変形部は、ストッパ部と別体に設けられ、ストッパ部とリングギヤとの間に配置されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、弾性変形部がストッパ部と別体に設けられるので、フランジのストッパ部につき既存構成を使用できる。
請求項1に記載の発明によれば、デフケースとリングギヤとの締結部につき、リングギヤへの過大な負トルク及び過大な正トルクの入力に対してデフケースのストッパ部の破損を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、リングギヤの締結構造に係り、ストッパ部の補強のための構成を簡略化できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、フランジに対する別途の加工を省略することができる。
第1実施形態に係り、デファレンシャルサブアッシの概略構成を示す平面図。 同実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第2実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第3実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第4実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第5実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第6実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第7実施形態に係り、デファレンシャルサブアッシの概略構成を示す平面図。 同実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 同実施形態に係り、締結方法の圧入工程を示す図2に準ずる断面図。 同実施形態に係り、締結方法のかしめ工程を示す図2に準ずる断面図。 第8実施形態に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 従来例に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 従来例に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。 従来例に係り、デフケースのフランジとリングギヤとの関係を概略的に示す断面図。
<第1実施形態>
以下、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、デファレンシャルサブアッシ1の概略構成を平面図により示す。図2に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を概略的に断面図により示す。図1に示すように、デファレンシャルサブアッシ1は、デフケース2と、デフケース2の一端側(図面左側)の外周に設けられたフランジ3と、フランジ3の外周に締結された円環状をなすリングギヤ4とを備える。デフケース2の中には、一対のサイドギヤと一対のピニオン(共に図示略)が回転可能に支持された状態で収容される。
このデファレンシャルサブアッシ1は、車両の動力伝達機構に使用される。例えば、車両において、変速機、トランスファ及び終減速機等に対してデファレンシャルサブアッシ1が設けられる。そして、相手側のギヤ(図示略)からリングギヤ4に入力される動力を、一対のサイドギヤの回転差を許容しながら、それを一対のピニオンに連結された回転部材へ伝達する。ここで、回転部材として、例えば、車両の左右一対の駆動車輪や前後一対の駆動車輪等を挙げることができる。
図1,2に示すように、この実施形態で、リングギヤ4は、はすば歯車により構成され、外周に設けられた複数の歯11が、リングギヤ4の軸線方向Xに対して斜めに形成される。リングギヤ4は、その内周面である圧入面12にてフランジ3の外周面21に圧入されている。また、リングギヤ4は、フランジ3にてかしめられる。すなわち、フランジ3の軸線方向Xにおける一端側(図2の左側)には、かしめ部22が形成され、同軸線方向Xにおける他端側(図2の右側)には、ストッパ部23が形成される。フランジ3において、ストッパ部23の根本内側には、逃げ溝25が形成される。そして、かしめ部22により、リングギヤ4の軸線方向Xにおける一端がかしめられると共に、ストッパ部23にリングギヤ4の軸線方向Xにおける他端面14が圧接している。また、リングギヤ4には、その軸線方向Xにおける一端側の内周縁に、斜めに形成され、かしめ部22によりかしめられる複数のノッチ13が設けられる。
ここで、ストッパ部23には、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している弾性変形部(鎖線円で囲まれる部分)24が設けられる。この実施形態では、弾性変形部24が、ストッパ部23と一体に設けられる。ストッパ部23は、フランジ3の外周に沿って連続的に形成されるものでもよく、同じく外周に沿って断続的に形成されるものでもよい。
そして、リングギヤ4は、その他端面14がストッパ部23に押し付けられながら、一端に設けられるノッチ13がかしめ部22によりかしめられている。このようにして、デフケース2のフランジ3にリングギヤ4を締結してなるリングギヤの締結構造が構成される。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図3,4に、締結方法の各工程を、図2に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図3に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、外周面21に対して内側へ傾斜した状態となっている。すなわち、ストッパ部23は、逃げ溝25にて根本から内側へ傾斜している。ここで、例えば、ストッパ部23の幅W1を「2.0(mm)」、ストッパ部23の長さL1を「4.0(mm)」とすると、ストッパ部23の傾き変位量D1は「0.2(mm)」となっている。
そして、図4に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の垂直壁41aに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧し、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、内側へ傾斜したストッパ部23は、リングギヤ4の他端面14により押圧されることにより、垂直壁41aに当接するまで弾性変形する。これにより、ストッパ部23が、リングギヤ4の他端面14に圧接する方向へ弾性変形している。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図4に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
以上説明したこの実施形態におけるリングギヤの締結構造によれば、デファレンシャルサブアッシ1を車両の動力伝達機構に使用した場合に、リングギヤ4が相手ギヤに噛み合うことで噛み合い反力(図1に矢印でしめす。)が発生する。ここで、リングギヤ4からデフケース2へは、フランジ3のかしめ部22のリングギヤ4のノッチ13に対する引っ掛かりと、フランジ3の外周面21とリングギヤ4の圧入面12との間の摩擦力とによりトルクが伝達される。
そして、想定以上の過大な負トルクがリングギヤ4に入力された場合には、噛み合い反力が発生し、リングギヤ4がその軸線方向Xへ変位してかしめ部22が外側へ変形しようとする。このとき、リングギヤ4の他端面14では、ストッパ部23の弾性変形部24がその他端面14に圧接している。従って、弾性変形部24がリングギヤ4の他端面14に追従することとなり、その他端面14とストッパ部23との間にガタが生じない。このため、その後に過大な正トルクがリングギヤ4に入力されても、リングギヤ4の他端面14がストッパ部23に衝突することがなく、ストッパ部23に衝撃荷重が発生することがなく、ストッパ部23の破損を防止することができる。また、その破損を回避するために、ストッパ部23の強度を必要以上に過大に設計する必要がない。
この実施形態では、弾性変形部24がストッパ部23と一体に設けられるので、弾性変形部24のために別部品を設ける必要がない。このため、リングギヤ4の締結構造に係り、ストッパ部23の補強のための構成を簡略化できる。
また、この実施形態では、ストッパ部23の全体をその根元から積極的に曲げることでストッパ部23を弾性変形させている。従って、リングギヤ4が、過大な負トルクの入力によってかしめ部22の方向へ変位しようとするときに、ストッパ部23がその変位に追従する量が比較的大きくなる。すなわち、リングギヤ4の変位に対して、弾性変形によるストッパ部23の追従量を比較的大きくすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、第1実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
図5に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部26の構成の点で第1実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図5に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23が、フランジ3の外側へ傾斜した状態となっている。また、リングギヤ4の他端側には、一端側と同様に複数のノッチ15が形成される。そして、ストッパ部23が、これらノッチ15にかしめられている。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図6,7に、締結方法の各工程を、図5に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図6に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、外周面21に対して垂直な状態となっている。また、リングギヤ4の他端側に形成されるノッチ15は、一端側に形成されるノッチ13よりも浅い。この実施形態では、そのノッチ15の幅W2が「0.2(mm)」程度に設定される。
そして、図7に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の角壁41b(垂直壁と傾斜壁の交差部分)に当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、垂直状態のストッパ部23は、リングギヤ4に押圧されることにより、角壁41bに倣って傾斜した状態となるまで弾性変形する。これにより、ストッパ部23が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。また、ストッパ部23がノッチ15にかしめられる。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図7に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、リングギヤ4のノッチ15にフランジ3のストッパ部23がかしめられるので、第1実施形態の締結構造に比べて、より強固にリングギヤ4をデフケース2に締結することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図8に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部27の構成の点で前記各実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図8に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23の外側面23aが、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっており、ストッパ部23の内側面23bが外周面21に対して傾斜した状態となっている。また、リングギヤ4の他端側には、一端側と同様に複数のノッチ15が形成される。そして、ストッパ部23が、これらノッチ15にかしめられている。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図9,10に、締結方法の各工程を、図8に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図9に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっている。ストッパ部23は、その外側面23aが、フランジ3の外周面21に対して内側へ傾斜した状態となっており、その内側面23bが外周面21に対して垂直な状態となっている。また、リングギヤ4の軸線方向Xの両端には、第2実施形態と同様にノッチ13,15がそれぞれ形成される。
そして、図10に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の垂直壁41aに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、ストッパ部23の傾斜した外側面23aは、ストッパ部23がリングギヤ4に押圧されることにより、垂直壁41aに倣って垂直な状態となるまで弾性変形する。これに伴い、ストッパ部23の内側面23bは、リングギヤ4のノッチ15に倣って変形し、ノッチ15の中に入り込む。これにより、ストッパ部23が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。また、ストッパ部23がノッチ15にかしめられる。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図10に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第2実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図11に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部28の構成の点で前記各実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図11に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23が、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっている。この状態は、第1実施形態の締結状態と外観上は同じである。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図12,13に、締結方法の各工程を、図11に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図12に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、その先端部分のみが内側へ傾斜した状態となっている。この傾斜の程度は、図12に示す幅D2として表すと「0.1(mm)」程度となっている。この実施形態では、ストッパ部23の先端部分のみが弾性変形部28となっている。
そして、図13に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の垂直壁41aに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、ストッパ部23がリングギヤ4に押圧されることで、ストッパ部23の傾斜した先端部分が垂直壁41aに倣って垂直な状態となるまで弾性変形する。これにより、ストッパ部23の先端部分が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。つまり、この実施形態では、ストッパ部23の先端部分だけを予め斜めに傾斜させておくことで、ストッパ部23の曲げの基点(弾性変形の基点)を、第1〜第3の実施形態におけるストッパ部23の曲げの基点(弾性変形の基点)に比べて、応力集中部位である逃げ溝25から遠ざけられている。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図13に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、ストッパ部23の曲げの基点(弾性変形の基点)を、応力集中部位である逃げ溝25から遠ざけるようにしている。すなわち、ストッパ部23の弾性変形部28を、ストッパ部23の先端部分のみとし、その先端部分のみを弾性変形のために曲げるようにしている。このため、フランジ3に対するリングギヤ4の圧入時に、ストッパ部23を曲げることで発生する最大応力を低減することができる。
<第5実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図14に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部29の構成の点で前記各実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図14に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23の先端部分が、フランジ3の外側へ傾斜した状態となっている。また、リングギヤ4の他端側には、一端側と同様に複数のノッチ15が形成される。そして、ストッパ部23が、これらノッチ15にかしめられている。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図15,16に、締結方法の各工程を、図14に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図15に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっている。また、リングギヤ4の軸線方向Xの両端には、ノッチ13,15が形成される。
そして、図16に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の角壁(垂直壁と傾斜壁の交差部分)41bに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、垂直な状態のストッパ部23は、リングギヤ4に押圧されることで、その先端部の外側面23aが、角壁41bに倣って傾斜した状態となるまで弾性変形する。これに伴い、ストッパ部23の先端部の内側面23bが、リングギヤ4のノッチ15の傾斜に倣って変形し、ノッチ15の中に入り込む。これにより、ストッパ部23の先端部が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。この実施形態では、ストッパ部23の先端部分のみが弾性変形部29となっている。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図16に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第4実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
<第6実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第6実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図17に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部30の構成の点で前記各実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図17に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23の外側面23aが、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっており、ストッパ部23の先端部の内側面23bが外周面21に対して傾斜した状態となっている。また、リングギヤ4の他端側には、一端側と同様に複数のノッチ15が形成される。そして、ストッパ部23が、これらノッチ15にかしめられている。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図18,19に、締結方法の各工程を、図17に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図18に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、その先端部の外側面23aのみが、フランジ3の外周面21に対して傾斜した状態となっており、その内側面23bが外周面21に対して垂直な状態となっている。また、リングギヤ4の軸線方向Xの両端には、第5実施形態と同様にノッチ13,15が形成される。
そして、図19に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の垂直壁41aに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14がストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、ストッパ部23の先端部の傾斜した外側面23aは、ストッパ部23がリングギヤ4に押圧されることで、垂直壁41aに倣って垂直な状態となるまで弾性変形する。これに伴い、ストッパ部23の内側面23bは、リングギヤ4のノッチ15の傾斜に倣って変形し、ノッチ15の中に入り込む。これにより、ストッパ部23が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図19に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第4実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
<第7実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第7実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図20に、デファレンシャルサブアッシ1の概略構成を平面図により示す。図21に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性変形部の構成の点で前記各実施形態と異なる。すなわち、この実施形態では、図20,21に示すように、リングギヤ4のフランジ3に対する締結状態において、フランジ3のストッパ部23とリングギヤ4の他端面14との間に弾性体31が配置される。ストッパ部23は、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっている。この実施形態で、弾性変形部は、ストッパ部23と別体に設けられた弾性体31により構成される。弾性体31は、円環板状をなし、例えば、CR(クロロプレンゴム)、IIR(ブチルゴム)及びCSM(クロロスルホン化ポリエチレン)等の耐油性を有する硬度の高いゴム材等を材料として形成される。リングギヤ4の一端側に形成された複数のノッチ13に対し、フランジ3のかしめ部22がかしめられている。
次に、この実施形態におけるリングギヤの締結方法について説明する。図22,23に、締結方法の各工程を、図21に準ずる断面図により示す。
先ず、「圧入工程」では、図22に示すように、フランジ3の外周面21に、リングギヤ4を、その圧入面12にて圧入する。このとき、フランジ3のかしめ部22は、外周面21と平行に延びた状態となっており、ストッパ部23は、フランジ3の外周面21に対して垂直な状態となっている。また、ストッパ部23の内側には、予め弾性体31が組み付けられている。また、リングギヤ4の軸線方向Xの一端には、ノッチ13が形成される。
そして、図23に示すように、フランジ3のストッパ部23を、受台41の垂直壁41aに当接させた状態で、リングギヤ4を、その他端面14が弾性体31を介してストッパ部23に当接するまで軸線方向Xへ押圧して、フランジ3の外周面21に圧入する。このとき、弾性体31は、リングギヤ4とストッパ部23との間で押圧されることにより、弾性変形する。これにより、弾性体31が、リングギヤ4の他端面14へ圧接する方向へ弾性変形している。この圧入後の状態では、リングギヤ4の圧入面12がフランジ3の外周面21に密着した状態となる。
その後、「かしめ工程」では、図23に示すように、フランジ3のかしめ部22をリングギヤ4のノッチ13に対して押し付けてかしめる。この状態では、リングギヤ4が、その軸線方向Xにおいて、フランジ3に対して位置決めされて固定される。
従って、この実施形態でも、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、弾性変形部が、ストッパ部23と別体に設けられた弾性体31により構成されるので、フランジ3のストッパ部23について既存の構成を使用できる。このため、フランジ3に対する別途の加工を省略することができる。また、リングギヤ4に、過大な正トルクが入力されたときには、弾性体31が、リングギヤ4とストッパ部23との間で衝撃緩和の機能を発揮することができる。
また、この実施形態では、図20に示すように、デファレンシャルサブアッシ1の使用時に、リングギヤ4の斜めの歯11の間を潤滑油(鎖線矢印で示す。)が流れることがある。この場合、リングギヤ4とストッパ部23との間に、板状の弾性体31が配置されるので、歯11の間を流れた潤滑油が、ストッパ部23から外側へはみ出ることを防止することができ、潤滑油を正規の流路へ戻すことができる。
<第8実施形態>
次に、本発明におけるリングギヤの締結構造を具体化した第8実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図24に、デフケース2のフランジ3とリングギヤ4との関係を図2に準ずる断面図により示す。この実施形態では、弾性体32の構成の点で第7実施形態と異なる。この実施形態では、弾性体32として、比較的硬い材料からなる金属製の皿バネが使用される。
従って、この実施形態でも、第7実施形態と同等の作用効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、リングギヤ4に過大なトルク(正負とも)が入力されたときに、リングギヤ4とフランジ3との間で周方向の「すべり」が起きることがある。このとき、比較的硬い材料からなる弾性体32とリングギヤ4との間で「擦れ」が起きて異音が発生することになる。この異音の発生により、リングギヤ4の「すべり」の発生を、使用者(車両の運転者等)に報せることができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施してもよい。
この発明は、車両の動力伝達機構に使用されるデファレンシャルサブアッシに利用することができる。
1 デファレンシャルサブアッシ
2 デフケース
3 フランジ
4 リングギヤ
12 圧入面(内周面)
13 ノッチ
14 端面
15 ノッチ
21 外周面
22 かしめ部
23 ストッパ部
23a 外側面
23b 内側面
24 弾性変形部
25 逃げ溝
26 弾性変形部
27 弾性変形部
28 弾性変形部
29 弾性変形部
31 弾性体
32 弾性体

Claims (3)

  1. デファレンシャルサブアッシを構成するデフケースのフランジにリングギヤを締結してなるリングギヤの締結構造であって、
    前記リングギヤは、その内周面にて前記フランジの外周面に圧入されており、前記フランジの軸線方向における一端に設けられるかしめ部により前記リングギヤの軸線方向における一端がかしめられており、前記フランジの軸線方向における他端に設けられるストッパ部に前記リングギヤの軸線方向における他端面が圧接しており、前記ストッパ部には、前記リングギヤの他端面へ圧接する方向へ弾性変形している弾性変形部が設けられることを特徴とするリングギヤの締結構造。
  2. 前記弾性変形部は、前記ストッパ部と一体に設けられることを特徴とする請求項1に記載のリングギヤの締結構造。
  3. 前記弾性変形部は、前記ストッパ部と別体に設けられ、前記ストッパ部と前記リングギヤとの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のリングギヤの締結構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52143370A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Japan Steel Works Ltd:The Locking bolt
JPS61197839A (ja) * 1985-02-25 1986-09-02 Yamaha Motor Co Ltd 動力伝達装置
EP0647789A1 (fr) * 1993-10-12 1995-04-12 Société Anonyme dite: REGIE NATIONALE DES USINES RENAULT Boîtier de différentiel

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