JP2012250741A - 小型プラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機に安定的に装填できる炭酸飲料用の小型プラスチックボトルを提供する。
【解決手段】本発明は、炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトル1に関する。ボトル1のボトル底面の中央には、上方に窪む窪み部20が形成され、ボトル底面の外縁には、上方に向けて次第に径が大きくなるヒール部21が形成されている。ヒール部21の高さH1が11mm未満になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトルに関する。
自動販売機では、従来より炭酸飲料が缶、ビンなどの容器に入れられて販売されている。この種の容器の自動販売機は、通常容器を充填するための充填ラックを備えており、当該充填ラックには、図7に示すようなサーペンタイン方式のものが用いられている。当該充填ラックは、容器が、容器投入口100から横に寝かされた状態で投入され、トップトレイ101上を転がり、トップトレイ101から垂直方向に延びる通路102を落下し、下部のベンド機構部103で止まり、そのベンド機構部103から容器投入口100までの間に次々と積み上げられるように構成されている。通路102は、容器の落下の衝撃を緩和するため、或いは積み上げられた容器にかかる荷重を分散するため蛇行している。また、トップトレイ101及び蛇行通路102を有する搬送路は、通常複数経路設けられている。
特開2006−123996号公報
ところで、炭酸飲料用の容器の中でも、PETボトルに代表されるようなプラスチックボトルは、例えば軽量で持ち運びやすく、リサイクルもしやすいことから多くの需要がある。特に、300ml以下の小型のプラスチックボトルは、今後多くの需要が見込まれている。
しかしながら、炭酸飲料を入れた300ml以下の小型のプラスチックボトルを自動販売機に充填しようとすると、炭酸による内圧によりボトルが硬質となり、また全高が比較的短いため、搬送路内でボトルが暴れやすくなる。この結果、蛇行通路102内の落下時にボトルが回転して蛇行通路102やベンド機構部103で立ち上がることがあり、この場合ボトルが通路内で詰まってしまう。このように、炭酸飲料用の小型のボトルを自動販売機に安定的に装填するのは難しい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、自動販売機に安定的に装填できる炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトルを提供することをその目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、炭酸飲料用の小型プラスチックボトルの形状や寸法を最適化することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトルであって、ボトル底面の中央には、上方に窪む窪み部が形成され、ボトル底面の外縁には、上方に向けて次第に径が大きくなるヒール部が形成され、前記ヒール部の高さが11mm未満である、小型プラスチックボトルである。
本発明によれば、ボトルの底面のヒール部の高さを11mm未満にすることにより、ボトルの胴部の最大径や対角寸法を大きく取って、自動販売機の蛇行通路内でのボトルの挙動を安定させることができる。この結果、自動販売機の蛇行通路の落下時にボトルが回転し立つことが抑制され、ボトルの詰まりの発生を低減できる。よって、小型プラスチックボトルを自動販売機に安定的に装填できる。
上記小型プラスチックボトルは、前記ボトルが、口部に連続する肩部と、前記ボトル底面を有する底部と、前記肩部と前記底部の間の胴部とを有し、なおかつ64mm〜68mmの最大径を有し、前記胴部が、90mm〜108mmの対角寸法を有し、前記胴部の上下端部には、他の部分よりも径が大きい大径部が形成され、前記上下の大径部の間のラベル部が、前記大径部の径の92%〜99%の径寸法を有するものでもよい。
上記小型プラスチックボトルは、前記上下の大径部の間の距離がボトル高さの40%〜65%であるものでもよい。かかる場合、自動販売機のトップトレイでのボトルの直進性が向上し、トップトレイにおけるボトルの詰まりが抑制される。よって、小型プラスチックボトルを自動販売機により安定的に充填できる。
前記ヒール部の高さは、前記窪み部の高さよりも低くてもよい。かかる場合、ヒール部の高さが低い分、ボトルの胴部の最大径や対角寸法を大きく取ることができ、これにより、自動販売機の蛇行通路内でのボトルの挙動をより好適に安定させることができる。また、窪み部の高さが高い分、炭酸飲料を入れた際の底部の下方への出っ張りによる高さ方向の形状変形を抑制できるので、これによっても、自動販売機の蛇行通路内でのボトルの挙動を安定させることができる。この結果、自動販売機の蛇行通路の落下時にボトルが回転し立つことがより好適に抑制され、ボトルの詰まりの発生を低減できる。
上記小型プラスチックボトルは、前記ボトル底面が35mm以上の接地径を有するものでもよい。
上記小型プラスチックボトルは、前記ボトルが120mm〜140mmの高さを有するものでもよい。
本発明によれば、炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトルを自動販売機に安定的に装填できる。
実施形態に係る小型プラスチックボトルの正面図である。 ボトルの斜視図である。 ボトル底面の形を示す説明図である。 ボトル底面の平面図である。 実施例におけるボトルの蛇行通路落下時の詰まりを評価する実験の実験結果を示す。 実施例におけるボトルのトップトレイでの直進性を評価する実験の実験結果を示す。 自動販売機の充填ラックの一例を示す説明図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る小型プラスチックボトルを説明する。
図1に示す本実施の形態に係る小型プラスチックボトル1は、自動販売機に装填される、炭酸飲料用の300ml以下の容量のものである。
ボトル1は、円筒状に形成され、上側から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有している。ボトル1は、例えば熱可塑性耐圧用ポリエステルボトルであり、例えばブロー成形により成形されている。口部2は、キャップを閉めるためのネジ山が形成された部分であり、肩部3は、口部2の下端から胴部4の上端に連続し、口部2から胴部4に向かって次第に径が大きくなっている。胴部4は、例えば上下の端部に大径部10、11を有し、その間に大径部10、11よりも径が小さく一定のラベル部12を有している。
底部5は、図2に示すようにボトル底面の中央には、上方に向けて円形状に窪んだ窪み部20を有し、ボトル底面の外縁には、図1に示すように窪み部20の外縁から上方に向けて次第に径が大きくなるヒール部21を有している。窪み部20とヒール部21の接続部分が、ボトル1の最下部になり、ボトルの載置面と接触する環状の接地部22になっている。図3に示すように窪み部20は、上方に凸に湾曲し、中央の位置が最も高くなっている。ヒール部21は、接地部22から外側に凸に湾曲し、胴部4の下端に滑らかに連続している。
次に、本実施の形態に係るボトル1の特徴的な形状及び寸法の一例について説明する。
図1及び図3に示すようにヒール部21の高さH1は、11mm未満、好ましくは10.5mm以下、より好ましくは9.5mm未満に設定されている。またボトル1のヒール部21の高さH1は、窪み部20の高さH2よりも低くなっている。
図1に示すようにボトル1は、120mm〜140mm、好ましくは125mm〜135mmの高さ(全高)Hを有している。胴部4の大径部10、11は、ボトル1の最大径となり、64mm〜68mm、好ましくは65mm〜67mmの径寸法D1を有している。胴部4は、90mm〜108mm、好ましくは95mm〜102mmの対角寸法S1を有している。対角寸法S1は、胴部4の大径部10の上端と大径部11の下端を結ぶ最も遠い位置の対角線の距離である。
大径部10、11の間の距離H3は、ボトル1の全高Hの40%〜65%、好ましくは45%〜60%に設定されている。ラベル部12は、大径部10、11の径寸法D1の92%〜99%、好ましくは97%〜99%の径寸法D2を有している。また、図4に示すように底部5のボトル底面の接地部22は、35mm以上の接地径D3を有している。
本実施の形態によれば、ボトル1の底面のヒール部21の高さH1を11mm未満(0mmではない)にすることにより、ボトル1の胴部4の最大径や対角寸法を大きく取って自動販売機の蛇行通路内におけるボトル1の挙動を安定させることができる。つまり、図7に示した自動販売機の蛇行通路102において、胴部4の最大径が大きい分、ボトル1の横振れ(図7の左右方向の振れ)を抑制でき、さらに胴部4の対角寸法が大きい分、ボトル1の立ち上がる方向の回転を抑制でき、これによって蛇行通路102内におけるボトル1の挙動を安定させることができる。この結果、自動販売機の蛇行通路102の落下時にボトル1が回転し立つことが抑制され、ボトル1の詰まりの発生を低減できる。よって、炭酸飲料が入った小型のボトル1を自動販売機に安定的に装填できる。
また、ボトル1の底面のヒール部21の高さH1が窪み部20の高さより低いので、その分ボトル1の胴部4の最大径や対角寸法を大きく取ることができ、これにより、自動販売機の蛇行通路内におけるボトル1の挙動をより好適に安定させることができる。また、窪み部20の高さH2が相対的に高い分、炭酸飲料を入れた際の底部の下方への出っ張りによる高さ方向の形状変形を抑制できるので、これによっても、自動販売機の蛇行通路102内でのボトル1の挙動を安定させることができる。よって、自動販売機の蛇行通路102の落下時にボトル1が回転し立つことがより好適に抑制され、ボトル1の詰まりの発生を低減できる。
また、上記実施の形態において、上記ボトル1は、64mm〜68mmの最大径(大径部10、11の径寸法D1)を有し、胴部4は、90mm〜108mmの対角寸法S1を有し、ラベル部12は、大径部10、11の径寸法D1の92%〜99%の径寸法D2を有している。かかるボトル1の形状は、一般的な形状によりも、ヒール部21の高さH1が低く、ボトル1の最大径D1が大きく、胴部4の対角寸法S1が大きく、ラベル部12の径寸法D2が大きくなっている。かかる形状にした場合、後述の実施例でも示すように、自動販売機の蛇行通路内でのボトル1の挙動がさらに安定し、蛇行通路の落下時におけるボトル1の立ちを低減してボトル1の詰まりを低減できる。
なお、ボトル1の最大径D1の上限(68mm)は、一般的な自動販売機の寸法制限を超えて装填が困難にならないように設定され、胴部4の対角寸法S1の上限(108mm)は、ボトル1の成形性が悪く(対角部の賦形性が悪くなり金型どおりの形状が成形しにくく)ならないように設定され、ラベル部12の径寸法D2の上限(径寸法D1の99%)は、内圧でラベル部12が大径部10、11よりも外側に膨らんで挙動が不安定にならないように設定されている。
胴部4の上下端部に大径部10、11が形成され、それらの大径部10、11の間の距離H3がボトル高さHの40%〜65%にされるので、自動販売機のトップトレイにおいて、ボトル1が十分に離れた2ヶ所の大径部10、11を支点に転がり、直進性が向上する。よって、自動販売機のトップトレイにおけるボトル1の直進性が向上し、ボトルの回転によるトップトレイ奥での詰まりが抑制される。なお、距離H3が、高さHの65%より大きい場合、ボトル1の成形性が悪くなる。
底部5のボトル底面は、35mm以上の接地径D3を有しているので、ボトル1を安定して立てることができる。なお、接地径D3は、内圧による底部の出っ張り具合が大きくなるのを防止するため、45mm以下が好ましい。
ボトル1は、120mm〜140mmの高さHを有している。ボトル1の高さHを120mm以上にすることにより、ボトル1のブロー成形性が良くなる。なお、ボトル1の高さHを140mmよりも大きくした場合、自動販売機の搬送路におけるボトル1の寸法制限のために、装填が困難になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。例えばヒール部21の高さH1は、窪み部20の高さと同等あるいは若干高くてもよい。また、本発明にかかるボトルは、自動販売機に適正に装填し得るものであればよく、自動販売機以外の店頭等で販売されるものにも適用できる。
(実験1)
ボトルの蛇行通路落下時の詰まりを評価する実験を行った。本実験は、自動販売機として、富士電機製リテイルシステム社製標準350缶コラム(1996年)を用い、所定形状の複数のボトルサンプルを1列目と4列目の通路に投入して行った。本実験では、ボトルサンプルに炭酸水を充填し、シュリンクラベル(厚み:50μm)を肩部からボトル底面まで装着した。自動販売機へのボトルサンプルの5本連続の投入と、その後の5本連続の排出を1サイクルとし、それを複数回行った。
本実験は、ヒール部21の高さH1が11mm以上で窪み部20の高さH2よりも高い2つのボトルサンプル(比較例1、2)と、ヒール部21の高さH1が11mm未満で窪み部20の高さH2よりも高いボトルサンプル(実施例1)、およびヒール部21の高さH1が11mm未満で窪み部20の高さH2よりも低いボトルサンプル(実施例2)を用いて行われ、各ボトルサンプルの寸法は以下の通りである。
(1)比較例1
ボトル最大径D1:65.5mm
ヒール部の高さH1:11mm(窪み部より高い)
窪み部の高さH2:9.0mm
胴部の対角寸法S1:95.9mm
ラベル部の径D2:63.5mm(大径部の径の96.9%)
上下の大径部の間の距離H3:56.0mm(ボトル高さの43.8%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(2)比較例2
ボトル最大径D1:65.5mm
ヒール部の高さH1:15mm(窪み部より高い)
窪み部の高さH2:9.0mm
胴部の対角寸法S1:93.0mm
ラベル部の径D2:63.5mm(大径部の径の96.9%)
上下の大径部の間の距離H3:56.0mm(ボトル高さの43.8%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(3)実施例1
ボトル最大径D1:66.0mm
ヒール部の高さH1:10.1mm(窪み部より高い)
窪み部の高さH2:9.0mm
胴部の対角寸法S1:98.7mm
ラベル部の径D2:64.4mm(大径部の径の97.6%)
上下の大径部の間の距離H3:56.0mm(ボトル高さの43.8%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(4)実施例2
ボトル最大径D1:66.0mm
ヒール部の高さH1:9.2mm(窪み部より低い)
窪み部の高さH2:11.0mm
胴部の対角寸法S1:99.2mm
ラベル部の径D2:65.0mm(大径部の径の98.5%)
上下の大径部の間の距離H3:66.0mm(ボトル高さの51.6%)
ボトル底面の接地径D3:40mm
ボトルの全高H:128mm
図5に実験結果を示す。○は詰まりが無かったことを示し、×は詰まりが生じたことを示す。
本実験において、ヒール部21の高さH1を11mm未満、ボトル1の最大径を64mm〜68mm、胴部4の対角寸法S1を90mm〜108mm、ラベル部12の径寸法D2を大径部10、11の径寸法D1の92%〜99%とした実施例1、2では、ボトルの詰まりがなかった。
(実験2)
ボトルの上下の大径部10、11の間の距離H3を変えて、ボトルのトップトレイでの直進性を評価する実験を行った。実験は、自動販売機として、サンデン社500PETコラム6連薄型(2000年)を用いて、所定寸法のサンプルボトルを6列目のトップトレイに投入して行った。本実験では、ボトルサンプルに炭酸水を充填し、シュリンクラベル(厚み:50μm)を肩部からボトル底面まで装着した。自動販売機へのボトルサンプルの5本連続の投入と、その後の5本連続の排出を1サイクルとし、それを複数回行った。
本実験は、上下の大径部10、11の距離H3を10.0mm(ボトル高さHの7.8%)としたボトルサンプル(比較例3)、大径部10、11の距離H3を20.0mm(ボトル高さHの15.6%としたボトルサンプル(比較例4)、大径部10、11の距離H3を56.0mm(ボトル高さHの43.8%)としたボトルサンプル(実施例3)、大径部10、11の距離H3を66.0mm(ボトル高さHの51.6%)としたボトルサンプル(実施例4)を用いて行った。これらのボトルサンプルの他の寸法は、次の通りである。
(1)比較例3
ボトル最大径D1:66.0mm
ヒール部の高さH1:11mm(窪み部より高い)
胴部の対角寸法S1:97.9mm
ラベル部の径D2:65.5mm(大径部の径の99.2%)
上下の大径部の距離H3:10.0mm(ボトル高さの7.8%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(2)比較例4
ボトル最大径D1:66.0mm
ヒール部の高さH1:11mm(窪み部より高い)
胴部の対角寸法S1:97.9mm
ラベル部の径D2:65.5mm(大径部の径の99.2%)
上下の大径部の距離H3:20.0mm(ボトル高さの15.6%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(3)実施例3
ボトル最大径D1:66.0mm
ヒール部の高さH1:10.1mm(窪み部より高い)
胴部の対角寸法S1:98.7mm
ラベル部の径D2:64.4mm(大径部の径の97.6%)
上下の大径部の距離H3:56.0mm(ボトル高さの43.8%)
ボトル底面の接地径D3:38mm
ボトルの全高H:128mm
(4)実施例4
ボトル最大径D1:66mm
ヒール部の高さH1:9.2mm(窪み部より低い)
胴部の対角寸法S1:99.2mm
ラベル部の径D2:65.0mm(大径部の径の98.5%)
上下の大径部の距離H3:66.0mm(ボトル高さの51.6%)
ボトル底面の接地径D3:40mm
ボトルの全高H:128mm
図6に実験結果を示す。○は詰まりが無いことを示し、△は詰まりが無いがトップトレイ上でボトルが反転したことを示し、×はトップトレイ奥で詰まりが生じたことを示す。
本実験において、距離H3がボトル高さHの40%〜65%である実施例3、4の場合に、トップトレイでのボトルの直進性がよかった。
1 ボトル
4 胴部
5 底部
10、11 大径部
12 ラベル部
20 窪み部
21 ヒール部
ボトルの全高
H1 ヒール部の高さ
H2 窪み部の高さ
D1 大径部の径寸法
D2 ラベル部の径寸法
D3 接地径
S1 胴部の対角寸法

Claims (6)

  1. 炭酸飲料用の300ml以下の小型プラスチックボトルであって、
    ボトル底面の中央には、上方に窪む窪み部が形成され、
    ボトル底面の外縁には、上方に向けて次第に径が大きくなるヒール部が形成され、
    前記ヒール部の高さが11mm未満である、小型プラスチックボトル。
  2. 前記ボトルは、口部に連続する肩部と、前記ボトル底面を有する底部と、前記肩部と前記底部の間の胴部とを有し、なおかつ64mm〜68mmの最大径を有し、
    前記胴部は、90mm〜108mmの対角寸法を有し、
    前記胴部の上下端部には、前記胴部の他の部分よりも径が大きい大径部が形成され、
    前記上下の大径部の間のラベル部は、前記大径部の径の92%〜99%の径寸法を有する、請求項1に記載の小型プラスチックボトル。
  3. 前記上下の大径部の間の距離は、ボトル高さの40%〜65%である、請求項2に記載の小型プラスチックボトル。
  4. 前記ヒール部の高さは、前記窪み部の高さよりも低い、請求項1〜3のいずれかに記載の小型プラスチックボトル。
  5. 前記ボトル底面は、35mm以上の接地径を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の小型プラスチックボトル。
  6. 前記ボトルは、120mm〜140mmの高さを有する。請求項1〜5のいずれかに記載の小型プラスチックボトル。
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