JP2012252298A - フィルムカートリッジ及び加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光沢処理装置6に対する着脱可能で、転写フィルム200への異物の付着を低減できる構成を低コストで実現する。
【解決手段】フィルムカートリッジ2を、それぞれ開口を有する引き出し容器201と巻き取り容器203とで構成する。引き出し容器201には引き出しロール202を、巻き取り容器203には巻き取りロール204をそれぞれ設け、開口を通じて両ロールに転写フィルム200の両端を固定している。フィルムカートリッジ2の非装着時には、両容器を結合して、転写フィルム200を両容器で覆う。装着状態では、蓋112に設けたフレーム152を両容器の間に挿入することにより、両容器を離間させ、転写フィルム200を露出させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィルムを介して記録材を加熱する装置に着脱自在なフィルムカートリッジ、及び、このようなフィルムカートリッジを備えた加熱装置に関する。
近年、印刷物に光沢処理を施すことによって視覚効果に富んだ印刷物を出力することが望まれている。例えば、画像の全面の光沢度を均一に高くすることにより、銀塩写真のような印刷物を出力することが望まれている。このため、ベルトを介して画像の全面を均一に加熱して、画像の光沢度を一様に高くして銀塩写真のような印刷物を出力する構成が開示されている(特許文献1参照)。
一方、画像の一部の光沢度を局所的に高くして光沢度の差により視認される視覚効果を付与した印刷物を出力することも望まれている。このような視覚効果は、例えば、ウォーターマーク、セキュリティマークと呼ばれる。
このような視覚効果は、特許文献1に記載されたような、ベルトを介して画像の全面を加熱する構成では得ることが難しい。即ち、特許文献1に記載された構成の場合、画像全体を加熱するため、画像の一部の光沢度を局所的に高くすることは難しい。
特開2007−86747号公報
上述のような視覚効果を得るために、本発明者らは、ベルトに比べて熱抵抗が小さいフィルムを介して、加熱手段であるサーマルヘッドで画像の一部を加熱することを考案した。しかしながら、熱抵抗の小さいフィルムは加熱されると変形してしまうため、フィルムを交換する必要があった。
ここで、フィルムをロール状に巻いたフィルムロールを単体で交換する方法が考えられる。しかしながら、フィルムの張架が煩雑であることに加え、フィルムやサーマルヘッドに埃などの異物が付着すると、異物が付着した部分の熱抵抗が大きくなり加熱不良が生じる恐れがある。
そこで、装着作業を容易にしながらフィルムやサーマルヘッドに異物が付着しないように、未使用のフィルムが引き出されるロールと加熱されたフィルムを巻き取るロールとの間にサーマルヘッドを配置した状態で一体化することが考えられる。しかし、サーマルヘッドごとカートリッジとして交換する構成では、コストアップやカートリッジの大型化を招いてしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、装置に対する着脱可能で、フィルムへの異物の付着を低減できる構成を低コストで実現すべく発明したものである。
本発明は、フィルムと、前記フィルムが引き出される引き出し部材と、前記フィルムを巻き取る巻き取り部材と、第1開口を有し、前記引き出し部材を収容する第1容器と、第2開口を有し、前記巻き取り部材を収容する第2容器と、を備え、前記フィルムが、前記引き出し部材から前記第1開口及び前記第2開口を通って前記巻き取り部材に巻き取られ、前記第1開口と前記第2開口との間の前記フィルムの片面に加熱手段を接触させて、前記フィルムの他面側に存在する記録材を加熱する加熱装置に着脱可能であり、前記加熱装置に装着されていない状態では、前記第1容器と前記第2容器とが結合して、前記第1容器及び前記第2容器により少なくとも前記フィルムの片面が覆われ、前記加熱装置に装着された状態では、前記第1容器と前記第2容器とが離間して、前記第1開口と前記第2開口との間で前記フィルムが露出する、ことを特徴とするフィルムカートリッジにある。
本発明によれば、加熱装置に装着されていない状態で少なくとも加熱手段が接触するフィルムの片面が、第1容器と第2容器とで覆われているため、フィルムへの異物の付着を低減できる。また、加熱装置に装着された状態で第1容器と第2容器とが離間してフィルムが露出するため、フィルムへの異物の付着を低減しつつ、装置への着脱が可能である。更に、加熱手段を一体化する必要がないため、コストを抑えられる。
本発明の第1の実施形態に係る加熱装置である光沢処理装置を備えた画像形成装置の概略構成断面図。 巻き取り容器と引き出し容器とのうちの一方の容器を他方の容器と対向する側から見た平面図。 第1の実施形態に係る結合状態のフィルムカートリッジの概略構成断面図。 フィルムカートリッジを光沢処理装置に装着した直後の概略構成断面図。 巻き取り容器と引き出し容器とを結合したフィルムカートリッジを光沢処理装置に装着した状態を、フィルムカートリッジの端面側から見た図。 光沢処理装置に装着したフィルムカートリッジの巻き取り容器と引き出し容器とを離間した状態を、フィルムカートリッジの端面側から見た図。 同じく、一部を省略して示す斜視図。 光沢処理装置の枠体と蓋との接続部を示す構成図。 光沢処理装置の使用時の状態を、フィルムカートリッジの幅方向中間部で切断して示す断面図。 図6に示す図に駆動部品を加えた構成図。 フィルムカートリッジが光沢処理装置に装着されてから使用状態になるまでの流れを、フィルムカートリッジの端面側から見た図。 フィルムカートリッジを光沢処理装置から取り出す状態を、フィルムカートリッジの端面側から見た図。 本発明の第2の実施形態に係るフィルムカートリッジの巻き取り容器と引き出し容器とを離間させる直前の状態を、フィルムカートリッジの端面側から見た図。 本発明の第3の実施形態に係るフィルムカートリッジの巻き取り容器と引き出し容器とを離間させる直前の状態を、フィルムカートリッジの端面側から見た図。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図12を用いて説明する。まず、加熱装置である光沢処理装置を備えた画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置の全体構成]
画像形成装置本体1は、上部に画像形成部3と、下部に記録材搬送部4とをそれぞれ備える。画像形成部3は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の各色のステーションを有する。各ステーションは、それぞれ、像担持体としての感光ドラム30、帯電手段である帯電器31、露光手段であるLEDユニット32、現像手段である現像器33、転写手段である1次転写ローラ35、清掃手段であるクリーナ36を有する。帯電器31は、感光ドラム30の表面を一様に帯電する。LEDユニット32は、帯電された感光ドラムの表面に静電潜像を形成する。現像器33は、感光ドラム30上の静電潜像を、例えば粒径5〜10μmのトナーによりトナー像として現像する。
1次転写ローラ35は、感光ドラム30上のトナー像を中間転写ベルト34に転写する。クリーナ36は、感光ドラム30上の残留トナーを除去する清掃手段である。また、画像形成部3は、中間転写ベルト34を有し、上述の各ステーションはこの中間転写ベルト34に沿って配置されている。中間転写ベルト34は、駆動ローラ37、2次転写内ローラ38、テンションローラ39によって張架されている。
次に、記録材搬送部4の構成を説明する。カセット40に納められた記録材Sは、給紙ローラ41及び分離ローラ対42によって1枚ずつ分離され、複数の搬送ローラ43によってレジストローラ対44へと搬送される。レジストローラ対の所まできた記録材は、中間転写ベルト34上のトナー像の位置とタイミングを合わせて搬送される。中間転写ベルト34上のトナー像は、転写手段である2次転写外ローラ46によって記録材S上に転写される。2次転写外ローラ46の下流には記録材Sを搬送する搬送ベルト、トナー像を記録材Sに定着させる定着器47があり、トナー像が定着した記録材Sは、搬送ローラ48によって、加熱装置である光沢処理装置6に搬送される。
光沢処理装置6に搬送された記録材Sは、搬送ローラ105によってプラテンローラ101と加熱手段であるサーマルヘッド102が対向している光沢処理部へ搬送される。サーマルヘッド102は、記録情報に応じて選択的に発熱し、転写フィルム200を介して記録材Sを押圧し加熱する。即ち、サーマルヘッド102の先端が転写フィルム200の片面(図1の上面)に接触し、転写フィルム200の他面側(図1の下側)に存在する記録材を選択的に加熱する。これにより、記録材S上のトナー像の全部または一部が選択的に光沢処理され、ウォーターマークやセキュリティマークなどの視覚効果を得る。転写フィルム200は、テンションローラ103によって張力が制御され、分離ローラ104の部分で記録材Sから分離される。光沢処理された記録材Sは、排紙ローラ106によって排紙トレー49に排紙される。
[フィルムカートリッジ]
上述の転写フィルム200は、サーマルヘッド102により記録材を加熱するため、薄い可撓性部材により構成される。例えば、厚さ8〜9μm程度で、熱抵抗が1.7〜2.0℃/W程度、熱伝導率が0.8W/m・Kの樹脂フィルムとする。本実施形態では、ポリエチレンテレフタラート(PET)フィルムに離型コーティングを施したものを適用している。また、転写フィルム200及びサーマルヘッド102の幅(シート搬送方向に直交する方向、図1の表裏方向の長さ)は、例えば350mmとして、サイズがA3の記録紙にも対応できるようにしている。
また、転写フィルム200は、フィルムカートリッジ2に収容されている。フィルムカートリッジ2は、引き出しロール202、巻き取りロール204と、引き出し容器201と、巻き取り容器203とを備える。引き出しロール202は、未使用の転写フィルム200が巻かれ、使用時に転写フィルム200が引き出される引き出し部材である。巻き取りロール204は、使用済み(加熱後)の転写フィルム200を巻き取る巻き取り部材である。言い換えれば、転写フィルム200は、両端を引き出しロール202と巻き取りロール204とに固定され、両ロールの回転に伴い両ロール間を移動する。
図2及び図3に示すように、第1容器である引き出し容器201は、第1開口である引き出し側開口201mを有し、引き出しロール202を収容する。また、第2容器である巻き取り容器203は、第2開口である巻き取り側開口203mを有し、巻き取りロール204を収容する。また、引き出し容器201と巻き取り容器203の互いに対向する面の上部には、それぞれ上方に向かうほど互いに離れる方向に傾斜した傾斜面201n、203nが幅方向(図2の左右方向、図3の表裏方向)全体に亙って形成されている。なお、本明細書及び特許請求の範囲で幅方向と言った場合、シート搬送方向に直交する方向とする。
引き出し容器201と巻き取り容器203とは、図1に示すように、互いに離間した状態で光沢処理装置6に配置され、両容器の間にサーマルヘッド102が進入する。そして、引き出し側開口201mと巻き取り側開口203mとの間の転写フィルム200の片面にサーマルヘッド102を接触させて、転写フィルム200の他面側に存在する記録材を加熱する。また、引き出しロール202から引き出される転写フィルム200が、引き出し側開口201m及び巻き取り側開口203mを通って巻き取りロール204に巻き取られる。
このように構成されるフィルムカートリッジ2は、光沢処理装置6に着脱可能であり、光沢処理装置6に装着されていない状態では、図3に示すように、引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合している。そして、引き出し容器201及び巻き取り容器203により少なくとも転写フィルム200の片面が覆われている。なお、図示の例では、転写フィルム200全体が両容器に覆われ、転写フィルム200が外部に露出しないようしている。但し、例えば、両容器の一部が開口するなどして、転写フィルム200の他面の一部が露出していても良い。
また、フィルムカートリッジ2は、光沢処理装置6に装着された状態では、前述したように、引き出し容器201と巻き取り容器203とが離間して、引き出し側開口201mと巻き取り側開口203mとの間で転写フィルム200が露出する。そして、サーマルヘッド102により転写フィルム200を介して記録材を選択的に加熱可能としている。
より具体的に説明する。図2に示したように、引き出し容器201と巻き取り容器203とには、それぞれ開口201m、203mが形成されている。これら両開口は、図3に示すように、引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合した状態で互いに整合する位置に形成されている。また、引き出し側開口201mと巻き取り側開口203mとの少なくとも一方の開口の周囲には、弾性部材205又は206が設けられている。そして、図3に示すように、引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合した状態で、弾性部材205又は206が他方の開口の周囲と弾性的に当接して、引き出し側開口201mと巻き取り側開口203mとを密封している。
図示の例の場合、引き出し側開口201mの周囲に弾性部材205を、巻き取り側開口203mの周囲に弾性部材206を、それぞれ設けている。そして、両容器の結合状態で両弾性部材が互いに当接するようにしている。但し、一方の開口の周囲にのみ弾性部材を設け、他方の開口の周囲の弾性部材を省略して、一方の開口の弾性部材を他方の開口の周囲に直接当接させても良い。これにより、例えば、光沢処理装置6への非装着状態で、両容器が結合されたフィルムカートリッジ2を持ち運ぶ際などに、埃などの異物が容器内に侵入することをより確実に防止できる。このような弾性部材としては、密閉性の高いもの(例えばポリウレタンなど)が好ましい。
フィルムカートリッジ2は、図4に示すように、両容器が結合された状態で光沢処理装置6に装着される。即ち、フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着する際は、光沢処理装置6の上方に設けられた蓋112を開放する。すると、フィルムカートリッジ2を挿入するための着脱用開口126が露出する。そして、引き出し容器201と巻き取り容器203とが一体となった状態で、着脱用開口126から光沢処理装置6内部にフィルムカートリッジ2を挿入する。この際、引き出し容器201と巻き取り容器203とが、光沢処理装置6のカートリッジ台108及び110にそれぞれ載置されるようにする。
ここで、着脱用開口126の大きさは、フィルムカートリッジ2の着脱に必要な最低限の大きさとする。これは、埃などの異物が光沢処理装置6内部に入ることを極力防止するためである。カートリッジ台108、110は、それぞれレール109、111にレールに沿った移動自在に取り付けられている。このため、それぞれ図4の左右方向に移動可能である。
また、カートリッジ台108、110と光沢処理装置6の枠体6a(固定部分)との間には、それぞればね113、114を配置している。そして、カートリッジ台108とカートリッジ台110とが、互いに接近する方向に付勢している。これは、フィルムカートリッジ2を交換する際に、分離した状態の引き出し容器201と巻き取り容器203とを近付けて再び一体とするためである。なお、ばね113、114のばね係数の大きさは同一とすることが好ましいが、異なっていても構わない。
また、フィルムカートリッジ2は、上述のように、引き出し容器201と巻き取り容器203とを結合するために、図5に示すように、幅方向両端で互いに固定するようにしている。即ち、引き出し容器201と巻き取り容器203とのうちの一方の容器に先端が弾性的に揺動するフックを設け、このフックの先端を他方の容器に設けた段差に係合する。フックと段差との係合を外す場合には、フックを段差から退避する方向に揺動させる。本実施形態の場合、これらフックと段差とにより両容器を結合する結合手段を構成する。
図示の例では、引き出し容器201の幅方向両端のそれぞれに、上下方向両側から巻き取り容器203に向けて突出するようにフック201a、201bを設けている。また、巻き取り容器203の幅方向両端のそれぞれに、上下方向両側に段差203a、203bを設けている。そして、フック201a、201bを段差203a、203bと係合させることにより、引き出し容器201と巻き取り容器203とを結合している。そして、例えばユーザが、フィルムカートリッジ2を持ち運び中に、引き出し容器201と巻き取り容器203との距離が変化しないようになっている。
一方、光沢処理装置6の巻き取り容器203が載置されるカートリッジ台110には、上方に突出するようにピン110pを設けている。また、蓋112の片面の幅方向両端で、蓋112を閉めた状態で引き出し容器201と巻き取り容器203との間に位置する部分に、一対のフレーム152を突設している。また、このフレーム152の側面から蓋112を閉めた状態で下方に突出するようにピン152pを設けている。更に、フレーム152の先端部には、後述する図6に示すように、先端(後述する進入方向前方)に向かうほど間隔が狭くなる一対の側壁部152nを有する。
結合状態のフィルムカートリッジ2を、図4に示したように、光沢処理装置6に設置すると、図5に示すように、ピン110pが下側のフック201bの先端と当接して、先端が上側に移動するようにフック201bを弾性的に揺動させる。これにより、フック201bと段差203bとの係合が外れる。次いで、蓋112を閉める際に、ピン152pが上側のフック201aと当接して、先端が下側に移動するようにフック201aを弾性的に揺動させる。これにより、フック201aと段差203aとの係合が外れる。
なお、引き出し容器201と巻き取り容器203とで、フックと段差との位置関係を逆にした場合、下側のピンはカートリッジ台108側に形成する。また、上側と下側とでフックと段差とを設ける容器が異なっていても良い。更に、これらフック、段差、ピン、フレームの各部材は、光沢処理装置6の幅方向両端(設置状態で手前側と奥側と)にのみ設ける部材で、転写フィルム200には接触しない。言い換えれば、転写フィルム200から幅方向に外れた位置に設けている。
フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着する際には、上述のように、カートリッジ台110に巻き取り容器203が置かれることで、ピン110pがフック201bを押し上げ、フィルムカートリッジ2の下側の拘束が解除される。次に、光沢処理装置6に設けられた蓋112が開状態から閉状態に移動すると、フレーム152が、引き出し容器201と巻き取り容器203との傾斜面201n、203nに沿って容器間に割って入る。即ち、フレーム152は、引き出し容器201と巻き取り容器203との間に進入可能である。そして、ピン152pがフック201aを押し下げ、フィルムカートリッジ2の上側の拘束が解除される。したがって、本実施形態では、ピン110p、152pが、引き出し容器201と巻き取り容器203との結合を解除する解除手段に相当する。
これにより、図5に示した引き出し容器201と巻き取り容器203との結合は解除され、引き出し容器201と巻き取り容器203との距離が変化可能となる。フレーム152がさらに下方(進入方向前方)に移動すると、フレーム152が両容器の間に進入しつつ、フレーム152の一対の側壁部152nがフィルムカートリッジ2の傾斜面201n、203nにそれぞれ接触する。そして、更にフレーム152が下方に移動することにより、図6及び図7に示すように、引き出し容器201と巻き取り容器203とを互いに離れる方向に移動させ、両容器を離間させる。このとき、フレーム152が両容器の間に進入したままとなる。したがって、本実施形態では、フレーム152が、引き出し容器201と巻き取り容器203とを離間させる分離手段に相当する。
ここで、図8に示すように、フレーム152を設けた蓋112は、上下方向に移動可能に、光沢処理装置6の枠体6aに接続されている。即ち、蓋112は、ヒンジ部122aとレール122bとを介して光沢処理装置の枠体6aに接続されている。図4の蓋112が開いた状態から、図6の使用時の状態にする際には、まずヒンジ部122aによって蓋112を水平になるよう回転させる。その後、レール122bによって蓋112を鉛直下方に移動させる。
このように蓋112を閉めると、フレーム152の中間部が引き出し容器201と巻き取り容器203との間に進入し、光沢処理装置6の枠体6aに固定された突き当て部材120、121にカートリッジ台108、110がそれぞれ突き当たる。これにより、引き出し容器201と巻き取り容器203との位置が決められ、図6に示す使用状態にすることができる。また、この状態で、引き出し容器201と巻き取り容器203との間に転写フィルム200が露出する。
このように、転写フィルム200の使用前後で引き出し容器201と巻き取り容器203との距離が変化可能とすることで、フィルムカートリッジ2の持ち運びや積載の際に、省スペースを実現することができる。
上述のように、引き出し容器201と巻き取り容器203とが分離した状態で、図9に示すように、ヘッド支持フレーム151に取り付けられたサーマルヘッド102、テンションローラ103、分離ローラ104が両容器の間に配置される。ヘッド支持フレーム151は、蓋112の片面で、蓋112を閉めた状態で引き出し容器201と巻き取り容器203との間に位置する部分に突設されている。また、ヘッド支持フレーム151は、蓋112の幅方向両端に設けた一対のフレーム152の間に配置されている。
サーマルヘッド102は、ヘッド支持フレーム151の先端に固定されている。また、テンションローラ103、分離ローラ104は、サーマルヘッド102のシート搬送方向両側で、それぞれヘッド支持フレーム151に回転自在に支持されている。したがって、上述のように蓋112が閉まる際に、サーマルヘッド102、テンションローラ103、分離ローラ104が、引き出し容器201と巻き取り容器203とが分離する際に露出する転写フィルム200に接触する。
そして、蓋112が下方に移動するのに伴って、サーマルヘッド102、テンションローラ103、分離ローラ104が転写フィルム200を押して、転写フィルム200を引き出しロール202から引き出しつつ、所定位置に張架させる。即ち、テンションローラ103と分離ローラ104とで転写フィルム200を張架し、その間でサーマルヘッド102が転写フィルム200と接触する。また、この状態で、サーマルヘッド102が転写フィルム200を介してプラテンローラ101と対向する。
図10は、光沢処理装置6の使用時の駆動部品の構成図である。引き出しロール202及び巻き取りロール204は、それぞれ軸202s及び204sによって支持されている。軸202s、204sは、それぞれ引き出し容器201、巻き取り容器203に回転自在に支持され、その端部には、それぞれギア202g及び204gが固定されている。一方、光沢処理装置6には、トルクリミッタ123tに接続されたギア123、モータ(不図示)に接続されたギア124が設けられている。
フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着時に、フレーム152によって引き出し容器201と巻き取り容器203とが分離されるが、この時、ギア202gはギア123に、ギア204gはギア124にそれぞれ接近する。そして、図6に示した使用時の状態になった時に、図10に示すようにギア同士が噛み合い、引き出しロール202及び巻き取りロール204にそれぞれトルクが伝達可能となる。これにより、使用時には引き出しロール202は、トルクリミッタ123tによって一定の負荷が与えられて安定的に回転し、巻き取りロール204は、モータの駆動力が与えられて転写フィルム200を巻き取ることができる。
なお、上述の説明では、蓋112を閉める動作に伴い、引き出し容器201と巻き取り容器203とがそれぞれ移動して分離する構成としている。但し、両容器を分離させる構成はこれに限らず、片方の容器を固定して他方の容器のみを移動させるようにしても良い。例えば、フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着する際に、巻き取りロール204への転写フィルム200を巻き取るための駆動力を伝達可能に、巻き取り容器203を固定する。即ち、巻き取りロール204のギア204gとモータに接続されたギア124を噛合させる。この状態で、引き出し容器201を移動させることにより、引き出し容器201と巻き取り容器203とを離間させる。これにより、巻き取りロール204とモータとの駆動連結を確実に行える。
図11は、フィルムカートリッジ2が光沢処理装置6に装着されてから使用時の状態になるまでの流れをまとめた、光沢処理装置6手前側の構成図である(奥側は対称形状とする)。フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着した状態が図11(a)である。次に使用時の状態とするべく蓋112を下方へ移動させ引き出し容器201と巻き取り容器203とが分離される途中の状態が図11(b)である。使用時の状態が図11(c)である。
次に、フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6から取り出す場合について説明する。フィルムカートリッジ2の取り出し時は、上述の装着時とは逆の順番で蓋112を上方へ移動させる。即ち、フィルムカートリッジ2を取り出す際の流れは、上述の図11の流れとは逆の順序で、図11(c)、(b)、(a)となる。
蓋112と共にフレーム152が上方に移動すると、フレーム152の先端部分の一対の側壁部152nと、引き出し容器201と巻き取り容器203の傾斜面201n、203nとが接触する。カートリッジ台208と枠体6aとの間に付けられた圧縮ばね113、およびカートリッジ台110と枠体6aの間に付けられた圧縮ばね114によって、引き出し容器201と巻き取り容器203は互いが接近する方向に力を受けている。このため、図12に示すように、傾斜面201n、203nが一対の側壁部152nに沿うように、カートリッジ台108、110が互いに徐々に接近する。
蓋112を開けると、光沢処理装置6は図4の状態となって、引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合され、フィルムカートリッジ2が一体の状態となって光沢処理装置6ら取り出すことができる。このとき、図5に示したように、フック201a、201bと段差203a、203とが係合し、両容器が分離することを防止する。
なお、フィルムカートリッジ2の着脱を次のように行っても良い。即ち、フィルムカートリッジ2を取り外す時は、シート搬送方向上流の引き出しロール202を回転させ、装着する時は下流の巻き取りロール204を回転させる。具体的な手段としては、それぞれのロールを回転させるモータを設け、着脱時にそれぞれ回転させる。或いは、蓋112の開閉に連動してそれぞれのロールを回転させるように、例えば、ギア123、124と蓋112との間に動力伝達機構を設けても良い。
ここで、装着時に下流のロールを巻く理由は未使用のフィルムとサーマルヘッドが付くようにすることで、巻かれていないフィルムに少量の埃が付着してあったとしてもサーマルヘッドに埃が付かないようにできる。取り外し時に上流のロールを回転させる構成を採用するのは下流のロールばかりを回転させると、フィルム消費量が増大するからである。当然、埃の付着を低減することがよりこのましい場合には、取り外しに際しても下流側のロールを回転させても良い。
本実施形態によれば、光沢処理装置6に装着されていない状態で転写フィルム200が、引き出し容器201と巻き取り容器203とで覆われているため、転写フィルム200への異物の付着を低減できる。即ち、前述の図3に示すように、フィルムカートリッジ2は、非装着状態で引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合され、転写フィルム200が露出しないようしている。これにより、フィルムカートリッジ2の持ち運び時や着脱時には、転写フィルム200がフィルムカートリッジ2の内部に収容された状態であるため、転写フィルム200に埃などの異物が付着しにくい。異物を付着しにくくできれば、サーマルヘッド102による加熱不良が生じることを低減できる。
また、引き出し容器201と巻き取り容器203とが一体の状態となっているため、ユーザはフィルムカートリッジ2を両手で扱う必要が無く、例えば片手で容易に扱うことができるなど、取扱いや持ち運びが容易になる。
また、光沢処理装置6に装着された状態で引き出し容器201と巻き取り容器203とが離間して転写フィルム200が露出するため、転写フィルム200への異物の付着を低減しつつ、装置への着脱が可能である。即ち、前述の図4に示したように、フィルムカートリッジ2を光沢処理装置6に装着した直後は、まだ転写フィルム200が露出していない。そして、図5ないし図7に示したように、蓋112を閉める作業に伴って、引き出し容器201と巻き取り容器203とを離間させ、転写フィルム200が露出するようにしている。一方、フィルムカートリッジ2を取り出す際には、図12に示したように、蓋112を開ける作業に伴って、引き出し容器201と巻き取り容器203とを近づけて、転写フィルム200を両容器により覆っている。このため、フィルムカートリッジ2の着脱可能な構造で、転写フィルム200に異物が付着する機会を最小限にできる。
また、本実施形態の場合、蓋112の開閉に連動して、引き出し容器201と巻き取り容器203との離間及び結合を行えるため、着脱の作業性を良好にできる。更に、このように転写フィルム200に異物が付着することを防止するために、サーマルヘッド102をカートリッジに一体化する必要がないため、コストを抑えられる。
なお、少なくともサーマルヘッド102が接触する転写フィルム200の片面が、引き出し容器201と巻き取り容器203とで覆われていれば、異物の付着による加熱不良を低減できる。即ち、引き出し容器201と巻き取り容器203とが結合した状態で、転写フィルム200の他面が露出している場合、この他面に異物が付着する。そして、引き出し容器201と巻き取り容器203とを離間させながら装着する際に、例えば、プラテンローラ101に転写フィルム200の他面が接触して、異物がプラテンローラ101に付着する可能性がある。
但し、プラテンローラ101は記録材に接触する部分であり、サーマルヘッド102により加熱を行っている場合に、このプラテンローラ101に付着した異物が与える影響は殆どない。したがって、少なくとも転写フィルム200の片面が、引き出し容器201と巻き取り容器203とで覆われていれば良い。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図13を用いて説明する。本実施形態の場合、引き出し容器201と巻き取り容器203とが、結合手段であるテープ301によって一体となっている。テープ301は、フィルムカートリッジ2の幅方向両端にそれぞれ設けられ、両容器の幅方向両端同士を結合するようにしている。また、光沢処理装置側の幅方向両側に設けられた一対のフレーム152には、刃152bをそれぞれフレーム152の先端から突出するように設けている。即ち、第1の実施形態ピン152pの代わりに先端が尖った刃152bを設けている。
刃152bは、光沢処理装置の蓋を閉める際に、テープ301と接触して、このテープ301に亀裂を生じさせるための部材である。フィルムカートリッジ2を光沢処理装置に装着後、光沢処理装置を使用時の状態にする際は、フレーム152と共に刃152bが下方に移動することによってテープ301に亀裂が生じる。さらに下方に移動させることで、フレーム152が、引き出し容器201と巻き取り容器203の傾斜面201n、203nに沿って容器間に割って入る。そして、引き出し容器201と巻き取り容器203とが分離される力によって、テープ301は切断される。これによってフィルムカートリッジ2は分離され、前述の図6に示したような使用状態にすることができる。
なお、ユーザによってテープ301をはがしても良い。この場合、刃152bを省略できる。また、フィルムカートリッジ2を取り出す際は、第1の実施形態と同様に、図11(c)、(b)、(a)の順序で引き出し容器201と巻き取り容器203とが近付けられる。この後、ユーザがテープ301を貼り付けて、前述の図13に示したように、引き出し容器201と巻き取り容器203とを一体にした後、光沢処理装置6から取り出す。
本実施形態のようにテープ301を使用すれば、第1の実施形態のようなフック201a、201b、段差203a、203b、ピン152p、110pといった、結合のための部材、および結合を解除するための部材は不要である。このため、より低コスト化を図れる。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図14を用いて説明する。本実施形態の場合、引き出し容器201と巻き取り容器203とは、付勢手段であるばね302によって一体となっている。ばね302の両端部は、それぞれ引き出し容器201と巻き取り容器203とに接続されており、ばね302の引っ張り力によって引き出し容器201と巻き取り容器203とは、互いに近付く方向に力を受ける。即ち、ばね302により、引き出し容器201と巻き取り容器203とを結合させる方向に付勢している。このようなばね302は、フィルムカートリッジ2の幅方向両端にそれぞれ設けられ、両容器の幅方向両端同士を結合するようにしている。
フィルムカートリッジ2を光沢処理装置に装着後、光沢処理装置を使用時の状態にする際は、フレーム152が下方に移動することで、引き出し容器201と巻き取り容器203の傾斜面201n、203nに沿って容器間に割って入る。そして、引き出し容器201と巻き取り容器203とは離れる。これによってフィルムカートリッジ2は分離され、前述の図6に示した使用状態にすることができる。
フィルムカートリッジ2を取り出す際は、第1の実施形態と同様に、図11(c)、(b)、(a)の順序で引き出し容器201と巻き取り容器203とが近付けられる。そして、ばね302の付勢力により、図14に示したように引き出し容器2011と巻き取り容器203とを一体にした後、光沢処理装置から取り出す。
本実施形態では、ばね302によって引き出し容器201と巻き取り容器203とが互いに近付く方向に力を受けているので、前述の図1などに示したようなばね113、114は不要である。また、第1の実施形態のようなフック201a、201b、段差203a、203b、ピン152p、110pといった、結合のための部材、および結合を解除するための部材は不要である。このため、より低コスト化を図れる。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
1・・・画像形成装置本体、2・・・フィルムカートリッジ、6・・・光沢処理装置(加熱装置)、102・・・サーマルヘッド(加熱手段)、110p、152p・・・ピン(解除手段)、152・・・フレーム(分離手段)、152b・・・刃(解除手段)、200・・・転写フィルム(フィルム)、201・・・引き出し容器(第1容器)、201m・・・引き出し側開口(第1開口)、202・・・引き出しロール(引き出し部材)、203・・・巻き取り容器(第2容器)、203m・・・巻き取り側開口(第2開口)、204・・・巻き取りロール(巻き取り部材)、205、206・・・弾性部材、302・・・ばね(付勢手段)、S・・・記録材

Claims (7)

  1. フィルムと、
    前記フィルムが引き出される引き出し部材と、
    前記フィルムを巻き取る巻き取り部材と、
    第1開口を有し、前記引き出し部材を収容する第1容器と、
    第2開口を有し、前記巻き取り部材を収容する第2容器と、を備え、
    前記フィルムが、前記引き出し部材から前記第1開口及び前記第2開口を通って前記巻き取り部材に巻き取られ、
    前記第1開口と前記第2開口との間の前記フィルムの片面に加熱手段を接触させて、前記フィルムの他面側に存在する記録材を加熱する加熱装置に着脱可能であり、
    前記加熱装置に装着されていない状態では、前記第1容器と前記第2容器とが結合して、前記第1容器及び前記第2容器により少なくとも前記フィルムの片面が覆われ、
    前記加熱装置に装着された状態では、前記第1容器と前記第2容器とが離間して、前記第1開口と前記第2開口との間で前記フィルムが露出する、
    ことを特徴とするフィルムカートリッジ。
  2. 前記第1開口と前記第2開口との少なくとも一方の開口の周囲に設けられた弾性部材を有し、
    前記第1容器と前記第2容器とが結合した状態で、前記弾性部材が他方の開口の周囲と弾性的に当接して、前記第1開口と前記第2開口とが密封される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のフィルムカートリッジ。
  3. 前記第1容器と前記第2容器とを結合させる方向に付勢する付勢手段を有する、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のフィルムカートリッジ。
  4. フィルムを有するフィルムカートリッジと、
    前記フィルムを介して記録材を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記フィルムカートリッジを着脱可能な加熱装置であって、
    前記フィルムカートリッジが請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載のフィルムカートリッジである、
    ことを特徴とする加熱装置。
  5. 前記第1容器と前記第2容器との結合を解除する解除手段と、
    前記解除手段により結合を解除された前記第1容器と前記第2容器とを離間させる分離手段と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の加熱装置。
  6. 前記分離手段は、前記第1容器と前記第2容器との間に進入可能で、進入方向前方に向かうほど間隔が狭くなる一対の側壁部を有するフレームで、
    前記フレームが前記第1容器と前記第2容器との間に進入しつつ、前記一対の側壁部がそれぞれ前記第1容器と前記第2容器とに接触して、前記第1容器と前記第2容器とを離間させる、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の加熱装置。
  7. 前記フィルムカートリッジを前記加熱装置に装着する際に、前記巻き取り部材への前記フィルムを巻き取るための駆動力を伝達可能に前記第2容器が固定された状態で、前記第1容器を移動させることにより、前記第1容器と前記第2容器とを離間させる、
    ことを特徴とする、請求項4ないし6のうちの何れか1項に記載の加熱装置。
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