JP2012255054A - ノンアスベスト摩擦材組成物 - Google Patents
ノンアスベスト摩擦材組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012255054A JP2012255054A JP2011127575A JP2011127575A JP2012255054A JP 2012255054 A JP2012255054 A JP 2012255054A JP 2011127575 A JP2011127575 A JP 2011127575A JP 2011127575 A JP2011127575 A JP 2011127575A JP 2012255054 A JP2012255054 A JP 2012255054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- friction
- copper
- material composition
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】結合材、有機充填材、無機充填材及び繊維基材を含む摩擦材組成物であって、該摩擦材組成物中の銅の含有量が銅元素として5質量%以下であり、銅及び銅合金以外の金属繊維の含有量が0.5質量以下であり、ニトリル−ブタジエンゴム及び錫粉を含有するノンアスベスト摩擦材組成物、該ノンアスベスト摩擦材組成物を用いた摩擦材及び摩擦部材である。
【選択図】なし
Description
一方、摩擦材に含まれる銅以外の金属繊維として、スチール繊維や鋳鉄繊維などの鉄系繊維が耐クラック性改善の目的で用いられるが、鉄系繊維は対面材への攻撃性が高いという欠点があり、また亜鉛繊維、アルミニウム繊維等の銅以外で一般的に摩擦材に用いられる非鉄金属繊維は、銅や鉄系繊維と比較して耐熱温度が低いものが多く、摩擦材の耐摩耗性を悪化させるという問題がある。また、摩擦材の耐クラック性を向上するための方法として無機繊維を用いる方法がある。しかし十分な耐クラック性を得るためには、多量の無機繊維を添加する必要があり、多量の無機繊維を用いれば耐クラック性は改善できるものの、耐摩耗性が悪化してしまうという問題が生じる。
前述したように、銅の含有量を少なくした摩擦材は、耐摩耗性や耐クラック性が悪く、摩擦係数、耐クラック性及び耐摩耗性の全てを満足させる優れた摩擦材を得ることは困難であった。
すなわち、本発明は、下記のとおりである。
2.前記NBRの含有量が1〜4質量%である、上記1に記載のノンアスベスト摩擦材組成物。
3.前記錫粉の含有量が0.5〜7質量%である、上記1又は2に記載のノンアスベスト摩擦材組成物。
4.上記1〜3のいずれかに記載のノンアスベスト摩擦材組成物を成形してなる摩擦材。
5.上記1〜3のいずれかに記載のノンアスベスト摩擦材組成物を成形してなる摩擦材と裏金とを用いて形成される摩擦部材。
[ノンアスベスト摩擦材組成物]
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、結合材、有機充填材、無機充填材及び繊維基材を含む摩擦材組成物であって、該摩擦材組成物中の銅の含有量が銅元素として5質量%以下であり、銅及び銅合金以外の金属繊維の含有量が0.5質量%以下であり、NBR及び錫粉を含有することを特徴とする。
上記構成により、従来品と比較して制動時に生成する摩耗粉中の銅が少ないことから環境に優しく、高い摩擦係数、優れた耐クラック性及び耐摩耗性を発現することができる。
結合材は、摩擦材組成物に含まれる有機充填材、無機充填材及び繊維基材などを一体化し、強度を与えるものである。本発明のノンアスベスト摩擦材組成物に含まれる結合材としては特に制限はなく、通常、摩擦材の結合材として用いられる熱硬化性樹脂を用いることができる。
上記熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂;アクリルエラストマー分散フェノール樹脂及びシリコーンエラストマー分散フェノール樹脂等の各種エラストマー分散フェノール樹脂;アクリル変性フェノール樹脂、シリコーン変性フェノール樹脂、カシュー変性フェノール樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂及びアルキルベンゼン変性フェノール樹脂等の各種変性フェノール樹脂などが挙げられ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。特に、良好な耐熱性、成形性及び摩擦係数を与えることから、フェノール樹脂、アクリル変性フェノール樹脂、シリコーン変性フェノール樹脂、アルキルベンゼン変性フェノール樹脂を用いることが好ましい。
有機充填材は、摩擦材の音振性能や耐摩耗性などを向上させるための摩擦調整剤として含まれるものである。
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、有機充填材として、NBRを必須成分として含有する。上記NBRとしては、通常、摩擦材に用いられるものであれば特に制限はないが、ノンアスベスト摩擦組成物中に均一に分散しやすく、得られる摩擦材の品質が安定しやすいという点で、平均粒子径が20〜300μmのものが好ましく、30〜160μmのものがより好ましい。ここで、平均粒子径は、レーザー回折法により得られた粒度分布の体積分布から求めた50%径をいい、例えば、レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置 LA・920(堀場製作所製)で測定することができる。
上記カシューダストは、カシューナッツシェルオイルを硬化させたものを粉砕して得られる、通常、摩擦材に用いられるものであればよい。
NBR以外のゴム成分としては、例えば、タイヤゴム、天然ゴム、アクリルゴム、イソプレンゴム、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴムなどが挙げられ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用される。また、カシューダストとゴム成分とを併用してもよく、カシューダストをゴム成分で被覆したものを用いてもよい。有機充填材としては、音振性能の観点から、カシューダストとゴム成分とを併用することが好ましい。また、音振性能の観点から、ゴム成分としてさらにSBRを含有させることが好ましい。
無機充填材は、摩擦材の耐熱性の悪化を避けるための摩擦調整剤として含まれるものである。
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、耐摩耗性の向上のために、無機充填材として錫粉を必須成分として含有する。錫粉としては、通常、摩擦材に用いられるものであれば特に制限はないが、耐摩耗性の観点から、平均粒子径が0.1〜100μmのものが好ましく、0.1〜90μmのものがより好ましく、0.1〜80μmのものがさらに好ましく、10〜75μmのものが特に好ましい。また、メタルキャッチ抑制の観点から、錫粉の最大粒子径は500μm以下であることが好ましく、実質的には500μmより大きい粒子径の錫粉を含有しないことが好ましい。また、錫粉の最大粒子径は200μm以下であることがより好ましく、100μm以下であることがより好ましい。また、より耐摩耗性を向上させる観点から、形状は粒子状のものが好ましい。
上記無機充填材としては、例えば、三硫化アンチモン、硫化錫、二硫化モリブデン、硫化鉄、硫化ビスマス、硫化亜鉛等の金属硫化物や、チタン酸カリウム、チタン酸リチウムカリウム、チタン酸ナトリウム、チタン酸マグネシウムカリウム等のチタン酸塩、黒鉛、コークス、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、ドロマイト、コークス、マイカ、酸化鉄、バーミキュライト、硫酸カルシウム、粒状チタン酸カリウム、板状チタン酸カリウム、鱗片状チタン酸カリウム、タルク、クレー、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム、ムライト、クロマイト、酸化チタン、酸化マグネシウム、シリカ、酸化鉄、γ−アルミナなどの活性アルミナ等を用いることができ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。対面材への攻撃性低下の観点から、黒鉛、硫酸バリウムを含有することが好ましい。
繊維基材は、摩擦材において補強作用を示すものである。
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、通常、繊維基材として用いられる、無機繊維、金属繊維、有機繊維、炭素系繊維等を用いることができ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。
本発明で用いられる鉱物繊維は、人体有害性の観点で生体溶解性であることが好ましい。ここでいう生体溶解性の鉱物繊維とは、人体内に取り込まれた場合でも短時間で一部分解され体外に排出される特徴を有する鉱物繊維である。具体的には、化学組成がアルカリ酸化物、アルカリ土類酸化物総量(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、バリウムの酸化物の総量)が18質量%以上で、且つ呼吸による短期バイオ永続試験で、20μm以上の繊維の質量半減期が40日以内又は腹膜内試験で過度の発癌性の証拠がないか又は長期呼吸試験で関連の病原性や腫瘍発生がないことを満たす繊維を示す(EU指令97/69/ECのNota Q(発癌性適用除外))。このような生体分解性鉱物繊維としては、SiO2−Al2O3−CaO−MgO−FeO−Na2O系繊維等が挙げられ、SiO2、Al2O3、CaO、MgO、FeO、Na2O等を任意の組み合わせで含有した繊維が挙げられる。市販品としてはLAPINUS FIBERS B.V製のRoxulシリーズなどが挙げられる。「Roxul」は、SiO2、Al2O3、CaO、MgO、FeO、Na2O等が含まれる。
銅又は銅合金の繊維としては、銅繊維、黄銅繊維、青銅繊維等を用いることができ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。
銅及び銅合金以外の金属繊維としては、例えば、アルミニウム、鉄、亜鉛、錫、チタン、ニッケル、マグネシウム、シリコン等の金属単体又は合金形態の繊維や、鋳鉄繊維などの金属を主成分とする繊維が挙げられ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。
なお、環境物質低減の観点で、肺などに吸引される可能性のある、吸引性のチタン酸カリウム繊維及びセラミック繊維を含有しないことが好ましい。
上記炭素系繊維としては、耐炎化繊維、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維、活性炭繊維等を用いることができ、これらを単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、前記の結合材、有機充填材、無機充填材、繊維基材以外に、必要に応じてその他の材料を配合することができる。
例えば、本発明のノンアスベスト摩擦材組成物における銅全体の含有量が、銅元素として5質量%以下となる範囲で、銅粉、黄銅粉、青銅粉等の金属粉末などを配合することができる。また、耐摩耗性の観点から、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素系ポリマーのような有機添加剤などを配合することができる。
また、本発明は、上述のノンアスベスト摩擦材組成物を用いた摩擦材及び摩擦部材を提供する。
本発明のノンアスベスト摩擦材組成物は、これを成形することにより、自動車などのディスクブレーキパッドやブレーキライニングなどの摩擦材として使用することができる。本発明の摩擦材は良好な摩擦係数、耐クラック性及び耐摩耗性を示すため、制動時に負荷の大きいディスクブレーキパッドの摩擦材に好適である。
さらに、上記摩擦材を用いることにより、該摩擦材を摩擦面となるように形成した摩擦部材を得ることができる。摩擦材を用いて形成することができる摩擦部材としては、例えば、下記の構成などが挙げられる。
(2)裏金と、該裏金の上に摩擦面となる本発明の摩擦材組成物からなる摩擦材とを有する構成。
(3)上記(2)の構成において、裏金と摩擦材との間に、裏金の接着効果を高めるための表面改質を目的としたプライマー層、及び、裏金と摩擦材との接着を目的とした接着層をさらに介在させた構成。
上記裏金は、摩擦部材の機械的強度の向上のために、通常、摩擦部材として用いるものであり、材質としては、金属又は繊維強化プラスチック等を用いることができ、例えば、鉄、ステンレス、無機繊維強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック等が挙げられる。プライマー層及び接着層としては、通常、ブレーキシューなどの摩擦部材に用いられるものであればよい。
具体的には、本発明のノンアスベスト摩擦材組成物を、レディーゲミキサー、加圧ニーダー、アイリッヒミキサー等の混合機を用いて均一に混合し、この混合物を成形金型にて予備成形し、得られた予備成形物を成形温度130℃〜160℃、成形圧力20〜50MPaの条件で2〜10分間で成形し、得られた成形物を150〜250℃で2〜10時間熱処理する。必要に応じて塗装、スコーチ処理、研磨処理を行うことによって摩擦材を製造することができる。
なお、「上張り材」とは、摩擦部材の摩擦面となる摩擦材であり、「下張り材」とは、摩擦部材の摩擦面となる摩擦材と裏金との間に介在する、摩擦材と裏金との接着部付近の剪断強度、耐クラック性向上を目的とした層のことである。
なお、実施例及び比較例に示す評価は次のように行った。
摩擦係数は、自動車技術会規格JASO C406に基づき測定し、第2効力試験における摩擦係数の平均値を算出した。
耐クラック性は、自動車技術会規格JASO C427に示されるブレーキ温度400℃の制動(初速度50km/h、終速度0km/h、減速度0.3G、制動前ブレーキ温度100℃)を摩擦材が半分の厚みとなるまで繰り返し、摩擦材側面及び摩擦面のクラックの生成を測定した。クラックの生成は、下記に従い、3段階評点にて評価した。
A:クラックの発生無し
B:摩擦材の摩擦面又は側面に0.1mmのシックネスゲージが入らない程度のクラックが生成
C:摩擦材の摩擦面又は側面に0.1mmのシックネスゲージが入る程度のクラックが生成
なお、摩擦材の摩擦面及び側面の一方にシックネスゲージが入らない(又は入る)程度のクラックが生成し、他方にシックネスゲージが入る(又は入らない)程度のクラックが生成した場合、水準3とする。
耐摩耗性は、自動車技術会規格JASO C427に基づき測定し、ブレーキ温度100℃及び300℃の制動1000回相当の摩擦材の摩耗量を評価した。
ディスクブレーキパッドの作製
表1に示す配合比率に従って材料を配合し、実施例及び比較例の摩擦材組成物を得た。なお、表1の各成分の配合量の単位は、摩擦材組成物中の質量%である。この摩擦材組成物をレディーゲミキサー((株)マツボー社製、商品名:レディーゲミキサーM20)で混合し、この混合物を成形プレス(王子機械工業(株)製)で予備成形し、得られた予備成形物を成形温度145℃、成形圧力30MPaの条件で5分間成形プレス(三起精工(株)製)を用いて日立オートモティブシステムズ(株)製の裏金と共に加熱加圧成形し、得られた成形品を200℃で4.5時間熱処理し、ロータリー研磨機を用いて研磨し、500℃のスコーチ処理を行って、ディスクブレーキパッド(摩擦材の厚さ11mm、摩擦材投影面積52cm2)を得た。
作製したディスクブレーキパッドについて、前記の評価を行った結果を表1に示す。
(結合材)
・フェノール樹脂:日立化成工業(株)製(商品名:HP491UP)
(有機充填材)
・カシューダスト:東北化工(株)製(商品名:FF−1090)
・NBR粉:バイエル社製(商品名:Baymod NXL 38.20、平均粒子径70μm)
(無機充填材)
・錫粉:北京有研粉末(株)社製(商品名:FSn−2、最大粒子径74μm、形状:粒子)
・黒鉛:TIMCAL社製(商品名:KS75)
・チタン酸カリウム:クボタ製(商品名:TXAX−MA、形状:板状)
・硫酸バリウム:堺化学工業(株)製(商品名:硫酸バリウムBA)
・硫化錫:Chemetall社製(商品名:Stannolube)
(繊維基材)
・アラミド繊維(有機繊維):東レ・デュポン(株)製(商品名:1F538)
・鉄繊維(金属繊維):GMT社製(商品名:#0)
・銅繊維(金属繊維):Sunny Metal社製(商品名:SCA−1070)
・鉱物繊維(無機繊維):LAPINUS FIBERS B.V製(商品名:RB240 Roxul 1000、平均繊維長300μm)
Claims (5)
- 結合材、有機充填材、無機充填材及び繊維基材を含む摩擦材組成物であって、該摩擦材組成物中の銅の含有量が銅元素として5質量%以下であり、銅及び銅合金以外の金属繊維の含有量が0.5質量%以下であり、ニトリル−ブタジエンゴム及び錫粉を含有するノンアスベスト摩擦材組成物。
- 前記ニトリル−ブタジエンゴムの含有量が1〜4質量%である、請求項1に記載のノンアスベスト摩擦材組成物。
- 前記錫粉の含有量が0.5〜7質量%である、請求項1又は2に記載のノンアスベスト摩擦材組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のノンアスベスト摩擦材組成物を成形してなる摩擦材。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のノンアスベスト摩擦材組成物を成形してなる摩擦材と裏金とを用いて形成される摩擦部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127575A JP5790175B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127575A JP5790175B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012255054A true JP2012255054A (ja) | 2012-12-27 |
JP5790175B2 JP5790175B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=47526919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011127575A Expired - Fee Related JP5790175B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5790175B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103273059A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用 Ti3SiC2增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273058A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Ti2AlC增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273060A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Ti2AlC增强铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273057A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Cr2AlC增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
WO2014109328A1 (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-17 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
WO2014115594A1 (ja) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
JP2015121266A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
JP2016132727A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、およびこれを用いた摩擦材および摩擦部材 |
JP2016145274A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材および摩擦部材 |
CN106232764A (zh) * | 2014-04-17 | 2016-12-14 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料 |
JP2017141351A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 日立化成株式会社 | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材及び摩擦部材 |
WO2019216265A1 (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材の製造方法 |
CN110762145A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-07 | 摩擦一号制动科技(仙桃)有限公司 | 一种陶瓷纤维复合刹车片 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08217888A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-27 | Cytec Technol Corp | 有機繊維成分と有機粒子成分のブレンド物を含む摩擦材料 |
JP2002226834A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Nisshinbo Ind Inc | 非石綿系摩擦材 |
-
2011
- 2011-06-07 JP JP2011127575A patent/JP5790175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08217888A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-27 | Cytec Technol Corp | 有機繊維成分と有機粒子成分のブレンド物を含む摩擦材料 |
JP2002226834A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Nisshinbo Ind Inc | 非石綿系摩擦材 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014109328A1 (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-17 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
WO2014115594A1 (ja) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
CN103273058A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Ti2AlC增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273060A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Ti2AlC增强铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273057A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用Cr2AlC增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
CN103273059A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 哈尔滨工业大学 | 高速铁路用 Ti3SiC2增强青铜基制动闸片材料及其制备方法 |
JP2015121266A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
WO2015098434A1 (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材 |
CN105849433A (zh) * | 2013-12-24 | 2016-08-10 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料 |
CN105849433B (zh) * | 2013-12-24 | 2018-10-26 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料 |
CN106232764A (zh) * | 2014-04-17 | 2016-12-14 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料 |
JP2016132727A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、およびこれを用いた摩擦材および摩擦部材 |
JP2016145274A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材および摩擦部材 |
JP2017141351A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 日立化成株式会社 | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材及び摩擦部材 |
WO2019216265A1 (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材の製造方法 |
JP2019196456A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 日清紡ブレーキ株式会社 | 摩擦材の製造方法 |
CN112088199A (zh) * | 2018-05-11 | 2020-12-15 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料的制造方法 |
CN112088199B (zh) * | 2018-05-11 | 2021-11-09 | 日清纺制动器株式会社 | 摩擦材料的制造方法 |
CN110762145A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-07 | 摩擦一号制动科技(仙桃)有限公司 | 一种陶瓷纤维复合刹车片 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5790175B2 (ja) | 2015-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6558465B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5051330B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP6226042B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5790175B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP5979003B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5970749B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP5057000B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5071604B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5895367B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
WO2012169545A1 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP5895366B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP5263454B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP6596956B2 (ja) | 摩擦材組成物、およびこれを用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP5958623B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP5958624B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP2016132727A (ja) | 摩擦材組成物、およびこれを用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP6699785B2 (ja) | 摩擦材及び摩擦部材 | |
JP6233461B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 | |
JP2018053254A (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140502 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150720 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5790175 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |