JP2012249624A - 有害ガスを防止する喫煙具及びタバコのフィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】 タバコやパイプの吸い口に取り付けてある、有害物(除去)吸収用の繊維状物を、当発明では、気休めで取り付けるのでなく、喫煙者に対し、真の有害成分を無害化することが目的。
【解決手段】 タバコ煙中の有害物の種類は多岐に亘るが、当発明者は、この毒物を系統的に分けて無害化できることが可能であることが分かり、現在研究中のものの内、取り敢えず還元性の有害物であり、人体に強い毒作用を示すCOを、毒性が無くコストの安い酸化用触媒で、効率良くCO2にする。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、喫煙時の煙に含まれる有毒成分を、軽減化、更には無害化するフイルター及びホールダ―に関する。
従来、喫煙時の有害成分(タール、ニコチン、その他アルカロイド類、Cd等の有害金属類、CO、NOx、SOx等の有害ガス分等)を除去、或いは無害化すると云う理由と目的で、繊維素や活性炭、または、それらを組み合わせたフィルター等が見受けられるが、一部は僅かに減少するものもあるようだが、多くは気休め程度に白い繊維素の表面が薄黒く着色(タール成分に依る)はするが、除去能率は低く、本当の意味での無害化は難しい。但し、これとは別に、従来の所謂衝突方式でのタール分除去方式は、なかなか優れている。
前記のことから、タバコの煙からタール分の除去に弾みがつき、残分の有害ガスの高効率無害化が実現すれば、多くの喫煙愛好者達の禁煙への重圧感が少しでも軽減され、嗜好品のひとつを失わずに済むのではないだろか
それを目的として白金族元素(Pt、Pd、Rh等)触媒を利用したアイデアを見受けるが、喫煙は多くの人々の嗜好品の為、これが実行されれば使い捨てされる使用済み品の量も膨大な量となり、この貴金属製品のコストから、これらの実現は容易ではなく、更に、この触媒だけで、タバコの煙の有害成分の全てを無害化はできない。
発明が解決しようとする課題
タバコ(パイプにも見かけられるが)に取り付けられた繊維状のフィルターが、ニコチン、タール、更には有害ガスまでをも吸着・除去するとの謳い文句があるが、実際に除去率の測定をすると、流速の速い煙分中の粘度の高いタール分が繊維の表面に微量付着して覆い、それによって僅かに着色はするが、油状のタール分で表面が濡れて吸着活性点も閉塞する結果、有害ガスを始め、当のタール分も無害化出来る程の除去効率は認められない。喫煙者に此の様な気休め的なフィルター方式が、然も実効がある様に吹聴するほど、医師の言葉(COガスをはじめ、多種の有害ガスによる毒性は、脳障害、パーキンソン症、胎児の奇形に直結する)も加わり、タバコの有害性に、拭えない恐怖感を募らせている。
タバコが人類にとって良い嗜好品に成り得るかとの問題は大きい。当発明者も過去に喫煙で甲状腺癌を患い、摘出手術を受けた。それ故にタバコの吸い口の繊維製のフィルターは、本当に無害化効果の有るものにしなくてはと考えており、当発明者は本特許申請の他にも、タバコ煙中の有害質浄化方法の幾通りかの特許申請準備を進めている。
課題を解決するための手段
喫煙時の有害ガス成分で、還元性なCOや一部のアルカロイド類などは常温で活性な酸化触媒でCO2とH2Oなどに分解させて無害化できる。
多くの酸化触媒のなかで、CO等に常温で強い触媒能を示すホプカライト系触媒が優れているが、人体への安全性の高いものにする為に、この成分から人体に毒性を示すCuO等を省き、それに換えて人体に有害性が無く、更に強力な殺菌作用をもつ、ナノ粒子のAg(コラルゴル〜プロタルゴル)〜更にはAg20を加え、この混練物を固めた後、細粒子状(粒度は喫煙に際し圧力損失を十分に考慮した値にしたもの)にした酸化触媒。
更には、合成〜天然繊維に前記[0008]項の可溶性状態の酸化触媒原料を含浸させ(しっかりと繊維に染着させ、触媒微粒子が剥離して喫煙者の口内に吸入されることがないように)、染着後これを乾燥して、繊維担持酸化触媒とする。
また、粒度を整えた活性炭(その粒度は[0008]項と同じく、喫煙者の吸入時の吸引圧と、性能が低下しない範囲の圧力のバランスを考慮して)に、[0009]項と同じく、触媒が原料状態(可溶性状)時に活性炭に含浸させ、次いで水に不溶性の触媒にして乾燥させて活性炭担持の酸化触媒とする。
本発明の実施は、[0008]、[0009]、,[0010]の3通りの触媒を、喫煙具(パイプ、ホルダー)に装着する場合と、タバコ自身に装着するものとがある。
本実施例に於いては、図1は断面図で、1はパイプ・ホルダー本体。2はタバコ装着口、3が吸い口である。6がパイプに装填された粒状触媒(触媒は上記の3種類何れでも可)で、これを4〜5の緻密な繊維層で封止をし、内部を保護する。
図2は、空のパイプ・ホルダーに触媒を内蔵したカセットを着脱させる方式の断面図で、1がパイプ・ホルダー、4が触媒5を充填したカセット、2`及び3`は充填した触媒を保護するための緻密な繊維層で封止し、このカセット4をパイプ・ホルダー1の4`部分に装着する。
図3は、タバコ自身のフィルターに触媒を装着させたもので、1がタバコ本体、4が吸い口部分、触媒部分が5で、これを2、3の緻密な繊維層で内部を保護したものである。
発明の効果
以上の図3のように、タバコのフィルター内に[0008]、[0009]、[0010]等の触媒を内蔵させることで、従来は全く無害化〜除去不能で、喫煙者が有害と知り媒を内蔵させることで、従来は全く無害化〜除去不能で、喫煙者が有害と知りながら吸入していたCOガスの大半(正確な値は設定量で変わるが、通常のタバコのフィルター内に賦与出来る量で約90パーセント程)が消失する。
発明の効果
本発明は、従来難しいとされてきた喫煙によるCO(一酸化炭素)の本格的な無害化ができる。これは低コストで性能が良く、人体に無害な常温酸化触媒によるもので有るが、別系の、タール分衝突分離方式や、現在本発明者が開発を進めている還元触媒などで、NOx、SOx及びその周辺の無害化が確立できれば、喫煙に関する人々の観点も変るだろう。
パイプ1に、[0008]〜[0009]〜[0010]何れかの触媒を封入し(図6)、これを繊維製の封止蓋4〜5で固定したもの カセットケース4に、図1と同一の(何れかの)触媒5を詰め、繊維製の封止蓋2`、3`で封止し、パイプ本体1のカセット固定室4`部分に装着して使用する、カセット着脱方式 通常のタバコ(1)のフィルター部分(5)に、図1と同一の触媒を封入し、繊維製の蓋2、3、で封止したもの

Claims (4)

  1. 喫煙時の有害ガス防止(無害化)の目的で、マンガンの酸化物係触媒に、助触媒(反応加速剤)として銀のナノ粒子乃至酸化銀を加えて固形化した後に、これを細粒子状としたものを内蔵させることを特徴とする、タバコのフィルター及び喫煙具(パイプ、ホールダー等)のフィルター。
  2. 請求項1に記載のマンガン系触媒及び助触媒(反応加速剤)として銀のナノ粒子乃至酸化銀を、助触媒で担体でもある活性炭粒子に収着・担持させたことを特徴とするタバコ及び喫煙具(パイプ、ホールダー等)のフィルター。
  3. 請求項1に記載のマンガン系触媒及び助触媒(反応加速剤)として銀のナノ粒子乃至酸化銀を、有機質〜無機質の繊維に吸着(担侍)させたことを特徴とするタバコ及び喫煙具(パイプ、ホールダ−等)のフィルター。
  4. 請求項2の、助触媒で担体でもある活性炭に、マンガン系触媒、助触媒(反応加速剤)として銀のナノ粒子乃至酸化銀を賦与(担侍)させたものを、請求項3の有機質〜無機質繊維触媒層間に分散混入・保持させたことをを特徴とするタバコ及び喫煙具(パイプ、ホールダ−等)のフィルター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101557036B1 (ko) 2014-09-12 2015-10-02 남형욱 화산송이 분말 제조 방법, 화산송이 분말이 함유된 담배 필터, 및 담배 파이프

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