JP2012251528A - 多段遠心圧縮機 - Google Patents

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孝一 田中
Kenji Amano
賢二 天野
Hirofumi Azuma
洋文 東
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Abstract

【課題】多段遠心圧縮機において、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくす。
【解決手段】2段遠心圧縮機(2)は、複合インペラ(12)と、ケーシング(11)とを有している。複合インペラ(12)は、前段インペラ(13)と前段インペラ(13)によって圧縮された流体を圧縮するための後段インペラ(14)とが、両インペラ(13、14)のハブ(13a、14a)の背面同士で重ね合わされた形状を有している。ケーシング(11)は、その内部空間(9)に複合インペラ(12)を収容している。
【選択図】図2

Description

本発明は、多段遠心圧縮機に関する。
従来より、特許文献1(特開2009−185715号公報)や特許文献2(特開2001−271797号公報)に示すような、多段遠心圧縮機としての2段遠心圧縮機がある。この2段遠心圧縮機は、主として、前段インペラ及び前段ケーシング等からなる前段遠心圧縮機構と、後段インペラ及び後段ケーシング等からなる後段遠心圧縮機構とを有しており、両圧縮機構間に、モータや軸受が配置されている。
また、特許文献3(特開2009−221984号公報)に示す遠心圧縮機では、インペラのハブの背面とケーシングのシールプレートとの間の風損を低減するために、インペラのブレードの形状に工夫がなされている。具体的には、インペラのブレードのトレーリングエッジにおける内端の回転半径が外端の回転半径よりも短くなるように、トレーリングエッジが、インペラのハブの軸心に平行な方向に対して傾斜させるようにしている。
上記特許文献1、2に示すような多段遠心圧縮機では、前段及び後段遠心圧縮機構において、インペラのハブの背面とケーシングのシールプレートとの間の風損が生じる。
このため、前段及び後段遠心圧縮機構において、特許文献3のようなインペラのブレード形状の工夫を行うことが考えられる。すなわち、前段及び後段インペラにおいて、ブレードのトレーリングエッジにおける内端の回転半径が外端の回転半径よりも短くなるように、トレーリングエッジがハブの軸心に平行な方向に対して傾斜させることが考えられる。そして、このようなブレード形状を有するインペラを採用すれば、ハブの背面とシールプレートとの間の風損をある程度低減することができる。
しかし、このようなブレード形状を採用することは、ハブとブレードとの付け根の強度低下を生じさせるおそれがあるため、ブレード形状の工夫によって風損を低減させることには限界がある。また、インペラのブレード形状の工夫だけでは、ハブの背面とシールプレートとの間の風損自体をなくすことはできない。
一方、遠心圧縮機は、大型のヒートポンプ装置において、冷媒の圧縮機として使用されることがある。そして、このような大型のヒートポンプ装置においても、オゾン層破壊や温暖化等の環境問題を考慮して、冷媒として二酸化炭素を使用することが考えられる。
しかし、冷媒として二酸化炭素を使用するヒートポンプ装置において、多段遠心圧縮機を使用すると、冷媒としてフロン等を使用する場合に比べて、二酸化炭素では高速回転が要求され、また、二酸化炭素は密度が大きくなるため、ハブの背面とシールプレートとの間の風損が増大する傾向となることが予想される。
このため、冷媒の圧縮機として遠心圧縮機を使用する大型のヒートポンプ装置において、冷媒として二酸化炭素を使用する場合には、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損の増大が懸念される。
本発明の課題は、多段遠心圧縮機において、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことにある。
第1の観点にかかる多段遠心圧縮機は、複合インペラと、ケーシングとを有している。複合インペラは、前段インペラと前段インペラによって圧縮された流体を圧縮するための後段インペラとが、両インペラのハブの背面同士で重ね合わされた形状を有している。ケーシングには、前段インペラ用の前段吸込口及び前段吐出口と、後段インペラ用の後段吸込口及び後段吐出口と、前段吸込口、前段吐出口、後段吸込口及び後段吐出口に連通する内部空間と、が形成されている。そして、ケーシングは、その内部空間に複合インペラを収容している。
この多段遠心圧縮機では、上記のような複合インペラを有する構造を採用することによって、シールプレートを省略することができるため、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことができる。
第2の観点にかかる多段遠心圧縮機は、第1の観点にかかる遠心圧縮機において、複合インペラのハブの外周端面とこの外周端面に対向するケーシングの内面との間に、シール部が設けられている。
複合インペラがケーシングの内部空間に収容される構造では、ケーシングの後段側の空間から前段側の空間への流体の漏れがいくらか生じる。
これに対して、この多段遠心圧縮機では、シール部を設けるようにしているため、このような前後段間の流体の漏れを低減することができる。
第3の観点にかかる多段遠心圧縮機は、第1又は第2の観点にかかる多段遠心圧縮機において、流体が二酸化炭素である。
例えば、冷媒として二酸化炭素を使用するヒートポンプ装置において、多段遠心圧縮機を使用すると、冷媒としてフロン等を使用する場合に比べて、二酸化炭素では高速回転が要求され、また、二酸化炭素は密度が大きくなるため、ハブの背面とシールプレートとの間の風損が増大する傾向となる。
これに対して、この多段遠心圧縮機では、上記のように、シールプレートを省略することができるため、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことができ、フロン等を使用する場合に比べて、風損をなくすことによるメリットが大きくなる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、多段遠心圧縮機において、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことができる。
本発明にかかる多段遠心圧縮機としての2段遠心圧縮機が採用された第1実施形態のヒートポンプ装置の概略構成図である。 本発明にかかる2段遠心圧縮機の概略断面図である。 図2のシール部近傍を示す概略拡大断面図である。 本発明にかかる多段遠心圧縮機としての4段遠心圧縮機が採用された第2実施形態のヒートポンプ装置の概略構成図である。 本発明にかかる4段遠心圧縮機の概略断面図である。 本発明にかかる多段遠心圧縮機の他の実施形態を示す図であり、図3に相当する図である。
以下、本発明にかかる多段遠心圧縮機の実施形態について、図面に基づいて説明する。
(1)第1実施形態
<ヒートポンプ装置の全体構成>
図1は、本発明にかかる多段遠心圧縮機としての2段遠心圧縮機2が採用された第1実施形態のヒートポンプ装置1の概略構成図である。
ヒートポンプ装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルによって、空調や冷温水の生成を行う装置である。ヒートポンプ装置1は、主として、2段遠心圧縮機2と、放熱器3と、膨張機構4と、蒸発器5とを有しており、これらの機器が接続されることによって冷媒回路を構成している。ここでは、冷媒として二酸化炭素が使用されている。
2段遠心圧縮機2は、蒸発器5の出口に接続された吸入管6と、放熱器3の入口に接続された吐出管7とに接続されており、吸入管6から低圧の冷媒を吸入して2段圧縮した後に吐出管7に高圧の冷媒を吐出する遠心圧縮機である。
放熱器3は、2段遠心圧縮機2において圧縮された高圧の冷媒の放熱を行う熱交換器である。放熱器3における高圧の冷媒の放熱によって、室内空気を加熱して暖房を行ったり、水を加熱して温水を生成するようになっている。
膨張機構4は、放熱器3において放熱した高圧の冷媒を減圧する機構である。
蒸発器5は、膨張機構4において減圧された低圧の冷媒の蒸発を行う熱交換器である。蒸発器5における低圧の冷媒の蒸発によって、室内空気を冷却して冷房を行ったり、水を冷却して冷水を生成するようになっている。
このように、ヒートポンプ装置1は、冷媒として二酸化炭素を使用する蒸気圧縮式の冷凍サイクルによって、空調や冷温水の生成を行う装置であり、圧縮機として2段遠心圧縮機2を使用している。このため、冷媒としてフロン等を使用する場合に比べて、圧縮機の高速回転が要求され、また、冷媒の密度が大きくなっている。例えば、冷媒としてフロンの一種であるR134aと二酸化炭素とを同じ温度条件で比較する。ここでは、冷凍サイクルの凝縮温度及び蒸発温度を30℃及び−15℃とし、冷凍能力を100USRTと仮定して二段遠心圧縮機を設計する。そして、R134aを使用する場合には、冷凍サイクルの低圧が0.16MPa、そのときの冷媒密度が8.3kg/m、冷凍サイクルの高圧が0.77MPa、そのときの冷媒密度が36kg/m、回転数が約9000rpmとなる。これに対して、二酸化炭素を使用する場合には、冷凍サイクルの低圧が0.2.3MPa、そのときの冷媒密度が61kg/m、冷凍サイクルの高圧が7.2MPa、そのときの冷媒密度が149kg/m、回転数が約70000rpmとなる。
<2段遠心圧縮機の構成>
図2は、2段遠心圧縮機2の概略断面図である。図3は、図2のシール部15近傍を示す概略拡大断面図である。ここで、複合インペラ12及び回転軸52の回転中心O、回転軸線をO−Oとし、回転軸線O−Oに沿う方向を軸方向とする。また、複合インペラ12を構成するハブ13a、14aにおいて、ブレード13b、14bが形成されている面を前面とし、その反対側の面を背面とする。
2段遠心圧縮機2は、主として、圧縮機構10と、モータ50とを有している。
モータ50は、圧縮機構10を駆動するモータであり、主として、モータケーシング51と、回転軸52と、ロータ53と、ステータ54とを有している。
モータケーシング51の内部には、回転軸52、ロータ53及びステータ54を収容する空間が形成されている。
回転軸52は、モータケーシング51に固定された第1ラジアル軸受55及び第2ラジアル軸受56によって回転自在に支持されている。
回転軸52の軸方向一端(図2における左端)は、圧縮機構10側に突出している。回転軸52の軸方向他端(図2における右端)は、モータケーシング51に固定されるスラスト軸受57によって摺動可能に支持されている。
ロータ53は、第1ラジアル軸受55と第2ラジアル軸受56との軸方向間において、回転軸52と一体回転するように回転軸52に軸支されている。
ステータ54は、ロータ53の外周を囲むように設けられており、モータケーシング51に回転不能に支持されている。
圧縮機構10は、2段の遠心式の圧縮機構である。
圧縮機構10は、主として、圧縮機構ケーシング11と、複合インペラ12とを有している。
複合インペラ12は、主として、前段インペラとしての第1インペラ13と、後段インペラとしての第2インペラ14とを有している。
第1インペラ13は、主として、その前面(図2における左側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ13aと、ハブ13aの前面に配置された複数のブレード13bとを有している。
第2インペラ14は、主として、その前面(図2における右側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ14aと、ハブ14aの前面に配置された複数のブレード14bとを有している。
そして、複合インペラ12は、第1インペラ13と第2インペラ14とが、両インペラ13、14のハブ13a、14aの背面同士で重ね合わされた形状を有しており、回転軸52と一体回転するように回転軸52に軸支されている。複合インペラ12は、ハブ13a、14aの軸方向に延びる回転軸52回りに回転する。尚、ここで、複合インペラ12は、第1インペラ13のハブ13aと第2インペラ14のハブ14aとを背面で接合することによって構成されているが、これに限定されるものではなく、第1インペラ13と第2インペラ14とを一体に形成したものであってもよい。また、ハブ13aとハブ14aとは同じ外径を有しており、両者は径方向に段差なく繋がっている。
圧縮機構ケーシング11には、主として、前段吸込口及び前段吐出口としての第1吸込口11a及び第1吐出口11bと、後段吸込口及び後段吐出口としての第2吸込口21a及び第2吐出口21bと、内部空間9と、が形成されている。
第1吸込口11aは、圧縮機構ケーシング11の軸方向一端(図2における左端)に向かって開口しており、吸入管6に接続されている。
第1吐出口11bは、圧縮機構ケーシング11の周方向外方(図2における上方)に向かって開口しており、第2吸込口21aに連通する中間吐出流路18に接続されている。
第2吸込口21aは、圧縮機構ケーシング11の軸方向他端(図2における右端)に向かって開口しており、中間吐出流路18に接続されている。
第2吐出口21bは、圧縮機構ケーシング11の周方向外端(図2における上端)に向かって開口しており、吐出管7に接続されている。
内部空間9は、複合インペラ12を回転自在に収容しており、主として、第1前面壁11cと、外周壁11dと、第2前面壁21cと、第1スクロール壁11eと、第2スクロール壁21eとによって形成されている。第1前面壁11cは、複合インペラ12の軸方向一方側(図2における左側)に配置された第1インペラ13側の面に対向しており、第1吸込口11aに繋がっている。外周壁11dは、複合インペラ12の外周端面(すなわち、ハブ13a、14aの外周端面)に対向している。第2前面壁21cは、複合インペラ12の軸方向他方側(図2における右側)に配置された第2インペラ14側の面に対向しており、第2吸込口21aに繋がっている。第1スクロール壁11eは、第1前面壁11c及び外周壁11dのさらに外周側を囲むように配置されており、第1吐出口11bに繋がっている。第2スクロール壁21eは、第2前面壁21c及び外周壁11dのさらに外周側を囲むように配置されており、第2吐出口21bに繋がっている。内部空間9は、これらの壁11c、11d、11e、21c、21eによって形成されている。そして、内部空間9は、第1吸込口11a、第1吐出口11b、第2吸込口21a及び第2吐出口21bに連通している。そして、圧縮機構ケーシング11は、その内部空間9に複合インペラ12を収容している。これにより、圧縮機構ケーシング11の内部空間9は、第1吸込口11a及び第1吐出口11bに対応する第1インペラ13側の空間9aと、第2吸込口21a及び第2吐出口21bに対応する第2インペラ14側の空間9bと、に分割されている。
また、複合インペラ12のハブ13a、14aの外周端面とこの外周端面に対向する圧縮機構ケーシング11の内面(ここでは、外周壁11d)との間には、シール部15が設けられている。シール部15は、複数の溝によって構成されるラビリンスシールからなる。尚、ここでは、ラビリンスシールを構成する溝が、ハブ13a、14aの外周端面及び外周壁11dの両方に設けられているが、いずれか一方に設けるようにしてもよい。
この2段遠心圧縮機2では、モータ50の回転動力によって圧縮機構10を駆動する。そして、2段遠心圧縮機2では、吸入管6から流体としての低圧の冷媒を空間9aに吸入して、第1インペラ13によって圧縮して中間吐出流路18に中間圧の冷媒を吐出する。そして、2段遠心圧縮機2では、中間吐出流路18から中間圧の冷媒を空間9bに吸入して、第2インペラ14によって圧縮して吐出管7に高圧の冷媒を吐出するようになっている。
そして、この2段遠心圧縮機2では、上記のような複合インペラ12を有する構造を採用することによって、従来の2段遠心圧縮機において設けられていたシールプレートを省略することができる。このため、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことができる。ここでは、特に、冷媒として二酸化炭素を使用しており、従来のシールプレートを有する2段遠心圧縮機の構造では、上記のように、高速回転が要求され、また、冷媒密度が大きくなることから、ハブの背面とシールプレートとの間の風損が増大する傾向となるところ、風損をなくすことによるメリットが大きくなっている。
しかも、このような複合インペラ12が圧縮機構ケーシング11の内部空間9に収容される構造では、圧縮機構ケーシング11の後段側の空間9bから前段側の空間9aへの流体としての冷媒の漏れがいくらか生じるところ、この2段遠心圧縮機2では、シール部15を設けるようにしているため、このような前後段間の冷媒の漏れを低減することができるようになっている。また、ここでは、ハブ13aとハブ14aとが同じ外径を有することで両者が径方向に段差なく繋がっているため、シール部15を構成する溝をハブ13a及びハブ14aに容易に形成することができる。さらに、ハブ13aとハブ14aとが径方向に段差なく繋がっていることでハブ13a及びハブ14aに対向する外周壁11dについても径方向に段差のないものにすることができるため、シール部15を構成する溝を外周壁11dに容易に形成することができる。
(2)第2実施形態
<ヒートポンプ装置の全体構成>
図4は、本発明にかかる遠心圧縮機としての4段遠心圧縮機102が採用された第2実施形態のヒートポンプ装置101の概略構成図である。
ヒートポンプ装置101は、第1実施形態のヒートポンプ装置1と同様に、蒸気圧縮式の冷凍サイクルによって、空調や冷温水の生成を行う装置である。ヒートポンプ装置101は、主として、4段遠心圧縮機102と、放熱器3と、膨張機構4と、蒸発器5とを有しており、これらの機器が接続されることによって冷媒回路を構成している。ここでは、冷媒として二酸化炭素が使用されている。尚、ヒートポンプ装置101は、2段遠心圧縮機2に代えて4段遠心圧縮機102を使用する点を除いては、第1実施形態のヒートポンプ装置1と同様の構成であるため、4段遠心圧縮機102を除く構成についての説明を省略する。
<4段遠心圧縮機の構成>
図5は、4段遠心圧縮機102の概略断面図である。ここで、複合インペラ112、132及び回転軸152の回転中心O、回転軸線をO−Oとし、回転軸線O−Oに沿う方向を軸方向とする。また、複合インペラ112、132を構成するハブ113a、114a、133a、134aにおいて、ブレード113b、114b、133b、134bが形成されている面を前面とし、その反対側の面を背面とする。
4段遠心圧縮機102は、主として、第1圧縮機構110と、第2圧縮機構130と、モータ150とを有している。
モータ150は、圧縮機構110、130を駆動するモータであり、主として、モータケーシング151と、回転軸152と、ロータ53と、ステータ54とを有している。
モータケーシング151の内部には、回転軸152、ロータ53及びステータ54を収容する空間が形成されている。ロータ53及びステータ54は、第1実施形態の2段遠心圧縮機2のロータ53及びステータ54と同様であるため、ここでは説明を省略する。
回転軸152は、第1実施形態の2段遠心圧縮機2と同様に、モータケーシング151に固定された第1ラジアル軸受55及び第2ラジアル軸受56によって回転自在に支持されている。
回転軸152の軸方向一端(図5における左端)は、第1圧縮機構110側に突出している。回転軸152の軸方向他端(図5における右端)は、第2圧縮機構130側に突出している。回転軸152の第2ラジアル軸受56の軸方向他端側の部分には、円板状のホイール部152aが設けられている。ホイール部152aは、モータケーシング151に固定されるスラスト軸受157によって摺動可能に支持されている。
第1圧縮機構110及び第2圧縮機構130は、第1圧縮機構110を第1段及び第2段とし、第2圧縮機構130を第3段及び第4段とする4段の遠心式の圧縮機構である。
第1圧縮機構110は、主として、第1圧縮機構ケーシング111と、第1複合インペラ112とを有している。
第1複合インペラ112は、主として、前段インペラとしての第1インペラ113と、後段インペラとしての第2インペラ114とを有している。
第1インペラ113は、主として、その前面(図5における左側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ113aと、ハブ113aの前面に配置された複数のブレード113bとを有している。
第2インペラ114は、主として、その前面(図5における右側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ114aと、ハブ114aの前面に配置された複数のブレード114bとを有している。
そして、第1複合インペラ112は、第1インペラ113と第2インペラ114とが、両インペラ113、114のハブ113a、114aの背面同士で重ね合わされた形状を有しており、回転軸152と一体回転するように回転軸152に軸支されている。複合インペラ112は、ハブ113a、114aの軸方向に延びる回転軸152回りに回転する。尚、ここで、第1複合インペラ112は、第1インペラ113のハブ113aと第2インペラ114のハブ114aとを背面で接合することによって構成されているが、これに限定されるものではなく、第1インペラ113と第2インペラ114とを一体に形成したものであってもよい。また、ここでは、ハブ113aとハブ114aとは同じ外径を有しており、両者は径方向に段差なく繋がっている。
第1圧縮機構ケーシング111には、主として、前段吸込口及び前段吐出口としての第1吸込口111a及び第1吐出口111bと、後段吸込口及び後段吐出口としての第2吸込口121a及び第2吐出口121bと、第1内部空間119と、が形成されている。
第1吸込口111aは、第1圧縮機構ケーシング111の軸方向一端(図5における左端)に向かって開口しており、吸入管6に接続されている。
第1吐出口111bは、第1圧縮機構ケーシング111の周方向外方(図5における上方)に向かって開口しており、第2吸込口121aに連通する第1中間吐出流路118に接続されている。
第2吸込口121aは、第1圧縮機構ケーシング111の軸方向他端(図5における右端)に向かって開口しており、中間吐出流路118に接続されている。
第2吐出口121bは、第1圧縮機構ケーシング111の周方向外端(図5における上端)に向かって開口しており、第2中間吐出管108(図4参照)に接続されている。
第1内部空間119は、第1複合インペラ112を回転自在に収容しており、主として、第1前面壁111cと、外周壁111dと、第2前面壁121cと、第1スクロール壁111eと、第2スクロール壁121eとによって形成されている。第1前面壁111cは、第1複合インペラ112の軸方向一方側(図5における左側)に配置された第1インペラ113側の面に対向しており、第1吸込口111aに繋がっている。外周壁111dは、第1複合インペラ112の外周端面(すなわち、ハブ113a、114aの外周端面)に対向している。第2前面壁121cは、第1複合インペラ112の軸方向他方側(図5における右側)に配置された第2インペラ114側の面に対向しており、第2吸込口121aに繋がっている。第1スクロール壁111eは、第1前面壁111c及び外周壁111dのさらに外周側を囲むように配置されており、第1吐出口111bに繋がっている。第2スクロール壁121eは、第2前面壁121c及び外周壁111dのさらに外周側を囲むように配置されており、第2吐出口121bに繋がっている。第1内部空間119は、これらの壁111c、111d、111e、121c、121eによって形成されている。そして、第1内部空間119は、第1吸込口111a、第1吐出口111b、第2吸込口121a及び第2吐出口121bに連通している。そして、第1圧縮機構ケーシング111は、その第1内部空間119に第1複合インペラ112を収容している。これにより、第1圧縮機構ケーシング111の第1内部空間119は、第1吸込口111a及び第1吐出口111bに対応する第1インペラ113側の空間119aと、第2吸込口121a及び第2吐出口121bに対応する第2インペラ114側の空間119bと、に分割されている。
また、第1複合インペラ112のハブ113a、114aの外周端面とこの外周端面に対向する第1圧縮機構ケーシング111の内面(ここでは、外周壁111d)との間には、第1シール部115が設けられている。第1シール部115は、第1実施形態のシール部15(図3参照)と同様に、複数の溝によって構成されるラビリンスシールからなる。尚、ここでは、ラビリンスシールを構成する溝が、第1実施形態のシール部15(図3参照)と同様に、ハブ113a、114aの外周端面及び外周壁111dの両方に設けられているが、いずれか一方に設けるようにしてもよい。
第2圧縮機構130は、主として、第2圧縮機構ケーシング131と、第2複合インペラ132とを有している。
第2複合インペラ132は、主として、前段インペラとしての第3インペラ133と、後段インペラとしての第4インペラ134とを有している。
第3インペラ133は、主として、その前面(図5における右側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ133aと、ハブ133aの前面に配置された複数のブレード133bとを有している。
第4インペラ134は、主として、その前面(図5における左側の面)から背面に向かって拡径する略円錐形状を有するハブ134aと、ハブ134aの前面に配置された複数のブレード134bとを有している。
そして、第2複合インペラ132は、第3インペラ133と第4インペラ134とが、両インペラ133、134のハブ133a、134aの背面同士で重ね合わされた形状を有しており、回転軸152と一体回転するように回転軸152に軸支されている。第2複合インペラ132は、ハブ133a、134aの軸方向に延びる回転軸152回りに回転する。尚、ここで、第2複合インペラ132は、第3インペラ133のハブ133aと第4インペラ134のハブ134aとを背面で接合することによって構成されているが、これに限定されるものではなく、第3インペラ133と第4インペラ134とを一体に形成したものであってもよい。また、ここでは、ハブ133aとハブ134aとは同じ外径を有しており、両者は径方向に段差なく繋がっている。
第2圧縮機構ケーシング131には、主として、前段吸込口及び前段吐出口としての第3吸込口131a及び第3吐出口131bと、後段吸込口及び後段吐出口としての第4吸込口141a及び第4吐出口141bと、第2内部空間139と、が形成されている。
第3吸込口131aは、第2圧縮機構ケーシング131の軸方向一端(図5における右端)に向かって開口しており、第2中間吐出管108(図4参照)に接続されている。
第3吐出口131bは、第2圧縮機構ケーシング131の周方向外方(図5における上方)に向かって開口しており、第4吸込口141aに連通する第3中間吐出流路138に接続されている。
第4吸込口141aは、第2圧縮機構ケーシング131の軸方向他端(図5における左端)に向かって開口しており、第3中間吐出流路138に接続されている。
第4吐出口141bは、第2圧縮機構ケーシング131の周方向外端(図5における上端)に向かって開口しており、吐出管7に接続されている。
第2内部空間139は、第2複合インペラ132を回転自在に収容しており、主として、第3前面壁131cと、外周壁131dと、第4前面壁141cと、第3スクロール壁131eと、第4スクロール壁141eとによって形成されている。第3前面壁131cは、第2複合インペラ132の軸方向一方側(図5における右側)に配置された第3インペラ133側の面に対向しており、第3吸込口131aに繋がっている。外周壁131dは、第2複合インペラ132の外周端面(すなわち、ハブ133a、134aの外周端面)に対向している。第4前面壁141cは、第2複合インペラ132の軸方向他方側(図5における左側)に配置された第4インペラ134側の面に対向しており、第4吸込口141aに繋がっている。第3スクロール壁131eは、第3前面壁131c及び外周壁131dのさらに外周側を囲むように配置されており、第3吐出口131bに繋がっている。第4スクロール壁141eは、第4前面壁141c及び外周壁131dのさらに外周側を囲むように配置されており、第4吐出口141bに繋がっている。第2内部空間139は、これらの壁131c、131d、131e、141c、141eによって形成されている。そして、第2内部空間139は、第3吸込口131a、第3吐出口131b、第4吸込口141a及び第4吐出口141bに連通している。そして、第2圧縮機構ケーシング131は、その第2内部空間139に第2複合インペラ132を収容している。これにより、第2圧縮機構ケーシング131の第2内部空間139は、第1吸込口131a及び第1吐出口131bに対応する第3インペラ133側の空間139aと、第4吸込口141a及び第4吐出口141bに対応する第4インペラ134側の空間139bと、に分割されている。
また、第2複合インペラ132のハブ133a、134aの外周端面とこの外周端面に対向する第2圧縮機構ケーシング131の内面(ここでは、外周壁131d)との間には、第2シール部135が設けられている。第2シール部135は、第1実施形態のシール部15(図3参照)と同様に、複数の溝によって構成されるラビリンスシールからなる。尚、ここでは、ラビリンスシールを構成する溝が、第1実施形態のシール部15(図3参照)と同様に、ハブ133a、134aの外周端面及び外周壁131dの両方に設けられているが、いずれか一方に設けるようにしてもよい。
この4段遠心圧縮機102では、モータ150の回転動力によって第1及び第2圧縮機構110、130を駆動する。そして、4段遠心圧縮機102では、吸入管6から流体としての低圧の冷媒を空間119aに吸入して、第1インペラ113によって圧縮して第1中間吐出流路118に第1の中間圧の冷媒を吐出する。そして、4段遠心圧縮機102では、第1中間吐出流路118から第1の中間圧の冷媒を空間119bに吸入して、第2インペラ114によって圧縮して第2中間吐出管108に第1の中間圧よりも高い第2の中間圧の冷媒を吐出する。そして、4段遠心圧縮機102では、第2中間吐出管108から第2の中間圧の冷媒を空間139aに吸入して、第3インペラ134によって圧縮して第3中間吐出流路138に第2の中間圧よりも高い第3の中間圧の冷媒を吐出する。そして、4段遠心圧縮機102では、第3中間吐出流路138から第3の中間圧の冷媒を空間139bに吸入して、第4インペラ134によって圧縮して吐出管7に高圧の冷媒を吐出するようになっている。
そして、この4段遠心圧縮機102では、上記のような複合インペラ112、132を有する構造を採用することによって、第1実施形態の2段遠心圧縮機2と同様に、シールプレートを省略することができ、インペラのハブの背面とシールプレートとの間の風損をなくすことができる。
しかも、このような複合インペラ112、132が圧縮機構ケーシング111、131の内部空間119、139に収容される構造では、圧縮機構ケーシング111、131の後段側の空間119b、139bから前段側の空間119a、139aへの流体としての冷媒の漏れがいくらか生じるところ、この4段遠心圧縮機102では、シール部115、135を設けるようにしているため、第1実施形態の2段遠心圧縮機2と同様に、このような前後段間の冷媒の漏れを低減することができるようになっている。また、ここでは、ハブ113a、133aとハブ114a、134aとが同じ外径を有することで両者が径方向に段差なく繋がっているため、第1実施形態の2段遠心圧縮機2と同様に、シール部115、135を構成する溝を、ハブ113a、133aやハブ114a、134a、外周壁111d、131dに容易に形成することができる。
(3)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
<A>
上記実施形態のヒートポンプ装置では、圧縮機構の複合インペラがモータの回転軸に直結されており、複合インペラがモータと同じ回転数で回転駆動される構成を採用している。しかし、このような構成に限定されるものではなく、複合インペラを高速回転させる場合には、複合インペラとモータとの間に増速機を介在させて、複合インペラがモータの回転数よりも高速で回転駆動する構成を採用してもよい。
<B>
上記実施形態のヒートポンプ装置では、暖房や温水生成、又は、冷房や冷水生成を行う冷媒回路の構成を採用しているが、冷暖房(冷温水生成)の切換運転可能な冷媒回路の構成や、冷暖房(冷温水生成)同時運転が可能な冷媒回路の構成を採用してもよい。
<C>
上記実施形態のヒートポンプ装置では、2段遠心圧縮機や4段遠心圧縮機の各段間が中間吐出管や中間吐出流路によって直接接続された構成を採用している。しかし、このような構成に限定されるものではなく、各段間に中間冷却器を設けたり、冷媒回路にエコノマイザ及びインジェクション管を設けることによって、各段間の冷媒を冷却する構成を採用してもよい。
<D>
上記実施形態のヒートポンプ装置に採用されている2段遠心圧縮機や4段遠心圧縮機では、各複合インペラを構成する前段インペラのハブ外径及びブレード外径と後段インペラのハブ外径及びブレード外径が同じになっている(図2、3、5参照)。しかし、前段インペラのブレード外径と後段インペラのブレード外径とが異なる設計がなされる場合もあり得る。例えば、第1実施形態の2段遠心圧縮機2において、図6に示すように、前段インペラとしての第1インペラ13のブレード13bの外径と、後段インペラとしての第2インペラ14のブレード14bの外径とが異なるように設計され、その結果、両ブレード13b、14b間に半径差Δrが生じる場合がある。このような場合であっても、第1インペラ13のハブ13a及び第2インペラ14のハブ14aについては、外径を同じにして、図6に示すように、シール部15を容易に形成できるようにするために、両者が径方向に段差なく繋がるようにすることが好ましい。また、ここでは図示を省略するが、第2実施形態の4段遠心圧縮機102の複合インペラ112、132においても、ブレード113b、133b間、及び/又は、ブレード114b、134b間に半径差が生じた場合であっても、ハブ113a、133aの外径を同じにし、及び/又は、ハブ114a、134aの外径を同じにすることが好ましい。
本発明は、多段遠心圧縮機に対して、広く適用可能である。
2、102 多段遠心圧縮機
9、119、139 内部空間
11、111、131 圧縮機ケーシング
11a、111a、131a 前段吸込口
11b、111b、131b 前段吐出口
12、112、132 複合インペラ
13、113、133 前段インペラ
13a、14a、113a、114a、133a、134a ハブ
14、114、134 後段インペラ
15、115、135 シール部
21a、121a、141a 後段吸込口
21b、121b、141b 後段吐出口
特開2009−185715号公報 特開2001−271797号公報 特開2009−221984号公報

Claims (3)

  1. 前段インペラ(13、113、133)と前記前段インペラによって圧縮された流体を圧縮するための後段インペラ(14、114、134)とが、前記両インペラのハブ(13a、14a、113a、114a、133a、134a)の背面同士で重ね合わされた形状を有する複合インペラ(12、112、132)と、
    前記前段インペラ用の前段吸込口(11a、111a、131a)及び前段吐出口(11b、111b、131b)と、前記後段インペラ用の後段吸込口(21a、121a、141a)及び後段吐出口(21b、121b、141b)と、前記前段吸込口、前記前段吐出口、前記後段吸込口及び前記後段吐出口に連通する内部空間(9、119、139)と、が形成されており、前記内部空間に前記複合インペラを収容するケーシング(11、111、131)と、
    を備えた、多段遠心圧縮機(2、102)。
  2. 前記複合インペラ(12、112、132)のハブ(13a、14a、113a、114a、133a、134a)の外周端面と前記外周端面に対向する前記ケーシング(11、111、131)の内面との間には、シール部(15、115、135)が設けられている、
    請求項1に記載の多段遠心圧縮機(2、102)。
  3. 前記流体は、二酸化炭素である、
    請求項1又は2に記載の多段遠心圧縮機(2、102)。
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