JP2012252410A - ヘッドマウントディスプレイ連携装置、ヘッドマウントディスプレイの連携プログラム、及びヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ連携装置、ヘッドマウントディスプレイの連携プログラム、及びヘッドマウントディスプレイ Download PDF

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Abstract

【課題】連携履歴情報が記憶されていないヘッドマウントディスプレイ連携装置であっても、ヘッドマウントディスプレイが記憶する連携履歴情報に基づいて複数のヘッドマウントディスプレイを連携させることができるヘッドマウントディスプレイ連携装置、ヘッドマウントディスプレイの連携プログラム、及びヘッドマウントディスプレイを提供する。
【解決手段】PCのUSB端子にヘッドマウントディスプレイが接続されると、各ヘッドマウントディスプレイから端末IDを取得する(S11)。次に、管理用ヘッドマウントディスプレイから連携履歴情報を取得し(S15)、取得された連携履歴情報に含まれる端末IDと取得された端末IDとの全てが一致する場合(S17:YES)、連携表示情報を送信し(S19)、連携を開始する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のヘッドマウントディスプレイを連携して利用する際に用いられるヘッドマウントディスプレイ連携装置、ヘッドマウントディスプレイの連携プログラム、及びヘッドマウントディスプレイに関する。
近年、技術の進歩により、ヘッドマウントディスプレイが社会的に浸透しつつある。このヘッドマウントディスプレイは、人の頭部に装着され、眼前に投影装置が配置される。この投影装置に映像を表示することで眼前に映像が表示されるという特徴を持つ。この特徴を生かして、例えば会議の参加者の各々がヘッドマウントディスプレイを装着して、参加者全員が投影装置に表示される同じ映像を見ることによって会議を行うことを可能にするようなシステムの登場が期待されている。複数の電気機器を連携(連動)して動作させる方法として、複数の電気機器の連携(連動)情報を記憶しておき、連携情報に基づいて複数機器を連携して動作させる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、複数の電気機器を連携させ所定の動作を行わせることができる。
特開2005−110218号公報
しかしながら上述の装置は、単に複数の電気機器が連携情報を基に連携というよりむしろ連動して動作することを開示しているだけであって、複数のヘッドマウントディスプレイにおいて、機密性(セキュリティ)を考慮した連携使用や、装置の追加、削除等の変更方法も開示していない。また、ヘッドマウントディスプレイは、携帯性が高く、どこへでも持ち運びが出来るのに、決められた装置、場所で使用するしかなく、例えば、出張先などの移動先で連携した使用を行うには困難であった。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、出張先などの移動先に設置されているヘッドマウントディスプレイ連携装置を用いて、複数のヘッドマウントディスプレイを連携させることができるヘッドマウントディスプレイ連携装置、ヘッドマウントディスプレイの連携プログラム、及びヘッドマウントディスプレイを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第一の態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置は、複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させるヘッドマウントディスプレイ連携装置であって、個別の識別情報を有する前記複数のヘッドマウントディスプレイが各々接続される複数の接続部と、前記接続部に接続された前記複数のヘッドマウントディスプレイから、前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々を一意に識別するために前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報を前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置より受信して記憶部に記憶している第一ヘッドマウントディスプレイが前記接続部に接続されたか否かを判断する接続判断手段と、前記接続判断手段によって前記接続部に前記第一ヘッドマウントディスプレイが接続されたと判断されると、前記第一ヘッドマウントディスプレイの記憶部から前記連携履歴情報を取得する連携履歴情報取得手段と、少なくとも前記連携履歴情報を記憶する連携情報記憶手段と、前記連携情報記憶手段に記憶された前記連携履歴情報に記されている各ヘッドマウントディスプレイの識別情報と、前記識別情報取得手段によって取得された前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報とが全て一致するか否かを判断する連携判断手段と、前記連携判断手段によって全ての前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報が一致すると判断された場合、前記各ヘッドマウントディスプレイに表示するための情報である連携表示情報を前記各ヘッドマウントディスプレイに送信し連携を行う連携表示情報送信手段と、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を変更または最新の情報に更新する連携情報更新手段と、前記複数のヘッドマウントディスプレイの前記連携の終了時に、前記連携情報更新手段で変更または更新され、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を前記第一ヘッドマウントディスプレイに送信する連携履歴情報送信手段とを備える。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、連携履歴情報が記憶されていないヘッドマウントディスプレイ連携装置であっても、ヘッドマウントディスプレイに記憶された連携履歴情報に基づいて複数の端末を連携させることができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記接続部に接続された複数のヘッドマウントディスプレイから、前記連携履歴情報取得手段が前記連携履歴情報を取得できない場合に、前記接続部に接続されている複数のヘッドマウントディスプレイの識別情報に基づいて新規の連携履歴情報を作成する連携情報作成手段を備え、前記連携履歴情報取得手段は、前記連携履歴情報作成手段が作成した新規の連携履歴情報を取得するようにしても良い。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、接続部に接続された複数のヘッドマウントディスプレイから、連携履歴情報取得手段が連携履歴情報を取得できない場合に、現在接続されている複数のヘッドマウントディスプレイで新たな連携を行うことができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記連携履歴情報は、第一ヘッドマウントディスプレイを特定する第一HMD情報を含み、前記連携履歴情報送信手段は、前記連携の終了時に、前記第一HMD情報にて特定されるヘッドマウントディスプレイに連携履歴情報を送信するものであって、前記連携情報更新手段は、前記第一HMD情報を変更することで第一ヘッドマウントディスプレイを別のヘッドマウントディスプレイに変更するようにしても良い。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、連携履歴情報を記憶する第一ヘッドマウントディスプレイを変更することができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記連携情報更新手段は、前記連携履歴情報に記された複数のヘッドマウントディスプレイ以外の新たなヘッドマウントディスプレイが前記接続部へ接続された場合、当該新たなヘッドマウントディスプレイの前記識別情報を前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報に追加するようにしても良い。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、新たなヘッドマウントディスプレイの識別情報を連携履歴情報に追加することができるので、例えば会議等に新たな参加者が加入した場合であっても、該参加者の有するヘッドマウントディスプレイを連携に加えることができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記連携情報更新手段は、前記連携履歴情報に記された複数のヘッドマウントディスプレイのうち、いずれかのヘッドマウントディスプレーを連携不可とする場合、前記連携履歴情報から前記連携不可とするヘッドマウントディスプレイの前記識別情報を削除するようにしても良い。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、この場合のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、連携履歴情報からヘッドマウントディスプレイの識別情報を削除することができるので、例えば会社の部門移動等で連携の必要がなくなったヘッドマウントディスプレイの識別情報を連携履歴情報から消すことができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記接続部に接続された複数のヘッドマウントディスプレイから、前記連携履歴情報取得手段が複数の連携履歴情報を取得できる場合であって、前記接続部に接続されている複数のヘッドマウントディスプレイの識別情報のうち複数の識別情報が、前記複数の連携履歴情報のそれぞれに含まれる場合、前記連携履歴情報取得手段は、其の複数の識別情報を含む連携履歴情報を取得し、前記連携情報更新手段は、其の複数の識別情報を含む連携履歴情報を合成し、1つの連携履歴情報として更新するようにしても良い。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、複数の連携履歴情報を取得できる場合に、1つの連携履歴情報として更新することができる。
本態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置を、前記複数のヘッドマウントディスプレイのうちのいずれかに備えてもよい。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、ヘッドマウントディスプレイのみで複数のヘッドマウントディスプレイを連携させることができる。
本発明の第二の態様の連携プログラムは、複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させるヘッドマウントディスプレイの連携プログラムであって、前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々が複数の接続部に接続されると、前記接続部に接続された前記複数のヘッドマウントディスプレイから、前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々を一意に識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報を前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置より受信して記憶部に記憶している第一ヘッドマウントディスプレイが前記接続部に接続されたか否かを判断する接続判断ステップと、前記接続判断手段によって前記接続部に前記第一ヘッドマウントディスプレイが接続されたと判断されると、前記第一ヘッドマウントディスプレイの記憶部から前記連携履歴情報を取得する連携履歴情報取得ステップと、少なくとも前記連携履歴情報を記憶する連携履歴情報記憶ステップと、前記連携情報記憶手段に記憶された前記連携履歴情報に記されている各ヘッドマウントディスプレイの識別情報と、前記識別情報取得手段によって取得された前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報とが全て一致するか否かを判断する連携判断ステップと、前記連携判断ステップにおいて全ての前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報が一致すると判断された場合、前記各ヘッドマウントディスプレイに表示するための情報である連携表示情報を前記各ヘッドマウントディスプレイに送信し連携を行う連携表示情報送信ステップと、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を変更または最新の情報に更新する連携情報更新ステップと、前記複数のヘッドマウントディスプレイの前記連携の終了時に、前記連携情報更新手段で更新され、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を前記第一ヘッドマウントディスプレイに送信する連携履歴情報送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
この態様の連携プログラムでは、連携履歴情報が記憶されていないコンピュータであっても、ヘッドマウントディスプレイに記憶された連携履歴情報に基づいて複数の端末を連携させるヘッドマウントディスプレイ連携装置として機能させることができる。
本発明の第三の態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置は、ヘッドマウントディスプレイ連携装置の各手段の行う処理を当該ヘッドマウントディスプレイ連携装置のCPUに実行させる連携プログラムが前記第一ヘッドマウントディスプレイに記憶され、当該第一ヘッドマウントディスプレイから前記連携プログラムを取得する連携プログラム取得手段を備え、前記連携プログラム取得手段が取得した前記連携プログラムを前記CPUが実行することを特徴とする。
この態様のヘッドマウントディスプレイ連携装置では、前記連携プログラム取得手段が取得した前記連携プログラムを前記CPUが実行することで、ヘッドマウントディスプレイ連携装置として機能することができる。
本発明の第四の態様のヘッドマウントディスプレイは、各種のデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部を備え、各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報とともに複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させる連携プログラムを前記記憶部に記憶しており、さらにコンピュータに接続された時は、前記連携プログラムを前記コンピュータにインストールし実行させるインストールプログラムも前記記憶部に記憶していることを特徴とする。
この態様のヘッドマウントディスプレイでは、コンピュータに接続された時は、連携プログラムをコンピュータにインストールし実行させることができるので、連携プログラムを記憶していないコンピュータをヘッドマウントディスプレイ連携装置として機能させることができる。
第1実施の形態に係るヘッドマウントディスプレイ連携システム1の概略全体構成図である。 ヘッドマウントディスプレイ連携装置10の電気的構成を示すブロック図である。 ヘッドマウントディスプレイ20の電気的構成を示すブロック図である。 連携履歴情報を模式的に示した連携履歴情報テーブル300を示す図である。 連携処理1のフローチャートである。 新連携履歴情報を模式的に示した新連携履歴情報テーブル360を示す図である。 第二実施の形態の管理用HMD20が実行する連携プログラムインストール処理のフローチャートである。 ヘッドマウントディスプレイ連携システム1の変形例を示す図である。
以下、本発明のヘッドマウントディスプレイ連携装置について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置、端末の構成、各種処理のフローチャートなどは、単なる説明例である。
はじめに、本発明の第1実施の形態に係るヘッドマウントディスプレイ連携装置が使用されたヘッドマウントディスプレイ連携システム1(以下、「HMD連携システム」という。)を説明する。なお、ヘッドマウントディスプレイを以下「HMD」という。図1に示すように、HMD連携システム1は、パーソナルコンピュータからなるHMD連携装置10(以下、「PC10」という。)と、PC10の各USB端子(図示しない)にUSBケーブル15を介して接続されたHMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50とから構成される。ここでは、一例として、HMDを4台接続しているが、必ずしも4台に限らず任意の複数台接続できる。なお、連携とは複数台のHMDに同時に同一のコンテンツを表示することをいう。また、連携履歴情報とは、過去に複数のHMDを連携させた際の日時等を含む情報である。さらに、連携表示情報とは、HMDの投影装置210に表示するために連携履歴情報に基づいて作成された情報である。
PC10は、USBケーブル15を介して接続された管理用HMDから連携履歴情報(供に、後述する)や、各HMDからHMDを一意に識別する識別情報(例えば、MACアドレス等の端末ID)を取得する。以下、本実施例では、HMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50の識別情報(端末ID)を各々ID20、ID30、ID40及びID50と表記する。また、PC10は、取得した連携履歴情報に基づいて作成した表示用のデータである連携表示情報を、HMD20、HMD30,HMD40,及びHMD50のそれぞれにUSBケーブル15を介して送信する。また、ハードディスクドライブ107(以下、「HDD107」という。)(図2参照)には、各HMDの投影装置210に表示するためのコンテンツが記憶されている。
図1に示すように、HMD20、HMD30,HMD40,及びHMD50は、公知のヘッドマウントディスプレイであり、眼鏡型のフレームに連携表示情報やコンテンツを表示する液晶表示部を備える投影装置210が固定され、また、投影装置210を含むHMDの全体を制御する制御装置200が投影装置210に接続されている。また、HMD20、HMD30,HMD40,及びHMD50には、前述した端末IDが記憶部としてのEEPROM206(図3参照)に記憶されている。さらに、HMD20は、HMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50が過去に同時に同一のコンテンツを表示するなど連携して使用された際の履歴情報である連携履歴情報をフラッシュメモリ204(図3に示す)に記憶したHMDが、これらHMDの連携を管理する管理用HMD(第一ヘッドマウントディスプレイ)として機能する。なお、以下ではHMD20が連携履歴情報をフラッシュメモリ204に記憶しており管理用HMD20として機能する。
次に、図2を参照して、PC10の電気的構成を説明する。図2に示すように、PC10は、CPU101、CPU101が実行するプログラムを記憶するROM103、CPU101が各処理を実行する際に必要なデータ等が一時的に記憶されるRAM105、各HMDの投影装置210に表示するコンテンツ等を記憶するHDD107から構成される。
PC10は、さらにキーボード113が接続される入力制御部110、ディスプレイ123が接続される出力制御部120、通信部130、及びUSBインターフェイス140(以下、「USBI/F140」という。)から構成される。キーボード113は、ユーザがPC10に対して指示や入力を行う際に利用される。入力制御部110は、キーボード113の操作を検知する。ディスプレイ123は、CPU101の処理結果や後述する報知画面等を表示する。出力制御部120は、ディスプレイ123の表示制御を行う。通信部130は、LAN等のネットワークに接続され、外部機器からネットワークを介して通信を行う。USBI/F140は、USB端子を有すると供に、USBケーブル15を介して接続された各HMDとの間でデータの送受を行う。また、PC10は、日時など取得用の計時手段であるRTC(real−time clock)も備えている。
次に、図3を参照して、管理用HMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50のそれぞれを構成する制御装置200及び投影装置210の電気的構成を説明する。なお、これらの電気的構成はいずれも同じなので、管理用HMD20の電気的構成についてのみ説明する。
管理用HMD20は、図3に示すように、制御装置200と投影装置210とから構成される。制御装置200は、CPU201、RAM203、フラッシュメモリ204、通信インターフェイス205(以下、「通信I/F205」という。)、及びEEPROM206を備える。CPU201は、RAM203、フラッシュメモリ204、I/F205、及びEEPROM206に接続されている。CPU201は、フラッシュメモリ204に記憶された各種プログラムを読み出すことで、後述する各処理を実行する。尚、フラッシュメモリ204には、前記CPU201が実行する各種プログラムとともに連携履歴情報等が記憶される。RAM203には、各処理に必要なデータが一時的に記憶される。通信I/F205は、USBケーブル15を介してPC10と接続され、PC10と通信を行う。EEPROM206には端末IDとが記憶されている。なお、連携履歴情報が記憶されているのは管理用HMD20のみであり、HMD30、HMD40、及びHMD50の各フラッシュメモリ204には連携履歴情報は記憶されていない。
投影装置210は、CPU201によって制御される液晶表示部212、及び接眼レンズ213から構成される。液晶表示部212は、CPU201からの制御信号(画像信号を含む)によって画像信号に応じた画像が表示される。接眼レンズ213は、液晶表示部212からの画像光をユーザの眼に視認可能に投影するよう配置されている。この投影装置210は、図1に示すように眼鏡型フレームに固定されている。また、投影装置210には、制御装置200が接続されている。
次に、図4を参照して、管理用HMD20のフラッシュメモリ204(図3参照)に記憶されている連携履歴情報としての連携履歴情報テーブル300について説明する。本実施の形態では、HMD20が、連携履歴情報テーブル300を、フラッシュメモリ204に記憶しているので、HMD20が管理用HMD20として機能する。図4に示すように連携履歴情報テーブル300は、連携名欄(グループ名欄)、連携端末ID欄、管理用HMD情報欄、連携日時欄、及び連携補足情報欄から構成される。
連携名欄は、連携のグループ名を示す。連携端末ID欄は、連携に参加可能なHMDの端末IDを示す。管理用HMD情報欄には、連携履歴情報が記憶されているHMDの端末IDを示す。連携日時欄は、前回に連携した日及び時間を示す。連携補足情報欄は、連携時に表示する連携表示情報に関する情報が記載されている。また、前回連携した際にユーザによって入力された入力情報を示してもよい。例えば、図4に示す連携履歴情報テーブル300において連携名欄には「ABC」が記載され、連携端末ID欄には「HD20、HD30、HD40、HD50」が記載され、管理用HMD情報欄には、「ID20」が記載され、連携日時欄には「2011/2/22 21:30」が記載され、連携補足情報欄には「HMDに関する」及び連携表示情報名として「xx01、yy01」が記載されている。これは、2011年2月22日の21時30分に管理用HMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50が連携名「ABC」で連携し、その際の連携した目的がHMDに関する会議のためであり、その時、xx01、yy01という名前の情報(コンテンツ)が表示されたことを示している。また、図4に模式的に示された連携履歴情報は、各HMD30〜50に連携表示情報としてUBSケーブル15を介して送信され、各HMDの投影装置210に連携履歴情報テーブル300と同等の画面が表示される。これによって、各HMDを装着したユーザは、前回に連携した日時等の情報を知ることができる。尚、「xx01、yy01」のコンテンツのデータは、HDD107に記憶されている。HDD107から読み出せるように関連づけられている。また、管理用HMD情報が「第一HMD情報」の一例である。
次に、図5を参照して、PC10のCPU101が実行する連携処理1について説明する。なお、この処理は、CPU101がROM103又はHDD107に記憶されているプログラムを実行することによって実現される。ユーザによって各HMDがUSBケーブル15を介してPC10の各USB端子にそれぞれ接続され、連携処理1の開始がキーボード113を介して指示されると、開始指示された日時を連携日時としてRAM105に記憶する。はじめに、連携処理1では、タイマt=0としてタイマtをリセットする(S10)。次いでCPU101は各HMDに端末IDの送信要求を送信し、該送信要求に対して各HMDのCPU201が応答することによって各HMDのEEPROM206から端末IDを取得し、RAM105に記憶する(S11)。次に、管理用HMD20がUSB端子に接続されたか否かを判断する(S13)。なお、この判断は具体的には、CPU101が、各HMDに対して連携履歴情報(連携履歴情報テーブル300)を保持しているかの問い合わせを行い、保持している旨の返答を返したHMDを管理用HMDと判断する。なお、複数のHMDが連携履歴情報を保持していた場合は、PC10に先に接続されたHMDを管理用HMDとする。
本実施の形態では、HMD20(管理用HMD20)が、連携履歴情報テーブル300をフラッシュメモリ204に記憶しているので、HMD20がPC10のUSBインターフェイス140に接続された場合に、連携履歴情報(連携履歴情報テーブル300)を保持している旨の返事をPC10に返し、管理用HMDが有ると判断される(S13:YES)。次いで、HMD20のフラッシュメモリ204の連携履歴情報テーブル300から連携履歴情報としての連携履歴情報テーブル300を取得して、RAM105に記憶する(S15)。この時、HMD20のフラッシュメモリ204に記憶されている連携履歴情報テーブル300は一旦削除される。
尚、S15の処理に於いて、複数の連携履歴情報を取得できる場合であって、接続されている複数のHMDの識別情報(端末ID)のうち複数の識別情報(端末ID)が、前記複数の連携履歴情報のそれぞれに含まれる場合、其の複数の識別情報(端末ID)を含む連携履歴情報を取得し、其の複数の識別情報(端末ID)を含む連携履歴情報を合成し、1つの連携履歴情報として更新するようにしても良い。
次いで、RAM105に記憶された連携履歴情報(連携履歴情報テーブル300)に含まれる各HMDの端末IDと、S11で取得した各HMDの端末IDとの全てが一致する否かの判断を行う(S17)。尚、この例では、連携履歴情報の有無を問い、返答結果で管理用HMDを決め、連携履歴情報を取得しているが、直接、連携履歴情報を各HMDに要求し、連携履歴情報を取得できた場合(S13:YES→S15)、取得できたHMDを管理用HMDとし、取得できない場合は、S13:NOとしてもよい。
次いで、連携履歴情報に含まれる端末IDとS11で取得し、RAM105に記憶した端末IDとの全てが一致すると判断した場合(S17:YES)、各HMDに連携表示情報として連携履歴情報テーブル300を表示するためのデータや連携履歴情報テーブル300の連携補足情報に記載され対応づけられたHDD107に記憶されているコンテンツ(例えば、「xx01、yy01」)を各HMDに送信する(S19)。コンテンツを受信した各HMDは、投影装置210に連携表示情報(連携履歴情報テーブル300)や、前記コンテンツ(例えば、「xx01、yy01」)を表示する。次に、ユーザからキーボード113を介して連携終了の指示がなされたか否かを判断する(S21)。終了指示がなされていない場合(S21:NO)、そのまま連携を続ける。
一方、終了指示がなされた場合(S21:YES)、連携履歴情報から端末IDの削除指示がなされたか否かを判断する(S23)。前記削除指示がない場合(S23:NO)、ステップS25に進む。一方、前記削除指示がある場合(S23:YES)、連携履歴情報テーブル300から削除の指示がされた該HMDの端末IDを削除し(S33)、ステップS25に進む。次に、管理用HMDを他のHMDへ移動する移動指示があるか否かを判断する(S25)。前記移動指示がある場合(S25:YES)、連携履歴情報テーブル300の管理用HMD情報欄を移動先のHMDの情報(端末ID名)に修正し(S27)、ステップS24に進む。
一方、前記移動指示がない場合も(S25:NO)、ステップS24に進む。ステップS24では、連携日時や連携補足情報など、連携終了時における最新の状態に連携履歴情報を更新し、当該更新した連携履歴情報を管理用HMD20又は移動先のHMDに送信して(S26)処理を終了する。
一方、ステップS17で、少なくとも1つの端末IDが一致しないと判断した場合(S17:NO)、ディスプレイ123に、連携履歴情報に含まれる端末IDとS11で取得した各HMDの端末IDとが一致しない旨を報知する報知画面(図示しない)を表示する(S35)。このままでも、連携を開始する場合(S37:YES)、連携履歴情報の連携履歴情報テーブル300に今回の連携の情報を追記し、S19へ進む。尚、S37の判断は、使用者がキーボード113から連携開始の命令を入力したことにより連携を開始しても良い(S37:YES)。また、連携履歴情報に含まれる端末IDとS11で取得した各HMDの端末IDとが複数個(例えば、3個や2個)一致した場合に、連携を開始(仮連携)しても良い(S37:YES)。次いで、S39で、S15で取得しRAM105に記憶した連携履歴情報テーブル300の連携端末IDリストを仮連携を行うものだけに修正する(S39)。その後、S19の処理を行う。
ステップS37で、使用者がキーボード113から連携開始の命令を入力せず、このままでは、連携を開始しない場合(S37:NO)、タイマtが所定時間T0が経過していなければ(S54:NO)、S11へ戻るが、所定時間T0が経過していれば(S54:YES)、もはや、連携は無理として、強制的に終了する。尚、所定時間T0は、適宜の時間設定すれば良い。
次に、S13において、USB端子に管理用HMD20が接続されていないと判断された場合は(S13:NO)、新連携を行うか判断する(S50)。ディスプレイ123に新連携を行うかを尋ねる画面を表示し、使用者がキーボード113から新連携開始の命令を所定時間内に入力したか否かで行う。新連携を行わないのであれば(S50:NO)、通常的に使用するかの判断を行う(S52)。この判断は、ディスプレイ123に通常的に使用するかを尋ねる画面を表示し、使用者がキーボード113から通常使用開始の命令を所定時間内に入力したか否かで行う(S52)。通常的に使用するなら(S52:YES)、適宜コンテンツを選択するなどして使用するが、通常的に使用しないのなら(S52:NO)、S54へ行き、管理用HMDが接続されるのを暫く待つことになる。つまり、タイマtが所定時間T0が経過していなければ(S54:NO)S11へ戻り、所定時間T0が経過するまで同様の処理を繰り返すが、所定時間T0が経過していれば(S54:YES)、もはや、連携は無理として、強制的に終了する。
新連携を行うのであれば(S50:YES)、キーボード113を介してユーザから新連携名、新しい管理用HMD情報(端末ID)、及び連携補足情報を受け付け、実際に接続され連携されているHMDの端末IDと日時の情報とともに新連携履歴情報としての新連携履歴情報テーブル360(図6参照)を作成し、RAM105に記憶する(S51)。ここで、新連携とは、管理用HMD20が連携に参加していない場合に、参加したHMDのみからなる新たな連携である。また、新連携履歴情報とは、管理用HMD20が連携に参加していない場合に、連携に参加したHMDが連携した際の情報である。なお、図6に示す新連携履歴情報テーブル360は、新連携名欄、新連携端末ID欄、新管理用HMD情報欄、新連携日時欄、及び連携補足情報欄から構成される。
ここで、新連携名欄は、ユーザによって入力された新連携のグループ名を示す。新連携端末IDは、新連携に参加したHMDの端末IDを示す。新管理用HMDは、新しい管理用HMDの端末IDを示し、新連携日時欄は、新連携に参加したHMDがPC10のUSB端子に接続された日及び時間を示す。例えば、新連携履歴情報テーブル360には、新連携名欄に「ABC1」が記載され、新連携端末ID欄には「ID40、ID50」が記載され、新管理用HMD情報欄にはID40が記載され、連携日時欄には「2011/2/23 15:30」が記載され、連携補足情報欄には「HMDに関する」が記載されている。これは、2011年2月23日15時30分にHMD40とHMD50とが、管理用HMDをHMD40として、HMDに関する会議で新たに連携したことを示す。
次に、必要に応じて、接続された各HMDに対して送信するコンテンツを新規設定し(連携表示情報設定)、各HMDに送信して新連携の表示を開始する(S53)。コンテンツを新規設定する場合、HDD107に記憶されているコンテンツを選択して読み出しても良いし、外部入力からのコンテンツを送信しても良いが、そのコンテンツの情報は、新連携補足情報に記載しておくことが望ましい。その後、S21へ行き、同様に終了指示が判断される。その後のステップは、前述したものと同様である。。
例えば、後に管理用HMD20及びHMD30、HMD40、HMD50がPC10のUSB端子に接続されると、連携履歴情報は、HMD20とHMD40から取得できることになるが、その両連携履歴情報を、識別情報や連携日時を参照して、主たる連携履歴情報を特定し、新連携履歴情報を加えた最新の連携履歴情報として更新し、これらの端末IDを取得して、新連携履歴情報テーブル360にこれら端末IDを追加し、管理用HMD20に送信する。新連携履歴情報テーブル360を受信した管理用HMD20はフラッシュメモリ204に記憶されている連携履歴情報テーブル300を新連携履歴情報テーブル360で書き換え更新する。本実施の形態の場合には、図4に示す連携履歴情報テーブル300の連携日時が、新連携履歴情報テーブル360に記載された連携日時「2011/2/23 15:30」に更新される。
以上のように、本実施の形態に係るHMD連携装置では、連携履歴情報が記憶されていない装置であっても、連携履歴情報に基づいて複数のヘッドマウントディスプレイを連携させることができる。また、本実施の形態に係るHMD連携装置では、連携履歴情報を管理用HMDから他のHMDに移動させることができる。これにより、連携履歴情報の移動先のHMDを管理用HMDと使用することにより連携を開始した場合に前回に連携して見ていた情報の続きを表示することができる。連携履歴情報を送信したHMDを管理用HMDとして利用できる。
さらに、本実施形態に係るHMD連携装置では、連携履歴情報からHMDの端末IDを削除することができる。これにより、例えば会社の部門異動等で連携の必要がなくなったHMDの端末IDを連携履歴情報から削除することができる。さらに、本実施の形態に係るHMD連携装置では、管理用HMD20が接続されていない場合であっても、接続されたHMDだけで新連携できる。そして、管理用HMD20が接続された場合には、新連携の情報を用いて新たな連携履歴情報を作成できる。
次に、本発明の第2実施の形態について説明する。本実施の形態では、管理用HMD20に連携履歴情報とHMDの連携処理を行うための連携プログラムが記憶され、連携プログラムを記憶していないPC10に接続された場合に、当該PC10に管理用HMD20から連携プログラムがインストールされるようにしたものである。なお、第1実施の形態と同一の機能を有するものについては同一の参照符号を付し、詳細な説明は割愛する。
第2実施の形態に係るHMD連携装置が利用されたHMD連携システムは、図1に示すHMD連携システム1と同様に、HMD連携装置として利用されるPC10と、PC10の各USB端子にUSBケーブル15を介して接続された管理用HMD20、HMD30、HMD40、及びHMD50から構成される。また、PC10の電気的構成は、図2で示したPC10の構成と同じであるが、ROM103には連携処理を行うためのプログラムは記憶されていない。代わりに、管理用HMD20にPC10が連携処理を行うための連携プログラム及び連携プログラムをPCにインストールするためのインストールプログラムが各々記憶されている。尚、HMD30、HMD40及びHMD50にも連携処理を行うための連携プログラムを記憶しておいても良い。
さらに、管理用HMD20の電気的構成は、図3に示す管理用HMD20の電気的構成と同じであるが、フラッシュメモリ204には連携履歴情報と、連携処理を行うための連携プログラム(正確には、連携プログラムをPCにインストールするためのインストールプログラムも含む)がそれぞれ記憶されている。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、連携プログラム(図5参照)を記憶していないPC10への連携プログラムのインストール処理について説明する。
初めに、管理用HMD20のCPU201は、PC10に接続されたか否かを判断する(S1)。管理用HMD20がPC10に接続された場合には(S1:YES)、PC10から端末ID及び連携履歴情報の要求があったか否か判断する(S2)。尚、管理用HMD20がPC10に接続されない場合には(S1:NO)、S1に戻る。PC10から端末ID及び連携履歴情報の要求があった場合には(S2:YES)、PC10では、連携プログラムが起動されているので、新たに連携プログラムをインストールする必要がないので、処理を終了する。また、PC10から端末ID及び連携履歴情報の要求が無い場合には(S2:NO)、PC10には、連携プログラムが起動されていないので、管理用HMD20からPC10のHDD107へ連携プログラムをPCにインストールするためのインストールプログラムを記憶させ(S3)、PC10では、当該インストールプログラムを起動して管理用HMD20のフラッシュメモリ204から連携プログラムをインストールして、当該連携プログラムを起動する(S3)。その後、S2の判断処理に戻るが、PC10で既に連携プログラムが起動されているので、PC10から端末ID及び連携履歴情報の要求があるので(S2:YES)、処理を終了し、図5に示す連携処理1が実行される。
以上のように、第2実施の形態では、連携プログラムが記憶されているHMDが連携プログラムを持たない装置の接続部に接続されると、連携プログラムが該HMDからインストールされることによって取得され、連携処理がなされる。これにより、予め連携プログラムをもったHMD連携装置がないような所、例えば、出張先などでも、連携プログラムを持っていないPC等をHMD連携装置として利用できる。また、HMD連携装置の記憶部に連携プログラムを記憶させておく必要がないので、該記憶部のメモリを節約することができる。
なお、第1実施の形態及び第2実施の形態では、PCをHMD連携装置として利用した。しかし、これには限定されず、例えば図8に示すようにHMD60の制御装置200が連携プログラムを実行するブロック(回路)を内蔵していてHMD連携装置としても動作するようにしても良い。HMD60(制御装置200)は、多くのHMDを接続できる構造にすると小型化が図れないので、USBハブ65を介してHMD30、HMD40、及びHMD50と接続するようにしてもよい。
尚、図5のステップS11を実行するCPU101は「識別情報取得手段」の一例であり、図5のステップS13を実行するCPU101は「接続判断手段」に一例である。また、図5のステップS15を実行するCPU100は「連携履歴情報取得手段」の一例であり、図5のステップS17を実行するCPU101は「連携判断手段」の一例である。また、図5に示すステップS19を実行するCPU101は「連携表示情報送信手段」の一例である。
さらに、図5のステップS26を実行するCPU101は「連携履歴情報送信手段」に相当し、図5のステップS23を実行するCPU101は「削除受付手段」に相当する。さらに、図5のステップS24を実行するCPU101は「連携情報更新手段」に相当する。図5のステップS51を実行するCPU101は「連携情報作成手段」に相当する。図3に示すフラッシュメモリ204が「記憶部」に相当する。
なお、これまでの実施の形態では、HMD20〜50の投影装置210を液晶表示部212を利用したものとしたが、これには限定されず、例えば、画像信号に応じた強度の光を2次元方向に走査して画像を形成し、網膜上に投影することで画像表示を行う網膜走査ディスプレイとしても良い。
1 HMD連携システム
10 PC
15 USBケーブル
20 管理用HMD
30、40、50 HMD
101 CPU
103 ROM
105 RAM
107 HDD
113 キーボード
140 USBI/F
204 フラッシュメモリ
210 投影装置
200 制御装置

Claims (10)

  1. 複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させるヘッドマウントディスプレイ連携装置であって、
    個別の識別情報を有する前記複数のヘッドマウントディスプレイが各々接続される複数の接続部と、
    前記接続部に接続された前記複数のヘッドマウントディスプレイから、前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々を一意に識別するために前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報を前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置より受信して記憶部に記憶している第一ヘッドマウントディスプレイが前記接続部に接続されたか否かを判断する接続判断手段と、
    前記接続判断手段によって前記接続部に前記第一ヘッドマウントディスプレイが接続されたと判断されると、前記第一ヘッドマウントディスプレイの記憶部から前記連携履歴情報を取得する連携履歴情報取得手段と、
    少なくとも前記連携履歴情報を記憶する連携情報記憶手段と、
    前記連携情報記憶手段に記憶された前記連携履歴情報に記されている各ヘッドマウントディスプレイの識別情報と、前記識別情報取得手段によって取得された前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報とが全て一致するか否かを判断する連携判断手段と、
    前記連携判断手段によって全ての前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報が一致すると判断された場合、前記各ヘッドマウントディスプレイに表示するための情報である連携表示情報を前記各ヘッドマウントディスプレイに送信し連携を行う連携表示情報送信手段と、
    前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を変更または最新の情報に更新する連携情報更新手段と、
    前記複数のヘッドマウントディスプレイの前記連携の終了時に、前記連携情報更新手段で変更または更新され、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を前記第一ヘッドマウントディスプレイに送信する連携履歴情報送信手段と
    を備えたことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  2. 前記接続部に接続された複数のヘッドマウントディスプレイから、前記連携履歴情報取得手段が前記連携履歴情報を取得できない場合に、前記接続部に接続されている複数のヘッドマウントディスプレイの識別情報に基づいて新規の連携履歴情報を作成する連携情報作成手段を備え、
    前記連携履歴情報取得手段は、前記連携履歴情報作成手段が作成した新規の連携履歴情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  3. 前記連携履歴情報は、第一ヘッドマウントディスプレイを特定する第一HMD情報を含み、
    前記連携履歴情報送信手段は、前記連携の終了時に、前記第一HMD情報にて特定されるヘッドマウントディスプレイに連携履歴情報を送信するものであって、
    前記連携情報更新手段は、前記第一HMD情報を変更することで第一ヘッドマウントディスプレイを別のヘッドマウントディスプレイに変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  4. 前記連携情報更新手段は、前記連携履歴情報に記された複数のヘッドマウントディスプレイ以外の新たなヘッドマウントディスプレイが前記接続部へ接続された場合、当該新たなヘッドマウントディスプレイの前記識別情報を前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報に追加することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  5. 前記連携情報更新手段は、前記連携履歴情報に記された複数のヘッドマウントディスプレイのうち、いずれかのヘッドマウントディスプレーを連携不可とする場合、前記連携履歴情報から前記連携不可とするヘッドマウントディスプレイの前記識別情報を削除することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  6. 前記接続部に接続された複数のヘッドマウントディスプレイから、前記連携履歴情報取得手段が複数の連携履歴情報を取得できる場合であって、前記接続部に接続されている複数のヘッドマウントディスプレイの識別情報のうち複数の識別情報が、前記複数の連携履歴情報のそれぞれに含まれる場合、
    前記連携履歴情報取得手段は、其の複数の識別情報を含む連携履歴情報を取得し、
    前記連携情報更新手段は、其の複数の識別情報を含む連携履歴情報を合成し、1つの連携履歴情報として更新することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  7. 前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置を、前記複数のヘッドマウントディスプレイのうちのいずれかに備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  8. 複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させるヘッドマウントディスプレイの連携プログラムであって、
    前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々が複数の接続部に接続されると、前記接続部に接続された前記複数のヘッドマウントディスプレイから、前記複数のヘッドマウントディスプレイの各々を一意に識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報を前記ヘッドマウントディスプレイ連携装置より受信して記憶部に記憶している第一ヘッドマウントディスプレイが前記接続部に接続されたか否かを判断する接続判断ステップと、
    前記接続判断手段によって前記接続部に前記第一ヘッドマウントディスプレイが接続されたと判断されると、前記第一ヘッドマウントディスプレイの記憶部から前記連携履歴情報を取得する連携履歴情報取得ステップと、
    少なくとも前記連携履歴情報を記憶する連携履歴情報記憶ステップと、
    前記連携情報記憶手段に記憶された前記連携履歴情報に記されている各ヘッドマウントディスプレイの識別情報と、前記識別情報取得手段によって取得された前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報とが全て一致するか否かを判断する連携判断ステップと、
    前記連携判断ステップにおいて全ての前記各ヘッドマウントディスプレイの前記識別情報が一致すると判断された場合、前記各ヘッドマウントディスプレイに表示するための情報である連携表示情報を前記各ヘッドマウントディスプレイに送信し連携を行う連携表示情報送信ステップと、
    前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を変更または最新の情報に更新する連携情報更新ステップと、
    前記複数のヘッドマウントディスプレイの前記連携の終了時に、前記連携情報更新手段で更新され、前記連携情報記憶手段に記憶されている前記連携履歴情報を前記第一ヘッドマウントディスプレイに送信する連携履歴情報送信ステップと
    をコンピュータに実行させるためのヘッドマウントディスプレイの連携プログラム。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置の各手段の行う処理を当該ヘッドマウントディスプレイ連携装置のCPUに実行させる連携プログラムが前記第一ヘッドマウントディスプレイに記憶され、
    当該第一ヘッドマウントディスプレイから前記連携プログラムを取得する連携プログラム取得手段を備え、
    前記連携プログラム取得手段が取得した前記連携プログラムを前記CPUが実行することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ連携装置。
  10. 各種のデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部を備え、
    各ヘッドマウントディスプレイが連携を行う際の基となる情報である連携履歴情報とともに複数のヘッドマウントディスプレイに同時に同一のコンテンツを提供することにより前記複数のヘッドマウントディスプレイを連携させる連携プログラムを前記記憶部に記憶しており、
    さらにコンピュータに接続された時は、前記連携プログラムを前記コンピュータにインストールし実行させるインストールプログラムも前記記憶部に記憶していることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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